JPH04354204A - 容量複合共振子の製造方法 - Google Patents

容量複合共振子の製造方法

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JPH04354204A
JPH04354204A JP12810491A JP12810491A JPH04354204A JP H04354204 A JPH04354204 A JP H04354204A JP 12810491 A JP12810491 A JP 12810491A JP 12810491 A JP12810491 A JP 12810491A JP H04354204 A JPH04354204 A JP H04354204A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resonator
electrodes
capacitor element
resonator element
capacitance
Prior art date
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Pending
Application number
JP12810491A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Toyoshima
豊島 功
Seiji Saeki
誠司 佐伯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンデンサエレメン
トが、厚みすべり振動モードを利用する共振子エレメン
トに複合された、容量複合共振子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6には、この発明にとって興味ある従
来の容量複合共振子1が斜視図で示され、図7には、同
じく縦断面図で示されている。図8には、図6および図
7に示した容量複合共振子1が与える等価回路が示され
ている。
【0003】図6および図7を参照して、容量複合共振
子1は、共振子エレメント2およびコンデンサエレメン
ト3を備える。
【0004】共振子エレメント2は、短冊状の圧電基板
4を備える。圧電基板4には、互いに異なる長さ方向端
部から延びる1対の電極5および6が形成される。これ
ら電極5および6によって、圧電基板4を介して互いに
対向する1対の共振子電極7および8、ならびに共振子
電極7および8の各々に接続され圧電基板4の長さ方向
両端部に位置する共振子端子電極9および10が与えら
れる。
【0005】コンデンサエレメント3は、短冊状の誘電
体基板11を備える。誘電体基板11の一方主面には、
互いに異なる長さ方向端部から延びる電極12および1
3が形成され、誘電体基板11の他方主面の長さ方向中
央部には、電極14が形成される。電極12および13
と電極14とが誘電体基板11を介して互いに対向する
各部分は、容量形成用電極15,16,17,18とさ
れ、電極12および13の各一部であって、誘電体基板
11の長さ方向両端部に位置する部分は、容量形成用電
極15,16,17,18によって与えられる静電容量
を取出すための容量取出用端子電極19および20とさ
れる。
【0006】上述したような共振子端子電極7および8
と関連の容量取出用端子電極19および20とは、導電
ペーストのような導電部材21および22によってそれ
ぞれ接続される。これによって、共振子エレメント2と
コンデンサエレメント3とは互いに平行に保持されると
ともに、導電部材21および22の厚みに応じて、共振
子エレメント2とコンデンサエレメント3との間には、
間隙23(図7)が形成される。
【0007】共振子エレメント2は、厚みすべり振動モ
ードを利用するものであり、上述した間隙23によって
、共振子電極7および8間に与えられる振動部分におけ
る振動が妨げられないようにされる。
【0008】このようにして、図8に示すように、共振
子24と2つの直列接続された容量25および26とが
並列に接続された電気回路を与える容量複合共振子1が
得られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した容量複合共振
子1における共振子エレメント2は、厚みすべり振動モ
ードを利用するものであるが、共振子エレメント2の長
さ寸法に起因する長さ振動モードの高調波が、このよう
な主要振動である厚みすべり振動に重なることがあり、
共振子エレメント2の波形特性において、厚みすべり振
動の共振点と反共振点との間でリップルが生じることが
ある。
