JP3437394B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、複写機あるいはプ
リンタ等とされる画像形成装置に関し、特に複数の現像
器を備えた多色の画像形成装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、フルカラーなどの多色画像を形成
する方法として、色の異なる現像剤を有する複数の現像
器を像担持体の回りに配置し、色ごとに像担持体に帯
電、露光を行なって静電潜像を形成し、その色に応じた
現像器により潜像を現像し、得られた画像を記録材上に
転写する工程を、色の数だけ繰り返して、記録材上に多
色画像を形成し、定着手段により画像を定着させる方法
が用いられている。 【0003】上記の現像法として、たとえば磁気ブラシ
現像法が知られている。この現像法、キャリア粒子とト
ナー粒子からなる二成分現像剤を使用し、内部に磁石を
配置した現像スリーブの表面に現像剤を担持して磁気ブ
ラシを形成させ、微少間隙を保持して現像剤担持体と対
向させた感光ドラムに、磁気ブラシを摺擦または近接し
て、現像スリーブと感光ドラムとの間に連続的に交互電
界を印加することにより、磁気ブラシからトナーを飛翔
し、トナーに現像スリーブと感光ドラムとの間を転位、
逆転位することを繰り返させ、感光ドラム上の静電潜像
を現像するものである。たとえば、特開昭55−320
60号、特開昭59−165082号参照。 【0004】また、簡易なカラー現像や多重現像を目的
とした非接触式の交互電界現像法をもよく知られてい
る。たとえば、特開昭56−14268号、特開昭58
−68051号、特開昭56−144452号、特開昭
59−181362号、特開昭60−1760690号
参照。 【0005】一方、上記の現像方式を用いた画像形成装
置のなかで、高速かつ低騒音のプリンタとして、電子写
真方式を用いたレーザビームプリンタがある。このプリ
ンタの代表的な用途は、文字、図形のような画像の2値
記録であり、記録すべき画像信号に対応してレーザビー
ムを発光し、消光しつつ、電子写真感光ドラムを走査す
るいわゆる2値記録を行なうものである。このようなプ
リンタでは、文字、図形の記録が中間調を必要しないの
で、プリンタ構造が簡単なものになる。この2値記録方
式のレーザビームプリンタで中間調を表現できるものと
しては、ディザ法、濃度パターン法等を採用したものが
よく知られている。 【0006】しかしながら、周知のように、ディザ法、
濃度のパターン法を採用したプリンタでは高解像度が得
られ難い。そこで、近年、記録密度を低下させずに高解
像度を得つつ、中間調画像を形成する方式が提案されて
いる。この方式は、画像信号によってレーザを駆動する
パルス信号の幅を変調することにより、中間調の画像形
成を行なう。すなわち、レーザの1画素あたりの光束放
出時間長が画像濃度に対応して制御され、従って、感光
ドラムを走査するレーザビームの1画素あたりの感光ド
ラムの照射時間長が画像濃度に対応して制御される。 【0007】具体的には、低濃度の画像部分に対してパ
ルス信号のパルス幅を短くして、感光ドラムの照射時間
長を短くし、高濃度の画像部分に対してはパルス信号の
パルス幅を長くして、感光ドラムの照射時間長を長くす
る。このようなパルス幅変調(PWM)方式によれば、
高解像度かつ高階調性の画像を形成することができる。
従って、高解像度と高階調性を必要とする画像形成装
置、特にカラー画像形成装置には、この方式が欠かせな
いものとなっている。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像形成装置では、感光ドラムの回りに複数個の現像器
を配置するために、これら現像器を配置した現像区画の
近辺に、現像器から感光ドラムの回転方向上流側や下流
側に飛散したトナーを回収し、あるいは飛散防止するた
めの手段を配置するスペースを確保することが難かし
く、現像器から飛散したトナーは、そのまま機内に放出
されるままになっているのが現状であった。 【0009】この現像器からのトナーの飛散方向は、特
にその現像スリーブの回転方向に依存し、現像スリーブ
と感光ドラムとの対向側の、現像剤が現像容器に戻され
る現像スリーブ回転方向下流の部位で、ほとんどのトナ
ー飛散が発生する。 【0010】従って、現像スリーブを感光ドラムと対向
した現像領域で、感光ドラムと同一方向に移動する向き
