JPH0435303Y2 - - Google Patents

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JPH0435303Y2
JPH0435303Y2 JP1983198194U JP19819483U JPH0435303Y2 JP H0435303 Y2 JPH0435303 Y2 JP H0435303Y2 JP 1983198194 U JP1983198194 U JP 1983198194U JP 19819483 U JP19819483 U JP 19819483U JP H0435303 Y2 JPH0435303 Y2 JP H0435303Y2
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transfer device
chain
shaft
sprocket
sprockets
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JP1983198194U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、例えば蛍光灯製造工程中に設けるの
に適した同期中継移送装置に関し、更に詳細に
は、例えば排気工程でバルブを連続移送する移送
装置及び次の工程でバルブを間欠移送する移送装
置のように移送モードの異なる二つの移送装置の
間に設けて、それらの移送装置は同期して両移送
装置間でバルブを中継移送する場合等に使用する
のに適した同期中継移送装置用のバツフア装置に
関する。
(ロ) 従来技術 例えば蛍光灯を製造する場合、全加工工程中被
加工物品である管球すなわちバルブを比較的速い
速度で連続移送させるのが製造のスピードアツプ
化には好ましい。しかしながら加工作業の中には
その性質上バルブを連続移動させながら行なうの
が困難な場合或はそのようにすると加工装置が複
雑化し好ましくない場合がある。したがつてこの
ような場合にはバルブを間欠移送装置に移し変え
る必要がある。
ところで、従来、蛍光灯の製造工程においてバ
ルブを連続移送装置から間欠移送装置に移し変え
る方法として第1図に示される方法を採つてい
た。この方法は連続移送装置aと間欠移送装置b
との間の下方にバルブを連続移送できる中継移送
装置cを設け、連続移送装置からのバルブmを中
継移送装置の連続移動するベルト又はチエーンd
の上に移し変えてそのベルトで間欠移送装置bの
下部まで送り、そこで押上げ機構eにより間欠移
送装置のチヤツク等に受け渡していた。
しかしながらこのような方法では連続移送が低
速で移送しているときはよいが高速になるにした
がつてトラブルが増大し、生産量の低下、製品の
コストアツプにつながる原因になつていた。
(ハ) 考案の目的 本考案はかかる従来の中継移送装置の問題に鑑
みなされたものであつて、その目的とするとこと
は、上流側及び下流側両方の移送装置の送り速度
に同期してそれらの間で高速でも確実に物品の中
継移送ができるような同期中継移送装置用のバツ
フア装置を得ることである。
(ニ) 考案の構成 本考案は、物品を連続的に移送する連続移送装
置に隣接して設けられ前記連続移送装置に同期し
て連続回転する第1の駆動スプロケツトと、物品
を間欠的に移送する間欠移送装置に隣接して設け
られ前記間欠移送装置に同期して間欠回転する第
2の駆動スプロケツトと、前記両駆動スプロケツ
トに掛けられかつ物品保持チヤツクが取り付けら
れたチエーンとを有し、前記連続移送装置と間欠
移送装置との間に設けられ物品を中継移送する同
期中継移送装置用のバツフア装置において、互い
に独立して軸方向に移動可能な一対の軸と、前記
軸の一端において一方の軸に固定されかつ他方の
軸に対して滑動可能になつている支持ブロツク及
び軸の他端において前記他方の軸に固定されかつ
前記一方の軸に対して滑動可能になつている支持
ブロツクと、前記両支持ブロツクにそれぞれ回転
可能に取り付けられたスプロケツトと、前記スプ
ロケツトをチエーンの介装側に付勢するばねとを
備え、前記スプロケツトには前記チエーンが掛け
られていて、前記第1及び第2の駆動スプロケツ
トによるチエーンの送り速度差により生じる前記
チエーンのたわみを、前記両支持ブロツクのスプ
ロケツトの上下動により吸収させるように構成さ
れている。
(ホ) 実施例 以下図面を参照して本考案の一実施例を蛍光灯
用バルブの移送について説明する。
第2図において本実施例の同期中継装置1の概
