JPH04353073A - ステアリング装置 - Google Patents
ステアリング装置Info
- Publication number
- JPH04353073A JPH04353073A JP12739391A JP12739391A JPH04353073A JP H04353073 A JPH04353073 A JP H04353073A JP 12739391 A JP12739391 A JP 12739391A JP 12739391 A JP12739391 A JP 12739391A JP H04353073 A JPH04353073 A JP H04353073A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering
- oil
- main shaft
- vibration
- circumferential surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 13
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 9
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 3
- 239000002783 friction material Substances 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 229920002545 silicone oil Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Steering Controls (AREA)
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両のステアリング装置
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に自動車の高速走行時、タイヤのア
ンバランスが起因して、タイヤからステアリングホイー
ルに至る伝達経路が共振し、ステアリングギヤに連結さ
れているステアリングシャフト、更には該ステアリング
シャフトに組付けているステアリングホイールが周方向
に振動する所謂フラッタ現象が発生することが知られて
いる。
ンバランスが起因して、タイヤからステアリングホイー
ルに至る伝達経路が共振し、ステアリングギヤに連結さ
れているステアリングシャフト、更には該ステアリング
シャフトに組付けているステアリングホイールが周方向
に振動する所謂フラッタ現象が発生することが知られて
いる。
【0003】しかして以上の不具合を解消するために、
例えば前記ステアリングシャフトに、該ステアリングシ
ャフトの遊端部を挿嵌するアウタ筒と、該アウタ筒とス
テアリングシャフトとの間に介装するゴムダンパとから
構成されるラバーカップリングを介装して、前記タイヤ
からステアリングギヤを介して前記ステアリングシャフ
トに伝達される周方向の振動を、前記ラバーカップリン
グにおける前記ゴムダンパで吸収して、前記ステアリン
グホイールが周方向に振動(フラッタ現象)するのを抑
制するようにしたり、あるいは実開昭56−14717
2号公報に示されているごとく、ステアリングギヤハウ
ジングに、セクタシャフトの外周面に圧接可能な摩擦材
を設けると共に、常時は前記摩擦材を前記セクタシャフ
トの外周面から離反させる方向のスプリング作用を有す
る作動機構を設けて、該作動機構を介して前記摩擦材を
任意前記セクタシャフトの外周面に圧接させることでフ
ラッタ現象を抑制するようにしたものが提案されている
。
例えば前記ステアリングシャフトに、該ステアリングシ
ャフトの遊端部を挿嵌するアウタ筒と、該アウタ筒とス
テアリングシャフトとの間に介装するゴムダンパとから
構成されるラバーカップリングを介装して、前記タイヤ
からステアリングギヤを介して前記ステアリングシャフ
トに伝達される周方向の振動を、前記ラバーカップリン
グにおける前記ゴムダンパで吸収して、前記ステアリン
グホイールが周方向に振動(フラッタ現象)するのを抑
制するようにしたり、あるいは実開昭56−14717
2号公報に示されているごとく、ステアリングギヤハウ
ジングに、セクタシャフトの外周面に圧接可能な摩擦材
を設けると共に、常時は前記摩擦材を前記セクタシャフ
トの外周面から離反させる方向のスプリング作用を有す
る作動機構を設けて、該作動機構を介して前記摩擦材を
任意前記セクタシャフトの外周面に圧接させることでフ
