JPH06284B2 - 放電加工装置 - Google Patents
放電加工装置Info
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- JPH06284B2 JPH06284B2 JP61235588A JP23558886A JPH06284B2 JP H06284 B2 JPH06284 B2 JP H06284B2 JP 61235588 A JP61235588 A JP 61235588A JP 23558886 A JP23558886 A JP 23558886A JP H06284 B2 JPH06284 B2 JP H06284B2
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Description
【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、放電加工装置に関し、特にその成形電極の加
工および位置決めを、電極成形機と放電加工機との間で
簡略に行なうことができるようにした放電加工装置に関
する。
工および位置決めを、電極成形機と放電加工機との間で
簡略に行なうことができるようにした放電加工装置に関
する。
「従来技術およびその問題点」 放電加工機は、成形電極の形状をそのまま被加工物に移
すことができるという優れた加工上の特徴を有し、放出
成形型等の超精密型の製造等に広く用いられている。成
形電極は、一般に電極ブランクを、ワイヤカット放電加
工機、切削等の機械加工機等の電極成形機によって、所
望の形状に加工するのが普通である。ところで、製造す
べき型が単純な場合は、単一の成形電極による加工が可
能であるが、製造すべき型が複雑になると、単一の成形
電極では加工ができなくなり、複数の成形電極を用いた
複合加工が不可欠となる。この複合加工に際しては、成
形電極同志の位置合わせ(芯出し)を厳密に行なわなけ
ればならず、この位置合わせが困難な問題であった。
すことができるという優れた加工上の特徴を有し、放出
成形型等の超精密型の製造等に広く用いられている。成
形電極は、一般に電極ブランクを、ワイヤカット放電加
工機、切削等の機械加工機等の電極成形機によって、所
望の形状に加工するのが普通である。ところで、製造す
べき型が単純な場合は、単一の成形電極による加工が可
能であるが、製造すべき型が複雑になると、単一の成形
電極では加工ができなくなり、複数の成形電極を用いた
複合加工が不可欠となる。この複合加工に際しては、成
形電極同志の位置合わせ(芯出し)を厳密に行なわなけ
ればならず、この位置合わせが困難な問題であった。
従来は、この問題に対処するため、直方体状の電極ブラ
ンクの6面を研磨し、これらの基準面を利用して成形電
極の加工を行なった後、同様に上記基準面を利用して成
形電極を放電加工機に取り付けていた。ところが、この
ように個々の電極ブランクの周囲6面のいずれかを基準
面として成形電極の加工および取付を行なうシステム
は、加工および取付のセツト変えの度にそれぞれ平行
度、芯出し等の調整を行なわなければならず、煩雑な調
整作業を必要とした。また成形電極自体の形状を複雑な
三次元形状に加工することが困難で、いきおい、単純な
形状の多数の成形電極を多数用いた複合加工を施さねば
ならなかった。しかしこのように成形電極の数が増すこ
とは、以上のような調整作業の煩雑さを増し、さらに多
数の成形電極の管理の困難性を生じさせる。
ンクの6面を研磨し、これらの基準面を利用して成形電
極の加工を行なった後、同様に上記基準面を利用して成
形電極を放電加工機に取り付けていた。ところが、この
ように個々の電極ブランクの周囲6面のいずれかを基準
面として成形電極の加工および取付を行なうシステム
は、加工および取付のセツト変えの度にそれぞれ平行
度、芯出し等の調整を行なわなければならず、煩雑な調
整作業を必要とした。また成形電極自体の形状を複雑な
三次元形状に加工することが困難で、いきおい、単純な
形状の多数の成形電極を多数用いた複合加工を施さねば
ならなかった。しかしこのように成形電極の数が増すこ
とは、以上のような調整作業の煩雑さを増し、さらに多
数の成形電極の管理の困難性を生じさせる。
「発明の目的」 本発明は、このような従来の放電加工装置における問題
点を一気に解決する新規な装置を提案することを目的と
する。
点を一気に解決する新規な装置を提案することを目的と
