JPH04348916A - 調芯装置付きの型締装置 - Google Patents

調芯装置付きの型締装置

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JPH04348916A
JPH04348916A JP3110791A JP11079191A JPH04348916A JP H04348916 A JPH04348916 A JP H04348916A JP 3110791 A JP3110791 A JP 3110791A JP 11079191 A JP11079191 A JP 11079191A JP H04348916 A JPH04348916 A JP H04348916A
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JP
Japan
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die plate
mold clamping
movable die
tie bar
clamping device
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JP3110791A
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English (en)
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Koji Hayakawa
浩二 早川
Yosuke Sasaki
洋介 佐々木
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1747Tie-rod connections
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B29C45/67Mould opening, closing or clamping devices hydraulic
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    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/84Safety devices
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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機もしくはダ
イカスト機の型締装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、射出成形機の大型化が進む中、型
締装置については強力な型締力が求められる一方、生産
性向上の要請から動作速度の向上が求められるとともに
、大型故に据え付け場積の削減も重要なニーズとなって
いる。このため、型開閉は小径長尺シリンダによって駆
動力は低いながらも高速で進退させ両金型が近接した型
閉じ状態において型締反力係止ロックしたうえ、大径短
尺シリンダで強力型締する方法が主流となりつつある。 この方法は油圧シリンダの作動容積が小さいため、型締
を制御する油圧の応答性が改善され、サイクルタイムが
短縮されるとともに、タンク容量の低減が行え、機械場
積の削減にも有効である。したがって、数年来この方法
についての発明考案が多数提案されているが、ここでは
、幾つかの従来例を説明する。
【0003】従来例1(図9)は、実公昭61−260
28に記載されている。これでは、ダイプレート301
に固設された型締油圧シリンダ302のピストン303
にタイバー304を形成し、他端を支持プレート305
で支承、タイバー304にはネジ部304aが設けられ
、これに移動ダイプレート306のハーフナット307
が係止クランプする。移動ダイプレート306の型開閉
動作は、開閉油圧シリンダ308を両ダイプレート間に
架装して駆動される。移動ダイプレートの型開閉進退の
案内はダイバー304の上下面にはネジ304aは切ら
ず上下面で案内する。型締めは移動ダイプレートのハー
フナット307でタイバークランプ後、型締油圧シリン
ダ302で支持プレート305とともにタイバー304
を引き寄せ型締めする。このとき、支持プレート305
はベッド上を慴動しつつタイバー他端304bを支持す
る。金型交換に際しての型締め範囲の調整は各金型厚さ
に対応し、タイバー304のネジ304aの領域でカバ
ーするが、ネジピッチ分だけはズレ補正が必要である。 このための補正には電動機309により係合位置を合わ
せる。
【0004】従来例1の改良である従来例2(図10)
