JPH1140505A - 管体継手部の冷却構造 - Google Patents

管体継手部の冷却構造

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JPH1140505A
JPH1140505A JP9209673A JP20967397A JPH1140505A JP H1140505 A JPH1140505 A JP H1140505A JP 9209673 A JP9209673 A JP 9209673A JP 20967397 A JP20967397 A JP 20967397A JP H1140505 A JPH1140505 A JP H1140505A
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JP
Japan
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cooling water
wall surface
pipe joint
water channel
flange
Prior art date
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Pending
Application number
JP9209673A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Maeda
孝浩 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L53/00Heating of pipes or pipe systems; Cooling of pipes or pipe systems
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L53/00Heating of pipes or pipe systems; Cooling of pipes or pipe systems
    • F16L53/70Cooling of pipes or pipe systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体製造装置に於いて、ウェーハ成膜時等に
生成される反応副生成物がインレットフランジ等の管体
継手部の内壁面に付着しない様、管体継手部の内壁面を
高温に維持する。 【解決手段】Oリング36を介在させて接合される管体
継手部25にOリング冷却用の冷却水路31を形成し、
該冷却水路と前記管体継手部内壁面との間に遮断溝34
を設け、前記管体継手部内壁面から前記冷却水路への熱
移動を遮断し、前記管体継手部内壁面を高温状態に維持
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体製造装置に於
ける管体継手部、特に各種加熱装置を構成する部材をO
リングを介在させて気密に接合する際に用いられるイン
レットフランジ等管体継手部の冷却構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置は、ウェーハ或はガラス
基板等の被処理基板に種々の薄膜を生成し、或はエッチ
ング等を行い、被処理基板表面に多数の半導体素子を形
成するものである。
【0003】斯かる半導体製造装置の一連の処理工程に
於いて、被処理基板に成膜処理する工程があり、成膜処
理を行う装置の一つに縦型炉がある。
【0004】縦型炉は、図2に示す様に、有天筒状のヒ
ータ1、上端が閉塞し下端が開放された筒状のアウター
チューブ2、上端が開放された筒状のインナーチューブ
3、筒状のインレットフランジ4、円盤状の炉口キャッ
プ5により構成されている。
【0005】被処理基板への成膜処理は、前記インナー
チューブ3によって画成される反応室6内を高温で、真
空状態に維持して行う必要がある為、前記アウターチュ
ーブ2下端に前記インレットフランジ4がOリングを介
在させ気密に接合され、該インレットフランジ4下端は
前記炉口キャップ5により気密に閉塞されているが、前
記Oリングは熱で劣化する特性を有する。
【0006】従って、従来より前記インレットフランジ
4内部に冷却水を流通させ、前記Oリングが熱により劣
化するのを防止している。
【0007】図3に於いて、従来のインレットフランジ
の冷却構造について説明する。
【0008】前記インレットフランジ4は上部に鍔状の
上端フランジ7、下部に下端フランジ8を有し、内面に
内鍔9を有し、前記上端フランジ7の上面に内周に沿っ
て前記インレットフランジ4の肉厚より薄い肉厚の凸部
10を有する段差面11を形成し、前記上端フランジ7
の内部で前記段差面11の前記凸部10側の下側には断
面形状が横長短冊状の円環冷却水路12が前記インレッ
トフランジ4と同心に設けられ、該冷却水路12の前記
反応室6側側面は前記インレットフランジ4の外壁面1
3と同一鉛直面上に位置している。
【0009】前記凸部10上面には前記アウターチュー
ブ2のフランジ部14が立設され、該フランジ部14と
前記段差面11で形成される下部空隙15には前記凸部
10側から上端Oリング16、下部クッション材17が
嵌入され、前記段差面11の外側上面には断面が逆L字
形のカバー18が前記フランジ部14の外周部を全周に
亘り覆う様に設けられ、又、前記フランジ部14の上面
と前記カバー18の下面で形成される上部空隙19には
上部クッション材20が嵌入され、前記アウターチュー
ブ2と前記インレットフランジ4は気密に接合されてい
る。前記下端フランジ8の下面は前記炉口キャップ5に
より下端Oリング21を介在させて気密に閉塞され、前
記内鍔9の内面には全周に亘り円環状のインナーチュー
ブ受け22が接合され、該インナーチューブ受け22に
は前記インナーチューブ3が立設されている。
【0010】前記反応室6内で成膜処理が行われている
間、前記冷却水路12には図示しない冷却水配管を介し
て冷却水が循環され、該冷却水により前記上端Oリング
16が冷却される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のインレ
