JPH04353241A - ディーゼルエンジンのアイドル回転制御装置 - Google Patents

ディーゼルエンジンのアイドル回転制御装置

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JPH04353241A
JPH04353241A JP13003391A JP13003391A JPH04353241A JP H04353241 A JPH04353241 A JP H04353241A JP 13003391 A JP13003391 A JP 13003391A JP 13003391 A JP13003391 A JP 13003391A JP H04353241 A JPH04353241 A JP H04353241A
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Japan
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rotational speed
control amount
idle
diesel engine
rotation speed
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Ken Ando
安藤 謙
Riyouta Yukinaga
亮太 幸長
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Toyota Motor Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

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  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディーゼルエンジンのア
イドル回転制御装置に係り、詳しくは、ディーゼルエン
ジンの燃料噴射ポンプの燃料噴射量を調節することによ
り、アイドル時の実際の回転速度を目標回転速度に一致
させるようにしたディーゼルエンジンのアイドル回転制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のディーゼルエンジンのア
イドル時における回転速度を制御する技術として、例え
ば特開昭57−181940号公報に開示されたものが
ある。この技術では、まず、ディーゼルエンジンの運転
状態に応じた目標回転速度NFを算出し、この目標回転
速度NFと実回転速度NEQBとの差をもとに積分制御
量NFIを求める。また、自動変速機(トルコン)、空
気調和装置(エアコン)等の負荷変動に応じた見込制御
量NFPを求める。そして、実回転速度NEQBから前
記積分制御量NFI及び見込制御量NFPを減算して偏
差(補正回転速度)NEISCを求め、その補正回転速
度NEISCを変化させることによりガバナパターンを
移動させ、実回転速度NEQBが目標回転速度NFと一
致するように制御している。すなわち、見込制御量NF
Pによって実回転速度NEQBを大きく変動させて目標
回転速度NFに近づけ(応答性)、積分制御量NFIに
よって実回転速度NEQBを細かく変動させて目標回転
速度NFに一致させている(安定性)。
【0003】このようなアイドル回転制御は、通常のア
イドル時以外にも、例えばエアコンの効きをよくするた
めに、その通常のアイドル時よりも所定量だけ回転速度
を上昇させたアイドルアップ時においても同様に実行さ
れる。そして、通常アイドル状態からアイドルアップ状
態への移行、又はアイドアップ状態から通常アイドル状
態への復帰は、例えばアイドルアップさせるためのスイ
ッチがオンされてアイドルアップ作動条件が成立したと
きや、同スイッチがオフされてアイドルアップ停止条件
が成立したときに行われる。
【0004】前記技術によると、燃料噴射ポンプ間のば
らつき、エンジン負荷の大きさ、経時変化等に関係なく
、また特別のアクチュエータを用いることなく、通常ア
イドル時又はアイドルアップ時の回転速度を運転状態に
応じた目標回転速度に制御できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来技
術では、通常のアイドル状態からアイドルアップ状態へ
移行するときには見込制御量NFPが所定の値となって
おり、しかも、積分制御量NFIには変動できる範囲(
制御範囲)が予め設定されているため、次のような問題
が起こる。すなわち、エンジンのばらつき、エンジンオ
イルの粘度等によりフリクションが変化したり、補機類
における駆動損失(エアコン負荷、パワステ負荷、オル
タネータ負荷等)等が変化したりしてくると、アイドル
アップ状態への移行時においては、積分制御量が予め定
められた制御範囲内で変動するだけでは、実回転速度を
目標回転速度に制御できない場合がある。
【0006】また、積分制御量NFIの制御範囲を広く
設定した場合でも、実回転速度のアイドルアップ時の目
標回転速度への上昇が遅く、その実回転速度が目標回転