の実公昭61−26028では、タイバー321は型締
シリンダ322のピストン323と一体に形成され、完
全円筒(ネジ部なし)で、他端は支持プレート324に
固定されている。移動ダイプレート325のタイバー挿
通穴325aには、油圧締着機326が固設され、金型
の高さに対応して随意の型閉じ位置で移動ダイプレート
325とタイバー321を固定し、型締油圧シリンダ3
22でタイバー321およびこれに固定された支持プレ
ート324と共に、移動ダイプレート325を駆動し型
締めする。
【0005】従来例2の改良である従来例3(図11)
の特開平1−232004では、金型高さに応じてタイ
バー331のネジ332とロック用ハーフナット333
の係合位置合わせを素早く行うためストッパ稈334、
335を設け移動ダイプレート336のクランプ点が確
実に決まる構成としている。
【0006】従来例3の改良である従来例4(図12)
の特公平2−9924では、固定ダイプレート341に
設けられた型締シリンダ342のピストン343と一体
のタイバー344の先端344aにハーフナット345
の係合ミゾ部346を設け、ストッパ347で移動ダイ
プレート348の型閉じ終端を規制し、係合が確実にで
きる構成にしている。また、各金型高さに対応するため
に、型締シリンダ342を長くしている。
【0007】従来例5(図13)の特開昭63−317
243では、移動ダイプレート351にタイバー352
を固設する一方、両ロッド形穴付ピストン353を組み
込んだ型締シリンダ354を固定ダイプレート355に
組み込み、タイバー先端のネジ部352aをハーフナッ
ト356で係合し、型締シリンダ354で型締する。金
型高さ合わせ時のネジピッチ分の係合位置ズレに対して
は、型締シリンダ背面のストッパ脚357によって型締
シリンダのピストン位置が移動し補正される。
【0008】従来例6(図14)の特開平1−2459
99では型締装置は縦形構成とし、移動ダイプレート3
61(上部フレーム)にタイバー362(支柱)を固設
し、タイバー362は型開閉中、常に固定ダイプレート
363(下部フレーム)に固設した両ロッド形穴付ピス
トン364の穴に挿入され、移動ダイプレート361の
進退および形締めを案内する。ピストン364の穴には
油圧締着機365(図15)が組み込まれ、タイバー3
62とピストン364を固着し型締めが行われる。
【0009】従来例7(図15および図16)の特公平
1−49088では型締装置は縦形構成とし、固定ダイ
プレート371(下部フレーム)にタイバー372(支
柱)を固設し、移動ダイプレート373(上部フレーム
)には油圧締着機365が組み込まれ、タイバー372
は型開閉中、常に移動ダイプレート373に配設した両
ロッド形穴付ピストン375の穴に挿入され、移動ダイ
プレート373の進退形締めを案内する。型締ピストン
375の中には油圧締着機365が組み込まれ、タイバ
ーと型締ピストン375を固着し、型締ピストン375
により移動ダイプレートが下降し型締めが行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成によれば、従来例1では、金型交換時にハーフ
ナット307の係合位置合わせに時間がかかるのと、移
動ダイプレート306のタイバー304の固定した案内
が左方向になく、挿入部分も短いため移動ダイプレート
306が傾きネジ山304aに引っ掛かり易いし、片面
にしかネジを加工しないためにタイバー304のネジ加
工も難しい。また、タイバー304が型締シリンダ30
2のピストン303に形成されており、固定ダイプレー
ト301、移動ダイプレート306、タイバー304等
の加工誤差や温度変化、温度差による熱歪によって寸法
変化が生じる。それを見込んで移動ダイプレート306
のタイバー挿通孔とタイバー外径にスキマが必要となり
型締の精度が悪くなる一方、予想以上の温度変化が生じ
ると移動ダイプレート306の円滑な援助が妨げられ易
い。
【0011】従来例2では、従来例1と同様に、タイバ
ー321が型締シリンダ322のピストン323に一体
に形成されており、固定ダイプレート327、移動ダイ
プレート325、タイバー321等の加工誤差や温度変
化、温度差による熱歪によって寸法変化が生じて第1実
施例と同様な不具合が生じる。
【0012】従来例3では、タイバー331は油圧シリ
ンダ337で片持ち支持されているため、移動ダイプレ
ート336の挿通孔336aとタイバー331のネジ3
32が引っ掛かる。また、枠体各メンバーの加工誤差、
温度変化による熱歪、あるいは偏荷重による変形等のた
め、型締精度が低下し易い。
【0013】従来例4では、移動ダイプレート348と
タイバー344が分離しているために型締シリンダ34
