JPH03245872A - 粉体塗装方法及び粉体塗装装置 - Google Patents
粉体塗装方法及び粉体塗装装置Info
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- JPH03245872A JPH03245872A JP4115890A JP4115890A JPH03245872A JP H03245872 A JPH03245872 A JP H03245872A JP 4115890 A JP4115890 A JP 4115890A JP 4115890 A JP4115890 A JP 4115890A JP H03245872 A JPH03245872 A JP H03245872A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、粉体塗装方法及びそのたの粉体塗装装置に
関する。
関する。
粉体塗装については従来より種々の方法及び装置が知ら
れている。
れている。
塗装、殊に金属についての塗装は一般に、防錆や表面装
飾を目的として行われるもので、そのために形成される
塗膜に要求されるものとしては、耐水性、耐薬品性、耐
候性等の耐久性あるいは物理的強度等の物性である。
飾を目的として行われるもので、そのために形成される
塗膜に要求されるものとしては、耐水性、耐薬品性、耐
候性等の耐久性あるいは物理的強度等の物性である。
ところで、例えば、1斗缶の口部、あるいはスプレー缶
のスプレー口部等を例にとってみると、そこには複雑な
曲折加工を必要とする部材が用いられている。
のスプレー口部等を例にとってみると、そこには複雑な
曲折加工を必要とする部材が用いられている。
その−例を第3図〜第6図に示す。第3図に示すのはス
プレー缶の口部部材Nで、その断面形状は第4図に示す
ように非常に複雑なものである。
プレー缶の口部部材Nで、その断面形状は第4図に示す
ように非常に複雑なものである。
また、第5図に示すのは1斗缶の口部部材Mである。こ
れらは、例えば、0.3mm程度の薄い鉄板を先ず円形
に打ち抜き、これに複雑な曲折加工を施して得られるも
ので、1斗缶の口部部材Mにおける曲折加工の一例を第
6図に示す。
れらは、例えば、0.3mm程度の薄い鉄板を先ず円形
に打ち抜き、これに複雑な曲折加工を施して得られるも
ので、1斗缶の口部部材Mにおける曲折加工の一例を第
6図に示す。
このような部材については必ずしも塗装処理が要求され
るものではないが、例えば食品に関連する液体用である
とか、あるいは発錆性が高い液体用であるとかの場合に
は塗装処理が、しかも素材となる薄板の両面に対し塗装
処理が不可欠である。
るものではないが、例えば食品に関連する液体用である
とか、あるいは発錆性が高い液体用であるとかの場合に
は塗装処理が、しかも素材となる薄板の両面に対し塗装
処理が不可欠である。
ところが、前述のような複雑な曲折加工を経た後では十
分な塗装が困難であるし、また従来の塗装方法で処理さ
れた塗膜ではこの複雑な曲折加工に耐えない−°°とい
うのか従来の事情である。
分な塗装が困難であるし、また従来の塗装方法で処理さ
れた塗膜ではこの複雑な曲折加工に耐えない−°°とい
うのか従来の事情である。
このような事情を背景としてなされたのがこの発明で、
前述したような複雑な曲折加工に耐え、しかも−船釣に
要求される塗膜性能をも十分に満足させる塗膜の形成を
可能とする粉体塗装方法及びそのたの粉体塗装装置の提
供を目的としている。
前述したような複雑な曲折加工に耐え、しかも−船釣に
要求される塗膜性能をも十分に満足させる塗膜の形成を
可能とする粉体塗装方法及びそのたの粉体塗装装置の提
供を目的としている。
また、前述のような口部部材の素材である薄板は無端状
である方がより効率のよい加工を行える。
である方がより効率のよい加工を行える。
したがって、この発明では、無端状の薄板に対し両面を
同時処理可能とする粉体塗装方法及びそのたの粉体塗装
装置の提供も目的としている。
