JPH04354928A - 内視鏡の流体通路開閉装置 - Google Patents
内視鏡の流体通路開閉装置Info
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- JPH04354928A JPH04354928A JP3228164A JP22816491A JPH04354928A JP H04354928 A JPH04354928 A JP H04354928A JP 3228164 A JP3228164 A JP 3228164A JP 22816491 A JP22816491 A JP 22816491A JP H04354928 A JPH04354928 A JP H04354928A
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- Endoscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内視鏡において送気
、送水又は吸引などを行うために流体通路の開閉の切り
換えを行うための内視鏡の流体通路開閉装置に関し、特
に、流体がチューブ内腔以外に触れないように構成した
内視鏡の流体通路開閉装置に関する。
、送水又は吸引などを行うために流体通路の開閉の切り
換えを行うための内視鏡の流体通路開閉装置に関し、特
に、流体がチューブ内腔以外に触れないように構成した
内視鏡の流体通路開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡の流体通路開閉装置としては流体
通路中にシリングを接続し、そのシリンダ内でピストン
を進退させて流体通路の開閉切り換えを行うようにした
ものが広く用いられている。
通路中にシリングを接続し、そのシリンダ内でピストン
を進退させて流体通路の開閉切り換えを行うようにした
ものが広く用いられている。
【0003】しかし、使用後にシリンダ内やそれに接続
された管路を完全に洗浄、消毒するのは極めて困難であ
る。そこで、内視鏡を介しての感染を完全に防止しよう
とする内視鏡においては、流体がチューブの内腔以外に
触れないようにして、使用後の洗浄、消毒を容易にし、
あるいはチューブを1回の使用毎に交換できるようにし
ている。
された管路を完全に洗浄、消毒するのは極めて困難であ
る。そこで、内視鏡を介しての感染を完全に防止しよう
とする内視鏡においては、流体がチューブの内腔以外に
触れないようにして、使用後の洗浄、消毒を容易にし、
あるいはチューブを1回の使用毎に交換できるようにし
ている。
【0004】そのような内視鏡の流体通路開閉装置にお
いては、従来は、例えば図15に示されるように、チュ
ーブ押圧部材91でチューブ90を側方から押圧してチ
ューブ受け部材92に押し付けることによって、チュー
ブ90を潰してその内腔(流体通路)を閉塞し、チュー
ブ押圧部材91による押圧を解除することによって、チ
ューブ90の内腔が開通してそこを流体が通過し、送気
、送水又は吸引等が行われるようにしていた。
いては、従来は、例えば図15に示されるように、チュ
ーブ押圧部材91でチューブ90を側方から押圧してチ
ューブ受け部材92に押し付けることによって、チュー
ブ90を潰してその内腔(流体通路)を閉塞し、チュー
ブ押圧部材91による押圧を解除することによって、チ
ューブ90の内腔が開通してそこを流体が通過し、送気
、送水又は吸引等が行われるようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、チューブ90
を側方から押圧して、チューブ受け部材92に押し付け
て潰すには大きな押圧力が必要である。したがって、送
気、送水又は吸引等の操作力量が重くて、微妙な操作を
行うのが困難であり、また指先でくり返し操作すると指
が疲れてしまう等の欠点がある。
を側方から押圧して、チューブ受け部材92に押し付け
て潰すには大きな押圧力が必要である。したがって、送
気、送水又は吸引等の操作力量が重くて、微妙な操作を
行うのが困難であり、また指先でくり返し操作すると指
が疲れてしまう等の欠点がある。
【0006】また、チューブ閉塞を常に確実に行うため
には、チューブを少し多めに潰す必要があるが、チュー
ブが完全に潰された状態からさらに潰し方向に押圧する
と操作力量が急激に増大するので、操作性が著しく悪く
なる欠点がある。
には、チューブを少し多めに潰す必要があるが、チュー
ブが完全に潰された状態からさらに潰し方向に押圧する
と操作力量が急激に増大するので、操作性が著しく悪く
なる欠点がある。
【0007】そこで本発明は、流体がチューブの内腔以
外に触れず、しかも操作力量が軽くて操作性の良い内視
鏡の流体通路開閉装置を提供することを目的とする。
外に触れず、しかも操作力量が軽くて操作性の良い内視
鏡の流体通路開閉装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡の流体通路開閉装置は、内腔を流体
が通される弾発性のあるチューブと、上記チューブの外
壁面に当接するように設けられたチューブ受け部材と、
上記チューブ受け部材に対して上記チューブの軸方向に
位置をずらして上記チューブ受け部材と逆の方向から上
記チューブを押圧するチューブ押圧部材と、上記チュー
ブ押圧部材を上記チューブに向かって進退操作するため
の操作手段とを設け、上記操作手段の操作によって、上
記チューブ押圧部材で上記チューブを押圧することによ
り、上記チューブが上記チューブ受け部材と上記チュー
ブ押圧部材との間で折り曲げられてその内腔が閉塞され
