JPH04354644A - 金型加工機用芯だし治具 - Google Patents

金型加工機用芯だし治具

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JPH04354644A
JPH04354644A JP12398791A JP12398791A JPH04354644A JP H04354644 A JPH04354644 A JP H04354644A JP 12398791 A JP12398791 A JP 12398791A JP 12398791 A JP12398791 A JP 12398791A JP H04354644 A JPH04354644 A JP H04354644A
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JP
Japan
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mold
centering
center
jig
length
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Pending
Application number
JP12398791A
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English (en)
Inventor
Eizo Kato
加藤 栄三
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は金型加工機用芯だし治
具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、金型は成形品を所定形状に成形す
るためのキャビティを有するが、このキャビティを金型
に加工するには、まず金型加工機(例えばフライス盤)
の支持テーブル上面の所定位置に金型を載置固定する。 この金型の中心位置とスピンドルに取り付けた加工具の
中心位置を設定(芯だし)した後、金型に所望形状のキ
ャビティを切削加工する。
【0003】この金型の芯だし動作は、従来、次のよう
にして行われている。すなわち、図8の平面に示すよう
に、支持テーブル2の上面所定位置に金型5を載置固定
するとともに、同図の実線で示すように金型5のY方向
の基準側面5aに対し、フライス盤の上部に装設したス
ピンドルに装着した芯だしローラ7を接触させ、この状
態で該芯だしローラ7の中心O1(スピンドル中心)か
ら基準側面5aまでの距離、つまりローラ7の外径Dの
2分の1の長さ(D/2)に対し、金型5のX方向の長
さMxの2分の1の距離(Mx/2)を加算してローラ
7の中心O1と金型5の中心OxyまでのX方向の距離
(D/2+Mx/2)を演算する。又、同様にして図8
に鎖線で示すように金型5のX方向の基準側面5bに対
し芯だしローラ7を接触させ、この状態で該芯だしロー
ラ7の外径Dの2分の1の長さ(D/2)に対し、金型
5のY方向の長さMyの2分の1の距離(My/2)を
加算してローラ7の中心O1と金型5の中心Oxyまで
のY方向の距離(D/2+My/2)を演算する。そし
て、両演算値により金型5の中心Oxyとスピンドルの
中心O1とが一致する座標を求めて、ここをスピンドル
の零点座標にする方式をとっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
芯だし方法はローラ7の中心O1と金型5の中心Oxy
までのX方向の距離(D/2+Mx/2)と、ローラ7
の中心O1と金型5の中心OxyまでのY方向の距離(
D/2+My/2)とによって、金型5の中心Oxyに
芯だしローラ7の中心O1を一致させる方法をとってい
たため、その演算誤差により金型の中心Oxyに芯だし
ローラ7の中心O1を正確に一致させることができず、
その誤差を含む演算された芯だし結果に基づいて加工具
により金型にキャビティを形成すると、そのキャビティ
が金型の所定位置に正確に形成されないという問題があ
った。
【0005】この発明の目的は上記従来の問題点を解消
して、金型の中心と金型加工機のスピンドルの中心とを
一致させる芯だし動作を正確に行うことができる金型加
工機用芯だし治具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、金型の上面に接触する治具本体の基端部に
対し、金型の基準側面に接触する位置規制面を有する湾
曲部を治具本体と直交するように形成するとともに、該
湾曲部に対し金型の基準側面に吸着保持する磁石を設け
、さらに前記治具本体の先端面には金型加工機のスピン
ドルに装着した芯だしローラに接触する芯だし基準面を