同時処理可能とする粉体塗装方法及びそのたの粉体塗装
装置の提供も目的としている。
〔課題を解決するための手段及び作用〕具体的には、こ
の発明による粉体塗装方法は、高分子化合物には硬化時
に適度な条件で急冷するとより微細な結晶となる微結晶
化を生じ、この微結晶化された高分子化合物による塗膜
は通常の塗膜に比べ3〜5倍程度の伸延性を持つという
性質を応用しているものであり、このような塗膜の形成
により前記目的を達成するものである。
の発明による粉体塗装方法は、高分子化合物には硬化時
に適度な条件で急冷するとより微細な結晶となる微結晶
化を生じ、この微結晶化された高分子化合物による塗膜
は通常の塗膜に比べ3〜5倍程度の伸延性を持つという
性質を応用しているものであり、このような塗膜の形成
により前記目的を達成するものである。
そのためにこの発明による粉体塗装方法は、粉体塗料を
薄板に付着させる付着工程と、薄板に付着した粉体塗料
を加熱する加熱工程と、及び加熱された粉体塗料を急激
に冷却すべく加熱工程に密接させて設けられた水冷工程
とを含んでなる。すなわち、この方法は、塗料付着後に
加熱処理を行うようにすると共にこの加熱処理に密接さ
せて急激な水冷処理を行うことにより前記の微結晶化塗
膜の形成を実現するものである。
薄板に付着させる付着工程と、薄板に付着した粉体塗料
を加熱する加熱工程と、及び加熱された粉体塗料を急激
に冷却すべく加熱工程に密接させて設けられた水冷工程
とを含んでなる。すなわち、この方法は、塗料付着後に
加熱処理を行うようにすると共にこの加熱処理に密接さ
せて急激な水冷処理を行うことにより前記の微結晶化塗
膜の形成を実現するものである。
そして、このような方法は、粉体塗料を塗装対象物に付
着させるための塗装ブースと、塗装対象物に付着した粉
体塗料を加熱する加熱ブースと、及び加熱された粉体塗
料を急冷すべく加熱ブースに対し密接状態で組み合わさ
れた冷却ブースとよりなる粉体塗装装置により実現され
る。
着させるための塗装ブースと、塗装対象物に付着した粉
体塗料を加熱する加熱ブースと、及び加熱された粉体塗
料を急冷すべく加熱ブースに対し密接状態で組み合わさ
れた冷却ブースとよりなる粉体塗装装置により実現され
る。
また、このような方法を、無端状の薄板に連続的に施す
については、無端状の薄板を入口側と出口側との間にお
いて一定以上の張力が与えられた状態で出口側へ進行せ
しめつつ塗装するようにしている。これにより無端状の
薄板の両面同時処理を可能とするものである。すなわち
、張力により塗料の付着から硬化までの工程における薄
板の弛みを防止し、この間において搬送ローラのような
支持手段を不要とすることにより両面同時処理を可能と
している。
については、無端状の薄板を入口側と出口側との間にお
いて一定以上の張力が与えられた状態で出口側へ進行せ
しめつつ塗装するようにしている。これにより無端状の
薄板の両面同時処理を可能とするものである。すなわち
、張力により塗料の付着から硬化までの工程における薄
板の弛みを防止し、この間において搬送ローラのような
支持手段を不要とすることにより両面同時処理を可能と
している。
そして、このような方法は、支持溝を有する支持手段を
各ブースの左右両側内壁に設け、この支持手段にて両側
端縁部が支持された状態で無端状の薄板を入口側の送り
手段から出口側の巻取り手段へ進行せしめるようにし、
且つ出口側に張力検出手段を設け、この張力検出手段で
得られた張力情報に基づいて入口側の送り手段または出
口側の巻取り手段を制御することにより無端状の薄板に
一定の張力を与えるようにしてなる粉体塗装装置、さら
には塗装ブースに上面付着手段と下面付着手段とが設け
られてなる粉体塗装装置により実現される。
各ブースの左右両側内壁に設け、この支持手段にて両側
端縁部が支持された状態で無端状の薄板を入口側の送り
手段から出口側の巻取り手段へ進行せしめるようにし、
且つ出口側に張力検出手段を設け、この張力検出手段で
得られた張力情報に基づいて入口側の送り手段または出
口側の巻取り手段を制御することにより無端状の薄板に
