JPH04354267A - 衛星放送利用の同報通信における画像系同期信号の分離方式 - Google Patents
衛星放送利用の同報通信における画像系同期信号の分離方式Info
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- JPH04354267A JPH04354267A JP3155658A JP15565891A JPH04354267A JP H04354267 A JPH04354267 A JP H04354267A JP 3155658 A JP3155658 A JP 3155658A JP 15565891 A JP15565891 A JP 15565891A JP H04354267 A JPH04354267 A JP H04354267A
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- 238000004891 communication Methods 0.000 title claims description 14
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- Television Systems (AREA)
- Synchronizing For Television (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星放送の画像信号(
例えばNTSC信号)上にディジタルデータを載せて通
信する同報通信における画像系同期信号の分離方式に関
する。
例えばNTSC信号)上にディジタルデータを載せて通
信する同報通信における画像系同期信号の分離方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の衛星放送利用の同報通信に
おける画像系同期信号の分離方式を示すブロック図であ
り、この図4において、21は衛星放送出力のY信号(
輝度信号)と基準電圧とを比較することによりコンポジ
ット同期信号(垂直同期信号および水平同期信号を含む
複合同期信号)を振幅分離にて取り出す同期分離用コン
パレータである。
おける画像系同期信号の分離方式を示すブロック図であ
り、この図4において、21は衛星放送出力のY信号(
輝度信号)と基準電圧とを比較することによりコンポジ
ット同期信号(垂直同期信号および水平同期信号を含む
複合同期信号)を振幅分離にて取り出す同期分離用コン
パレータである。
【0003】また、22はコンポジット同期信号から垂
直同期信号を周波数分離によって取り出す垂直同期分離
回路、23はコンポジット同期信号を基準信号として入
力されるPLL構成部、24はこのPLL構成部23か
らの出力を例えばn分周する分周器で、水平カウンタ2
4aとデコーダ24bとから構成されている。
直同期信号を周波数分離によって取り出す垂直同期分離
回路、23はコンポジット同期信号を基準信号として入
力されるPLL構成部、24はこのPLL構成部23か
らの出力を例えばn分周する分周器で、水平カウンタ2
4aとデコーダ24bとから構成されている。
【0004】ここで、PLL構成部23は、コンポジッ
ト同期信号と分周器24からの出力とを位相比較し、そ
の誤差がなくなるように周波数制御された信号を出力す
るもので、コンポジット同期信号の周波数のn倍の周波
数をもつ信号を画像系ドットクロックとして出力するも
のである。
ト同期信号と分周器24からの出力とを位相比較し、そ
の誤差がなくなるように周波数制御された信号を出力す
るもので、コンポジット同期信号の周波数のn倍の周波
数をもつ信号を画像系ドットクロックとして出力するも
のである。
【0005】上述の構成により、図5に示すように、衛
星放送の画像信号上にディジタルデータ(映像データ)
を載せて同報通信を行なう際、画像系同期信号(水平同
期信号,垂直同期信号,画像系ドットクロック)を分離
する場合には、まず、同期分離用コンパレータ21にお
いて、衛星放送出力のY信号(輝度信号)を基準電圧と
比較することにより、コンポジット同期信号が振幅分離
にて取り出され、垂直同期分離回路22において、垂直
同期信号が周波数分離によってコンポジット同期信号か
ら取り出される。
星放送の画像信号上にディジタルデータ(映像データ)
を載せて同報通信を行なう際、画像系同期信号(水平同