2の容積が大きくなり、油圧制御の応答性が悪くなる。 また、タイバー344は片持ちであり、先端344aが
下傾しダイプレート挿入孔348aと位置ズレが生じや
すく、かつ型締シリンダ342の図示しないシールが損
耗し易い。さらに、移動ダイプレート348に金型を装
着したときの偏荷重に対しタイバー344の剛性はほと
んど寄与しないため別の移動ダイプレート348の案内
手段の精度と剛性が必要となりコストが高くなるととも
に、場積が大きくなる。
【0014】従来例5では、型締時に型締シリンダ35
4のピストン穴353aからタイバー352が離れてい
たのがピストン穴353aに挿入されるので、移動金型
358とタイバー352の重量による偏荷重および移動
ダイプレート351の型開閉案内部のスキマによりピス
トン穴353aとのタイバー352の中心ズレが起こり
易く干渉が生ずる。また、移動ダイプレート351の型
開閉案内部に対して型締油圧シリンダ359は上部に離
れて置かれており、これにより移動ダイプレート351
を開閉するために型開閉案内部のスキマが一定にならず
移動ダイプレート351の傾き量は大きくなり、両金型
案内ガイドのせりあいやタイバーの干渉により型締シリ
ンダ354のピストン353やハーフナット356を傷
め易い。偏荷重に対してタイバー352の剛性はほとん
ど寄与しないため移動ダイプレート351の型開閉動作
の案内部分の剛性が必要となりコストが高くなるととも
に、場積が大きくなる。
【0015】従来例6では、固定ダイプレート363、
移動ダイプレート361、タイバー362等の主枠、各
メンバの加工誤差や熱歪みを見込んで油圧締着機365
のスリーブ365aとタイバー362の間にスキマを大
きく設ける必要がある。また、耐久性を保つためにもス
キマは大きくする必要がある。このため、油圧締着機3
65のスリーブの変形量が大きくなり、締結力の低下が
生ずる。さらに、油圧締着機365が型締シリンダのピ
ストン364内に組み込まれているため、分解修理が困
難である。
【0016】従来例7では、移動ダイプレート373に
油圧締着機365を組み込んだ両ロッド型穴付ピストン
375は大型で大重量となり、これを移動ダイプレート
373に組み込むために移動ダイプレート373の可動
体重量は重くなる。したがって、可動体重量が重くなる
ため型開閉加減速の制御が難しくなるとともに、エネル
ギー消費も大きくなる。また、型締シリンダ374への
送油量がおおきいのと移動ダイプレート373に型締シ
リンダ374が配設してあるために使用する図示しない
ゴムホースが太くなり、曲げ半径、動作範囲が大きくな
るので機械をコンパクトにまとめ難い。このため、メイ
ンテナンスの妨げになるとともに外観も悪くなる。さら
に、従来例6と同様に、油圧締着機の耐久性、締結力の
低下および分解修理が困難という問題がある。本発明は
上記問題点に着眼し、射出成形機もしくはダイカスト機
の型締装置に関するもので、特には型締の調芯の改良を
提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる第1の発
明では、固定金型を保持する固定ダイプレートと、移動
金型を保持する移動ダイプレートと、前記移動ダイプレ
ートを固定ダイプレートに対し進退動作させる手段と、
前記移動ダイプレートが固定ダイプレートに接近し固定
金型と移動金型が型閉じした後、移動ダイプレートと固
定ダイプレートを結合固定する係止手段を有し型締を行
うタイバーとからなる型締装置において、前記固定ダイ
プレートに両ロッド形中空ピストンを内蔵した型締油圧
シリンダを固設し、この中空ピストンとタイバーとを調
芯可能に調芯機構を介して結合している。
【0018】第2の発明では、タイバーは移動ダイプレ
ート支持体を挿通し、移動ダイプレート支持体は移動ダ
イプレートに調芯可能に調芯装置を介して結合される。
【0019】第3の発明では、移動ダイプレート支持体
には移動ダイプレートとタイバーとを油圧力により係止
する係止手段を有する。
【0020】第4の発明では、タイバーは型締油圧シリ
ンダの中空ピストンに結合したタイバーの他端部を移動
金型が最大に型開きした時でも移動ダイプレートより突
出させ、ベット上に固設された支持プレートのボス穴に
挿入され、かつ、支持プレートに支承されるとともに、
軸方向に移動できる。
【0021】第5の発明では、タイバーは型締油圧シリ
ンダの中空ピストンに結合したタイバーの他端部を移動
金型が最大に型開きした時でも移動ダイプレートより突
出させ、かつ、ベッドに滑動可能に装着した支持プレー
トに軸芯方向に固設している。
【0022】第6の発明では、タイバーは支持プレート
に調芯可能に調芯装置を介して結合される。
【0023】第7の発明では、型締反力の作用しない支
持プレート側の一部を中空とするタイバーを有する。