する。
「発明の概要」 本発明は、電極ブランク自体に何等かの基準面を設ける
(加工する)という従来の発想から離れ、電極ブランク
に、これとは別部材からなる、基準面を有する基準駒を
取り付け、この基準駒を成形電極の加工および放電加工
機への取付に際しての共通した基準面として用いるとい
う発想に基づいて完成されたものである。
(加工する)という従来の発想から離れ、電極ブランク
に、これとは別部材からなる、基準面を有する基準駒を
取り付け、この基準駒を成形電極の加工および放電加工
機への取付に際しての共通した基準面として用いるとい
う発想に基づいて完成されたものである。
すなわち本発明は、放電加工用の成形電極を加工する電
極成形機と、この電極成形機で加工された成形電極を取
り付けて被加工物に対する放電加工を行なう放電加工機
とを有する放電加工装置において、成形電極を形成すべ
き電極ブランクに、電極成形時および放電加工時の位置
基準となる、直交三方向の基準面を持つ基準角柱部を有
する基準駒を取り付け、電極成形機および放電加工機に
対して着脱可能に設けたホルダに、この基準駒の基準角
柱部の直交三基準面と係合して、該基準駒に固定した電
極ブランクを、互いに直交する異なる三方向位置に選択
的に保持する3つの基準溝を形成したことを特徴として
いる。
極成形機と、この電極成形機で加工された成形電極を取
り付けて被加工物に対する放電加工を行なう放電加工機
とを有する放電加工装置において、成形電極を形成すべ
き電極ブランクに、電極成形時および放電加工時の位置
基準となる、直交三方向の基準面を持つ基準角柱部を有
する基準駒を取り付け、電極成形機および放電加工機に
対して着脱可能に設けたホルダに、この基準駒の基準角
柱部の直交三基準面と係合して、該基準駒に固定した電
極ブランクを、互いに直交する異なる三方向位置に選択
的に保持する3つの基準溝を形成したことを特徴として
いる。
この装置によると、まず基準駒により直交三方向の位置
が厳密に定まり、電極成形機と放電加工機が、この基準
駒の基準角柱部と係合して、電極ブランクを互いに直交
する直交三方向に選択的に保持する基準溝を有するホル
ダを備えていることから、成形電極自体に三次元方向の
複雑な加工を施すことができるとともに、電極成形機に
おける成形電極に位置基準をそのまま放電加工機に移す
ことができる。このため、電極成形機から放電加工機へ
のセツト変えに際しての調整作業、つまり平行度セツ
ト、直角度セツト、芯出し作業等の調整作業が一切不要
となる。
が厳密に定まり、電極成形機と放電加工機が、この基準
駒の基準角柱部と係合して、電極ブランクを互いに直交
する直交三方向に選択的に保持する基準溝を有するホル
ダを備えていることから、成形電極自体に三次元方向の
複雑な加工を施すことができるとともに、電極成形機に
おける成形電極に位置基準をそのまま放電加工機に移す
ことができる。このため、電極成形機から放電加工機へ
のセツト変えに際しての調整作業、つまり平行度セツ
ト、直角度セツト、芯出し作業等の調整作業が一切不要
となる。
「発明の実施例」 以下図示実施例について本発明を説明する。第1図
(A),(B)は本発明による基準駒10と、これに取り付け
た電極ブランク20の形状例を示すものである。電極ブ
ランク20は、予想される成形電極形状に応じ、通常数
種類の直方体状のブロツクが用意される。また基準駒1
0は、電極ブランク20の加工部位に応じ、L型の基準
駒10A、I型の基準駒10Bが用意される。
(A),(B)は本発明による基準駒10と、これに取り付け
た電極ブランク20の形状例を示すものである。電極ブ
ランク20は、予想される成形電極形状に応じ、通常数
種類の直方体状のブロツクが用意される。また基準駒1
0は、電極ブランク20の加工部位に応じ、L型の基準
駒10A、I型の基準駒10Bが用意される。
これらのL型基準駒10AおよびI型基準駒10Bは、
いずれもその一端に、突当て面x、幅lだけ離間した横
規制面y、および幅sだけ離間した縦規制面zを有する
基準角柱部13を備えている。基準角柱部13のこれら
の面x,y,zは、互いに直交する三基準面となるもの
で、その平面度、平行度、直角度、および幅lとs(特
に幅s)が所定の寸法でブロックゲージレベルで精密加
工されている。
いずれもその一端に、突当て面x、幅lだけ離間した横
規制面y、および幅sだけ離間した縦規制面zを有する
基準角柱部13を備えている。基準角柱部13のこれら
