JPH04353043A - エンブレムの取付方法 - Google Patents

エンブレムの取付方法

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Publication number
JPH04353043A
JPH04353043A JP12724991A JP12724991A JPH04353043A JP H04353043 A JPH04353043 A JP H04353043A JP 12724991 A JP12724991 A JP 12724991A JP 12724991 A JP12724991 A JP 12724991A JP H04353043 A JPH04353043 A JP H04353043A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emblem
lens
synthetic resin
decorative body
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12724991A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokuji Kobayashi
篤司 小林
Kiyoshi Inoue
清 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ichikoh Industries Ltd filed Critical Ichikoh Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合成樹脂製の装飾体、
例えば自動車の後部に装着されるリヤーフィニッシャの
合成樹脂製レンズの面に、文字や図形若しくは記号又は
これらの結合からなるエンブレムであって、表面処理例
えば鍍金を施した合成樹脂製のエンブレムを取り付ける
方法に係り、特に合成樹脂製の装飾体の取付面に表面処
理を施した合成樹脂製エンブレムを簡単にかつ確実に取
り付けることができ、さらにエンブレムが剥がされる虞
がなく、しかも高精度の位置決めが可能なエンブレムの
取付方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は自動車の後部にリヤーフィニッ
シャ1を装着した状態を示す斜視図である。図11はリ
ヤーフィニッシャ1の斜視図である。図12は図11に
おけるXII−XII線断面である。図において、1は
装飾体としてのリヤーフィニッシャである。10は前記
リヤーフィニッシャ1のハウジングであって、取付ボル
ト11によって車体に装着されている。上記ハウジング
10の開口部を覆って合成樹脂製のレンズ12が、熱軟
化性の接着剤ホットメルト13などにより固着されてい
る。そして、前記のレンズ12の前面の取付面に文字な
どの図形に成形され、かつ表面処理、例えばクロムなど
の金属鍍金15を施した合成樹脂製のエンブレム14が
固着されている。以下、従来のエンブレムの取付方法に
ついて図13および図14を参照して説明する。図13
は図12のXIII部の拡大詳細図である。図14はエ
ンブレムの周囲に凹部が形成される例の従来のエンブレ
ム取付方法を示した拡大詳細図である。図13に示す従
来のエンブレムの取付方法は、表面に鍍金15を施した
合成樹脂製のエンブレム14の裏面を、前記リヤーフィ
ニッシャ1の合成樹脂製のレンズ12の前面の平な取付
面に、両面接着テープ16により接着して取り付けるも
のである。この方法でエンブレム14をレンズ12に取
り付けると、そのエンブレム14の底面と前記レンズ1
2の平な前面との間にクリアランス19が形成される。 図14に示す従来のエンブレムの取付方法は、レンズ1
2の前面のうち、エンブレム14を取り付ける箇所に、
大きさがエンブレム14より1回り大きくかつ底が浅い
凹部17を設ける。このレンズ12の凹部17の底部に
、表面に鍍金15を施した合成樹脂製のエンブレム14
の裏面を、両面接着テープ16により接着して取り付け
るものである。この方法でエンブレム14をレンズ12
に取り付けると、そのエンブレム14の側面と前記レン
ズ12の凹部17の側面との間にクリアランス18が形
成される。なお、図15は上述の従来のエンブレムの取
付方法において、例えばCの文字のエンブレム14の裏
面に両面接着テープ16の一方の接着面を接着した状態
の背面図である。上述の従来の方法は、エンブレム14
の表面に鍍金15を施してあり、この鍍金15により、
合成樹脂製のエンブレム14と同じく合成樹脂製のレン
ズ12とを超音波溶着などで溶着することができない場
合において、その表面に鍍金15を施した合成樹脂製の
エンブレム14を同じく合成樹脂製のレンズ12に固着
する際に使われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の図1
3および図14にそれぞれ示した従来のエンブレム取付
方法は、両面接着テープ16を用いた接着構造であるた
め、その取付状態に関する信頼性や耐久性が充分でない
。しかも、両面接着テープ16の接着力を上げるために
、エンブレム14の裏面とレンズ12の接着面とを綺麗
な状態にする必要があり接着作業が面倒である。図13
における従来の取付方法では、エンブレム14とレンズ
12との間に、両面接着テープ16の厚さ寸法(一般に
0.4〜0.8mm)のクリアランス19が出来るので
