JP3353547B2 - 調理器 - Google Patents

調理器

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JP3353547B2
JP3353547B2 JP15589695A JP15589695A JP3353547B2 JP 3353547 B2 JP3353547 B2 JP 3353547B2 JP 15589695 A JP15589695 A JP 15589695A JP 15589695 A JP15589695 A JP 15589695A JP 3353547 B2 JP3353547 B2 JP 3353547B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被調理物の焦げ付きを
検出した場合に加熱出力を下げることができる調理器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】被調理物の焦げ付きを検知して加熱を停
止する加熱調理器は、図14に示しているように既に提
案されている。1は被調理物をいれる鍋、2は温度セン
サ、3は鍋1に対する加熱パワーを制御する制御手段で
ある。また4は、被調理物の焦げ付きを検知して制御手
段3の加熱出力を停止させる焦げ付き検出手段である。
【0003】焦げ付き検出手段4は、温度センサ2から
の信号を受けて焦げ付きの発生を検知しているものであ
る。つまり、図15(a)に示しているように、一旦温
度が安定してから上昇を始めた場合には焦げ付きと判定
しているものである。この図15(a)に示している場
合は水を使用した一般的な調理物である場合で、水が沸
騰点に達するまでは一定の割合で温度上昇し、沸騰点に
達すると安定して、水が蒸発して煮切りの状態になると
再び上昇するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記従来の構成
の調理器は、被調理物の種類によっては焦げ付きを検知
できない場合があるという課題を有している。つまり、
図15(a)に示しているように加熱開始時に被調理物
が充分な水量を有している場合には、煮切り状態を検知
でき、焦げ付きを防止することができるものである。し
かし、加熱開始時の水量が非常に少ない場合は、図15
(b)に示しているように温度上昇中に水が蒸発してし
まって煮切りの状態になってしまうために安定状態が生
じないものである。また濃度の非常に濃い被調理物、例
えばカレーの場合には、加熱による対流が起こらないも
のである。このため鍋底付近のみが加熱されて、温度セ
ンサ2が検知する温度は図15(c)に示すように急激
に上昇する。更に被調理物が濃度のゆるいシチューの場
合には、温度センサ2が検知する温度は図15(d)に
示すように安定状態にならずにゆっくり上昇を続ける。
従来の構成のものは、この図15(b)〜(d)のいず
れの場合も、「安定した後の温度上昇」ではないため、
焦げ付きを検知できないものである。
【0005】本発明はこのような従来の構成が有してい
る課題を解決するもので、被調理物の種類が水量の非常
に少ないものであっても、また濃度の濃い被調理物であ
っても焦げ付きを検知でき、パワーダウンを行うことが
できる調理器を提供することを第一の目的としている。
また前記第一の目的に関連して、使用者が任意の加熱出
力を設定しても焦げ付きを検知でき、パワーダウンを行
うことができる調理器を提供することを第二の目的とし
ている。また、シチューのようなゆるい濃度の被調理物
の焦げ付きを検知でき、パワーダウンを行うことができ
る調理器を提供することを第三の目的としている。さら
に、使用者が任意の加熱出力を設定してもゆるい濃度の
被調理物の焦げ付きを検知でき、パワーダウンを行うこ
とができる調理器を提供することを第四の目的としてい
る。更に、被調理物の水量が多い場合、水量が少ない場
合、濃度が濃い場合、濃度がゆるい場合、つまりすべて
の場合に焦げ付きを検知でき、パワーダウンを行うこと
ができる調理器を提供することを第五の目的・第六の目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】第四の目的を達成するた
めの本発明の第四の手段は、被調理物を加熱する加熱み
部と、使用者が加熱部の加熱出力を設定する加熱出力設
定手段と、加熱部の加熱出力を制御する制御手段と、被
調理物の温度を検出する温度検出手段と、計時手段と、