の面x,y,zは、互いに直交する三基準面となるもの
で、その平面度、平行度、直角度、および幅lとs(特
に幅s)が所定の寸法でブロックゲージレベルで精密加
工されている。
この基準角柱部13には、基準駒10をホルダに固定す
るための固定ボルト挿入孔14が穿けられている。この
固定ボルト挿入孔14は、固定ボルトとの間に若干のク
リアランスがあるように設けられる。
るための固定ボルト挿入孔14が穿けられている。この
固定ボルト挿入孔14は、固定ボルトとの間に若干のク
リアランスがあるように設けられる。
そしてこのL型基準駒10AおよびI型基準駒10Bに
は、ブランク固定部15があり、このブランク固定部1
5に、それぞれ電極ブランク20の取付孔16が形成さ
れている。この取付孔16は、固定部15に電極ブラン
ク20を固定でき、固定後その位置が変化しないもので
あればねじ孔、貫通孔のいずれでもよく、精度を要しな
い。電極ブランク20には、取付孔16に挿通した固定
ねじを螺合させるねじ孔が形成される。
は、ブランク固定部15があり、このブランク固定部1
5に、それぞれ電極ブランク20の取付孔16が形成さ
れている。この取付孔16は、固定部15に電極ブラン
ク20を固定でき、固定後その位置が変化しないもので
あればねじ孔、貫通孔のいずれでもよく、精度を要しな
い。電極ブランク20には、取付孔16に挿通した固定
ねじを螺合させるねじ孔が形成される。
これに対し、L型基準駒10AおよびI型基準駒10B
を支持する電極成形機および放電加工機のホルダ30
は、第2図、第3図に示すように、直方体ブロツク31
に、基準駒10の基準角柱部13を挿脱する三条の基準
溝32,33,34を形成してなっている。この三条の
溝のうち、基準溝32,33は、直方体ブロック31の
一面に形成した直交する十字溝であり、他の一つは、こ
れらの基準溝32,33の形成面に直交する面に形成し
た、基準溝32に平行な溝である。これらの基準溝3
2,33,34は、基準角柱部13の各基準面と係合す
る基準面となるもので、各底面の平面度、直角度は、超
精密に加工され、またその幅は、基準駒10の基準角柱
部13の幅sと厳密に一致する(隙間なく嵌合させる)
ように精密加工される。
を支持する電極成形機および放電加工機のホルダ30
は、第2図、第3図に示すように、直方体ブロツク31
に、基準駒10の基準角柱部13を挿脱する三条の基準
溝32,33,34を形成してなっている。この三条の
溝のうち、基準溝32,33は、直方体ブロック31の
一面に形成した直交する十字溝であり、他の一つは、こ
れらの基準溝32,33の形成面に直交する面に形成し
た、基準溝32に平行な溝である。これらの基準溝3
2,33,34は、基準角柱部13の各基準面と係合す
る基準面となるもので、各底面の平面度、直角度は、超
精密に加工され、またその幅は、基準駒10の基準角柱
部13の幅sと厳密に一致する(隙間なく嵌合させる)
ように精密加工される。
また直方体ブロック31の外面の平面度、直角度、およ
び面間距離Lも精密に加工される。面間距離Lは、基準
駒10の基準角柱部13の幅lに対応するものである。
び面間距離Lも精密に加工される。面間距離Lは、基準
駒10の基準角柱部13の幅lに対応するものである。
そしてこの直方体ブロック31には、基準溝32,3
3,34の各溝に対応させて、基準駒10の固定ボルト
挿入孔14に対応するねじ孔35が穿けられており、ま
た直方体ブロック31の外面には、基準溝32,33,
34の一端部を規制する規制駒36が固定されている。
3,34の各溝に対応させて、基準駒10の固定ボルト
挿入孔14に対応するねじ孔35が穿けられており、ま
た直方体ブロック31の外面には、基準溝32,33,
34の一端部を規制する規制駒36が固定されている。
以上のホルダ30は、第2図に示す電極成形機と、第3
図、第4図に示す放電加工機の両方に用意される。第2
図は、電極成形機として使用される頻度の最も高いワイ
ヤカット放電加工機の電極成形治具40として、以上の
ホルダ30を用いた例を示す。この電極成形治具40
は、ワイヤカット放電加工機のワークテーブル上に載置
固定する固定台41に、テーブルと直交するガイドレー
ル42を形成し、このガイドレール42にホルダ30を
上下位置調節自在に支持したものである。ワイヤカット
加工機のワイヤの走行方向は、ガイドレール42と平行
方向、またはこの平行方向から所定角度ずらしてセツト
