JP2013039247A - 内視鏡システム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で操作を複雑にすることなく、内視鏡挿入部の窓部の表面にガスカーテンを常時形成し、窓部の汚れや曇りを未然に防止する。
【解決手段】内視鏡挿入部を外装するシース挿入部に設けられた送気管路20と、シース挿入部の先端に設けられたノズル68と、ガスボンベ100と送気管路20との間に設けられ、ガスボンベ100から供給されるガスを送気管路20に導く送気チューブ62と、ガスボンベ100から供給されるガスの圧力又は流量を制限する減圧ユニット106及び流量調整部112を有し、前記減圧ユニット106及び流量調整部112によって圧力又は流量が制限されたガスを送気管路20に導く送気チューブ64と、送気チューブ62、64のうち、送気チューブ62のみに設けられ、送気管路20へのガスの供給及び停止を選択的に切り替える操作機構124とを備えた内視鏡システムを提供する。
【選択図】図4

Description

本発明は内視鏡システムに係り、特に内視鏡挿入部の先端に設けられた観察窓の汚れや曇りを防止するために観察窓の表面にガスカーテンを形成する機構を備えた内視鏡システムに関する。
医療分野において、内視鏡を利用した医療診断が広く行われている。このような内視鏡の挿入部は血液や体液などで汚れやすい環境で使用されるため、内視鏡挿入部の先端に設けられた観察窓を常に清浄に保ち、良好な視野を確保する必要がある。
特許文献1に記載される硬性内視鏡装置では、硬性内視鏡の挿入部に被嵌されるシースの先端には洗浄液やガス等の流体を噴出するためのノズルが設けられている。このシースの内壁には、軸方向に沿って形成された流体管路として送水管路や送気管路が設けられている。これらの流体管路はシースの先端近傍で合流し、シースの先端部に設けられたノズルに連通している。また、ガス供給源としてのガスボンベに充填されているガスは所定の圧力に減圧され、生理食塩水などの洗浄液が収容されている容器に供給されるようになっている。この容器には送液用チューブや送気用チューブの一端が接続されており、各チューブの他端はシースに設けられている送水口体、送気口体に接続され、シースの送水管路や送気管路に連通している。そして、硬性内視鏡によって腹腔内の臓器等を観察又は治療中、内視鏡挿入部の先端の観察窓に血液や体液などの汚れが付着したときには、ガスボンベから供給されるガスを利用して、容器から洗浄液又はガスがシースの流体管路を介してノズルに導かれ、ノズルから送気・送水が行われる。このようにして内視鏡挿入部の観察窓の洗浄・乾燥が行われ、観察窓の視野を良好に保つことが可能となっている。
特開平5−199979号公報
ところで、特許文献1には、シースの先端に設けられたノズルからガスを噴出することによって内視鏡挿入部の観察窓の表面にガスカーテン(エアカーテン)を形成することが記載されている。このようにガスカーテンを形成することにより、観察窓の汚れや曇りを未然に防止することが可能となるので、観察窓の洗浄・乾燥を行うための操作の頻度が減少し、術者等の操作負担を軽減することができるので望ましい。
ここで、特許文献1の硬性内視鏡装置を用いて内視鏡挿入部の観察窓の表面にガスカーテンを形成しようとした場合、気腹圧又は洗浄圧に減圧された気腹用ガスをシースの送気管路に供給してノズルから噴出させることが考えられる。
しかしながら、気腹圧に減圧された気腹用ガスを用いる場合、気腹用ガスは腹腔内を一定圧に膨らませるためのガスであるため、腹腔内の圧力が所定圧力よりも高くなったときには、腹腔内の高圧状態を回避するために腹腔内への気腹用ガスの送気を停止しなければならなくなる。このため、硬性内視鏡によって腹腔内の臓器等を観察又は治療中、気腹用ガスを腹腔内に常に供給することはできず、観察窓の表面にガスカーテンを常時形成することができない問題がある。その結果、観察窓の汚れや曇りを抑止する効果が十分に得られず、事後的に観察窓の洗浄、乾燥を行うことが必要となる。
一方、洗浄圧に減圧された気腹用ガスは、気腹圧に減圧された気腹用ガスよりも高圧であるため、上記問題はより顕著となり、ガスカーテンを形成するために用いられるガスとしては好ましくない。また、このような高圧ガスをノズルから常時噴出させることは、必要以上にガスが無駄に消費されてしまうので不経済である。