温度検出手段の出力の傾きを算出する傾き算出手段と、
傾き算出手段の出力の変化を算出する第二の傾き変化算
出手段と、第二の傾き変化算出手段の出力と加熱出力設
定手段に設定された加熱出力とから被調理物の焦げ付き
を判定する第四の焦げ付き判定手段と、第四の焦げ付き
判定手段の信号によって前記制御手段にパワーダウン指
示を出力するパワーダウン手段と、焦げ付き防止機能の
動作を開始させる動作開始スイッチとを備え、第二の傾
き変化算出手段を、加熱出力設定手段に設定された加熱
出力に応じて温度と傾きの範囲を規定する規定値記憶手
段と、温度と傾きが規定の範囲内か範囲外かを判定する
判定手段と、判定手段の出力が範囲内ならカウントを行
うカウンタと、判定手段の出力が範囲外ならカウンタを
リセットするリセット手段とからなる調理器とするもの
である。
【0007】第五の目的を達成するための本発明の第五
の手段は、被調理物を加熱する加熱部と、使用者が加熱
部の加熱出力を設定する加熱出力設定手段と、加熱部の
加熱出力を制御する制御手段と、被調理物の温度を検出
する温度検出手段と、計時手段と、温度検出手段の出力
の傾きを算出する傾き算出手段と、温度検出手段の出力
と傾き算出手段の出力と加熱出力設定手段に設定された
加熱出力とから被調理物の焦げ付きを判定する第二の焦
げ付き判定手段と、傾き算出手段の出力の変化を算出す
る傾き変化算出手段と、傾き変化算出手段の出力と加熱
出力設定手段に設定された加熱出力とから被調理物の焦
げ付きを判定する第四の焦げ付き判定手段と、第二の焦
げ付き判定手段の判定結果と第四の焦げ付き判定手段の
判定結果とを総合する判断手段と、判断手段の信号によ
って制御手段にパワーダウンを指示するパワーダウン手
段と、焦げ付き防止機能の動作を開始させる動作開始ス
イッチとを備えた調理器とするものである。
【0008】更に第六の目的を達成するための本発明の
第六の手段は、被調理物を加熱する加熱部と、使用者が
加熱部の加熱出力を設定する加熱出力設定手段と、加熱
部の加熱出力を制御する制御手段と、被調理物の温度を
検出する温度検出手段と、計時手段と、温度検出手段の
出力の傾きを算出する傾き算出手段と、温度検出手段の
出力と傾き算出手段の出力と加熱出力設定手段に設定さ
れた加熱出力とから被調理物の焦げ付きを判定する第二
の焦げ付き判定手段と、傾き算出手段の出力の変化を算
出する傾き変化算出手段と、傾き変化算出手段の出力と
加熱出力設定手段に設定された加熱出力とから被調理物
の焦げ付きを判定する第四の焦げ付き判定手段と、温度
傾きの変化から被調理物の焦げ付きを判定する第五の焦
げ付き判定手段と、第二の焦げ付き判定手段の判定結果
と第四の焦げ付き判定手段の判定結果と第五の焦げ付き
判定手段の判定結果とを総合する第二の判断手段と、第
二の判断手段の信号によって制御手段にパワーダウンを
指示するパワーダウン手段と、焦げ付き防止機能の動作
を開始させる動作開始スイッチとを備えた調理器とする
ものである。
【0009】
【作用】本発明の第四の手段は、第四の焦げ付き判定手
段が設定された加熱出力に応じて温度傾きの変化度合い
を判定し、使用者の任意の加熱出力の設定にあっても、
ゆるい濃度のついた被調理物の焦げ付きを検知し、パワ
ーダウンを行うことができる。
【0010】本発明の第五の手段は、温度と温度傾きが
所定の値かどうかの判定と、温度がゆっくり上昇を続け
ているかどうかの判定を並列して行って、水の多い煮
物、水の少ない煮物、濃度の濃い被調理物、ゆるい濃度
の被調理物のすべての場合に焦げ付きを検知し、パワー
ダウンを行うことができる。
【0011】本発明の第六の手段は、温度と温度傾きが
所定の値かどうかの判定と、温度がゆっくり上昇を続け
ているかどうかの判定と、温度が安定状態を経て上昇を
始めたかの判定の3つの判定を並列して行って、水の多
い煮物、水の少ない煮物、濃度の濃い被調理物、ゆるい
濃度の被調理物のすべての場合に焦げ付きを検知し、精
度よくパワーダウンを行うことができる。
【0012】
【実施例】(参考例1) 以下本発明に係わる第一の参考例について説明する。本
参考例は、誘導加熱式調理器に関するものである。図1
は本参考例の構成を示すブロック図、図2は電気回路を
示す回路図である。6は本体5上に載置している被調理
物を収容する鍋である。本体5内には、鍋6を加熱する
加熱部7と、加熱部7に高周波電流を供給するインバー
タ回路8と、加熱部7の加熱出力を制御する制御手段9
と、計時手段10と、被調理物の温度を検出する温度検
出手段11と、温度検出手段11の出力を微分し傾きを
