JPH04349486A - ペーパーイレースマシン - Google Patents
ペーパーイレースマシンInfo
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- JPH04349486A JPH04349486A JP3152667A JP15266791A JPH04349486A JP H04349486 A JPH04349486 A JP H04349486A JP 3152667 A JP3152667 A JP 3152667A JP 15266791 A JP15266791 A JP 15266791A JP H04349486 A JPH04349486 A JP H04349486A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【発明の利用分野】この発明は、複写機やプリンター等
のOA機器により印字された古紙を、溶解することなく
原形を維持したままで、印字された部分のみを地色と同
色のトナーあるいはインクでコートし、再生するように
した装置に関する。この発明はまた、古紙の全面を地色
と同色のトナーあるいはインクでコートし、再生するよ
うにした装置に関する。
のOA機器により印字された古紙を、溶解することなく
原形を維持したままで、印字された部分のみを地色と同
色のトナーあるいはインクでコートし、再生するように
した装置に関する。この発明はまた、古紙の全面を地色
と同色のトナーあるいはインクでコートし、再生するよ
うにした装置に関する。
【0002】
【従来技術】種々の物資の大量消費による、地球規模で
の環境破壊が問題となりつつある。この問題の一例とし
て、OA機器の普及による上質紙の大量消費と、それに
伴う森林破壊が有る。この問題への対策として、古紙、
特に上質紙の再生を進める必要が有る。
の環境破壊が問題となりつつある。この問題の一例とし
て、OA機器の普及による上質紙の大量消費と、それに
伴う森林破壊が有る。この問題への対策として、古紙、
特に上質紙の再生を進める必要が有る。
【0003】図9に、現在行われている古紙の再生工程
を示す。主な工程は、古紙を繊維状に溶解しインク等を
繊維から剥離させる溶解工程、ホッチキス針やプラスチ
ック等の異物を除去する除塵工程、繊維から剥離したイ
ンク等をフローテーターや洗浄機で系外に排出する脱イ
ンク工程、脱インクした繊維を過酸化水素やオゾン等で
漂白する漂白工程である。このことからも明らかなよう
に、古紙の再生工程は複雑で、現状では新しい紙の製造
よりも高いコストを要する。
を示す。主な工程は、古紙を繊維状に溶解しインク等を
繊維から剥離させる溶解工程、ホッチキス針やプラスチ
ック等の異物を除去する除塵工程、繊維から剥離したイ
ンク等をフローテーターや洗浄機で系外に排出する脱イ
ンク工程、脱インクした繊維を過酸化水素やオゾン等で
漂白する漂白工程である。このことからも明らかなよう
に、古紙の再生工程は複雑で、現状では新しい紙の製造
よりも高いコストを要する。
【0004】上質紙の再生には、これ以外にも以下の問
題が有る。 (1) コピー紙ではトナーの除去が難しく、再生紙
に黒点が残る。 (2) 再生紙は繊維が細かく切断されているためこ
しが弱く、引っ張り強度が低下する。このためコピー機
やプリンター等で紙詰まりを起こし易く、紙粉が多いた
めコピー機の感光体等の寿命を縮める。 (3) 脱インクに用いる薬剤は、トナーやインクの
種類で異なり、大量の回収が行われている新聞紙以外の
ものを再生するには、脱インク工程を変更する必要が有
る。 (4) 古紙の回収・再生には、回収業者、製紙メー
カー、紙販売店、ユーザー等の長い流通経路を要する。 (5) 上質紙は主としてオフィスで用いられ、外部
に出せない機密書類が多い。これに対してはシュレッダ
ーがあるが、シュレッダーで裁断すると、繊維が細かく
裁断され紙質が低下する。 これらのことのため、上質紙の回収・再生は普及してい
ない。
題が有る。 (1) コピー紙ではトナーの除去が難しく、再生紙
に黒点が残る。 (2) 再生紙は繊維が細かく切断されているためこ
しが弱く、引っ張り強度が低下する。このためコピー機
やプリンター等で紙詰まりを起こし易く、紙粉が多いた
めコピー機の感光体等の寿命を縮める。 (3) 脱インクに用いる薬剤は、トナーやインクの
種類で異なり、大量の回収が行われている新聞紙以外の
ものを再生するには、脱インク工程を変更する必要が有