したテーパ方向であり、基準溝32,33は、ガイドレ
ール42と平行な面に形成されている。
図、第4図に示す放電加工機の両方に用意される。第2
図は、電極成形機として使用される頻度の最も高いワイ
ヤカット放電加工機の電極成形治具40として、以上の
ホルダ30を用いた例を示す。この電極成形治具40
は、ワイヤカット放電加工機のワークテーブル上に載置
固定する固定台41に、テーブルと直交するガイドレー
ル42を形成し、このガイドレール42にホルダ30を
上下位置調節自在に支持したものである。ワイヤカット
加工機のワイヤの走行方向は、ガイドレール42と平行
方向、またはこの平行方向から所定角度ずらしてセツト
したテーパ方向であり、基準溝32,33は、ガイドレ
ール42と平行な面に形成されている。
これに対し第3図、第4図は、放電加工機のヘッド50
に取り付けるために、上記ホルダ30を取付軸51また
は取付体52に固定した状態を示す。すなわち放電加工
機ヘッド50は、第3図(B)に示す取付軸51によって
取り付ける軸基準タイプと、同(A)に示す取付体52の
基準面53を基準とする面基準タイプがある。54は軸
基準タイプにおける取付軸51の回動位置を規制する規
制ピンである。この軸基準タイプ、面基準タイプのいず
れにしても、その軸51または面53とホルダ30との
位置関係は予め知ることができ、必要な位置関係で、ホ
ルダ30を放電加工機ヘッド50に支持することができ
る。
に取り付けるために、上記ホルダ30を取付軸51また
は取付体52に固定した状態を示す。すなわち放電加工
機ヘッド50は、第3図(B)に示す取付軸51によって
取り付ける軸基準タイプと、同(A)に示す取付体52の
基準面53を基準とする面基準タイプがある。54は軸
基準タイプにおける取付軸51の回動位置を規制する規
制ピンである。この軸基準タイプ、面基準タイプのいず
れにしても、その軸51または面53とホルダ30との
位置関係は予め知ることができ、必要な位置関係で、ホ
ルダ30を放電加工機ヘッド50に支持することができ
る。
上記構成の本放電加工装置による電極加工および放電加
工のプロセス例を次に説明する。まず必要な電極形状に
対応する形状の電極ブランク20と、これに適合したL
型基準駒10AまたはI型基準駒10Bを選択し、これ
に取付孔加工、研削加工等を施した後、これに取付孔1
6および固定ねじによって基準駒10を固定する(第1
図、第2図)。
工のプロセス例を次に説明する。まず必要な電極形状に
対応する形状の電極ブランク20と、これに適合したL
型基準駒10AまたはI型基準駒10Bを選択し、これ
に取付孔加工、研削加工等を施した後、これに取付孔1
6および固定ねじによって基準駒10を固定する(第1
図、第2図)。
この基準駒10を有する電極ブランク20は次に、電極
成形治具40のホルダ30に保持され、ワイヤカット放
電加工による加工を受ける。この加工は、基準駒10の
基準角柱部13を、基準溝32,33,34のいずれか
一つに嵌合固定することにより、基準角柱部13の基準
面zを基準溝32,33,34の側面に密着させ、基準
面xを基準溝32,33,34の底面に密着させ、さら
に基準面yを位置規制駒36に密着させて行なう。
成形治具40のホルダ30に保持され、ワイヤカット放
電加工による加工を受ける。この加工は、基準駒10の
基準角柱部13を、基準溝32,33,34のいずれか
一つに嵌合固定することにより、基準角柱部13の基準
面zを基準溝32,33,34の側面に密着させ、基準
面xを基準溝32,33,34の底面に密着させ、さら
に基準面yを位置規制駒36に密着させて行なう。
電極ブランク20に対する加工が一次元方向であれば、
基準駒10の基準角柱部13を基準溝32,33,34
のいずれか一つに嵌合させて行なえばその加工が終了
し、二次元方向であれば、同いずれか二つ、三次元方向
であれば、すべての基準溝32,33,34に基準角柱
部13を順次嵌合させて加工することにより、加工が終
了する。第5図(A),(B),(C)は加工すべき成形電極の
形状例を示す平面図、側面図および正面図であり、第6
図(A),(B),(C)は、このような形状に成形電極を加工
する場合のホルダ30の各基準溝32,33,34によ
る基準駒10の持ち変えの様子を示している。また矢印
は放電加工用ワイヤの走行方向を示す。
基準駒10の基準角柱部13を基準溝32,33,34
のいずれか一つに嵌合させて行なえばその加工が終了