、上記チューブ押圧部材による押圧を解除することによ
って、上記チューブの内腔が開通して流体が通過するよ
うにしたことを特徴とする。
め、本発明の内視鏡の流体通路開閉装置は、内腔を流体
が通される弾発性のあるチューブと、上記チューブの外
壁面に当接するように設けられたチューブ受け部材と、
上記チューブ受け部材に対して上記チューブの軸方向に
位置をずらして上記チューブ受け部材と逆の方向から上
記チューブを押圧するチューブ押圧部材と、上記チュー
ブ押圧部材を上記チューブに向かって進退操作するため
の操作手段とを設け、上記操作手段の操作によって、上
記チューブ押圧部材で上記チューブを押圧することによ
り、上記チューブが上記チューブ受け部材と上記チュー
ブ押圧部材との間で折り曲げられてその内腔が閉塞され
、上記チューブ押圧部材による押圧を解除することによ
って、上記チューブの内腔が開通して流体が通過するよ
うにしたことを特徴とする。
【0009】なお、上記操作手段は、側面に凹みが形成
された軸方向に進退自在なピストンを有し、上記チュー
ブ押圧部材の一端が上記ピストンの上記凹みのない部分
の側面に位置しているときには、上記チューブ押圧部材
の他端によって上記チューブが押圧され、上記チューブ
押圧部材の一端が上記凹み内に位置しているときには上
記チューブ押圧部材による上記チューブの押圧状態が解
除されるようにしてもよく、上記チューブ及びそれに対
応するチューブ押圧部材を各々複数設け、上記ピストン
を進退させることによって上記凹み内に上記複数のチュ
ーブ押圧部材のー端が順次導かれるようにして、上記複
数のチューブの内腔を選択的に開通させて流体を通すこ
とができるようにしてもよい。
された軸方向に進退自在なピストンを有し、上記チュー
ブ押圧部材の一端が上記ピストンの上記凹みのない部分
の側面に位置しているときには、上記チューブ押圧部材
の他端によって上記チューブが押圧され、上記チューブ
押圧部材の一端が上記凹み内に位置しているときには上
記チューブ押圧部材による上記チューブの押圧状態が解
除されるようにしてもよく、上記チューブ及びそれに対
応するチューブ押圧部材を各々複数設け、上記ピストン
を進退させることによって上記凹み内に上記複数のチュ
ーブ押圧部材のー端が順次導かれるようにして、上記複
数のチューブの内腔を選択的に開通させて流体を通すこ
とができるようにしてもよい。
【0010】また、上記チューブ受け部材が、上記チュ
ーブと一体的に設けられていて内視鏡の操作部に対して
着脱自在に設けられていてもよく、上記内視鏡の操作部
をカバーで包んで、上記チューブ受け部材と上記チュー
ブとを上記操作部に対して上記カバーの外側から自在に
着脱することができるようにしてもよい。
ーブと一体的に設けられていて内視鏡の操作部に対して
着脱自在に設けられていてもよく、上記内視鏡の操作部
をカバーで包んで、上記チューブ受け部材と上記チュー
ブとを上記操作部に対して上記カバーの外側から自在に
着脱することができるようにしてもよい。
【0011】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。
【0012】図2は内視鏡200を示しており、20は
、細長い可撓管からなる挿入部(内視鏡挿入部)である
。挿入部20の外周面には、上部に全長にわたって軸方
向にU字状の凹溝21が形成されている。
、細長い可撓管からなる挿入部(内視鏡挿入部)である
。挿入部20の外周面には、上部に全長にわたって軸方
向にU字状の凹溝21が形成されている。
【0013】挿入部20の先端には、遠隔操作によって
屈曲する湾曲部23が形成され、さらにその先端には、
観察窓及び照明窓(図示せず)が設けられた先端部本体
24が連結されている。
屈曲する湾曲部23が形成され、さらにその先端には、
観察窓及び照明窓(図示せず)が設けられた先端部本体
24が連結されている。
【0014】挿入部20の基端側には操作部(内視鏡操
作部)30が連結されている。31及び32は、後述す
る外套装置の流体送通チューブを操作部30の定位置に
固定するためのチューブ押さえ部。41及び42は、流
体送通チューブの管路を開閉操作するための管路開閉操
作装置(流体通路開閉装置)。33は、管路開閉操作装
置41,42によって動作する可動ピン41g,41h
,42gに対向する位置に流体送通チューブを固定する
ための受け部である。これらについては、順次詳細に説
明をする。
作部)30が連結されている。31及び32は、後述す
る外套装置の流体送通チューブを操作部30の定位置に
固定するためのチューブ押さえ部。41及び42は、流
体送通チューブの管路を開閉操作するための管路開閉操
作装置(流体通路開閉装置)。33は、管路開閉操作装
置41,42によって動作する可動ピン41g,41h
,42gに対向する位置に流体送通チューブを固定する
ための受け部である。これらについては、順次詳細に説
明をする。
【0015】35は、図示されていないイメージガイド
ファイババンドルを経由して観察窓から送られてきた像
を観察するための接眼部。36は、図示されていない光
源装置から供給された照明光を照明窓へ送るライトガイ
ドファイババンドルが挿通された光源接続用可撓管であ
る。
ファイババンドルを経由して観察窓から送られてきた像
を観察するための接眼部。36は、図示されていない光
源装置から供給された照明光を照明窓へ送るライトガイ
ドファイババンドルが挿通された光源接続用可撓管であ
る。
【0016】また、38は、図2において操作部30の
裏側に回転自在に設けられた湾曲操作ノブであり、操作
部30に対して着脱自在に設けられている。着脱のため
