JPH04353997A - 自動販売機の庫内温度制御方法 - Google Patents

自動販売機の庫内温度制御方法

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JPH04353997A
JPH04353997A JP12810691A JP12810691A JPH04353997A JP H04353997 A JPH04353997 A JP H04353997A JP 12810691 A JP12810691 A JP 12810691A JP 12810691 A JP12810691 A JP 12810691A JP H04353997 A JPH04353997 A JP H04353997A
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JP
Japan
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products
refrigerator
sale
fan
remaining
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JP12810691A
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Inventor
Koji Kitajima
北嶋 幸司
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は庫内にヒータまたは冷凍
サイクルに接続された蒸発器を配置した自動販売機の庫
内温度制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ホット飲料またはコールド飲料を販売す
る自動販売機は、図5に示すように構成されている。自
動販売機本体1と前面扉2とで囲まれた自動販売機内部
には断熱構造の内箱3が設けられている。内箱本体4と
内扉5とで囲まれた庫内には、商品の缶飲料6を積み上
げてストックしておく商品ストッカ7が設置されている
。内箱3の底部には蒸発器8とシーズヒータ9およびフ
ァン10が設けられており、自動販売機本体1の底部に
は圧縮機11と凝縮器12などが据え付けられており、
圧縮機11と凝縮器12ならびに蒸発器8は冷凍サイク
ルを形成している。
【0003】コールド飲料を取り扱う場合には、シーズ
ヒータ9をオフして冷凍サイクルを運転して、蒸発器8
を通過する空気流Aによって庫内を冷やしている。図6
に示すように、庫内を隔壁13で複数の庫内141 ,
142 ,143 に分割して、各庫内141 〜14
3 に商品ストッカ7を設置し、ホット飲料とコールド
飲料を販売する自動販売機では、庫内141 には第1
の蒸発器81 と第1のファン101 を設け、庫内1
42 には第1のシーズヒータ91 と第2のファン1
02 と第2の蒸発器82を設け、庫内143 には第
3の蒸発器83 と第3のファン103 および第2の
シーズヒータ82 を設けて、第1〜第3の蒸発器81
 〜83 をキャピラリーチューブ151 〜153 
と配管16を介して共通の圧縮機11と凝縮器12に接
続して冷凍装置を完成させている。171 ,172 
は電磁弁である。
【0004】庫内142 を加温状態にする場合には、
電磁弁171 をオフすると共に第1のシーズヒータ9
1 と第2のファン102 を運転する。庫内142 
を冷却状態に切り換える場合には第1のシーズヒータ9
1 への通電をオフするとともに電磁弁171 をオン
する。庫内143 を加温状態と冷却状態に切り換える
場合も同様である。
【0005】また、従来では第1〜第3のファン101
 ,102 ,103 は定速で連続運転されており、
各庫内が設定温度になるとその庫内のシーズヒータへの
通電をオフし、またはその庫内に設置されている蒸発器
への冷媒の循環をオフし、各庫内が設定温度から外れる
とその庫内のシーズヒータへの通電をオンし、またはそ
の庫内に設置されている蒸発器への冷媒の循環をオンし