【0010】このような不要振動を抑制するため、たと
えば共振子エレメント2にダンピング部材を付与するこ
とが考えられるが、図6および図7に示した構造では、
主要振動である厚みすべり振動に影響を与えずに、この
ようなダンピング部材を付与できる場所がなく、したが
って、長さ振動に起因する不要振動を抑制できないのが
現状である。
【0011】それゆえに、この発明の目的は、上述のよ
うな不要振動の抑制を効果的に行える容量複合共振子を
提供しようとすることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、短冊状の圧
電基板、前記圧電基板を介して互いに対向するように形
成された1対の共振子電極、および各前記共振子電極に
接続され前記圧電基板の長さ方向両端部に設けられた共
振子端子電極を備える、厚みすべり振動モードを利用す
る共振子エレメント、短冊状の誘電体基板、前記誘電体
基板を介して互いに対向するように形成された少なくと
も1対の容量形成用電極、および前記容量形成用電極に
よって与えられる静電容量を取出すため前記誘電体基板
の長さ方向両端部に設けられた容量取出用端子電極を備
える、コンデンサエレメント、ならびに前記共振子エレ
メントと前記コンデンサエレメントとを互いの間に間隙
を形成しながら平行に保持するとともに、前記共振子端
子電極と関連の前記容量取出用端子電極とを接続する、
導電部材を備える、容量複合共振子に向けられるもので
あって、上述した技術的課題を解決するため、前記コン
デンサエレメントの長さ方向両端部が前記共振子エレメ
ントの長さ方向両端部からそれぞれ突出するようにされ
るとともに、前記コンデンサエレメントの突出する長さ
方向両端部上に前記共振子エレメントの長さ方向両端部
に接触するようにダンピング部材が付与されたことを特
徴としている。
【0013】
【作用】この発明によれば、ダンピング部材を付与する
ための場所が、コンデンサエレメントの、共振子エレメ
ントから突出する長さ方向両端部上に与えられ、ここに
ダンピング部材が付与されることにより、共振子エレメ
ントの長さ振動を抑制することができる。
【0014】
【発明の効果】したがって、共振子エレメントに生じる
厚みすべり振動の共振点と反共振点との間に生じ得る長
さ振動の高調波に起因するリップルをなくすことができ
、共振子エレメントが与える波形特性を良好にすること
ができる。
【0015】
【実施例】図1は、この発明の一実施例による容量複合
共振子31を示す斜視図であり、図2は、同じく縦断面
図である。
【0016】この容量複合共振子31は、従来の容量複
合共振子1と同様、共振子エレメント32およびコンデ
ンサエレメント33を備える。これら共振子エレメント
32およびコンデンサエレメント33も、従来の共振子
エレメント2およびコンデンサエレメント3と同様の要
素を含む。したがって、相当する要素には同様の参照符
号を付し、重複する説明は省略する。また、従来の容量
複合共振子1の場合と同様、共振子エレメント32とコ
ンデンサエレメント33とは、間隙34(図2)を形成
するように、導電ペースト等からなる導電部材35およ
び36によって接合される。
【0017】この実施例では、共振子エレメント32の
長さ方向寸法が、コンデンサエレメント33の長さ方向
寸法より短くされることが特徴である。これによって、
コンデンサエレメント33の長さ方向両端部が共振子エ
レメント32の長さ方向両端部からそれぞれ突出する。 したがって、この突出するコンデンサエレメント33の
長さ方向両端部上に、ダンピング部材37および38を
付与することが容易となり、このような付与により、ダ
ンピング部材37および38は、共振子エレメント32
の長さ方向両端部に接触させることができる。ダンピン
グ部材37および38は、たとえば、導電ペースト、半
田、接着剤等により与えることができる。
【0018】このようなダンピング部材37および38
により、共振子エレメント32の不要振動である長さ振
動を抑制することができ、それゆえに、長さ振動の高調
波が主要振動である厚みすべり振動に重なることを防止
できる。そのため、共振子エレメント32が与える波形
特性を良好にすることができる。
【0019】なお、図1および図2に示した容量複合共
振子31は、言うまでもないが、図8に示した電気回路
を達成している。
【0020】このような容量複合共振子31は、たとえ
ば、図3ないし図5に示すようなステップを経て製造さ
れることができる。なお、図3ないし図5において、共
振子エレメント32およびコンデンサエレメント33に
形成される電極5,6,12,13,14の図示が省略
されている。