の構造は、特開平2−126825号等に記載されてい
る。
裏側に回転自在に設けられた湾曲操作ノブであり、操作
部30に対して着脱自在に設けられている。着脱のため
の構造は、特開平2−126825号等に記載されてい
る。
【0017】図3及び図4は、内視鏡200に被せられ
る外套装置のシース100を示している。シース100
は、内視鏡挿入部20を外部から隔離するように被覆す
るために筒状に形成されていて、例えばシリコンゴムの
ように伸縮性のある素材で形成された薄肉円筒状の外装
チューブ1によって、全長にわたって外装されている。 そして、その先端に、例えば透明スチロール樹脂等のよ
うな透明部材により形成された先端支持体2が気密的に
接続されている。そして、口元支持体3の先端部分に外
装チューブ1の後端部分がきつく接合されて、外装チュ
ーブ1と口元支持体3とが気密的に接続されている。
る外套装置のシース100を示している。シース100
は、内視鏡挿入部20を外部から隔離するように被覆す
るために筒状に形成されていて、例えばシリコンゴムの
ように伸縮性のある素材で形成された薄肉円筒状の外装
チューブ1によって、全長にわたって外装されている。 そして、その先端に、例えば透明スチロール樹脂等のよ
うな透明部材により形成された先端支持体2が気密的に
接続されている。そして、口元支持体3の先端部分に外
装チューブ1の後端部分がきつく接合されて、外装チュ
ーブ1と口元支持体3とが気密的に接続されている。
【0018】4は、例えばシリコンゴムチューブで形成
された流体送通チューブであり、シース100内に全長
にわたって挿通されている。流体送通チューブ4は、鉗
子チャンネルを兼ねる吸引チューブ4Sと送気チューブ
4a及び送水チューブ4wを有しており、内視鏡挿入部
20の凹溝21に沿うように配置されている。流体送通
チューブ4の後端側は、口元支持体3からある程度の長
さ1本にまとめられたままの状態で後方に延出している
。
された流体送通チューブであり、シース100内に全長
にわたって挿通されている。流体送通チューブ4は、鉗
子チャンネルを兼ねる吸引チューブ4Sと送気チューブ
4a及び送水チューブ4wを有しており、内視鏡挿入部
20の凹溝21に沿うように配置されている。流体送通
チューブ4の後端側は、口元支持体3からある程度の長
さ1本にまとめられたままの状態で後方に延出している
。
【0019】先端支持体2の内側は、内視鏡の先端部本
体24がゆるく嵌入される程度の大きさに形成されてお
り、先端支持体2の表面側にはノズル片5が突設されて
いる。ノズル片5には、先端支持体2に内視鏡の先端部
本体24が嵌入されたときにその観察窓の位置する部分
に向かって、送気ノズルと送水ノズルとが開口形成され
ている。
体24がゆるく嵌入される程度の大きさに形成されてお
り、先端支持体2の表面側にはノズル片5が突設されて
いる。ノズル片5には、先端支持体2に内視鏡の先端部
本体24が嵌入されたときにその観察窓の位置する部分
に向かって、送気ノズルと送水ノズルとが開口形成され
ている。
【0020】また、先端支持体2には、鉗子口を兼ねる
吸引口5sが前方に向かって開口形成されている。そし
て、吸引チューブ4s、送気チューブ4a及び送水チュ
ーブ4wが、各々吸引口5s、送気ノズル及び送水ノズ
ルに連通接続されている。
吸引口5sが前方に向かって開口形成されている。そし
て、吸引チューブ4s、送気チューブ4a及び送水チュ
ーブ4wが、各々吸引口5s、送気ノズル及び送水ノズ
ルに連通接続されている。
【0021】6は、口元支持体3に突設された鉗子挿入
孔である。流体送通チューブ4の側壁には、吸引チュー
ブ4sと鉗子挿入孔6とを連通する孔7が穿設されてい
る。
孔である。流体送通チューブ4の側壁には、吸引チュー
ブ4sと鉗子挿入孔6とを連通する孔7が穿設されてい
る。
【0022】口元支持体3の口元近くには、金属枠8,
9に挟まれてパッキン10が配置されている。パッキン
10には、内視鏡挿入部20の断面形状より少し小さい
形状寸法の孔10aが穿設されており、内視鏡挿入部2
0の外周を隙間なく密閉することができ、引掛かりなく
滑らかに内視鏡挿入部20を挿脱することができる。
9に挟まれてパッキン10が配置されている。パッキン
10には、内視鏡挿入部20の断面形状より少し小さい
形状寸法の孔10aが穿設されており、内視鏡挿入部2
0の外周を隙間なく密閉することができ、引掛かりなく
滑らかに内視鏡挿入部20を挿脱することができる。
【0023】外装チューブ1内に連通するように口元支
持体3に穿設された送気口11には、送気ニップル12
を任意に差し込んでシース100の内部に空気を送り込
み、内視鏡挿入部20を挿脱する際に外装チューブ1を
膨らませることができる。13は、口元支持体3を内視
鏡操作部30に固定するための固定ねじである。
持体3に穿設された送気口11には、送気ニップル12
を任意に差し込んでシース100の内部に空気を送り込
み、内視鏡挿入部20を挿脱する際に外装チューブ1を
膨らませることができる。13は、口元支持体3を内視
鏡操作部30に固定するための固定ねじである。
【0024】図5は、外套装置のうち、内視鏡操作部3
0全体を包み込むための操作部カバー14を示している
。図5は、理解をし易いように、操作部30から湾曲操
作ノブ38を取り外して、前各図に比べて裏側から見た
状態を示している。
0全体を包み込むための操作部カバー14を示している
。図5は、理解をし易いように、操作部30から湾曲操
作ノブ38を取り外して、前各図に比べて裏側から見た
状態を示している。
【0025】操作部カバー14は、例えば厚さ0.05