て庫内温度を一定に維持している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の庫内
温度制御方法では、各庫内の全体をいつも設定温度に近
づくようにシーズヒータと蒸発器への冷媒の循環をオン
/オフ制御したが、温度制御に必要な電力が大きいと言
う問題がある。
【0007】本発明は温度制御に必要な消費電力を従来
よりも低減できる庫内温度制御方法を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の庫内温
度制御装置は、販売商品を貯蔵する庫内にヒータを配置
し、庫内の空気をファンで強制循環させて庫内を規定温
度に維持するよう構成するとともに、販売商品の残り個
数が基準に比べて多いか少ないかを判定し、販売商品の
残り個数が少ない場合には前記ファンの回転数を下げて
庫内の空気の強制循環の範囲を低減し、販売商品の残り
個数が多い場合には前回の充填からの経過日数が基準に
比べて長いか短いかを判定し、経過日数が長い場合と短
い場合のうち長い場合に限って前記ファンの回転数を下
げて庫内の空気の強制循環の範囲を低減することを特徴
とする。
【0009】請求項2に記載の庫内温度制御装置は、販
売商品を貯蔵する庫内にヒータを配置し、庫内の空気を
ファンで強制循環させて庫内を規定温度に維持するよう
構成するとともに、販売商品の残り個数が基準に比べて
多いか少ないかを判定し、販売商品の残り個数が少ない
場合には前記ヒータの出力を下げて運転し、販売商品の
残り個数が多い場合には前回の充填からの経過日数が基
準に比べて長いか短いかを判定し、経過日数が長い場合
と短い場合のうち長い場合に限って前記ヒータの出力を
下げて運転することを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の庫内温度制御装置は、販
売商品を貯蔵する庫内に冷凍サイクルに接続された蒸発
器を配置し、庫内の空気をファンで強制循環させて庫内
を規定温度に維持するよう構成するとともに、販売商品
の残り個数が基準に比べて多いか少ないかを判定し、販
売商品の残り個数が少ない場合には前記ファンの回転数
を下げて庫内の空気の強制循環の範囲を低減し、販売商
品の残り個数が多い場合には前回の充填からの経過日数
が基準に比べて長いか短いかを判定し、経過日数が長い
場合と短い場合のうち長い場合に限って前記ファンの回
転数を下げて庫内の空気の強制循環の範囲を低減するこ
とを特徴とする。
【0011】請求項4に記載の庫内温度制御装置は、販
売商品を貯蔵する庫内に冷凍サイクルに接続された蒸発
器を配置し、庫内の空気をファンで強制循環させて庫内
を規定温度に維持するよう構成するとともに、販売商品
の残り個数が基準に比べて多いか少ないかを判定し、販
売商品の残り個数が少ない場合には前記冷凍サイクルの
出力を下げて運転し、販売商品の残り個数が多い場合に
は前回の充填からの経過日数が基準に比べて長いか短い
かを判定し、経過日数が長い場合と短い場合のうち長い
場合に限って前記冷凍サイクルの出力を下げて運転する
ことを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1の構成によると、販売商品の残り個数
が少ない場合にはファンの回転数を下げて庫内の空気の
強制循環の範囲を低減し、熱交換量を低減させてヒータ
のオフ期間を長くして消費電力を低減する。さらに、前
回の充填から規定日数が経過しているにもかかわらず販
売商品の残り個数が多い場合に限って、前記ファンの回
転数を下げて庫内の空気の強制循環の範囲を自動的に低
減し、売れない商品は庫内の全体を暖めずに一部だけを
暖めるようにして、ヒータのオフ期間を長くして消費電
力を低減する。
【0013】請求項2の構成によると、販売商品の残り
個数が少ない場合にはヒータの出力を下げて運転し、消
費電力を低減する。さらに、前回の充填から規定日数が
経過しているにもかかわらず販売商品の残り個数が多い
場合に限ってヒータの出力を自動的に下げて運転し、売
れない商品は販売商品の残り個数が少ない場合と同様に
扱って消費電力を低減する。
【0014】請求項3の構成によると、販売商品の残り