略構成図が示されている、この装置は1台でバル
ブの一端部を把持して中継送りするものであり、
したがつて二台一組となつてバルブの各端を把持
して移送する。同図において100はバルブ内の
ガスの排気を行なう排気装置用のターンテーブル
であつて、一定の速度で連続回転され、外周には
所定の間隔で公知の構造のバルブホルダ(図示せ
ず)が取り付けられている。200は排気工程の
次の工程を行なうキヤツピング装置用のコンベア
で、多数のバルブホルダ(図示せず)が所定の間
隔で取り付けられ、そのバルブホルダは所定のピ
ツチずつ間欠送りされるようになつている。
同期中継移送装置1は、ターンテーブル100
に隣接して軸心をターンテーブル100の軸心と
平行にして配設された第1の駆動スプロケツト2
と、コンベア200に隣接して設けられた第2の
駆動スプロケツト3と、3個の定位置アイドルス
プロケツト4,5及び6と、二つのテンシヨンス
プロケツト71及び72を有するバツフア装置7
と、それらのスプロケツトに掛けられたチエーン
8とを有している。
第1の駆動スプロケツト2は、第4図に示され
るように、軸方向に所定の間隔を置いて駆動軸1
2に固定された二個一組になつていて、その駆動
軸12はチエーン8の送り速度がターンテーブル
のバルブホルダの周速と同じになるように公知の
連続駆動機構により矢印Aの方向に連続回転され
る。一方第2の駆動スプロケツト3は公知の間欠
駆動機構によりコンベア200の間欠送りに同期
して矢印Bの方向に間欠回転される。
なお第2の駆動スプロケツト3も、アイドルス
プロケツト4,5及び6もそしてテンシヨンスプ
ロケツト71及び72も第1の駆動スプロケツト
と同様に二個一組となつており、またチエーン8
もピン81で互いに連続されたダブル構造になつ
ている(第4図)。
なお9,9aはチエーンガイドであり、10は
バルブ排出シユートである。
バツフア装置7は固定の軸受部材70に互いに
平行にかつ軸方向に独立して移動可能な一対の軸
73,74と、軸73の一端(図で下端)に固定
されかつ他の軸74に関してはスライド可能な支
持ブロツク75と、軸74の他端(図で上端)に
固定されかつ他の軸73に関してはスライド可能
な支持ブロツク76と、軸受部材70と支持ブロ
ツク76との間に張架されて支持ブロツク76を
下方に弾圧するばね77と、軸受部材70と軸7
3との間に張架されて支持ブロツク75を下方に
弾圧するばね78とを有している。そしてテンシ
ヨンスプロケツト71は支持ブロツク75に回転
自在に支持されかつテンシヨンスプロケツト72
は支持ブロツク76に回転自在に支持されてい
る。したがつてチエーンにはテンシヨンスプロケ
ツト71,72の作用により常時一定のテンシヨ
ンが加えられるようになつている。
チエーン8には所定の間隔で物品保持チヤツク
すなわちバルブチヤツク82は取り付けられてい
る。物品保持チヤツクは一対の可動爪83,84
を有していて、一方の可動爪例えば84をチエー
ンのピン81に支持されたアーム85を動かすこ
とによつて回転されるようになつている。
上記構成の装置において、チエーン8は第1の
駆動スプロケツト2により矢印A方向に連続移動
され、その間にバルブチヤツク82によりターン
テーブルに保持されているバルブbを把持する。
そしてチエーン8は第1の駆動スプロケツトの近
くでは連続的に送られテンシヨンスプロケツト7
1を通つてコンベア200側に送られる。一方コ
ンベア200側に送られたチエーン8は第2の駆
動スプロケツト3の間欠送りによる所定のピツチ
ずつ矢印C方向に間欠移送される。したがつてコ
ンベア200の近くではチエーン8はコンベアの
間欠送り速さと同じ速さで間欠送りされ、間欠停
止している間にバルブチヤツク82からコンベア
200上のバルブホルダ(図示せず)上に装置2
01によつて移し変えられる。第2の駆動スプロ
ケツト3から送り出されたチエーン8はアイドル
スプロケツト5、テンシヨンスプロケツト72及
びアイドルスプロケツト4を通つて第1の駆動ス
プロケツト2側に戻される。
バツフア装置の二つのテンシヨンスプロケツト
を境に第1の駆動スプロケツト側ではチエーンは
連続的に送られ第2の駆動スプロケツト側では間
欠的に送られる。そしてチエーンの行き側では第
1の駆動スプロケツト2の連続送りと第2の駆動
スプロケツト3との間に生じる送り速度差による
チエーンのたるみ又は縮みはテンシヨンスプロケ
ツト71の上下動によりチエーンに常時一定の張
力を与えたままで吸収される。チエーンの戻り側