【0024】第8の発明では、移動ダイプレートに挿着
され、固定ダイプレート側に長い移動ダイプレート支持
体を有する。
【0025】第9の発明では、移動ダイプレートがタイ
バーに対して精度良く、軽く慴動するように移動ダイプ
レート支持体にリニアボールブッシュを有する。
【0026】第10の発明では、固定金型を保持する固
定ダイプレートと、移動金型を保持する移動ダイプレー
トと、前記移動ダイプレートを固定ダイプレートに対し
進退動作させる手段と、前記移動ダイプレートが固定ダ
イプレートに接近し固定金型と移動金型が型閉じした後
、移動ダイプレートと固定ダイプレートを結合固定する
係止手段を有し型締を行うタイバーとからなる型締装置
において、型締油圧シリンダのピストンとタイバー、支
持プレートとタイバーおよび移動ダイプレートと移動ダ
イプレート支持体の結合部のうち、型締め時に両金型の
ガイドピン等の位置合わせ機能により両金型が調芯され
るように少なくとも一箇所以上の接合部に調芯あるいは
自動調芯機構を有する。
【0027】第11の発明では、移動ダイプレートに設
置した、バネあるいは油圧シリンダの推力により、転動
案内面上を転動あるいは滑動する転動体を有する。
【0028】第12の発明では、移動ダイプレートの位
置および傾斜の過度のズレに対して移動ダイプレートの
動作を非常停止する検出機構を有する。
【0029】
【作用】上記構成によれば、固定ダイプレートに配設し
た型締シリンダのピストンを中空穴にし、移動ダイプレ
ートの移動ダイプレート支持体によって保持されるタイ
バーを型締シリンダで調芯可能なるようにしたため、主
枠構成メンバーの加工誤差や熱歪みを調芯部分で逃がす
ことができ、タイバーと移動ダイプレート支持体とのス
キマを小さく出来ので移動ダイプレートの傾きが小さく
なり高精度の型合わせができる。
【0030】また、タイバーは移動ダイプレート支持体
に常に保持され離れることがないから移動ダイプレート
の進退に際してタイバーとの干渉は生じない。また、タ
イバーの他端をベッドに固設した支持プレートに支持、
あるいは、ベッド上を慴動する支持プレートによりタイ
バー他端を固定して両持ちの支持を行ない、このタイバ
ーによって移動ダイプレートの進退動作を案内させるの
で歪み等が少なくなり、不必要な剛性が要らなくなり経
済的になるとともに、形状も小さくできる。さらに、両
持ちのタイバーはベッド上の案内レール方式に比べ、偏
荷重モーメントや型開閉動作時の干渉、衝突の反力に対
して、強固になり信頼性も向上する。また、型締シリン
ダは移動ダイプレートに装着されていないから小型にで
き、軽量化ができるとともに、機体の外面側に装着され
ているので近接し易くメンテナンスが容易となり、配管
も簡素化できる。
【0031】圧力締着機は移動ダイプレート支持体の内
部に配設し、同部分を独立させ、移動ダイプレートと調
芯可能に結合したことにより、移動ダイプレート支持体
とタイバーのスキマをさらに小さくでき型締精度を一層
向上できる。また、タイバー他端の支持プレート側も調
芯可能な取付けにしたため移動ダイプレートが円滑に可
動する。タイバーの型締反力の作用しない部分を中空と
したため、タイバーを軽量化でき、コストを低減できる
【0032】移動ダイプレート支持体を固定ダイプレー
ト側にできる限り延長したため、偏荷重モーメントに対
する剛性を高め、固定ダイプレートに対する移動ダイプ
レートの平行精度を向上でき、高精度の型合わせができ
る。また、金型の横に装着されるため、場所をとらない
とともに、支点が長くなり移動ダイプレートの慴動が滑
らかになる。移動ダイプレート支持体にリニアボールブ
ッシュを組み込みタイバーに対して移動ダイプレートが
精度良く軽く慴動案内するため型合わせ精度を向上でき
るとともに移動ダイプレートの移動エネルギーを節約で
きる。
【0033】型締油圧シリンダのピストンとタイロッド
、支持プレートとタイロッド、および、移動ダイプレー
トと移動ダイプレート支持体の結合部のいずれかに自動
調芯機構を組み込み、型締め時に両金型のガイドピン等
の位置合わせ機能によって両金型の調芯が決まるように
したため両金型の調芯が無理なく行われるとともに、移
動ダイプレートの動作に際してタイバーとの間に無理な
力が作用せずに円滑な動作ができ、型合わせ精度の向上
ができる。
【0034】移動ダイプレートに設置したバネあるいは
油圧シリンダによって移動ダイプレート等、可動体重量
に相当する押し付け力でベッド案内面を押し付けつつ転
動あるいは滑動する転動体を設けたから、可動体重量は
バランスされ、タイバーの撓みはほとんど無くなり、タ
イバーの剛性を低減でき、精度の高い型合わせができる
。移動ダイプレートの位置および傾斜の過度のズレに対
して移動ダイプレートの動作を非常停止するようにした