個数が少ない場合にはファンの回転数を下げて庫内の空
気の強制循環の範囲を低減し、熱交換量を低減させて冷
凍サイクルのオフ期間を長くして消費電力を低減する。 さらに、前回の充填から規定日数が経過しているにもか
かわらず販売商品の残り個数が多い場合に限って、前記
ファンの回転数を下げて庫内の空気の強制循環の範囲を
自動的に低減し、売れない商品は庫内の全体を冷やさず
に一部だけを冷やすようにして、冷凍サイクルのオフ期
間を長くして消費電力を低減する。
【0015】請求項4の構成によると、販売商品の残り
個数が少ない場合には冷凍サイクルの出力を下げて運転
し、消費電力を低減する。さらに、前回の充填から規定
日数が経過しているにもかかわらず販売商品の残り個数
が多い場合に限って冷凍サイクルの出力を自動的に下げ
て運転し、売れない商品は販売商品の残り個数が少ない
場合と同様に扱って消費電力を低減する。
【0016】
【実施例】以下、本発明の庫内温度制御方法を具体的な
実施例に基づいて説明する。図1〜図4は本発明の庫内
温度制御方法を実施するホット&コールドの自動販売機
を示し、従来例を示す図5,図6と同様の作用をなすも
のには同一の符号を付けて説明する。
【0017】図3は庫内温度切換装置を示し、ここでは
庫内142 ,143 の庫内温度の切り換えを実施し
ている。 自動販売機が据え付けられている場所の外気温を検出す
る温度センサとしての外気温センサ18が検出した時々
の温度情報は制御部19に取り込まれて一定期間〔例え
ば、12時間〕にわたって順番に蓄積される。電磁弁1
71 と第1のシーズヒータ91 への給電を選択する
第1のスイッチ201 と、電磁弁172と第2のシー
ズヒータ92 への給電を選択する第2のスイッチ20
2 等の切り換え動作を実行する制御部19は図4に示
すように構成されている。
【0018】ステップ〔a−1〕 では前記蓄積された
過去12時間の外気温情報の平均温度TAを計算し、ス
テップ〔a−2〕 では過去12時間の外気温情報の変
化の傾向から現在の外気温が“温度上がり気味”である
のか“気温下がり気味”であるのかを計算する。ステッ
プ〔a−3〕 ではステップ〔a−1〕 で求めた平均
温度TA が20℃以上かどうかを判定し、20℃以上
の場合には冷却処理ルーチン21を実行し、20℃に達
していない場合には加温処理ルーチン22を実行する。
【0019】冷却処理ルーチン21は図1に示すように
構成されている。ステップ〔a−4〕 では平均温度T
A が20℃近傍であるかどうかを判定し、20℃近傍
でない場合、つまり外気温が充分に高いと判定した場合
にはステップ〔a−5〕 を実行して制御部19は第1
,第2のスイッチ201 ,202 を電磁弁171,
172 に通電する側に切り換える。 これによって、庫内142,143 がともに冷却運転
状態になる。
【0020】ステップ〔a−4〕 で20℃近傍である
と判定された場合には、ステップ〔a−6〕を実行して
ステップ〔a−2〕で計算した変化傾向が“上がり気味
”かどうかを判定し、“上がり気味”であると判定され
た場合にはステップ〔a−5〕 を実行する。
【0021】ステップ〔a−6〕 で“上がり気味”で
ないと判定された場合にはステップ〔a−5〕 を実行
しない。 ステップ〔a−5〕 を完了するか、またはステップ〔
a−6〕 で“上がり気味”でないと判定された場合に
は、次いでステップ〔a−7〕 において庫内141 
,142 ,143 の各商品ストッカ7に残っている
商品の数が規定数よりも多いか少ないかを、各庫内ごと
に判定し、よく売れて残り商品の数が少ない庫内につい
ては、ステップ〔a−8〕〔a−9〕〔a−10〕を実
行して冷却処理ルーチン21を抜ける。売れ難くて残り
商品の数が多い庫内については、ステップ〔a−11〕
を実行する。
【0022】ステップ〔a−11〕では前回の充填から
の経過日数が規定日数を過ぎているかどうかを判定し、
規定日数を過ぎていない場合にはステップ〔a−8〕〔
a−9〕〔a−10〕を飛び越して冷却処理ルーチン2
1を抜ける。ステップ〔a−11〕で規定日数を過ぎて
いると判定された場合には、ステップ〔a−8〕〔a−