し、二次元方向であれば、同いずれか二つ、三次元方向
であれば、すべての基準溝32,33,34に基準角柱
部13を順次嵌合させて加工することにより、加工が終
了する。第5図(A),(B),(C)は加工すべき成形電極の
形状例を示す平面図、側面図および正面図であり、第6
図(A),(B),(C)は、このような形状に成形電極を加工
する場合のホルダ30の各基準溝32,33,34によ
る基準駒10の持ち変えの様子を示している。また矢印
は放電加工用ワイヤの走行方向を示す。
本発明において強調されるべきは、三次元方向の加工を
行なう場合における加工精度を、極めて高く維持できる
ことである。すなわち電極ブランク20と基準駒10の
位置関係は定まっていて動きようがなく、また基準駒1
0の基準角柱部13と、ホルダ30の基準溝32,3
3,34の関係は、基準角柱部13をこれらの各溝に正
確に嵌合させる限り狂うことがない。基準溝32,3
3,34の各溝の位置は、ワイヤカット放電加工機に入
力する加工データに、予めデータとして入力することが
できるから、これら各溝の位置関係を折込んで、二次元
あるいは三次元の加工を含む正確な加工を行なうことが
できる。またテーパ加工を行なう場合には、ワイヤの走
行方向を傾斜させるとともに、ホルダ30の高さ位置を
電極成形治具40のガイドレール42に沿って調節し、
そのホルダ30のワークテーブルからの高さを同様に入
力することで、電極ブランク20に与えるテーパも自由
に設定することができる。
行なう場合における加工精度を、極めて高く維持できる
ことである。すなわち電極ブランク20と基準駒10の
位置関係は定まっていて動きようがなく、また基準駒1
0の基準角柱部13と、ホルダ30の基準溝32,3
3,34の関係は、基準角柱部13をこれらの各溝に正
確に嵌合させる限り狂うことがない。基準溝32,3
3,34の各溝の位置は、ワイヤカット放電加工機に入
力する加工データに、予めデータとして入力することが
できるから、これら各溝の位置関係を折込んで、二次元
あるいは三次元の加工を含む正確な加工を行なうことが
できる。またテーパ加工を行なう場合には、ワイヤの走
行方向を傾斜させるとともに、ホルダ30の高さ位置を
電極成形治具40のガイドレール42に沿って調節し、
そのホルダ30のワークテーブルからの高さを同様に入
力することで、電極ブランク20に与えるテーパも自由
に設定することができる。
ワイヤカット放電加工機による加工の終了した電極ブラ
ンク(成形電極)20は次に、必要に応じ、ジグボーラ
等の機械加工機によって、ワイヤカット放電加工機では
加工できない機械加工が施される。この場合には、ジグ
ボーラ等の機械加工機にも、上記ホルダ30と同一の治
具が備えられる。この機械加工には、ワイヤカット加工
時の加工データを与えることができる。またこの際、成
形された電極の測定を行なうこともできる。
ンク(成形電極)20は次に、必要に応じ、ジグボーラ
等の機械加工機によって、ワイヤカット放電加工機では
加工できない機械加工が施される。この場合には、ジグ
ボーラ等の機械加工機にも、上記ホルダ30と同一の治
具が備えられる。この機械加工には、ワイヤカット加工
時の加工データを与えることができる。またこの際、成
形された電極の測定を行なうこともできる。
成形の終了した成形電極(電極ブランク)20は、次に
基準駒10を固定したまま、取付軸51または取付体5
2に固定したホルダ30を介して、第4図のように放電
加工機のヘッド50に装着される。ホルダ30は、ワイ
ヤカット放電加工機の電極成形治具40に用いたホルダ
30と同一であり、したがって加工時のデータをそのま
ま有する成形電極(電極ブランク)20が放電加工機に
取り付けられることとなる。すなわち、基準駒10の基
準角柱部13を成形電極20の加工方向に応じて、ホル
ダ30の基準溝32,33,34のいずれかにセット
し、そのまま取付孔16およびねじ孔35に固定ボルト
を挿通すると、加工時と同じ状態が再現される。このセ
ットを変えの際に、平行、芯出し等の作業は一切不要で
ある。放電加工機には、加工データおよび測定データ、
つまり実際の成形電極20の形状についてのデータを与
えておく。その後放電加工機へッド50を被加工物に対
して接近させながら、放電加工を行なうと、成形電極2
0の形状が正確に移されることとなる。
基準駒10を固定したまま、取付軸51または取付体5
2に固定したホルダ30を介して、第4図のように放電