期信号,垂直同期信号,画像系ドットクロック)を分離
する場合には、まず、同期分離用コンパレータ21にお
いて、衛星放送出力のY信号(輝度信号)を基準電圧と
比較することにより、コンポジット同期信号が振幅分離
にて取り出され、垂直同期分離回路22において、垂直
同期信号が周波数分離によってコンポジット同期信号か
ら取り出される。
【0006】そして、従来の分離方式では、コンポジッ
ト同期信号がそのまま水平同期信号として用いられると
ともに、垂直同期信号としては垂直同期分離回路22に
よって分離された信号がそのまま用いられている。
ト同期信号がそのまま水平同期信号として用いられると
ともに、垂直同期信号としては垂直同期分離回路22に
よって分離された信号がそのまま用いられている。
【0007】また、コンポジット同期信号は、PLL構
成部23に基準信号として入力され、分周器24からの
出力(PLL構成部23からの出力をn分周したもの)
とを位相比較し、その誤差がなくなるように周波数制御
された信号が画像系ドットクロックとして出力される。 この画像系ドットクロックが、画像信号上に載せられた
ディジタルデータの位置を確定するために用いられる。
成部23に基準信号として入力され、分周器24からの
出力(PLL構成部23からの出力をn分周したもの)
とを位相比較し、その誤差がなくなるように周波数制御
された信号が画像系ドットクロックとして出力される。 この画像系ドットクロックが、画像信号上に載せられた
ディジタルデータの位置を確定するために用いられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像系同期信号の分離方式では、画像系ドッ
トクロックを再生するためにPLL回路を使用するとと
もに、そのPLL回路の基準信号としてコンポジット同
期信号を用いているので、図5に鎖線で示すようなスパ
イクノイズがY信号に載った場合、コンポジット同期信
号にエラーが発生し、このようなコンポジット同期信号
にPLLをかけて画像系ドットクロックを再生すると、
このクロックが乱れ、画像部分にディジタルデータを載
せる同報通信ではデータ位置の確定が難しくなるほか、
制御系に影響を与えることになる。
うな従来の画像系同期信号の分離方式では、画像系ドッ
トクロックを再生するためにPLL回路を使用するとと
もに、そのPLL回路の基準信号としてコンポジット同
期信号を用いているので、図5に鎖線で示すようなスパ
イクノイズがY信号に載った場合、コンポジット同期信
号にエラーが発生し、このようなコンポジット同期信号
にPLLをかけて画像系ドットクロックを再生すると、
このクロックが乱れ、画像部分にディジタルデータを載
せる同報通信ではデータ位置の確定が難しくなるほか、
制御系に影響を与えることになる。
【0009】また、前述のスパイクノイズにより、水平
同期信号として用いられるコンポジット同期信号のサン
プリングポイントが変わってしまい、同報通信では、エ
ラーが発生しフレーム同期外れやデータ欠落が発生する
。
同期信号として用いられるコンポジット同期信号のサン
プリングポイントが変わってしまい、同報通信では、エ
ラーが発生しフレーム同期外れやデータ欠落が発生する
。
【0010】そのため、データ誤り訂正やノイズ対策が
必要となるが、データ誤り訂正を行なうべく、画像信号
(NTSC信号)から分離した同期信号によりクロック
再生PLL用のタイミング信号や誤り訂正用のタイミン
グ信号を発生させるためには、正確な同期信号が必要と
される。
必要となるが、データ誤り訂正を行なうべく、画像信号
(NTSC信号)から分離した同期信号によりクロック
再生PLL用のタイミング信号や誤り訂正用のタイミン
グ信号を発生させるためには、正確な同期信号が必要と
される。
【0011】ところで、同報通信を行なわない従来の同
期分離方式では、単に映像信号と同期信号とをアナログ
的に分離するように構成されているため、同報通信をす
るためのデータ位置を確定する必要がなく、同期信号に
スパイクノイズが入ったとしてもアナログのフィルタに
て取り除くことで特に問題にはならなかった。
期分離方式では、単に映像信号と同期信号とをアナログ
的に分離するように構成されているため、同報通信をす
るためのデータ位置を確定する必要がなく、同期信号に
スパイクノイズが入ったとしてもアナログのフィルタに
て取り除くことで特に問題にはならなかった。
【0012】また、映像信号は実際の表示画面よりも余