ラッタ現象を抑制するようにしたものが提案されている
。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで以上のステア
リング装置では、前記のごとく前記ステアリングシャフ
トやステアリングギヤハウジングに、前記ラバーカップ
リングや作動機構等を組込むためのスペースを確保する
必要があって、ステアリング装置がそれだけ大型となる
し、また構造も複雑で製造コストが高くなると云う不具
合がある。
リング装置では、前記のごとく前記ステアリングシャフ
トやステアリングギヤハウジングに、前記ラバーカップ
リングや作動機構等を組込むためのスペースを確保する
必要があって、ステアリング装置がそれだけ大型となる
し、また構造も複雑で製造コストが高くなると云う不具
合がある。
【0005】本発明は以上の実情に鑑みて開発したもの
であって、目的とするところは、車輪からステアリング
ホイールに至る振動伝達部材と該伝達部材を支持する静
止側部材との間のデッドスペースを利用して、ステアリ
ング装置の大型化及び複雑化を招くことなくフラッタ現
象を抑制することの出来るステアリング装置を提供する
にある。
であって、目的とするところは、車輪からステアリング
ホイールに至る振動伝達部材と該伝達部材を支持する静
止側部材との間のデッドスペースを利用して、ステアリ
ング装置の大型化及び複雑化を招くことなくフラッタ現
象を抑制することの出来るステアリング装置を提供する
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、ステ
アリングホイール10から車輪に至る経路において、前
記車輪からの振動をステアリングホイール10に伝達す
る振動伝達部材1と該伝達部材1を支持する静止側部材
4との間に摺動隙間Sを形成して、この摺動隙間Sに高
粘性オイル7を封入し、該オイル7の粘性により前記振
動伝達部材1の前記静止側部材4に対する振動を抑制す
るオイルダンパ5を形成していることを特徴とするもの
である。
アリングホイール10から車輪に至る経路において、前
記車輪からの振動をステアリングホイール10に伝達す
る振動伝達部材1と該伝達部材1を支持する静止側部材
4との間に摺動隙間Sを形成して、この摺動隙間Sに高
粘性オイル7を封入し、該オイル7の粘性により前記振
動伝達部材1の前記静止側部材4に対する振動を抑制す
るオイルダンパ5を形成していることを特徴とするもの
である。
【0007】
【作用】本発明によれば、車輪から前記振動伝達部材1
に入力するフラッタ振動を前記オイルダンパ5を構成す
るオイル7の粘性により抑制することが出来るのは勿論
のこと、該オイルダンパ5が前記振動伝達部材1と該伝
達部材1を支持する静止側部材4との間の隙間に設ける
ようにしているので、該ダンパ5を介装するためのスペ
ースを別途必要としないし、また前記オイルダンパ5は
振動伝達部材1と静止側部材4との間に形成する摺動隙
間Sに高粘性オイル7を封入するだけの簡単な構成であ
るので、製造コストも安価となる。
に入力するフラッタ振動を前記オイルダンパ5を構成す
るオイル7の粘性により抑制することが出来るのは勿論
のこと、該オイルダンパ5が前記振動伝達部材1と該伝
達部材1を支持する静止側部材4との間の隙間に設ける
ようにしているので、該ダンパ5を介装するためのスペ
ースを別途必要としないし、また前記オイルダンパ5は
振動伝達部材1と静止側部材4との間に形成する摺動隙
間Sに高粘性オイル7を封入するだけの簡単な構成であ
るので、製造コストも安価となる。
【0008】
【実施例】図に示すステアリング装置は、ラックアンド
ピニオン式のものであって、基本的には上端にステアリ
ングホイール10を組付けたメインシャフト1と、該メ
インシャフト1の下端部に第1ユニバーサルジョイント
11を介して連結した中間シャフト2と、該中間シャフ
ト2の下端部に第2ユニバーサルジョイント21を介し
て連結するラックアンドピニオン機構3とを備え、前記
メインシャフト2を車体静止部材に取付けたステアリン
グコラム4に回転自由に支持するようにしている。
ピニオン式のものであって、基本的には上端にステアリ
ングホイール10を組付けたメインシャフト1と、該メ
インシャフト1の下端部に第1ユニバーサルジョイント
11を介して連結した中間シャフト2と、該中間シャフ
ト2の下端部に第2ユニバーサルジョイント21を介し
て連結するラックアンドピニオン機構3とを備え、前記
メインシャフト2を車体静止部材に取付けたステアリン
グコラム4に回転自由に支持するようにしている。
【0009】また前記ラックアンドピニオン機構3は、
既知のごとく、筒状のラックハウジング31と、該ラッ
クハウジング31内に移動自由に内装したラックバー(
図示せず)と、前記ラックハウジング31に回転自由に
支持して前記ラックバーに形成したラックに噛合するピ
ニオン32とから成り、前記ピニオン32を前記中間シ
ャフト2に、前記第2ユニバーサルジョイント21を介
して連結すると共に、前記ラックバーの長さ方向端部に
タイロッド33を取付けて、該タイロッド33の遊端部
を車輪(図示せず)に連結するようにしている。
既知のごとく、筒状のラックハウジング31と、該ラッ
クハウジング31内に移動自由に内装したラックバー(
図示せず)と、前記ラックハウジング31に回転自由に
支持して前記ラックバーに形成したラックに噛合するピ
ニオン32とから成り、前記ピニオン32を前記中間シ
ャフト2に、前記第2ユニバーサルジョイント21を介
して連結すると共に、前記ラックバーの長さ方向端部に
タイロッド33を取付けて、該タイロッド33の遊端部
を車輪(図示せず)に連結するようにしている。
【0010】しかして以上の構成から成るステアリング
装置において、図に示す実施例では、前記メインシャフ
ト1の下端側外周面と、前記ステアリングコラム4の下
端部内周面との間の隙間にボールベアリングから成る軸
受40を介装する一方、前記メインシャフト1の上端側
外周面と前記ステアリングコラム4の上端部内周面との
間の隙間に次の構造から成るオイルダンパ5を介装し、
該オイルダンパ5により、前記メインシャフト1の上端
側を前記ステアリングコラム4に回転自由に支持する軸
受部材としての役割をも兼用させ、該オイルダンパ5及
び前記軸受40を介して前記メインシャフト1を前記ス
テアリングコラム4に回転自由に支持するようにしてい
る。
装置において、図に示す実施例では、前記メインシャフ
ト1の下端側外周面と、前記ステアリングコラム4の下
端部内周面との間の隙間にボールベアリングから成る軸
受40を介装する一方、前記メインシャフト1の上端側
外周面と前記ステアリングコラム4の上端部内周面との
間の隙間に次の構造から成るオイルダンパ5を介装し、
該オイルダンパ5により、前記メインシャフト1の上端
側を前記ステアリングコラム4に回転自由に支持する軸
受部材としての役割をも兼用させ、該オイルダンパ5及
び前記軸受40を介して前記メインシャフト1を前記ス
テアリングコラム4に回転自由に支持するようにしてい
る。
【0011】即ち前記オイルダンパ5は、前記ステアリ
ングコラム4の上端部内周面に嵌合固定するアウタ筒6
aと、該アウタ筒6a内に遊挿されて前記メインシャフ
ト1の上端部外周面に嵌合固定するインナ筒6bと、前
記アウタ筒6aの内周面と前記インナ筒6bの外周面と
の間に形成される摺動隙間S内に封入される例えばシリ
コンオイル等の高粘性オイル7と、前記摺動隙間Sの両
端をシールする一対のOリング8とから成り、前記イン
ナ筒6bの前記アウタ筒6aに対する周方向の振動、換
言すれば前記メインシャフト1の前記ステアリングコラ
ム4に対する周方向の振動を前記オイル7の粘性により
抑制するようにしている。
ングコラム4の上端部内周面に嵌合固定するアウタ筒6
aと、該アウタ筒6a内に遊挿されて前記メインシャフ
ト1の上端部外周面に嵌合固定するインナ筒6bと、前
記アウタ筒6aの内周面と前記インナ筒6bの外周面と
の間に形成される摺動隙間S内に封入される例えばシリ
コンオイル等の高粘性オイル7と、前記摺動隙間Sの両
端をシールする一対のOリング8とから成り、前記イン
ナ筒6bの前記アウタ筒6aに対する周方向の振動、換
言すれば前記メインシャフト1の前記ステアリングコラ
ム4に対する周方向の振動を前記オイル7の粘性により
抑制するようにしている。
【0012】尚、前記Oリング8は前記アウタ筒6aの
両端部内周面に形成した環状溝61に嵌着している。
両端部内周面に形成した環状溝61に嵌着している。
【0013】以上のオイルダンパ5は、図4で示すよう
に、前記摺動隙間Sに封入した高粘性オイル7の特性に
より、前記アウタ筒6aに対する前記インナ筒6bの周
方向の移動速度が早くなるに従って前記アウタ筒6aに
対する前記インナ筒6bの移動抵抗が比例的に増大する
のであって、斯くして通常のステアリングの操舵時のよ
うに、前記メインシャフト1の周方向の移動速度が比較
的遅い領域(図4において矢印Xで示す領域)では、前
記ステアリングホイール10の操舵に障害を与えること
のない程度の移動抵抗しか発生せず、従って通常のステ
アリングの操舵時には、前記ステアリングホイール10
をスムーズに回転操作することが出来る。
に、前記摺動隙間Sに封入した高粘性オイル7の特性に
より、前記アウタ筒6aに対する前記インナ筒6bの周
方向の移動速度が早くなるに従って前記アウタ筒6aに
対する前記インナ筒6bの移動抵抗が比例的に増大する
のであって、斯くして通常のステアリングの操舵時のよ
うに、前記メインシャフト1の周方向の移動速度が比較
的遅い領域(図4において矢印Xで示す領域)では、前
記ステアリングホイール10の操舵に障害を与えること
のない程度の移動抵抗しか発生せず、従って通常のステ
アリングの操舵時には、前記ステアリングホイール10
をスムーズに回転操作することが出来る。
【0014】一方、前記メインシャフト1に入力する周
方向の移動速度が速いフラッタ振動の速度領域(図4に
おいて矢印Yで示す領域)では、前記アウタ筒6aに対
する前記インナ筒6bの周方向の振動、換言すれば、前
記ステアリングコラム4に対する前記メインシャフト1
の周方向振動を抑制出来る大きさの移動抵抗が発生し、
従って車両の高速走行に伴い、車輪から前記ラックアン
ドピニオン機構3を介して前記メインシャフト1に入力
するフラッタ振動は、前記オイルダンパ5を構成するオ
イル7の粘性により確実に抑制されるので、ステアリン
グホイール10に前記フラッタ振動が伝わることはなく
、運転者は快適なドライビングが行えるのである。
方向の移動速度が速いフラッタ振動の速度領域(図4に
おいて矢印Yで示す領域)では、前記アウタ筒6aに対
する前記インナ筒6bの周方向の振動、換言すれば、前
記ステアリングコラム4に対する前記メインシャフト1
の周方向振動を抑制出来る大きさの移動抵抗が発生し、
従って車両の高速走行に伴い、車輪から前記ラックアン
ドピニオン機構3を介して前記メインシャフト1に入力
するフラッタ振動は、前記オイルダンパ5を構成するオ
イル7の粘性により確実に抑制されるので、ステアリン
グホイール10に前記フラッタ振動が伝わることはなく
、運転者は快適なドライビングが行えるのである。
【0015】しかして以上の実施例では、前記オイルダ
ンパ5を構成するアウタ筒6a及びインナ筒6bの長さ
、前記摺動隙間Sの間隔、更には前記オイル7の粘性を
変更することで、振動吸収特性を調節することが出来る
。
ンパ5を構成するアウタ筒6a及びインナ筒6bの長さ
、前記摺動隙間Sの間隔、更には前記オイル7の粘性を
変更することで、振動吸収特性を調節することが出来る
。
【0016】以上の実施例では、前記オイルダンパ5を
、前記ステアリングコラム4の上端部内周面と前記メイ
ンシャフト1の上端部外周面との間の隙間に介装するよ
うにしたが、これに限定されるものではなく、例えば前
記ステアリングコラム4の下端部内周面と前記メインシ
ャフト1の下端部外周面との間の隙間に介装するように
してもよいし、あるいは前記ラックアンドピニオン機構
3を構成するラックハウジング31の内周面と該ラック
ハウジング31に内装するラックバーの外周面との間の
隙間に介装するようにしてもよいし、あるいは前記ピニ
オン32の外周面とラックハウジング31の内周面との
間の隙間に介装するようにしてもよい。
、前記ステアリングコラム4の上端部内周面と前記メイ
ンシャフト1の上端部外周面との間の隙間に介装するよ
うにしたが、これに限定されるものではなく、例えば前
記ステアリングコラム4の下端部内周面と前記メインシ
ャフト1の下端部外周面との間の隙間に介装するように
してもよいし、あるいは前記ラックアンドピニオン機構
3を構成するラックハウジング31の内周面と該ラック
ハウジング31に内装するラックバーの外周面との間の
隙間に介装するようにしてもよいし、あるいは前記ピニ
オン32の外周面とラックハウジング31の内周面との
間の隙間に介装するようにしてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上のごとく本発明は、ステアリングホ
イール10から車輪に至る経路において、前記車輪から
の振動をステアリングホイール10に伝達する振動伝達
部材1と該伝達部材1を支持する静止側部材4との間に
摺動隙間Sを形成して、この摺動隙間Sに高粘性オイル
7を封入し、該オイル7の粘性により前記振動伝達部材
1の前記静止側部材4に対する振動を抑制するオイルダ
ンパ5を形成したことにより、車輪から前記振動伝達部
材1に入力するフラッタ振動を前記オイルダンパ5を構
成するオイル7の粘性により抑制することが出来るのは
勿論のこと、該オイルダンパ5が前記振動伝達部材1と
該伝達部材1を支持する静止側部材4との間の隙間に設
けるようにしているので、該ダンパ5を介装するための
スペースを別途必要とせず、それだけステアリング装置
を小型にすることが出来るし、また前記オイルダンパ7
は振動伝達部材1と静止側部材4との間に形成する摺動
隙間Sに高粘性オイル7を封入するだけの簡単な構成で
あるので、製造コストも安価となる。
イール10から車輪に至る経路において、前記車輪から
の振動をステアリングホイール10に伝達する振動伝達
部材1と該伝達部材1を支持する静止側部材4との間に
摺動隙間Sを形成して、この摺動隙間Sに高粘性オイル
7を封入し、該オイル7の粘性により前記振動伝達部材
1の前記静止側部材4に対する振動を抑制するオイルダ
ンパ5を形成したことにより、車輪から前記振動伝達部
材1に入力するフラッタ振動を前記オイルダンパ5を構
成するオイル7の粘性により抑制することが出来るのは
勿論のこと、該オイルダンパ5が前記振動伝達部材1と
該伝達部材1を支持する静止側部材4との間の隙間に設
けるようにしているので、該ダンパ5を介装するための
スペースを別途必要とせず、それだけステアリング装置
を小型にすることが出来るし、また前記オイルダンパ7
は振動伝達部材1と静止側部材4との間に形成する摺動
隙間Sに高粘性オイル7を封入するだけの簡単な構成で
あるので、製造コストも安価となる。
【図1】本発明にかかるステアリング装置の一実施例を
示す一部切欠側面図。
示す一部切欠側面図。
【図2】本発明にかかるステアリング装置の一実施例を
示す要部の断面図。
示す要部の断面図。
【図3】本発明を適用するステアリング装置の概略斜視
図。
図。
【図4】オイルダンパの特性を示す説明図。
1 メインシャフト(振動伝達部材)10
ステアリングホイール 4 ステアリングコラム(静止側部材)5
オイルダンパ 7 高粘性オイル S 摺動隙間
ステアリングホイール 4 ステアリングコラム(静止側部材)5
オイルダンパ 7 高粘性オイル S 摺動隙間
Claims (1)
- 【請求項1】 ステアリングホイール10から車輪に
至る経路において、前記車輪からの振動をステアリング
ホイール10に伝達する振動伝達部材1と該伝達部材1
を支持する静止側部材4との間に摺動隙間Sを形成して
、この摺動隙間Sに高粘性オイル7を封入し、該オイル
7の粘性により前記振動伝達部材1の前記静止側部材4
に対する振動を抑制するオイルダンパ5を形成している
ことを特徴とするステアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12739391A JPH04353073A (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | ステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12739391A JPH04353073A (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | ステアリング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04353073A true JPH04353073A (ja) | 1992-12-08 |
Family
ID=14958885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12739391A Pending JPH04353073A (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | ステアリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04353073A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010163121A (ja) * | 2009-01-19 | 2010-07-29 | Nsk Ltd | 電動式パワーステアリング装置 |
-
1991
- 1991-05-30 JP JP12739391A patent/JPH04353073A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010163121A (ja) * | 2009-01-19 | 2010-07-29 | Nsk Ltd | 電動式パワーステアリング装置 |
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