では第2の駆動スプロケツト3と第1の駆動スプ
ロケツト2との間に生じる送り速度差によるチエ
ーンのたるみ又は縮みはテンシヨンスプロケツト
72の上下動によりチエーンに常時一定の張力を
与えたままで吸収される。
すなわち第2の駆動スプロケツト3が間欠停止
している間はテンシヨンスプロケツト72は上昇
しかつテンシヨンスプロケツト71は降下する
が、駆動スプロケツト3が間欠回転するとその回
転時の送り速さが第1の駆動スプロケツトの送り
速さよりも速いので今度はテンシヨンスプロケツ
ト72が降下しテンシヨンスプロケツト71が上
昇するのである。
又キヤツピング等の次工程にバルブを送る必要
がない時は移送装置201を働かさなければ自動
的にバルブ排出シユート10に排出され上工程に
支障を起さない。
(ヘ) 効果 本考案の装置では次のような効果を奏すること
ができる。
物品の連続搬送工程から間欠搬送工程への移
送を高速でも確実に行なえるようになつたので
その物品の生産性が向上する。
下流の工程を一時停止する必要があるとき上
工程を止めないですむ。
キヤツピングではバルブのリード線の方向が
一定していることが歩留り向上に影響するが、
排気からキヤツピングに移しかえる迄チヤツク
で位置決めしているので歩留りを向上させるこ
とができる。
連続側から間欠側へ及び間欠側から連続側へ
の双方の間に生ずるチエーンのたわみを、それ
ぞれ両支持ブロツクのスプロケツトの上下動に
よりコンパクトな一つの装置で吸収させること
ができる。
なお上記実施例ではバルブの流れ方向の上流側
に連続移送装置を配置し下流側に間欠移送装置を
配置したが、チエーンの送り方向を逆にするだけ
でそれらの配置を逆にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は蛍光灯用バルブの製造工程中に設けら
れていた従来の中継移送装置の概略説明図、第2
図は本考案による同期中継移送装置の概略構成
図、第3図は第2図の線−に沿つた拡大断面
図、第4図はバツフア装置の拡大図である。 1……同期中継移送装置、2,3……駆動スプ
ロケツト、7……バツフア装置、8……チエー
ン、82……物品保持チヤツク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 物品を連続的に移送する連続移送装置に隣接し
    て設けられ前記連続移送装置に同期して連続回転
    する第1の駆動スプロケツトと、物品を間欠的に
    移送する間欠移送装置に隣接して設けられ前記間
    欠移送装置に同期して間欠回転する第2の駆動ス
    プロケツトと、前記両駆動スプロケツトに掛けら
    れかつ物品保持チヤツクが取り付けられたチエー
    ンとを有し、前記連続移送装置と間欠移送装置と
    の間に設けられ物品を中継移送する同期中継移送
    装置用のバツフア装置において、 互いに独立して軸方向に移動可能な一対の軸
    と、前記軸の一端において一方の軸に固定されか
    つ他方の軸に対して滑動可能になつている支持ブ
    ロツク及び軸の他端において前記他方の軸に固定
    されかつ前記一方の軸に対して滑動可能になつて
    いる支持ブロツクと、前記両支持ブロツクにそれ
    ぞれ回転可能に取り付けられたスプロケツトと、
    前記スプロケツトをチエーンの介装側に付勢する
    ばねとを備え、前記スプロケツトには前記チエー
    ンが掛けられていて、前記第1及び第2の駆動ス
    プロケツトによるチエーンの送り速度差により生
    じる前記チエーンのたわみを、前記両支持ブロツ
    クのスプロケツトの上下動により吸収させるよう
    にした同期中継移送装置用のバツフア装置。
JP19819483U 1983-12-23 1983-12-23 同期中継移送装置用のバッファ装置 Granted JPS60107031U (ja)

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JPS60107031U JPS60107031U (ja) 1985-07-20
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JP2920711B2 (ja) * 1991-09-21 1999-07-19 株式会社村田製作所 搬送装置
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