計にデータとして水平同期期間に載っているため、その
データが欠落していても、表示画面上に現われることは
なく問題にならなかった。
計にデータとして水平同期期間に載っているため、その
データが欠落していても、表示画面上に現われることは
なく問題にならなかった。
【0013】しかし、前述したように、衛星放送を利用
して画像信号上にディジタルデータを載せるデータ同報
通信を行なう場合には、より正確なデータ位置を検出す
るために、極めて正確な同期信号の分離が必要となって
いる。
して画像信号上にディジタルデータを載せるデータ同報
通信を行なう場合には、より正確なデータ位置を検出す
るために、極めて正確な同期信号の分離が必要となって
いる。
【0014】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、衛星放送による画像系同期信号の乱れを抑制
し、データ位置を正確に確定できるようにして、フレー
ム同期外れやデータエラーの発生を防止した、衛星放送
利用の同報通信における画像系同期信号の分離方式を提
供することを目的とする。
たもので、衛星放送による画像系同期信号の乱れを抑制
し、データ位置を正確に確定できるようにして、フレー
ム同期外れやデータエラーの発生を防止した、衛星放送
利用の同報通信における画像系同期信号の分離方式を提
供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図で、この図1において、1は衛星放送出力のY信
号(輝度信号)と基準電圧とを比較することによりコン
ポジット同期信号を振幅分離にて取り出す同期分離用コ
ンパレータ、2はコンポジット同期信号から垂直同期信
号を周波数分離によって取り出す垂直同期分離回路、3
はコンポジット同期信号を基準信号として入力される保
持機能付きPLL構成部、4はこのPLL構成部3から
の出力を分周する分周器である。
ック図で、この図1において、1は衛星放送出力のY信
号(輝度信号)と基準電圧とを比較することによりコン
ポジット同期信号を振幅分離にて取り出す同期分離用コ
ンパレータ、2はコンポジット同期信号から垂直同期信
号を周波数分離によって取り出す垂直同期分離回路、3
はコンポジット同期信号を基準信号として入力される保
持機能付きPLL構成部、4はこのPLL構成部3から
の出力を分周する分周器である。
【0016】ここで、保持機能付きPLL構成部3は、
コンポジット同期信号と分周器4からの出力とを位相比
較し、その誤差信号が0となるように周波数制御された
信号を出力するもので、該誤差信号を水平同期信号に同
期してその一周期間だけ保持する保持機能をそなえて構
成されるものである。
コンポジット同期信号と分周器4からの出力とを位相比
較し、その誤差信号が0となるように周波数制御された
信号を出力するもので、該誤差信号を水平同期信号に同
期してその一周期間だけ保持する保持機能をそなえて構
成されるものである。
【0017】そして、保持機能付きPLL構成部3から
の出力を映像系ドットクロックとして用いるとともに、
分周器4からの出力を内部水平同期信号として用いる。
の出力を映像系ドットクロックとして用いるとともに、
分周器4からの出力を内部水平同期信号として用いる。
【0018】また、5は垂直同期分離回路2により分離
された垂直同期信号と分周器4からの内部水平同期信号
とに基づいて内部垂直同期信号を発生させる垂直同期信
号発生手段である。
された垂直同期信号と分周器4からの内部水平同期信号
とに基づいて内部垂直同期信号を発生させる垂直同期信
号発生手段である。
【0019】
【作用】上述の本発明の衛星放送利用の同報通信におけ
る画像系同期信号の分離方式では、保持機能付きPLL
構成部3において、誤差信号が水平同期信号に同期して
その一周期間だけ保持されるため、このPLL構成部3
に入力されるコンポジット同期信号にスパイクノイズが
入ったとしても、全く影響を受けることなく、PLL構
成部3の出力を得ることができる。
る画像系同期信号の分離方式では、保持機能付きPLL
構成部3において、誤差信号が水平同期信号に同期して
その一周期間だけ保持されるため、このPLL構成部3
に入力されるコンポジット同期信号にスパイクノイズが
入ったとしても、全く影響を受けることなく、PLL構
成部3の出力を得ることができる。
【0020】そして、ここでは、PLL構成部3の出力
を分周器4により分周してPLL構成部3へ帰還させる