一定の張力を与えるようにしてなる粉体塗装装置、さら
には塗装ブースに上面付着手段と下面付着手段とが設け
られてなる粉体塗装装置により実現される。
以下、この発明による粉体塗装方法及びそのたの粉体塗
装装置の一実施例を図面に基づき説明する。
装装置の一実施例を図面に基づき説明する。
粉体塗装装置1は、第1図にその概略が示されるように
、塗装、加熱、及び冷却の各ブース2.3.4を各々相
互に密接状態で組み合わせてなるもので、無端状の薄板
、具体的にはコイル鋼板5を処理するために、塗装ブー
ス2の入口には送り手段6か設けられ、また冷却ブース
4の出口には巻取り手段7が設けられている。
、塗装、加熱、及び冷却の各ブース2.3.4を各々相
互に密接状態で組み合わせてなるもので、無端状の薄板
、具体的にはコイル鋼板5を処理するために、塗装ブー
ス2の入口には送り手段6か設けられ、また冷却ブース
4の出口には巻取り手段7が設けられている。
塗装ブース2は、その内部に付着手段である粉体塗料用
のスプレーガン8を設けてなるもので、スプレーガン8
は、両面同時処理ができるようにコイル鋼板5で区画さ
れる上部及び下部について対称となるようにして設けら
れている。この塗装ブース2は、40〜100μ程度の
塗膜の形成か可能なようにされているが、前述の1斗缶
の口部部材Mやスプレー缶のスプレーロ部材N等の素材
の塗装としては、50±5μ程度とするのが好ましい。
のスプレーガン8を設けてなるもので、スプレーガン8
は、両面同時処理ができるようにコイル鋼板5で区画さ
れる上部及び下部について対称となるようにして設けら
れている。この塗装ブース2は、40〜100μ程度の
塗膜の形成か可能なようにされているが、前述の1斗缶
の口部部材Mやスプレー缶のスプレーロ部材N等の素材
の塗装としては、50±5μ程度とするのが好ましい。
加熱ブース3は、直火式の加熱手段9を設けてなるもの
で、塗装ブース2で粉体塗料が付着されたコイル鋼板5
を下側から効率よく加熱するようにしている。この加熱
ブース3では、例えば外部温度が25℃として、コイル
鋼板5の温度が最高状態では280℃までなり、出口に
おいてはやや下がって250°C程度になるような加熱
が行われる。
で、塗装ブース2で粉体塗料が付着されたコイル鋼板5
を下側から効率よく加熱するようにしている。この加熱
ブース3では、例えば外部温度が25℃として、コイル
鋼板5の温度が最高状態では280℃までなり、出口に
おいてはやや下がって250°C程度になるような加熱
が行われる。
冷却ブース4は、ウォータミストつまり霧状化された水
滴を発生させるウォータミスト形成手段IOが設けられ
ており、このウォータミスト発生手段10で形成された
ウォータミスト中を通過させることにより加熱ブース4
から出たばかりのコイル鋼板5を急冷できるようになっ
ている。具体的には、例えば250℃で入って来たコイ
ル鋼板5が10秒前後の間に180°C低下して70℃
となるような冷却が行われる。尚、冷却に用いられた水
は一旦、水受は槽11に溜り、ここから図示せぬ冷却器
を通って再びウォータミスト形成手段10へ循環して来
るようになっている。
滴を発生させるウォータミスト形成手段IOが設けられ
ており、このウォータミスト発生手段10で形成された
ウォータミスト中を通過させることにより加熱ブース4
から出たばかりのコイル鋼板5を急冷できるようになっ
ている。具体的には、例えば250℃で入って来たコイ
ル鋼板5が10秒前後の間に180°C低下して70℃
となるような冷却が行われる。尚、冷却に用いられた水
は一旦、水受は槽11に溜り、ここから図示せぬ冷却器
を通って再びウォータミスト形成手段10へ循環して来
るようになっている。
冷却には必ずしもウォータミストでなく、例えば水をシ
ャワー状にかけるようにしてもよいし、また“どぶ漬”
にするようにしてもよい。ただ、冷却速度及び製品とし
て巻き取られるまでに付着して水分を完全に除去する必
要があるということとの関係からするとウォータミスト
によるのがより好ましいといえる。