また、特許文献1の硬性内視鏡装置では、洗浄圧に対応する第1のガス管路と気腹圧に対応する第2のガス管路は合流して接続管路を介して容器に接続された構成となっている。このため、これらの管路を切り換えるための切替機構(弁機構など)や制御装置が必要となり、操作の複雑化を招いたり、システムの大型化によってコストアップなどを招く恐れがある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、簡易な構成で操作を複雑にすることなく、内視鏡挿入部の窓部の表面に常時ガスカーテンを形成し、窓部の汚れや曇りを未然に防止できる内視鏡システムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明に係る内視鏡システムは、先端面に窓部を有する内視鏡挿入部と、前記内視鏡挿入部又は該内視鏡挿入部を外装するシースからなる管路形成部材に設けられた流体管路と、前記管路形成部材の先端に設けられ、前記流体管路に連通し、該流体管路から供給される流体を前記内視鏡挿入部の窓部に向かって噴射するノズルと、ガス供給源と前記流体管路との間に設けられ、前記ガス供給源から供給されるガスを前記流体管路に導く第1のガス供給管路と、前記ガス供給源から供給されるガスの圧力又は流量を制限する制限手段を有し、前記制限手段によって圧力又は流量が制限されたガスを前記流体管路に導く第2のガス供給管路と、前記第1及び第2のガス供給管路のうち、前記第1のガス供給管路のみに設けられ、前記流体管路へのガスの供給及び停止を選択的に切り替えるガス切替手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ガス供給源から供給されるガスを流体管路に導く第1のガス供給管路とともに制限手段によって低圧又は低流量に制限されたガス(ガスカーテン用ガス)を流体管路に導く第2のガス供給管路を設けたので、複雑な操作を行うことなく、ノズルからガスカーテン用ガスを常に噴出することが可能となる。これにより、内視鏡挿入部の窓部の表面にガスカーテンを常時形成することができ、内視鏡挿入部の窓部(例えば観察窓や照明窓)の曇りや汚れを未然に防ぐことが可能となる。
本発明においては、前記第1のガス供給管路は、前記内視鏡挿入部の窓部を洗浄又は乾燥するためのガスを前記流体管路に導くガス供給管路であり、前記第2のガス供給管路は、前記内視鏡挿入部の窓部の表面にガスカーテンを形成するためのガスであって前記第1のガス供給管路により導かれるガスよりも低圧又は低流量のガスを前記流体管路に導くガス供給管路であることが好ましい。
また本発明の好ましい態様として、前記ガス供給源と前記流体管路との間に設けられ、前記ガス供給源から供給されるガスの圧力を利用して密閉容器に収容される洗浄液を前記流体管路に導く洗浄液供給管路と、前記洗浄液供給管路に設けられ、前記流体管路への洗浄液の供給及び停止を選択的に切り替える洗浄液切替手段と、を備える。この態様によれば、ノズルから洗浄液を選択的に噴射することにより、内視鏡挿入部の窓部に付着した汚れや液滴を洗い流すことが可能となる。
また本発明の好ましい態様として、前記ガス切替手段及び前記洗浄液切替手段は、操作部材の操作量に応じて前記ガス供給管路及び前記洗浄液供給管路をそれぞれ開閉するタイミングが異なるように構成される。この態様によれば、操作部材の操作量に応じてノズルからガス又は洗浄液を選択的に噴射することが可能となる。これにより、簡単な操作で内視鏡挿入部の窓部を洗浄・乾燥することができるようになる。
また本発明では、前記制限手段によって制限され前記第2のガス供給管路により導かれるガスの流量は、前記第1のガス供給管路により導かれるガスの1/100以上1/50以下であることが好ましい。このような流量に設定されたガスを用いることにより、内視鏡挿入部の窓部にガスカーテンを安定形成することが可能となる。
本発明によれば、ガス供給源から供給されるガスを流体管路に導く第1のガス供給管路とともに制限手段によって低圧又は低流量に制限されたガス(ガスカーテン用ガス)を流体管路に導く第2のガス供給管路を設けたので、複雑な操作を行うことなく、ノズルからガスカーテン用ガスを常に噴出することが可能となる。これにより、内視鏡挿入部の窓部の表面にガスカーテンを常時形成することができ、内視鏡挿入部の窓部(例えば観察窓や照明窓)の曇りや汚れを未然に防ぐことが可能となる。