ことで、水平同期信号の所定倍の映像系ドットクロック
がPLL構成部3の出力として得られるとともに、この
映像系ドットクロックを分周器4により分周したもの(
分周器4の出力)が、内部水平同期信号として再生され
る。
を分周器4により分周してPLL構成部3へ帰還させる
ことで、水平同期信号の所定倍の映像系ドットクロック
がPLL構成部3の出力として得られるとともに、この
映像系ドットクロックを分周器4により分周したもの(
分周器4の出力)が、内部水平同期信号として再生され
る。
【0021】また、同様に、垂直同期信号発生手段5に
より、垂直同期分離回路2からの垂直同期信号と分周器
4からの内部水平同期信号とに基づいて、内部垂直同期
信号が再生される。
より、垂直同期分離回路2からの垂直同期信号と分周器
4からの内部水平同期信号とに基づいて、内部垂直同期
信号が再生される。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図2は本発明の一実施例を示すブロック図で、こ
の図2において、1,2はそれぞれ図1に示したものと
全く同様の同期分離用コンパレータおよび垂直同期分離
回路、3Aはコンポジット同期信号を基準信号として入
力される保持機能付きPLL構成部、4AはこのPLL
構成部3Aからの出力を例えばn分周する分周器で、こ
の分周器4Aは、水平カウンタ4aと水平デコーダ4b
とから構成されている。
する。図2は本発明の一実施例を示すブロック図で、こ
の図2において、1,2はそれぞれ図1に示したものと
全く同様の同期分離用コンパレータおよび垂直同期分離
回路、3Aはコンポジット同期信号を基準信号として入
力される保持機能付きPLL構成部、4AはこのPLL
構成部3Aからの出力を例えばn分周する分周器で、こ
の分周器4Aは、水平カウンタ4aと水平デコーダ4b
とから構成されている。
【0023】また、保持機能付きPLL構成部3Aは、
水平同期信号と分周器4Aからの出力とを比較する位相
比較器(フェイズディテクタ)6と、水平同期信号に同
期してその一周期間だけ位相比較器5からの誤差信号を
保持するサンプルホールド回路7と、ループフィルタ8
と、このループフィルタ8を通過したサンプルホールド
回路7からの出力に応じて基準信号に近づくように(誤
差信号が0となるように)周波数制御された信号を出力
する電圧制御発振器(VCO)9とから構成されている
。
水平同期信号と分周器4Aからの出力とを比較する位相
比較器(フェイズディテクタ)6と、水平同期信号に同
期してその一周期間だけ位相比較器5からの誤差信号を
保持するサンプルホールド回路7と、ループフィルタ8
と、このループフィルタ8を通過したサンプルホールド
回路7からの出力に応じて基準信号に近づくように(誤
差信号が0となるように)周波数制御された信号を出力
する電圧制御発振器(VCO)9とから構成されている
。
【0024】ここで、サンプルホールド回路7は、分周
器4Aの水平デコーダ4bからの信号をサンプルホール
ドON/OFF信号として受け、図3に示すように、水
平同期信号(コンポジット同期信号)の立ち下がりの前
後で誤差信号をサンプルし、その他の期間(水平同期信
号の一周期間)、その誤差信号を保持するように動作す
る。
器4Aの水平デコーダ4bからの信号をサンプルホール
ドON/OFF信号として受け、図3に示すように、水
平同期信号(コンポジット同期信号)の立ち下がりの前
後で誤差信号をサンプルし、その他の期間(水平同期信
号の一周期間)、その誤差信号を保持するように動作す
る。
【0025】そして、保持機能付きPLL構成部3Aか
らの出力は、コンポジット同期信号(水平同期信号)の
n倍の周波数をもつ信号となり、この信号が画像系ドッ
トクロックとして用いられる。また、保持機能付きPL
L構成部3Aからの画像系ドットクロックを分周器4A
によりn分周することにより、分周器4Aの出力として
内部水平同期信号が得られる。
らの出力は、コンポジット同期信号(水平同期信号)の
n倍の周波数をもつ信号となり、この信号が画像系ドッ
トクロックとして用いられる。また、保持機能付きPL
L構成部3Aからの画像系ドットクロックを分周器4A
によりn分周することにより、分周器4Aの出力として
内部水平同期信号が得られる。
【0026】一方、5Aは垂直同期分離回路2により分
離された垂直同期信号と分周器4からの内部水平同期信
