JPH0435152B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、粒状および／または粉末状の流動材
よりなり、一定の厚さを持つ連続移動床を形成す
る方法に関する。

本発明は、さらに、粒状および／または粉末状
の流動材よりなり、一定の厚さを持つ連続移動床
を形成する装置に関する。

従来技術 粒状および／または粉末状の流動材よりなり、
一定の厚さを持つ連続移動床を形成する方法は、
NL−Ａ−7810080より知られている。この公知
の方法の場合、材料は、原料コンテナーからベル
トに載せ、加圧ロールを用いより一様に分散させ
る。

この公知の方法は、数々の不利益を有する。先
ず何より、加圧ロールは、ベルト上への材料供給
が過度に変動しない場合にしか有効に機能しな
い。供給が少しでも途切れると、加圧ロールで処
理した層の一部には材料が殆どなくなる危険があ
る。

もし、材料の供給が大量に過ぎると、材料が過度
に圧縮される恐れが生じる。これは、粗粒の感応
（sensitive）材料の場合は、特に、不都合であ
る。

かような材料は、加圧ロールで粉砕され易い。

さらに、粒状および／または粉末状の流動材よ
りなり、一定の厚さを持つ連続移動床を形成する
装置に関し、少なくとも１本のベルトを有し、こ
のベルトは前記材料を通すことができ、前記材料
が該ベルトの下に配置したガイドプレート上に落
ちる装置は、NL−Ａ−7810080により公知であ
るが、この公知の装置は、循環式ベルトを具備し
ており、このベルトの各路線の下にガイドプレー
トを配置し、また、材料を最低路線から最高路線
に移送するためにベルトを案内する地点付近にデ
イフレクター（偏向板）を設けている。

このプロセスにおいて、余剰材料の輸送総量は
限られており、これは、感心（sensitive）：クリ
スピー（crispy）パン粉材料の場合に特に重要で
ある。事実、かような材料は輸送中においても容
易に粉砕され、その結果、粗粒材の割合が減り、
微粉材の割合が増大する。粗粒成分と微粉成分が
分離し、粗粒成分が表面に浮き上がり微粉成分は
下に沈むので、望ましくない。この場合、装置
は、層全体にわたり一定な混合物を供給すること
は不可能で、微細な材料が比較的に多量を占める
下層と、粗らい材料が比較的に多量を占める上層
とになる危険が大きい。かような場合、一定の品
質を持つた最終的製品を届けることはどうしても
無理である。

目 的 この発明の目的は、これらの不利益のない、冒
頭に記述したタイプの方法を提供することであ
り、特に、材料層を、常に、その厚み全体にわた
り、微粒成分と粗粒成分が一様に分散した状態で
供給できるようにすることを目的とするものであ
る。

構 成 本発明の目的は、第１の移動床から材料を集め
てバツフアーストツクを形成し、このストツクか
ら通常の方法で材料を供給して連続した第２の移
動床を形成するとともに、ベルトの下側走行部を
互いに下方に延伸する３つのベルトセクシヨンに
一致した移動方向に二回下方に逆転するように案
内し、上位および中位のベルトセクシヨンの間に
バツフアーを配し、バツフアーの出口を下位ベル
トセクシヨンの下のガイドプレートの上に配置
し、上位ベルトセクシヨンの下のガイドプレート
の、上位ベルトセクシヨンの走行方向に沿つた終
端を、走行方向に沿つたバツフアーの最終端付近
に配置することにより達成される。

本発明は、粒状および／または粉状の流動材料
よりなり、一定の厚みを有する移動連続床を形成
する方法及び装置に関し、第１の移動床より材料
を集めて、バツフアーストツクを形成し、該スト
ツクから通常の方法で材料を供給し、第２の連続
した移動床を形成することにより、該移動床上の
材料の一様性を改善するものである。

該装置は、前記の材料が通過できるベルトを有
し、材料は、ベルトと共に、該ベルトの下に設置
したガイドプレートの上を移動する。流動材料の
供給が一時的に中断した時に、現場に材料が無く
なる事態を防止し、供給量が極端に増大した時
に、材料が圧縮されたり、粒砕されたりするのを
防止するために、材料のためにバツフアを有し、
このバツフアーの排出口をガイドプレートに近接
してかつその上方に配置する。バツフアーは、オ
ーバーフローを有し、材料は、該バツフアーを介
してベルトに供給される。従つて、バツフアーを
満たしておけば、材料供給の変動を自動的に補償
することができる。

