JPH04351255A - 連続鋳造における鋳込速度の制御方法 - Google Patents

連続鋳造における鋳込速度の制御方法

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Publication number
JPH04351255A
JPH04351255A JP15222291A JP15222291A JPH04351255A JP H04351255 A JPH04351255 A JP H04351255A JP 15222291 A JP15222291 A JP 15222291A JP 15222291 A JP15222291 A JP 15222291A JP H04351255 A JPH04351255 A JP H04351255A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casting
roll
speed
casting speed
pinch
Prior art date
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Pending
Application number
JP15222291A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Uragami
浦上 雅彦
Kazuo Arimoto
有本 和雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP15222291A priority Critical patent/JPH04351255A/ja
Publication of JPH04351255A publication Critical patent/JPH04351255A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鋼の連続鋳造におけ
る鋳込速度の制御方法に関し、鋳込の際の速度変動を防
止して安定鋳造を図ろうとするものである。
【0002】
【従来の技術】鋼の連続鋳造における鋳込速度は、連続
鋳造用鋳型の出側に配置された鋳片ストランドを引き抜
くためのピンチロールに設置される回転検出器より得ら
れるデータを基にして制御したり、それ専用の速度検出
器をピンチロールとは別の箇所に取付け、そこから得ら
れるデータを基にして制御するのが一般的であった(特
開昭63−171258 号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ピンチロー
ルに設置した回転検出器より得られるデータを基にして
鋳込速度を制御する方式では、ピンチロールの回転速度
を一定に保つようにしても該ロールの摩耗は避けられな
いので、鋳込速度は経時的に変化し安定した鋳込速度に
制御するのは困難であり、ピンチロールのロール径を補
正する機能を備える場合にあっても、その補正機能はロ
ール径を定期的に測定しそのデータを制御系に入力する
といった程度のものであり、データの測定や入力に大き
な労力を費す不利があった。また、鋳込速度を測定する
専用の検出器を取りつけた場合でも、検出器につながる
タッチロールのロール径などを随時計測する必要があり
、このような手間を省くことができないのが現状であっ
た。この発明は、余計な手間をかけることなしに鋳込速
度の変動を極めて小さくできる新規な方法を提案するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、連続鋳造用
鋳型の出側に配置された鋳片ストランドの引抜き用ピン
チロールの回転数を調整して鋳込速度を制御するに当た
り、上記ピンチロールの回転数より鋳込速度を求め、こ
の鋳込速度と鋳片ストランドの切断長を計測するメジャ
リングロールの測定長から求めた鋳込速度とを適宜比較
して、メジャリングロールの測定長から求めた鋳込速度
を基準にしてピンチロールのロール径を算出し、この算
出したロール径に基づいて該ピンチロールの回転数を修
正することを特徴とする連続鋳造における鋳込速度の制
御方法である。
【0005】さて、図1にこの発明を実施するのに用い
て好適な連続鋳造設備の構成を示し、図における1は連
続鋳造用鋳型、2は連続鋳造用鋳型より引き抜かれた鋳
片、3は鋳片2を引き抜くためのピンチロール、4はピ
ンチロール3の駆動源、5はピンチロール3の回転速度
を検出する検出器、6は鋳片2の切断長を決定するメジ
ャリングロールであって、このメジャリングロール6は
測長器7と連絡する。また、8は鋳込速度制御装置であ
って、この装置8はピンチロール3の回転数から鋳込速
度V1 を求める速度計算器8aと、メジャリングロー
ル6の計測結果から鋳込速度V2 を求める速度計算器
8bと、これらの計算結果を適宜比較する比較部8cと
、比較部8cより得られたデータとメジャリングロール
6の測定長から求めた鋳込速度を基準にしてピンチロー
ル3の実際のロール径を算出する演算器8dと、演算器