加工機のヘッド50に装着される。ホルダ30は、ワイ
ヤカット放電加工機の電極成形治具40に用いたホルダ
30と同一であり、したがって加工時のデータをそのま
ま有する成形電極(電極ブランク)20が放電加工機に
取り付けられることとなる。すなわち、基準駒10の基
準角柱部13を成形電極20の加工方向に応じて、ホル
ダ30の基準溝32,33,34のいずれかにセット
し、そのまま取付孔16およびねじ孔35に固定ボルト
を挿通すると、加工時と同じ状態が再現される。このセ
ットを変えの際に、平行、芯出し等の作業は一切不要で
ある。放電加工機には、加工データおよび測定データ、
つまり実際の成形電極20の形状についてのデータを与
えておく。その後放電加工機へッド50を被加工物に対
して接近させながら、放電加工を行なうと、成形電極2
0の形状が正確に移されることとなる。
複数の異なる形状の成形電極20により複合加工を行な
う場合にも本発明は効果を発揮する。すなわち複合加工
を行なう場合には、複数の成形電極20間の芯出しが極
めて重要な要素となるが、本発明の放電加工装置によれ
ば、以上の原理により、複数の成形電極20間の芯出し
を特別な調整を要することなく、ワンタッチで行なうこ
とができる。そして上述のように一つの成形電極20で
複雑で正確な形状を得ることができることと相俟ち、精
密な型加工を少ない数の成形電極で行なうことができ
る。
う場合にも本発明は効果を発揮する。すなわち複合加工
を行なう場合には、複数の成形電極20間の芯出しが極
めて重要な要素となるが、本発明の放電加工装置によれ
ば、以上の原理により、複数の成形電極20間の芯出し
を特別な調整を要することなく、ワンタッチで行なうこ
とができる。そして上述のように一つの成形電極20で
複雑で正確な形状を得ることができることと相俟ち、精
密な型加工を少ない数の成形電極で行なうことができ
る。
なお本発明は、電極ブランク側の基準駒の基準角柱部を
V型断面とし、ホルダ側の基準溝をこれに適合する直交
三方向のV字溝とすることでも成立する。V型断面の基
準角柱部は、その端面と合わせて、実質的に直交三方向
の基準面を有し、ホルダ側にこの基準駒に係合するV溝
を同様に直交三方向に向けて設ければ、同様の作用を得
ることができる。
V型断面とし、ホルダ側の基準溝をこれに適合する直交
三方向のV字溝とすることでも成立する。V型断面の基
準角柱部は、その端面と合わせて、実質的に直交三方向
の基準面を有し、ホルダ側にこの基準駒に係合するV溝
を同様に直交三方向に向けて設ければ、同様の作用を得
ることができる。
「発明の効果」 以上のように本発明の放電加工装置によれば、成形電極
自体を三次元方向に精密に加工することができるため、
成形電極の数を減少させることができる。そして電極成
形機と放電加工機には、成形電極(電極ブランク)に固
定する基準駒を同一の関係で保持することができるホル
ダをそれぞれ設けたから、電極成形時の成形電極と放電
加工時の成形電極の関係を同一に維持して、極めて精度
の高い放電加工を行なうことができる。特に電極成形機
と放電加工機との間で成形電極を持ち変える、セッチ変
えに際し、特別な調整作業が不要となるから、作業能率
が大幅に向上する。さらに同一部分を複数の成形電極で
加工する複合加工の際、自動的に芯出しができるため、
高精度の型の加工、あるいは複数の同一型の製造に極め
て有利であり、放電加工装置の可能性を広げることがで
きる。また成形電極を三次元方向に超精密に加工できる
ことから、同一の精密型を製造するにつき必要な成形電
極の数を大幅に減少させ、その管理コストを低減させる
ことができる。
自体を三次元方向に精密に加工することができるため、
成形電極の数を減少させることができる。そして電極成
形機と放電加工機には、成形電極(電極ブランク)に固
定する基準駒を同一の関係で保持することができるホル
ダをそれぞれ設けたから、電極成形時の成形電極と放電
加工時の成形電極の関係を同一に維持して、極めて精度
の高い放電加工を行なうことができる。特に電極成形機
と放電加工機との間で成形電極を持ち変える、セッチ変
えに際し、特別な調整作業が不要となるから、作業能率
が大幅に向上する。さらに同一部分を複数の成形電極で
加工する複合加工の際、自動的に芯出しができるため、
高精度の型の加工、あるいは複数の同一型の製造に極め
て有利であり、放電加工装置の可能性を広げることがで
きる。また成形電極を三次元方向に超精密に加工できる
