JP3292554B2 - 瓶検査システム - Google Patents

瓶検査システム

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JP3292554B2
JP3292554B2 JP20093993A JP20093993A JP3292554B2 JP 3292554 B2 JP3292554 B2 JP 3292554B2 JP 20093993 A JP20093993 A JP 20093993A JP 20093993 A JP20093993 A JP 20093993A JP 3292554 B2 JP3292554 B2 JP 3292554B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ガラス瓶などの瓶を
検査するための瓶検査システムに関連し、殊にこの発明
は瓶製造ラインの途中に導入される瓶検査システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、瓶製造ラインには瓶検査システム
が導入され、瓶の各部の内外径、高さ方向寸法、傾斜面
の傾斜角、瓶各部の平面度および瓶外面のスジ・ビリの
有無などの各項目を検査している。
【0003】従来のこの種瓶検査システムは、周面の複
数箇所に凹部を備えたスターホイールと、このスターホ
イールを間欠回転させる送り機構と、前記スターホイー
ルの各凹部の停止位置(以下、「検査ステーション」と
いう)毎に配置された瓶検査機と、前記スターホイール
の各凹部へ瓶を送り込むスクリュー機構とで構成されて
いる(特開昭61−278740号)。
【0004】前記各検査ステーションには、瓶自転機構
が配備され、瓶を回転させた状態で各項目を検査する。
各瓶自転機構は、回転ローラを検査ステーションに位置
する瓶の周面へ押付けて、その摩擦力により瓶を自転さ
せるもので、各検査ステーション間には、瓶を次の検査
ステーションへガイドするガイド板が配備してある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の瓶検
査システムは、スターホイールを回転駆動するロータリ
ー型であるので、検査ステーションの設定数を増やそう
とすると、前記スターホイールを大径化せざるを得ず、
瓶検査システム全体が大形化するという問題がある。
【0006】また前記スターホイールを回転させると、
各凹部内の瓶に遠心力が作用して瓶を各凹部内に保持で
きなくなるため、スターホイールの回転速度を高速化で
きず、瓶検査システムの高速化には限界がある。
【0007】この発明が第1に目的とするところは、検
査ステーションの設置数を増加しても瓶検査システムの
全体を小形化できる瓶検査システムを提供する点にあ
る。この発明が第2に目的とするところは、瓶の検査を
高速化して検査の効率を向上できる瓶検査システムを提
供する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の瓶検査システ
ムは、検査対象である複数本の瓶を連続的に搬送する瓶
搬送路と、この瓶搬送路の途中に設けられる瓶検査部
と、瓶搬送路と瓶検査部との間に介在し瓶搬送路より瓶
検査部へ検査対象である瓶を次々に搬入させる瓶搬入機
構と、瓶搬送路と瓶検査部との間に介在し瓶検査部より
瓶搬送路へ検査済の瓶を次々に搬出させる瓶搬出機構と
から成る。前記瓶検査部は、対向する円曲軌道間に平行
な直線軌道が形成された長円形状のレールと、このレー
ルに摺動自由に係合された複数個の瓶搬送体と、各瓶搬
送体に連繋され瓶搬送体を前記レール沿いに走行させる
駆動機構とを備え、前記レールを各直線軌道が瓶搬送路
と直交するよう配置している。
【0009】請求項2の発明では、前記駆動機構は、各
瓶搬送体をレール沿いに間欠走行させる間欠駆動機構
と、各瓶搬送体をレール沿いに連続走行させる連続駆動
機構とで構成されており、前記間欠駆動機構を前記レー
ルの一方の直線軌道上で各瓶搬送体と連繋させると共
に、前記連続駆動機構を前記レールの他方の直線軌道お
よび両円曲軌道上で各瓶搬送体と連繋させている。
【0010】
【作用】瓶搬送路により搬送される複数の瓶は瓶搬入機
構により瓶検査部の各瓶搬送体に順次搬入される。各瓶
搬送体は駆動機構により駆動されてレール沿いに走行
し、その走行途中において瓶の検査が行われる。検査が
完了した瓶は、瓶搬出機構により瓶検査部から瓶搬送路
へ次々に搬出される。前記レールの直線軌道が瓶搬送路