算出する傾き算出手段12と、温度検出手段11の出力
と傾き算出手段12の出力とから被調理物の焦げ付きを
判定する第一の焦げ付き判定手段13と、第一の焦げ付
き判定手段13の信号によって前記制御手段9にパワー
ダウン指示を出力するパワーダウン手段14とを設けて
いる。また本体5上には、加熱動作をオン・オフする加
熱スイッチ15と、焦げ付き防止機能の動作を開始させ
るための動作開始スイッチ16とを設けている。
【0013】加熱部7は、インバータ回路8から高周波
電流の供給を受けて高周波磁界を発生し、この高周波磁
界が鍋6と鎖交して鍋6が誘導加熱されるものである。
インバータ回路8は、交流電源を全波整流する整流器、
平滑コンデンサ、限流インダクタンス、共振コンデン
サ、スイッチング素子等を有しており、共振コンデンサ
に並列に前記加熱部7を接続している。制御手段9はイ
ンバータ回路8を構成するスイッチング素子に接続して
おり、スイッチング素子をオン・オフ制御するようにし
て、インバータ回路8の発振周波数を調整している。す
なわち制御手段9は、インバータ回路8の発振周波数を
調整することによって加熱部7の加熱出力を制御してい
る。また図2に示しているように、計時手段10・傾き
算出手段12・第一の焦げ付き判定手段13・パワーダ
ウン手段14はマイクロコンピュータ19によって実現
している。すなわちマイクロコンピュータ19は、加熱
スイッチ15・動作開始スイッチ16からの信号を入力
端子I1・I2で受け、温度検出手段11の信号を入力端
子AD1で受けて動作し、出力端子からO1から制御手段
9に制御信号を出力するものである。なお20は、マイ
クロコンピュータ19等に電力を供給する直流電源回路
である。
【0014】次に本参考例の動作を説明する。本参考例
の装置を使用して調理を実行する場合、本体15上に設
けている加熱スイッチ15をオンして装置を加熱モード
にして、鍋6内の調理材料を炒めてから加水するように
しても、調理材料と水とを同時に鍋6に収容して加熱ス
イッチ15と動作開始スイッチ16とをオンするように
しても良いものである。動作開始スイッチ16をオンし
た場合には、装置は焦げ付き防止モードの動作を実行す
るため、使用者はその場についている必要はないもので
ある。すなわち、温度検出手段11が被調理物の温度T
を検出し、傾き算出手段12が温度変化の傾きを算出す
る。本参考例では、この温度変化の傾きは温度が1度上
昇するのに要した時間dtとしている。この時間dtの
計時は計時手段10が行っている。このとき第一の焦げ
付き判定手段14は、この温度Tと温度変化の傾きdt
(以下時間dtと称する)の情報とから被調理物の焦げ
付きを判定し、判定結果をパワーダウン手段13に出力
している。パワーダウン手段13は焦げ付きなしの場合
はそのまま加熱を続行し、焦げ付きが生じた場合には制
御手段9にパワーダウン指示を出力する。制御手段9は
このパワーダウン指示を受けると、インバーター回路8
の発振周波数を下げるように動作して加熱部7の加熱出
力を下げるものである。つまり、焦げ付きが進行しない
弱い出力パワーとして保温するものである。
【0015】次に、第一の焦げ付き判定手段14の動作
を図3を用いて説明する。第一の焦げ付き判定手段14
は、前述のように温度Tと時間dtの情報を受けて被調
理物の焦げ付きを判定する。図3の(a)(b)(c)
(d)はそれぞれ、水量の少ない煮物、水量の非常に少
ない煮物、濃度の濃い被調理物、水量の多い煮物の加熱
時のdt−Tの変化を示している。水を加熱すると、初
期の立ち上がりを除いて温度はほぼ一定の傾きで上昇す
る。沸騰すると温度が一定となり、時間dtは急に増加
する。水量が充分多い場合には、(d)に示しているよ
うに温度Tが一定で時間dtが無限大となって、水が蒸
発しきると、時間dtが短くなって温度Tが再び上昇を
開始する。この後加熱を続けると焦げ付きが発生する。
水量が少ない場合には、(a)に示しているように時間
dtが増加を開始して、水が蒸発しきると時間dtが小
さくなって、温度が再び上昇する。この後加熱を続ける
と焦げ付きが発生する。更に水量が少ない場合は(b)
に示しているように、時間dtが増加し始めるまでに水
が蒸発しきって、時間dtが減少すると共に温度Tが上
昇する。この後加熱を続けると焦げ付きが発生する。ま
た、濃度の濃い被調理物、例えばカレーなどの場合には
(c)に示すような温度変化となっている。すなわち、
被調理物には対流が起こらず、鍋底付近の温度のみが小