本発明の一実施形態に係る内視鏡システムの全体構成を示した斜視図 図1に示した内視鏡システムを下方から見た斜視図 図1に示した内視鏡システムの分解斜視図 本実施形態の内視鏡システムにおける流体供給系の構成を示した概略図 操作レバー操作時のチューブの開閉状態を示した概略断面図 操作レバー操作時のチューブの開閉状態を示した概略断面図 送気チューブ内に閉塞防止部材を内挿した状態を示した断面図 送気チューブ内に突起部を設けた構成を示した断面図 送気チューブ内に凹部を設けた構成を示した断面図 V字状の溝部に送気チューブを押し付けた状態を示した断面図 送気チューブにバイパスチューブを接続した構成を示した断面図
以下、添付図面に従って本発明に係る内視鏡システムの好ましい実施の形態について詳説する。
図1は、本発明の一実施形態に係る内視鏡システムの全体構成を示した斜視図である。図2は、図1に示した内視鏡システムを下方から見た斜視図である。図3は、図1に示した内視鏡システムの分解斜視図であり、シースと硬性内視鏡が分離された状態を示している。なお、図面を簡略化するため、各図では一部構成要素の図示を省略している。
図1〜図3に示すように、本実施形態に係る内視鏡システム1は、硬性内視鏡10と、硬性内視鏡10の先端部分を外装するシース12と、シース12の内部に設けられる流体管路に洗浄液や送気ガス等の流体を供給する流体供給装置80(図2参照)とから主に構成される。
硬性内視鏡10は、細長い硬質な挿入部(以下、「内視鏡挿入部」という。)26と、内視鏡挿入部の基端に連結された本体部(以下、「内視鏡本体部」という。)24とから構成される(図3参照)。
内視鏡本体部24には、光源装置38を接続するためのコネクタ28が突設されている。このコネクタ28は、硬性内視鏡10の使用時、すなわち図1又は図2に示したようにシース12を硬性内視鏡10に装着した状態のとき、シース12の基端部に設けられるシース操作部30の本体部31のU字状切欠部34から上方に突出配置される。この状態で、ライトガイドケーブル36の一端部がコネクタ28に接続され、ライトガイドケーブル36の他端部が外設の光源装置38に接続される。
内視鏡挿入部26の先端面27には、照明窓40が設けられる。内視鏡挿入部26内には、照明窓40の後方にライトガイド(不図示)の出射端が配設されている。このライトガイドは、内視鏡挿入部26に挿通され、ライトガイドの入射端はコネクタ28内に配置される。これにより、光源装置38からの照明光は、ライトガイドケーブル36、及び前記ライトガイドを介して照明窓40に導かれ、照明窓40から体腔内の観察部位に照射される。
また、内視鏡挿入部26の先端面27には、観察窓42が設けられる。内視鏡挿入部26内には、観察窓42の後方に対物レンズ(不図示)やイメージガイド(不図示)が配設されている。観察窓42から入射した観察部位の光学像は、対物レンズによってイメージガイドの結像面に結像される。そして、前記光学像は、前記イメージガイドを介して内視鏡本体部24に導かれる。内視鏡本体部24の基端部には接眼部44が連結されており、内視鏡本体部24に導かれた光学像は、接眼部44の接眼レンズ46(図1、図2参照)を介して施術者に観察される。なお、本実施形態では、観察部位の光学像を、イメージガイドを介して接眼部44から観察する硬性内視鏡10を例示したが、固体撮像素子の受光面に光学像を結像させて、光学像を電子画像データとして出力する電子内視鏡であってもよい。
シース12は、細長い単純円筒状の硬質パイプから形成される挿入部(以下、「シース挿入部」という。)14と、シース挿入部14の基端部に連結された操作部(以下、「シース操作部」という。)30とから構成される。
シース挿入部14には、その軸方向(以下、「シース軸方向」という。)に沿って内視鏡挿入部26を挿通させるためのルーメン16が形成されている。このルーメン16の直径は、内視鏡挿入部26の外径よりも僅かに大きく、シース挿入部14に対する内視鏡挿入部26のガタがほとんど生じない程度で、かつ、内視鏡挿入部26をシース挿入部14に円滑に挿入することができる大きさとなっている。なお、シース挿入部14は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ウレタン等の樹脂製であることが好ましい。
シース挿入部14は、内視鏡挿入部26の長さに合わせて形成されている。具体的には、シース挿入部14に内視鏡挿入部26を規定の位置まで挿入したとき、シース挿入部14の先端が内視鏡挿入部26の先端面と略一致するように構成される。