と直交する向きに配置されているので、直線軌道沿いに
多数の検査ステーションを設定でき、複数の瓶検査部を
設ける場合には、各瓶検査部を瓶搬送路沿いに並列に配
置でき、瓶検査システムの全体がコンパクトになる。
【0011】請求項2にかかる瓶検査システムでは、間
欠駆動機構がレールの一方の直線軌道上で各瓶搬送体を
間欠走行させ、連続駆動機構がレールの他方の直線軌道
および両円曲軌道上で各瓶搬送体を連続走行させる。瓶
搬送体の間欠走行をレールの直線軌道上で行うので、遠
心力の影響がなく、高速運動が可能であり、しかも他の
軌道上で各瓶搬送体を連続運転させるので、検査システ
ムの高速化が実現される。
【0012】
【実施例】図1は、瓶製造ラインに設けられた瓶検査シ
ステムの構成を示しており、製瓶機1の複数のセクショ
ンで同時に製作された複数の瓶2が搬送ベルト3を介し
てコンベア4へ整列状態で供給される。コンベア4は、
前記搬送ベルト3から箱詰め装置5まで所定の経路を辿
って多数の瓶2を搬送する瓶搬送路を構成する。
【0013】この瓶搬送路の途中には、プリセレクター
10、強度検査機11、第1,第2の各瓶検査部12,
13が順次設けられている。前記プリンタセレクター1
0は変形した瓶2を瓶搬送路から排除するためのもので
あり、また強度検査機11は瓶2の胴部の押圧強度を検
査するためのものである。第1の瓶検査部12では、ビ
リと呼ばれる小欠けおよび各部の寸法が検査される。第
2の瓶検査機構13では胴部の外面に付着した異物の有
無,底部の付着物や汚れなどが検査される。
【0014】両瓶検査部12,13は、前記強度検査機
11の下流側であってコンベア4の側方に順次配列され
ており、コンベア4から搬入された瓶2に上記した所定
の検査を行い、良品を前記コンベヤ4へ送り出す。各瓶
検査部12,13の構成は、装備される検査機を除いて
ほぼ同様であり、ここでは主として第1の瓶検査部12
の構造を説明する。
【0015】第1の瓶検査部12は、複数のキャリヤ4
0を摺動自由に支持するレール21と、前記コンベア4
からキャリヤ40へ瓶2を次々に搬入するインフィード
ホイール22と、キャリヤ40から瓶2を再びコンベア
4へ次々に搬出するアウトフィードホイール23とを備
えており、前記インフィードホイール22により瓶搬入
機構26が、前記アウトフィードホイール23により瓶
搬出機構27が、それぞれ構成される。
【0016】前記レール21は長円形状であって、対向
位置する一対の円曲軌道28a,28bと、円曲軌道2
8a,28b間を結ぶ平行な2本の直線軌道29a,2
9bとを一連に連結して形成されている。前記インフィ
ードホイール22の側の直線軌道29a沿いには複数箇
所に検査機を配置して検査ステーション31が、またア
ウトフィードホイール23の側の直線軌道29b沿いに
も複数箇所に検査機を配置して検査ステーション32
が、それぞれ設定されている。前記検査ステーション3
1の設置区間では、キャリヤ40を間欠走行させ、その
他の区間ではキャリヤ40を連続走行させる。第1,第
2の各瓶検査部12,13は、各直線軌道29a,29
bがコンベア4に対して直交するようレール21を配置
しており、各直線軌道29a,29b沿いにその長さに
応じた数の検査ステーション31,32を設定できる。
【0017】前記インフィードホイール22には、図2
に示すように、コンベア4の上流から搬送される瓶2を
1本ずつ把持する複数のホルダ33が放射状に設けられ
ており、各ホルダ33が矢印A方向に回転駆動されるこ
とにより瓶2が1本ずつ第1の瓶検査部12へ搬入され
る。インフィードホイール22の外周位置には、前記ホ
ルダ33が瓶2を把持する区間に対応させて円弧状をな
すガイド34が設けられており、このガイド34により
各ホルダ33に瓶2を保持させて第1の瓶検査部12へ
案内する。なお図2において、35はコンベア4上の瓶
2を整列させて決められたタイミングでインフィードホ
イール22へ供給するスクリュー装置である。
【0018】前記レール21には、複数のキャリヤ40
が摺動自由に係合されており、各キャリヤ40はレール
21沿いに矢印B方向へ走行する。レール21の前記直
線軌道29aとの対向位置には、各キャリヤ40上の瓶
2を自転させる瓶自転機構42が設けられている。この
瓶自転機構42は走行するベルト43を有し、このベル
ト43と瓶2との摩擦力で各キャリヤ40に支持された
瓶2が自転する。瓶2の自転により瓶2の全周が前記検
査ステーション31で検査される。
【0019】前記アウトフィードホイール23には、イ