ため、偏荷重過負荷モーメントによる破壊等がなくなる
【0035】
【実施例】次に本発明に係わる実施例につき図面を参照
して詳細に説明する。図1から図8は本発明の型締装置
の実施例であり、図1は全体構成図、図2は図1に示す
移動ダイプレート支持体の部分拡大図、図3から図5は
調芯の装置を示し、図3は調芯機構の1実施例、図4は
自動調芯機構の1実施例、図5は自動調芯装置の1実施
例、図6は転動体の部分拡大図、図7は移動ダイプレー
トの傾斜、位置ズレおよび芯ズレ検出自動停止装置の検
出機構の全体構成図、図8は移動ダイプレートの傾斜、
位置ズレおよび芯ズレ検出自動停止装置の検出機構の第
2実施例の一部構成図、である。
【0036】図1において、射出成形機等のベッド1の
一端上には固定金型2を保持する固定ダイプレート3が
固着され、固定ダイプレート3には複数の油圧シリンダ
室4が削成され、これに両ロッド形中空穴付ピストン5
(以下、ピストン5という。)が枢密に挿入され、さら
にピストンカバー6が挿入されており、このピストンカ
バー6が固定ダイプレート3に固定されて、シリンダ室
4a、4bが形成されている。この上記構成、油圧シリ
ンダ室4、ピストン5、ピストンカバー6、より型締シ
リンダ10が構成され、固定ダイプレート3の外周部近
傍に複数個(本例では、最も一般的な型締装置に合わせ
て、固定ダイプレート3の4つのコーナー部に各1個で
合計4個)が配置されている。
【0037】タイバー20は一方の端部21が細く削り
こまれ、その段付部22にはスペーサ23が係止され、
また、端部21の先端21aにはピストン5を介して後
述する調芯機構30が配設されている。また、タイバー
20の他端20aの後述する支持プレート側には、型締
力が作用しない一定範囲は中空穴20bを設けている。 これは、穴加工によっても良いし、中空素材を溶接で制
作しても良い。このタイバー20は各ピストン5に取り
付けられ複数本が配設される。タイバー20を案内支持
して、左右に慴動自在に滑動する移動ダイプレート組立
体40が配設され、移動ダイプレート組立体40は後述
する移動ダイプレート50と、移動ダイプレート支持体
60と、調芯装置70と、からなっている。また、移動
ダイプレート組立体40は転動体80により担持されて
いる。
【0038】移動ダイプレート50の4つのコーナーに
は穴50aが削成され、穴50aには、後述する調芯装
置70のタイバー挿入筒71が配設されている。固定ダ
イプレート3と移動ダイプレート50とは開閉油圧シリ
ンダ90により連結されている。型開閉油圧シリンダ9
0はロッド側を移動ダイプレート50にピン91で、シ
リンダ側を固定ダイプレート3にピン92で搖動自在に
結合して、型開閉油圧シリンダ90の伸縮により移動ダ
イプレート組立体40は固定ダイプレート3に対する進
退動作の駆動が行われる。
【0039】移動ダイプレート50の図示の下方にはベ
ッド1の上面を転動案内面とする転動体80が配設され
、移動ダイプレート支持体60をタイバー20を案内と
して、左右に慴動自在に滑動する。また、タイバー20
の他端20aは移動ダイプレート組立体40が型開位置
にあるときにも、タイバー挿入筒71の左側の端面より
突き出ており、さらに、タイバー20はベッド1に固定
された支持プレート95のボス穴96に軸方向に慴動自
在に枢密に遊嵌されている。
【0040】図2は図1に示す移動ダイプレート支持体
60の部分拡大図である。移動ダイプレート50の穴5
0aには、穴50aと調芯量に見合ったスキマ(m)を
もって後述する調芯装置70のタイバー挿入筒71が挿
入されている。タイバー挿入筒71には、例えばニトマ
ック・イーアール株式会社製の油圧締着機61が嵌挿さ
れ、タイバー20の軸方向に動かないように収納穴の底
面71aとベアリングリテーナ62によって係止されて
いる。ベアリングリテーナ62はベアリングリテーナ6
2の外側とタイバー挿入筒71の内方のネジ71bによ
り蝶合されている。ベアリングリテーナ62の内方とベ
アリングリテーナ62の反対側のタイバー挿入筒71の
内方にはリニアボールベアリング63、64が配設され
、タイバー20を案内として移動ダイプレート組立体4
0が型開閉油圧シリンダ90によってタイバー20の軸
方向に円滑に慴動する。移動ダイプレート支持体60を
固定ダイプレート側の金型の横に金型に取られる長手方
向のスペースとラップする場所に装着する。このために
、支点の距離が延長したため、移動ダイプレート組立体
40の偏荷重モーメントに対する支持強度が高まり、固
定ダイプレートに対する移動ダイプレートの平行精度を
向上でき、高精度の型合わせができる。また、支点が長
くなり移動ダイプレートの慴動が滑らかになる。
【0041】調芯装置70は、前記タイバー挿入筒71