ャワー状にかけるようにしてもよいし、また“どぶ漬”
にするようにしてもよい。ただ、冷却速度及び製品とし
て巻き取られるまでに付着して水分を完全に除去する必
要があるということとの関係からするとウォータミスト
によるのがより好ましいといえる。
冷却ブース4の出口に設けられているのはジェットエア
ー発生手段12で、このジェットエアー発生手段12に
より高圧・高速の空気流をコイル鋼板5に吹き付けるこ
とにより付着水分を除去するようにしている。このうよ
うな高速空気流の吹付けによる水分除去は、コイル鋼板
5の処理におけるような連続処理にとって極めて有効で
ある。
ー発生手段12で、このジェットエアー発生手段12に
より高圧・高速の空気流をコイル鋼板5に吹き付けるこ
とにより付着水分を除去するようにしている。このうよ
うな高速空気流の吹付けによる水分除去は、コイル鋼板
5の処理におけるような連続処理にとって極めて有効で
ある。
つまり、非接触式なので除去手段側に水分が蓄積するこ
とがなく、また形成された塗膜の損傷のおそれもないと
いうことである。
とがなく、また形成された塗膜の損傷のおそれもないと
いうことである。
この粉体塗装装置1ではコイル鋼板5の両面同時処理が
可能となっているが、そのために前述のスフレ−ガン8
の上下対称配置は当然として、さらに工夫が施されてい
る。
可能となっているが、そのために前述のスフレ−ガン8
の上下対称配置は当然として、さらに工夫が施されてい
る。
具体的には、第2図に示すように、支持溝13が形成さ
れた支持手段14を各ブースの左右両側内壁Wa1Wb
に対称に設け、この支持手段14の支持溝13にてコイ
ル鋼板5の端縁部を支持する状態としている。また、こ
れと共に、出口側に張力検出手段15を設け、この張力
検出手段15で得られた張力情報に基づいて入口側の送
り手段6または出口側の巻取り手段7を、例えば巻取り
手段7の巻取り速度を上げたり、あるいは送り手段6に
ブレーキを掛けたりするようにして、制御することによ
りコイル鋼板5に一定の張力を与えるようにしている。
れた支持手段14を各ブースの左右両側内壁Wa1Wb
に対称に設け、この支持手段14の支持溝13にてコイ
ル鋼板5の端縁部を支持する状態としている。また、こ
れと共に、出口側に張力検出手段15を設け、この張力
検出手段15で得られた張力情報に基づいて入口側の送
り手段6または出口側の巻取り手段7を、例えば巻取り
手段7の巻取り速度を上げたり、あるいは送り手段6に
ブレーキを掛けたりするようにして、制御することによ
りコイル鋼板5に一定の張力を与えるようにしている。
つまり、一定の張力によりコイル鋼板5を“ぴん”とさ
せることにより、支持溝13による支持だけでも、そこ
に図中に想像線で示すような弛みを生じて外れることの
ないようにしているものである。そして、この結果、例
えば中間支持ローラのような両面処理において障害とな
るようなものを塗装対象面について設けなくとも済むよ
うになり、両面同時処理が可能となっているものである
。
せることにより、支持溝13による支持だけでも、そこ
に図中に想像線で示すような弛みを生じて外れることの
ないようにしているものである。そして、この結果、例
えば中間支持ローラのような両面処理において障害とな
るようなものを塗装対象面について設けなくとも済むよ
うになり、両面同時処理が可能となっているものである
。
尚、この粉体塗装装置1が主に処理対象とするコイル鋼
板5は、厚みが0.3mm前後で幅が69〜300mm
程度のものである。したがって、支持手段14は幅調整
のために自動的に拡・縮可能なようにされている。
板5は、厚みが0.3mm前後で幅が69〜300mm
程度のものである。したがって、支持手段14は幅調整
のために自動的に拡・縮可能なようにされている。
以上のような粉体塗装装置lにより処理されたコイル鋼
板5は、上述した1斗缶の口部部材M、あるいはスプレ
ー缶のスプレーロ部材N等のように複雑な曲折加工を加
えられるものの素材として好適なものになる。すなわち
、この粉体塗装装置1を用いた塗装方法では、塗料付着