る。 (4) 古紙の回収・再生には、回収業者、製紙メー
カー、紙販売店、ユーザー等の長い流通経路を要する。 (5) 上質紙は主としてオフィスで用いられ、外部
に出せない機密書類が多い。これに対してはシュレッダ
ーがあるが、シュレッダーで裁断すると、繊維が細かく
裁断され紙質が低下する。 これらのことのため、上質紙の回収・再生は普及してい
ない。
【0005】なおこれ以外に、特開昭59−212,2
88号等の公報は、タイプミス等に対する消去機能を備
えたプリンターを提案している。しかしながらこれはミ
スタイプ部等を隠ぺいするためのものであり、地色と異
なる部分を読み取って地色と同じトナーやインクをコー
トするものではなく、また用紙全面に地色と同じトナー
やインクをコートするものでもない。
88号等の公報は、タイプミス等に対する消去機能を備
えたプリンターを提案している。しかしながらこれはミ
スタイプ部等を隠ぺいするためのものであり、地色と異
なる部分を読み取って地色と同じトナーやインクをコー
トするものではなく、また用紙全面に地色と同じトナー
やインクをコートするものでもない。
【0006】
【発明の課題】この発明の課題は、低コストで容易にか
つその場で古紙を再生する装置を提供することに有る。 即ちこの発明では、複写機やプリンターに類似で、事務
所内に設置できる装置により古紙を再生できるようにす
る。このようにすれば、複雑な古紙の回収ルートが不要
となり、かつ機密書類でも容易にその場で再生できる。 またこの発明では繊維の溶解等の加工を不要にし、こし
が弱く紙詰まりを起こし易い、紙粉が多く複写機やプリ
ンターを傷める等の問題を解決する。更に、再生紙に黒
点が残る等の問題を解決し、OA用紙として用い得る高
品質の再生紙が得られるようにする。またこの発明では
、低いランニングコストでかつ複写機やプリンター程度
の装置コストで使用し得る再生装置を提供する。
つその場で古紙を再生する装置を提供することに有る。 即ちこの発明では、複写機やプリンターに類似で、事務
所内に設置できる装置により古紙を再生できるようにす
る。このようにすれば、複雑な古紙の回収ルートが不要
となり、かつ機密書類でも容易にその場で再生できる。 またこの発明では繊維の溶解等の加工を不要にし、こし
が弱く紙詰まりを起こし易い、紙粉が多く複写機やプリ
ンターを傷める等の問題を解決する。更に、再生紙に黒
点が残る等の問題を解決し、OA用紙として用い得る高
品質の再生紙が得られるようにする。またこの発明では
、低いランニングコストでかつ複写機やプリンター程度
の装置コストで使用し得る再生装置を提供する。
【0007】
【発明の構成】この発明は、使用済みの用紙のうち、該
用紙の地色と異なる色の領域を検知するための光学読み
取り手段と、上記地色と異なる色の領域に地色のトナー
またはインクをコートするためのイレース手段とを設け
たペーパーイレースマシンに有る。
用紙の地色と異なる色の領域を検知するための光学読み
取り手段と、上記地色と異なる色の領域に地色のトナー
またはインクをコートするためのイレース手段とを設け
たペーパーイレースマシンに有る。
【0008】またこの発明は、使用済みの用紙の全面に
、該用紙の地色のトナーまたはインクをコートするため
のイレース手段を設けたペーパーイレースマシンに有る
。
、該用紙の地色のトナーまたはインクをコートするため
のイレース手段を設けたペーパーイレースマシンに有る
。
【0009】この発明は、古紙をその場で再生できて機
密書類用紙の再生に適し、純白あるいは完全な地色の再
生紙が得られることから、上質紙の再生に特に適してい
るが、これに限るものではない。
密書類用紙の再生に適し、純白あるいは完全な地色の再
生紙が得られることから、上質紙の再生に特に適してい
るが、これに限るものではない。
【0010】
【実施例】図1に、実施例のペーパーイレースマシンの
概要を示す。図において、2はペーパーイレースマシン
、4は記録済みの廃紙である。6は廃紙照明ランプ、8
は廃紙用の感光ドラム、10は感光ドラム8を露光する
ための光学系で、照明ランプ6の光で記録廃紙4の画像
情報に応じて感光ドラム8を露光する。12は1次帯電
器、14は現像器で例えば白色のトナーを用い、16は
除電光源、18は白色トナーのクリ−ナ−、20はクリ
ーニング用のブレード、22は転写・分離用の帯電器、
24は搬送ベルト、26は定着ローラ−である。28は
記録廃紙4の搬送装置で、感光ドラム8の露光から転写
までの回転時間と、画像情報の読み取りから白色トナー