に回転させて(いわゆるウィズ回転)現像する方法を用
いた場合には、感光ドラムの回転方向下流側にトナーが
飛散し、記録材や転写シートが汚染される。現像領域で
感光ドラムと逆方向に移動する向きに回転させて(いわ
ゆるカウンター回転)現像する方法を用いた場合には、
感光ドラム回転方向上流側にトナーが飛散し、光学系の
防塵ガラスや一次帯電器が汚染される。 【0011】このため、長期にわたって画像形成を行な
うと、現像器から飛散したトナーにより画像形成装置の
機内が汚され、記録材が直接汚されたり、帯電器や転写
装置の転写シートが汚され、その結果、濃度むらのない
高品質な多色画像を安定して得ることが困難であった。 【0012】本発明の目的は、像担持体の周囲に固定配
置した複数個の現像器からの飛散トナーによる装置内の
汚れを防いで、長期にわたって画像形成を行なっても、
濃度むらのない高品質な多色画像を安定して得ることを
可能とした画像形成装置を提供することである。 【0013】 【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にか
かる画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明
は、像担持体と、前記像担持体上に形成された静電潜像
を現像する現像区画内であって前記像担持体の回動方向
に沿って順に固定配置され色の異なる現像剤を収容した
第1〜第4の現像器と、前記第1〜第4の現像器の開口
部に設けられ現像剤を担持して前記像担持体と対向する
現像領域へ搬送する第1〜第4の現像剤担持体と、を有
する画像形成装置において、 前記第1及び第3の現像剤
担持体の回動方向を対応する現像領域において前記像担
持体と同方向とすると共に前記第2及び第4の現像剤担
持体の回動方向を対応する現像領域において前記像担持
体と逆方向とし、 前記第1の現像器と前記第2の現像器
間並びに前記第3の現像器と前記第4の現像器間にファ
ンによって吸引された現像剤を回収する回収ボックスを
設けたことを特徴とする画像形成装置である。 【0014】 【0015】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を詳細に説明する。 【0016】実施例1 図3は、本発明の画像形成装置の一実施例を示す構成図
で、カラー画像形成装置を示す。 【0017】本画像形成装置は、上部にデジタルカラー
画像のリーダ部、下部にデジタル画像のプリント部を有
する。 【0018】リーダ部において、原稿30を原稿台ガラ
ス31上に載せ、露光ランプ32により露光走査するこ
とにより、原稿30からの反射光像をレンズ33により
フルカラーセンサ34に集光し、カラー色分解信号を得
る。カラー色分解信号は、図示しない増幅回路を経て図
示しないビデオ処理ユニットにより処理され、プリンタ
部に送出される。 【0019】プリンタ部において、像担持体である感光
ドラム1は、矢印方向に回転自在に担持され、感光ドラ
ム1の回りに、前露光ランプ11、コロナ帯電器2、光
ビーム射出手段であるレーザ露光光学系3、電位センサ
12、色の異なる現像剤を有する4個の二成分現像器4
Y、4C、4Mおよび4K、ドラム上光量検知手段1
3、転写装置5およびクリーニング器6を備える。現像
器4Y、4C、4M、4Kのスリーブの回転方向は、感
光ドラム1と対向した現像領域で感光ドラム1と、それ
ぞれ同じ向き、同じ向き、同じ向き、逆向きとされてい
る。 【0020】レーザ露光光学系3において、リーダ部か
らの画像信号は、レーザ出力部(図示せず)により光信
号に変換され、変換されたレーザ光がポリゴンミラー3
aで反射され、レンズ3bおよびミラー3cを通って、
感光ドラム1の面に投影される。このレーザ出力部は、
画像濃度情報に応じてPWM(パルス幅変調)された電
気信号でオンオフ変調される。 【0021】画像形成時、プリンタ部では、感光ドラム
1を矢印方向に回転し、前露光ランプ11で除電した後
の感光ドラム1を帯電器2により一様に帯電して、各分
解色ごとに光像Eを照射し、感光ドラム1上に各色ごと
の潜像を形成する。 【0022】次に、所定の現像器4Y〜4Kを動作させ
て、感光ドラム1上の潜像を反転現像し、感光ドラム1
上に樹脂を基体としたトナー像を形成する。現像器4
Y、4C、4M、4Kは、偏心カム24Y、24C、2
4M、24Kの動作により、各分解色に応じて択一的に
感光ドラム1に接近するようにしている。 【0023】記録材が記録材カセット7から搬送系およ