速度に安定するまでの積分制御量NFIの変化量が大き
くなる。そのため、このように積分制御量の変化量が大
きくなった状態で、例えば前記アイドルアップ状態から
通常アイドル状態へ復帰すると、実回転速度が通常アイ
ドル時の目標回転速度に収束するのが遅くなるという問
題がある。
【0007】本発明は前述した事情に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、フリクションの変化、補機類
における駆動損失等が生じても、通常アイドル状態から
アイドルアップする際には、少ない変化量の積分制御量
で実回転速度を目標回転速度に確実に制御でき、ひいて
は通常アイドル状態への復帰時に、実回転速度を目標回
転速度に速く収束させることが可能なディーゼルエンジ
ンのアイドル回転制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明においては図1に示すように、ディーゼル
エンジンM1への燃料噴射量を調整して同ディーゼルエ
ンジンM1のアイドル時の回転速度を調整する回転速度
調整手段M2と、前記ディーゼルエンジンM1のアイド
ル時の回転速度を検出する回転速度検出手段M3と、前
記ディーゼルエンジンM1のアイドル時の運転状態を検
出する運転状態検出手段M4と、前記運転状態検出手段
M4によるディーゼルエンジンM1の運転状態に応じた
目標回転速度を設定する目標回転速度設定手段M5と、
前記目標回転速度と前記回転速度検出手段M3による実
回転速度との偏差による積分制御量と、運転状態に応じ
た見込制御量とを用いたフィードバック制御にて、前記
実回転速度が前記目標回転速度設定手段M5による目標
回転速度となるように、前記回転速度調整手段M2を制
御する回転速度制御手段M6と、前記積分制御量が予め
定めた範囲から外れると、見込制御量を強制的に補正す
る補正制御手段M7とを備えている。
【0009】
【作用】上記の構成によれば、ディーゼルエンジンM1
のアイドル時には、回転速度検出手段M3によって実回
転速度が検出される。また、同アイドル時には、運転状
態検出手段M4によって運転状態が検出され、その運転
状態に応じた目標回転速度が目標回転速度設定手段M5
によって設定される。回転速度制御手段M6は、前記目
標回転速度と前記実回転速度との偏差による積分制御量
と、運転状態に応じた見込制御量とを用いたフィードバ
ック制御にて、前記実回転速度が目標回転速度となるよ
うに回転速度調整手段M2を制御する。そして、前記制
御が行われているときに、前記積分制御量が予め定めた
範囲から外れると、補正制御手段M7は見込制御量を強
制的に補正する。
【0010】そのため、フリクションの変化、補機類に
おける駆動損失等が生じても、アイドルアップ時には、
前記のように補正された見込制御量と積分制御量とを用
いることになり、その結果、少ない変化量の積分制御量
で実回転速度を目標回転速度に収束させることが可能と
なる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面に
基いて詳細に説明する。図2は本実施例のアイドル回転
制御装置を備えた過給機付ディーゼルエンジン2の概略
構成を示す図であり、図3は分配型燃料噴射ポンプ1の
断面図である。燃料噴射ポンプ1は、ディーゼルエンジ
ン2のクランク軸40にベルト等を介して駆動連結され
たドライブプーリ3を備えている。そして、ドライブプ
ーリ3の回転によって燃料噴射ポンプ1が駆動され、デ
ィーゼルエンジン2の気筒毎に設けられた燃料噴射ノズ
ル4に燃料が圧送されて燃料噴射を行う。
【0012】ドライブプーリ3にはドライブシャフト5
が連結され、そのドライブシャフト5には、ベーン式ポ
ンプよりなる燃料フィードポンプ(図では90度展開さ
れている)6と、外周面に複数の突起を有する円板状の
パルサ7とが取付けられている。前記ドライブシャフト
5の基端部(図の右端部)は、図示しないカップリング
を介してカムプレート8に接続されている。パルサ7と
カムプレート8との間にはローラリング9が設けられ、
そのローラリング9にはカムプレート8のカムフェイス
8aに対向する複数のカムローラ10が取付けられてい
る。そして、カムプレート8はスプリング11によって
常にカムローラ10に付勢係合されている。
【0013】カムプレート8には燃料加圧用プランジャ
12が一体回転可能に取付けられており、前記ドライブ
シャフト5の回転力がカップリングを介してカムプレー
ト8に伝達されることにより、同カムプレート8及びプ
ランジャ12が回転しながら図中左右方向へ往復駆動さ
れる。プランジャ12はポンプハウジング13に形成さ
れたシリンダ14に嵌挿されており、これらのプランジ
ャ12の先端面(図の右端面)とシリンダ14の内底面
との間が高圧室15となっている。プランジャ12の先
端側外周には、ディーゼルエンジン2の気筒数と同数の
吸入溝16及び分配ポート17が形成されている。また
、吸入溝16及び分配ポート17に対応して、ポンプハ
ウジング13には吸入ポート19及び分配通路18が形