の転写までの記録廃紙4の搬送時間とが一致するように
、感光ドラム8へ記録廃紙4を搬送する。
概要を示す。図において、2はペーパーイレースマシン
、4は記録済みの廃紙である。6は廃紙照明ランプ、8
は廃紙用の感光ドラム、10は感光ドラム8を露光する
ための光学系で、照明ランプ6の光で記録廃紙4の画像
情報に応じて感光ドラム8を露光する。12は1次帯電
器、14は現像器で例えば白色のトナーを用い、16は
除電光源、18は白色トナーのクリ−ナ−、20はクリ
ーニング用のブレード、22は転写・分離用の帯電器、
24は搬送ベルト、26は定着ローラ−である。28は
記録廃紙4の搬送装置で、感光ドラム8の露光から転写
までの回転時間と、画像情報の読み取りから白色トナー
の転写までの記録廃紙4の搬送時間とが一致するように
、感光ドラム8へ記録廃紙4を搬送する。
【0011】この実施例では、記録廃紙4の画像や印字
情報を光学系10で読み取り、それに応じて感光ドラム
8を露光し、現像器14と転写帯電器22により画像情
報や文字情報の有る部分に白色のトナーをコートし、古
紙を再生する。また感光ドラム8への露光や転写の精度
は低くても良く、記録廃紙4の画像情報よりもやや広め
に白色トナーをコートすることが好ましい。このように
することにより、装置のコストを低下させるとともに、
黒点等が残ることを防止できる。得られた再生紙は、白
色トナーのコート濃度を増せば純白となり、そのままO
A用の上質紙として再利用できる。更にクリ−ナ−18
や除電光源16等は設けなくても良い。
情報を光学系10で読み取り、それに応じて感光ドラム
8を露光し、現像器14と転写帯電器22により画像情
報や文字情報の有る部分に白色のトナーをコートし、古
紙を再生する。また感光ドラム8への露光や転写の精度
は低くても良く、記録廃紙4の画像情報よりもやや広め
に白色トナーをコートすることが好ましい。このように
することにより、装置のコストを低下させるとともに、
黒点等が残ることを防止できる。得られた再生紙は、白
色トナーのコート濃度を増せば純白となり、そのままO
A用の上質紙として再利用できる。更にクリ−ナ−18
や除電光源16等は設けなくても良い。
【0012】ここに白色のトナーとしては、例えば酸化
亜鉛ZnO、酸化チタン(チタンホワイト)TiO2、
アルミナホワイトAl2O3・nH2O、リトポンZn
S+BaSO4、石膏CaSO4・2H2O、硫酸バリ
ウムBaSO4、炭酸カルシウムCaCO3、鉛白2P
bCO3・Pb(OH)2等が有る。
亜鉛ZnO、酸化チタン(チタンホワイト)TiO2、
アルミナホワイトAl2O3・nH2O、リトポンZn
S+BaSO4、石膏CaSO4・2H2O、硫酸バリ
ウムBaSO4、炭酸カルシウムCaCO3、鉛白2P
bCO3・Pb(OH)2等が有る。
【0013】図1の装置の左側は通常の複写機であり、
定着ローラ−26で白色のトナーを定着し、純白に再生
した記録廃紙4を再生紙トレイ30に蓄え、複写用の用
紙として利用する。図において、32は原稿台、34は
原稿照明ランプ、36は光学系、38は複写用の感光ド
ラム、42は1次帯電器、44は黒色等のトナーを収容
した現像器、46は除電光源、48はクリ−ナ−で50
はそのブレード、52は転写・分離用の帯電器、54は
搬送ベルト、56は黒色トナーの定着ローラ−、58は
排紙トレイである。
定着ローラ−26で白色のトナーを定着し、純白に再生
した記録廃紙4を再生紙トレイ30に蓄え、複写用の用
紙として利用する。図において、32は原稿台、34は
原稿照明ランプ、36は光学系、38は複写用の感光ド
ラム、42は1次帯電器、44は黒色等のトナーを収容
した現像器、46は除電光源、48はクリ−ナ−で50
はそのブレード、52は転写・分離用の帯電器、54は
搬送ベルト、56は黒色トナーの定着ローラ−、58は
排紙トレイである。
【0014】この実施例では、1台の装置で使用済みの
記録廃紙4の再生と再利用とができるため、極めて便利
である。これは例えば、複写により記録廃紙4が生じた
その場所で再生できることによる。例えば記録廃紙4の
再生に別の場所に出向く必要があるとすれば、用紙の再
生を習慣づけることは困難である。また記録廃紙4が生
じるのは、主として複写機やプリンターであり、その場
所で再生を行うことは、使用済みの記録廃紙4の再生を
心理的な抵抗無しに受け入れさせることに直結する。更
に複写機能と再生機能とを一体化することにより、両者