さな時間dtで上昇するものである。従って、鍋底付近
の被調理物は温度上昇が早く、固まって膜のようになっ
て、非常に焦げ付きが発生しやすい状態となるものであ
る。そこで発明者らは実験を繰り返して、図3に示して
いる判定曲線を設定して、第一の焦げ付き判定手段13
にこの判定曲線を記憶させているものである。すなわ
ち、第一の焦げ付き判定手段13は、温度検出手段11
の検知温度と傾き算出手段12の温度変化の傾きの情報
を受けて、これが判定曲線と交わったときわ焦げ付きと
判定しているものである。
【0016】以上のように本参考例は、温度変化の傾き
を示す時間dtと温度Tとの関係を示す判定曲線を焦げ
付き判定の基準として使用するようにしているため、水
量の少ない煮物、水量の非常に少ない煮物、濃度の濃い
被調理物、水量の多い煮物の焦げ付きを判定することが
でき、このような焦げ付きが生じた場合には加熱部7に
供給するパワーを低下させて、保温モードとすることが
できるものである。
【0017】(参考例2) 次に、本発明に係わる第二の参考例について説明する。
参考例では、図4に示しているように、本体1の上面
に、加熱出力を設定する加熱出力設定手段17を設けて
いる。加熱出力設定手段17は、本参考例では、加熱出
力の設定を弱(150W)から強(1300W)まで6
段階で設定できるものを使用している。また本参考例
制御手段9は、この加熱出力設定手段17の設定条件を
認識する加熱出力認識手段18を介して受け、この設定
条件に応じてインバータ回路8を制御しているものであ
る。また、加熱出力設定手段17の設定信号は第二の焦
げ付き判定手段40にも伝達されている。すなわち第二
の焦げ付き判定手段40は、温度検出手段11の検出し
た被調理物の温度Tと、傾き算出手段12が算出した温
度変化の傾き(以下参考例1での表現と同様時間dtと
称する)と、加熱出力設定手段17の設定信号とから、
被調理物の焦げ付きを判定するものである。その他、第
一の参考例と同一の構成のものについて同一の番号を付
与している。
【0018】また図5は、本参考例の電気回路を示す回
路図である。計時手段10・傾き算出手段12・加熱出
力認識手段18・第二の焦げ付き判定手段40・パワー
ダウン手段14を構成しているマイクロコンピュータ1
9は、加熱スイッチ15・動作開始スイッチ16、加熱
出力設定手段17の信号を入力端子I1・I2・I3より
受け、温度検出手段11の検出温度を入力端子AD1か
ら受けて、出力信号を出力端子19から制御手段9に出
力している。
【0019】以下本参考例の動作について説明する。例
えば使用者は、先ず加熱スイッチ15をオンし、加熱出
力設定手段17の設定を強火(1300W)として調理
材料を炒めてから加水する調理方法としても、先に調理
材料と水とを鍋6に収容して、加熱出力設定手段17の
設定を中火(700W)として、動作開始スイッチ16
をオンする調理方法としても良いものである。この動作
開始スイッチ16をオンした場合には、当然使用者はそ
の場についている必要はないものである。本参考例の第
二の焦げ付き判定手段40は、図6に示しているように
判定曲線記憶手段40aと判定手段40bとから構成し
ている。判定曲線記憶手段40aは、図6(a)・図6
(b)に示しているように、加熱出力設定手段17に設
定された加熱出力に応じた判定曲線を記憶しているもの
である。この判定曲線(a)は、判定曲線(b)のもの
よりも加熱出力設定手段17に対する設定が大きいもの
である。また判定手段40bは与えられた温度Tと時間
dtの情報を、判定曲線記憶手段40aが有している判
定曲線と比較して判定結果を出力する。こうして第二の
焦げ付き判定手段40は、加熱出力設定手段17に設定
されている加熱出力に応じた判定曲線を使用して、温度
Tと時間dtを入力として焦げ付きを判定しているもの
である。
【0020】以上のように本参考例によれば、第二の焦
げ付き判定手段40が加熱出力設定手段17に設定され
た加熱出力に応じた判定曲線を有し、温度Tと温度変化
の傾きを示す時間dtが与えられたときに、加熱出力設
定手段17に設定されているか熱出力に応じた判定を行
うことができるものである。このため、使用者が任意の
加熱出力を選んで調理を行う場合にも、加熱開始時の水
量が非常に少ない場合や濃度の濃い被調理物の場合にも
正確に焦げ付きを検知し、パワーダウンを行うことがで
きるものとなっている。
【0021】(参考例3) 次に、本発明に係わる第三の参考例について説明する。