シース挿入部14の基端部には、内視鏡挿入部26を固定するための固定機構としてコレットチャック50が設けられている。シース挿入部14に内視鏡挿入部26を挿通させた状態でコレットチャック50を構成するナット部52を締結方向に回転させることにより、シース挿入部14と内視鏡挿入部26とが相互に固定される。なお、コレットチャック50の構造については周知であるため、ここでは具体的な構造についての説明は省略するが、
シース挿入部14の先端部には、内視鏡挿入部26の観察窓42の表面に付着した汚損物(例えば血液や体液等)を除去するために洗浄液やガス等の流体を噴射する手段としてノズル68が設けられている。このノズル68は、シース軸方向に対して略直角又は接続される硬性鏡の先端面と略平行な方向に屈曲しており、シース挿入部14に挿通された内視鏡挿入部26の観察窓42に向かって開口している。シース挿入部14の内壁には、洗浄液やガス等の流体をノズル68まで導くための流体管路として送液管路18や送気管路20が設けられている(図3参照)。これらの流体管路はシース軸方向に沿って形成されており、シース挿入部14の先端部近傍で合流し、シース挿入部14の先端部に設けられたノズル68に連通している。これにより、後述する流体供給装置80から供給された流体は、所定の流体管路(送液管路18又は送気管路20)を介してノズル68まで導かれ、ノズル68から観察窓42に向かって噴射される。なお、送液管路18と送気管路20は合流せずに、別々にノズル68に連通するように構成されていてもよい。
シース挿入部14の基端部には、外部装置としての流体供給装置80から供給される流体をシース挿入部14の流体管路に導入するための供給口として送液ポート54や送気ポート56、58が設けられている。
送液ポート54は送液管路18に連通しており、送液チューブ60の一端が接続される。送液チューブ60の他端は流体供給装置80の送液コネクタ80dに接続される。そして、流体供給装置80の送液コネクタ80dから送出される洗浄液は、送液チューブ60、送液ポート54、及び送液管路18を介してノズル68に導かれる。
送気ポート56は送気管路20に連通しており、送気チューブ62の一端が接続される。送気チューブ62の他端は流体供給装置80の送気コネクタ80cに接続される。流体供給装置80の送気コネクタ80cから送出されるガスは、内視鏡挿入部26の観察窓42に付着した汚れや水滴を吹き飛ばすための高圧ガス(ブロー用ガス)である。そして、流体供給装置80の送気コネクタ30cから送出されるガスは、送気チューブ62、送気ポート56、及び送気管路20を介してノズル68に導かれる。
送気ポート58は送気管路20に連通しており、送気チューブ64の一端が接続される。送気チューブ64の他端は流体供給装置80の送気コネクタ80bに接続される。流体供給装置80の送気コネクタ80bから送出されるガスは、内視鏡挿入部26の観察窓42の曇りや汚れを防ぐために観察窓42の表面にガスカーテンを形成するためのガス(ガスカーテン用ガス)であり、前記ブロー用ガスよりも低い圧力に設定されていている。そして、流体供給装置80の送気コネクタ80bから送出されるガスは、送気チューブ64、送気ポート58、及び送気管路20を介してノズル68に導かれる。
ここで、流体供給装置80の構成について説明する。図4は、本実施形態の内視鏡システムにおける流体供給系の構成を示した概略図である。
図4に示すように、流体供給装置80には、複数のコネクタ80a〜80dが設けられている。上述したように各コネクタ80d、80c、80bには、それぞれ各チューブ60、62、64が接続される。
流体供給装置80の高圧コネクタ80aには、ガスボンベ100から延出される高圧ガス用チューブ102の一端が接続されている。ガス供給源としてのガスボンベ100には炭酸ガス(COガス)が充填されており、高圧ガス用チューブ102を介してガスボンベ100からの炭酸ガスが流体供給装置80の高圧コネクタ80aに供給される。
流体供給装置80の内部には、高圧コネクタ80aに連結されるガス管路104が設けられている。このガス管路104には、高圧コネクタ80aに供給されたガス(本例では炭酸ガス)を所定圧に減圧する減圧ユニット106と、ガス管路104を流れるガスの流量を調整する流量調整部112とが設けられている。
