JPH04350168A - 減圧cvd装置の使用方法 - Google Patents

減圧cvd装置の使用方法

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Publication number
JPH04350168A
JPH04350168A JP12105091A JP12105091A JPH04350168A JP H04350168 A JPH04350168 A JP H04350168A JP 12105091 A JP12105091 A JP 12105091A JP 12105091 A JP12105091 A JP 12105091A JP H04350168 A JPH04350168 A JP H04350168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
temp
durability
pressure cvd
temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP12105091A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiyouji Nohama
祥二 野浜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH04350168A publication Critical patent/JPH04350168A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体製造工程にお
ける減圧CVD装置に使用されているOリングの耐久性
向上方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体製造工程の減圧CVD
装置1には図2に示すようにアウターチューブ2とフラ
ンジ5のあいだをシールするためのOリング4が使用さ
れている。このOリング4はスタンバイ時、ローディン
グ時、アンローディング時には、図2に示すように炉口
が開いているために、ヒーター3により加熱されたアウ
ターチューブ2からの輻射熱によりフランジ5が加熱さ
れて温度が上昇し、アウターチューブ2とフランジ5に
はさまれたOリング4も温度が上昇し、プロセス温度で
ある700℃以上の高温にさらされる機会が多く、Oリ
ング4の耐久性を劣化させることになる。
【0003】Oリング4の耐久性を向上するためには、
Oリング4をプロセス温度である700℃以上の高温に
さらされないように冷却水路6に流す冷却水の流量を増
加させて冷却効率を高めればよい。また、Oリング4を
耐熱性の高い材質で作成すればよい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、Oリン
グ4の耐久性を向上するために、冷却水の流量を増加し
てOリング4の冷却効率を高めようとした場合、プロセ
ス時に冷却水によりフランジ5までが冷却されてフラン
ジ5の温度が低下してしまうために、フランジ5に反応
生成物が多く付着してパーティクルの発生源となる。そ
れ故、冷却水の流量をあまり増加することはできない。 また、Oリング4を耐熱性の高い材質、例えば、カルデ
ッツ(Du  Pont社製)で作成すればよいのであ
るが、この場合、コストが数十倍と非常に高くなり実用
的ではない。
【0005】この発明は、プロセス時に反応生成物をフ
ランジ5に付着させないようにしてパーティクルの発生
を抑えながら、スタンバイ時、ローディング時、アンロ
ーディング時のOリング4の温度上昇を抑えることによ
り、従来より使用している材質のOリング4の耐久性を
向上することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】先に述べたような課題を
解決するために、この発明は、減圧CVD装置において
、ヒーター温度およびまたは冷却水流量を制御すること
により、スタンバイ時、ローディング時、アンローディ
ング時の設定温度を、プロセス時の設定温度より低く設
定した減圧CVD装置におけるOリングの耐久性向上方
法である。
【0007】
【作用】この発明では、減圧CVD装置において、ヒー
ター温度およびまたは冷却水流量を制御することにより
、スタンバイ時、ローディング時、アンローディング時
の設定温度を、プロセス時の設定温度より低く設定する
ように減圧CVD装置の制御を容易に行うことができる
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。
【0009】図1はこの発明の減圧CVD装置における
Oリングの耐久性向上方法に使用する減圧CVD装置の
冷却水流量およびヒーター温度と、各状態における設定
温度のフローチャート、図2は減圧CVD装置のスタン
バイ時、ローディング時、アンローディング時の状態を
示す一部断面図、図3は減圧CVD装置のプロセス時の
状態を示す一部断面図である。
【0010】図2に示すように、減圧CVD装置1はア
ウターチューブ2、ヒーター3、Oリング4、フランジ
5により構成され、アウターチューブ2は常にヒーター
3により加熱されている。そして、スタンバイ時、ロー
ディング時、アンローディング時には、炉口が開いてい