と、タイバー挿入筒71の外方で一端をタイバー挿入筒
71の端面71cに、一端を移動ダイプレート50に当
接されたカラー72と、タイバー挿入筒71の外方に削
成されたネジ71dに蝶合されるナット73と、により
構成されている。このとき、カラー72は移動ダイプレ
ート50と一体でも良く、また、廃止してタイバー挿入
筒71の端面71cに移動ダイプレート50を当接して
も良い。また、ナット73は移動ダイプレート50に対
してタイバー挿入筒71が紙面の上下方向に動き、調芯
をするように軽く移動ダイプレート50とカラー72を
締めつけて位置決めし、回転しないように図示しないセ
ットスクリュー等で固定する。
【0042】図3は調芯機構の1実施例を示す。図3に
おいて、調芯機構30はタイバー20の先端部の固定ダ
イプレート3に挿入されたピストン5側に装着され、二
枚のワッシャ31a、31bと、皿バネ32と、係止ナ
ット33と、ボルト34とから構成されている。一枚の
ワッシャ31aは一端をピストン5に、他端を皿バネ3
2に当接され、また、他の一枚のワッシャ31bは一端
を皿バネ32に、他端を係止ナット33に当接されてい
る。さらに、皿バネ32は所定の調芯量に見合うつぶし
代を残して両皿バネ31a、31bの間に挟まれ係止ナ
ット33より所定の締付力をもって固定されている。係
止ナット33にはスリット33aが削成され、係止ナッ
ト33はタイバー20の端部21の先端の係止ネジ21
bと螺着されるとともに、ボルト34により締め付けら
れてタイバー20所定の位置で固着されている。
【0043】図4は自動調芯機構の第1実施例を示す。 図4において、自動調芯機構130はタイバー20の先
端部の固定ダイプレート3に挿入されたピストン5側に
装着され、アクチュエータ140と係止ナット33と、
ボルト34とから構成されている。アクチュエータ14
0はシリンダ141とロッド142とOリング143、
144とからなり、偏平な中空穴付単動シリンダとなっ
ている。シリンダ141とロッド142との間のシリン
ダ室145が配設され、シリンダ室145にはポンプ1
31からの圧油が電磁切換弁132を介して送油される
。また、ポンプ131と電磁切換弁132との間にはリ
リーフ弁135が配設され、図示しないコントローラ、
あるいは、スイッチ等からの指令に基づいて、電磁切換
弁132が作動する(ポートAでポンプとシリンダ室が
接続された時)とシリンダ室145に所定の圧力を立て
る。係止ナット33は図3の1実施例と同様にため、説
明は省略する。
【0044】図5は自動調芯機構の第2実施例を示す。 図5において、自動調芯機構230はタイバー20の他
端20aの支持プレート側に装着され、プレート231
と、アクチュエータ240と、カバー232と、ボルト
233とから構成されている。支持プレート295には
タイバー20の直径とタイバー20の調芯を得る量より
大きめの穴296が明けられ、タイバー20はプレート
231に枢密に明けられた穴231aに遊嵌されるとと
もに、穴296を挿通している。プレート231は一端
を支持プレート295に当接し、他端は第1実施例のア
クチュエータと同様なアクチュエータ240のロッド2
42に当接している。アクチュエータ240はシリンダ
241とロッド242とOリング243、244とから
なり、偏平な中空穴付単動シリンダとなっている。この
アクチュエータ240はカバー232内に組み込まれ、
カバー232はボルト233にて支持プレート295に
固設されている。アクチュエータ240内のシリンダ室
241には図4の第1実施例のアクチュエータと同様に
ポンプよりの圧油が送油される。
【0045】図6は転動体80の実施例を示す。転動体
80は移動ダイプレート50の図示の下方に固設され、
転動体80はボール球81と油圧シリンダ83とより構
成されている。油圧シリンダ83はチューブ85と、ロ
ッド86と、Oリング87と、押さえプレート88と、
プラグ89とからなり、ロッド86はボール球81を把
持している。また、チューブには移動ダイプレート支持
体60の高さを調整するために油圧シリンダ83の油を
出入させるプラグ89が固設されている。なお上記実施
例では油圧シリンダを用いたがネジ構成にして移動ダイ
プレート支持体の高さを調整しても良い。また、図示例
では一個を用いているが片側に各々二個ずつ用いても良
い。
【0046】図7は移動ダイプレート50の傾斜、位置
ズレおよび芯ズレ検出自動停止装置の検出機構100の
実施例を示す。図7において、例えば、金型間に樹脂あ
るいは異物等101を噛み込んだときには移動ダイプレ
ート50は傾斜および位置ズレを起こし、また、固定プ
レート3側のみが高温になったときには固定金型2と移
動金型9との間で芯ズレ(n)を起こす。このために、
移動ダイプレート50側に非接触式の傾斜および芯ズレ
