JPH02267132A - イメージファイバ用母材およびその製造方法 - Google Patents
イメージファイバ用母材およびその製造方法Info
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- JPH02267132A JPH02267132A JP1087063A JP8706389A JPH02267132A JP H02267132 A JPH02267132 A JP H02267132A JP 1087063 A JP1087063 A JP 1087063A JP 8706389 A JP8706389 A JP 8706389A JP H02267132 A JPH02267132 A JP H02267132A
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- Japan
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- dopant
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- parent material
- cladding
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- Pending
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、製造時における泡の発生を低減させてなる
高強度イメージファイバ母材およびその製造方法に関す
るのである。
高強度イメージファイバ母材およびその製造方法に関す
るのである。
(従来の技術)
イメージファイバの細径化に伴ってコアとクラッドとの
間の屈折率差を大きくとる必要から、GeO2をドープ
することにより、その屈折率を高めてなる5i02ガラ
スコアと、屈折率を下げるフッ素(F)を含まぜた51
02ガラスクラツドとで素線を形成してなるものが知ら
れている。具体的にはコア径4LLm、クラッド径6μ
mのとき、コアとクラッドとの屈折率差は約4%必要と
されている。
間の屈折率差を大きくとる必要から、GeO2をドープ
することにより、その屈折率を高めてなる5i02ガラ
スコアと、屈折率を下げるフッ素(F)を含まぜた51
02ガラスクラツドとで素線を形成してなるものが知ら
れている。具体的にはコア径4LLm、クラッド径6μ
mのとき、コアとクラッドとの屈折率差は約4%必要と
されている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上記素線をガラス管内に隙間なく詰込み
、一端から加熱して溶融線引きしてファイバ化しようと
すると、泡が発生し得られるイメージファイバの強度低
下を招いていた。その原因は溶融一体化時にクラッド表
面においてドーパントであるFによるエツチングが生じ
S i、 F 4というガスが発生し、これが泡となる
ためである。
、一端から加熱して溶融線引きしてファイバ化しようと
すると、泡が発生し得られるイメージファイバの強度低
下を招いていた。その原因は溶融一体化時にクラッド表
面においてドーパントであるFによるエツチングが生じ
S i、 F 4というガスが発生し、これが泡となる
ためである。
(課題を解決するための手段)
この発明は、以上の観点から泡のない、イメージファイ
バ母材およびその製造方法を提供するもので、第1の請
求項の発明は、屈折率を高めるドパントを含む石英ガラ
スコアの周囲にフッ素をドーパントとして含む石英ガラ
スクラッドが形成されてなるイメージファイバ用母材で
あって、前記クラッド内のフッ素のドーパント量が外周
部付近で半径方向外方に向かって減少されてなる母材に
ある。また、第2の請求項の発明は、屈折率を高めるド
ーパントを含む石英ガラスコアの周囲にフッ素が均一に
ドープされてなる石英ガラスクラッドが形成されてなる
光ファイバ母材を外部から加熱してクラッド外表面付近
のフッ素を飛散させてなる母材の製造方法にある。
バ母材およびその製造方法を提供するもので、第1の請
求項の発明は、屈折率を高めるドパントを含む石英ガラ
スコアの周囲にフッ素をドーパントとして含む石英ガラ
スクラッドが形成されてなるイメージファイバ用母材で
あって、前記クラッド内のフッ素のドーパント量が外周
部付近で半径方向外方に向かって減少されてなる母材に
ある。また、第2の請求項の発明は、屈折率を高めるド
ーパントを含む石英ガラスコアの周囲にフッ素が均一に
ドープされてなる石英ガラスクラッドが形成されてなる
光ファイバ母材を外部から加熱してクラッド外表面付近
のフッ素を飛散させてなる母材の製造方法にある。
なお、Fの除去はクラッド外周部付近のみであるからコ
アークラッド間の屈折率差は維持され、イメージファイ
バとしての画像伝送上の支障はない。
アークラッド間の屈折率差は維持され、イメージファイ
バとしての画像伝送上の支障はない。
(作用)
泡の発生源であるクラッド外周部付近のFが除去されて
いるので、溶融一体化時にS ]−F 4が発生するこ
とがない。
いるので、溶融一体化時にS ]−F 4が発生するこ
とがない。
(実施例)
コア径20 mm、屈折率カ月、502のGeO2を3
0モル%含むSiO□ガラスのまわりに、屈折率が14
44のFを3モル%含むSiO□ガラスクラッドを設け
て外径30 mmとしてなるステップ型イメージファイ
バ用ロッドを用意した。次にこのロッドを1600〜1
800°Cの電気炉に6時間保持した。かくして得られ
た母材の屈折率分布を調べたところ第1図の如くであり
、クラッドの外周部の屈折率は外側に向かって次第に上
昇し5102の屈折率に等しかった。次にこの母材を一
端から溶融線引きしてコア径133μm、外径200μ
mの光ファイバ素線とした。この素線を切断したものを
6.000本用意した。引き続いてこれらを束ねて直径
20 mmの石英ガラス管内に詰込み、イメージファイ
バプリフォームとした。その後このプリフォームの一端
を1900℃に加熱して溶融線引きし直径500μmの
イメージファイバとした。得られたイメージファイバと
した。得られたイメージファイバ内の泡の存在を顕微鏡
で調べたところ、長さ10m当り1個であり、従来のそ
れが長さ10m当り5個であるのに比較して格段の向上
が見られた。また、その解像度を調べたところ35ライ
ンペアであり、従来のそれに比較して遜色のないもので
あった。
0モル%含むSiO□ガラスのまわりに、屈折率が14
44のFを3モル%含むSiO□ガラスクラッドを設け
て外径30 mmとしてなるステップ型イメージファイ