ないし0.5mmの軟質塩化ビニルなどのように柔軟な
一枚の素材から形成されており、透明又は半透明のもの
が用いられる。
ないし0.5mmの軟質塩化ビニルなどのように柔軟な
一枚の素材から形成されており、透明又は半透明のもの
が用いられる。
【0026】操作部カバー14は、操作部30を全長に
わたって包み込むよう、その一端は接眼部35の基部に
巻き付けられている。ただし電子内視鏡の場合には接眼
部というものがないので、その部分は操作部カバー14
で完全に覆うようにする。
わたって包み込むよう、その一端は接眼部35の基部に
巻き付けられている。ただし電子内視鏡の場合には接眼
部というものがないので、その部分は操作部カバー14
で完全に覆うようにする。
【0027】また、操作部カバー14の他端側は外套装
置の口元支持体3の外周に巻き付けられる。このとき、
送気口11が操作部カバー14によって覆われる。した
がって、内視鏡検査中に送気口11付近が汚染されず、
検査終了後に送気口11からシース100内に送気した
ときに、シース100内にある内視鏡挿入部20が汚染
されない。
置の口元支持体3の外周に巻き付けられる。このとき、
送気口11が操作部カバー14によって覆われる。した
がって、内視鏡検査中に送気口11付近が汚染されず、
検査終了後に送気口11からシース100内に送気した
ときに、シース100内にある内視鏡挿入部20が汚染
されない。
【0028】操作部カバー14が操作部30にできるだ
けぴったりと巻き付けられるように、管路開閉操作装置
41,42の突出部に被さる部分では、操作部カバー1
4は袋状に外方に出張って形成されている(袋状部14
a)。
けぴったりと巻き付けられるように、管路開閉操作装置
41,42の突出部に被さる部分では、操作部カバー1
4は袋状に外方に出張って形成されている(袋状部14
a)。
【0029】また、操作部カバー14を操作部30に巻
き付けたときに、その最後の部分を管路開閉操作装置4
1,42の突出部にひっかけるためのひっかけ孔14b
が穿設されている。操作部30から湾曲操作軸38aが
突出している部分では、その軸38aを通すための孔1
4cが、操作部カバー14側に穿設されている。そして
、光源接続用可撓管36の基部を包み込むことができる
よう、操作部カバー14のその部分はU字状に形成され
ている(U字状部14d)。
き付けたときに、その最後の部分を管路開閉操作装置4
1,42の突出部にひっかけるためのひっかけ孔14b
が穿設されている。操作部30から湾曲操作軸38aが
突出している部分では、その軸38aを通すための孔1
4cが、操作部カバー14側に穿設されている。そして
、光源接続用可撓管36の基部を包み込むことができる
よう、操作部カバー14のその部分はU字状に形成され
ている(U字状部14d)。
【0030】図5に示されるように、提作部カバー14
は、内視鏡挿入部20をシース100内に完全に挿通し
た状態で、操作部30に巻き付けられる。
は、内視鏡挿入部20をシース100内に完全に挿通し
た状態で、操作部30に巻き付けられる。
【0031】図6は、ひっかけ孔14bを管路開閉操作
装置41,42の突出部にひっかけた状態を示しており
、それによって、袋状部14aも管路開閉操作装置41
,42の突出部に押し付けられて、しっかりと固定され
る。このようにして操作部カバー14は、巻き付け始め
の部分と巻き付け終わりの部分とが、操作部30にしっ
かりと係止される。そして、図6に示される状態からさ
らにU字状部14dを光源接続用可撓管36の基部に巻
き付ければ、操作部30の包み込み完了である。
装置41,42の突出部にひっかけた状態を示しており
、それによって、袋状部14aも管路開閉操作装置41
,42の突出部に押し付けられて、しっかりと固定され
る。このようにして操作部カバー14は、巻き付け始め
の部分と巻き付け終わりの部分とが、操作部30にしっ
かりと係止される。そして、図6に示される状態からさ
らにU字状部14dを光源接続用可撓管36の基部に巻
き付ければ、操作部30の包み込み完了である。
【0032】図7は、外套装置が内視鏡200に完全に
取り付けられた状態を示している。シース100の口元
支持体3から1本にまとめられて延出している流体送通
チューブ4は、操作部カバー14の外側を通っており、
操作部30の中ほどの位置で3本に分岐されている。そ
して、図8にも示されるように、それら3本のチューブ
4s,4a,4wを短いスパンで平行に固定するチュー
ブ支持枠15が、チューブ4s,4a,4wに取り付け
られている。
取り付けられた状態を示している。シース100の口元
支持体3から1本にまとめられて延出している流体送通
チューブ4は、操作部カバー14の外側を通っており、
操作部30の中ほどの位置で3本に分岐されている。そ
して、図8にも示されるように、それら3本のチューブ
4s,4a,4wを短いスパンで平行に固定するチュー
ブ支持枠15が、チューブ4s,4a,4wに取り付け
られている。
【0033】図8は、チューブ支持枠15を操作部30
側から見た図であり、各チューブ4s,4a,4wはチ
ューブ支持枠15の両端で固定され、その中間部分では
固定されずに平行に配置されている。15aは、チュー
ブ支持枠15を操作部30の受け部33に着脱自在に係
止するための、ばね性のある一対の係止爪である。
側から見た図であり、各チューブ4s,4a,4wはチ
ューブ支持枠15の両端で固定され、その中間部分では
固定されずに平行に配置されている。15aは、チュー
ブ支持枠15を操作部30の受け部33に着脱自在に係
止するための、ばね性のある一対の係止爪である。
