JPH043562Y2 - - Google Patents

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JPH043562Y2
JPH043562Y2 JP20231885U JP20231885U JPH043562Y2 JP H043562 Y2 JPH043562 Y2 JP H043562Y2 JP 20231885 U JP20231885 U JP 20231885U JP 20231885 U JP20231885 U JP 20231885U JP H043562 Y2 JPH043562 Y2 JP H043562Y2
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inverter
power supply
voltage
switching
power
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JP20231885U
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  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は、インバータとバイパス電源による無
停電電源装置に関する。
B 考案の概要 本考案は、インバータと待機電源の切換えによ
つて負荷に無瞬断で給電する無停電電源装置にお
いて、 切換時のラツプ期間に両電源の電圧位相を一致
させ、かつインバータの無効電力が零になるよう
該インバータの誘起電圧を制御することにより、 切換時の有効電力、無効電力の横流を比較的簡
単な構成で確実に防止できるようにしたものであ
る。
C 従来の技術 無停電電源方式として、インバータと商用待機
電源とを備え、常時はインバータから負荷に給電
し、インバータの故障、保守点検時には無瞬断で
待機電源側に負荷を移行する商用待機冗長方式に
よるものがある。この場合、負荷移行に無瞬断で
行なえるよう切換手段として高速動作のサイリス
タスイツチ等の半導体スイツチが用意され、この
半導体スイツチと並列に電磁接触器が設けられ、
切換終了後には電磁接触器を通して負荷への電力
供給を行うようにされる。
D 考案が解決しようとする問題点 従来の無停電電源装置において、切換時にイン
バータと商用電源が共に負荷に接続されたオーバ
ラツプ期間が発生する。このラツプ期間では商用
電源とインバータの検出電圧が同一となるため、
インバータの出力電圧制御が不能となつて両電源
の電圧値を一致させることができなくなる。この
ため、長時間のラツプができなくなつたり、商用
電源とインバータ間に横流が発生する等の問題が
あつた。
また、商用電源とインバータの電圧位相にずれ
が発生するとインバータに有効電力の横流が発生
するため、従来からインバータの電圧位相を商用
電源の位相に合わせるよう、PLL回路等により
位相同期を得るようにしているが、その精度や安
定度が問題となる。
E 問題点を解決するための手段と作用 本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもの
で、負荷との間を開閉できる半導体スイツチを有
する待機電源と、インバータの出力と前記待機電
源の出力とを切換えて負荷に接続する電磁接触器
と、前記半導体スイツチがオンして前記電磁接触
器がインバータから待機電源側に切換わるときの
ラツプ期間に該インバータの誘起電圧位相を該待
機電源の電圧位相に一致させ、かつ該インバータ
の無効電力の検出によつて該無効電力が零になる
よう該インバータの誘起電圧を制御する制御回路
とを備え、ラツプ時にインバータの周波数制御に
待機電源の電圧位相に一致させることで有効電力
の横流を防止し、インバータの電圧制御に無効電
力検出から行うことでインバータの誘起電圧を待
機電源に一致させて無効電力の横流を防止する。
F 実施例 図は本考案の一実施例を示す回路図である。待
機電源としての商用電源1はサイリスタスイツチ
2を介して負荷3に接続されるほかに、電磁接触
器4を介して負荷3への給電が可能にされる。イ
ンバータ5は電磁接触器4を介して負荷3への給
電が可能にされる。インバータ5は6〜15なら
なる制御回路を備える。この制御回路は、商用電
源1の電圧検出をする変成器6の検出出力を基準
位相として正弦波出力を得るPLL回路7と、こ
のPLL回路7の出力と変成器6の正弦波検出波
形を切換える切換回路8とからなる正弦波発生回
路を備える。また、電圧設定器9とインバータ5
の出力電圧を検出する変成器10の検出電圧とを
比較して電圧偏差を検出する電圧比較回路を備
え、この電圧偏差信号は切換回路8からの正弦波
信号と共にPWNゲート発生回路11に取込まれ