ことから、同一の精密型を製造するにつき必要な成形電
極の数を大幅に減少させ、その管理コストを低減させる
ことができる。
第1図(A),(B)は本発明による基準駒と電極ブランクの
形状例を示す斜視図、第2図は電極成形機(ワイヤカッ
ト放電加工機)のホルダと基準駒および電極ブランクの
関係を示す斜視図、第3図(A),(B)は放電加工機側に設
けるホルダの例を示す斜視図、第4図(A),(B)は放電加
工機のヘッドにホルダおよび基準駒に固定された成形電
極を装着する状態の斜視図と側面図、第5図(A),(B),
(C)は電極ブランクから形成すべき成形電極の形状例を
示す平面図、側面図および正面図、第6図(A),(B),
(C)はワイヤカット放電加工機により、第5図の成形電
極を加工する際の基準駒の持ち変えの様子を示す正面図
である。 x,y,z…基準面、10(10A,10B)…基準
駒、13……基準角柱部、14…固定ボルト挿入孔、1
5…ブランク固定部、16…取付孔、20…電極ブラン
ク(成形電極)、30…ホルダ、31…直方体ブロッ
ク、32,33,34…基準溝(取付基準面)、36,
38…位置規制駒、40…電極成形治具、42…ガイド
レール、51…取付軸、52…取付体、53…基準面、
54…規制ピン、50…放電加工機ヘッド。
形状例を示す斜視図、第2図は電極成形機(ワイヤカッ
ト放電加工機)のホルダと基準駒および電極ブランクの
関係を示す斜視図、第3図(A),(B)は放電加工機側に設
けるホルダの例を示す斜視図、第4図(A),(B)は放電加
工機のヘッドにホルダおよび基準駒に固定された成形電
極を装着する状態の斜視図と側面図、第5図(A),(B),
(C)は電極ブランクから形成すべき成形電極の形状例を
示す平面図、側面図および正面図、第6図(A),(B),
(C)はワイヤカット放電加工機により、第5図の成形電
極を加工する際の基準駒の持ち変えの様子を示す正面図
である。 x,y,z…基準面、10(10A,10B)…基準
駒、13……基準角柱部、14…固定ボルト挿入孔、1
5…ブランク固定部、16…取付孔、20…電極ブラン
ク(成形電極)、30…ホルダ、31…直方体ブロッ
ク、32,33,34…基準溝(取付基準面)、36,
38…位置規制駒、40…電極成形治具、42…ガイド
レール、51…取付軸、52…取付体、53…基準面、
54…規制ピン、50…放電加工機ヘッド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浦田 健二 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 (72)発明者 金田 紀夫 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−27742(JP,A) 特開 昭59−169720(JP,A) 実公 昭53−33254(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】放電加工用の成形電極を加工する電極成形
機と、この電極成形機で加工された成形電極を取り付け
て被加工物に対する放電加工を行なう放電加工機とを有
する放電加工装置において、 成形電極を形成すべき電極ブランクに、電極成形時およ
び放電加工時の位置基準となる、直交三方向の基準面を
持つ基準角柱部を有する基準駒を取り付け、 電極成形機および放電加工機に対して着脱可能に設けた
ホルダに、この基準駒の基準角柱部の直交三基準面と係
合して、該基準駒に固定された電極ブランクを、互いに
直交する異なる三方向位置に選択的に保持する3つの基
準溝を形成したことを特徴とする放電加工装置。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61235588A JPH06284B2 (ja) | 1986-10-03 | 1986-10-03 | 放電加工装置 |
| KR1019870011057A KR920006653B1 (ko) | 1986-10-03 | 1987-10-02 | 방전가공시스템 및 방전가공용 전극의 설치구 |
| US07/103,726 US4859824A (en) | 1986-10-03 | 1987-10-02 | Electrospark machine system, assembly for use with system, device for mounting electrospark machining electrode, and method of shaping a workpiece |