ンフィードホイール22と同様、直線軌道29bの検査
ステーション32を通過した瓶2を把持する複数のホル
ダ44が放射状に設けられており、各ホルダ44が矢印
C方向へ回転することにより第1の瓶検査部12から検
査済の瓶2が搬出される。アウトフィードホイール23
の外周位置には、前記ホルダ44が瓶2を把持する区間
に対応させて円弧状をなすガイド45が設けられてお
り、このガイド45により各ホルダ44に瓶2を把持さ
せてコンベア4へ案内する。この場合、検査に合格した
瓶2はコンベア4上へ送り出されるが、検査で不合格と
なった瓶2はアウトフィードホイール23に隣接配置さ
れたテーブル(図示せず)へ導かれる。なお図2におい
て、46は第2の瓶検査部13における各キャリヤ40
に装備されたホルダ機構(後述する)を開放動作させる
ためのホルダ開閉カムであって、レール21の前記円曲
軌道28aの外周に沿って円弧状に配置されている。
【0020】前記キャリヤ40は、図4および図6に示
す如く、本体部52と、本体部52に回転自由に支持さ
れた4個のローラ50と、本体部52上に固定された瓶
載置台56とからなるもので、4個のローラ50を前記
レール21の両側面に形成された突条51,51に転動
自由に係合させてある。前記本体部52の外側面には、
上下2箇所に係合ボール53が突出させてある。各係合
ボール53は、図8に示す如く、本体部52に設けられ
た有底円筒状のスリーブ54内に配備されており、圧縮
コイルスプリング55のばね力により外向きに付勢され
て、両面歯付ベルト60に係合している。この両面歯付
ベルト60は、詳細は後述するが、各キャリヤ40を連
続走行させるためのものである。
【0021】前記本体部52の下端部には、図4および
図7に示すように、各キャリヤ40を間欠走行させるた
めの両面歯付ベルト80と係合する係合部材70が設け
られている。この係合部材70は、一端部をピン71に
より回動自由に支持され他端部に形成された上下方向の
長孔72にピン73を係合させてある。係合部材70と
本体部52との間には、圧縮コイルスプリング74を介
装して係合部材70を両面歯付ベルト80の側へ付勢す
ると共に、ピン71を中心として全体を揺動自由となし
ている。係合部材70の下端部には3本の係合ピン75
が回転自由に設けられており、各係合ピン75を前記両
面歯付ベルト80に係合させる。
【0022】図9は、第1の瓶検査部12に用いられる
各キャリヤ40の全体構造を示す。図示例のキャリヤ4
0は、瓶2の底部の一部を支持する小形の瓶載置台56
と、瓶2の胴部を上下で支持する複数の把持ローラ57
とを備えており、瓶2の胴部の高さ中央部を前記ベルト
43で支持すると共に、ベルト43を走行させることに
より瓶2を瓶載置台56上で自転させる。このように瓶
2を保持すると、瓶2の口部と底部とが露出してそれぞ
れの検査が可能となる。
【0023】図10は、第2の瓶検査部13に用いられ
る各キャリヤ40の全体構造を示す。図示例のキャリヤ
40は、瓶2の底部を全面支持する瓶載置台76と、瓶
2の口部を上方から把持する複数の把持体77とを有し
ており、各把持体77を昇降ロッド78を介して前記ホ
ルダ開閉カム46上を摺動する摺動ローラ79に連繋し
てある。この摺動ローラ79がホルダ開閉カム46上に
乗り上って摺動するとき昇降ロッド78が上昇し、各把
持体77が瓶2の口部から離れて開放動作する。またホ
ルダ開閉カム46が設置されていない区間では、昇降ロ
ッド78が下降して各把持体77が瓶2の口部を把持す
る。これら把持体77により瓶2を保持するホルダ機構
41が構成される。前記瓶載置台76にはプーリー47
が連結され、このプーリー47に係合する駆動ベルト4
8により瓶載置台78が自転する。
【0024】図3は、各キャリヤ40を連続走行させる
ための機構の構成を示すもので、前記レール21の両円
曲軌道28a,28b内方には、外周面に複数の係合突
起66を備えたキャリーホイール67がそれぞれ回転自
由に配備されている。各キャリーホイール67の各係合
突起66は、互いに隣接する各キャリヤ40のローラー
50間に係合する。前記レール21の外周には、前記直
線軌道29bから両円曲軌道28a,28bにわたる範
囲に、前記両面歯付ベルト60が各キャリヤ40の走行
軌跡に沿って張設されている。両面歯付ベルト60は、
連続駆動ユニット61により回転駆動される駆動プーリ
ー62と、3個の従動プーリー63〜65との間に巻き
掛けられており、両面歯付ベルト60が前記の範囲で各
キャリヤ40の前記係合ボール53と係合する。各キャ