8dにて得られた結果 (ピンチロール3の最新のロー
ル径) を書き込むロール径テーブル8eおよびピンチ
ロール駆動源4の制御装置4aに指令を出す指令演算部
8fからなる。また9は鋳造条件に応じて鋳込速度を設
定するための鋳込速度設定器、10は鋳片ストランド2
を所定の長さに切断するトーチカッタであって、このト
ーチカッタ10は測長器7からの指令によって作動する
ようになっている。
【0006】
【作用】連続鋳造を開始するに当たっては、まず鋳込速
度設定器9に所望の鋳込速度となるようにデータをイン
プットし、鋳込速度制御装置8および駆動源制御装置4
aを通して所定の鋳込速度となるようにピンチロール3
の回転速度を制御するが、かかる制御方式においては、
ピンチロール3は高温の鋳片ストランドの引抜きに由来
した摩耗等によってロール径が経時変化するので、この
ロール3の回転数に基づく制御のみでは鋳造操業の全期
間にわたって一定の鋳込速度に設定するのは困難である
。このためこの発明においては、トーチカッタ10にお
いて使用しているメジャリングロール6 (このロール
は鋳片の切断長を保証するものであって、その測長精度
は頻繁にチェック、検証されている) と連絡する測長
器7における測長値を鋳込速度制御装置8に取り込み、
この値から鋳込速度V2 を計算する。そしてこの算出
した鋳込速度V2 と検出器5における値より求めた鋳
込速度V1 とを制御装置8の比較部8cにて比較し、
そのずれから現時点におけるピンチロール3のロール径
を求め、得られたロール径に基づいて鋳込速度を制御す
るようにした。このためピンチロール3の摩耗等に起因
した鋳込速度の変動は極めて小さくなる。
【0007】
【実施例】上掲図1に示した構成になる設備を適用して
厚さ220mm 、幅1800mmの鋳片の連続鋳造を
行った。その結果、ピンチロールの摩耗等に起因した鋳
込速度の変動は通常0.05mpm 程度であるのに対
し、この発明に従う場合には鋳込速度の変動はほとんど
認められず安定した鋳造操業が実現できることが確かめ
られた。
【0008】
【発明の効果】かくしてこの発明によれば、メジャリン
グロールの測長値をもとにして鋳込速度を制御するよう
にしたから、従来、ピンチロールに取りつけられた速度
検出器によるだけの制御に比べてピンチロールのロール
径の経時変化を自動的に補正することが可能になり、鋳
込速度の変動を極めて小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施に用いて好適な連続鋳造設備の
構成を示した図である。
【図2】鋳込速度制御装置の構成を示した図である。
【符号の説明】
1  連続鋳造用鋳型 2  鋳片ストランド 3  ピンチロール 4  駆動源 5  検出器 6  メジャリングロール 7  測長器 8  鋳込速度制御装置 8a  速度計算器 8b  速度計算器 8c  比較部 8d  演算器 8e  ロール径テーブル 8f  指令演算部 9  鋳込速度設定器 10  トーチカッタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  連続鋳造用鋳型の出側に配置された鋳
    片ストランドの引抜き用ピンチロールの回転数を調整し
    て鋳込速度を制御するに当たり、上記ピンチロールの回
    転数より鋳込速度を求め、この鋳込速度と鋳片ストラン
    ドの切断長を決定するメジャリングロールの測定長から
    求めた鋳込速度とを適宜比較して、メジャリングロール
    の測定長から求めた鋳込速度を基準にしてピンチロール
    のロール径を算出し、この算出したロール径に基づいて
    該ピンチロールの回転数を修正することを特徴とする連
    続鋳造における鋳込速度の制御方法。
JP15222291A 1991-05-29 1991-05-29 連続鋳造における鋳込速度の制御方法 Pending JPH04351255A (ja)

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JP15222291A JPH04351255A (ja) 1991-05-29 1991-05-29 連続鋳造における鋳込速度の制御方法

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JPH04351255A true JPH04351255A (ja) 1992-12-07

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ID=15535757

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JP15222291A Pending JPH04351255A (ja) 1991-05-29 1991-05-29 連続鋳造における鋳込速度の制御方法

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