を直結し、複写と再生とを結び付け、絶えず記録廃紙4
を再生する習慣を付けることができる。なおここでは、
複写機と記録廃紙の再生装置とを一体化したが、これに
限るものではない。またここでは複写機と一体化したが
、レーザープリンターやインクジェットプリンター等と
一体化しても良い。図1の実施例では、再生部と複写部
とのバッファーとして再生紙を蓄える再生紙トレイ30
を設けたが、これに限るものではない。例えば複写用の
感光ドラム38の直前の搬送ラインに白色トナーで処理
した再生紙を1枚〜数枚配置し、以後原稿台32で複写
を行うのと同期して1枚ずつ装置上にストックした記録
廃紙4を1枚ずつ再生しても良い。
記録廃紙4の再生と再利用とができるため、極めて便利
である。これは例えば、複写により記録廃紙4が生じた
その場所で再生できることによる。例えば記録廃紙4の
再生に別の場所に出向く必要があるとすれば、用紙の再
生を習慣づけることは困難である。また記録廃紙4が生
じるのは、主として複写機やプリンターであり、その場
所で再生を行うことは、使用済みの記録廃紙4の再生を
心理的な抵抗無しに受け入れさせることに直結する。更
に複写機能と再生機能とを一体化することにより、両者
を直結し、複写と再生とを結び付け、絶えず記録廃紙4
を再生する習慣を付けることができる。なおここでは、
複写機と記録廃紙の再生装置とを一体化したが、これに
限るものではない。またここでは複写機と一体化したが
、レーザープリンターやインクジェットプリンター等と
一体化しても良い。図1の実施例では、再生部と複写部
とのバッファーとして再生紙を蓄える再生紙トレイ30
を設けたが、これに限るものではない。例えば複写用の
感光ドラム38の直前の搬送ラインに白色トナーで処理
した再生紙を1枚〜数枚配置し、以後原稿台32で複写
を行うのと同期して1枚ずつ装置上にストックした記録
廃紙4を1枚ずつ再生しても良い。
【0015】図2に、図1の装置の再生部と複写部とを
一体化した装置を示す。図において、60は記録廃紙の
トレイ、62は記録廃紙トレイ60と再生紙トレイ30
とのトレイ切り替え機構である。この装置では、複写モ
ードか再生モードかで、現像器を黒色トナーを収容した
現像器44と白色トナーを収容した現像器14との間で
切り替え、同時に用いるトレイをトレイ切り替え機構6
2で再生紙トレイ30と記録廃紙トレイ60との間で切
り替える。そして再生モードの場合には、記録廃紙トレ
イ60の記録廃紙4を用い、白色のトナーを現像器14
から供給して画像情報や文字情報をコートし、定着ロー
ラ−26で定着して再生する。複写モードでは再生済み
の用紙等を用い、黒色トナーを現像器44から供給し、
複写機として用いる。
一体化した装置を示す。図において、60は記録廃紙の
トレイ、62は記録廃紙トレイ60と再生紙トレイ30
とのトレイ切り替え機構である。この装置では、複写モ
ードか再生モードかで、現像器を黒色トナーを収容した
現像器44と白色トナーを収容した現像器14との間で
切り替え、同時に用いるトレイをトレイ切り替え機構6
2で再生紙トレイ30と記録廃紙トレイ60との間で切
り替える。そして再生モードの場合には、記録廃紙トレ
イ60の記録廃紙4を用い、白色のトナーを現像器14
から供給して画像情報や文字情報をコートし、定着ロー
ラ−26で定着して再生する。複写モードでは再生済み
の用紙等を用い、黒色トナーを現像器44から供給し、
複写機として用いる。
【0016】図3に、白色トナーを用いた上質紙の再生
工程を示す。即ち1次帯電器12により感光ドラム8を
帯電させ、光学系10を用い記録廃紙上の着色部以外の
部分を露光して着色部に対応した潜画像を得、現像器1
4により白色トナーで現像する。次いで転写器22を用
い、記録廃紙4の着色部に白色トナーを転写し、定着ロ
ーラ−26の熱等で白色トナーを定着させる。図4に、
図1の実施例の要部を示す。
工程を示す。即ち1次帯電器12により感光ドラム8を
帯電させ、光学系10を用い記録廃紙上の着色部以外の
部分を露光して着色部に対応した潜画像を得、現像器1
4により白色トナーで現像する。次いで転写器22を用
い、記録廃紙4の着色部に白色トナーを転写し、定着ロ
ーラ−26の熱等で白色トナーを定着させる。図4に、
図1の実施例の要部を示す。
【0017】図5に、カールソン方式を用いた変形例の
要部を示す。図において、70はCCDや密着型イメー
ジセンサ−等を用いた画像情報の読み取りセンサー、7
2は半導体レーザーや発光ダイオードアレイ、液晶シャ