リーホイール67には、両面歯付ベルト60が係合する
両円曲軌道28a,28b上の一部のキャリヤ40を介
して駆動力が伝達されるもので、これにより両円曲軌道
28a,28b上の全てのキャリヤ40が駆動される。
【0025】前記円曲軌道28aと直線軌道29aとの
境界位置には、円曲軌道28aの連続走行区間から直線
軌道29aの間欠走行区間へ各キャリヤ40を受け渡す
ための受け渡し機構90が配置してある。この受け渡し
機構90は、駆動プーリー91の回転速度を制御する駆
動ユニット94を有し、駆動プーリー91と2個の従動
プーリー92との間に両面歯付ベルト93が巻き掛けて
ある。この両面歯付ベルト93は、各キャリヤ40の前
記係合ボール53と係合し、連続走行する各キャリヤ4
0を直線軌道29aの間欠走行区間へ受け渡すのに最適
の速度で駆動する。
【0026】前記直線軌道29aと他方の円曲軌道28
bとの境界位置には、直線軌道29aの間欠走行区間か
ら円曲軌道28bの連続走行区間へ各キャリヤ40を受
け渡すための受け渡し機構95が配置してある。この受
け渡し機構95も、駆動プーリー96の回転速度を制御
する駆動ユニット99を備え、駆動プーリー96と2個
の従動プーリー97との間に両面歯付ベルト98が巻き
掛けてある。この両面歯付ベルト98は、各キャリヤ4
0の前記係合ボール53と係合し、間欠走行する各キャ
リヤ40を円曲軌道28bの連続走行区間へ受け渡すの
に最適の速度で駆動する。
【0027】図5は、第1の瓶検査部12の動力伝達系
を示す。この動力伝達系は、単一のモータ100を駆動
源とし、このモータ100の出力を各部へ分配するよう
構成されている。モータ100の出力軸101からベル
ト102を介して連続走行用の中間軸104へ、またベ
ルト103を介して間欠走行用のカムインデックスユニ
ット105の入力軸106へ、それぞれ動力が分配され
る。前記中間軸104には、受け渡し機構90における
駆動ユニット94の入力軸107に動力を伝達するベル
ト110と、インフィードホイール22駆動用の減速機
111に動力を伝達するベルト112と、前記両面歯付
ベルト60の連続駆動ユニット61へ動力を伝達するベ
ルト113と、前記アウトフィードホイール23の駆動
用減速機120へ動力を伝達するためのベルト115と
が設けられている。前記カムインデックスユニット10
5は、入力軸106から入力される連続回転駆動力を間
欠回転駆動力に変換するためのカムインデックスを内蔵
しており、前記受け渡し機構95への出力軸130と、
各キャリヤ40を間欠走行させる機構への出力軸131
とを備えている。前記出力軸130と受け渡し機構95
の入力軸132との間にはベルト133が巻き掛けられ
ており、直線軌道29aにおける各キャリヤ40の間欠
走行に同期して受け渡し機構95へ間欠駆動力を供給す
る。
【0028】前記出力軸131には、ベルト135の一
端部が巻き掛けられ、ベルト135の他端部は、図4に
示すように、前記両面歯付ベルト80の入力スプロケッ
ト81に巻き掛けられている。入力スプロケット81に
は駆動スプロケット82が連結され、この駆動スプロケ
ット82と従動スプロケット83との間には前記両面歯
付ベルト80が巻き掛けられている。なお図4におい
て、84は直線軌道29aを走行する各キャリヤ40の
通過を検出する近接センサーであって、いずれかのキャ
リヤ40に走行異常が発生したことが、この近接センサ
ー84の出力により検出されたとき、前記カムインデッ
クスユニット105からの動力の供給が停止される。
【0029】図11は、各キャリヤ40の間欠走行特性
Xと受け渡し機構95の運転特性Yとの関係を示す。各
キャリヤ40は、特性Xに示す如く、時間T0から加速
され、最高速度に達した後に減速して時間T5で速度が
0になる。そして時間T6で再び加速され、同様に減
速、加速を繰り返す。一方、受け渡し機構95は、時間
T0〜T2では速度が一定値V1であり、時間T2で加
速し、最高速度に達した後に、T3〜T4の範囲で特性
Xと重なり、時間T4〜T6で速度は一定値V1とな
る。上記の特性X,Yにおいて、特性が重なる区間、す
なわち同じ速度となるP3〜P4の区間で間欠走行から
連続走行への受け渡しが行われる。なお連続走行から間
欠走行への受け渡しは、受け渡し機構90の運転特性
(一定値)と各キャリヤ40の間欠走行特性Xとが交叉
する点で行われる。
【0030】上記構成の瓶検査部12において、コンベ
ア4により次々搬送されてくる瓶2はインフィードホイ
ール22により順次キャリヤ40に搬入される。各キャ