以下、本発明は、図面に示した代表的な実施例
を参照して更に詳細に説明される。

第１図は、本発明による装置を具備した、食品
にパン粉をコーテイングする機械を示す。

第２図は、第１図の部分に一致する。本発明
による装置を示す。

第１図に示した食品にパン粉をコーテイングす
る機械は、公知のように、粒状および／または粉
状のコーテイング材料（パン粉）が通過すること
ができ、２本のエンドローラ２，３を回る１本の
エンドレスベルト１を有している。このベルトの
移動方向は、矢印で示されている。パン粉がコー
テイングされる製品５は、別のコンベヤー４で前
記ベルトの上側走行部６の上に送られて来る。こ
の上位走行部６の移動方向の前端において、パン
粉をまぶされた製品は、図示しない装置により順
次引き取られる。

本機械は、さらに、コーテイング材料（パン
粉）用の供給ストツクコンテナー７を具備してお
り、このコンテナーには、コーテイング材料（パ
ン粉）をポンプ装置１０の入口まで送り出すねじ
ジヤツキ８が内臓されている。前記のポンプ装置
１０は、コーテイング材料を出口１１まで移送
し、そこから、コーテイング材料は、ふるい１３
に向つて滑り台１２を滑り降りる。この工程の
間、コーテイング材料の内の粗粒は、微粒より
も、遠くにふるいを超えて滑走するので、パン粉
塗布製品には、先ず、主に粗粉がその後で微粒が
振り掛かる。結果として、製品上の粗粒間を微粒
が埋めて仕上がるので、望ましい最終製品の外観
が得ることができる。

ベルトの上側走行部の下に、ガイドプレート１
４が配設されている。ふるい１３を通過したコー
テイング材料は、ガイドプレート１４上をベルト
１と共に、ガイドプレートの先端１５まで移動す
る。最終製品にくつついていないコーテイング材
（パン粉）がはがれ落ち、前記ガイドプレートの
先端１５を過ぎると、ベルト１を抜けて、同じベ
ルト１の下側走行部１６の上位ベルトセクシヨン
１７の上に落下する。この点に関しては、ブロワ
ー３９を任意装備し余分な材料を早く落下させて
もよい。

ベルト１の下側走行部１６は、さらに、上位ベ
ルトセクシヨン１７、中位ベルトセクシヨン１
８，下位ベルトセクシヨン１９の３つのセクシヨ
ンより成る。これらの特徴は、第２図に拡大して
示してある。

前記の３セクシヨン１７，１８，１９は、走行
ベルト１の下側走行部１６をローラー２０及び２
１に案内し走行させることにより形成される。同
時に、ガイドプレート２２を上位ベルトセクシヨ
ン１７の下に、ガイドプレート２３を中位ベルト
セクシヨン１８の下に、ガイドプレート２４を下
位ベルトセクシヨン１９の下に、配置している。

上位ベルトセクシヨン１７と中位ベルトセクシ
ヨン１８の間にほぼ垂直なホツパープレート２５
と傾斜ホツパープレート２６より成るホツパーを
配設してある。これらのホツパープレートにより
ベルト１に対し横方向に延ぶるホツパーの開口
（ギヤツプ）を形成し、ホツパーの両側は図示し
ていないが、エプロンで閉鎖される。また、ホツ
パーの開口２７の下にガイドプレート２３を配置
し、このガイドプレートと、垂直ホツパープレー
ト２５との間に、中位ベルトセクシヨン１８が通
り抜けられるように間隔をとり、さらに、ホツパ
ーの開口２７を通過した材料が中位ベルトセクシ
ヨンにより、ガイドプレート２３と傾斜ホツパー
プレート２６との間に間隔を形成した排出口２８
から運び出され除去されるようにする。材料は、
ガイドプレート２３上を通り過ぎてから、中位ベ
ルトセクシヨン１８を通り下位ベルトセクシヨン
１９に落下し、該ベルトセクシヨン１９と共にガ
イドプレート２４上を輸送される。