び転写装置5を介して、感光ドラム1と対向した位置に
供給され、その記録材上に感光ドラム1上のトナー像を
転写する。転写装置5は、本例では、転写ドラム5a、
転写帯電器5b、記録材を吸着させるための吸着帯電器
5cおよびこれと対向した吸着ローラ5g、内側帯電器
5d、および外側帯電器5eを有する。転写ドラム5a
は、回転駆動されるように軸支され、転写ドラム5aの
周面開口部域には、誘電体からなる記録材担持シート5
fを円筒状に一体的に張設している。 【0024】感光ドラム1上のトナー像は、転写ドラム
5aを回転させるに従って、転写帯電器5bにより記録
材担持シート5f上に担持された記録材上に転写され
る。 【0025】このようにして、記録材担持シート5f上
の記録材上には4色のトナー像が転写され、記録材上に
フルカラー画像が形成される。 【0026】記録材の片面へのフルカラー画像形成の場
合、このようにして4色のトナー像の転写を終了する
と、分離爪8a、分離押し上げコロ8bおよび分離帯電
器5hの作用により、転写ドラム5aから記録材を分離
し、次いで熱ローラ定着器9で定着してトレイ10に排
出する。他方、転写後の感光ドラム1は、表面の残留ト
ナーをクリーニング器6で清掃した後、再度、画像形成
工程に供される。 【0027】記録材の両面にフルカラー画像を形成する
場合には、記録材が定着器9を出た後、すぐに搬送パス
切替えガイド19を駆動し、記録材を搬送縦パス20を
経て反転パス21aに一旦導き、次いで反転パス21b
の逆転により、送り込まれた際の後端を先頭にして、送
り込まれた方向と反対方向に退出させ、中間トレイ22
に収納する。その後、記録材を再び画像形成部に送っ
て、上述した画像形成工程により、記録材のもう一方の
面に画像を形成する。 【0028】転写ドラム5aの記録材担持シート5fへ
の飛散した粉体の付着、記録材へのオイル付着等を防止
するために、ファーブラシ14とこれに対向するバック
アップブラシ15や、オイル除去ローラ16とこれに対
向するバックアップブラシ17により、記録材担持シー
ト5fの清掃を行なう。このような清掃は、画像形成前
もしくは後に行ない、またジャム(紙づまり)の発生時
には随時行なう。 【0029】本例においては、所望のタイミングで偏心
カム25を動作させ、転写ドラム5aと一体化している
カムフォロワ5iを作動させることにより、記録材担持
シート5fと感光ドラム1とのギャップを任意に設定可
能な構成としている。たとえばスタンバイ中または電源
オフ時には、転写ドラム5aと感光ドラム1の間隔を離
す。 【0030】図1に、感光ドラム1の回転方向最上流に
配置された現像器4Yの拡大断面図を示す。 【0031】本現像器4Yは現像容器116を備え、こ
の現像容器116の内部は、隔壁117によって現像室
(第1室)R1と撹拌室(第2室)R2とに区画され、
現像剤119が収容されている。撹拌室R2の上方には
トナー貯蔵室R3が設けられ、補給用トナー(非磁性ト
ナー)118が収容されている。トナー貯蔵室R3の下
端に補給口122が設けられ、この補給口122を経て
補給用トナー118が撹拌室R2内に、現像剤119の
消費されたトナーに見合った量で落下、補給される。 【0032】現像室R1および撹拌室R2内に収容され
た現像剤119は、非磁性トナーと磁性キャリア(磁性
粒子)とを有する二成分現像剤である。非磁性トナーは
5〜8μmの体積平均粒径を有する。磁性キャリアは樹
脂コーティングされたフェライト粒子(最大磁化率60
emu/g)からなり、その重量平均粒径は50μmで
あり、その抵抗値は108 Ωcm以上の値を示す。磁性
キャリアの透磁率は約5.0である。現像剤119の非
磁性トナーの混合比は、重量比で約4〜10%となるよ
うにした。 【0033】現像容器116の感光ドラム1に近接する
部位には開口部が設けられており、この開口部から突出
するようにして現像容器116に、現像スリーブ111
が回転自在に組込まれている。現像スリーブ111の外
径は32mmで、感光ドラム1との間隔は500μmで
あり、周速は2.8×10-1m/秒である。現像スリー
ブ111は非磁性部材からなり、その内部には磁界発生
手段である磁石112が非回転に配置されている。 【0034】磁石112は、感光ドラム1と現像スリー
ブ115が対向した現像領域に位置する現像磁極S1
と、その上流に位置する磁極N3と、現像剤119を搬