を検出するための距離検出センサ102、103をでき
るだけ離間した距離に配設する。また、移動ダイプレー
ト50側に金型間の軸芯方向(紙面の左右方向)距離を
検出する位置ズレの位置検出センサ104を配設する。 ベッド1上面には検体レール105が固設されている。 距離検出センサ91、92では検体レール97までの距
離Ma、Mbを測定し、図示しないコントローラに送り
所定の算式(例えば、移動ダイプレートの傾斜を(Ma
−Mb)で、芯ズレを〔(Ma+Mb)/2〕で)で演
算し求め、予め設定したしきい値と比べて、求めた値が
大きい場合には型開閉油圧シリンダ90制御する図示し
ない電磁油圧切換弁に信号を送り中立位置に切換て、型
開閉油圧シリンダ90の作動を停止し、これにより移動
ダイプレート50の移動を非常停止する。位置検出セン
サ104では、金型間の軸芯方向の距離を検出しコント
ローラに送り、指令値と比較して所定の位置で金型が停
止しているか、否かを判定し、所定値より小さい場合に
は異物が噛み込んでいると判定し、位置ズレと同様に移
動ダイプレート50の移動を非常停止する。
【0047】なお、上記例では上下方向(紙面の上下方
向)の芯ずれ、傾斜を扱っているが、左右方向(紙面の
前後方向)についても同様に行うことができる。例えば
、個の場合に、図8に示すように検体レール105は上
下105a、左右105b、を共用させ、距離検出セン
サ106を追加しても良い。また、上記例では、タイバ
ーの下側の一本に装着したが、全部に装着しても良い。
【0048】上記構成においてつぎに作動について説明
する。金型を交換する場合には金型をそれぞれの固定ダ
イプレート3あるいは移動ダイプレート50に取付け両
金型を開閉油圧シリンダ90を作動させて接近する。日
常の始動時の場合にも、始動点検時に両金型を開閉油圧
シリンダ90を作動させて接近する。両金型を接近させ
たら転動体80の油圧シリンダ83にプラグ89より油
を出入させて両金型の芯がほぼ一致させるように調整す
る。調整が終了すると、両金型を図示しないガイドピン
の位置合わせによって両金型を型締めする。このときに
両金型の調芯が無理なく行われているか、調芯機構が作
動しているか、否かを確認する。確認の結果が良好の場
合には次に型打ちを始める。
【0049】図3の調芯機構の実施例の場合に、ピスト
ン5は皿バネ32によりスペーサ23を介して図示の位
置の段付部22に係止されている。このときタイバー2
0は図示しないポンプから電磁切換弁等を経て、図示し
ないコントローラ等の制御部からの指令によりシリンダ
室4bに圧油が送られ左側によせられ、シリンダ室4a
はスキマがない状態でピストン5の左側の端面5aと固
定ダイプレートのシリンダ室4cが当接している。この
ときシリンダ室4bは図示しない電磁切換弁等でブロッ
クされ圧油の出入はない。この状態で図示しない油圧ポ
ンプより型開閉油圧シリンダ90に圧油を送り両金型を
型締めする。型締が正常に行われたかを図7の位置検出
センサ104で検出し、正常の場合には図示しないポン
プより圧油を圧力締着機61に送り、タイバー20と移
動ダイプレート支持体60を介して移動ダイプレート組
立体40を係止する。
【0050】係止が終了すると、図示しない制御部より
の指令によりシリンダ室4aに圧油を送りタイバー20
を図示の右側に移動させるが、このとき皿バネ32は荷
重を受け撓み、この荷重を係止ナット33、係止ネジ2
1bを介してタイバー20に伝え、タイバー20を図示
の右側に移動させる。移動が完了すると、シリンダ室4
aに図示しないリリーフ弁等の圧油の設定により両金型
には所定の荷重の型締力が生ずる。型締力が生ずると射
出成形機等から両金型の間に溶融した樹脂を射出する。 このとき、例えば成形品の射出数が進み、固定ダイプレ
ート3と移動ダイプレート50の温度に差が生じ、膨張
が異なり金型間の芯にズレが生ずる場合でも、型開閉油
圧シリンダ90により両金型を合わせるときには、皿バ
ネ32の取付け荷重は弱いのでタイバー20とピストン
5との間には図示の上下方向にズレが生じて、両金型は
ダイバー20に制限されることなく両金型は図示しない
ガイドピンの位置合わせ沿って両金型の型締めが行われ
る。このズレが大きく、このタイバー20とピストン5
で吸収されないときには、移動ダイプレート支持体60
と移動ダイプレート50の穴50aとの間の調芯装置7
0で調芯が行われる。
【0051】図4の自動調芯機構の実施例の場合に、ピ
ストン5はアクチュエータ140のシリンダ室145に
ポンプ131の圧油を送油し、アクチュエータ140の
拡張によりスペーサ23を介して図示の位置の段付部2
2に係止される。型締め前には、タイバー20は図示し
ないポンプから電磁切換弁等を経て、図示しないコント