号とに基づいて内部垂直同期信号を発生させる分周器(
垂直同期信号発生手段)であり、分周器4Aからの内部
水平同期信号をクロックとして受けこれをカウントし垂
直同期分離回路2からの垂直同期信号をリセット信号と
して受けて動作する垂直カウンタ5aと、この垂直カウ
ンタ5aからの信号を受けて内部垂直同期信号を出力す
る垂直デコーダ5bとから構成されている。
離された垂直同期信号と分周器4からの内部水平同期信
号とに基づいて内部垂直同期信号を発生させる分周器(
垂直同期信号発生手段)であり、分周器4Aからの内部
水平同期信号をクロックとして受けこれをカウントし垂
直同期分離回路2からの垂直同期信号をリセット信号と
して受けて動作する垂直カウンタ5aと、この垂直カウ
ンタ5aからの信号を受けて内部垂直同期信号を出力す
る垂直デコーダ5bとから構成されている。
【0027】上述の構成により、保持機能付きPLL構
成部3Aのサンプルホールド回路7において、位相比較
器6からの誤差信号が水平同期信号(コンポジット同期
信号)に同期してその一周期間だけ保持されるため、こ
のPLL構成部3Aに入力されるコンポジット同期信号
に、図3に鎖線で示すようにスパイクノイズが入ったと
しても、PLL構成部3Aからの出力は、そのスパイク
ノイズの影響を全く受けることがない。
成部3Aのサンプルホールド回路7において、位相比較
器6からの誤差信号が水平同期信号(コンポジット同期
信号)に同期してその一周期間だけ保持されるため、こ
のPLL構成部3Aに入力されるコンポジット同期信号
に、図3に鎖線で示すようにスパイクノイズが入ったと
しても、PLL構成部3Aからの出力は、そのスパイク
ノイズの影響を全く受けることがない。
【0028】そして、PLL構成部3Aの出力を分周器
4Aによりn分周してPLL構成部3Aへ帰還させるこ
とで、水平同期信号のn倍の映像系ドットクロックがP
LL構成部3Aの出力として得られるとともに、この映
像系ドットクロックを分周器4Aにより分周したもの(
分周器4Aの出力)が、内部水平同期信号として再生さ
れ、さらに、分周器5Aにより内部垂直同期信号が再生
される。
4Aによりn分周してPLL構成部3Aへ帰還させるこ
とで、水平同期信号のn倍の映像系ドットクロックがP
LL構成部3Aの出力として得られるとともに、この映
像系ドットクロックを分周器4Aにより分周したもの(
分周器4Aの出力)が、内部水平同期信号として再生さ
れ、さらに、分周器5Aにより内部垂直同期信号が再生
される。
【0029】このように、本実施例の分離方式によれば
、コンポジット同期信号が乱れてもPLL構成部3Aか
らの出力が乱れないため、正確な水平同期信号および垂
直同期信号が得られるとともに、内部で発生する同期信
号を利用してデータ位置を正確に確定することができ、
誤り訂正の制御やデータ系クロックの再生が簡単に行な
え、フレーム同期外れやデータエラーの発生が確実に防
止される。
、コンポジット同期信号が乱れてもPLL構成部3Aか
らの出力が乱れないため、正確な水平同期信号および垂
直同期信号が得られるとともに、内部で発生する同期信
号を利用してデータ位置を正確に確定することができ、
誤り訂正の制御やデータ系クロックの再生が簡単に行な
え、フレーム同期外れやデータエラーの発生が確実に防
止される。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の衛星放送
利用の同報通信における画像系同期信号の分離方式によ
れば、PLL構成部を、分離された水平同期信号と分周
器からの出力とを位相比較し、その誤差信号が0となる
ように周波数制御された信号を出力するものとし、さら
にその誤差信号を水平同期信号に同期してその一周期間
だけ保持する保持機能をそなえて構成することにより、
衛星放送による画像系同期信号の乱れが抑制され、デー
タ位置を正確に確定でき、フレーム同期外れやデータエ
ラーの発生を確実に防止できる利点がある。
利用の同報通信における画像系同期信号の分離方式によ
れば、PLL構成部を、分離された水平同期信号と分周
器からの出力とを位相比較し、その誤差信号が0となる
ように周波数制御された信号を出力するものとし、さら
にその誤差信号を水平同期信号に同期してその一周期間
だけ保持する保持機能をそなえて構成することにより、
衛星放送による画像系同期信号の乱れが抑制され、デー
タ位置を正確に確定でき、フレーム同期外れやデータエ