減圧ユニット106は、ガス管路104の上流側(高圧コネクタ80a側)から順に、第1の減圧器108と第2の減圧器110が直列に接続されている。第1の減圧器108は、高圧コネクタ80aに供給されたガスを観察窓42の表面に付着した汚れや液滴を吹き飛ばすのに適した1次圧力(ブロー圧)に減圧する。第2の減圧器110は、第1の減圧器108によって減圧されたガスをガスカーテン形成に適した2次圧力(ガスカーテン圧)に減圧する。なお、後述する流量調整部112が設けられる場合には、第2の減圧器110を省略することも可能である。
流量調整部112は、ガス管路104の断面積(管路面積)を変化させることによりガス管路104を流れるガスの流量を所定量に調整する。この流量調整部112は、例えば管路の断面積を可変可能な可変絞りや流量制御弁などにより構成される。なお、第2の減圧器110が設けられる場合には、流量調整部112を省略することも可能である。
第1の減圧器108と第2の減圧器110との間を接続するガス管路104aには、分岐管路114の一端が接続されており、分岐管路114の他端は容器116に接続されている。容器116には洗浄液(例えば生理食塩水)が収容されており、蓋体118によって密閉されている。分岐管路114の他端は蓋体118に貫通して配置されており、洗浄液の液面よりも上部に開口している。
送気管路120の一端は蓋体118に貫通して配置されており、容器116の洗浄液の液面よりも上部に開口している。送気管路120の他端は流体供給装置80の送気コネクタ80cに接続されている。
送液管路122の一端は蓋体118に貫通して配置されており、容器116の底部近傍で洗浄液中に開口している。送液管路122の他端は流体供給装置80の送液コネクタ80dに接続されている。
このように構成される流体供給装置80では、ガスボンベ100から高圧ガス用チューブ102を介して流体供給装置80の高圧コネクタ80aに供給されたガスは、ガス管路104により、第1の減圧器108、第2の減圧器110、流量調整部112を順次通過し、ガスカーテン形成に適した圧力又は流量に調整され、送気コネクタ80bから出力される。また、第1の減圧器108にて観察窓42の表面に付着した汚れや液滴を吹き飛ばすのに適したブロー圧に減圧されたガスは容器116を介して送気コネクタ80cから出力されるとともに、ブロー圧に減圧されたガスの圧力を利用して容器116内の洗浄液が送液コネクタ80dから出力される。そして、各コネクタ80d、80c、80bから送出される洗浄液やガスはそれぞれ各チューブ60、62、64を介してシース挿入部14の流体管路(送液管路18又は送気管路20)に供給される。
ところで、流体供給装置80とシース挿入部14との間には、洗浄液やブロー用ガス(ブロー圧に減圧されたガス)の供給/停止を行うための操作機構(ON/OFF機構)124が設けられている。この操作機構124はシース操作部30の構成要素として組み込まれており、シース操作部30の操作に応じて送液チューブ60や送気チューブ62を構成する管路が開放/閉塞されて、各チューブを流れる洗浄液やガスの供給/停止が行われる。これにより、シース挿入部14の先端のノズル68から洗浄液やガスの噴射が選択的に行われるようになっている。
なお、流体供給装置80とシース挿入部14との間には、ガスカーテン用ガス(ガスカーテン形成用に比較的低圧又は低流量に調整されたガス)の供給/停止を行うための操作機構は設けられておらず、流体供給装置80からシース挿入部14にはガスカーテン用ガスが常に供給され、シース挿入部14の先端のノズル68から噴射されたガスによって観察窓42の表面にガスカーテンが常時形成されるようになっている。
ここで、シース操作部30の構成について詳しく説明する。
図1〜図3に示すように、シース操作部30は、支持部70を介してシース挿入部14に連結固定される本体部31と、本体部31に対して回動自在に設けられた操作レバー32と、送液チューブ60及び送気チューブ62を閉塞するための付勢手段として捩じりコイルばね94、96とから構成されている。
本体部31には、上述したように内視鏡本体部24のコネクタ28を挿通配置するためのU字状切欠部34が設けられるとともに、その下面側にはU字状切欠部34を挟むようにチューブ配設用の溝76、84が設けられている(図2参照)。第1の溝76には送気チューブ62の一部が配設され、第2の溝84には送液チューブ60の一部が配設される。これらの溝76、84に配設された各チューブ62、60は、操作レバー32の非操作時においては、捩じりコイルばね94、96の付勢力によって閉塞された状態となっている。