、この間に障害物や爪先などが引っ懸って剥がされるお
それも有る。また、図14における従来の方法では、浅
い溝状の凹部17の側壁とエンブレム14の側壁との間
にクリアランス18が有り、一方エンブレム14とレン
ズ12の凹部17とにはエンブレム14の取付位置を決
める手段が何等設けられていないので、位置決め精度が
良くないなどの問題がある。
【0004】本発明は、合成樹脂製の装飾体の取付面に
、鍍金などの表面処理を施した合成樹脂製エンブレムを
、簡単にかつ確実に取り付けることができ、さらにエン
ブレムが剥がされる虞がなく、しかも高精度の位置決め
が可能なエンブレムの取付方法を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するための手段として、装飾体の取付面のうち、エ
ンブレムを取り付ける箇所に凸部を設け、一方エンブレ
ムの装飾体の取付面と対向する面に凹部を設け、そのエ
ンブレムに表面処理を、エンブレムの凹部の底部付近に
は表面処理が施されない程度に施し、前記エンブレムの
凹部を前記装飾体の凸部に嵌合し、そのエンブレムの凹
部のうち、表面処理が施されていない凹部の底部付近と
前記装飾体の凸部とを溶着してエンブレムを前記装飾体
に取り付けるようにしたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明は、上記の構成により、エンブレムの凹
部の底部付近には表面処理が施されずに合成樹脂の部分
が露出するので、この部分と合成樹脂製の装着体の凸部
とを溶着することができる。この結果、エンブレムを装
着体に簡単にかつ確実に取り付けることができる。また
、エンブレムの取付面と装飾体の取付面とは密着して溶
着されるので、エンブレムと装飾体との間にクリアラン
スが形成されて、そこに物が引っ掛かってエンブレムが
剥がされたりするような虞はない。さらに、エンブレム
の凹部と装飾体の凸部とが、エンブレムを装飾体に取り
付けるための位置決め手段となるので、高精度の位置決
めが可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明のエンブレムの取付方法の一実
施例を図1乃至図9を参照して説明する。図において、
2は本発明の取付方法に使用するエンブレムである。こ
のエンブレム2は、文字や図形若しくは記号又はこれら
の結合からなるもので、この例ではCの文字からなり、
合成樹脂により成形されている。図において、3は装飾
体で、この例では自動車の後部に装着されるリヤーフィ
ニッシャの合成樹脂製のレンズで、この例のレンズ3は
取付面が平面である。
【0008】以下、本発明のエンブレムの取付方法の一
具体例を説明する。まず、エンブレム2のレンズ3への
取付面と対向する面(背面)に台円錐形の凹部20を、
1個のエンブレム2に対して適宜数個設ける(図1およ
び図2を参照)。次に、上述のエンブレム2に表面処理
、例えばクロムなどの金属鍍金21を施す(図3を参照
)。このとき、鍍金21は、エンブレム2の凹部20の
側壁の開口部寄りの部分の表面までしか行届かず、凹部
20の底部22および底部寄りの側壁の表面までは廻り
切れずに施されていない。従って、エンブレム2の凹部
20の底部22には合成樹脂がそのまま露出した状態に
ある。上述の鍍金21の凹部20の側壁に行届く距離は
、凹部20の開口の距離のほぼ3分の1である。一方、
レンズ3のエンブレム2の取付面に台円錐形の凸部30
を一体に突設する(図4参照)。このとき、図5に示す
ように、エンブレム2の凹部20の底部の径D2の大き
さと、レンズ3の凸部30の先端部の溶着代31のレン
ズ3本体側の径D3の大きさとを、ほぼ同一にする。そ
れから、レンズ3の凸部30にエンブレム2の凹部20
を嵌合して、レンズ3にエンブレム2をセットする(図
5を参照)。そして、上述のエンブレム2およびレンズ
3を超音波溶着装置の受治具40とホーン(振動体)4
1との間に挟み付け、超音波溶着装置を作動させる。す
ると、エンブレム2に鍍金21を施していても、そのエ
ンブレム2の凹部20の底部22の合成樹脂が露出して
いる部分に、同じく合成樹脂のレンズ3の凸部30先端
部の溶着代31が、超音波振動で溶着し、エンブレム2
がレンズ3に取り付けられる(図6を参照)。なお、図
において、23は溶着部分を示す。このように、本発明
の取付方法は、エンブレム2とレンズ3とを超音波溶着
で溶着して、エンブレム2をレンズ3に取り付けるもの
であるから、両面接着テープでエンブレムとレンズとを
固着する従来の取付方法と比較して、エンブレム2をレ
ンズ3に簡単にかつ確実に取り付けることができる。し
かも、上述の本発明の取付方法によりエンブレム2をレ
ンズ3に取り付けると、図7に示すように、エンブレム
2の取付面とレンズ3の取付面とは密着して溶着される
ので、そのエンブレム2とレンズ3との間にクリアラン
スが形成されて、そこに物が引っ掛かってエンブレム2
が剥がされたりするような虞はない。
【0009】図8および図9においては、レンズ3の凸
部30の周囲に、大きさがエンブレム2の取付面より1
回り大きくかつ底が浅い凹部32を、設けた例を示すも
のである。この例において、エンブレム2の凹部20の
底部22はエンブレム2の取付面の中心に位置するよう
に設け、かつレンズ3の凸部30の先端はレンズ3の凹
部32の中心に位置するように設ける。この例において
は、エンブレム2の凹部20およびレンズ3の凸部30