ッタアレイ、エレクトロルミネッセンス素子アレイ、P
LZT光ゲートアレイ等を用いた露光器である。読み取
りセンサー70は原稿台等に固定された記録廃紙4の画
像情報を読み取るのではなく、記録廃紙4が搬送されて
来るのを待って着色部を読み取れば良く、自らは移動す
る必要が無い。このため、通常の複写機等の場合と異な
り、光学系の移動が不要となる。
要部を示す。図において、70はCCDや密着型イメー
ジセンサ−等を用いた画像情報の読み取りセンサー、7
2は半導体レーザーや発光ダイオードアレイ、液晶シャ
ッタアレイ、エレクトロルミネッセンス素子アレイ、P
LZT光ゲートアレイ等を用いた露光器である。読み取
りセンサー70は原稿台等に固定された記録廃紙4の画
像情報を読み取るのではなく、記録廃紙4が搬送されて
来るのを待って着色部を読み取れば良く、自らは移動す
る必要が無い。このため、通常の複写機等の場合と異な
り、光学系の移動が不要となる。
【0018】図6に、光背面記録方式を用いた実施例の
要部を示す。図において、74は透明基体を用いた感光
ドラム、76はバイアス用の直流電源である。図6の装
置の特徴は、クリ−ナ−18や1次帯電器12が不要と
なり、露光器72を感光ドラム74の内部に収容できる
ので、装置を小型化できる点に有る。
要部を示す。図において、74は透明基体を用いた感光
ドラム、76はバイアス用の直流電源である。図6の装
置の特徴は、クリ−ナ−18や1次帯電器12が不要と
なり、露光器72を感光ドラム74の内部に収容できる
ので、装置を小型化できる点に有る。
【0019】図1〜図6の装置の特徴は、画像や印字の
有る部分のみを検出し、その部分のみに白色のトナーを
コートすることにより、トナー使用量を削減できる点に
有る。またここでは感光ドラム8,74と白色トナーと
を用いたが、これに変えて例えばインクジェットプリン
ターを用い、必要部のみに白色のインクを塗布しても良
い。この場合には例えば図5のイメージセンサー70を
用いて記録廃紙4上の画像情報を読み取り、その部分が
紙送りされて来るのに同期して、白色インクを塗布すれ
ば良い。
有る部分のみを検出し、その部分のみに白色のトナーを
コートすることにより、トナー使用量を削減できる点に
有る。またここでは感光ドラム8,74と白色トナーと
を用いたが、これに変えて例えばインクジェットプリン
ターを用い、必要部のみに白色のインクを塗布しても良
い。この場合には例えば図5のイメージセンサー70を
用いて記録廃紙4上の画像情報を読み取り、その部分が
紙送りされて来るのに同期して、白色インクを塗布すれ
ば良い。
【0020】図7,図8に、記録廃紙4の全面に白色ト
ナーをコートするようにした実施例を示す。これらの実
施例では、トナー使用量が増す反面で、記録廃紙4の画
像情報の読み取りが不要になり、露光が不要で、かつ感
光ドラム8等に変えて単なる帯電体を用いることができ
るため、装置価格が低減するとの利点が有る。図7の装
置は、帯電体80を帯電器12で一様に帯電させ、マグ
ネティックローラ−を用いた現像器84から全面に白色
のトナーを付着させ、転写器22で記録廃紙4の全面に
白色トナーをコートするようにしたものである。この場
合の帯電体80は、単なる絶縁体や高抵抗の導体で良く
、トナーは帯電し易いように絶縁性トナーが好ましい。 またトナーそれ自体の摩擦で帯電できるので、帯電器1
2は設けなくても良い。
ナーをコートするようにした実施例を示す。これらの実
施例では、トナー使用量が増す反面で、記録廃紙4の画
像情報の読み取りが不要になり、露光が不要で、かつ感
光ドラム8等に変えて単なる帯電体を用いることができ
るため、装置価格が低減するとの利点が有る。図7の装
置は、帯電体80を帯電器12で一様に帯電させ、マグ
ネティックローラ−を用いた現像器84から全面に白色
のトナーを付着させ、転写器22で記録廃紙4の全面に
白色トナーをコートするようにしたものである。この場
合の帯電体80は、単なる絶縁体や高抵抗の導体で良く
、トナーは帯電し易いように絶縁性トナーが好ましい。 またトナーそれ自体の摩擦で帯電できるので、帯電器1
2は設けなくても良い。
【0021】図8の装置は、導電体80aを接地させ、
マグネティックローラ−を用いた現像器84により、白
色のトナーを付着させ、転写器22で記録廃紙4の全面
にコートするようにしたものである。この場合のトナー
は、直流バイアス電源76の電界により誘導電荷が生じ
て導電体80aに付着するように、半導電性のものが好