成されている。
【0014】そして、ドライブシャフト5の回転に基づ
き燃料フィードポンプ6が駆動されると、図示しない燃
料タンクからの燃料が燃料供給ポート20を介して燃料
室21内へ供給される。また、プランジャ12が図中左
方向へ移動(復動)して高圧室15が減圧される吸入行
程においては、吸入溝16の一つが吸入ポート19と連
通して、燃料室21から高圧室15へ燃料が導入される
。一方、プランジャ12が図中右方向へ移動(往動)し
て高圧室15が加圧される圧縮行程においては、分配通
路18から各気筒毎の燃料噴射ノズル4へ燃料が圧送さ
れて噴射される。
【0015】ポンプハウジング13には、高圧室15と
燃料室21とを連通させる燃料溢流用のスピル通路22
が形成され、その途中には回転速度調整手段としての電
磁スピル弁23が設けられている。この電磁スピル弁2
3は常開型の弁であり、コイル24が無通電(オフ)の
状態では、弁体25が開放されて高圧室15内の燃料が
燃料室21へ溢流される。また、コイル24が通電(オ
ン)されることにより、弁体25が閉鎖されて高圧室1
5から燃料室21への燃料の溢流が止められる。
【0016】従って、電磁スピル弁23の通電時間を制
御することにより、同電磁スピル弁23が閉弁・開弁制
御され、高圧室15から燃料室21への燃料の溢流調量
が行われる。そして、プランジャ12の圧縮行程中に電
磁スピル弁23を開弁させることにより、高圧室15内
における燃料が減圧されて、燃料噴射ノズル4からの燃
料噴射が停止される。つまり、プランジャ12が往動し
ても、電磁スピル弁23が開弁している間は高圧室15
内の燃料圧力が上昇せず、燃料噴射ノズル4からの燃料
噴射が行われない。また、プランジャ12の往動中に、
電磁スピル弁23の閉弁・開弁の時期を制御することに
より、燃料噴射ノズル4からの燃料噴射量が制御される
【0017】ポンプハウジング13の下側には、燃料噴
射時期制御用のタイマ装置(図では90度展開されてい
る)26が設けられている。タイマ装置26は、ドライ
ブシャフト5の回転方向に対するローラリング9の位置
を制御することにより、カムフェイス8aがカムローラ
10に係合する時期、すなわちカムプレート8及びプラ
ンジャ12の往復動タイミングを制御するものである。
【0018】このタイマ装置26は油圧によって作動さ
れるものであり、タイマハウジング27と、同タイマハ
ウジング27内に嵌装されたタイマピストン28と、同
じくタイマハウジング27内一側の低圧室29にてタイ
マピストン28を他側の加圧室30へ押圧付勢するタイ
マスプリング31等とから構成されている。そして、タ
イマピストン28はスライドピン32を介して前記ロー
ラリング9に接続されている。
【0019】タイマハウジング27の加圧室30には、
燃料フィードポンプ6により加圧された燃料が導入され
るようになっている。そして、その燃料圧力とタイマス
プリング31の付勢力との釣り合い関係によってタイマ
ピストン28の位置が決定される。また、タイマピスト
ン28の位置が決定されることによりローラリング9の
位置が決定され、カムプレート8を介してプランジャ1
2の往復動タイミングが決定される。
【0020】タイマ装置26の燃料圧力を制御するため
に、加圧室30と低圧室29とを繋ぐ連通路34にはタ
イミングコントロールバルブ33が設けられている。タ
イミングコントロールバルブ33は、デューティ制御さ
れた通電信号によって開閉制御される電磁弁であり、同
タイミングコントロールバルブ33の開閉制御によって
加圧室30内の燃料圧力が調整される。そして、その燃
料圧力調整によってプランジャ12のリフトタイミング
が制御され、各燃料噴射ノズル4からの燃料噴射時期が
調整される。
【0021】なお、前記ローラリング9の上部には、電
磁ピックアップコイルよりなる回転速度検出手段として
の回転数センサ35がパルサ7の外周面に対向して取付
けられている。この回転数センサ35はパルサ7の突起
等が横切る際に、それらの通過を検出してエンジン回転
数に相当するタイミング信号(エンジン回転パルス)を
出力する。また、この回転数センサ35は前記ローラリ
ング9と一体であるため、タイマ装置26の制御動作に
関わりなく、プランジャリフトに対して一定のタイミン
グで基準となるタイミング信号を出力する。
【0022】次に、ディーゼルエンジン2について説明
する。図2に示すように、このディーゼルエンジン2で
はシリンダ41、ピストン42及びシリンダヘッド43
によって各気筒毎に対応する主燃焼室44がそれぞれ形
成されている。また、シリンダヘッド43には、同じく
各気筒毎に対応して副燃焼室45が設けられ、各副燃焼
室45は前記主燃焼室44に連通している。そして、各
副燃焼室45に各燃料噴射ノズル4から噴射される燃料
が供給される。また、各副燃焼室45には、始動補助装
置としての周知のグロープラグ46がそれぞれ取付けら
れている。
【0023】ディーゼルエンジン2には吸気管47及び
排気管50がそれぞれ接続され、その吸気管47にはタ
ーボチャージャ48のコンプレッサ49が配設され、排