操作レバー32は、捩じりコイルばね94、96によって閉塞されている各チューブ62、60の閉塞を解除するための操作部材であり、本体部31に設けられる軸部98を回転中心として2段階に操作可能(押下可能)となっている。そして、操作レバー32の回動操作(押下操作)に応じて操作レバー32の一部が捩じりコイルばね94、96に当接することにより、各チューブ62、60の閉塞を解除できるように構成されている。これにより、各溝76、84に配設された送気チューブ62及び送液チューブ60をそれぞれ押圧(圧潰)してチューブの管路を閉塞した閉状態と、チューブの押圧(圧潰)を解除してチューブの管路を開放した開状態とで切り替えるように構成されている。
図5及び図6は、操作レバー操作時のチューブの開閉状態を示した概略断面図である。図5は操作レバーを背面側(シース挿入部14の先端とは反対側)から見たとき様子を示し、図6は操作レバーを側面側から見たときの様子を示している。
まず、図5(a)及び図6(a)に示すように操作レバー32が非操作時の状態においては、操作レバー32の下面側(裏面側)に突設されている当接部材(押下部材)126、128は、捩じりコイルばね94、96に当接しないように構成されている。このとき、捩じりコイルばね94、96の一端部を直角に折り曲げることによって構成されるストッパ90、92は、捩じりコイルばね94、96による付勢力によって、それぞれ送気チューブ62、送液チューブ60を押圧する方向(図5の上方向)に付勢されており、各チューブ62、60はストッパ90、92によって閉塞された状態にある。即ち、送気チューブ62と送液チューブ60の両方の管路が閉状態となっている。
また、図5(b)及び図6(b)に示すように操作レバー32を1段階押し下げた状態においては、操作レバー32の当接部材126、128のうち、第1の当接部材126が捩じりコイルばね94に当接し、捩じりコイルばね94の付勢力に抗してストッパ90が押し下げられる。これにより、送気チューブ62の管路が開放されて開状態となり、流体供給装置80の送気コネクタ80cから出力されるブロー用ガスが送気ポート56、送気管路20を介してノズル68に供給される。一方、第2の当接部材128は、第1の当接部材126よりもその長さが短く構成されており、操作レバー32を1段階押し下げた状態では、第2の当接部材128は捩じりコイルばね94に当接せず、図5(a)に示した非操作状態と同様に、送液チューブ60はストッパ92に押圧されて管路が閉塞した閉状態にある。よって、操作レバー32を1段階押し下げた状態では、シース挿入部14先端のノズル68からブロー用ガスのみが噴射される。
また、図5(c)に示すように操作レバー32を2段階押し下げた状態においては、当接部材126が捩じりコイルばね94に当接した状態が維持され、捩じりコイルばね94の付勢力に抗してストッパ90をさらに押し下げるとともに、押下部材128が捩じりコイルばね96に当接し、捩じりコイルばね96の付勢力に抗してストッパ92を押し下げる。これにより、送気チューブ62とともに送液チューブ60の管路が開放されて開状態となる。これにより、シース挿入部14先端のノズル68からは洗浄液とブロー用ガスとの混合流体が噴射される。
次に、本実施形態の内視鏡システム1の作用について説明する。
硬性内視鏡10によって腹腔内の臓器等を観察又は治療する場合、流体供給装置80にてガスカーテン形成用に比較的低圧又は低流量に調整されたガス(ガスカーテン用ガス)が、送気チューブ64、送気ポート58、送気管路20を介してノズル68に導かれ、ノズル68から噴射される。そして、ノズル68から噴射されたガスにより、観察窓42の表面にはガスの膜が常に形成され、且つ表面に沿って流れるようになる。そうすると、観察窓42に向かう煙や水蒸気等は観察窓42の表面にまでは到達せず、ガスカーテンに搬送されて、観察窓42から側方に流れ去るようになる。また、脂分や血液等も飛散し、これらが観察窓42に付着することもあるが、これらについてもガスカーテンにより遮断されるため、観察窓42に脂分や血液等が付着することを防止することができる。つまり、ガスカーテンにより、観察窓42の曇りや汚れを未然に防ぐことができる。また、送気チューブ64には管路を開閉するための操作機構が設けられていないので、特別な操作を行うことなく、内視鏡挿入部26先端の観察窓42の表面にはガスカーテンを常時形成することができる。