本発明による、ホツパー付きの上述の装置は、
次のように機能する。或る層厚を有する或る量の
材料２９が、ガイドプレート２２上の上位ベルト
セクシヨン１７で供給される。この材料は、ベル
ト１の上側走行部６で、一部を使用済みであるの
で、層の厚さは通常一様ではない。材料は、ガイ
ドプレート２２の傾斜した先端３０を通り、プレ
ート２５と２６で形成されたホツパーに向かつて
滑り落ちる。供給された材料２９の量に応じ、ホ
ツパーが満たされる。この点に関し、傾斜プレー
ト３０の前縁の位置は、ホツパーの端部３１に関
し、該ホツパーか上位ベルトセクシヨン１７の移
動方向に関して最後部であるように選ばえており
それによつて材料の大部分が前記ホツパーに向つ
て推し進められて行くようになつている。層２９
の底部に位置する微粒材は、比較的迅速に落下
し、その結果、一部は、ホツパーの後端３１の正
面に到着し、後端３１に隣接するあふれ板３２を
通り除去される。第１図から明からなように、あ
ふれ板３２を介し除去された該材料は、ポンプ１
０の入口９に到着し、再輸送される。

上述のごとく互いに下方の延伸する３つのベル
トセクシヨンに一致した移動方向にベルトの下側
走行部を二回下方に逆転するように案内し、上位
および中位のベルトセクシヨンの間にバツフアー
を配し、バツフアーの出口を下位ベルトセクシヨ
ンの、下のガイドプレートの上に配置し、上位ベ
ルトセクシヨンの下のガイドプレートの上位ベル
トセクシヨンの走行方向に沿つた終端を、走行方
向に沿つたバツフアーの最後端付近に配置するこ
とにより、沿粒微粒の混合物の望ましい分散が維
持される。ベルト、即ち、材料が移動する速度の
ために、ガイドプレートから下方に落下する際、
粗粒成分は、微粒部分より、ベルト走行方向で若
干遠方に進む。その結果として、粗粒材料のかな
りの部分がバツフアーに到達でき、微粒材料は推
力が小さいので、かなりの部分がバツフアーに到
達できず、あふれ部（オーバーフロー）に落下
し、除去される。この結果は、層の底部分が比較
的大量の微粒材で構成されていて、部分的な分離
が発生している場合に特に大きい。この微粒材
は、ガイドプレートを離れると、粗粒材に同伴さ
れることなく、直ちに分離して、落下する。この
点については、循環輸送され混合物の混合比は、
粗粒材がある程度粉砕されたとしても、粗粒材の
粉砕による混合比は変化しない。

若干の混合物の場合、できるだけ微粒材の含有
量が少ないことが望まれるが、その場合にも、本
発明による装置は、粗粒材を輸送している間に生
じた微粒材は、オーバーフローで自動的に除去さ
れるので、有利である。

これに関し、この装置は、好ましい構造をして
おり、あふれ板が下方に傾斜しているバツフアー
の最後端に隣接し、中位のベルトセクシヨンを超
えるか、または、ほとんど隣合うまで延伸して、
上位のベルトセクシヨンで運ばれてきた粒材材
は、先ず最初に、おもにバツフアーに落下し、バ
ツフアーが満杯になれば、あふれ板にむかつて移
動してあふれる。この構造により、材料の供給量
が極端に多い場合に、既に形成されている連続層
の上に、あふれ材が積層するのを防止することが
できる。余分な材料は、層厚に影響を与えること
なく、前記ベルトを通つて、あふれ板を介し落下
する。

好ましいことに、このバツフアーは、一枚の略
垂直なホツパープレートと、上位ベルトセクシヨ
ンの走行方向における後端に位置し前記垂直ホツ
パープレートに角度をもつて延伸しているもう１
枚のホツパープレートよりなり、これらの２枚の
ホツパープレートにより、ガイドプレートに対す
る幅方向のホツパーの開口を決めている。中位ベ
ルトセクシヨンの下に配置されたガイドプレート
と垂直なホツパープレートの間に、ベルト厚と略
同じ寸法のスロツト（溝穴）を設けると同時に、
傾斜ホツパープレートと前記ガイドプレートとの
間に材料の吐出口を設けておけば、ポツパーの開
口と吐出口を適宜選定することにより、材料を望
み通り定量供給できる。閉塞の生じる危険性を低
減するために吐出口は、ホツパー口より大きく選
定してよい。

ホツパーの開口２７と排出口２８より除去され
る量より、大きい量の材料が、ホツパーに供給さ
れると、ホツパー内の材料３３の量が増大し、材
料は、最終的には、ホツパーの後端３１の上に突
出する。この結果、ガイドプレート２２の先端を
通り到着した材料は、材料３３により形成された
斜面３４に衝突し、該斜面とあふれ板３２を通り
除去され、ポンプ１０の入口９に送られる。