形成し、前記位置規制面から基準面までの長さを、金型
の長さ2分の1の長さから芯だしローラの直径の2分の
1の長さを減算した値に設定するという手段をとってい
る。
【0007】
【作用】この発明は上記手段をとったことにより、次の
ように作用する。金型の上面に治具本体を載置するとと
もに、湾曲部の位置規制面を金型の互いに直交するX方
向及びY方向の基準側面のうちX方向の基準側面に接触
し、磁石により治具を金型に吸着固定する。この状態で
治具本体の先端面の基準面に芯だしローラを接触すると
、その芯だしローラの中心位置が金型の中心位置を通る
Y方向の座標となる。又、治具の湾曲部をY方向の基準
側面に接触し、磁石により治具を金型に吸着固定する。 この状態で治具本体の先端面の基準面に芯だしローラを
接触すると、その芯だしローラの中心位置が金型の中心
位置を通るX方向の座標となる。この結果、両座標位置
により芯だし動作が正確に行われる。
【0008】
【実施例】以下、この発明を具体化した一実施例を図面
に基づいて説明する。先ず、最初に図4により金型成形
機の全体構成を簡単に説明すると、この成形機はフレー
ム1とその下部に上下方向、左右方向(X方向)及び前
後方向(紙面と直交するY方向)の位置調節可能に支持
された支持テーブル2と、前記フレーム1に立設したコ
ラム3と、該コラム3の上部に装着したスピンドル4と
により構成されている。そして、前記支持テーブル2の
上面に金型5を載置固定した状態で、前記スピンドル4
に嵌合した加工具6により金型5に所定形状のキャビテ
ィを形成するようになっている。さらに、前記金型5の
キヤビティの加工に先立って、スピンドル4(加工具6
)の中心O1と金型5の中心Oxyが一致した場合に、
金型5に対する加工具6のX方向及びY方向の座標を0
点と定める芯だし動作を行うための芯だしローラ7は、
加工具6を取り外した状態でスピンドル4に取り付けら
れ、この芯だしローラ7と、次に述べるこの発明の芯だ
し治具8により、前述した芯だし動作が行われる。
【0009】前記芯だし治具8は、図1に示すように金
型5の上面に支持される本体9と、前記本体9に一体に
形成され、図2,3に示す金型5のX(Y)方向の基準
側面5a(5b)に当接して本体9の位置決めを行う位
置規制面10aを有する湾曲部10とにより構成されて
いる。又、前記本体9の先端に形成した基準面9aは前
記芯だしローラ7に接触して芯だし動作を行う面である
。さらに、湾曲部10には、金型5の基準側面5a(5
b)に対し該湾曲部10を吸着保持する磁石11を上下
二箇所に嵌合固定している。
【0010】前記芯だし治具8の湾曲部10の位置規制
面10aから本体9の先端の基準面9aまでの長さLは
、次のようにして決定される。すなわち、金型5のX(
Y)方向の長さをMx(My)、芯だしローラ7の直径
をDとすると、
【0011】
【数1】L={Mx(My)/2}−(D/2)具体例
を説明すると、金型5のX方向の長さMxが400mm
、Y方向の長さMyが300mm、芯だしローラ7の直
径Dが10mmとすると、上式により、
【0012】
【数2】   L=(400/2)−(10/2)=200−5=
195mm
【0013】
【数3】   L=(300/2)−(10/2)=150−5=
145mmこの実施例では金型5のX方向及びY方向の
長さMx,Myが異なるため、前記芯だし治具8を二種
類用意する必要があるが、長さMx,Myが同一の場合
には、一種類用意すればよい。又、金型5の大きさは個
々に異なるため、個々の金型5に必要な芯だし治具8が
必要となる。
【0014】次に、前記芯だし治具8を使用して金型5
の中心Oxyとスピンドル4の中心O1を合わせる芯だ
し動作を説明する。今、図2に示すように治具8の湾曲
部10の位置規制面10aを金型5の基準側面5aに当
接するとともに、永久磁石11により治具8を金型5に
吸着固定する。この状態で芯だしローラ7を所定位置に
保持して回転させ、支持テーブル2をX方向に移動して
治具本体9の基準面9aに芯だしローラ7を接触させる
。すると、このローラ7の中心O1位置そのものが金型
5のX方向の中心座標位置となるため、この座標がX方
向の零点座標として制御装置の記憶回路(図示略)記憶
される。
【0015】次に、図3に示すように、治具8の湾曲部
10を金型5の基準側面5bに当接した状態で、治具本
体9の基準面9aに対し芯だしローラ7を当接すると、
そのときのローラ7の中心O1そのものが金型5のY方
向の中心座標位置となるため、この座標がY方向の零点
座標として制御装置の記憶回路(図示略)記憶される。
【0016】前述した二つの座標位置の交点が金型5の
中心Oxyとスピンドル4の中心O1とが一致する零点
となるので、従来の演算方式と比較して非常に正確に金
型5の中心Oxyとスピンドル4の中心O1とを合わせ
