JPH058012Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH058012Y2 JPH058012Y2 JP1985157728U JP15772885U JPH058012Y2 JP H058012 Y2 JPH058012 Y2 JP H058012Y2 JP 1985157728 U JP1985157728 U JP 1985157728U JP 15772885 U JP15772885 U JP 15772885U JP H058012 Y2 JPH058012 Y2 JP H058012Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jig
- workpiece
- wire electrode
- jig body
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000009760 electrical discharge machining Methods 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 6
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 5
- BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] Chemical compound N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はワイヤ放電加工機で金型等工作物を加
工するとき、ワイヤ放電加工機の原点と工作物の
関連寸法を迅速且つ容易に割り出すために使用す
る治具に関する。
工するとき、ワイヤ放電加工機の原点と工作物の
関連寸法を迅速且つ容易に割り出すために使用す
る治具に関する。
一般にワイヤ放電加工機は、その加工精度が良
いためミクロンオーダを要求される。それにつれ
工作物の平行度及び加工基準点から寸法確認作業
を細心の注意を払つて進めねばならない。
いためミクロンオーダを要求される。それにつれ
工作物の平行度及び加工基準点から寸法確認作業
を細心の注意を払つて進めねばならない。
従来、この作業の寸法確認方法としては、正確
な角度に仕上げられた工作物端面にワイヤー電極
を接触させて微弱な火花を発生させてワイヤ放電
加工機の持つ芯出し機能を利用してＸ方向及びＹ
方向の原点を確認していた。又別の方法として金
型等の加工物に予め組立の基準となるガイドポス
ト孔を正確に穿孔し、これにワイヤ電極を通して
ワイヤ放電加工機の持つ自動センタリング機能で
その孔の中心点を求めて原点の確認を行なつてい
た。又、ワイヤ電極の垂直を測定する治具とし
て、導電性の平板に円形穴を穿孔し、同円形穴と
外部とを連絡するスリツトを設けた構造のものが
特開昭57−48427号公報に開示されている。
な角度に仕上げられた工作物端面にワイヤー電極
を接触させて微弱な火花を発生させてワイヤ放電
加工機の持つ芯出し機能を利用してＸ方向及びＹ
方向の原点を確認していた。又別の方法として金
型等の加工物に予め組立の基準となるガイドポス
ト孔を正確に穿孔し、これにワイヤ電極を通して
ワイヤ放電加工機の持つ自動センタリング機能で
その孔の中心点を求めて原点の確認を行なつてい
た。又、ワイヤ電極の垂直を測定する治具とし
て、導電性の平板に円形穴を穿孔し、同円形穴と
外部とを連絡するスリツトを設けた構造のものが
特開昭57−48427号公報に開示されている。
従来のいずれの寸法確認作業ともに正確にセツ
トするため二度ないし三度の手作業を必要として
時間的に無駄が生じていた。即ち前者の方法では
Ｘ方向及びＹ方向の二箇所からのチエツクを必要
としているし、後者の方法ではワイヤ電極を人工
的に一度切断してガイドポスト孔に通し再度繋ぎ
込み、センタリング作業を行ない、その終了後再
び人工的にワイヤを切断し、ガイドポスト孔から
外していて煩わしい作業となつていた。又、特開
昭57−48427号公報記載の垂直測定治具を使つて
加工物の加工点の寸法・位置を測定することは、
治具と加工物との位置関係が一意的に定まるもの
でないため使用できるものではなかつた。
トするため二度ないし三度の手作業を必要として
時間的に無駄が生じていた。即ち前者の方法では
Ｘ方向及びＹ方向の二箇所からのチエツクを必要
としているし、後者の方法ではワイヤ電極を人工
的に一度切断してガイドポスト孔に通し再度繋ぎ