参考例では、図7に示しているように第三の焦げ付き
判定手段50と傾き変化算出手段51とを備えているも
のである。傾き変化算出手段51は、温度検出手段11
が検出した被調理物の温度を2回微分する演算を行って
いる。すなわち、傾き算出手段12が算出した温度傾き
のデータをもう一度微分しているものである。第三の焦
げ付き判定手段50はこの傾き変化算出手段51が出力
している傾き変化(以下時間変化d2tと称する)から
焦げ付きを判定する。本参考例の具体回路構成は図2に
示したものとほぼ同様である。傾き変化算出手段51と
第三の焦げ付き判定手段50とはマイクロコンピュータ
で構成している。
【0022】以下本参考例の動作について説明する。図
8は被調理物を加熱した場合の温度変化の状態を示して
いる。図8(1)は温度検出手段11が検出する被調理
物の温度と時間との関係を示しており、図8(2)は同
じデータをdt−T座標で示したものである。また図8
(3)は、同じデータを温度の2回微分した傾きの時間
変化d2tと温度Tとの関係を示したものである。また
同図中(a)は被調理物がシチュー等のゆるい濃度のも
のを、(b)・(c)は被調理物が水である場合で、水
を収容している鍋6の底部の形状が加熱部7に近づく方
向に反っている場合が(c)で、遠ざかる方向に反って
いる場合が(b)である。つまり、同じ水を加熱する場
合でも温度検出手段11が検出する温度Tは、鍋6の底
部の形状によって(b)・(c)間で示すような差を生
ずるものである。ここで、(a)で示しているシチュー
の場合には、(b)・(c)で示している水の場合と異
なって温度はゆるやかに上昇を続けるものである。つま
り水の場合には、沸騰時に温度が安定するが、シチュー
はこの安定期間が存在しないものである。
【0023】ここで、前記参考例1あるいは参考例2で
説明した調理器では、所定の温度上限を設けてこの温度
で焦げ付きを検知して、パワーダウンを行っているもの
である。しかしこの方法では、(a)に示しているシチ
ューのようなゆるい濃度の被調理物の焦げ付きを検知す
ることはできないものである。つまり水を加熱した場合
に温度検出手段11が検出する温度は、鍋6の反りの状
態によって(c)に示す上限温度となり、単に温度だけ
でシチューの場合の焦げ付きを検知しようとすると、温
度上限を(c)を超えるように設定しなければならない
ものである。しかし温度上限を(c)を超えるように設
定すると、シチューが焦げ付いてしまうものである。従
って、参考例1あるいは参考例2で説明した調理器で
は、シチューのようなゆるい濃度の被調理物の焦げ付き
を検知することはできないものである。
【0024】そこで本参考例では、図8(3)に示す、
温度検出手段11が検出した被調理物の温度を2回微分
した傾きの時間変化d2tと温度Tとの関係を利用する
ようにしているものである。つまり、水の場合には
(b)・(c)に示しているように、温度T0以上では
沸騰によって安定するためd2tは0となる。しかしシ
チューの場合には(a)に示しているように、温度の安
定期間が存在しないためd2tが0となることはないも
のである。これを利用して、本参考例の傾き変化算出手
段51は温度がT0以上の時の傾き変化d2tを出力して
いるものである。この出力を受けた第三の焦げ付き判定
手段50は、傾き変化算出手段51からの出力が0の時
は焦げ付きなし、0を超えるときには焦げ付きと判定す
るものである。すなわち、温度がゆっくり上昇を続ける
場合を検知することで、ゆるい濃度の被調理物の焦げ付
きを検知し、パワーダウンを行うことができるものであ
る。
【0025】(実施例) 次に、本発明の第の実施例について説明する。本実施
例では図9に示しているように、第四の焦げ付き判定手
段60・第二の傾き変化算出手段61を備えている。第
四の焦げ付き判定手段60・第二の傾き変化算出手段6
1は、図10に示しているように、規定値記憶手段61
a・判定手段61b・カウンタ61c・リセット手段6
1dを備えている。つまり第二の傾き変化算出手段61
は温度Tと時間dt(以下単に時間dtと称する)が規
定の範囲にある回数をカウントすることで傾き変化を求
めるものである。このとき前記範囲は、加熱出力に応じ
て規定値記憶手段61aに記憶しているものである。ま
た第四の焦げ付き判定手段60は、第二の傾き変化算出
手段62の出力信号である傾き変化指数を受ける傾き変
化指数判定手段60aと、傾き変化指数の上限を記憶す
る傾き変化指数上限記憶手段60bとを備えており、与