る芯だし動作が正確に行われる。なお、この発明は前記
実施例に限定されるものではなく、次のように具体化す
ることもできる。
【0017】(1)図5に示すように、治具本体9の先
端部を切り欠いて基準面9aの上下方向の長さを短くす
ること。 (2)図6に示すように治具本体9の先端部側に複数の
基準面9a〜9dを形成すること。 (3)図7に示すように、治具本体9の先端部の基準面
9aを上下方向へ長くすること。この場合には芯だしロ
ーラ7を基準面9aに沿って上下方向に移動することに
より、その精度を測定することが容易となる。
【0018】(4)図1に示す治具において、本体9と
湾曲部10の内側面どうしを直角に形成するとともに、
外側面どうしも直角に、かつ前記内側面と平行に形成す
ることにより、バイスに被加工物を締めつけ固定する場
合に、被加工物をバイスに保持した状態で、被加工物の
上面に治具を水平に接触させ、その状態で湾曲部10の
外側面にダイヤルゲージを接触することにより、バイス
に対する被加工物の据え付け位置の直角度を測定するの
に使用することができる。
【0019】(5)例えば治具本体9に長さ調節部材(
図示略)を収容するとともに、所定の長さで両部材を固
定するネジ(図示略)を設けて、治具本体9の長さを金
型5に合わせて調整可能に構成する等、この発明の趣旨
を逸脱しない範囲で構成を任意に変更して具体化するこ
ともできる。
【0020】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は、金型
加工機の支持テーブルに載置固定された金型の中心に対
し、加工機のスピンドルの中心を合わせる芯だし動作を
正確に行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を具体化した芯だし治具の斜視図であ
る。
【図2】芯だし動作を説明するための平面図である。
【図3】芯だし動作を説明するための平面図である。
【図4】芯だし動作を説明するための正面図である。
【図5】この発明の別例を示す芯だし治具の部分側面図
である。
【図6】この発明の別例を示す芯だし治具の斜視図であ
る。
【図7】この発明の別例を示す芯だし治具の部分側面図
である。
【図8】従来の芯だし動作を説明するための平面図であ
る。
【符号の説明】
7  芯だしローラ、8  芯だし治具、9  治具本
体、9a  基準面、10  湾曲部、10a  位置
規制面、11  磁石、L  位置規制面10aから基
準面9aまでの長さ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  金型の上面に接触する治具本体の基端
    部に対し、金型の基準側面に接触する位置規制面を有す
    る湾曲部を治具本体と直交するように形成するとともに
    、該湾曲部に対し金型の基準側面に吸着保持する磁石を
    設け、さらに前記治具本体の先端面には金型加工機のス
    ピンドルに装着した芯だしローラに接触する芯だし基準
    面を形成し、前記位置規制面から基準面までの長さを、
    金型の長さ2分の1の長さから芯だしローラの直径の2
    分の1の長さを減算した値に設定したことを特徴とする
    金型加工機用芯だし治具。
JP12398791A 1991-05-28 1991-05-28 金型加工機用芯だし治具 Pending JPH04354644A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12398791A JPH04354644A (ja) 1991-05-28 1991-05-28 金型加工機用芯だし治具

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ID=14874242

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JP12398791A Pending JPH04354644A (ja) 1991-05-28 1991-05-28 金型加工機用芯だし治具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104325172A (zh) * 2014-10-08 2015-02-04 江苏文光模具技术有限公司 一种模料深孔钻校正工装

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104325172A (zh) * 2014-10-08 2015-02-04 江苏文光模具技术有限公司 一种模料深孔钻校正工装

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