【0034】図9は、操作部30に形成された受け部3
3にチューブ支持枠15が取り付けられた状態を示して
おり、管路開閉操作装置のうちの送気送水操作装置41
部分の断面を示している。
3にチューブ支持枠15が取り付けられた状態を示して
おり、管路開閉操作装置のうちの送気送水操作装置41
部分の断面を示している。
【0035】図9に示されるように、係止爪15aが受
け部33の突端の裏面にひっかかることによって、チュ
ーブ支持枠15が受け部33に固定される。
け部33の突端の裏面にひっかかることによって、チュ
ーブ支持枠15が受け部33に固定される。
【0036】係止爪15aは内方(矢印方向)に弾性変
形するので、チューブ支持枠15は、受け部33に単に
押し込みさえすれば、図9に示される状態に固定される
。そして、係止爪15aを指先で内方(矢印方向)に弾
性変形させることによって、チューブ支持枠15を受け
部33から取り外すことができる。したがってチューブ
4,4a,4w,4s等は使い捨てにして1回の使用毎
に取り換えることができる。
形するので、チューブ支持枠15は、受け部33に単に
押し込みさえすれば、図9に示される状態に固定される
。そして、係止爪15aを指先で内方(矢印方向)に弾
性変形させることによって、チューブ支持枠15を受け
部33から取り外すことができる。したがってチューブ
4,4a,4w,4s等は使い捨てにして1回の使用毎
に取り換えることができる。
【0037】この部分の操作部カバー14には孔はあけ
られておらず、操作部カバー14は、チューブ支持枠1
5と受け部33との間に挟まれて操作部30に固定され
ている。そして、送気、送水両チューブ4a,4wは、
可動ピン41g,41hによって、操作部カバー14を
間に挟んだ状態で潰されて内腔が閉塞されている。
られておらず、操作部カバー14は、チューブ支持枠1
5と受け部33との間に挟まれて操作部30に固定され
ている。そして、送気、送水両チューブ4a,4wは、
可動ピン41g,41hによって、操作部カバー14を
間に挟んだ状態で潰されて内腔が閉塞されている。
【0038】図9に示されるように、送気送水操作釦4
1aに直結されたピストン41bは、操作部30に固定
されたシリンダ41c内に進退自在に設けられている。 41sはその進退ストロークを制限するストッパである
。
1aに直結されたピストン41bは、操作部30に固定
されたシリンダ41c内に進退自在に設けられている。 41sはその進退ストロークを制限するストッパである
。
【0039】そして、ピストン41bは、第1のコイル
スプリング41dと、それよりばね力の強い第2のコイ
ルスプリング41eとによって、外方に向かって常時付
勢されている。41fは、両スプリング41d,41e
の一端ずつを受けるように両スプリング41d,41e
の間に設けられた中間ばね受けである。
スプリング41dと、それよりばね力の強い第2のコイ
ルスプリング41eとによって、外方に向かって常時付
勢されている。41fは、両スプリング41d,41e
の一端ずつを受けるように両スプリング41d,41e
の間に設けられた中間ばね受けである。
【0040】図1にも示されるように、ピストン41b
の側部には、一端が送気及び送水チューブ4a,4wに
対向して進退自在に配置された一対の可動ピン41g,
41hが配置されている。そして、可動ピン41g,4
1hの一端側に回転自在に取り付けられたローラ41i
,41jがピストン41bの側面に接触していて、通常
(待機状態)では、送気及び送水チューブ4a,4wと
もに可動ピン41g,41hに押圧されて、内腔が閉塞
されている。
の側部には、一端が送気及び送水チューブ4a,4wに
対向して進退自在に配置された一対の可動ピン41g,
41hが配置されている。そして、可動ピン41g,4
1hの一端側に回転自在に取り付けられたローラ41i
,41jがピストン41bの側面に接触していて、通常
(待機状態)では、送気及び送水チューブ4a,4wと
もに可動ピン41g,41hに押圧されて、内腔が閉塞
されている。
【0041】図1はその状態を向きを変えて拡大して示
したものであり、チューブ4a,4wの外壁面に当接す
るチューブ受け部材Dがチューブ支持枠15から細い幅
で突出形成されており、そのチューブ受け部材Dと逆の
方向からチューブ4a,4wを押圧するためのチューブ
押圧部材Eが、可動ピン41g,41hの頭部に突設さ
れている。このチューブ押圧部材Eはチューブ受け部材
Dに対して少し間隔をあけて平行に突設されており、可
動ピン41g,41hの先のチューブ4a,4wの裏側
の部分には隙間Fが形成されている。
したものであり、チューブ4a,4wの外壁面に当接す
るチューブ受け部材Dがチューブ支持枠15から細い幅
で突出形成されており、そのチューブ受け部材Dと逆の
方向からチューブ4a,4wを押圧するためのチューブ
押圧部材Eが、可動ピン41g,41hの頭部に突設さ
れている。このチューブ押圧部材Eはチューブ受け部材
Dに対して少し間隔をあけて平行に突設されており、可
動ピン41g,41hの先のチューブ4a,4wの裏側
の部分には隙間Fが形成されている。
【0042】したがって、チューブ4a,4wは、可動
ピン41g,41hに突設されたチューブ押圧部材Eに
より側方から押圧されることによって変形し、チューブ
受け部材Dとの間で折り曲げられて内腔が閉塞された状
態になる。
ピン41g,41hに突設されたチューブ押圧部材Eに
より側方から押圧されることによって変形し、チューブ
受け部材Dとの間で折り曲げられて内腔が閉塞された状
態になる。