ットフランジ4では、前記冷却水路12内部に冷却水が
循環されると、前記インレットフランジ4の内壁面23
も冷却され、前記反応室6内でウェーハ成膜時に生成さ
れる反応副生成物の一部は前記内壁面23により冷却さ
れ固化し、排出されずに該内壁面23に付着する。付着
堆積した前記反応副生成物は剥離するとパーティクルと
なって前記反応室6内に逆拡散し、前記ウェーハに付着
して製品の品質、歩留まりを低下させる。
【0012】本発明は斯かる実情に鑑み、反応副生成物
がインレットフランジ等の管体継手部の内壁面へ付着し
ない様、管体継手部の内壁面を高温に維持する管体継手
部の冷却構造を提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、Oリングを介
在させて接合される管体継手部にOリング冷却用の冷却
水路を形成し、該冷却水路と前記管体継手部内壁面との
間に遮断溝を設けた管体継手部の冷却構造に係り、前記
内壁面から前記冷却水路への熱移動を遮断し、前記管体
継手部内壁面を高温状態に維持する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1を参照しつつ本発明の
実施の形態を説明する。尚、図1中、図3中で示したも
のと同等のものには同符号を付してある。
【0015】図中25はインレットフランジを示し、該
インレットフランジ25は上部に鍔状の上端フランジ2
6、下部に下端フランジ27を有し、内面に内鍔28を
有し、前記上端フランジ26の上面には内面側に前記イ
ンレットフランジ25の肉厚と同厚の凸部29を有する
段差面30を形成し、前記上端フランジ26の内部で前
記段差面30の前記凸部29側の下側には、断面形状が
横長短冊状の円環冷却水路31が前記インレットフラン
ジ25と同心に設けられ、該冷却水路31の反応室6側
側面は前記インレットフランジ25の外壁面32より外
側に位置している。又、前記冷却水路31と前記インレ
ットフランジ25の内壁面33との間の前記凸部29に
は前記冷却水路31と同心に全周に亘り遮断溝34が刻
設され、前記インレットフランジ25の肉厚は前記遮断
溝34の幅に相当する分厚くなっている。該遮断溝34
は断面形状が縦長短冊状で該遮断溝34の底面は前記冷
却水路31の底面と同一、若しくは更に下方となってい
る。
【0016】前記凸部29上面には前記アウターチュー
ブ2のフランジ部14が立設され、該フランジ部14と
前記段差面30で形成される下部空隙35には前記凸部
29側から上端Oリング36、下部クッション材37が
嵌入され、前記段差面30の外側上面には断面が逆L字
形のカバー38が前記フランジ部14の外周部を全周に
亘り覆う様に設けられ、又、前記フランジ部14の上面
と前記カバー38の下面で形成される上部空隙39に上
部クッション材40が嵌入され、前記アウターチューブ
2と前記インレットフランジ25は気密に接合されてい
る。前記下端フランジ27の下面は前記炉口キャップ5
により下端Oリング21を介在させて気密に閉塞され、
前記内鍔28には円環状のインナーチューブ受け22が
下側から内嵌され、該インナーチューブ受け22には前
記インナーチューブ3が立設されている。
【0017】前記反応室6内で成膜処理が行われている
間、前記冷却水路31には図示しない冷却水配管を介し
て冷却水が循環され、該冷却水により前記上端Oリング
36が冷却される。一方、前記反応室6内は前記ヒータ
1により加熱され高温となり、前記インレットフランジ
25の内壁面33も高温となる。高温となった該内壁面
33から前記冷却水路31方向への熱移動は、前記内壁
面33と冷却水路31間の距離が延長されたことにより
困難となると共に、前記遮断溝34により遮断される。
従って、前記内壁面33に対する前記冷却水路31を流
通する冷却水による冷却効果が大幅に減少し、前記内壁
面33は高温状態に維持される。
【0018】尚、上記実施の形態に於いては、縦型炉に
於けるインレットフランジについて説明したが、高温流
体を使用する装置、或は配管系の管継手として実施でき
ることはいうまでもない。
【0019】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、反応室
内でウェーハ成膜時に生成される反応副生成物は冷却水
路が形成されたインレットフランジ等の管体継手部の内
壁面により冷却されず固化しない為、管体継手部の内壁
面に付着することなく外部に排出される。従って、反応
副生成物が管体継手部の内壁面に付着後、付着堆積した
反応副生成物が剥離し、パーティクルとなって反応室内
に逆拡散し、ウェーハに付着することもなく、製品の品
質、歩留まりを向上させることができる。又、管体継手
部の内壁面に反応副生成物が付着しない為管体継手部の
メンテナンス時の作業が容易となり、更に、管体継手部
のメンテナンスサイクルを延長でき、装置の稼働率が向
上する。更に、反応副生成物が腐食性のものであっても
管体継手部内壁面の腐食を防止でき、管体継手部の耐用
年数を延長することが可能となる等、種々の優れた効果
を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す正断面図である。
【図2】縦型炉についての概略説明図である。
【図3】従来例を示す正断面図である。
【符号の説明】
25 インレットフランジ 26 上端フランジ 29 凸部 30 段差面 31 冷却水路 33 内壁面 34 遮断溝 36 上端Oリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Oリングを介在させて接合される管体継
    手部にOリング冷却用の冷却水路を形成し、該冷却水路
    と前記管体継手部内壁面との間に遮断溝を設けたことを
    特徴とする管体継手部の冷却構造。
JP9209673A 1997-07-18 1997-07-18 管体継手部の冷却構造 Pending JPH1140505A (ja)

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Cited By (5)

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