9〕〔a−10〕を実行して冷却処理ルーチン21を抜
ける。
【0023】ステップ〔a−8〕〔a−9〕〔a−10
〕は次のように構成されている。ステップ〔a−7〕 
において庫内141,142 ,143 の各商品スト
ッカ7に残っている商品の数が規定数よりも残り商品数
が少ないと判定された特定庫内については、ステップ〔
a−8〕 では第1〜第3のファン101 〜103 
のうちのステップ〔a−7〕 で特定庫内と判定されて
いる庫内に設置されているファンの回転数を下げる。こ
れはファン用電力制御部23が制御部19からの指示で
実施する。さらに、ステップ〔a−9〕 では庫内14
1 ,142 ,143 の庫内の商品の残数の総和が
規定数以下に減少したかどうかを判定し、商品の残数の
総和が少ない場合にはステップ〔a−10〕で圧縮機用
電力制御部24が圧縮機11の出力を下げる。
【0024】冷却処理ルーチン22は図2に示すように
構成されている。ステップ〔a−12〕を実行して平均
温度TA が20℃近傍であるかどうかが判定される。 20℃近傍でない場合にはステップ〔a−13〕を実行
して“平均温度TA が10℃以下”であるかどうかが
判定される。10℃以下でない場合にはステップ〔a−
14〕を実行して第1,第2のスイッチ201 ,20
2 の内の特定側、例えばここでは第1のスイッチ20
1 だけを第1のシーズヒータ91 の側に切り換えて
庫内142 を加温状態とし、次いでステップ〔a−1
7〕を実行する。
【0025】ステップ〔a−13〕で“平均温度TA 
が10℃以下”であると判定された場合にはステップ〔
a−15〕を実行して第1,第2のスイッチ201 ,
202 の両方を第1,第2のシーズヒータ91 ,9
2 の側に切り換えて庫内142,143 をともに加
温状態にし、次いでステップ〔a−17〕を実行する。
【0026】ステップ〔a−12〕で20℃近傍である
と判定された場合には、ステップ〔a−16〕を実行し
てステップ〔a−2〕 で計算した変化傾向が“下がり
気味”かどうかを判定し、“下がり気味”であると判定
された場合にはステップ〔a−13〕を実行する。
【0027】ステップ〔a−16〕で“下がり気味”で
ないと判定された場合には制御部19はTA が20℃
未満の状態にあっても第1,第2のスイッチ201 ,
202 の切り換えを実行せずにステップ〔a−17〕
を実行する。
【0028】次いでステップ〔a−17〕において庫内
142 ,143 の各商品ストッカ7に残っている商
品の数が規定数よりも多いか少ないかを、各庫内ごとに
判定し、よく売れて残り商品の数が少ない庫内について
は、ステップ〔a−18〕〔a−19〕を実行して加温
処理ルーチン22を抜ける。売れ難くて残り商品の数が
多い庫内については、ステップ〔a−20〕を実行する
【0029】ステップ〔a−20〕では前回の充填から
の経過日数が規定日数を過ぎているかどうかを判定し、
規定日数を過ぎていない場合にはステップ〔a−18〕
〔a−19〕を飛び越して加温処理ルーチン22を抜け
る。ステップ〔a−20〕で規定日数を過ぎていると判
定された場合には、ステップ〔a−18〕〔a−19〕
を実行して加温処理ルーチン22を抜ける。
【0030】ステップ〔a−18〕〔a−19〕は次の
ように構成されている。ステップ〔a−17〕において
庫内142 ,143 の各商品ストッカ7に残ってい
る商品の数が規定数よりも残り商品数が少ないと判定さ
れた特定庫内については、ステップ〔a−18〕では第
2,第3のファン102 ,103 のうちのステップ
〔a−17〕で特定庫内と判定されている庫内に設置さ
れているファンの回転数を下げる。これはファン用電力
制御部23が制御部19からの指示で実施する。さらに
、ステップ〔a−19〕ではヒータ用電力制御部25が
第1,第2のシーズヒータ91 ,92 のうちの特定
庫内のシーズヒータの出力を下げる。
【0031】このように平均気温TA とその時々の外
気温の変化傾向に応じて制御部19が第1,第2のスイ
ッチ201 ,202 の切り換えを実施して、庫内1
41 〜143 をすべて冷却状態に切り換えたり、庫
内141 と143 を冷却状態にして庫内142 を
