JP3478554B2 - 石英系イメージファイバ - Google Patents

石英系イメージファイバ

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JP3478554B2 JP01626493A JP1626493A JP3478554B2 JP 3478554 B2 JP3478554 B2 JP 3478554B2 JP 01626493 A JP01626493 A JP 01626493A JP 1626493 A JP1626493 A JP 1626493A JP 3478554 B2 JP3478554 B2 JP 3478554B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像の直接伝送路とし
て、医療分野では内視鏡に、工業分野では原子力プラン
ト、火力発電所、鉄鋼プラントなど過酷な環境下での監
視用スコープとして使用される石英系イメージファイバ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】石英系イメージファイバは、1本のファ
イバ中に多数の画素(コア)を整列して配置し、かつク
ラッド部を各々のコア部が共有するように溶融一体化し
たマルチコア型ファイバである。図2は石英系イメージ
ファイバとしてコアとクラッドとジャケットパイプを溶
融一体化する以前のイメージファイバプリフォームの横
断面を示し、外側ジャケットパイプ21の内側の画素伝
送部にはコア2およびクラッド3からなる複数本の画素
素線が配置されている。そして、これら画素素線の間に
は、図示の如く不均一に空隙24が分布している。かか
るイメージファイバプリフォームを加熱すると、それぞ
れの画素素線のクラッドは軟化溶融して一体化して、空
隙のないイメージファイバプリフォームとなる。この溶
融一体化後のイメージファイバプリフォームを、再び加
熱溶融紡糸してイメージファイバとする。ところで、上
記構造のイメージファイバでは画質を鮮明にするために
コアとクラツドの比屈折率差を上げる必要があり、コア
にゲルマニウムを、クラツドにフッ素を添加することが
行われるが、この添加により画素素線の軟化点は下がっ
てしまう。また、画像伝送部のファイバ断面での占有率
が大きいほど、効率良く画像を伝えることができるが、
そのためにはできる限りジャケットパイプの肉厚を薄く
する必要がある。しかし、純粋石英の肉厚の薄いジャケ
ットパイプを使用すると、画素素線との一体化の際に、
ジャケットパイプは一様には潰れず、結果的に出来上が
ったファイバは図3に示すように変形したものとなって
しまう。図3において31はジャケット部、32はコア
部、33はクラツド部を示す。このように真円でなく変
形すると、ファイバの寸法精度が悪くなり、医療器具等
に組み込めなくなる。ここで純粋石英の肉厚の薄いジャ
ケットパイプでも変形しないようにするには、23にゲ
ルマニウム、クラツドにフッ素を添加した画素素線では
軟化点の低くない領域すなわち純粋石英に対する比屈折
率差が2.0%未満のコア、0.1%未満の屈折率を使
用する必要がある。しかし、この場合には十分な比屈折
率差が得られないから鮮明な画像を得ることが難しくな
る。そこで、例えば特開昭63−189806号公報に
提案されるように、フッ素添加石英からなるジャケット
管を用い、ジャケット管の粘度を下げることにより、画
素素線と同様の軟化点として、表面張力を利用して真円
としたり、局所的変形の起こらない肉厚の厚いジャケッ
トパイプで溶融一体化した後、ジャケットパイプの外周
部をフッ酸などで削り取って、画像伝送部分を広げるな
どの技術がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ジャケ
ット部にフッ素添加石英を使用する場合には、例えばS
iF4 などの高価なガスを焼結炉やプラズマCVD装置
など、高価な設備を用いて石英にフッ素を添加せねばな
らず、製造コストが著しく高くなる問題点があった。ま
た、肉厚の厚い純石英ジャケット管を使用し、溶融一体
化後に研削する手法はプロセスが増える上に、研削傷が
ファイバ化時の破断要因となり問題点があった。本発明
はこのような問題点の解決を課題とし、製造コストが安
く、イメージファイバ化した後その断面が真円になるよ
うに材質的に新規な構成の石英系イメージファイバを提
供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、純石英との屈折率差が2%以上であるゲルマニウ
ム添加石英からなるコア部と、純粋石英との比屈折率差
が0.1%以上であるフッ素添加石英からなるクラッド
部とからなる画像伝送部、および該画像伝送部を囲む石
英ジャケット部が100〜2000ppmの赤外分光法
によるOH基を含有する石英からなり、断面の真円率α
が97.2%以上であることを特徴とする石英系イメー
ジファイバに関する。また、本発明は、純粋石英との屈
折率差が2%以上であるゲルマニウム添加石英からなる
コア部と、純粋石英との比屈折率差が0.1%以上であ
るフッ素添加石英からなるクラッド部とからなる画像伝
送部を100〜2000ppmの赤外分光法によるOH
基を含有する石英からなる石英ジャケットパイプに挿入
し、加熱一体化し、紡糸することを特徴とする石英系イ
メージファイバの製造方法に関する。
【0005】
【作用】図1は本発明のイメージファイバの一具体例の
断面図である。本発明のイメージファイバでは、石英ジ
ャケット部11がOH基を100〜2000ppm含む
石英からなる。12はコア部、13はクラツド部であ
る。図4はOH基を1ppm以下しか含有しない石英
と、OH基を800ppm含有する石英、フッ素添加石
英の各々の粘度の温度依存性を示している。このように
多量のOH基を含有する石英は、OH基を含有しない石
英に比べ低粘度になる。従って、本発明のイメージファ