えられた傾き変化指数によって焦げ付き状態を判別して
いる。
【0026】以下本実施例の動作について説明する。図
11は、被調理物を加熱した場合の温度Tと時間dtの
関係と、第二の傾き算出手段61が備えている規定値記
憶手段61aが有している規定範囲を示している。図中
(a)は被調理物がゆるい濃度のシチューを、(b)・
(c)は水を示している。(b)は水を収容している鍋
6の底部の形状が加熱部7から遠ざかる方向に反ってい
る場合で、(c)は近づく方向に反っている場合を示し
ている。ここで(a)に示しているシチューを加熱した
場合に、カウンタ61cがカウントする規定範囲領域内
のポイントは6となっており、(b)・(c)の場合は
0となっている。つまり判定手段61bが規定範囲にあ
ることを判定する条件は、温度Tと時間dtの両方が同
時に規定範囲内に存在することとなっているものであ
る。(b)・(c)に示す水の場合には沸騰状態にあっ
て一定温度となっているため、時間dtは非常に大きな
値を示すものである。このため規定領域内でのカウント
は0となるものである。判定手段61bは、温度検出手
段11から受けた温度Tと傾き算出手段12から受けた
時間dtの情報とから、その瞬間の被調理物の状態が規
定範囲かどうかを判定している。またこのとき、この状
態が規定範囲内であればカウンタ61cがカウントし、
規定範囲外であればリセット手段61dがカウンタ61
cのカウントをリセットする。
【0027】第二の傾き変化算出手段61は、このカウ
ント値を傾き変化指数として第四の焦げ付き判定手段6
0に出力している。第四の焦げ付き判定手段60は、設
定出力に応じた傾き変化指数の判定基準を記憶する傾き
変化指数上限記憶手段60bと、この判定基準に基づい
て第二の傾き変化算出手段61の出力から焦げ付きを判
定する傾き変化指数判定手段60aとから成っている。
つまり、設定加熱出力によって(a)に示しているシチ
ュー等のゆるい濃度の被調理物が焦げ付く条件が異なっ
ているもので、傾き変化指数の上限はこの設定加熱出力
に応じたものとする必要があるものである。傾き変化指
数上限記憶手段60bは、この設定加熱出力に応じた傾
き変化指数の上限値を記憶しているものである。
【0028】従って第四の焦げ付き判定手段60は、加
熱出力設定手段17に設定されている加熱出力の情報
と、第二の傾き変化算出手段61が算出した傾き変化指
数の情報とを受けて、傾き変化指数上限記憶手段60b
が記憶している設定加熱出力に応じて設定されている上
限値と対比して傾き変化指数判定手段60aが焦げ付き
を判定するものである。
【0029】以上のように本実施例によれば、設定され
た加熱出力に応じた傾き変化指数の上限値と比較するよ
うにして、任意の加熱出力条件で調理を行った場合に
も、ゆるい濃度の被調理物の焦げ付きを検知し、パワー
ダウンを行うことができるものである。
【0030】(実施例) 続いて本発明の第の実施例について説明する。図12
に示しているように本実施例では、第二の焦げ付き判定
手段40・第四の焦げ付き判定手段60の2つの判定結
果を総合して判断する判断手段65を有している。なお
本実施例の調理器の具体回路構成は、前記第二の参考例
と同一であり、判断手段65はマイクロコンピュータで
構成している。
【0031】以下本実施例の動作について説明する。判
断手段65は、第二の焦げ付き判定手段40の判定結果
と第四の焦げ付き判定手段60の判定結果を加算して、
加算結果が1以上であれば1を、加算結果が0であれば
0を出力する。すなわち、2つの判定結果の内1つ以上
が「焦げ付き(1)」であれば「焦げ付き(1)」を出
力し、2判定結果が共に「焦げていない(0)」であれ
ば「焦げていない(0)」を出力する。つまり本実施例
は、温度と温度傾きが所定の値かどうかの判定と、温度
がゆっくり上昇を続けているかどうかの判定を並列して
行うようにしているものである。
【0032】以上のように本実施例によれば、水の多い
煮物、水の少ない煮物、濃度の濃い被調理物、ゆるい濃
度の被調理物のすべての場合に焦げ付きを検知し、パワ
ーダウンを行うことができるものである。
【0033】(実施例) 続いて本発明の第の実施例について説明する。本実施
例では図13に示しているように、温度傾きから焦げ付
きを判定する第五の焦げ付き判定手段70と、前記第二
参考例で説明した第二の焦げ付き判定手段40と、第
四の実施例で説明した第四の焦げ付き判定手段60と、
各判定手段の論理積を演算する第二の判断手段71とを
備えている。第五の焦げ付き判定手段70は、従来例の