ましい。
マグネティックローラ−を用いた現像器84により、白
色のトナーを付着させ、転写器22で記録廃紙4の全面
にコートするようにしたものである。この場合のトナー
は、直流バイアス電源76の電界により誘導電荷が生じ
て導電体80aに付着するように、半導電性のものが好
ましい。
【0022】図3〜図8のいずれの装置においても、図
1,図2に示すように、記録廃紙4の再生装置を複写機
やプリンター等と一体化し、同じ装置で使用済みの記録
廃紙4を再生できるようにするのが好ましい。これによ
って、その場で容易に使用済みの用紙を再利用すること
ができるようになる。またここでは用紙の地色が白色と
して白色トナーを用いることとしたが、地色が着色して
いる場合、地色と同じ色のトナーを用いれば良い。
1,図2に示すように、記録廃紙4の再生装置を複写機
やプリンター等と一体化し、同じ装置で使用済みの記録
廃紙4を再生できるようにするのが好ましい。これによ
って、その場で容易に使用済みの用紙を再利用すること
ができるようになる。またここでは用紙の地色が白色と
して白色トナーを用いることとしたが、地色が着色して
いる場合、地色と同じ色のトナーを用いれば良い。
【0023】
【発明の効果】この発明では、以下の効果が得られる。
(1) 容易かつ手軽に古紙を再生できる。
(2) 装置の構成は複写機やプリンターと類似であ
り、小型でオフィスに設置可能である。 (3) 紙質の低下がなく、黒点が残ったり、こしが
弱く紙詰まりを起こしたり、あるいは紙粉が生じたりす
ることなく、数回に渡り再利用できる。 (4) 複雑な回収ルートを必要とせず、その場で記
録廃紙を再生できる。 (5) ランニングコストはトナーやインク代のみで
あり、安価に古紙の再生ができる。 (6) オフィスの内部で再生できるため、今まで廃
棄されていた機密書類でも再生できる。 (7) 紙質の低下がなく、機密書類の処理に適する
ことから、回収の遅れていた上質紙の再生に特に適して
いる。
り、小型でオフィスに設置可能である。 (3) 紙質の低下がなく、黒点が残ったり、こしが
弱く紙詰まりを起こしたり、あるいは紙粉が生じたりす
ることなく、数回に渡り再利用できる。 (4) 複雑な回収ルートを必要とせず、その場で記
録廃紙を再生できる。 (5) ランニングコストはトナーやインク代のみで
あり、安価に古紙の再生ができる。 (6) オフィスの内部で再生できるため、今まで廃
棄されていた機密書類でも再生できる。 (7) 紙質の低下がなく、機密書類の処理に適する
ことから、回収の遅れていた上質紙の再生に特に適して
いる。
【図1】 最初の実施例の構成図
【図2】 第2の実施例の構成図
【図3】 最初の実施例の動作原理を表す工程図
【図
4】 電子写真方式を用いた最初の実施例の要部構成
図
4】 電子写真方式を用いた最初の実施例の要部構成
図
【図5】 カールソン方式を用いた最初の実施例の要
部構成図
部構成図
【図6】 光背面記録方式を用いた最初の実施例の要
部構成図
部構成図
【図7】 第3の実施例の構成図
【図8】 第3の実施例を変形した実施例の構成図
【
図9】 従来例の古紙再生工程を表す工程図
図9】 従来例の古紙再生工程を表す工程図
2 ペーパーイレースマシン
4 記録廃紙
8 感光ドラム
10 光学系
12 帯電器
14 現像器
22 転写器
26 定着ローラ−
28 搬送装置
30 再生紙トレイ
32 原稿台
38 複写用の感光ドラム
60 記録廃紙トレイ
62 トレイ切り替え器
70 画像情報の読み取りセンサー
72 露光器
76 直流バイアス電源
80 帯電体
Claims (2)
- 【請求項1】 使用済みの用紙のうち、該用紙の地色
と異なる色の領域を検知するための光学読み取り手段と
、上記地色と異なる色の領域に地色のトナーまたはイン
クをコートするためのイレース手段とを設けたペーパー
イレースマシン。 - 【請求項2】 使用済みの用紙の全面に、該用紙の地
色のトナーまたはインクをコートするためのイレース手
段を設けたペーパーイレースマシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3152667A JPH04349486A (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | ペーパーイレースマシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3152667A JPH04349486A (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | ペーパーイレースマシン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04349486A true JPH04349486A (ja) | 1992-12-03 |