後に加熱処理を行うようにすると共に、この加熱処理に
密接させて水冷にて急冷処理を行うことにより、通常の
塗膜に比べ3〜5倍程度の伸延性を持ち、しかも−船釣
に要求される塗膜性能をも十分に満足させ得る微結晶化
塗膜が形成され、このような微結晶化塗膜は、複雑な曲
折加工に耐え、しかも口部部材Mのような厳しい使用環
境にも耐え得るものである。
板5は、上述した1斗缶の口部部材M、あるいはスプレ
ー缶のスプレーロ部材N等のように複雑な曲折加工を加
えられるものの素材として好適なものになる。すなわち
、この粉体塗装装置1を用いた塗装方法では、塗料付着
後に加熱処理を行うようにすると共に、この加熱処理に
密接させて水冷にて急冷処理を行うことにより、通常の
塗膜に比べ3〜5倍程度の伸延性を持ち、しかも−船釣
に要求される塗膜性能をも十分に満足させ得る微結晶化
塗膜が形成され、このような微結晶化塗膜は、複雑な曲
折加工に耐え、しかも口部部材Mのような厳しい使用環
境にも耐え得るものである。
この発明による粉体塗装方法及び粉体塗装装置は、以上
説明してきた如く、塗料付着後に加熱処理を行うように
すると共にこの加熱処理に密接させて水冷にて急冷処理
を行うことにより、微結晶化による伸延性の増大という
高分子化合物の性質を応用してなるものなので、伸延性
にすぐれ且つ一般的に要求される塗膜性能をも十分に満
足させ得る塗膜を形成できる。また、入口側と出口側と
の間において一定以上の張力が与えられた状態で出口側
へ進行せしめつつ塗装するようにしたことにより、無端
状の薄板に対し両面同時処理が可能となり、より効率的
な処理を行える。したがって、これにより得られた塗装
薄板は、1斗缶の口部やスプレー缶のスプレー口部等の
ように複雑な曲折加工を必要とする部材に対し極めてす
ぐれ素材となるものである。
説明してきた如く、塗料付着後に加熱処理を行うように
すると共にこの加熱処理に密接させて水冷にて急冷処理
を行うことにより、微結晶化による伸延性の増大という
高分子化合物の性質を応用してなるものなので、伸延性
にすぐれ且つ一般的に要求される塗膜性能をも十分に満
足させ得る塗膜を形成できる。また、入口側と出口側と
の間において一定以上の張力が与えられた状態で出口側
へ進行せしめつつ塗装するようにしたことにより、無端
状の薄板に対し両面同時処理が可能となり、より効率的
な処理を行える。したがって、これにより得られた塗装
薄板は、1斗缶の口部やスプレー缶のスプレー口部等の
ように複雑な曲折加工を必要とする部材に対し極めてす
ぐれ素材となるものである。
第1図は、この発明による粉体塗装装置の概略側面図、
第2図は、支持手段で無端状の薄板を支持する状態を示
す概略断面図、 第3図は、スプレー缶の口部部材の概略斜視図、第4図
は、スプレー缶の口部部材の概略断面図、第5図は、1
斗缶の口部部材の概略斜視図、そして 第6図は、1斗缶の口部部材の加工状態を示す概略断面
図である。 1−−一粉体塗装装置、2−−−−一塗装ブース、3加
熱ブース、4−−−−−一冷却ブース、5−−−−−−
−コイル鋼板(薄板) 、6−−−−・送り手段、7−
−−−−−−巻取り手段、8 ゛パスプレーガン(付着
手段)、13°パ支持溝、14−−−一支持手段、15
−・・−張力検出手段。 法
す概略断面図、 第3図は、スプレー缶の口部部材の概略斜視図、第4図
は、スプレー缶の口部部材の概略断面図、第5図は、1
斗缶の口部部材の概略斜視図、そして 第6図は、1斗缶の口部部材の加工状態を示す概略断面
図である。 1−−一粉体塗装装置、2−−−−一塗装ブース、3加
熱ブース、4−−−−−一冷却ブース、5−−−−−−
−コイル鋼板(薄板) 、6−−−−・送り手段、7−
−−−−−−巻取り手段、8 ゛パスプレーガン(付着
手段)、13°パ支持溝、14−−−一支持手段、15
−・・−張力検出手段。 法
Claims (5)
- (1)、粉体塗料を薄板に付着させる付着工程と、薄板
に付着した粉体塗料を加熱する加熱工程と、及び加熱さ
れた粉体塗料を急激に冷却すベく加熱工程に密接させて