項で説明しているものと同様のものである。つまり図1
5(a)に示しているように、一旦温度が安定してから
上昇を始めた場合に、すなわち温度傾きから焦げ付きを
判定しているものである。本実施例の調理器の具体回路
構成は、前記第二の参考例のものと同一であり、第二の
判断手段71と第五の焦げ付き判定手段70はマイクロ
コンピュータで構成している。
【0034】以下本実施例の動作について説明する。第
二の判断手段71は、第二の焦げ付き判定手段40・第
四の焦げ付き判定手段60・第五の焦げ付き判定手段7
0の判定結果を受けて、この3つの判定結果の論理積を
演算するものである。すなわち、3つの判定結果の内1
つ以上が「焦げ付き(1)」であれば「焦げ付き
(1)」を出力し、3つの判定結果が全て「焦げていな
い(0)」であれば「焦げていない(0)」を出力す
る。つまり本実施例は、温度と温度傾きが所定の値かど
うかの判定と、温度がゆっくり上昇を続けているかどう
かの判定と、温度が安定状態を経て上昇を始めたかどう
かの判定を並列して行っているものである。
【0035】例えば水の多い煮物についての焦げ付き判
定は、第二の焦げ付き判定手段40だけであっても基本
的に行うことができる。しかし、使用している鍋6が加
熱部6から遠ざかる方向に反っている場合には、温度検
出手段11が検出する温度が低めになるものである。こ
のため、焦げ付きの判定がやや遅くなる傾向がある。そ
こで、第五の焦げ付き判定手段70を共に用いることに
よって、このような場合の判定をタイミング良く正確に
行うことができるものである。
【0036】以上のように本実施例によれば、使用して
いる鍋6が反っている場合であっても、加熱出力の設定
条件に関わらず、水の多い煮物、水の少ない煮物、濃度
の濃い被調理物、ゆるい濃度の被調理物のすべての場合
に焦げ付きを検知でき、精度よくパワーダウンを行うこ
とができる。
【0037】なお上述した各実施例では誘導加熱式の調
理器を示したが、加熱部7として加熱コイルに代えて通
常のヒータを用いても同様に機能する。また、焦げ付き
が発生した場合に、パワーダウンし保温を行う例を示し
たが、パワーオフすることも考えられる。
【0038】
【発明の効果】本発明の第四の手段によれば、使用者が
任意の加熱出力を設定してもゆるい濃度の被調理物の焦
げ付きを検知でき、パワーダウンを行うことができる調
理器を実現するものである。また温度傾きの変化を利用
してゆるい濃度の被調理物の焦げ付きを容易に検知で
き、パワーダウンを行うことができる調理器を実現する
ものである。
【0039】本発明の第五の手段によれば、被調理物の
水量が多い場合、水量が少ない場合、濃度が濃い場合、
濃度がゆるい場合、つまりすべての場合に焦げ付きを検
知でき、パワーダウンを行うことができる調理器を実現
するものである。
【0040】更に本発明の第六の手段によれば、被調理
物の水量が多い場合、水量が少ない場合、濃度が濃い場
合、濃度がゆるい場合、つまりすべての場合に焦げ付き
を検知でき、パワーダウンを行うことができる調理器を
実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の参考例を示す調理器のブロック
【図2】同、調理器の回路図
【図3】同、第一の焦げ付き判定手段が有している判定
曲線を示す説明図
【図4】本発明の第二の参考例を示す調理器のブロック
【図5】同、調理器の回路図
【図6】同、第二の焦げ付き判定手段の構成を示すブロ
ック図
【図7】本発明の第三の参考例を示す調理器のブロック
【図8】同、被調理物を加熱した場合の温度特性を説明
する説明図
【図9】本発明の第の実施例を示す調理器のブロック
【図10】同、第四の焦げ付き判定手段の動作を説明す
るブロック図
【図11】同、第二の傾き変化算出手段が有している規
定範囲を説明する説明図
【図12】本発明の第の実施例を示す調理器のブロッ
ク図
【図13】本発明の第の実施例を示す調理器のブロッ
ク図
【図14】従来例を示す調理器のブロック図
【図15】同、調理の際の被調理物の温度変化を示す特
性図
【符号の説明】