【0043】なお、チューブ4a,4Wとして、直径が
内径で3mm、外径で5mmのゴム硬度60度の弾発性
のあるシリコンゴムチューブを用いたとき、チューブ4
a,4wの内腔を閉塞するのに必要な押圧力は400g
であった。図15に示される従来の例では、同条件下に
おいて500gの押圧力が必要であり、本発明の採用に
よって、チューブ4a,4wを閉塞するのに必要な押圧
力が20%低減されている。
内径で3mm、外径で5mmのゴム硬度60度の弾発性
のあるシリコンゴムチューブを用いたとき、チューブ4
a,4wの内腔を閉塞するのに必要な押圧力は400g
であった。図15に示される従来の例では、同条件下に
おいて500gの押圧力が必要であり、本発明の採用に
よって、チューブ4a,4wを閉塞するのに必要な押圧
力が20%低減されている。
【0044】また、チューブ4a,4wを常に完全に閉
塞するためには、チューブ4a,4wがちょうど閉塞さ
れた状態よりさらにある程度余分に押圧する必要がある
が、図1に示す実施例ではその場合の押圧力の増加は僅
かである。
塞するためには、チューブ4a,4wがちょうど閉塞さ
れた状態よりさらにある程度余分に押圧する必要がある
が、図1に示す実施例ではその場合の押圧力の増加は僅
かである。
【0045】図9に示されるように、ピストン41bの
途中には、大きなV字状の凹み41kが形成されている
。したがって、送気送水操作釦41aを途中のA位置ま
で押し込んで、送気側の可動ピン41gの位置に凹み4
1kがくると、弾発性のある送気チューブ4aは自己復
元力によって管状に復元し、それに押されて可動ピン4
1g下端のローラ41iが凹み41kに沿って退行し、
送気チューブ4aの内腔(流通管路)が開通する。 これによってシース100先端への送気が行われる。
途中には、大きなV字状の凹み41kが形成されている
。したがって、送気送水操作釦41aを途中のA位置ま
で押し込んで、送気側の可動ピン41gの位置に凹み4
1kがくると、弾発性のある送気チューブ4aは自己復
元力によって管状に復元し、それに押されて可動ピン4
1g下端のローラ41iが凹み41kに沿って退行し、
送気チューブ4aの内腔(流通管路)が開通する。 これによってシース100先端への送気が行われる。
【0046】そして、さらにピストン41bを奥のB位
置まで押し込んで、送水側の可動ピン41hの位置に凹
み41kがくると、送気チューブ4aは再び閉塞され、
送水チューブ4wが開通する。これによってシース10
0先端への送水が行われる。
置まで押し込んで、送水側の可動ピン41hの位置に凹
み41kがくると、送気チューブ4aは再び閉塞され、
送水チューブ4wが開通する。これによってシース10
0先端への送水が行われる。
【0047】このように、送気送水操作装置41におい
ては、ピストン41bを進退操作することによって、送
気チューブ4aと送水チューブ4wの内腔を選択的に開
通させて、送気送水操作を行うことができ、しかもその
構造が簡単である。
ては、ピストン41bを進退操作することによって、送
気チューブ4aと送水チューブ4wの内腔を選択的に開
通させて、送気送水操作を行うことができ、しかもその
構造が簡単である。
【0048】図10は、管路開閉操作装置のうちの、吸
引操作装置42を示しており、操作の対象となるチュー
ブ4sが1本なので、可動ピン42gが1本だけ設けら
れていてコイルスプリング42dも1つだけになってい
る以外、送気送水操作装置41と同じである。よって、
その説明は省略する。ここでは、吸引操作釦42aを押
し込むことによって、吸引チューブ4sを経由してシー
ス100の先端から吸引が行われる。
引操作装置42を示しており、操作の対象となるチュー
ブ4sが1本なので、可動ピン42gが1本だけ設けら
れていてコイルスプリング42dも1つだけになってい
る以外、送気送水操作装置41と同じである。よって、
その説明は省略する。ここでは、吸引操作釦42aを押
し込むことによって、吸引チューブ4sを経由してシー
ス100の先端から吸引が行われる。
【0049】図11及び図12は、図7におけるXI−
XI及びXII−XII断面を示している。この位置、
即ち操作部30の握りの位置では、送気、送水、吸引の
各チューブは1本のチューブ4として一体に形成されて
いる。そして、操作部30の合成樹脂製ボディの表面を
一部突出させてさらにそこに凹んで形成されたガイド溝
31a内に、操作部カバー14を間に挟んで嵌め込まれ
ている。
XI及びXII−XII断面を示している。この位置、
即ち操作部30の握りの位置では、送気、送水、吸引の
各チューブは1本のチューブ4として一体に形成されて
いる。そして、操作部30の合成樹脂製ボディの表面を
一部突出させてさらにそこに凹んで形成されたガイド溝
31a内に、操作部カバー14を間に挟んで嵌め込まれ
ている。
【0050】ガイド溝31aの両端部分には、図12に
示されるように、嵌め込まれたチューブ4を外方から押
さえる庇部31bが形成されている。そして、この庇部
31bによって、チューブ4が、ガイド溝31aから外
れないように、操作部カバー14を間に挟んで操作部3
0に固定されている。つまり、この部分で操作部カバー
14はチューブ4によって操作部30にしっかりと固定
されている。したがって、構造が簡単なうえ着脱作業も
楽である。
示されるように、嵌め込まれたチューブ4を外方から押
さえる庇部31bが形成されている。そして、この庇部
31bによって、チューブ4が、ガイド溝31aから外
れないように、操作部カバー14を間に挟んで操作部3
0に固定されている。つまり、この部分で操作部カバー