また、内視鏡挿入部26先端の観察窓42に汚損物が付着したときには、その汚損物を除去すべく、まず、操作レバー32を非操作状態の位置(図5(a))から第1段目の操作位置(図5(b))まで回動操作(押下操作)する。これにより、流体供給装置80にてブロー用に比較的高圧に減圧されたガス(ブロー用ガス)がノズル68から噴射され、観察窓42に付着した血液や体液等の汚れや液滴が吹き飛ばされる。
続いて、操作レバー32を第1段目の操作位置(図5(b))から第2段目の操作位置(図5(c))まで押下操作すると、ノズル68からブロー用ガスと洗浄液との混合流体が観察窓42に噴射され、観察窓42に付着した汚れや水滴を洗い流す。
次いで、操作レバー32を第2段目の操作位置(図5(c))から第1段目の操作位置(図5(b))に戻すと、ノズル68からブロー用ガスが噴射され、観察窓42に付着した液滴等が吹き飛ばされ、観察窓42の乾燥が行われる。
そして、操作レバー32を第1段目の操作位置(図5(b))から非操作状態の位置(図5(a))、すなわち操作レバー32を初期状態に戻すと、ノズル68からブロー用ガスの噴射は停止される。このとき、流体供給装置80からシース挿入部14の送気管路20には送気チューブ64を介してガスカーテン用ガスが常時供給されているので、ノズル68からブロー用ガスの噴射を停止してからガスカーテン用ガスが噴射されるまでのタイムラグがなく、観察窓42の洗浄・乾燥が終了すると同時にガスカーテンを形成することができる。また、ガスカーテンを形成するための特別な操作が不要であり、操作負担を大幅に軽減することができ、観察窓42の汚れや曇りを確実に防止することが可能となる。
本実施形態の内視鏡システム1によれば、高圧のブロー用ガスをシース挿入部14の送気管路20に供給する送気チューブ62とともに低圧のガスカーテン用ガスをシース挿入部14の送気管路20に供給する送気チューブ64を設けたので、ブロー用ガスの供給及び停止を切り替えるための操作に左右されることなく、ノズル68からガスカーテン用ガスを常に噴出することが可能となる。これにより、内視鏡挿入部26の観察窓42の表面にガスカーテンを常時形成することができ、内視鏡挿入部26の観察窓42の曇りや汚れを未然に防ぐことが可能となる。また、操作レバー32の操作に応じて、ノズル68からブロー用ガスが適宜噴射されるので、内視鏡挿入部26の観察窓42に付着した汚れや液滴を吹き飛ばすことが可能となる。
また、ノズル68からブロー用ガスの噴射が終了すると同時にガスカーテン用ガスが噴射されるようになるので、観察窓42の洗浄・乾燥が終わってからガスカーテンが形成されるまでのタイムラグがなく、観察窓42の汚れを確実に防ぐことができ、常に良好な視界を保つことが可能となる。
本実施形態では、ガスカーテン用ガスとブロー用ガスの流量比Qは1/100≦Q≦1/50を満たすことが好ましい。具体的には、流体供給装置80の流量調整部112にてこれらのガスの流量比Qが上記範囲を満たすようにガス管路104を流れるガスの流量を調整する。これにより、内視鏡挿入部26の観察窓42の表面にガスカーテンを安定形成することが可能となるとともに、ガスの無駄な消費を防止することができる。
また、本実施形態では、洗浄液やブロー用ガスの供給/停止を行うための操作機構(ON/OFF機構)124がシース操作部30からなる機械的機構(メカニカル機構)により構成されているが、本発明はこれに限定されず、電気的機構により構成されていてもよい。
また、本実施形態では、ノズル68やそれに連通する流体管路(送液管路18や送気管路20)がシース挿入部14に設けられた構成を示したが、本発明はこれに限定されず、ノズル68や流体管路が内視鏡挿入部26に設けられていてもよい。
なお、操作レバー32を図5(a)と図5(b)の位置との間に回動させて、送気チューブ62を若干量開放すると、ノズル68から微量なガスが観察窓42に噴射される。これにより、観察窓42の表面にガスカーテンが形成することもできる。この場合、ガスカーテン用ガスを供給する送気チューブ64が不要となる。