7 加熱部 9 制御手段 10 計時手段 11 温度検出手段 12 傾き算出手段 13 第一の焦げ付き判定手段 14 パワーダウン手段 16 動作開始スイッチ 40 第二の焦げ付き判定手段 50 第三の焦げ付き判定手段 51 傾き変化算出手段 60 第四の焦げ付き判定手段 61 第二の傾き変化算出手段 61a 規定値記憶手段 61b 判定手段 61c カウンタ 61d リセット手段 65 判断手段 70 第五の焦げ付き判定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鵜飼 しのぶ 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 町田 忍 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−344023(JP,A) 特開 平5−332534(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24C 7/04 301 A47J 27/00 109 F24C 3/12 G05D 23/19 H05B 6/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被調理物を加熱する加熱部と、使用者が
    加熱部の加熱出力を設定する加熱出力設定手段と、加熱
    部の加熱出力を制御する制御手段と、被調理物の温度を
    検出する温度検出手段と、計時手段と、温度検出手段の
    出力の傾きを算出する傾き算出手段と、傾き算出手段の
    出力の変化を算出する第二の傾き変化算出手段と、第二
    の傾き変化算出手段の出力と加熱出力設定手段に設定さ
    れた加熱出力とから被調理物の焦げ付きを判定する第四
    の焦げ付き判定手段と、第四の焦げ付き判定手段の信号
    によって前記制御手段にパワーダウン指示を出力するパ
    ワーダウン手段と、焦げ付き防止機能の動作を開始させ
    る動作開始スイッチとを備え、前記第二の傾き変化算出
    手段が、前記加熱出力設定手段に設定された加熱出力に
    応じて温度と傾きの範囲を規定する規定値記憶手段と、
    温度と傾きが規定の範囲内か範囲外かを判定する判定手
    段と、判定手段の出力が範囲内ならカウントを行うカウ
    ンタと、判定手段の出力が範囲外ならカウンタをリセッ
    トするリセット手段とからなる調理器。
  2. 【請求項2】 被調理物を加熱する加熱部と、使用者が
    加熱部の加熱出力を設定する加熱出力設定手段と、加熱
    部の加熱出力を制御する制御手段と、被調理物の温度を
    検出する温度検出手段と、計時手段と、温度検出手段の
    出力の傾きを算出する傾き算出手段と、温度検出手段の
    出力と傾き算出手段の出力と加熱出力設定手段に設定さ
    れた加熱出力とから被調理物の焦げ付きを判定する第二
    の焦げ付き判定手段と、傾き算出手段の出力の変化を算
    出する傾き変化算出手段と、傾き変化算出手段の出力と
    加熱出力設定手段に設定された加熱出力とから被調理物
    の焦げ付きを判定する第四の焦げ付き判定手段と、第二
    の焦げ付き判定手段の判定結果と第四の焦げ付き判定手
    段の判定結果とを総合する判断手段と、判断手段の信号
    によって制御手段にパワーダウンを指示するパワーダウ
    ン手段と、焦げ付き防止機能の動作を開始させる動作開
    始スイッチとを備えた調理器。
  3. 【請求項3】 被調理物を加熱する加熱部と、使用者が
    加熱部の加熱出力を設定する加熱出力設定手段と、加熱
    部の加熱出力を制御する制御手段と、被調理物の温度を
    検出する温度検出手段と、計時手段と、温度検出手段の
    出力の傾きを算出する傾き算出手段と、温度検出手段の
    出力と傾き算出手段の出力と加熱出力設定手段に設定さ
    れた加熱出力とから被調理物の焦げ付きを判定する第二
    の焦げ付き判定手段と、傾き算出手段の出力の変化を算
    出する傾き変化算出手段と、傾き変化算出手段の出力と
    加熱出力設定手段に設定された加熱出力とから被調理物
    の焦げ付きを判定する第四の焦げ付き判定手段と、温度
    傾きの変化から被調理物の焦げ付きを判定する第五の焦
    げ付き判定手段と、第二の焦げ付き判定手段の判定結果
    と第四の焦げ付き判定手段の判定結果と第五の焦げ付き
    判定手段の判定結果とを総合する第二の判断手段と、第
    二の判断手段の信号によって制御手段にパワーダウンを
    指示するパワーダウン手段と、焦げ付き防止機能の動作
    を開始させる動作開始スイッチとを備えた調理器。
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