て周波数及び電圧制御された正弦波PWM波形の
ゲート出力が取出され、このゲート出力がインバ
ータ5のゲート信号にされる。無効電力検出器1
2は変成器10の検出波形と変流器13によるイ
ンバータ出力電流の検出波形からインバータ5の
出力無効電力を検出し、この検出信号が電圧比較
回路からの電圧偏差信号に加えられる。また、電
圧比較回路の電圧偏差信号系にはスイツチ14が
設けられ、このスイツチ14及び切換回路8は電
源切換制御部15によつて制御される。
こうした構成において、常時はインバータ5が
自動電圧制御及びPLL回路によるPLL制御によ
つて定電圧で商用電源1に同期した運転がなされ
ている。このとき、スイツチ14は閉じられ無効
電力検出器12の出力は零にあり、また切換回路
8はPLL回路7側に切換えられている。
次に、インバータ5の故障等で商用電源1側に
切換えるとき、電源切換制御部15はサイリスタ
スイツチ2を高速のオン及び電磁接触器4を商用
電源側へ切換える。この切換過程において、サイ
リスタスイツチ2が瞬時にオンしたときから電磁
接触器4が解離されるまでインバータ5の出力と
商用電源1とはオーバラツプ期間を持つて負荷3
に接続される。このとき、インバータ5と商用電
源1の電圧位相を一致させるために、電源切換制
御部15は切換回路8を変成器6側に切換え、商
用電源1の正弦波によつて直接にPWMゲート信
号を得るようにし、位相の一致で有効電力の横流
を防ぐ。また、ラツプ期間中は、インバータ5の
出力電圧検出信号と商用電源1の電圧とが同一に
なるため、電圧制御系が正常に働かない。このた
め、インバータ5の誘起電圧と商用電源1の電圧
とにずれが発生し、このずれによつてインバータ
5に無効電力の横流が発生する。なお、電圧位相
は上述の制御で一致しているため、有効電力の横
流はない。このような無効電力の横流を防ぐた
め、電源切換制御部15は、ラツプ期間中にはス
イツチ14を開路させて電圧制御系を切離し、イ
ンバータ5の電圧制御を無効電力検出器12の検
出出力によつて制御する。この無効電力検出器1
2の設定値を零にすることでインバータ5の無効
電力を零にする制御がなされ、ラツプ時の無効電
力横流を防止する。
このように、インバータ5と商用電源1の切換
時のラツプ期間に、インバータ5の誘起電圧位相
と電圧値を商用電源1に一致させ、有効電力及び
無効電力の横流を防止して安定な電源切換えを行
うことができる。
なお、実施例においては正弦波PWMインバー
タの場合を示すが、これは他の各種インバータに
適用して同等の作用効果を得ることができるのは
勿論である。
G 考案の効果 以上のとおり、本考案によれば、電源切換えの
ラツプ時にインバータの誘起電圧位相を待機電源
のそれに一致させ、かつインバータの電圧制御を
その無効電力検出から行うようにしたため、制御
回路を比較的簡単にしながらラツプ期間中の有効
電力及び無効電力の横流を確実に防止し、また長
時間ラツプも可能とする効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示す回路図である。 1……商用電源、2……サイリスタスイツチ、
3……負荷、4……電磁接触器、5……インバー
タ、6……PLL回路、8……切換回路、9……
電圧設定器、11……PWMゲート発生回路、1
2……無効電力検出器、14……スイツチ、15
……電源切換制御部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 負荷との間を開閉できる半導体スイツチを有す
    る待機電源と、インバータの出力と前記待機電源
    の出力とを切換えて負荷に接続する電磁接触器
    と、前記半導体スイツチがオンして前記電磁接触
    器がインバータから待機電源側に切換わるときの
    ラツプ期間に該インバータの誘起電圧位相を該待
    機電源の電圧位相に一致させ、かつ該インバータ
    の無効電力の検出によつて該無効電力が零になる
    よう該インバータの誘起電圧を制御する制御回路
    とを備えたことを特徴とする無停電電源装置。
JP20231885U 1985-12-26 1985-12-26 Expired JPH043562Y2 (ja)

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JP20231885U JPH043562Y2 (ja) 1985-12-26 1985-12-26

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JPS62111746U JPS62111746U (ja) 1987-07-16
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