るためにヒーター3で加熱されたアウターチューブ2か
らの輻射熱によりフランジ5が加熱されて温度が上昇し
、フランジ5とアウターチューブ2のあいだをシールし
ているOリング4の温度も上昇する。また、フランジ5
には冷却水路6が設けられ、冷却水路6に冷却水を流す
ことによりフランジ5を冷却し、Oリング4が過剰に加
熱されることのないようにしている。
【0011】図3に示すように、減圧CVD装置1はプ
ロセス時、すなわち石英ボート7がアウターチューブ2
内に収納されている時には、石英ボート7の下部に設け
られた石英キャップ8がアウターチューブ2の下部にま
で入り込んでアウターチューブ2からフランジ5に輻射
される熱を遮るために、フランジ5の加熱が抑えられO
リング4の温度上昇も抑えられる。
【0012】そこで、減圧CVD装置1においてプロセ
ス時以外、すなわちスタンバイ時、ローディング時、ア
ンローディング時にアウターチューブ2からの輻射熱に
より加熱されるフランジ5の温度を下げてやればOリン
グ4の温度上昇を抑えることが可能となる。
【0013】そのためにこの発明では、減圧CVD装置
1の設定温度を図1の設定温度のフローチャートに示す
ように、スタンバイ時A、ローディング時Bおよびアン
ローディング時Dにプロセス時Cのプロセス温度である
700℃以上より低く700℃以下に設定するように制
御する。
【0014】温度設定の制御は、減圧CVD装置1のヒ
ーター3の温度を図1のヒーター温度のフローチャート
に示すように、スタンバイ時A、ローディング時B、プ
ロセス時Cおよびアンローディング時Dにコントロール
することにより制御することができる。また、減圧CV
D装置1の冷却水路6に流す冷却水を図1の冷却水流量
のフローチャートに示すように、スタンバイ時A、ロー
ディング時B、プロセス時Cおよびアンローディング時
Dにコントロールすることにより制御することができる
。あるいは減圧CVD装置1のヒーター温度と冷却水流
量の両方を同時にスタンバイ時A、ローディング時B、
プロセス時Cおよびアンローディング時Dにコントロー
ルすることにより制御することができる。
【0015】なお、図1に示した冷却水流量およびヒー
ター温度のフローチャートと設定温度のフローチャート
のあいだにタイミングのズレがあるが、このタイミング
のズレは熱容量の影響を避けるために設けられた処置で
ある。
【0016】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、減圧
CVD装置において、ヒーター温度およびまたは冷却水
流量を制御することにより、スタンバイ時、ローディン
グ時、アンローディング時の設定温度を、プロセス時の
設定温度より低く設定することにより減圧CVD装置の
設定温度を容易に制御することができ、減圧CVD装置
に使用しているOリングの耐久性を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の減圧CVD装置におけるOリングの
耐久性向上方法に使用する減圧CVD装置の冷却水流量
およびヒーター温度と、各状態における設定温度のフロ
ーチャート。
【図2】減圧CVD装置のスタンバイ時、ローディング
時、アンローディング時の状態を示す一部断面図。
【図3】減圧CVD装置のプロセス時の状態を示す一部
断面図である。
【符号の説明】
1    減圧CVD装置 2    アウターチューブ 3    ヒーター 4    Oリング 5    フランジ 6    冷却水路 7    石英ボート 8    石英キャップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】減圧CVD装置において、ヒーター温度お
    よびまたは冷却水流量を制御することにより、スタンバ
    イ時、ローディング時、アンローディング時の設定温度
    を、プロセス時の設定温度より低く設定したことを特徴
    とする減圧CVD装置におけるOリングの耐久性向上方
    法。
JP12105091A 1991-05-27 1991-05-27 減圧cvd装置の使用方法 Pending JPH04350168A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112563159A (zh) * 2019-09-25 2021-03-26 株式会社国际电气 基板处理装置、半导体装置的制造方法、基板处理装置的清洗方法以及存储介质
CN112563159B (zh) * 2019-09-25 2024-06-11 株式会社国际电气 基板处理装置、半导体装置的制造方法、基板处理装置的清洗方法以及存储介质

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JP2021052092A (ja) * 2019-09-25 2021-04-01 株式会社Kokusai Electric 基板処理装置、半導体装置の製造方法及び基板処理装置の洗浄方法
CN112563159B (zh) * 2019-09-25 2024-06-11 株式会社国际电气 基板处理装置、半导体装置的制造方法、基板处理装置的清洗方法以及存储介质

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