気管50にはターボチャージャ48のタービン51が配
設されている。また、排気管50には過給圧を調節する
ウェイストゲートバルブ52が取付けられている。また
、ディーゼルエンジン2には、排気管50内の排気の一
部を吸気管47の吸入ポート53へ還流させるための還
流管54が設けられている。還流管54の途中には排気
の還流量を調節するEGRバルブ55が設けられ、この
EGRバルブ55はバキュームスイッチングバルブ(V
SV)56の制御によって開閉制御される。
【0024】さらに、吸気管47の途中には、アクセル
ペダル57の踏込量に連動して開閉されるスロットルバ
ルブ58が設けられている。また、そのスロットルバル
ブ58に平行してバイパス路59が形成され、その途中
には、各種運転状態に応じてアクチュエータ63によっ
て開閉制御されるバイパス絞り弁60が設けられている
。アクチュエータ63は、二つのVSV61,62の制
御によって駆動される。
【0025】そして、上記のように燃料噴射ポンプ1及
びディーゼルエンジン2に設けられた電磁スピル弁23
、タイミングコントロールバルブ33、グロープラグ4
6及び各VSV56,61,62は、電子制御装置(以
下単に「ECU」という)71にそれぞれ電気的に接続
され、同ECU71によってそれらの駆動タイミングが
制御される。
【0026】前記ディーゼルエンジン2の運転状態及び
同ディーゼルエンジン2を搭載した車両の走行状態を検
出するセンサとして、前記回転数センサ35に加えて以
下のセンサが設けられている。すなわち、エアクリーナ
64を介して吸気管47に吸い込まれる空気の吸気温度
を検出する吸気温センサ72、スロットルバルブ58の
開閉位置からディーゼルエンジン2の負荷に相当するア
クセル開度ACCを検出するアクセル開度センサ73、
吸入ポート53内の吸入圧力を検出する吸気圧センサ7
4、ディーゼルエンジン2の冷却水温THWを検出する
水温センサ75、ディーゼルエンジン2のクランク軸4
0の回転基準位置、例えば特定気筒の上死点に対するク
ランク軸40の回転位置を検出するクランク角センサ7
6、車軸に設けられたマグネット77aによりリードス
イッチ77bをオン・オフさせて車両速度(車速)を検
出する車速センサ77が設けられている。
【0027】さらに、前記各種センサ以外にも、空気調
和装置(エアコン)の作動状態を検出するエアコンスイ
ッチ65、自動変速機(トルコン)のレンジ位置がニュ
ートラルであることを示すニュートラルスイッチ66、
通常のアイドル状態からアイドルアップ状態への変更、
又はアイドルアップ状態から通常のアイドル状態への変
更を行う際にオン又はオフ操作されるアイドルアップス
イッチ67が設けられている。本実施例では、前記エア
コンスイッチ65、ニュートラルスイッチ66及び水温
センサ75によって運転状態検出手段が構成されている
【0028】前記ECU71には、上述した各センサ3
5,72〜77及び各スイッチ65〜67がそれぞれ接
続されている。そして、ECU71は各センサ35,7
2〜77及び各スイッチ65〜67から出力される信号
に基づいて、電磁スピル弁23、タイミングコントロー
ルバルブ33、グロープラグ46及びVSV56,61
,62等を好適に制御する。
【0029】次に、前述したECU71の構成について
、図4のブロック図に従って説明する。ECU71は目
標回転速度設定手段、回転速度制御手段及び補正制御手
段を構成する中央処理装置(CPU)79、所定の制御
プログラム及びマップ等を予め記憶した読み出し専用メ
モリ(ROM)80、CPU79の演算結果等を一時記
憶するランダムアクセスメモリ(RAM)81、予め記
憶されたデータを保存するバックアップRAM82等と
、これら各部と入力ポート83及び出力ポート84等と
をバス85によって接続した論理演算回路として構成さ
れている。
【0030】入力ポート83には、前記吸気温センサ7
2、アクセル開度センサ73、吸気圧センサ74及び水
温センサ75が、バッファ86,87,88,89、マ
ルチプレクサ93及びA/D変換器94を介して接続さ
れている。また、入力ポート83には前記エアコンスイ
ッチ65、ニュートラルスイッチ66及びアイドルアッ
プスイッチ67が、バッファ90,91,92を介して
接続されている。同じく、入力ポート83には、前記回
転数センサ35、クランク角センサ76及び車速センサ
77が、波形整形回路95を介して接続されている。そ
して、CPU79は入力ポート83を介して入力される
各センサ35,72〜77及び各スイッチ65〜67等
の検出信号を入力値として読み込む。また、出力ポート
84には各駆動回路96,97,98,99,100,
101を介して電磁スピル弁23、タイミングコントロ
ールバルブ33、グロープラグ46及びVSV56,6
1,62等が接続されている。
【0031】そして、CPU79は各センサ35,72
〜77及び各スイッチ65〜67から読み込んだ入力値
に基づき、電磁スピル弁23、タイミングコントロール
バルブ33、グロープラグ46及びVSV56,61,