送する磁極N2、S2およびN1とを有する。現像磁極
S1は現像領域の近傍に磁界を形成し、この磁界によっ
て現像領域に搬送された現像剤119に磁気ブラシが形
成される。 【0035】現像スリーブ111の上方には、現像容器
116に固定した現像剤規制ブレード115が配置さ
れ、このブレード115は、現像スリーブ111と80
0μmの間隔を開けて位置されている。ブレード115
は、アルミニウム、SUS316などの非磁性材料から
なり、現像スリーブ111上の現像剤119の層厚を規
制する。 【0036】現像室R1内には搬送スクリュー113が
設置され、この搬送スクリュー113は図の矢印方向に
回転することによって、現像室R1内の現像剤119を
現像スリーブ111の長手方向に沿って一方向に搬送す
る。撹拌室室R2内には搬送スクリュー114が設置さ
れ、この搬送スクリュー114は図の矢印方向に回転す
ることによって、撹拌室R2内の現像剤119を現像ス
リーブ111の長手方向に沿って上記とは逆の一方向に
搬送する。 【0037】現像スリーブ111は、現像室R1内の現
像剤119を磁極N2の近傍で担持し、矢印方向の回転
により現像領域に向けて搬送する。このようにして現像
剤119が現像領域の近くに到達すると、現像剤119
の磁性キャリアが磁極S1の磁気力で連なりながら現像
スリーブ111の表面から立ち上がり、現像領域に現像
剤119の磁気ブラシが形成される。この磁気ブラシの
先端が感光ドラム1の表面を摺擦することにより、感光
ドラム1上の静電潜像が現像される。 【0038】本発明の1つの大きな特徴は、最上流の現
像器4Yの現像スリーブ111の回転方向を、現像領域
で感光ドラム1と同じ向きに移動する同方向としたこと
である(ウィズ回転)。これによれば、最上流の現像器
4Yから現像中にごくわずかにトナーが飛散しても、そ
のトナーを現像スリーブ111の回転により感光ドラム
1の回転方向下流側に送り込むので、回転方向上流側に
放出することがなく、感光ドラム1の回転方向上流側へ
のトナー飛散をほとんどなくすことができる。従って、
トナーの上流側への飛散による帯電器や光学系の汚染を
解消できる。 【0039】本発明では、さらに、現像容器116の開
口部近くの感光ドラム1の回転方向上流側寄りの位置
に、感光ドラム1方向に突出させた飛散防止カバー12
0を設置したので、感光ドラム1の回転方向上流側への
トナーの飛散を効果的に防止することができる。 【0040】図2に、感光ドラム1の回転方向最下流に
配置された現像器4Kの拡大断面図を示す。図2におい
て図1と同一の符号は同一の部材を示し、同一の機能、
動作を有する。 【0041】本発明の他の大きな特徴は、最下流の現像
器4Kは、感光ドラム1と対向した現像領域でこれと反
対向きに移動する逆方向に回転した(カウンター回転)
ことである。これにより、最下流の現像器4Kから現像
中にごくわずかにトナーが飛散しても、そのトナーを現
像スリーブ111の回転により感光ドラム1の回転方向
上流側に送り込むので、回転方向下流側に放出すること
がなく、感光ドラム1の回転方向下流側へのトナー飛散
をほとんどなくすことができる。 【0042】さらに、現像容器116の開口部近くの感
光ドラム回転方向下流側寄りの位置に、感光ドラム1方
向に突出させた飛散防止カバー120を設置したので、
下流側へのトナー飛散防止効果をより確実にすることが
できる。 【0043】従って、本発明の画像形成装置によれば、
長期間にわたって画像形成を行なっても、飛散トナーに
よる機内の汚染がなく、記録材や転写シート等のトナー
汚を防いで、濃度むらのないきれいな高品質の多色画像
を安定して得ることができる。 【0044】本発明の他の実施例を図4に示す。本実施
例では、現像器4Y、4C、4M、4Kの現像スリーブ
の回転方向を、感光ドラム1と対向した現像領域で感光
ドラム1と、それぞれ同方向、逆方向、同方向、逆方向
とした。すなわち、最上流の現像器4Yおよび最下流の
現像器4Kは、先の実施例のときと同様、現像スリーブ
の回転方向を、それぞれ現像領域で感光ドラム1と同方
向および逆方向とし、その間の現像器4Cおよび4M
は、現像スリーブの回転方向を、それぞれ現像領域で感
光ドラム1と逆方向および同方向とした。 【0045】さらに、本実施例では、現像器4Yと現像
器4Cとの間の隙間、現像器4Mと現像器4Kとの間の
隙間を、それぞれ矢印のように外方向に吸引する図示し
ないファンを設置し、それらの吸引方向上に集塵フィル