【0021】まず、図3に示すように、マザーコンデン
サエレメント39が用意される。このマザーコンデンサ
エレメント39は、後で切断されることにより、複数個
のコンデンサエレメント3を与えるものである。マザー
コンデンサエレメント39上には、導電部材35および
36となるべき導電ペースト40および41がそれぞれ
線状に付与される。
【0022】次いで、図4に示すように、マザーコンデ
ンサエレメント39の上方に、導電ペースト40および
41を介して、マザー共振子エレメント42が載せられ
、導電ペースト40および41が硬化されることにより
、マザーコンデンサエレメント39とマザー共振子エレ
メント42とが互いに接着される。
【0023】次に、図4の状態において、マザー共振子
エレメント42の両端面上に、スパッタにより導電膜が
形成される。この導電膜の形成により、図1および図2
に示した電極5および6のすべての部分がマザー共振子
エレメント42上に与えられた状態となる。
【0024】次いで、図5に示すように、ダンピング部
材37および38となるべき導電ペースト43および4
4が、マザーコンデンサエレメント39の突出する両端
縁上に付与される。これら導電ペースト43および44
は、また、マザー共振子エレメント42の両端縁にも接
触する。次いで、導電ペースト43および44が硬化さ
れる。そして、1点鎖線で示した切断線45に沿う切断
をダイサーカットにより行なえば、図1および図2に示
した容量複合共振子31が得られる。
【0025】以上、この発明を図示した実施例に関連し
て説明したが、この発明の範囲内において、その他種々
の変形例が可能である。
【0026】たとえば、共振子エレメント上に形成され
る電極の形状およびコンデンサエレメント上に形成され
る電極の形状は、図示のものには限らず、従来周知のよ
うに、種々に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による容量複合共振子31
を示す斜視図である。
【図2】図1に示した容量複合共振子31の縦断面図で
ある。
【図3】図1に示した容量複合共振子31を得るための
好ましい製造方法における第1のステップを示す斜視図
である。
【図4】同じく容量複合共振子31を得るための製造方
法における第2のステップを示す斜視図である。
【図5】同じく容量複合共振子31を得るための製造方
法における第3のステップを示す斜視図である。
【図6】この発明にとって興味ある従来の容量複合共振
子1を示す斜視図である。
【図7】図6に示した容量複合共振子1の縦断面図であ
る。
【図8】容量複合共振子31および1の等価回路図であ
る。
【符号の説明】
4  圧電基板 7,8  共振子電極 9,10  共振子端子電極 11  誘電体基板 15,16,17,18  容量形成用電極19,20
  容量取出用端子電極 31  容量複合共振子 32  共振子エレメント 33  コンデンサエレメント 34  間隙 35,36  導電部材 37,38  ダンピング部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  短冊状の圧電基板、前記圧電基板を介
    して互いに対向するように形成された1対の共振子電極
    、および各前記共振子電極に接続され前記圧電基板の長
    さ方向両端部に設けられた共振子端子電極を備える、厚
    みすべり振動モードを利用する共振子エレメント、短冊
    状の誘電体基板、前記誘電体基板を介して互いに対向す
    るように形成された少なくとも1対の容量形成用電極、
    および前記容量形成用電極によって与えられる静電容量
    を取出すため前記誘電体基板の長さ方向両端部に設けら
    れた容量取出用端子電極を備える、コンデンサエレメン
    ト、ならびに前記共振子エレメントと前記コンデンサエ
    レメントとを互いの間に間隙を形成しながら平行に保持
    するとともに、前記共振子端子電極と関連の前記容量取
    出用端子電極とを接続する、導電部材を備える、容量複
    合共振子において、前記コンデンサエレメントの長さ方
    向両端部が前記共振子エレメントの長さ方向両端部から
    それぞれ突出するようにされるとともに、前記コンデン
    サエレメントの突出する長さ方向両端部上に前記共振子
    エレメントの長さ方向両端部に接触するようにダンピン
    グ部材が付与されたことを特徴とする、容量複合共振子
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Effective date: 20000222