62等を好適に制御する。次に、前記のように構成され
た本実施例において、通常のアイドル回転制御が行われ
ている状態(通常アイドル状態)から、目標回転速度が
所定量上昇した状態(アイドルアップ状態)へ移行する
ときの動作について説明する。
【0032】図5及び図6のフローチャートはCPU7
9によって実行される各処理のうち、アイドルアップ状
態に移行するときに実行されるルーチンを示しており、
所定時間(例えば50ms)毎の定時割り込みで実行さ
れる。図7はこのときの時間と回転速度との関係を示し
ている。処理がこのルーチンへ移行すると、CPU79
はまずステップ101で、アイドルアップ作動条件が成
立しているか否かを判定する。すなわち、例えばエアコ
ンの効きをよくするために、アイドルアップスイッチ6
7がオン操作されているか否かを判断する。アイドルア
ップスイッチ67がオン操作されていない場合、CPU
79はそれまでの通常アイドルモードが持続していると
判断する。そして、CPU79はステップ102におい
て、アイドルアップ作動条件が成立してからの経過時間
を計測するためのカウンタのカウント値Ca を「0」
にセットするとともに、ステップ103において、後記
見込制御量NFPi がアイドルアップ時の見込制御量
NFPUPと同一になってからの経過時間を計測するた
めのカウンタのカウント値Cb を「0」にセットする
【0033】前記ステップ101において、アイドルア
ップスイッチ67がオン操作されてアイドルアップ作動
条件が成立する(図7のt0 のタイミング)と、CP
U79はそれまでの通常アイドルモードからアイドルア
ップモードへ移行する。このアイドルアップモード移行
後において、CPU79はステップ104で前記カウン
タのカウント値Ca を「1」インクリメントする。
【0034】続いて、CPU79はステップ105へ移
行し、ディーゼルエンジン2の運転状態に応じたアイド
ルアップ時の目標回転速度NFUPを算出する。この目
標回転速度NFUPは、例えば水温センサ75によって
検出されたディーゼルエンジン2の冷却水温THW、ニ
ュートラルスイッチ66によって設定されたトルコンの
レンジ(Dレンジ又はNレンジ)、エアコンスイッチ6
5の状態(オン又はオフ)に基づいて算出される。目標
回転速度NFUPを算出すると、CPU79はステップ
106へ移行し、前記ニュートラルスイッチ66、エア
コンスイッチ65等の負荷変動に伴うアイドルアップ時
の見込制御量NFPUPを算出する。
【0035】次にCPU79はステップ107において
、アイドルアップ作動条件が成立してから所定時間T0
 が経過したか否かを判定するために、その所定時間T
0 と前記カウンタのカウント値Ca とを比較する。 通常アイドルモードからアイドルアップモードに変更し
た直後ではカウント値Ca が所定時間T0 以下であ
る。前記のようにカウント値Ca が所定時間T0 以
下であると、CPU79は図5及び図6のルーチンを終
了する。従って、アイドルアップ作動条件が成立してか
ら所定時間T0 が経過するまでは、実回転速度NEQ
Bが通常アイドル時の目標回転速度NFと一致するよう
に制御され続ける。
【0036】次回以降の処理において、前記したステッ
プ101,104〜107の処理が繰り返し実行されて
前記カウント値Ca が所定時間T0 よりも大きくな
る(Ca >T0 )と、CPU79はアイドルアップ
作動条件が成立してから所定時間T0 が経過したと判
断する(図7のt1 のタイミング)。そして、CPU
79はステップ108へ移行し前記カウント値Ca を
所定値T0 に保持する。
【0037】続いて、CPU79はステップ109へ移
行し、前回の見込制御量NFP(i−1) に所定の更
新量ΔNFPを加算する。この更新量ΔNFPは、前述
したアイドルアップ時の見込制御量NFPUPよりも小
さい値に設定されている。そして、この更新量ΔNFP
を加算した値を今回の見込制御量NFPi とする。な
お、アイドルアップモードに変更した直後では、この前
回の見込制御量NFP(i−1) は、アイドルアップ
モードに変更する前の通常アイドルモードでの最終の見
込制御量である。
【0038】すなわち、ステップ108,109では、
通常アイドルモードでの最終の見込制御量から今回のス
テップ106にて算出されたアイドルアップ時の見込制
御量NFPUPへの移行を徐々に行わせることによって
、目標回転速度変更時の急激な回転数変化を抑えてショ
ックを低減している。次に、CPU79はステップ11
0へ移行し、前記ステップ109で更新した見込制御量
NFPi が、前記ステップ106で求めたアイドルア
ップ時の見込制御量NFPUP以上であるか否かを判定
する。 CPU79は、今回の見込制御量NFPi がアイドル
アップ時の見込制御量NFPUP未満である場合にはス
テップ111へ移行し、この今回の見込制御量NFPi
 を見込制御量NFPとする。
【0039】続いて、CPU79はステップ112へ移
行し、前記ステップ105で算出したアイドルアップ時
の目標回転速度NFUPと、回転数センサ35によって
