JP2512572Y2 - 溶接機における電極のセット治具 - Google Patents

溶接機における電極のセット治具

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JP2512572Y2
JP2512572Y2 JP10561590U JP10561590U JP2512572Y2 JP 2512572 Y2 JP2512572 Y2 JP 2512572Y2 JP 10561590 U JP10561590 U JP 10561590U JP 10561590 U JP10561590 U JP 10561590U JP 2512572 Y2 JP2512572 Y2 JP 2512572Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は電極の突出し長さを設定する溶接機におけ
る電極のセット治具に関する。
(従来の技術) 従来、溶接機として例えばTIG自動溶接機おいて、ワ
ークに対してトーチ先端部、すなわち、電極先端をある
一定の距離に保つ必要がある。
このため、電極先端の突出し長さを正確に設定するに
は、スケール等により電極の突出し長さを測定しながら
セットするのが一般的であった。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上述した従来の電極の突出し長さを設定す
る手段であっては、スケール等の測定であるため、どう
しても誤差が生じ易く、且つ、測定作業に手間がかか
り、面倒な作業で生産性の向上が図れないという問題が
あった。
この考案の目的は、上記問題点を改善するため、電極
の突出し長さを正確にして簡単に設定でき、面倒な作業
から解放され、生産性の向上を図った溶接機における電
極のセット治具を提供することにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この考案は、板状のワー
クを溶接する溶接機のトーチ先端に設けた電極の突出し
長さを設定する治具であって、治具であるブロックの上
面に上方向へ開口した凹部を設け、この凹部の深さを前
記電極の突出し長さに設定してなるものである。
(作用) この考案の溶接機における電極のセット治具を採用す
ることにより、治具であるブロックの上面に上方へ開口
した凹部内に電極を挿入し、凹部の底面まで電極先端部
を突出することにより、電極の突出し長さが設定され
る。
而して、簡単な操作で正確な電極の突出し長さを設定
できる。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。なお、溶接機として本実施例では横型自動溶接機
に例をとって説明するが、これに限定するものではな
い。
第4図を参照するに、横型自動溶接機1の基台3に
は、溶接電源装置5、NC制御装置7とが取り付けられて
おり、NC制御装置7には、CRT等を備えたペンダントユ
ニット9が接続されている。基台3にはマンドレル支持
部材11によってマンドレル金型13が固定装着されてい
る。このマンドレル金型13は、コーナ溶接用のものとし
て構成され、横方向、すなわちY軸方向に水平に延在す
る稜線15を有している。
マンドレル金型13より上方の位置には、トーチユニッ
ト17がY軸方向に水平移動可能に設けられている。この
トーチユニット17にはトーチアーム19によってトーチホ
ルダ21が、Y軸方向に直交するX軸方向に水平移動可能
に設けられており、トーチホルダ21には溶接トーチ23が
Z軸方向、すなわち上下方向に移動可能に取り付けられ
ている。トーチホルダ21は、例えばTIG用空冷トーチと
して構成され、前記マンドレル金型13の稜線15に対向す
る下端部に溶接用電極(図示省略)を有している。
更に、基台3の上部にはクランプユニット25が設けら
れていて、このクランプユニット25はマンドレル金型13
の両側に互いに対をなして対象に構成されている。
次に、本実施例の主要部である電極のセット治具につ
いて説明する。
第1図を参照するに、円柱形の治具であるブロック27
の上面29に上方向へ開口した溝状の凹部31が設けられて
いる。この凹部31の底面33までの深さLは、電極の突出
し長さに設定して形成されている。
したがって、第2図に示すごとく、電極交換時等に溶
接トーチ23の先端に着脱自在に取り付けられた電極35の
突出し長さをセットするには、治具であるブロック27を
ワークWの上面に置き、四節トーチ23を下降してブロッ
ク27の上面29に当接させる。そして、溶接トーチ23に装
着された電極35の先端を前記ブロック27に設けた凹部31
の底面33に当接するまで下降させる。
電極35の先端が底面33に当接した時点で電極35を溶接
トーチ23に固定することで、電極35の所定の突出し長さ
のセットが終了する。
而して、従来のごとくスケール等で電極の突出し長さ
を測定することは不要となり、誰でも簡単に電極35の突
出し長さを正確に設定することができる。
第3図には他の実施例を示し、この実施例は基本的に
は第一実施例と同様で、円柱状の治具であるブロック27
の上面29に、上方向へ開口した末貫通の丸穴の凹部37が
設けられている。ブロック27の上面29より凹部37の底面
39までの深さLは、電極の突出し長さであり、作用ある
いは効果ともに第1実施例と同様である。
なお、この考案は前述した各実施例に限定されること
なく、適宜の変更を行うことにより、その他の態様で実
施し得るものである。例えば、本実施例ではブロック27
を円柱形としてが、角型としても対応可能である。
[考案の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、こ
の考案によれば、治具であるブロックに設けた凹部の深
さを電極の突出し長さに設定した。そして、電極を凹部
に挿入し底面に当接させてセットすることにより、電極
の突出し長さを設定することができる。
而して、簡単な操作で正確に電極の突出し長さを設定
することかでき、面倒な作業から解放されて生産性の向
上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の主要部を示す電極のセット治具の斜
視図、第2図は作用説明図、第3図は他の実施例を示す
電極のセット治具の斜視図、第4図はこの考案を実施す
る一実施例の横型自動溶接機の斜視図である。 1……横型自動溶接機、23……溶接トーチ 27……ブロック、29……上面 31……凹部、35……電極 37……凹部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】板状のワークを溶接する溶接機のトーチ先
    端に設けた電極の突出し長さを設定する治具であって、
    治具であるブロックの上面に上方向へ開口した凹部を設
    け、この凹部の深さを前記電極の突出し長さに設定して
    なることを特徴とする溶接機における電極のセット治
    具。
JP10561590U 1990-10-09 1990-10-09 溶接機における電極のセット治具 Expired - Fee Related JP2512572Y2 (ja)

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