Family
ID=15545466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3152667A Pending JPH04349486A (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | ペーパーイレースマシン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04349486A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07240813A (ja) * | 1994-02-28 | 1995-09-12 | Ricoh Co Ltd | ファクシミリ装置 |
JPH07245668A (ja) * | 1994-03-04 | 1995-09-19 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
EP0780242A2 (en) | 1995-12-21 | 1997-06-25 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Method for reusing image recording material and apparatus therefor |
JP2005274616A (ja) * | 2004-03-22 | 2005-10-06 | Fuji Xerox Co Ltd | 記録済み原稿の再生方法 |
JP2007007957A (ja) * | 2005-06-29 | 2007-01-18 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2011043647A (ja) * | 2009-08-21 | 2011-03-03 | Casio Electronics Co Ltd | 消色機能付画像形成装置 |
JP2012078808A (ja) * | 2010-10-05 | 2012-04-19 | Toshiba Corp | 画像形成装置及び画像形成方法 |
-
1991
- 1991-05-27 JP JP3152667A patent/JPH04349486A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP0780242A3 (en) * | 1995-12-21 | 1998-11-18 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Method for reusing image recording material and apparatus therefor |
US5872076A (en) * | 1995-12-21 | 1999-02-16 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Method for reusing image recording materials and apparatus therefor |
US5970272A (en) * | 1995-12-21 | 1999-10-19 | Fuji Xerox Co., Ltd | Apparatus for reusing image recording materials |
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JP2012078808A (ja) * | 2010-10-05 | 2012-04-19 | Toshiba Corp | 画像形成装置及び画像形成方法 |
JP2014052648A (ja) * | 2010-10-05 | 2014-03-20 | Toshiba Corp | 画像形成装置及び画像形成方法 |
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