検出された実回転速度NEQBとの偏差ΔNF(=NF
UP−NEQB)をもとに積分制御量NFIを算出する
。すなわち、前記偏差ΔNFに応じた補正積分量ΔNF
Iを求め、これを加算積分(ΣΔNFI)して積分制御
量NFIとする。
【0040】ここで、見込制御量はショックを低減しつ
つも迅速に要求される見込制御量NFPUPに移行させ
る必要があるため、前述の更新量ΔNFPは比較的大き
な値に設定されているのに対し、積分制御量は毎回の変
化が大きいとエンジン回転数が安定しなくなってしまう
ため、補正積分量ΔNFIは比較的小さく設定され、そ
の大小関係はΔNFP>ΔNFIとなっている。
【0041】前記のようにしてアイドルアップ時の目標
回転速度NFUP、見込制御量NFP及び積分制御量N
FIを算出すると、CPU79は実回転速度NEQBと
アイドルアップ時の目標回転速度NFUPとを一致させ
るための処理を引き続き行う。CPU79は、まず、ア
イドルアップ時の補正回転速度NEISCを下記(1)
式に基づいて算出する。
【0042】   NEISC=NEQB−(NFP+NFI)   
 ……(1)補正回転速度NEISCの算出後、CPU
79はアクセル開度センサ73によるアクセル開度AC
Cと前記補正回転速度NEISCとをもとに、燃料噴射
量をマップ検索又は計算式によって求める。これにより
、みかけ上ガバナパターンを回転速度軸方向へNFP+
NFIだけ平行移動させたことになる。次に、前記噴射
量に相当する噴射量指令値を求め、これを電磁スピル弁
23の駆動回路96に出力する。
【0043】前記した一連の処理が繰り返されると、そ
の割り込み時間毎にステップ109で見込制御量NFP
i が更新量ΔNFPずつ増加していく(図7のt1 
〜t2 のタイミング)。CPU79はステップ110
において、見込制御量NFPi がアイドルアップ時の
見込制御量NFPUPと同一になったと判断すると、ス
テップ113でこのアイドルアップ時の見込制御量NF
PUPを見込制御量NFPとする。また、CPU79は
ステップ114で前記カウンタのカウント値Cb を「
1」インクリメント、すなわち、前記ステップ103で
Cb =0となっている状態からCb =1にする。さ
らに、CPU79はステップ115において、前記ステ
ップ112と同様にして積分制御量NFIを算出する。
【0044】次に、前記ステップ110で見込制御量N
FPi がアイドルアップ時の見込制御量NFPUPと
同一になってから所定時間T1 が経過したか否かを判
定するために、CPU79はステップ116において、
その所定時間T1 と前記カウンタのカウント値Cb 
とを比較する。見込制御量NFPi がアイドルアップ
時の見込制御量NFPUPと同一になった直後では、カ
ウント値Cb が所定時間T1 以下である。このよう
にカウント値Cb が所定時間T1 以下であると、C
PU79は前記と同様に(1)式に基づいて噴射量を制
御する。
【0045】次回以降の処理において、前記したステッ
プ101,104〜110,113〜115の処理が繰
り返し実行されて前記カウント値Cb が所定時間T1
 よりも大きくなる(Cb >T1 )と、CPU79
は見込制御量NFPi がアイドルアップ時の見込制御
量NFPUPと同一になってから所定時間T1 経過し
たと判断する(図7のt3 のタイミング)。このよう
に経過時間を計測するのは、見込制御量NFPi が更
新量ΔNFPずつ増加してアイドルアップ時の見込制御
量NFPUPと同一になった直後では、実回転速度NE
QBが変動し不安定な状態となっているおそれがあるか
らである。そのため、所定時間が経過して前記回転速度
NEQBの変動量が少なくなってから、以降のステップ
の処理を行うようにしている。
【0046】前記ステップ116においてカウント値C
b が所定時間T1 よりも大きくなると、CPU79
は所定時間T1 が経過して実回転速度NEQBが安定
していると判断する。そして、CPU79はステップ1
17及びステップ118へ移行し、前記ステップ115
で求めた積分制御量NFIが、予め定めた範囲R(例え
ば、−150rpm≦NFI≦+150rpm)から外
れているか否かを判定する。本実施例では、積分制御量
NFIの変動可能な制御範囲として−200rpm≦N
FI≦+200rpmが設定されており、積分制御量N
FIがこの制御範囲を外れる場合、+200rpmある
いは−200rpmのガードがかけられるようになって
いる。 そして、積分制御量NFIにこれらのガードがかけられ
るよりも前に、後記ステップでの処理を行うために、前
記範囲Rが前記制御範囲よりも若干狭く設定されている
【0047】前記積分制御量NFIが範囲Rから外れて
いるか否かを判定するために、CPU79は、まずステ
ップ117で積分制御量NFIが範囲Rの下限値(−1
50rpm)以下であるか否かを判定する。積分制御量
NFIが下限値よりも大きい場合、CPU79はステッ
プ118へ移行し、その積分制御量NFIが範囲Rの上
限値(+150rpm)よりも小さいか否かを判定する
。積分制御量NFIが上限値(+150rpm)よりも
