JPH04349404A - イメージファイバ - Google Patents

イメージファイバ

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JPH04349404A
JPH04349404A JP3151005A JP15100591A JPH04349404A JP H04349404 A JPH04349404 A JP H04349404A JP 3151005 A JP3151005 A JP 3151005A JP 15100591 A JP15100591 A JP 15100591A JP H04349404 A JPH04349404 A JP H04349404A
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core
image fiber
cladding
fiber
quartz glass
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JP3151005A
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Kazuo Sanada
和夫 真田
Sadao Chigira
定雄 千吉良
Kouji Tsumanuma
孝司 妻沼
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多数本の光ファイバを束
ねて形成されたイメージファイバであって、その高密度
化を図ることができるようにしたイメージファイバに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、石英系光ファイバを用いたイ
メージファイバが工業および医療の分野で広く使用され
ている。このようなイメージファイバの一例として図2
に示すようなものが知られている。このイメージファイ
バ1はコア2とクラッド3とジャケット4とからなる3
層構造の光ファイバ5を多数本整列させて紡糸してなる
ものである。ここで光ファイバ5をなすコア2は純石英
からなり、クラッド3はFあるいはB2O3がドープさ
れた石英ガラスからなり、ジャケット4は純石英から形
成され、紡糸により、光ファイバ5のクラッド3とジャ
ケット4は断面形状が六角形となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなコア、クラッドに続く第三層目であるジャケット4
を有する光ファイバを用いたイメージファイバでは、ジ
ャケット4に起因して画素間隔が大きくなり高密度化を
図ることができないという不都合を有するとともに、可
撓性が劣るものであった。また、ジャケット4は光学的
には不要のものであるだけでなく、不要光を伝搬させて
ノイズ成分の原因となるという問題があった。
【0004】このような、ジャケット4を設けねばなら
ない理由は、コアをなすガラスとクラッドをなすガラス
との粘性の差が大きくなり、ジャケットなしでイメージ
ファイバを紡糸すると、気泡が発生し、歩留まりが極端
に悪くなるためである。すなわち、クラッドにドープさ
れたFおよびB2O3は、屈折率を下げるとともに粘性
を下げる効果を奏し、またクラッドをなすガラス原料と
してSiCl4を用いた場合、クラッド中には上記ドー
パントに加えて粘性を下げる効果を有するClも含有さ
れるからである。
【0005】この発明は前記事情に鑑みてなされたもの
でジャケットを不要とし、細径化、高密度化を図ること
ができ、可撓性が向上するようにしたイメージファイバ
の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のイメージファ
イバはClとFがドープされた石英ガラスからなるコア
と、Clを含有せず、B2O3および/またはFがドー
プされた石英ガラスからなるクラッドとを有する光ファ
イバにより形成されたことを前記課題の解決手段とした
【0007】
【作用】この発明のイメージファイバは、コアに石英を
用いるとともに、クラッドに屈折率を下げる効果を有す
るドーパントであるFおよび/またはB2O3をドープ
することにより、所望の屈折率差を得、またコアに粘性
を下げる効果を有するドーパントであるClとFをドー
プしてコアの粘性を下げ、かつクラッドがClを含有し
ないようにすることによってクラッドの粘性の低下を抑
え、コアとクラッドとの粘性の差を小さくしたものであ
る。このことにより、イメージファイバを製造する際に
ジャケットが不要な光ファイバを用いることができ、コ
アとクラッドのみからなる2層構造のイメージファイバ
を得ることができる。ここで、上記ドーパントのドープ
量は、ドーパントの種類によって、あるいは所望の屈折
率差によって適宜設定され、コアにClおよびFをドー
プする場合にはClが1〜2重量%で、Fがコアの屈折
率を低下させない0.1重量%以下に好適に設定される