このように送気チューブ62の一部を開放したときに形成される隙間からガスカーテン用ガスを供給するようにした場合、図7に示すように送気チューブ62内に線状部材、チューブ状部材、メッシュ状部材などの閉塞防止部材63を内挿しておくことにより、送気チューブ62が完全に閉塞してしまうのを防止することができる。また、図8に示すように送気チューブ62の内壁部に突起部62aを設けてもいし、図9に示すように送気チューブ62の内壁部に凹部62bを設けてもよい。また、図10に示すようにV字状の溝部130に送気チューブ62を押し付けるようしても、送気チューブ62は完全に閉塞せず、そのときに形成される隙間からガスカーテン用ガスを供給することが可能となる。さらに、図11に示すように送気チューブ62にバイパスチューブ132の両端を接続しておき、押圧部材134(図5のストッパ90に相当)によって送気チューブ62を閉塞(圧潰)したとき、バイパスチューブ132を介してガスカーテン用ガスを供給することも可能となる。
以上、本実施形態に係る内視鏡システムについて詳細に説明したが、本発明は、以上の例には限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変形を行ってもよいのはもちろんである。
1…内視鏡システム、10…硬性内視鏡、12…シース、14…シース挿入部、16…ルーメン、18…送液管路、20…送気管路、24…内視鏡本体部、26…内視鏡挿入部、28…コネクタ、30…シース操作部、31…シース本体部、32…操作レバー、36…ライトガイドケーブル、38…光源装置、40…照明窓、42…観察窓、60…送液チューブ、62…送気チューブ、64…送気チューブ、68…ノズル、80…流体供給装置、90、92…ストッパ、94、96…捩じりコイルばね、126、128…押下部材

Claims (5)

  1. 先端面に窓部を有する内視鏡挿入部と、
    前記内視鏡挿入部又は該内視鏡挿入部を外装するシースからなる管路形成部材に設けられた流体管路と、
    前記管路形成部材の先端に設けられ、前記流体管路に連通し、該流体管路から供給される流体を前記内視鏡挿入部の窓部に向かって噴射するノズルと、
    ガス供給源と前記流体管路との間に設けられ、前記ガス供給源から供給されるガスを前記流体管路に導く第1のガス供給管路と、
    前記ガス供給源から供給されるガスの圧力又は流量を制限する制限手段を有し、前記制限手段によって圧力又は流量が制限されたガスを前記流体管路に導く第2のガス供給管路と、
    前記第1及び第2のガス供給管路のうち、前記第1のガス供給管路のみに設けられ、前記流体管路へのガスの供給及び停止を選択的に切り替えるガス切替手段と、
    を備えたことを特徴とする内視鏡システム。
  2. 前記第1のガス供給管路は、前記内視鏡挿入部の窓部を洗浄又は乾燥するためのガスを前記流体管路に導くガス供給管路であり、
    前記第2のガス供給管路は、前記内視鏡挿入部の窓部の表面にガスカーテンを形成するためのガスであって前記第1のガス供給管路により導かれるガスよりも低圧又は低流量のガスを前記流体管路に導くガス供給管路であることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡システム。
  3. 前記ガス供給源と前記流体管路との間に設けられ、前記ガス供給源から供給されるガスの圧力を利用して密閉容器に収容される洗浄液を前記流体管路に導く洗浄液供給管路と、
    前記洗浄液供給管路に設けられ、前記流体管路への洗浄液の供給及び停止を選択的に切り替える洗浄液切替手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載の内視鏡システム。
  4. 前記ガス切替手段及び前記洗浄液切替手段は、操作部材の操作量に応じて前記ガス供給管路及び前記洗浄液供給管路をそれぞれ開閉するタイミングが異なるように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の内視鏡システム。
  5. 前記制限手段によって制限され前記第2のガス供給管路により導かれるガスの流量は、前記第1のガス供給管路により導かれるガスの1/100以上1/50以下であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の内視鏡システム。
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