プレート２５と２６で形成したホツパーが、完
全に、または、部分的に一杯になると、単位時間
当り毎に一定量の材料が、中位ベルトセクシヨン
１８により、排出口２８を通つて排出され、その
結果、一定の厚さを有する材料３５の層が、下位
のベルトセクシヨン１９上に形成される。該層３
５の厚みは、開口２７と２８の寸法を適切に選定
することにより調整できる。さらに、排出口２８
は、ホツパーの開口２７より大きくし閉塞の発生
を防止するとよい。

第１図に示すように、下位ベルトセクシヨン１
９上の材料３５は、ローラー２に供給され、そこ
で、既に公知のデイフレクター３６により、材料
３５は、ベルトの上側走行部に送られる。したが
つて、製品５が供給されてくる該走行部にも、一
定の厚みを持つコーテイング材料（パン粉）の層
３７が形成される。コーテイング材料は、既述せ
る通り、ふるいを介し供給され、製品５の上側に
コーテイングされる。

滑り台１２の上方には、該滑り台を流れるコー
テイング材料の量を検出するセンサー３８が配設
されている。このセンサーは、ねじジヤツキ８の
駆動装置を連動しており、滑り台１２を流れる材
料が少なすぎる場合には、ねじジヤツキ１８を運
転状態にセツトする。次に、コーテイング材料
は、供給ストツクコンテナー７からポンプ１０の
入口９に供給され、かようにして、コーテイング
材料の所要量の供給が確保される。

本発明の好適な応用によれば、前記の装置は、
食品にパン粉をかぶせる機械に使用することがで
きる。かような機械もNL−Ａ−7810080により
公知である。公知の機械の場合、被覆材であるパ
ン粉の最上層を供給する手段の出口はベルトの最
上走路の上方に配置されている。これに対し、本
発明による機械の場合は、ベルトの上側走行部か
ら出て来る余分な材料は、ベルトの下側走行部に
集められ、その後、バツフアーに送られる。

この点に関し、本発明によるこの機械は、好ま
しくは、ガイドプレートがベルトの上側走行部の
下に該走行部の走行方向に沿い、偏向板（デイフ
レクター）からベルトの下側走行部の上位セクシ
ヨンの下でその下のガイドプレートの上方の或点
まで延びている。

上述のごとき構成により、混合物の分離を避
け、一様な厚みを持つ層を形成することができ
る。

もし、同時に、この機械の構造によれば、下側
走行部の上位ベルトセクシヨン１７の下のガイド
プレート２２の、あふれ板に対向する一端３０が
或る角度で下方に伸び、また、その前縁は、前記
ベルトの走行方向に沿い、ホツパーの最後縁３１
から距離をおいて配置され、材料がホツパーに溜
り、最後縁を越すレベルに達したら、続いて送ら
れて来る材料は、ホツパーの最後縁より高い点ま
で蓄積された材料に衝突し、あふれ板を超えてあ
ふれ、この余分なあふれ材料は、直ちに再循環さ
れるようになつている。

出口には、ふるいを取付けることができ、パン
粉の粒子は、該ふるいを覆うように、前記上側走
行部の走行方向と反対の方向に移動でき、前記ふ
るいの網目は最大粒子より大きくする。粗粒材
は、微粒材よりも、より遠く、ふるいの上を滑
る。その結果、処理される製品は、先ず最初に、
粗粒材がかぶさり、その後から微粒が間に振りか
かる。これらの特徴はすべて、粗粒材の接着と最
終製品の外見により影響をもたらす。

公知の機械は、材料用の張り込みコンテナーを
有しており、その内部には、輸送装置を配置し、
材料の最上層を形成する手段の入口に材料を供給
しているが、本発明によれば、輸送装置に連動さ
せたセンサーを前記手段の出口近くに配設するこ
とができ、このセンサーにより、輸送装置を、出
口から吐出される材料の量の関数として制御す
る。

効 果 本発明の方法により、第１の移動床より材料を
集めて、バツフアーストツクを形成し、該ストツ
クから通常の方法で材料を供給し、第２の連続し
た移動床を形成することにより、床の一様性を改
善することができる。過剰分の材料を第１床に戻
し、再度、バツフアー経由で第２床に供給するこ
とが可能である。このようにすれば、第１床から
のバツフアーストツクへの材料供給量への材料供
給量の変動により第２床が乱れる危険性も大幅に
軽減できる。