込み、センタリング作業を行ない、その終了後再
び人工的にワイヤを切断し、ガイドポスト孔から
外していて煩わしい作業となつていた。又、特開
昭57−48427号公報記載の垂直測定治具を使つて
加工物の加工点の寸法・位置を測定することは、
治具と加工物との位置関係が一意的に定まるもの
でないため使用できるものではなかつた。
本考案はかかる従来の寸法確認方法の問題点を
解決し、寸法確認作業を容易且つ迅速に行なえる
様にできる放電加工用工作物芯出し治具を提供せ
んとするものであり、その要旨は精密面仕上げさ
れた導電性の平板状治具本体の表面に工作物の一
角の端面と正確に当接して工作物を治具本体に対
しワイヤ電極の線方向と直交するXY方向で位置
決めする３個の基準ピンを突設し、同基準ピンの
外側の治具本体の外周縁に治具本体をワイヤ電極
に対しXY方向で位置決めする治具基準孔を穿設
し、しかも同基準孔と外部とを連通するワイヤ電
極導入溝を設けたことを特徴とする放電加工用工
作物芯出し治具にある。
解決し、寸法確認作業を容易且つ迅速に行なえる
様にできる放電加工用工作物芯出し治具を提供せ
んとするものであり、その要旨は精密面仕上げさ
れた導電性の平板状治具本体の表面に工作物の一
角の端面と正確に当接して工作物を治具本体に対
しワイヤ電極の線方向と直交するXY方向で位置
決めする３個の基準ピンを突設し、同基準ピンの
外側の治具本体の外周縁に治具本体をワイヤ電極
に対しXY方向で位置決めする治具基準孔を穿設
し、しかも同基準孔と外部とを連通するワイヤ電
極導入溝を設けたことを特徴とする放電加工用工
作物芯出し治具にある。
この考案では工作物の一角端面に本考案治具の
複数の基準ピンを正確に当接させる。次に治具本
体に穿設した治具基準孔にワイヤ電極を切断しな
いままワイヤ電極導入溝を介して挿入し、ワイヤ
放電加工機の持つ自動芯出し機能を利用して治具
基準孔の中心の位置を割り出し、これを加工の基
準Ｏとするものである。この基準点を原点とする
工作物上の任意の点Ｐの座標を求めるには点Ｐの
工作物の密着させた端面基準の座標（Ａ，Ｂ）に
基準点Ｏと工作物の端面との距離（ａ，ｂ）を加
算させればよい。この工作物上のＰ点の基準点Ｏ
を原点とする座標は（Ａ＋ａ，Ｂ＋ｂ）となるも
のである。この座表値をもつて数値制御して任意
の形状に放電加工するものである。（第４図参
照）。ガイドポスト孔基準の座標で加工形状を記
述した場合も同様にして行なえる。
複数の基準ピンを正確に当接させる。次に治具本
体に穿設した治具基準孔にワイヤ電極を切断しな
いままワイヤ電極導入溝を介して挿入し、ワイヤ
放電加工機の持つ自動芯出し機能を利用して治具
基準孔の中心の位置を割り出し、これを加工の基
準Ｏとするものである。この基準点を原点とする
工作物上の任意の点Ｐの座標を求めるには点Ｐの
工作物の密着させた端面基準の座標（Ａ，Ｂ）に
基準点Ｏと工作物の端面との距離（ａ，ｂ）を加
算させればよい。この工作物上のＰ点の基準点Ｏ
を原点とする座標は（Ａ＋ａ，Ｂ＋ｂ）となるも
のである。この座表値をもつて数値制御して任意
の形状に放電加工するものである。（第４図参
照）。ガイドポスト孔基準の座標で加工形状を記
述した場合も同様にして行なえる。
図面に示す実施例は導電性で耐摩耗性素材の長
方形状の治具本体の両面それぞれに３本の基準ピ
ンを突設させて、両面とも芯出し作業に使用でき
る様にしている。治具基準孔は治具本体に２個穿
設され、また治具本体には上面、下面いずれでも
吸着できるマグネツトが埋設されている。治具本
体及び基準ピンの表面は超精密の面仕上げがなさ
れている。図中１は治具本体、２は基準ピン、３
は治具基準孔、４はワイヤ電極導入溝、５はマグ
ネツト、６はワイヤ電極、７は工作物、８は同工
作物の加工切断線、９はガイドポスト孔である。
方形状の治具本体の両面それぞれに３本の基準ピ
ンを突設させて、両面とも芯出し作業に使用でき
る様にしている。治具基準孔は治具本体に２個穿
設され、また治具本体には上面、下面いずれでも
吸着できるマグネツトが埋設されている。治具本
体及び基準ピンの表面は超精密の面仕上げがなさ
れている。図中１は治具本体、２は基準ピン、３
は治具基準孔、４はワイヤ電極導入溝、５はマグ
ネツト、６はワイヤ電極、７は工作物、８は同工
作物の加工切断線、９はガイドポスト孔である。
この実施例では治具基準孔３は２個あり、治具
基準孔３の内面が放電によつて損傷すれば別の治
具基準孔３が使用できる様にしている。又治具本
体１はマグネツト５によつて工作物７の一角の吸
着固定され、脱着が容易になされる（第４図参