イバのプリフォームを作成するためには、鮮明な画質を
得るためコアにゲルマニウム添加石英を、クラツドにフ
ッ素添加石英を用いた画素素線とジャケット部を加熱溶
融して一体化させる際、ジャケット部の軟化点と伝送部
の軟化点との差異が少ないことにより十分な表面張力が
働くためイメージファイバプリフォームに変形が起き
ず、図1に示すように断面が真円形のプリフォームが得
られる。また、OH含有石英は例えばSiCl4 を酸水
素火炎中で加水分解し直接ガラス化するなどの方法によ
り特殊な原料を用いることなく簡単に製造でき、安価な
ジャケットパイプが製造できる。本発明において、ジャ
ケット管の石英の含有するOH基下限値を100ppm
としたのは、本発明の「純粋石英との比屈折率差が2%
以上であるゲルマニウム添加石英からなるコア部と、純
粋石英との比屈折率差が0.1%以上であるフッ素添加
石英からなるクラッド部とからなる画像伝送部、および
該画像伝送部を囲む石英ジャケット部からなる画素素
線」の加熱一体化の最適温度である1450〜1600
℃で変形しないための粘度を得るための最低量であるた
めである。また上限の2000ppmを越えると、画像
伝送部の外周部にある画素へのOH基の拡散が顕著にな
り、このOH基により光の伝送損失が大きくなり、外周
部の画素が着色して見えるなどの問題を発生させること
になる。なお、OH量は赤外分光法により測定できる。
【0006】
【実施例】〔実施例1〕 画素素線として、コアがゲルマニウム添加石英(石英に
対する比屈折率差=2.6%)で、クラッドがフッ素添
加石英(石英に対する比屈折率差=−0.5%)であ
り、外径327μm、コア径221μmのものを用い
た。赤外分光法で測定してOH含有量800ppmの石
英からなるジャケットパイプ(外径20mm、肉厚1.
0mm)に該画素素線2000本を挿入し、コラプス工
程で溶融一体化を行った後紡糸し、外径0.2mmのイ
メージファイバを形成した。このようにして得られた石
英系イメージファイバの断面の真円率αを、
【数1】 α={(最小断面積径)/(最大断面積径)}×100
%…(1) 上記(1)式で評価すると、長さ方向に98.9、9
8.2、97.2%と良好であった。
【0007】〔実施例2〕 画素素線として、コアがゲルマニウム添加石英(石英に
対する比屈折率差=2.9%)で、クラッドがフッ素添
加石英(石英に対する比屈折率差=−0.5%)であ
り、外径336μm、コア径199μmのものを用い
た。この画素素線6000本をOH基含有量1200p
pmの石英からなるジャケットパイプ(外径30mm、
肉厚1.5mm)に挿入し、コラプス工程で溶融一体化
を行った後紡糸し、外径0.5mmのイメージファイバ
を形成した。このようにして得られた石英系イメージフ
ァイバの断面の真円率αは、長さ方向に99.4、9
9.0、98.8%と良好であった。
【0008】〔比較例〕 実施例1において、ジャケットパイプのOH基含有量を
1ppmとした以外はすべて同様にして、外径0.2m
mのイメージファイバを形成した。得られた石英系イメ
ージファイバの断面の真円率αは、長さ方向に94、9
2.9、91.8%であった。
【0009】
【発明の効果】以上の説明および実施例、比較例の結果
から明らかなように、本発明によれば、ジャケットパイ
プにフッ素添加石英のような高価な材料を使用すること
なく、OH含有率100〜2000ppmの石英を用い
ることで、安価に、真円の断面を形成するイメージファ
イバを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の一実施例に係る石英系イメージファ
イバの断面図である。
【図2】はイメージファイバプリフォームの溶融一体化
前の断面図である。
【図3】は従来の石英系イメージファイバの断面図であ
る。
【図4】はOH基含有量800ppmの石英とOH基含
有量1ppm以下の純粋石英の粘度の温度依存性を示す
グラフ図である。
【符号の説明】
11 ジャケット部、 12 コア部、 13 クラッ
ド部、21 ジャケットパイプ、 22 コア、 23
クラツド、 24 空隙、 31 ジャケット部、3
2 コア部、33 クラツド部。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 純粋石英との屈折率差が2%以上である
    ゲルマニウム添加石英からなるコア部と、 純粋石英との比屈折率差が0.1%以上であるフッ素添
    加石英からなるクラッド部とからなる画像伝送部、およ
    び 該画像伝送部を囲む石英ジャケット部が100〜200
    0ppmの赤外分光法によるOH基を含有する石英から
    なり、 断面の真円率αが97.2%以上であることを特徴とす
    る石英系イメージファイバ。
  2. 【請求項2】 純粋石英との屈折率差が2%以上である
    ゲルマニウム添加石英からなるコア部と、 純粋石英との比屈折率差が0.1%以上であるフッ素添
    加石英からなるクラッド部とからなる画像伝送部を 100〜2000ppmの赤外分光法によるOH基を含
    有する石英からなる石英ジャケットパイプに挿入し、加
    熱一体化し、紡糸することを特徴とする石英系イメージ
    ファイバの製造方法。
  3. 【請求項3】 石英ジャケットパイプの肉厚が1.5m
    m以下であることを特徴とする請求項2記載の石英系イ
    メージファイバの製造方法。
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JP5603306B2 (ja) * 2011-08-17 2014-10-08 株式会社フジクラ 結合型マルチコアファイバ用母材の製造方法、結合型マルチコアファイバの製造方法、及び、結合型マルチコアファイバ

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