加温状態に切り換えたり、庫内141 を冷却状態にし
て庫内142 と143 を加温状態に切り換えたり自
動選択するため、従来のように係員が全ての自動販売機
をいちいち巡回するような切り換え作業が一切不要にな
り、メンテナンス操作性が向上する。
【0032】さらに、冷却処理ルーチン21ではステッ
プ〔a−8〕でファンの回転数を下げているため、蒸発
器の熱交換量が低減されて圧縮機11のオフ期間が長く
なって消費電力を低減できる。加温処理ルーチン22で
はステップ〔a−18〕でファンの回転数を下げている
ため、シーズヒータのオフ期間が長くなって消費電力を
低減できる。
【0033】また、冷却処理ルーチン21では商品の総
残り数が少なくなるとステップ〔a−10〕で圧縮機1
1の出力を下げているため、より一層の消費電力の低減
を達成できる。圧縮機用電力制御部24の具体例として
は圧縮機11の駆動モータに印加する電源周波数を変更
するインバータ制御を挙げることができ、この場合には
、商品の総残り数に応じて細かく電源周波数を変更する
ように構成することができる。
【0034】加温処理ルーチン22においては、各庫内
の商品の残り数が少なくなるとステップ〔a−19〕で
シーズヒータの出力を下げているため、同様により一層
の消費電力の低減を達成できる。
【0035】商品が売れにくい場合には、冷却処理ルー
チン21ではステップ〔a−11〕でこの状態を検出し
、加温処理ルーチン22ではステップ〔a−20〕でこ
の状態を検出して、商品の残り数が多い場合であっても
ステップ〔a−8〕〔a−9〕〔a−10〕またはステ
ップ〔a−18〕〔a−19〕を実行して、自動的に冷
却能力または加温能力を低減させるため、このような場
合にも消費電力を低減できる。
【0036】上記実施例における商品の残数の算出は、
運転開始時の各商品数から商品を払い出すたびに減算す
ることによって実施できる。上記の実施例では、冷却処
理ルーチン21においてステップ〔a−8〕 とステッ
プ〔a−10〕の一方または両方を実行して省電力化を
図ったが、これはステップ〔a−8〕 とステップ〔a
−10〕の一方だけを実行するように構成しても従来に
比べて省電力化を達成できる。同様に、加温処理ルーチ
ン22においてステップ〔a−18〕とステップ〔a−
19〕の一方または両方を実行して省電力化を図ったが
、これはステップ〔a−18〕とステップ〔a−19〕
の一方だけを実行するように構成しても従来に比べて省
電力化を達成できる。
【0037】
【発明の効果】以上のように請求項1の構成によれば、
販売商品の残り個数が少ない場合にはファンの回転数を
下げて庫内の空気の強制循環の範囲を低減し、熱交換量
を低減させてヒータのオフ期間を長くして消費電力を低
減する。さらに、前回の充填から規定日数が経過してい
るにもかかわらず販売商品の残り個数が多い場合に限っ
て、ファンの回転数を下げて庫内の空気の強制循環の範
囲を自動的に低減し、売れない商品は庫内の全体を暖め
ずに一部だけを暖めるようにして、ヒータのオフ期間を
長くして消費電力を低減できる。
【0038】請求項2の構成によると、販売商品の残り
個数が少ない場合にはヒータの出力を下げて運転し、消
費電力を低減する。さらに、前回の充填から規定日数が
経過しているにもかかわらず販売商品の残り個数が多い
場合に限ってヒータの出力を自動的に下げて運転し、売
れない商品は販売商品の残り個数が少ない場合と同様に
扱って消費電力を低減できる。
【0039】請求項3の構成によると、販売商品の残り
個数が少ない場合にはファンの回転数を下げて庫内の空
気の強制循環の範囲を低減し、熱交換量を低減させて冷
凍サイクルのオフ期間を長くして消費電力を低減する。 さらに、前回の充填から規定日数が経過しているにもか
かわらず販売商品の残り個数が多い場合に限って、前記
ファンの回転数を下げて庫内の空気の強制循環の範囲を
自動的に低減し、売れない商品は庫内の全体を冷やさず
に一部だけを冷やすようにして、冷凍サイクルのオフ期
間を長くして消費電力を低減できる。
【0040】請求項4の構成によると、販売商品の残り
個数が少ない場合には冷凍サイクルの出力を下げて運転