照）。更に治具本体１の治具外角は正確に90°に仕
上がつているので第５図に示す様に工作物７上面
に置いて工作物上面に対するワイヤ電極の垂直確
認に使用することもできる。
基準孔３の内面が放電によつて損傷すれば別の治
具基準孔３が使用できる様にしている。又治具本
体１はマグネツト５によつて工作物７の一角の吸
着固定され、脱着が容易になされる（第４図参
照）。更に治具本体１の治具外角は正確に90°に仕
上がつているので第５図に示す様に工作物７上面
に置いて工作物上面に対するワイヤ電極の垂直確
認に使用することもできる。
以上の様に本考案によれば上記特徴の構成とす
ることによつてワイヤ電極を切断することなく工
作物の加工基準点からの関連寸法を迅速且つ容易
に確認できるという効果がある。
ることによつてワイヤ電極を切断することなく工
作物の加工基準点からの関連寸法を迅速且つ容易
に確認できるという効果がある。
第１図は本考案の実施例を示す平面図、第２図
は同側面図、第３図は同正面図、第４図は使用状
態を示す説明図、第５図はワイヤ電極の垂直確認
の使用状態を示す説明図である。 １……治具本体、２……基準ピン、３……治具
基準孔、４……ワイヤ電極導入溝、５……マグネ
ツト、６……ワイヤ電極、７……工作物、８……
加工切断線、９……ガイドポスト孔。
は同側面図、第３図は同正面図、第４図は使用状
態を示す説明図、第５図はワイヤ電極の垂直確認
の使用状態を示す説明図である。 １……治具本体、２……基準ピン、３……治具
基準孔、４……ワイヤ電極導入溝、５……マグネ
ツト、６……ワイヤ電極、７……工作物、８……
加工切断線、９……ガイドポスト孔。
Claims (1)
- 精密面仕上げされた導電性の平板状治具本体の
表面に工作物の一角の端面と正確に当接して工作
物を治具本体に対しワイヤ電極の線方向と直交す
るXY方向で位置決めする３個の基準ピンを突設
し、同基準ピンの外側の治具本体の外周縁に治具
本体をワイヤ電極に対しXY方向で位置決めする
治具基準孔を穿設し、しかも同基準孔と外部とを
連通するワイヤ電極導入溝を設けたことを特徴と
する放電加工用工作物芯出し治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985157728U JPH058012Y2 (ja) | 1985-10-14 | 1985-10-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985157728U JPH058012Y2 (ja) | 1985-10-14 | 1985-10-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6265124U JPS6265124U (ja) | 1987-04-22 |
| JPH058012Y2 true JPH058012Y2 (ja) | 1993-03-01 |
Family
ID=31080548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985157728U Expired - Lifetime JPH058012Y2 (ja) | 1985-10-14 | 1985-10-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH058012Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5748427A (en) * | 1980-09-08 | 1982-03-19 | Mitsubishi Electric Corp | Wire cutting electric discharge machine |
-
1985
- 1985-10-14 JP JP1985157728U patent/JPH058012Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5748427A (en) * | 1980-09-08 | 1982-03-19 | Mitsubishi Electric Corp | Wire cutting electric discharge machine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6265124U (ja) | 1987-04-22 |
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