バ用ロッドを用意した。次にこのロッドを1600〜1
800°Cの電気炉に6時間保持した。かくして得られ
た母材の屈折率分布を調べたところ第1図の如くであり
、クラッドの外周部の屈折率は外側に向かって次第に上
昇し5102の屈折率に等しかった。次にこの母材を一
端から溶融線引きしてコア径133μm、外径200μ
mの光ファイバ素線とした。この素線を切断したものを
6.000本用意した。引き続いてこれらを束ねて直径
20 mmの石英ガラス管内に詰込み、イメージファイ
バプリフォームとした。その後このプリフォームの一端
を1900℃に加熱して溶融線引きし直径500μmの
イメージファイバとした。得られたイメージファイバと
した。得られたイメージファイバ内の泡の存在を顕微鏡
で調べたところ、長さ10m当り1個であり、従来のそ
れが長さ10m当り5個であるのに比較して格段の向上
が見られた。また、その解像度を調べたところ35ライ
ンペアであり、従来のそれに比較して遜色のないもので
あった。
(発明の効果)
この発明は、以上のようにイメージファイバの出発母材
として、クラッドをなすFドープ5102ガラス外表面
のFを除去したので、これから素線な得て、それを束ね
て溶融一体化する際に、FのエツチングによるSiF4
を生成することがないので泡のない高強度イメージファ
イバを得ることができる。
として、クラッドをなすFドープ5102ガラス外表面
のFを除去したので、これから素線な得て、それを束ね
て溶融一体化する際に、FのエツチングによるSiF4
を生成することがないので泡のない高強度イメージファ
イバを得ることができる。
第1図は、この発明に用いられるイメージファイバ用出
発母材の屈折率分布図。 特許出願人 藤倉電線株式会社 代理人 弁理士 竹 内 守 第1′図
発母材の屈折率分布図。 特許出願人 藤倉電線株式会社 代理人 弁理士 竹 内 守 第1′図
Claims (2)
- (1)屈折率を高めるドーパントを含む石英ガラスコア
の周囲にフッ素をドーパントとして含む石英ガラスクラ
ッドが形成されてなるイメージファイバ用母材であって
、前記クラッド内のフッ素のドーパント量が外周部付近
で半径方向外方に向かって減少されてなることを特徴と
するイメージファイバ用母材。 - (2)屈折率を高めるドーパントを含む石英ガラスコア
の周囲にフッ素が均一にドープされてなる石英ガラスク
ラッドが形成されてなる光ファイバ母材を、外部から加
熱してクラッド外表面付近のフッ素を飛散させることを
特徴とするイメージファイバ用母材の製造方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1087063A JPH02267132A (ja) | 1989-04-07 | 1989-04-07 | イメージファイバ用母材およびその製造方法 |
US07/502,204 US5048923A (en) | 1989-04-07 | 1990-03-30 | Image fiber, image fiber preform, and manufacturing processes thereof |
DE69031607T DE69031607T2 (de) | 1989-04-07 | 1990-04-06 | Faseroptisches Bündel zur Bildübertragung und sein Herstellungsverfahren |
EP90303742A EP0391742B1 (en) | 1989-04-07 | 1990-04-06 | Image transmitting fiber bundle and manufacturing process thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1087063A JPH02267132A (ja) | 1989-04-07 | 1989-04-07 | イメージファイバ用母材およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02267132A true JPH02267132A (ja) | 1990-10-31 |
Family
ID=13904481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1087063A Pending JPH02267132A (ja) | 1989-04-07 | 1989-04-07 | イメージファイバ用母材およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02267132A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005237436A (ja) * | 2004-02-24 | 2005-09-08 | Fujikura Ltd | 極細径複合型光ファイバを用いた内視鏡システム |
JP2008020796A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Fujikura Ltd | イメージファイバ及びその光ファイバ母材 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61205634A (ja) * | 1985-03-08 | 1986-09-11 | Hitachi Cable Ltd | イメ−ジガイドの製造方法 |
-
1989
- 1989-04-07 JP JP1087063A patent/JPH02267132A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61205634A (ja) * | 1985-03-08 | 1986-09-11 | Hitachi Cable Ltd | イメ−ジガイドの製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005237436A (ja) * | 2004-02-24 | 2005-09-08 | Fujikura Ltd | 極細径複合型光ファイバを用いた内視鏡システム |
JP2008020796A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Fujikura Ltd | イメージファイバ及びその光ファイバ母材 |
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