など、エンブレム2をレンズ3に取り付けるための位置
決め手段が設けられているので、本発明の取り付け方法
により、エンブレム2をレンズ3に取り付けた際には、
図9に示すように、エンブレム2の側壁と、レンズ3の
凹部32の側壁との間のクリアランス33が、偏らずに
ほぼ均一に形成される。従って、高精度の位置決めが可
能となる。
【0010】なお、上述の実施例において、溶着代をレ
ンズ3の凸部30の先端部に設けたが、エンブレム2の
凹部20の底部に設けても良いし、また双方に設けても
良い。また、装飾体としては、上述の自動車の後部に装
着されるリヤーフィニッシャの合成樹脂製レンズ以外に
、その他の合成樹脂製の装飾体であっても良い。なお、
上述の実施例における図面は、概略図を示すものである
から、図示の寸法と実際の寸法とは当然に異なる。
【0011】
【発明の効果】以上のように、本発明のエンブレムの取
り付け方法は、エンブレムの凹部の底部付近には表面処
理が施されずに合成樹脂の部分が露出するので、この部
分と合成樹脂製の装着体の凸部とを溶着することができ
る。この結果、エンブレムを装着体に簡単にかつ確実に
取り付けることができる。また、エンブレムの取付面と
装飾体の取付面とは密着して溶着されるので、エンブレ
ムと装飾体との間にクリアランスが形成されて、そこに
物が引っ掛かってエンブレムが剥がされたりするような
虞はない。さらに、エンブレムの凹部と装飾体の凸部と
が、エンブレムを装飾体に取り付けるための位置決め手
段となるので、高精度の位置決めが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエンブレムの取付方法を示した一実施
例を示し、エンブレムの背面図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】図2のエンブレムに鍍金を施した状態の断面図
である。
【図4】同じく本発明のエンブレムの取付方法を示した
一実施例を示し、レンズの断面図である。
【図5】図3のエンブレムを図4のレンズに嵌合した状
態の断面図である。
【図6】図5におけるエンブレムをレンズに超音波溶着
している状態の断面図である。
【図7】図6の超音波溶着を経て本発明の取付方法によ
りエンブレムをレンズに取り付けた状態の断面図である
【図8】レンズに凹部を設けた例を示し、エンブレムを
レンズに嵌合した状態の断面図である。
【図9】図8に示すものを超音波溶着を経て本発明の取
付方法によりエンブレムをレンズに取り付けた状態の断
面図である。
【図10】自動車の後部にリヤーフィニッシャを装着し
た状態を示す斜視図である。
【図11】図10におけるリヤーフィニッシャの斜視図
である。
【図12】図11におけるXII−XII線断面である
【図13】従来のエンブレムの取付方法を示した図12
におけるXIII部拡大断面図である。
【図14】従来のエンブレムの取付方法の変形例を示し
た断面図である。
【図15】Cの文字のエンブレムの裏面に両面接着テー
プの一方の接着面を接着した状態の背面図である。
【符号の説明】
1    リヤーフィニッシャ 2    エンブレム 20  凹部 21  鍍金 22  鍍金が施されず樹脂が露出している底部23 
 溶着部分 3    レンズ 30  凸部 31  溶着代 32  凹部 33  クリアランス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  合成樹脂製の装飾体の取付面に、表面
    処理を施した合成樹脂製のエンブレムを取り付ける方法
    において、前記装飾体の取付面のうち、前記エンブレム
    を取り付ける箇所に凸部を設ける工程と、一方、前記エ
    ンブレムの前記装飾体の取付面と対向する面に凹部を設
    け、かつそのエンブレムに表面処理を、エンブレムの凹
    部の底部付近には表面処理が施されない程度に施す工程
    と、前記前記エンブレムの凹部を前記装飾体の凸部に嵌
    合し、そのエンブレムの凹部のうち、表面処理が施され
    ていない凹部の底部付近と前記装飾体の凸部とを溶着し
    てエンブレムを前記装飾体に取り付ける工程と、を備え
    たことを特徴とするエンブレムの取付方法。
JP12724991A 1991-05-30 1991-05-30 エンブレムの取付方法 Pending JPH04353043A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009120122A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Toyoda Gosei Co Ltd エンブレム及びその取付構造
CN102416912A (zh) * 2010-09-28 2012-04-18 通用汽车环球科技运作有限责任公司 徽标组件及其形成方法
JP2014227091A (ja) * 2013-05-23 2014-12-08 有限会社テル 内装部材

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009120122A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Toyoda Gosei Co Ltd エンブレム及びその取付構造
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