本発明による方法の場合、材料は、ベルト上に
直接供給せず、バツフアーを介して供給する。こ
のバツフアーが満たされていれば、材料供給の変
動は自動的に補償される。一時的に供給が激減し
ても、バツフアーが空になるまで補償でき、他
方、供給が一時的に激増し、ストツク材の予定量
を超えた場合、超過分は、第２床を形成すること
なくストツクから排出される。公知の方法のよう
な材料の圧縮が生じないので、本発明による方法
では感応（sensitive）材料も良く処理すること
ができる。

本発明による装置は、材料のバツフアーが設け
られ、このバツフアーが一方のベルトまたはベル
トの或部分上に材料を排出し、バツフアーはもう
一方のベルトまたはベルトの他の部分により材料
が供給されるように改良されており、バツフアー
の排出口を下側走行部の上方に配置し、バツフア
ーの供給口をベルトの他のセクシヨン付近の下方
に配置し、該セクシヨンの下に、ベルトの移動方
向に沿い前記供給口にまで延びるガイドプレート
を配置した構造になつている。そのため、バツフ
アーは、前記ベルトの一セクシヨンから材料を受
け取るが、この供給材料は、例えば、特別な最終
製品を生産するために使用され、極く限られた量
排除された前の生産段階の残材であつてもよい。
この残材の層はベルト全面にかなり不揃いに分散
されているが、バツフアーに回収され、その後、
下側走行部に一様に分散供給することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による装置を具備した、食品
にパン粉をコーテイングする機械を示す図、第２
図は、第１図の部分に一致する本発明による装
置を示す図である。 １……エンドレスベルト、２，３……エンドロ
ーラー、４……コンベアー、５……コーテイング
される製品、６……上側走行部、７……供給スト
ツクコンテナー、８……ねじジヤツキ、９……入
口、１０……ポンプ装置、１１……出口、１２…
…滑り台、１３……ふるい、１４……ガイドプレ
ート、１５……ガイドプレート先端、１６……下
側走行部、１７……下側走行部上位セクシヨン、
１８……下側走行部中位セクシヨン、１９……下
側走行部下位セクシヨン、２０，２１……ローラ
ー、２２，２３，２４……ガイドプレート、２５
……ホツパープレート、２６……傾斜ホツパープ
レート、２７……開口、２８……排出口、２９…
…層、３０……傾斜プレート、３１……ホツパー
端、３２……あふれ板、３３，３４……材料、３
５……層、３６……デイフレクター、３７……
層、３８……センサー、３９……ブロワー。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 粒状および／または粉状の流動材料よりなり
   一定の厚みを有する移動連続層を形成する装置で
   あつて、前記材料を通過させることが出来る少な
   くとも１本のベルトを有し、該ベルトを通過した
   材料が前記ベルトの上側走行部と下側走行部の下
   に各々配置したガイドプレート上を前記ベルトと
   共に通過出来るようにした装置において、前記ベ
   ルトの下側走行部を、その走行方向で下方に二回
   反対方向に案内して互いに下方に延伸した上位ベ
   ルトセクシヨン、中位ベルトセクシヨン、下位ベ
   ルトセクシヨンの３つのベルトセクシヨンを形成
   し、上記上位ベルトセクシヨンと中位ベルトセク
   シヨンの間にバツフアーを配置し、該バツフアー
   の入口前端を前記上記ベルトセクシヨンの下のガ
   イドプレートの端縁付近に配置するとともに、該
   バツフアーの出口を前記中位ベルトセクシヨンの
   下のガイドプレートの上に配置し、前記上位ベル
   トセクシヨンの下のガイドプレートの前記端縁が
   前記上位ベルトセクシヨンの走行方向の前方端で
   あり、該上位ベルトセクシヨンより前記バツフア
   ーに材料と供給するようにしたことを特徴とする
   粒状および／または粉状の流動材料よりなる一定
   厚みの移動連続層を形成する装置。 ２ あふれ板が、下向きに傾斜した方向において
   前記バツフアーの後縁に隣接し、前記中位ベルト
   セクシヨンをこえるか、或は、隣接し、前記上位
   ベルトセクシヨンで送られる材料は、先ず、主に
   前記バツフアーに入り、バツフアーが満杯の時
