JPH04356620A - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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Publication number
JPH04356620A
JPH04356620A JP13134791A JP13134791A JPH04356620A JP H04356620 A JPH04356620 A JP H04356620A JP 13134791 A JP13134791 A JP 13134791A JP 13134791 A JP13134791 A JP 13134791A JP H04356620 A JPH04356620 A JP H04356620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooking
steam
time
sensor
weight
Prior art date
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Pending
Application number
JP13134791A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Terasawa
寺沢 秀樹
Kaeko Nishimoto
西本 佳永子
Tomoko Shiono
塩野 知子
Masaaki Yamaguchi
公明 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP13134791A priority Critical patent/JPH04356620A/ja
Publication of JPH04356620A publication Critical patent/JPH04356620A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオーブン内に収納した食
品を加熱する高周波加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の高周波加熱装置は、各調
理メニューに応じて加熱方法が異なっており、たとえば
、電子レンジ用圧力鍋を用いた場合は図7に示すように
加熱していた。すなわち、蒸気センサ(図示せず)が調
理スタートより一定量以上の蒸気量を検出するまでの時
間T1(以下、T1タイムという)は600Wの高周波
出力で加熱し、T1タイム以降はP1、P2、P3の各
ステージに分かれ、たとえば、P1=600W、P2=
400W、P3=0Wとし、各ステージの調理時間T2
、T3、T4は、それぞれの調理に最適な時間だけ加熱
するため、 T2=K1×T1+A T3=K2×T1+B T4=K3×T1+C として加熱していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の高周
波加熱装置では、各ステージの調理時間はT1タイムに
依存しているため、料理本に記載されている条件をほぼ
満足して、よい状態で調理が仕上がらないという問題を
有していた。たとえば、じゃがいもを料理本に指示され
ているより大きく切って調理すると、T1タイムが大き
くなったり、だしの濃度を料理本に指示されているより
濃くして調理すると、T1タイムが小さくなったり、さ
らに、料理本には肉を炒めた後すぐに調理するように指
示されているが、しばらく放置しておき食品の温度が下
がった状態で調理すると、T1タイムが大きくなったり
してよい状態で調理が仕上がらなかった。すなわち、各
家庭に応じた調理ができないという問題を有していた。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、各家
庭の調理方法に応じて調理しても失敗のない調理結果が
得られるようにすることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、食品を加熱する高周波加熱手段と、前記食
品の重量を検出する重量センサと、前記食品の蒸気量を
検出する蒸気センサと、前記重量センサの出力と蒸気セ
ンサの出力とを入力し前記高周波加熱手段の動作を制御
する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記蒸気セン
サが一定量の蒸気を検出したとき、前記重量センサによ
り調理開始時に測定した重量と前記蒸気センサが一定量
の蒸気を検出するまでの時間によって定められる値を用
いて以後の調理時間を決定するようにしたことを課題解
決手段としている。
【0006】
【作用】本発明は上記した課題解決手段により、T1タ
イムと初期重量によって定められている定数を用いて最
適なT1タイムを算出でき、この最適なT1タイムを用
いてT1タイム以降の各ステージの調理時間を決定する
