JPS5912134Y2 - 半自動溶接機 - Google Patents

半自動溶接機

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Publication number
JPS5912134Y2
JPS5912134Y2 JP6273079U JP6273079U JPS5912134Y2 JP S5912134 Y2 JPS5912134 Y2 JP S5912134Y2 JP 6273079 U JP6273079 U JP 6273079U JP 6273079 U JP6273079 U JP 6273079U JP S5912134 Y2 JPS5912134 Y2 JP S5912134Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
semi
welding
welding machine
slide bar
Prior art date
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Expired
Application number
JP6273079U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55165674U (ja
Inventor
和洋 安田
正邦 倉持
勝利 長谷川
正男 竹下
Original Assignee
三井造船株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三井造船株式会社 filed Critical 三井造船株式会社
Priority to JP6273079U priority Critical patent/JPS5912134Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は直線的なすみ肉溶接のための半自動溶接機に係
り、特に溶接機本体の簡易にして確実な固定機構を有す
る半自動溶接機に関する。
従来三脚等の如き特殊な治具により溶接棒を一定の角度
に保持し、ホルダーと溶接棒の自重により移動しながら
アークを連続的に発生させる半自動溶接機が公知であり
、一般にグラビテイ溶接機と称されている。
しかし、一般に使用されているグラビテイ溶接機では、
部材間隔が800 mm以下の狭い場所での使用が困難
であり、また狭隘な場所もしくは足場が不良な場所に無
理に設置しても、グラビテイ溶接機本体が安定せず良好
な溶接結果が得られない欠点があった。
本考案の目的は、前記従来のグラビテイ溶接機の欠点を
解消し狭い場所もしくは定盤が不良の条件下においても
容易に使用可能な半自動溶接機を提供することにある。
本考案に係る直線的なすみ肉溶接のための半自動溶接機
は、溶接棒のホルダーを摺動案内するスライドバーと、
このスライドバーを第一の被溶接物表面に固定するマグ
ネットと、このマグネットに対して固定されかつ第二の
被溶接部材に接する一対の受け足とを備え、マグネット
で全体を固定し得るようにして全体装置を小型化し、受
け足による二点支持によってスライドバーの第二の被溶
接部材に対する位置および角度を設定し、かつスライド
バーを枠状としてその剛性を高め、スライドバーによる
ホルダー案内精度を高めたものである。
またスライドバー先端部にはホルダーを係止し得る爪が
設けられ、この爪の解除によって最適タイミングで溶接
を開示し得る。
次に本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図において、半自動溶接機は溶接棒を
扶持し得るホルダー1を備え、このホルダー1は枠状の
スライドパー3によって摺動自在に支持されている。
スライドパー3はその基端部において受け台7に固着さ
れ、スライドパー3の先端部には、ホルダー1を係止し
得る爪15が設けられている。
受け台7には一対のマグネット9が固着され、このマグ
ネット9は、相溶接される被溶接物のうちの一方である
第一の被溶接物13に吸着している。
受け台7には一対の受け足5が固着され、この受け足5
は被溶接物13の表面に沿って延びて第二の被溶接物の
表面に接している。
受け足5は受け台7の溶接部11に対する位置決めを為
し、結果的にスライドパー3の溶接物11に対する位置
および傾斜を設定する。
受け足5は一対設けられているので、受け台7を二点支
持でき、受け台7の溶接部11との距離のみならず、溶
接部11に対する角度も精密に設定される。
またスライドパー3は枠状であるので、充分剛性を高め
ることができ、受け台7の精密固定と相まってホルダー
1の案内精度を充谷高め得る。
そして受け台7は主にマグネット9で被溶接物13に固
定されているので、別段の固定用具は不要であり、狭隘
な場′所でも、また水平面、垂直面、傾斜面のいずれに
も適用し得る。
スライドパー3は被溶接物13の表面に対して平行に延
び、従ってホルダー1は溶接部11に沿って走行するこ
とになる。
本考案による半自動溶接機は上記の如く構或されている
のでアーク溶接の開始とともに、スライドパー3の上部
の爪15を外して溶接ホルダー1を自由にすると、アー
ク溶接によって溶接棒が短くなるにつれて、溶接ホルダ
ー1はスライバ−3に沿って自重で下降し、全装置がマ
グネット9によって固定されているので連続して均一な
外観の溶接ビートが得られる。
次に本考案による半自動溶接機の使用愈様について説明
する。
第3図は最も一般的な使用の態様で水平面の被溶接物1
3にマグネット9で固定した場合を示した。
第4図は垂直面の被溶接物13にマグネット9で固定し
た場合で、垂直面の左、右両側に設置が可能である。
第5、第6図は本考案の溶接機を直接に取付けるには被
溶接物13の寸法が不足の場合、補助治具17を使用し
、補助治具17にマグネット9で固定した使用態様を示
している。
上記実施例にて明らかな如く、本考案は受け台にマグネ
ットを組込み装置全体を強固に固定できるので、従来の
グラビテイ溶接機が使用出来ず手溶接を行なっていた下
記の場合にも使用が可能で、美しい均一なビードを得ら
れ、作業の合理化、品質の向上等をの効果を得ることが
できる。
又、溶接棒を無駄なく使用可能であり、通常溶接後の残
棒は約60 mm程度である。
(イ)従来のグラビテイ溶接機の使用可能な部材間隔8
00 mm以上に対し、本機では300 mm以上の間
隔があれば使用可能である。
(ロ)従来のグラビテイ溶接機では、取付けが不可能な
垂直面、傾斜面にも本機を固定して使用できる。
(ハ)従来のグラビテイ溶接機では第4図における場合
、向って右側に使用箇所が限定されるが、本機の場合は
左、右両側で使用できる。
(ニ)第5、第6図に示す補助治具を使用することによ
って更にその使用範囲を拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による半自動溶接機の全体を示す斜視図
、第2図は受け台附近の部分斜視図、第3図、第4図は
本考案の使用態様を示す換式正面図、第5図は本考案の
補助治具を使用した他の使用態様を示す模式斜視図、第
6図は更に他の使用態様を示す模式正面図である。 1・・・溶接ホルダー、3・・・スライドパー 5・・
・受け足、7・・・受け台、9・・・マグネット、15
・・・爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直線的なすみ肉溶接を行うための半自動溶接機であって
    、第一の被溶接物の表面に吸着するマグネットと、この
    マグネットに固着された受け台と、この受け台に固着さ
    れるとともに第一の被溶接物表面に沿って第二の被溶接
    物に向って延びて第二の被溶接物の表面に接する一対の
    受け足と、基端部が前記受け台に固着されかつ第一の被
    溶接物の表面に対して平行に延びるとともに第二の被溶
    接物の表面に対して傾斜した枠状のスライドバーと、こ
    のスライドバーに摺動自在に係合された溶接棒挾持のた
    めのホルダーと、前記スライドバーの先端部に設けられ
    かつホルダーを係止し得る爪とを備えている半自動溶接
    機。
JP6273079U 1979-05-10 1979-05-10 半自動溶接機 Expired JPS5912134Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6273079U JPS5912134Y2 (ja) 1979-05-10 1979-05-10 半自動溶接機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6273079U JPS5912134Y2 (ja) 1979-05-10 1979-05-10 半自動溶接機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55165674U JPS55165674U (ja) 1980-11-28
JPS5912134Y2 true JPS5912134Y2 (ja) 1984-04-12

Family

ID=29296737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6273079U Expired JPS5912134Y2 (ja) 1979-05-10 1979-05-10 半自動溶接機

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JPS55165674U (ja) 1980-11-28

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