リヤ40は、前記受け渡し機構90により連続走行区間
から直線軌道29aの間欠走行区間へ受け渡される。直
線軌道29aにおいて各キャリヤ40が間欠走行する間
に、検査ステーション31に設置された検査機により瓶
2のビリや寸法が検査される。直線軌道29aの終端部
では、各キャリヤ40は受け渡し機構95により、間欠
走行区間から連続走行区間へ受け渡される。前記両面歯
付ベルト60により各キャリヤ40は連続走行し、各キ
ャリヤ40が直線軌道29bを通過する際に、検査ステ
ーション32に設置された検査機により瓶2の検査が行
われた後に、アウトフィードホイール23により瓶2が
搬出される。
【0031】第2の瓶検査部13においては、各キャリ
ヤ40は、前記ホルダ開閉カム46が設置されている区
間に対応して前記把持体77が開動作し、ホルダ開閉カ
ム46の終端部で各把持体77が閉動作する。
【0032】
【発明の効果】この発明は上記の如く、瓶搬送路の途中
に設けられる瓶検査部のレールを長円形状となして、直
線軌道が瓶搬送路と直交するようレールを配置したか
ら、直線軌道沿いに多数の検査ステーションを設定でき
る。また複数の瓶検査部を設ける場合には、各瓶検査部
を瓶搬送路沿いに並列に配置でき、瓶検査システムの全
体をコンパクトにできる。
【0033】請求項2の発明では、間欠駆動機構により
レールの一方の直線軌道上で各瓶搬送体と間欠走行させ
るから遠心力の影響がなく、高速運転が可能である。し
かも連続駆動機構によりレールの他方の直線軌道および
両円曲軌道上で各瓶搬送体を連続走行させるから、検査
システムの高速化を実現でき、検査の効率が大幅に向上
するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる瓶検査システムの
全体構成を示す平面図である。
【図2】瓶検査部の構成を示す平面図である。
【図3】キャリヤを連続走行させるための機構を示す平
面図である。
【図4】キャリヤを間欠走行させるための機構を示す側
面図である。
【図5】瓶検査部の駆動力伝達系を示す平面図である。
【図6】キャリヤがレールに係合している状態を示す平
面図である。
【図7】キャリヤの側面図である。
【図8】両面歯付ベルトと係合ボールとの係合状態を示
す断面図である。
【図9】第1の瓶検査部におけるキャリヤを示す側面図
である。
【図10】第2の瓶検査部におけるキャリヤを示す側面
図である。
【図11】キャリヤの間欠走行特性と受け渡し機構の運
転特性との関係を示す説明図である。
【符号の説明】
2 瓶 12,13 瓶検査部 21 レール 28a,28b 円曲軌道 29a,29b 直線軌道 40 キャリヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/00 - 11/30 102 G01B 21/00 - 21/32 G01N 21/84 - 21/958 B07C 1/00 - 9/00 B65G 47/00 - 47/96

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査対象である複数本の瓶を連続的に搬
    送する瓶搬送路と、この瓶搬送路の途中に設けられる瓶
    検査部と、瓶搬送路と瓶検査部との間に介在し瓶搬送路
    より瓶検査部へ検査対象である瓶を次々に搬入させる瓶
    搬入機構と、瓶搬送路と瓶検査部との間に介在し瓶検査
    部より瓶搬送路へ検査済の瓶を次々に搬出させる瓶搬出
    機構とから成り、 前記瓶検査部は、対向する円曲軌道間に平行な直線軌道
    が形成された長円形状のレールと、このレールに摺動自
    由に係合された複数個の瓶搬送体と、各瓶搬送体に連繋
    され瓶搬送体を前記レール沿いに走行させる駆動機構と
    を備え、 前記レールを各直線軌道が瓶搬送路と直交するよう配置
    して成る瓶検査システム。
  2. 【請求項2】 前記駆動機構は、各瓶搬送体をレール沿
    いに間欠走行させる間欠駆動機構と、各瓶搬送体をレー
    ル沿いに連続走行させる連続駆動機構とで構成されてお
    り、 前記間欠駆動機構を前記レールの一方の直線軌道上で各
    瓶搬送体と連繋させると共に、前記連続駆動機構を前記
    レールの他方の直線軌道および両円曲軌道上で各瓶搬送
    体と連繋させて成る請求項1に記載された瓶検査システ
    ム。
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