ことができ、各家庭の調理方法に応じた調理ができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1を参照しなが
ら説明する。
【0008】図に示すように、重量センサ1は食品の重
量を検出し、蒸気センサ2は食品の蒸気量を検出するも
ので、それぞれセンサ回路3、4を介してマイクロコン
ピュータ(制御手段(以下、マイコンという))5に接
続している。サーミスタ6は食品を収納するオーブン(
図示せず)内の温度を検出する。定電圧発生回路7は商
用電源8に低圧トランス9を介して接続し、マイコン5
に電圧を供給する。表示装置10は「レンジ強」、「オ
ーブン調理」などの調理方式、「クッキー」、「玄米」
などの調理メニュー、調理時間などを表示する。高周波
加熱手段11およびヒータ12はそれぞれ食品を加熱す
るもので、駆動回路13、14を介してマイコン5に接
続している。入力手段15は調理の開始を指示するスタ
ートスイッチ15a、調理の中断などを指示する取り消
しスイッチ15b、および調理方式、調理メニューを選
択、指示するスイッチ群15cを配置している。また、
マイコン5には、各調理方式、調理メニューに応じた加
熱パターンがあらかじめプログラムされており、調理メ
ニューの一例として電子レンジ用圧力鍋を用いた「カレ
ー」の加熱パターンを図2に示している。
【0009】上記構成において動作を説明すると、まず
、スイッチ群15cにより圧力鍋を用いる調理メニュー
の1つである「カレー」を選択し、スタートスイッチ1
5aを入力すると、マイコン5は駆動回路13を介して
高周波加熱手段11を600Wで動作させると同時に、
重量センサ1よりセンサ回路3を介して食品の重量を読
み込み、食品の初期重量としてマイコン5の第1RAM
5aに記憶する。そして、加熱中に蒸気センサ2が一定
以上の蒸気量を検出すると、センサ回路4を介してマイ
コン5に入力し、マイコン5がこれを認識すると調理開
始と同時に動作したカウンタ(図示せず)が停止し、マ
イコン5の第2RAM5bにT1タイムとして記憶され
る。そして、第1RAM5a、第2RAM5bにそれぞ
れ記憶されている初期重量、T1タイムより、マイコン
5のROM(図示せず)に記憶されている定数αが参照
される。この定数αの決定方法は後述する。
【0010】T1タイムとαとの積T1’=α×T1が
最適なT1タイムであり、T1’を用いてT1タイム以
降のP1、P2、P3の各ステージ加熱時間がT2=K
1×T1’+A T3=K2×T1’+B T4=K3×T1’+C として算出され、P1=600W、P2=400W、P
3=0Wとして調理される。ところで、P1、P2、P
3の各ステージの高周波出力値、K1、K2、K3、A
、B、Cは各調理メニューごとにマイコン5のROMに
予め記憶されており、これは各調理メニューに最適な値
を調理実験を通じて決定されている。さらに、マイコン
5のROMには定数αが予め記憶されているが、その概
念図を図3に示している。
【0011】定数αは各家庭の調理方法、たとえば、「
じゃがいも」を大きく切っても小さく切っても、材料を
炒めた直後であっても放置した後であっても、だしの濃
度を濃くしても薄くしても失敗なく調理ができるように
するための定数であるが、以下にその決定方法を図4を
参照しながら説明する。
【0012】図に示すように、第1ファジィ推論装置1
6は、食品の重量(ai)17、食材の初期温度(材料
を炒めた後か放置しておいたか)を示す第1特性量(b
i)18、だしの濃度(濃いか薄いか)を示す第2特性
量(ci)19、材料の切り方(大きく切ってあるか小
さく切ってあるか)を示す第3特性量(di)20を入
力し、調理を開始してから、蒸気センサ2が一定量の蒸
気量を検出するまでの時間、すなわちT1タイム(xi
)21を出力する。第2ファジィ推論装置22は第1フ
ァジィ推論装置16と同じ入力をし、最適な調理を実現
する最適T1タイム(yi)23を出力する。第1ファ
ジィ推論装置16は、入力(ai)17、(bi)18
、(ci)19、(di)20のメンバーシップ関数の
適合度に応じて第1ファジィルール24に基づいた最適
の出力値をファジィ推論により演算し、その結果を非フ
ァジィ化してT1タイム(xi)21を出力する。第2
ファジィ推論装置22は、入力(ai)17、(bi)
18、(ci)19、(di)20のメンバーシップ関
数の適合度に応じて第2ファジィルール25に基づいた
最適の出力値をファジィ推論により演算し、その結果を
非ファジィ化して最適T1タイム(yi)23を出力す
る。第1ファジィルール24は、入力(ai)17、(
bi)18、(ci)19、(di)20の値を前件部
とし、出力(Xi)を後件部としたものであり、第2フ
ァジィルール25は、入力(ai)17、(bi)18
、(ci)19、(di)20の値を前件部とし、出力
(yi)を後件部としたものである。また、第1ファジ
ィ推論装置16に構成されているメンバーシップ関数は
、入力(ai)17、(bi)18、(ci)19、(
di)をファジィ化し、さらに演算結果を具体的な出力
(xi)に非ファジィ化する際に用い、第2ファジィ推