   は、前記あふれ板に向かつてあふれ出すことを特
   徴とする請求項１に記載の装置。 ３ 前記バツフアーがほぼ垂直なホツパープレー
   トと、前記上位ベルトセクシヨンの走行方向で該
   垂直ホツパープレートの背後に位置し該垂直ホツ
   パープレートに対し角度をもち下方に伸長してい
   るもう１枚のホツパープレートよりなり、２枚の
   ホツパープレートにより前記ガイドプレートの幅
   方向にのびるホツパーのギヤツプ（開口）が決定
   されることを特徴とする請求項１又は２に記載の
   装置。 ４ 前記あふれ板と前記傾斜ホツパープレート
   が、前記ホツパーの後縁を決定する直線曲げライ
   ンに沿つて曲げられた１枚の板材で構成されてい
   ることを特徴とする請求項３に記載の装置。 ５ 前記中位ベルトセクシヨンの下にホツパー出
   口の高さにガイドプレートを配置し、該中位ベル
   トセクシヨンの走行方向で該ガイドプレートの最
   先端を自由端にしていることを特徴とする請求項
   ３または４に記載の装置。 ６ 前記のほぼ垂直なホツパープレートと、前記
   中位ベルトセクシヨンの下に配置された前記ガイ
   ドプレートの間に、ベルトの厚さにほぼ等しい寸
   法のスロツトを設けたことと、前記ガイドプレー
   トと下方に角度をもつて延伸している前記ホツパ
   ープレートの間に粒状材料用の排出口を配置した
   ことを特徴とする請求項５に記載の装置。 ７ 前記排出口が、前記ホツパー開口より大きい
   ことを特徴とする請求項５または６に記載の装
   置。 ８ 前記上位ベルトセクシヨンの下に配置された
   前記ガイドプレートが、前記ホツパーの後縁の方
   向において、角度をもつて下方に曲げられている
   ことを特徴とする請求項１乃至７項のいずれか１
   に記載の装置。 ９ パン粉コーテイング材の下層を形成するため
   に請求項１乃至７のいずれか１に記載の装置と、
   食品をパン粉コーテイング材の下層上に供給する
   手段と、パン粉コーテイング材の上層を形成する
   手段とを具備した、食品をパン粉でコーテイング
   するための機械。 １０ パン粉コーテイング材の上層を提供する前
   記手段の出口がベルトの上側走行部の上方に配置
   された機械において、請求項１乃至８のいずれか
   １に記載の装置を具備し、前記ガイドプレートが
   上側走行部の下を走行方向にデイフレクターから
   該下側走行部の上位ベルトセクシヨンの下方ガイ
   ドプレートの上方点まで延伸していることを特徴
   とする請求項９に記載の機械。 １１ 前記下側走行部の上位ベルトセクシヨン下
   の前記ガイドプレートが、前記あふれ板と対抗す
   る端部において角度をもつて下方に延伸し、その
   前縁は前記ベルトセクシヨンの走行方向に前記ホ
   ツパーの後縁から距離をおいて配置され、ホツパ
   ー内に材料が蓄積しホツパー後縁を超えるレベル
   に達すると次に送られてきた材料はホツパー後縁
   より高い点まで蓄積された材料に衝突し前記あふ
   れ板を超えてあふれる様にしていることを特徴と
   する請求項１０項に記載の機械。 １２ 前記あふれ板の下縁が、材料の上層を提供
   する前記手段の入口の上に配置されていることを
   特徴とする請求項１１に記載の機械。 １３ 材料の上層を供給する前記手段の出口にふ
   るいを装備し、その上を材料が前記上側走行部の
   移動方向と逆の方向に移動し得、前記ふるいの目
   が材料の最大粒寸法より大きいことを特徴とする
   請求項１２に記載の機械。 １４ 余分な材料を前記ベルトの下側走行部に落
   すためのブロワーを、前記ベルトの上側走行部の
   走行方向の前記ガイドプレートの前端付近に配置
   したことを特徴とする請求項１２または１３に記
   載の機械。 １５ 材料の上層を提供する前記手段の入口に材
   料を供給するために輸送装置付きの粒状材料用フ
   イードストツク・コンテナーを装備し、該輸送装
   置と連結させたセンサーを前記手段の出口付近に
   配置し、該センサーで出口から排出される材料の
   量をチエツクして前記輸送装置を制御することを
   特徴とする請求項９乃至１４のいずれか１に記載
   の機械。