小さいと、CPU79はこの積分制御量NFIによって
、実回転速度NEQBを目標回転速度NFに一致させる
ことができると判断する。そして、CPU79は前記ス
テップ113で求めた見込制御量NFPを補正すること
なくそのまま用い、前記(1)式に基づいてアイドルア
ップ時の補正回転速度NEISCを算出し、噴射量指令
値を求めて電磁スピル弁23の駆動回路96に出力する
【0048】ところで、エンジンのばらつき、エンジン
オイルの粘度等によりフリクションが変化したり、補機
類における駆動損失(エアコン負荷、パワステ負荷、オ
ルタネータ負荷等)等が変化したりして、実回転速度N
EQBがアイドルアップ時の目標回転速度NFUPより
も大きく上昇すると、その実回転速度NEQBを低下さ
せるために、積分制御量NFIが小さくなる。そして、
ステップ117において、積分制御量NFIが前記範囲
Rの下限値(−150rpm)以下になると、CPU7
9は積分制御量NFIのみの変動によって実回転速度N
EQBを目標回転速度NFに一致させることができない
と判断する。そして、CPU79はステップ119へ移
行し、前記ステップ113での見込制御量NFPから予
め定められた補正量ΔNFP1 を減算して見込制御量
NFPを更新する。この見込制御量NFPの更新にとも
ない、積分制御量NFIの制御範囲がアイドルアップ時
の目標回転速度NFUP側へシフトされる。
【0049】一方、前記フリクションの変化や駆動損失
の変化により実回転速度NEQBがアイドルアップ時の
目標回転速度NFUPよりも大きく低下すると、その実
回転速度NEQBを上昇させるために、積分制御量NF
Iが大きくなる。そして、ステップ118において、積
分制御量NFIが前記範囲Rの上限値(+150rpm
)以上になると、CPU79は積分制御量NFIのみの
変動によって実回転速度NEQBを目標回転速度NFに
一致させることができないと判断する。そして、CPU
79はステップ120へ移行し、前記ステップ113で
の見込制御量NFPから予め定められた補正量ΔNFP
1 を加算して見込制御量NFPを更新する(図7参照
)。 この見込制御量NFPの更新にともない、積分制御量N
FIの制御範囲がアイドルアップ時の目標回転速度NF
UP側へシフトされる。
【0050】ここでの見込制御量の補正量ΔNFP1 
は、前述の更新量ΔNFP、すなわちショックを低減す
るための徐変量とは異なり、補正積分量ΔNFIに代え
て変化せしめられ、エンジン回転数を目標回転数に安定
させるものであるため、ΔNFIと同程度の大きさに設
定され、その大小関係はΔNFP>ΔNFP1 となっ
ている。
【0051】CPU79は前記ステップ119又は12
0で見込制御量NFPを更新すると、前記(1)式に基
づいてアイドルアップ時の補正回転速度NEISCを算
出し、噴射量指令値を求めて電磁スピル弁23の駆動回
路96に出力する。その結果、前記積分制御量NFIの
微小変動によって実回転速度NEQBを目標回転速度N
Fに一致させることが可能となる。
【0052】このように、本実施例では、積分制御量N
FIに所定の上限値(+150rpm)及び下限値(−
150rpm)を設定している。そして、通常アイドル
時には、見込制御量NFPを補正することなく前記上下
限値間の積分制御量NFIを用いて実回転速度NEQB
が目標回転速度NFとなるように制御している。また、
アイドルアップ時において積分制御量NFIが前記上限
値以上になったときには、見込制御量NFPに補正量Δ
NFP1 を加算補正し、一方、積分制御量NFIが前
記下限値以下になったときには見込制御量NFPから補
正量ΔNFP1 を減算補正し、これらの補正された見
込制御量NFPと積分制御量NFIとを用いて、実回転
速度NEQBが目標回転速度NFとなるように制御して
いる。
【0053】このため、エンジンのばらつき、エンジン
オイルの粘度等によりフリクションが変化したり、補機
類における駆動損失が変化したりしても、見込制御量N
FPを補正することにより積分制御量NFIの変動可能
な範囲Rを目標回転速度NFUP側へシフトさせること
ができる。従って、積分制御量NFIを範囲R内で変動
させることによって実回転速度NEQBを確実にアイド
ルアップ時の目標回転速度NFUPに制御できることと
なり、同積分制御量NFIによる安定性を維持できる。
【0054】また、アイドルアップ時に見込制御量NF
Pを補正しない場合に比べ、少ない変化量の積分制御量
NFIで実回転速度NEQBを目標回転速度NFUPに
収束させることができるので、例えば前記アイドルアッ
プ状態から通常アイドル状態へ復帰する際(詳細な説明
は省略したが、前述した通常アイドル状態からアイドル
アップ状態への移行時と同様の制御が実行され、見込制
御量は比較的大きな更新量ΔNFPずつ減少され、積分
制御量NFIは補正積分量ΔNFIずつ変化し、さらに
ΔNFPによる見込制御量の変化終了後、積分制御量N
FIが範囲R内におさまるよう見込制御量の補正量ΔN
FP1 による補正が可能とされている)に、実回転速
度NEQBを通常アイドル時の目標回転速度NFへ速く