14はチューブ4によって操作部30にしっかりと固定
されている。したがって、構造が簡単なうえ着脱作業も
楽である。
【0051】なお、この部分からチューブ4を着脱する
際には、チューブ4を少し弾性変形させるだけでよい。
際には、チューブ4を少し弾性変形させるだけでよい。
【0052】図13は、図1におけるXIII−XII
I断面を示しており、この光源接続用可撓管36の基部
部分では、操作部30に、3本のチューブ4s,4a,
4wを並べて嵌め込むガイド溝32aとその中央両側に
庇部32bとが形成されていて、3本のチューブ4s,
4a,4wが、ガイド溝32aから外れないように、操
作部カバー14を間に挟んで、操作部30に固定されて
いる。つまりこの部分でも、操作部カバー14はチュー
ブ4s,4a,4wによって操作部30にしっかりと固
定されている。
I断面を示しており、この光源接続用可撓管36の基部
部分では、操作部30に、3本のチューブ4s,4a,
4wを並べて嵌め込むガイド溝32aとその中央両側に
庇部32bとが形成されていて、3本のチューブ4s,
4a,4wが、ガイド溝32aから外れないように、操
作部カバー14を間に挟んで、操作部30に固定されて
いる。つまりこの部分でも、操作部カバー14はチュー
ブ4s,4a,4wによって操作部30にしっかりと固
定されている。
【0053】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば図14に示されるように、チューブ
受け部材D部分をチューブ4a,4wに沿って平行に形
成する等、種々の実施態様をとることができる。
のではなく、例えば図14に示されるように、チューブ
受け部材D部分をチューブ4a,4wに沿って平行に形
成する等、種々の実施態様をとることができる。
【0054】
【発明の効果】本発明の内視鏡の流体通路開閉装置によ
れば、流体がチューブ内だけを通るので、流体が通過す
る部分の洗浄、消毒又は交換などを容易に行って、内視
鏡を介しての感染を確実に防止することができ、しかも
、流体通路の閉塞は、チューブを単に押圧するのではな
く、チューブを折り曲げることによって行われるので、
操作力量が軽くて操作性が良く、微妙な操作が可能で指
先の疲労も小さい等の優れた効果を有する。
れば、流体がチューブ内だけを通るので、流体が通過す
る部分の洗浄、消毒又は交換などを容易に行って、内視
鏡を介しての感染を確実に防止することができ、しかも
、流体通路の閉塞は、チューブを単に押圧するのではな
く、チューブを折り曲げることによって行われるので、
操作力量が軽くて操作性が良く、微妙な操作が可能で指
先の疲労も小さい等の優れた効果を有する。
【図1】実施例の部分断面図である。
【図2】実施例の内視鏡の側面斜視図である。
【図3】実施例のシースの側面断面図である。
【図4】実施例のシースの側面斜視図である。
【図5】実施例の操作部カバー取付途中の側面斜視図あ
る。
る。
【図6】実施例の操作部カバー取付途中の側面斜視図で
ある。
ある。
【図7】実施例のシース等が取り付けられた使用状態の
内視鏡の側面斜視図である。
内視鏡の側面斜視図である。
【図8】実施例のチューブ支持枠の斜視図である。
【図9】実施例の送気送水操作装置の断面図である。
【図10】実施例の吸引操作装置の断面図である。
【図11】実施例の図7におけるXI−XI断面図であ
る。
る。
【図12】実施例の図7におけるXII−XII断面図
である。
である。
【図13】実施例の図7におけるXIII−XIII断
面図である。
面図である。
【図14】他の実施例の部分断面図である。
【図15】従来例の部分断面図である。
4a,4w,4s チューブ
41 操作手段
D チューブ受け部材
E チューブ押圧部材
Claims (5)
- 【請求項1】内腔を流体が通される弾発性のあるチュー
ブと、上記チューブの外壁面に当接するように設けられ
たチューブ受け部材と、上記チューブ受け部材に対して
上記チューブの軸方向に位置をずらして上記チューブ受
け部材と逆の方向から上記チューブを押圧するチューブ
押圧部材と、上記チューブ押圧部材を上記チューブに向
かって進退操作するための操作手投とを設け、上記操作
手段の操作によって、上記チューブ押圧部材で上記チュ
ーブを押圧することにより、上記チューブが上記チュー
ブ受け部材と上記チューブ押圧部材との間で折り曲げら
れてその内腔が閉塞され、上記チューブ押圧部材による
押圧を解除することによって、上記チューブの内腔が開
通して流体が通過するようにしたことを特徴とする内視
鏡の流体通路開閉装置。 - 【請求項2】上記操作手段は、側面に凹みが形成された
軸方向に進退自在なピストンを有し、上記チューブ押圧
部材の一端が上記ピストンの上記凹みのない部分の側面
に位置しているときには、上記チューブ押圧部材の他端
によって上記チューブが押圧され、上記チューブ押圧部
材の一端が上記凹み内に位置しているときには上記チュ
ーブ押圧部材による上記チューブの押圧状態が解除され
る請求項1記載の内視鏡の流体通路開閉装置。 - 【請求項3】上記チューブ及びそれに対応するチューブ
押圧部材が各々複数設けられており、上記ピストンを進
退させることによって上記凹み内に上記複数のチューブ
押圧部材の一端が順次導かれるようにして、上記複数の
チューブの内腔を選択的に開通させて流体を通すことが
できる請求項2記載の内視鏡の流体通路開閉装置。 - 【請求項4】上記チューブ受け部材が、上記チューブと
一体的に設けられていて内視鏡の操作部に対して着脱自
在に設けられている請求項1,2又は3記載の内視鏡の
流体通路開閉装置。 - 【請求項5】上記内視鏡の操作部がカバーで包まれてお
