JPH04354891A - 連続酸洗設備における金属帯板の加熱方法 - Google Patents
連続酸洗設備における金属帯板の加熱方法Info
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- JPH04354891A JPH04354891A JP15763491A JP15763491A JPH04354891A JP H04354891 A JPH04354891 A JP H04354891A JP 15763491 A JP15763491 A JP 15763491A JP 15763491 A JP15763491 A JP 15763491A JP H04354891 A JPH04354891 A JP H04354891A
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 11
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Landscapes
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は連続酸洗設備における金
属帯板の加熱方法に関する。
属帯板の加熱方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の酸洗タンク入側に散水設備を持つ
鋼帯板(ストリップ)の連続酸洗設備において、散水時
にストリップに付着した液を除去する方法として、リン
ガロール、エアーワイパー、ドライヤー等の設備があっ
た。
鋼帯板(ストリップ)の連続酸洗設備において、散水時
にストリップに付着した液を除去する方法として、リン
ガロール、エアーワイパー、ドライヤー等の設備があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、次のよ
うな問題点があった。 (1)リンガロールではストリップに付着した液を完全
に除去できない。 (2)エアーワイパー、ドライヤー等は余分な設置空間
を必要とする。またランニングコストが大きくなる。 (3)ストリップに付着した液が除去できない時は、ブ
ライドルロールに液が付着し、摩擦係数の低下によりス
トリップの張力が確保できない。 (4)ストリップが付着液により冷却されるので、酸洗
速度が低下する。
うな問題点があった。 (1)リンガロールではストリップに付着した液を完全
に除去できない。 (2)エアーワイパー、ドライヤー等は余分な設置空間
を必要とする。またランニングコストが大きくなる。 (3)ストリップに付着した液が除去できない時は、ブ
ライドルロールに液が付着し、摩擦係数の低下によりス
トリップの張力が確保できない。 (4)ストリップが付着液により冷却されるので、酸洗
速度が低下する。
【0004】そこで本発明は上記課題を解決するため、
余分な装置を設けることなく、ストリップに付着した液
を蒸発させてロールの摩擦係数を保持し、また酸洗速度
を上げる方法を提供することを目的とする。
余分な装置を設けることなく、ストリップに付着した液
を蒸発させてロールの摩擦係数を保持し、また酸洗速度
を上げる方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
、本発明の構成は次のとおりとする。即ち、酸洗タンク
の入側に散水設備を持つスケールブレーカ、メカニカル
デスケーラが設けられ、前記酸洗タンク前後にブライド
ルロールを持つ金属帯板の連続酸洗設備において、スト
リップに付着した液を蒸発させる程度の温度に少なくと
も前記酸洗タンク入側のブライドルロールを加熱するこ
とである。
、本発明の構成は次のとおりとする。即ち、酸洗タンク
の入側に散水設備を持つスケールブレーカ、メカニカル
デスケーラが設けられ、前記酸洗タンク前後にブライド
ルロールを持つ金属帯板の連続酸洗設備において、スト
リップに付着した液を蒸発させる程度の温度に少なくと
も前記酸洗タンク入側のブライドルロールを加熱するこ
とである。
【0006】
【作用】加熱されたブライドルロールにより、ストリッ
プは加熱されてストリップに付着した液は蒸発する。こ
のためブライドルロールとの摩擦力は低下せず、ストリ
ップの張力が確保でき、また酸洗能力を低下させること
なく操業を行うことができる。
プは加熱されてストリップに付着した液は蒸発する。こ
のためブライドルロールとの摩擦力は低下せず、ストリ
ップの張力が確保でき、また酸洗能力を低下させること
なく操業を行うことができる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施態様を図面に示す一実施
例にもとづき説明する。図1は帯鋼板(ストリップ)の
連続酸洗設備の全体系統図を示す。2個のペイオフリー
ル1のいずれか一方から繰り出されたストリップAは、
ウェルダー2を経て第1ブライドルロール(ロール2個
)3で張力を与えられながら送られ、入側ルーパー4で
ループ部の長さが調整される。次いで、第2ブライドル
ロール(ロール4個)5を経て散水設備を持つスケール
ブレーカ6に入り、そこでストリップ表面のスケール(
酸化皮膜)に割れ目が入れられる。次に第3ブライドル
ロール(ロール4個)を経て、メカニカルデスケーラ8
のワイヤブラシでスケールが除去される。そして、第4
ブライドルロール(ロール2個)9を経て酸洗槽10に
導入されて洗浄される。次に、ドライヤー11で乾燥さ
れ、第5ブライドルロール(ロール2個)12で送られ
、出側ルーパー13,第6ブライドルロール(ロール2
個)14,サイドトリーマ15,出側シヤー16を経て
、テンションリール17に至る。
例にもとづき説明する。図1は帯鋼板(ストリップ)の
連続酸洗設備の全体系統図を示す。2個のペイオフリー
ル1のいずれか一方から繰り出されたストリップAは、
ウェルダー2を経て第1ブライドルロール(ロール2個
)3で張力を与えられながら送られ、入側ルーパー4で
ループ部の長さが調整される。次いで、第2ブライドル
ロール(ロール4個)5を経て散水設備を持つスケール
ブレーカ6に入り、そこでストリップ表面のスケール(