し、消費電力を低減する。さらに、前回の充填から規定
日数が経過しているにもかかわらず販売商品の残り個数
が多い場合に限って冷凍サイクルの出力を自動的に下げ
て運転し、売れない商品は販売商品の残り個数が少ない
場合と同様に扱って消費電力を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の庫内温度制御方法の具体的な一実施例
の冷却処理ルーチンのフローチャート図である。
【図2】本発明の庫内温度制御方法の具体的な一実施例
の加温処理ルーチンのフローチャート図である。
【図3】同冷却処理ルーチンと加温処理ルーチンを実行
する自動販売機の冷却処理と加温処理の制御部分の構成
図である。
【図4】同冷却処理ルーチンと加温処理ルーチンを実行
する自動販売機の温度処理の全体フローチャート図であ
る。
【図5】自動販売機の縦断面図である。
【図6】従来の自動販売機の温度調節装置の構成図であ
る。
【符号の説明】
81 ,82 ,83       第1〜第3の蒸発
器91 ,92             第1,第2
のシーズヒータ〔ヒータ〕

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  販売商品を貯蔵する庫内にヒータを配
    置し、庫内の空気をファンで強制循環させて庫内を規定
    温度に維持するよう構成するとともに、販売商品の残り
    個数が基準に比べて多いか少ないかを判定し、販売商品
    の残り個数が少ない場合には前記ファンの回転数を下げ
    て庫内の空気の強制循環の範囲を低減し、販売商品の残
    り個数が多い場合には前回の充填からの経過日数が基準
    に比べて長いか短いかを判定し、経過日数が長い場合と
    短い場合のうち長い場合に限って前記ファンの回転数を
    下げて庫内の空気の強制循環の範囲を低減する自動販売
    機の庫内温度制御方法。
  2. 【請求項2】  販売商品を貯蔵する庫内にヒータを配
    置し、庫内の空気をファンで強制循環させて庫内を規定
    温度に維持するよう構成するとともに、販売商品の残り
    個数が基準に比べて多いか少ないかを判定し、販売商品
    の残り個数が少ない場合には前記ヒータの出力を下げて
    運転し、販売商品の残り個数が多い場合には前回の充填
    からの経過日数が基準に比べて長いか短いかを判定し、
    経過日数が長い場合と短い場合のうち長い場合に限って
    前記ヒータの出力を下げて運転する自動販売機の庫内温
    度制御方法。
  3. 【請求項3】  販売商品を貯蔵する庫内に冷凍サイク
    ルに接続された蒸発器を配置し、庫内の空気をファンで
    強制循環させて庫内を規定温度に維持するよう構成する
    とともに、販売商品の残り個数が基準に比べて多いか少
    ないかを判定し、販売商品の残り個数が少ない場合には
    前記ファンの回転数を下げて庫内の空気の強制循環の範
    囲を低減し、販売商品の残り個数が多い場合には前回の
    充填からの経過日数が基準に比べて長いか短いかを判定
    し、経過日数が長い場合と短い場合のうち長い場合に限
    って前記ファンの回転数を下げて庫内の空気の強制循環
    の範囲を低減する自動販売機の庫内温度制御方法。
  4. 【請求項4】  販売商品を貯蔵する庫内に冷凍サイク
    ルに接続された蒸発器を配置し、庫内の空気をファンで
    強制循環させて庫内を規定温度に維持するよう構成する
    とともに、販売商品の残り個数が基準に比べて多いか少
    ないかを判定し、販売商品の残り個数が少ない場合には
    前記冷凍サイクルの出力を下げて運転し、販売商品の残
    り個数が多い場合には前回の充填からの経過日数が基準
    に比べて長いか短いかを判定し、経過日数が長い場合と
    短い場合のうち長い場合に限って前記冷凍サイクルの出
    力を下げて運転する自動販売機の庫内温度制御方法。
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