設けられた水冷工程とを含んでなる粉体塗装方法。 - (2)、薄板が無端状であり、この無端状の薄板を入口
側と出口側との間において一定以上の張力が与えられた
状態で出口側へ進行せしめつつ塗装するようにした請求
項1記載の粉体塗装方法。 - (3)、粉体塗料を塗装対象物に付着させるための塗装
ブースと、塗装対象物に付着した粉体塗料を加熱する加
熱ブースと、及び加熱された粉体塗料を急冷すべく加熱
ブースに対し密接状態で組み合わされた冷却ブースとよ
りなる粉体塗装装置。 - (4)、支持溝を有する支持手段を各ブースの左右両側
内壁に設け、この支持手段にて両側端縁部が支持された
状態で無端状の薄板を入口側の送り手段から出口側の巻
取り手段へ進行せしめるようにし、且つ出口側に張力検
出手段を設け、この張力検出手段で得られた張力情報に
基づいて入口側の送り手段または出口側の巻取り手段を
制御することにより無端状の薄板に一定の張力を与える
ようにした請求項3記載の粉体塗装装置。 - (5)、塗装ブースには上面付着手段と下面付着手段と
が設けられている請求項4記載の粉体塗装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4115890A JPH03245872A (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | 粉体塗装方法及び粉体塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4115890A JPH03245872A (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | 粉体塗装方法及び粉体塗装装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03245872A true JPH03245872A (ja) | 1991-11-01 |
Family
ID=12600614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4115890A Pending JPH03245872A (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | 粉体塗装方法及び粉体塗装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03245872A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010005536A (ja) * | 2008-06-26 | 2010-01-14 | Neturen Co Ltd | 鋼棒の塗装装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57201562A (en) * | 1981-06-01 | 1982-12-10 | Daido Steel Co Ltd | Continuous paint baking device |
JPS6490068A (en) * | 1987-08-14 | 1989-04-05 | Montedison Spa | Metal base plate coated with liquid crystal polymer and method for manufacture thereof |
-
1990
- 1990-02-23 JP JP4115890A patent/JPH03245872A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57201562A (en) * | 1981-06-01 | 1982-12-10 | Daido Steel Co Ltd | Continuous paint baking device |
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