| DE3750044T DE3750044T2 (de) | 1986-10-03 | 1987-10-05 | Vorrichtung zum Einspannen der Elektrode für die funkenerosive Bearbeitung. |
| EP92101898A EP0485365B1 (en) | 1986-10-03 | 1987-10-05 | Device for mounting an electrospark machining electrode |
| EP87114523A EP0266570B1 (en) | 1986-10-03 | 1987-10-05 | Device for mounting the electrospark machining electrode |
| DE8787114523T DE3781238T2 (de) | 1986-10-03 | 1987-10-05 | Vorrichtung zum einspannen der elektrode fuer die funkenerosive bearbeitung. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61235588A JPH06284B2 (ja) | 1986-10-03 | 1986-10-03 | 放電加工装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6389225A JPS6389225A (ja) | 1988-04-20 |
| JPH06284B2 true JPH06284B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=16988224
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61235588A Expired - Fee Related JPH06284B2 (ja) | 1986-10-03 | 1986-10-03 | 放電加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06284B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0731935Y2 (ja) * | 1988-07-01 | 1995-07-26 | 広島アルミニウム工業株式会社 | 放電加工用電極の取付構造 |
| JP2583988Y2 (ja) * | 1990-07-30 | 1998-10-27 | 旭光学工業株式会社 | 放電加工用ホルダシステム |
| JPH04250926A (ja) * | 1990-10-30 | 1992-09-07 | Rizumu Koki Kk | 放電加工用電極体 |
| JPH04164522A (ja) * | 1990-10-30 | 1992-06-10 | Rizumu Koki Kk | 放電加工用電極の製造方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5333254U (ja) * | 1976-08-27 | 1978-03-23 | ||
| JPS5627742A (en) * | 1979-08-06 | 1981-03-18 | Bridgestone Corp | Manufacturing method and device of machining electrode used for electric discharge machining device |
| JPS59169720A (ja) * | 1983-03-16 | 1984-09-25 | Inoue Japax Res Inc | 電気加工用マシニングセンタ |
-
1986
- 1986-10-03 JP JP61235588A patent/JPH06284B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6389225A (ja) | 1988-04-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |