JP2021181854A - 熱処理炉 - Google Patents

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真伍 中井
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Abstract

【課題】メンテナンス性を向上させた熱処理炉を提供すること。【解決手段】熱処理炉は、被加熱物としてのワークを収容して環状のフランジを端部に形成したチャンバと、チャンバの内部空間を加熱するための加熱手段と、チャンバのフランジに接触する環状の第1接触面を有し、フランジとの隙間を封止する環状の第1パッキンを第1接触面に設け、第1パッキンを冷却する第1冷却水路を内部に有したプレート部材と、プレート部材の第1接触面とは反対側の第2接触面に接触する台座と、を備え、プレート部材は、チャンバのフランジおよび台座に対して取外し可能に接触する。【選択図】図1

Description

本開示は、被加熱物としてのワークをチャンバに収容して熱処理する熱処理炉に関する。
熱処理炉の一例として、インナーカバーとアウターカバーとを備えたベル型焼鈍炉がある。特許文献1および特許文献2のベル型焼鈍炉では、内側のインナーカバーはOリングで台座とシールされるが、高温の排気ガス中に設けられるのでOリングの耐熱性が問題となる。このため、Oリングを冷却するための冷却水路が台座の内部に設けられる。
特開平9−82656号公報 特開平7−29841号公報
しかしながら、熱処理炉を長期間使用すると冷却水路が詰まったり、腐食によってひび割れて水漏れする等、冷却水路の補修が必要となる場合がある。その補修作業には水路の一部を切り取って外したり、溶接し直したりする必要があり、非常に手間がかかる。そこで、インナーカバーのシール部分を含めて熱処理炉のメンテナンス性を向上させることが求められている。
本開示は、前記課題を解決するものであり、メンテナンス性を向上させた熱処理炉を提供することを目的とする。
本開示の一態様の熱処理炉は、被加熱物としてのワークを収容して環状のフランジを端部に形成したチャンバと、前記チャンバの内部空間を加熱するための加熱手段と、前記チャンバの前記フランジに接触する環状の第1接触面を有し、前記フランジとの隙間を封止する環状の第1パッキンを前記第1接触面に設け、前記第1パッキンを冷却する第1冷却水路を内部に有したプレート部材と、前記プレート部材の前記第1接触面とは反対側の第2接触面に接触する台座と、を備え、前記プレート部材は、前記チャンバの前記フランジおよび前記台座に対して取外し可能に接触する。
前記構成によれば、第1冷却水路の補修が必要となったときに、新たな冷却水路を有するプレート部材に交換するだけで済み、熱処理炉のメンテナンス性を向上させることができる。
前記熱処理炉において、前記プレート部材の前記第2接触面には前記台座との隙間を封止する環状の第2パッキンをさらに設けてもよい。前記構成によれば、プレート部材と台座の隙間をより確実に封止することができる。
前記熱処理炉において、前記第1冷却水路は、前記第1パッキンと前記第2パッキンの間の高さに配置されてもよい。前記構成によれば、第1冷却水路によって第1パッキンと第2パッキンの両方を冷却することができる。
前記熱処理炉において、前記チャンバは、前記フランジの内部に第2冷却水路を有してもよい。前記構成によれば、第1冷却水路だけでなく第2冷却水路で第1パッキンを冷却することができ、第1パッキンの耐熱性をさらに向上させることができる。
前記熱処理炉は、インナーカバーとしての前記チャンバと、前記チャンバの外側に設けたアウターカバーとを備えたベル型焼鈍炉としての熱処理炉であって、前記プレート部材は、前記チャンバの前記フランジの下方に配置され、前記台座は、前記プレート部材の下方に配置されてもよい。前記構成によれば、インナーカバーの炉気シールをパッキンで行うベル型焼鈍炉に適用することができる。
本開示によれば、熱処理炉のメンテナンス性を向上させることができる。
実施形態1における熱処理炉の縦断面図 実施形態1におけるスペーサの斜視図 実施形態1におけるプレート部材およびその周辺の縦断面図(取外し前の状態) 実施形態1におけるプレート部材およびその周辺の縦断面図(取外し後の状態) 実施形態1におけるプレート部材の平面図 実施形態2におけるプレート部材およびその周辺の縦断面図(取外し前の状態) 実施形態1の変形例におけるプレート部材の縦断面図 実施形態1の別の変形例におけるプレート部材の縦断面図
以下、本開示に係る熱処理炉の好適な実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。本開示は、以下の実施形態の具体的な構成に限定されるものではなく、同様の技術的思想に基づく構成が本開示に含まれる。
(実施形態1)
図1は、実施形態1における熱処理炉2の概略構成を示す縦断面図である。
熱処理炉2は、被加熱物としてのワークSを内部に収容して加熱するための炉体である。実施形態1の熱処理炉2は、特にインナーカバー4とアウターカバー6とを備えるベル型焼鈍炉であり、加熱手段としてバーナ8を用いて、ワークSをインナーカバー4に収容した状態でインナーカバー4の外側から間接加熱する。
図1に示す熱処理炉2は、炉床3と、インナーカバー4と、アウターカバー6と、バーナ8と、排気口10とを備える。
被加熱物であるワークSは、チャンバとしてのインナーカバー(マッフル)4に収容される。ワークSとしては、例えば、鋼板の製造過程で薄く帯状に延ばした金属ストリップ(鋼帯)をドーナツ状に巻き取って、コイル材としたものが挙げられる。コイル材としてのワークSは通常、インナーカバー4の内部において、炉床3の上部に位置する載置板12の上に、図2で示されるスペーサ14を介して、上下方向に積載される。スペーサ14は、円板形状の上板16と、円板形状の下板18と、上板16及び下板18とを連結して上板16及び下板18の周方向に複数配列されている連結部材20とを備える。スペーサ14は全体としてドーナツ形状を有し、インナーカバー4内の雰囲気ガスをワークSの径方向に流通可能な構成となっている。
釣鐘(ベル)状のインナーカバー4は、ワークSを覆うように配置され、さらに、釣鐘状のアウターカバー6が、インナーカバー4を覆うように配置されている。
バーナ8は、インナーカバー4およびその内部空間を加熱するための加熱手段である。バーナ8は、アウターカバー6の下部側面において対称位置に一対として設けられている。バーナ8は、インナーカバー4とアウターカバー6との間の空間22に火炎を形成し、空間22内のガス及びバーナ8近傍のインナーカバー4を加熱する。バーナ8は、火炎の燃焼量を調節する、もしくはON/OFF制御によって制御される。バーナ8で加熱された空間22内のガスは、インナーカバー4及びアウターカバー6に熱を伝達しながら、排気口10から排出される。
インナーカバー4内の下部には、循環ファン24が設けられている。循環ファン24は、インナーカバー4内の雰囲気ガスを循環させている。循環ファン24は、炉床3の下方に設けられたモータ26と連結されており、モータ26によって回転される。インナーカバー4内の雰囲気ガスは、インナーカバー4とワークSの外側面との空間28を、下方から上方に移動し、ワークSの内側面で形成された空間30を、上方から下方に移動することによって、インナーカバー4内を循環する。
図1に示すように、インナーカバー4はその土台部分にフランジ32を有する。フランジ32は、平面視で円環状の形状を有するインナーカバー4の端部である。フランジ32は、プレート部材34によって下方から支持される。
プレート部材34は、インナーカバー4を支持するための平面視で円環状の部材である。プレート部材34は、フランジ32と炉床3との間に設けられており、フランジ32および炉床3に対して取外し可能に接触している。
プレート部材34の構成について、図3A、図3Bおよび図4を用いて説明する。図3Aは、プレート部材34の取外し前の状態を示す縦断面図であり、図3Bは、プレート部材34の取外し後の状態を示す縦断面図である。図4は、プレート部材34の平面図である。
図3Bに示すように、プレート部材34は、互いに対向する第1接触面36および第2接触面38を有する。第1接触面36はプレート部材34の上面であり、第2接触面38はプレート部材34の下面である。第1接触面36はインナーカバー4のフランジ32に接触し、第2接触面38は炉床3に接触する。
第1接触面36には第1凹部40が設けられている。第1凹部40には第1パッキン42が配置されている。同様に、第2接触面38には第2凹部44が設けられており、第2凹部44には第2パッキン46が配置される。
第1パッキン42および第2パッキン46はともに、インナーカバー4の内部空間と外部空間との間を封止して炉気シールを行うための部材である。第1パッキン42はプレート部材34とフランジ32との間を封止し、第2パッキン46はプレート部材34と炉床3との間を封止する。第1パッキン42および第2パッキン46はともに平面視で円環状の形状を有しており、実施形態1では汎用的なゴム製のOリングが用いられる。
実施形態1のプレート部材34は、第1プレート34Aと第2プレート34Bとを備える。第1プレート34Aはプレート部材34の上側半分を構成し、第2プレート34Bはプレート部材34の下側半分を構成する。第1プレート34Aおよび第2プレート34Bは例えば図中Aの部分で溶接して互いに固定される。第1プレート34Aは、第1接触面36および第1凹部40を形成し、第2プレート34Bは、第2接触面38および第2凹部44を形成する。
第1プレート34Aと第2プレート34Bの間には、第1冷却水路48が形成されている。第1冷却水路48は、第1パッキン42および第2パッキン46を冷却するためにプレート部材34の内部に設けられた水路である。第1冷却水路48は、第1パッキン42を収容する第1凹部40の下方、かつ第2パッキン46を収容する第2凹部44の上方に配置される。
プレート部材34はさらに、外側に突出したフランジ部52を備える。フランジ部52には貫通孔が形成されており、当該貫通孔には図3Aに示すように、固定部材としてのボルト54が挿通される。ボルト54は炉床3に立設されており、ナット55によって締められる。フランジ部52はプレート部材34の円周外側に設けているが、円周内側に設けてもよく、あるいはその両方に設けてもよい。
ボルト54およびナット55を設けることで、炉床3に対してプレート部材34を取外し可能に固定することができる。これにより、プレート部材34の位置決めができ、第2パッキン46による炉気シールを行うことができる。
プレート部材34は、インナーカバー4のフランジ32に対しては固定されていない。プレート部材34とフランジ32を固定するための固定部材は設けられておらず、インナーカバー4はプレート部材34に対して自重で接触し、第1パッキン42による炉気シールを行う。インナーカバー4の自重が加わると第2パッキン46のシール性も向上する。
プレート部材34の平面視における構成を図4を用いて説明する。図4では、第1冷却水路48を点線で図示するとともに、第1冷却水路48における水の流れを矢印で示している。
図4に示すように、プレート部材34は仕切り板56を有する。仕切り板56は、第1冷却水路48を仕切る部材である。仕切り板56の近傍には、給水管58および排水管60が設けられる。給水管58は、第1冷却水路48へ給水するための部材であり、排水管60は、第1冷却水路48から排水するための部材である。
排水管60の近傍にはエアー抜き管62が設けられている。エアー抜き管62は、第1冷却水路48を流れる水の上方に溜まる空気を抜くための部材である。実施形態1のエアー抜き管62は排水管60の近傍、かつ排水管60の上方に設けられる。
プレート部材34にはさらに、2つの水抜き管64、66が設けられている。水抜き管64、66は、メンテナンスの際に第1冷却水路48の途中で排水可能とする部材である。
図4に示す例では、固定部材としてのフランジ部52およびボルト54は均等に3か所に設けられているが、その他の位置や数でもよい。
上述した構成によれば、プレート部材34をフランジ32および炉床3に対して取外し可能に接触させており、特に炉床3に対して溶接等で固定していない。これより、図3Aに示す固定部材としてのナット55をボルト54から外せば、図3Bに示すように、プレート部材34をフランジ32だけでなく炉床3から容易に取り外すことができる。熱処理炉2の長期間の使用によってプレート部材34の第1冷却水路48が詰まった場合には、プレート部材34自体を新たなものに交換することで、新たな冷却水路に容易に交換することができる。プレート部材34を炉床3に対して溶接等により半恒久的に固定した場合に比べて、プレート部材34の補修作業にかかる時間を大幅に短くすることができ、熱処理炉2のメンテナンス性を向上させることができる。
上述したように、実施形態1の熱処理炉2は、チャンバとしてのインナーカバー4と、加熱手段としてのバーナ8と、台座としての炉床3とを備える。インナーカバー4は、被加熱物としてのワークSを収容して環状のフランジ32を端部に形成する。バーナ8は、インナーカバー4の内部空間を間接的に加熱する。プレート部材34は、インナーカバー4のフランジ32に接触する第1接触面36を有した環状の部材である。プレート部材34は、フランジ32との隙間を封止する環状の第1パッキン42を第1接触面36に設け、第1パッキン42を冷却する第1冷却水路48を内部に有する。炉床3は、プレート部材34の第1接触面36とは反対側の第2接触面38に接触する。当該構成において、プレート部材34は、インナーカバー4のフランジ32および炉床3に対して取外し可能に接触する。
上記構成によれば、第1パッキン42を第1冷却水路48で冷却することで第1パッキン42の耐熱性を向上させることができ、高温下でも汎用的なOリングを使用してインナーカバー4の炉気シールを行うことができる。また、第1冷却水路48を有するプレート部材34をインナーカバー4のフランジ32および炉床3に対して取外し可能に接触させることで、経年劣化により第1冷却水路48が詰まったり、腐食してひび割れたりする等、第1冷却水路48の補修が必要となったときに、新たな冷却水路を有するプレート部材に交換するだけで済む。このようにして、熱処理炉2のメンテナンス性を向上させることができる。
また、実施形態1の熱処理炉2では、プレート部材34の第2接触面38には炉床3との隙間を封止する環状の第2パッキン46をさらに設けている。このような構成によれば、プレート部材34と炉床3の隙間をより確実に封止することができる。
また、実施形態1の熱処理炉2では、第1冷却水路48は、第1パッキン42と第2パッキン46の間に配置される。このような構成によれば、第1冷却水路48によって第1パッキン42と第2パッキン46の両方を冷却することができる。
なお、第1冷却水路48は、第1パッキン42と第2パッキン46の間に限らず、図6や図7に示す変形例のように、第1パッキン42と第2パッキン46に対して側方にずれた位置にあってもよい。このような場合でも、第1冷却水路48を第1パッキン42と第2パッキン46の間の高さに配置すれば、第1パッキン42と第2パッキン46の両方を冷却することができる。図6、図7では便宜的に、図3Bと同じ符号を用いているが、構成要素が同一であることを示すものではない。また図6、図7では、プレート部材34以外の構成の図示を省略している。
また、実施形態1の熱処理炉2では、プレート部材34は、第1接触面36を形成する環状の第1プレート34Aと、第2接触面38を形成する環状の第2プレート34Bとを備え、第1プレート34Aと第2プレート34Bの間に第1冷却水路48を形成する。このような構成によれば、第1プレート34Aと第2プレート34Bを溶接することにより、第1冷却水路48を有する中空のプレート部材34を簡単に作ることができる。
また、実施形態1の熱処理炉2はさらに、炉床3に対してプレート部材34を着脱可能に固定する固定部材としてのボルト54およびナット55を備える。このような構成によれば、プレート部材34を炉床3に対して取外し可能に固定することができる。
また、実施形態1の熱処理炉2は、インナーカバー4と、インナーカバー4の外側に設けたアウターカバー6とを備えたベル型焼鈍炉である。プレート部材34は、インナーカバー4のフランジ32の下方に配置され、炉床3は、プレート部材34の下方に配置される。このような構成によれば、インナーカバー4の炉気シールを第1パッキン42で行うベル型焼鈍炉を実現することができる。
(実施形態2)
本発明に係る実施形態2の熱処理炉について説明する。なお、実施形態2では、主に実施形態1と異なる点について説明し、実施形態1と重複する記載は省略する。
実施形態1では、プレート部材34に第1冷却水路48を設けていたが、実施形態2では、第1冷却水路48に加えて、インナーカバーのフランジに別の冷却水路を設ける点が、実施形態1と異なる。
図5は、実施形態2にかかる熱処理炉のプレート部材34およびインナーカバー70のフランジ72を示す図である。図5に示すように、フランジ72は、その内部に第2冷却水路74を有する。図5に示すプレート部材34の取外し前の状態において、第2冷却水路74は第1パッキン42の近傍に位置しており、第1パッキン42を上方から冷却する。
このように、第1冷却水路48に加えて第2冷却水路74を設けることで、2つの冷却水路48、74で第1パッキン42を上下から冷却することができ、第1パッキン42の耐熱性をさらに向上させることができる。
以上、上述の実施形態1、2を挙げて本開示の発明を説明したが、本開示の発明は上述の実施形態1、2に限定されない。例えば、上記実施形態1、2では、熱処理炉がインナーカバー4、70とアウターカバー6とを備えたベル型焼鈍炉である場合について説明したが、このような場合に限らず、横型焼鈍炉など、広く、炉気シール機構を有する熱処理炉に適用してもよい。また、インナーカバー4、70はワークSを収容するチャンバであればよく、炉床3は当該チャンバを外気と遮断する部材であればよく、ベース部材や扉であってもよい。
また、上記実施形態1、2では、インナーカバー4、70のフランジ32、72は円環状である場合を例示したが、このような場合に限らず環状であれば、四角形や多角形など他の断面形状でもよい。
なお、上記様々な実施形態のうちの任意の実施形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本開示は、添付図面を参照しながら好ましい実施形態に関連して充分に記載されているが、この技術の熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した特許請求の範囲による本開示の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。また、各実施形態における要素の組合せや順序の変化は、本開示の範囲及び思想を逸脱することなく実現し得るものである。
本開示は、ベル型焼鈍炉などのあらゆる熱処理炉に適用可能である。
2 熱処理炉
3 炉床(台座)
4 インナーカバー(チャンバ、マッフル)
6 アウターカバー
8 バーナ(加熱手段)
10 排気口
12 載置板
14 スペーサ
16 上板
18 下板
20 連結部材
22 空間
24 循環ファン
26 モータ
28 空間
30 空間
32 フランジ
34 プレート部材
34A 第1プレート
34B 第2プレート
36 第1接触面
38 第2接触面
40 第1凹部
42 第1パッキン
44 第2凹部
46 第2パッキン
48 第1冷却水路
52 フランジ部
54 ボルト(固定部材)
55 ナット(固定部材)
56 仕切り板
58 給水管
60 排水管
62 エアー抜き管
64、66 水抜き管
70 インナーカバー
72 フランジ
74 第2冷却水路
S ワーク

Claims (5)

  1. 被加熱物としてのワークを収容して環状のフランジを端部に形成したチャンバと、
    前記チャンバの内部空間を加熱するための加熱手段と、
    前記チャンバの前記フランジに接触する環状の第1接触面を有し、前記フランジとの隙間を封止する環状の第1パッキンを前記第1接触面に設け、前記第1パッキンを冷却する第1冷却水路を内部に有したプレート部材と、
    前記プレート部材の前記第1接触面とは反対側の第2接触面に接触する台座と、を備え、
    前記プレート部材は、前記チャンバの前記フランジおよび前記台座に対して取外し可能に接触する、熱処理炉。
  2. 前記プレート部材の前記第2接触面には前記台座との隙間を封止する環状の第2パッキンをさらに設けた、請求項1に記載の熱処理炉。
  3. 前記第1冷却水路は、前記第1パッキンと前記第2パッキンの間の高さに配置される、請求項2に記載の熱処理炉。
  4. 前記チャンバは、前記フランジの内部に第2冷却水路を有する、請求項1から3のいずれか1つに記載の熱処理炉。
  5. インナーカバーとしての前記チャンバと、前記チャンバの外側に設けたアウターカバーとを備えたベル型焼鈍炉としての請求項1から4のいずれか1つに記載の熱処理炉であって、
    前記プレート部材は、前記チャンバの前記フランジの下方に配置され、
    前記台座は、前記プレート部材の下方に配置される、熱処理炉。
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