り、上記チューブ受け部材と上記チューブとを上記操作
部に対して上記カバーの外側から自在に着脱することが
できる請求項4記載の内視鏡の流体通路開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3228164A JP3017574B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 内視鏡の流体通路開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3228164A JP3017574B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 内視鏡の流体通路開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04354928A true JPH04354928A (ja) | 1992-12-09 |
JP3017574B2 JP3017574B2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=16872237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3228164A Expired - Fee Related JP3017574B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 内視鏡の流体通路開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3017574B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0657303U (ja) * | 1993-01-22 | 1994-08-09 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡挿入部カバー部のパッケージ |
JPH0661202U (ja) * | 1993-02-09 | 1994-08-30 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡カバー方式の内視鏡装置 |
WO2009001429A1 (ja) * | 2007-06-25 | 2008-12-31 | Olympus Medical Systems Corp. | 医療機器と医療装置と内視鏡 |
JP2013027638A (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | Fujifilm Corp | 内視鏡用挿入補助具 |
JP2013039247A (ja) * | 2011-08-17 | 2013-02-28 | Fujifilm Corp | 内視鏡システム |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61171940U (ja) * | 1985-04-12 | 1986-10-25 | ||
JPH0210853U (ja) * | 1988-07-06 | 1990-01-24 | ||
JPH0257231A (ja) * | 1988-04-22 | 1990-02-27 | Opielab Inc | 内視鏡 |
JPH02102201U (ja) * | 1989-01-30 | 1990-08-14 |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP3228164A patent/JP3017574B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS61171940U (ja) * | 1985-04-12 | 1986-10-25 | ||
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JPH02102201U (ja) * | 1989-01-30 | 1990-08-14 |
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JPH0661202U (ja) * | 1993-02-09 | 1994-08-30 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡カバー方式の内視鏡装置 |
WO2009001429A1 (ja) * | 2007-06-25 | 2008-12-31 | Olympus Medical Systems Corp. | 医療機器と医療装置と内視鏡 |
JP2013027638A (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | Fujifilm Corp | 内視鏡用挿入補助具 |
JP2013039247A (ja) * | 2011-08-17 | 2013-02-28 | Fujifilm Corp | 内視鏡システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3017574B2 (ja) | 2000-03-13 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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