ラーの発生を確実に防止できる利点がある。
【0031】また、垂直同期信号発生手段により、分周
器からの正確な水平同期信号に基づいて垂直同期信号が
再生されるため、垂直同期信号としても正確なものを得
ることができる。
器からの正確な水平同期信号に基づいて垂直同期信号が
再生されるため、垂直同期信号としても正確なものを得
ることができる。
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図3】本実施例の動作を説明するためのタイミングチ
ャートである。
ャートである。
【図4】従来例を示すブロック図である。
【図5】スパイクノイズの発生例を示すグラフである。
1 同期分離用コンパレータ
2 垂直同期分離回路
3,3A 保持機能付きPLL構成部4,4A 分
周器 4a 水平カウンタ 4b 水平デコーダ 5 垂直同期信号発生手段 5A 分周器(垂直同期信号発生手段)5a 垂直
カウンタ 5b 垂直デコーダ 6 位相比較器(フェイズディテクタ)7 サンプ
ルホールド回路 8 ループフィルタ 9 電圧制御発振器(VCO)
周器 4a 水平カウンタ 4b 水平デコーダ 5 垂直同期信号発生手段 5A 分周器(垂直同期信号発生手段)5a 垂直
カウンタ 5b 垂直デコーダ 6 位相比較器(フェイズディテクタ)7 サンプ
ルホールド回路 8 ループフィルタ 9 電圧制御発振器(VCO)
Claims (2)
- 【請求項1】 衛星放送の画像信号上にデータを載せ
て通信する同報通信を行なうに際して、衛星放送出力か
ら垂直同期信号と水平同期信号とを同期分離する画像系
同期信号の分離方式において、分離された該水平同期信
号を基準信号として入力されるPLL構成部(3,3A
)と、該PLL構成部(3,3A)からの出力を分周す
る分周器(4,4A)とがそなえられ、該PLL構成部
(3,3A)が、分離された該水平同期信号と分周器(
4,4A)からの出力とを位相比較し、その誤差信号が
0となるように周波数制御された信号を出力するもので
、該誤差信号を該水平同期信号に同期して該水平同期信
号の一周期間だけ保持する保持機能をそなえて構成され
、該PLL構成部(3,3A)からの出力を映像系ドッ
トクロックとして用いるとともに、該分周器(4,4A
)からの出力を内部水平同期信号として用いることを特
徴とする、衛星放送利用の同報通信における画像系同期
信号の分離方式。 - 【請求項2】 該分周器(4,4A)からの該内部水
平同期信号に基づいて内部垂直同期信号を発生させる垂
直同期信号発生手段(5,5A)がそなえられたことを
特徴とする請求項1記載の衛星放送利用の同報通信にお
ける画像系同期信号の分離方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3155658A JPH04354267A (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 衛星放送利用の同報通信における画像系同期信号の分離方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3155658A JPH04354267A (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 衛星放送利用の同報通信における画像系同期信号の分離方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04354267A true JPH04354267A (ja) | 1992-12-08 |
Family
ID=15610778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3155658A Withdrawn JPH04354267A (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 衛星放送利用の同報通信における画像系同期信号の分離方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04354267A (ja) |
-
1991
- 1991-05-30 JP JP3155658A patent/JPH04354267A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980806 |