収束させることが可能となる。
【0055】さらに、本実施例によると、アイドルアッ
プ時に見込制御量NFPを補正しないで一般的なフィー
ドバック制御の比例項の変化にたよる場合に比較して回
転変動を少なくできる。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、積
分制御量が予め定めた範囲から外れたとき見込制御量を
強制的に補正するようにしたので、フリクションの変化
、補機類における駆動損失等が生じても、通常アイドル
状態からアイドルアップする際には、少ない変化量の積
分制御量で実回転速度を目標回転速度に確実に制御する
ことができ、ひいては通常アイドル状態への復帰時に、
実回転速度を目標回転速度に速く収束させることができ
るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概念構成図である。
【図2】本発明を具体化した一実施例におけるディーゼ
ルエンジンのアイドル回転制御装置を示す概略構成図で
ある。
【図3】一実施例における分配型燃料噴射ポンプを示す
断面図である。
【図4】一実施例におけるECUの構成を示すブロック
図である。
【図5】一実施例において、アイドルアップ作動条件が
成立したときにCPUによって実行される処理を説明す
るためのフローチャートである。
【図6】一実施例において、アイドルアップ作動条件が
成立したときにCPUによって実行される処理を説明す
るためのフローチャートである。
【図7】一実施例においてアイドルアップ作動条件が成
立したときの時間と回転速度との関係を示す図である。
【符号の説明】
2…ディーゼルエンジン、23…回転速度調整手段とし
ての電磁スピル弁、35…回転速度検出手段としての回
転数センサ、65…運転状態検出手段の一部を構成する
エアコンスイッチ、66…運転状態検出手段の一部を構
成するニュートラルスイッチ、75…運転状態検出手段
の一部を構成する水温センサ、79…目標回転速度設定
手段、回転速度制御手段及び補正制御手段を構成するC
PU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ディーゼルエンジンへの燃料噴射量を
    調整して同ディーゼルエンジンのアイドル時の回転速度
    を調整する回転速度調整手段と、前記ディーゼルエンジ
    ンのアイドル時の回転速度を検出する回転速度検出手段
    と、前記ディーゼルエンジンのアイドル時の運転状態を
    検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段に
    よるディーゼルエンジンの運転状態に応じた目標回転速
    度を設定する目標回転速度設定手段と、前記目標回転速
    度と前記回転速度検出手段による実回転速度との偏差に
    よる積分制御量と、運転状態に応じた見込制御量とを用
    いたフィードバック制御にて、前記実回転速度が前記目
    標回転速度設定手段による目標回転速度となるように、
    前記回転速度調整手段を制御する回転速度制御手段と、
    前記積分制御量が予め定めた範囲から外れると、見込制
    御量を強制的に補正する補正制御手段とを備えたことを
    特徴とするディーゼルエンジンのアイドル回転制御装置
JP3130033A 1991-05-31 1991-05-31 ディーゼルエンジンのアイドル回転制御装置 Expired - Lifetime JP2861476B2 (ja)

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JPH04353241A true JPH04353241A (ja) 1992-12-08
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6854523B2 (en) * 2002-05-28 2005-02-15 Komatsu Ltd. Working vehicle
JP2012086781A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 Nissan Motor Co Ltd ハイブリット車両の制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6854523B2 (en) * 2002-05-28 2005-02-15 Komatsu Ltd. Working vehicle
JP2012086781A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 Nissan Motor Co Ltd ハイブリット車両の制御装置

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JP2861476B2 (ja) 1999-02-24

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