酸化皮膜)に割れ目が入れられる。次に第3ブライドル
ロール(ロール4個)を経て、メカニカルデスケーラ8
のワイヤブラシでスケールが除去される。そして、第4
ブライドルロール(ロール2個)9を経て酸洗槽10に
導入されて洗浄される。次に、ドライヤー11で乾燥さ
れ、第5ブライドルロール(ロール2個)12で送られ
、出側ルーパー13,第6ブライドルロール(ロール2
個)14,サイドトリーマ15,出側シヤー16を経て
、テンションリール17に至る。
【0008】さてここで、散水設備を持つスケールブレ
ーカ6,メカニカルデスケーラ8の各々の出側にある第
3ブライドルロール7,第4ブライドルロール9に加熱
式ロールを取り入れることにより、スケールブレーカ6
、メカニカルデスケーラ8で散水された液を蒸発・除去
させ、ストリップを昇温する。
ーカ6,メカニカルデスケーラ8の各々の出側にある第
3ブライドルロール7,第4ブライドルロール9に加熱
式ロールを取り入れることにより、スケールブレーカ6
、メカニカルデスケーラ8で散水された液を蒸発・除去
させ、ストリップを昇温する。
【0009】図2に前記加熱ロールとして蒸気ジャケッ
ト式のものを示す。そして、第3ブライドルロール7は
、外円周面の内側に蒸気ジャケットを持つロール本体7
aと、両側に開口する流路を持つロール軸7bとよりな
る。第4ブライドルロール9も同様である。
ト式のものを示す。そして、第3ブライドルロール7は
、外円周面の内側に蒸気ジャケットを持つロール本体7
aと、両側に開口する流路を持つロール軸7bとよりな
る。第4ブライドルロール9も同様である。
【0010】図3は170℃の蒸気で加熱したブライド
ルロールに巻付いたストリップの巻付角度とストリップ
の上昇温度の関係を示す。ここで、巻角温度は全ロール
の巻付角度の合計値とする。このときの実験条件は次の
とおりであった。
ルロールに巻付いたストリップの巻付角度とストリップ
の上昇温度の関係を示す。ここで、巻角温度は全ロール
の巻付角度の合計値とする。このときの実験条件は次の
とおりであった。
【0011】板厚…3.2mm、ロール直径…1000
mm、ロール肉厚…20mm、蒸気温度…170℃、入
側板温…15℃、水分付着…0.2g/m2(両面)、
ライン速度…150mpm。
mm、ロール肉厚…20mm、蒸気温度…170℃、入
側板温…15℃、水分付着…0.2g/m2(両面)、
ライン速度…150mpm。
【0012】また、図4は酸洗の温度が高いほど酸洗時
間が短くなることを表すグラフである。
間が短くなることを表すグラフである。
【0013】本発明は前記した実施例や実施態様に限定
されず、特許請求の精神および範囲を逸脱せずに種々の
変形を含む。
されず、特許請求の精神および範囲を逸脱せずに種々の
変形を含む。
【0014】
【発明の効果】本発明によって、ストリップに付着した
液を蒸発させることにより、ブライドルロールの摩擦係
数を保持し、スリップの防止を図ることができ、又、酸
洗速度を上げることができる。
液を蒸発させることにより、ブライドルロールの摩擦係
数を保持し、スリップの防止を図ることができ、又、酸
洗速度を上げることができる。
【図1】連続酸洗ラインの系統図である。
【図2】本発明の実施例の蒸気ジャケット式加熱ロール
の断面図である。
の断面図である。
【図3】ブライドルロール巻付角度に対するストリップ
の上昇温度を示すグラフである。
の上昇温度を示すグラフである。
【図4】酸洗温度に対する酸洗速度の関係を示すグラフ
である。
である。
1 ペイオフリール
2 ウェルダー
3 第1ブライドルロール
4 入側ルーパー
5 第2ブライドルロール
6 スケールブレーカー
7 第3ブライドルロール
8 メカニカルデスケーラー
9 第4ブライドルロール
10 酸洗タンク
11 ドライヤー
12 第5ブライドルロール
13 出側ルーパー
14 第6ブライドルロール
15 サイドトリーマ
16 出側シャー
17 テンションリール
Claims (1)
- 【請求項1】 酸洗タンクの入側に散水設備を持
つスケールブレーカ、メカニカルデスケーラが設けられ
、前記酸洗タンク前後にブライドルロールを持つ金属帯
板の連続酸洗設備において、ストリップに付着した液を
蒸発させる程度の温度に少なくとも前記酸洗タンク入側
のブライドルロールを加熱することを特徴とする連続酸
洗設備における金属帯板の加熱方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15763491A JPH04354891A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 連続酸洗設備における金属帯板の加熱方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15763491A JPH04354891A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 連続酸洗設備における金属帯板の加熱方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04354891A true JPH04354891A (ja) | 1992-12-09 |
Family
ID=15654011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15763491A Withdrawn JPH04354891A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 連続酸洗設備における金属帯板の加熱方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04354891A (ja) |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP15763491A patent/JPH04354891A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980806 |