【0008】また、クラッドを形成するガラス原料とし
て、Si(CH3O)4、Si(C2H5O)4等のア
ルコキシシランを用いることにより、Clを含有しない
クラッドを形成することができ、クラッドをなすガラス
の粘性の低下をさらに防止できて好ましい。
【0009】
【実施例】以下、この発明を詳しく説明する。図1は本
発明のイメージファイバの一実施例を示す断面図であり
、図中符号1はイメージファイバ、2はコア、3はクラ
ッド、5は光ファイバをそれぞれ示す。この例の光ファ
イバ5を構成するコア2は約1重量%のClと約0.1
重量%のFがドープされた石英ガラスからなり、クラッ
ド3はClを含有せず、Fが約3重量%ドープされた石
英ガラスからなるものである。このような光ファイバ5
を以下のようにして形成した。
【0010】まず、ガラス原料としてSiCl4を用い
て通常のVAD法によってスートプリフォームを形成し
、これをClガス雰囲気中で焼結した。この焼結過程に
おいて、Clガスの流量を2  l/minとするとと
もに、SF6ガスを0.2  l/minの流量で導入
し、コア2に約1重量%のClおよび約0.1%のFを
ドープした。
【0011】次いで、得られたコア2の周上にガラス原
料としてSi(CH3O)4を用い、低温プラズマCV
D法によってスートプリフォームを形成し、これをSF
6ガス雰囲気中で焼結した。ここでSF6の流量を適宜
設定することによってクラッド2のドープされるFのド
ープ量を制御することができる。
【0012】得られたプリフォームを溶融線引して外径
200μmの光ファイバ5を形成した。このようにして
形成された光ファイバ5はコア2とクラッド3との粘性
の差が小さいものであった。
【0013】この光ファイバ5を1万本束ねた状態で加
熱溶融し、紡糸、一体化してイメージファイバ1を形成
した。このイメージファイバ1の紡糸過程においては気
泡の発生は認められなかった。このようにして、ジャケ
ットが不要な光ファイバ5を用いて、従来のイメージフ
ァイバの同画素数のものに比べて、画素密度が高く細径
のイメージファイバ1が得られた。
【0014】また、クラッドをなすガラスのドーパント
としてはB2O3も使用でき、BH3、BF3等を原料
として用いることが望ましい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明のイメージ
ファイバは、ClとFがドープされた石英ガラスからな
るコアと、Clを含有せず、B2O3および/またはF
がドープされた石英ガラスからなるクラッドとを有する
光ファイバにより形成されたものである。したがってコ
アとクラッドとの粘性の差が小さく、ジャケットが不要
な2層構造の光ファイバを用いてイメージファイバを形
成することができる。このため画素間隔が小さくて、高
密度化、細径化され、かつ可撓性に優れたイメージファ
イバが得られ、狭隘部分への適用が可能になる。また、
画像の伝送におけるノイズを防止することができ、鮮明
な画像が得られる。
【0016】また、イメージファイバが石英ガラスから
なるため、放射線環境下や紫外線環境下においても使用
することができ、さらにコアにFがドープされることに
よって耐放射線性が向上し、厳しい放射線環境下での使
用が可能となる。またコアにClをドープするとともに
クラッドがClを含有しないようにすることによって、
コアとクラッドとの屈折率差を大きくすることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明のイメージファイバの例を示す断面
図である。
【図2】  従来のイメージファイバの例を示す断面図
である。
【符号の説明】
1…イメージファイバ、2…コア、3…クラッド、5…
光ファイバ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ClとFがドープされた石英ガラスか
    らなるコアと、Clを含有せず、B2O3および/また
    はFがドープされた石英ガラスからなるクラッドとを有
    する光ファイバにより形成されたことを特徴とするイメ
    ージファイバ。
  2. 【請求項2】  上記コアにドープされる、Clのドー
    プ量が1〜2重量%でFのドープ量が0.1重量%以下
    であることを特徴とする請求項1記載のイメージファイ
    バ。
  3. 【請求項3】  クラッドをなすガラス原料がアルコキ
    シシランであることを特徴とする請求項1または2に記
    載のイメージファイバ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0214850A (ja) * 1988-06-29 1990-01-18 Mitsubishi Cable Ind Ltd 耐放射線性マルチプルファイバ

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