論装置22に構成されているメンバーシップ関数は、入
力(ai)17、(bi)18、(ci)19、(di
)をファジィ化し、さらに、演算結果を具体的な出力(
yi)に非ファジィ化する際に用いる。
【0013】ファジィコントローラ26のメンバーシッ
プ関数および第1ファジィルール24と、ファジィコン
トローラ27のメンバーシップ関数および第2ファジィ
ルール25は、(表1)に示すデータを用いて最急降下
法で作成した。
【0014】
【表1】
【0015】なお、(表1)においてS、M、Bは各パ
ラメータ(ai〜di)においてSは比較的低い値、M
は標準的な値、Bは比較的大きい値を意味している。ま
た、この手法は、市川、渡辺「簡略ファジィ推論を用い
たファジィモデルによる学習型制御」日本ファジィ学会
誌、1990、8などに詳しく説明されている。
【0016】以上のシステムによって、入力(ai)1
7、(bi)18、(ci)19、(di)に対して定
数αi(=yi/xi)28が決定される。たとえば、
ai=a1に固定した際には図5に示すようなグラフに
なる。このデータをbiを固定した際に、(ci、di
)=(c1、d1)、(c1、d2)、(c1、d3)
、(c1、d4)、(c2、d1)〜(c4、d3)、
(c4、d4)の重心演算を行ない、図6に示すように
近似する。この演算を全入力(ai、bi、ci、di
)の領域について行い、調理性能に支障のない範囲でま
とめた結果を図3に示している。この値をマイコン5に
ROM化した。すなわち、図5に示すデータを図6に示
すように条件bi、ci、diの変化を考慮して重心計
算を行ない、定数αiを算出し、最適なT1タイムT1
’を T1’=α×T1 としてT1タイム以降の調理時間を決定し、さまざまな
家庭の調理方法に対応できる。
【0017】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、食品を加熱する高周波加熱手段と、前記食品
の重量を検出する重量センサと、前記食品の蒸気量を検
出する蒸気センサと、前記重量センサの出力と蒸気セン
サの出力とを入力し前記高周波加熱手段の動作を制御す
る制御手段とを備え、前記制御手段は、前記蒸気センサ
が一定量の蒸気を検出したとき、前記重量センサにより
調理開始時に測定した重量と前記蒸気センサが一定量の
蒸気を検出するまでの時間によって定められる値を用い
て以後の調理時間を決定するようにしたから、T1タイ
ムと初期重量により決定される定数を用いて各ステージ
の調理時間を決定することで、各家庭の調理方法に応じ
て調理しても失敗なく調理できる。また、ファジィ推論
を用いて定数を算出するため、考え得るすべての調理方
法がそのうちの一部の調理方法と結果だけで推定できる
ため、設計段階において実験の合理化ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の高周波加熱装置のブロック
回路図
【図2】同高周波加熱装置の動作タイムチャート
【図3
】同高周波加熱装置の調理時間を決定する定数を示す図
【図4】同高周波加熱装置の調理時間を決定する定数を
算出する回路のブロック図
【図5】同高周波加熱装置の調理時間を決定する定数推
定結果を示す図
【図6】同高周波加熱装置の調理時間を決定する定数推
定後重心演算した結果を示す図
【図7】従来の加熱装置の動作タイムチャート
【符号の説明】
1  重量センサ 2  蒸気センサ 5  マイクロコンピュータ(制御手段)11  高周
波加熱手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】食品を加熱する高周波加熱手段と、前記食
    品の重量を検出する重量センサと、前記食品の蒸気量を
    検出する蒸気センサと、前記重量センサの出力と蒸気セ
    ンサの出力とを入力し前記高周波加熱手段の動作を制御
    する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記蒸気セン
    サが一定量の蒸気を検出したとき、前記重量センサによ
    り調理開始時に測定した重量と前記蒸気センサが一定量
    の蒸気を検出するまでの時間によって定められる値を用
    いて以後の調理時間を決定するようにしてなる高周波加
    熱装置。
JP13134791A 1991-06-03 1991-06-03 高周波加熱装置 Pending JPH04356620A (ja)

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ID=15055814

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005043045A (ja) * 2003-07-22 2005-02-17 Samsung Electronics Co Ltd バーコードを利用した調理装置

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