ターを備えたトナー回収ボックス72、73を設置し
た。 【0046】これによれば、先の実施例のときと同様、
最上流の現像器4Yからの飛散トナーを、感光ドラム1
の回転方向下流側に送り込んで、感光ドラム1の回転方
向上流側へのトナー飛散を防止し、最下流の現像器4K
からの飛散トナーを、感光ドラム1の回転方向上流側に
送り込んで、感光ドラム1の回転方向下流側へのトナー
飛散を防止することができる。 【0047】また、現像器4Cからの飛散トナーは、感
光ドラム1の回転方向上流側に送り込まれ、現像器4M
からの飛散トナーは、感光ドラム1の回転方向下流側に
送り込まれるが、本実施例では、ファンにより現像器4
Yと現像器4Cとの間の隙間を外方向に吸引するので、
現像器4Cからの飛散トナーが現像器4Yからの飛散ト
ナーとともに、隙間の外方向に吸引されて、回収ボック
ス72内のフィルターに捕捉される。同様に、ファンに
より現像器4Mと現像器4Kとの間の隙間を外方向に吸
引するので、現像器4Mからの飛散トナーが現像器4K
からの飛散トナーとともに、隙間の外方向に吸引され
て、回収ボックス73内のフィルターに捕捉される。 【0048】従って、現像器4Y〜4Kを配置した現像
区画からのトナー飛散を防止でき、長期間にわたって画
像形成を行なっても、飛散トナーによる機内の汚染を防
止して、きれいな画像を安定して得ることができる。 【0049】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現像区画外へ現像剤が飛散するのを効率良く防止するこ
とで高品質なフルカラー画像を安定して得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の画像形成装置に設置された最上流の現
像器を示す断面図である。 【図2】本発明の画像形成装置に設置された最下流の現
像器を示す断面図である。 【図3】本発明の画像形成装置の一実施例を示す構成図
である。 【図4】本発明の画像形成装置の他の実施例を示す構成
図である。 【符号の説明】 1 感光ドラム 4Y〜4K 現像器 72、73 トナー回収ボックス 111 現像スリーブ 112 磁石 115 現像剤規制ブレード 119 二成分現像剤 120 トナー飛散防止カバー
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−39069(JP,A) 特開 平8−185046(JP,A) 特開 平6−130773(JP,A) 特開 平6−19297(JP,A) 特開 平5−346718(JP,A) 特開 平5−333684(JP,A) 特開 平5−119596(JP,A) 特開 平4−340984(JP,A) 特開 平4−260070(JP,A) 特開 平3−294874(JP,A) 特開 平3−126049(JP,A) 実開 昭55−47008(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 G03G 15/01

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 像担持体と、前記像担持体上に形成され
    た静電潜像を現像する現像区画内であって前記像担持体
    の回動方向に沿って順に固定配置され色の異なる現像剤
    を収容した第1〜第4の現像器と、前記第1〜第4の現
    像器の開口部に設けられ現像剤を担持して前記像担持体
    と対向する現像領域へ搬送する第1〜第4の現像剤担持
    体と、を有する画像形成装置において、 前記第1及び第3の現像剤担持体の回動方向を対応する
    現像領域において前記像担持体と同方向とすると共に前
    記第2及び第4の現像剤担持体の回動方向を対応する現
    像領域において前記像担持体と逆方向とし、 前記第1の現像器と前記第2の現像器間並びに前記第3
    の現像器と前記第4の現像器間にファンによって吸引さ
    れた現像剤を回収する回収ボックスを設けたことを特徴
    とする画像形成装置。
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JP4794772B2 (ja) * 2001-08-23 2011-10-19 キヤノン株式会社 画像形成装置
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