ローラ等の制御部からの指令によりシリンダ室4bに圧
油が送られ左側によせられ、シリンダ室4aはスキマが
ない状態でピストン5の左側の端面5aと固定ダイプレ
ートのシリンダ室4cが当接している。このときシリン
ダ室4bは図示しない電磁切換弁等でブロックされ圧油
の出入はない。さらに、通常アクチュエータ140は拡
張しているが、拡張していないでアクチュエータ140
と係止ナット33との間に軸芯の平行方向にスキマがあ
っても良い。この状態で図示しない油圧ポンプより型開
閉油圧シリンダ90に圧油を送り両金型を型締めするが
、両金型が接近して図示しないガイドピンがある程度挿
入されたことを位置検出センサ104で検出したら、制
御部から指令を送り、一旦型開閉油圧シリンダ90を止
め、アクチュエータ140への電磁切換弁132をポー
トBに切換てアクチュエータ140の圧油を抜きタイバ
ー20とピストン5との間でズレを生じさせ両金型の調
芯を行わせる。
【0052】このとき型開閉油圧シリンダ90を一旦止
めないで、作動させながらアクチュエータ140の圧油
を抜きタイバー20とピストン5との間でズレを生じさ
せても良い。調芯が終了したら、電磁切換弁132をポ
ートAに切り換えてアクチュエータ140を拡張して、
アクチュエータ140と係止ナット33とを当接させる
とともに、型開閉油圧シリンダ90を密着させる。型締
が正常に行われたかを図7の位置検出センサ104で検
出し、正常の場合には図示しないポンプより圧油を圧力
締着機61に送り、タイバー20と移動ダイプレート組
立体40を係止し、前記実施例と同様に射出成形までを
行う。この実施例では、ガイドピンがある程度挿入され
た所で調芯したが、これに囚われることなく、他の位置
でリリーフ弁131の圧力を低下させて調芯し、調芯後
に再度圧力を上昇させても良い。
【0053】図5の自動調芯機構の実施例の場合に、タ
イバー20は図示しないポンプから電磁切換弁等を経て
、図示しないコントローラ等の制御部からの指令により
シリンダ室4bに圧油が送られ左側によせられ、シリン
ダ室4aはスキマがない状態でピストン5の左側の端面
5aと固定ダイプレートのシリンダ室4cが当接してい
る。このとき、タイバー20とピストン5とは一体に構
成され、固定ダイプレートのシリンダ室4とピストン5
とは枢密に挿入されていても良い。
【0054】この状態で図示しない油圧ポンプより型開
閉油圧シリンダ90に圧油を送り両金型を型締めするが
、両金型が接近して図示しないガイドピンがある程度挿
入されたことを位置検出センサ104で検出したら、制
御部から指令を送り、一旦型開閉油圧シリンダ90を止
め、アクチュエータ240への図4と同様な電磁切換弁
を切換てアクチュエータ240の圧油を抜きタイバー2
0とプレート231を介して支持する支持プレート29
5との間でズレを生じさせ両金型の調芯を行わせる。 このとき型開閉油圧シリンダ90を一旦止めないで、作
動させながらアクチュエータ240の圧油を抜きズレを
生じさせても良い。調芯が終了したら、アクチュエータ
240を拡張して、アクチュエータ240によりプレー
ト231を固定し、タイバー20をプレート231に枢
密に明けられた穴231aで支持する。これにより、調
芯が行われ、その後は型開閉油圧シリンダ90により両
金型を密着させ、型締が正常に行われたかを図7の位置
検出センサ104で検出し、正常の場合には図示しない
ポンプより圧油を圧力締着機61に送り、タイバー20
と移動ダイプレート組立体40を係止し、前記実施例と
同様に射出成形までを行う。上記実施例を型締装置に調
芯を用いるときには、調芯機構、自動調芯機構、および
自動調芯装置を全部の調芯機構等を用いることなく適宜
に組み合わせて用いても良いことはいうまでもない。ま
た検出装置も同様に組み合わせて用いても良い。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
固定ダイプレートに配設した型締シリンダのピストンと
タイバーとを分離するとともに、調芯機構を介して結合
しているために主枠構成メンバーの加工誤差や熱歪みを
調芯部分で逃がすことができ、タイバーと移動ダイプレ
ート支持体とのスキマを小さく出来ので移動ダイプレー
トの傾きが小さくなり高精度の金型合わせができる。ま
た、タイバーは移動ダイプレート支持体および支持プレ
ートにより支持されているので移動ダイプレートの進退
に際してタイバーとの干渉が生じないとともに、両持ち
支持のため歪み等が少なくなり、不必要な剛性が要らな
くなり経済的で形状も小さくできる。さらに、型締シリ
ンダは移動ダイプレートに装着されていないから小型に
でき、軽量化ができるとともに、機体の外面側に装着さ
れているので近接し易くメンテナンスが容易となり、配
管も簡素化できる。移動ダイプレート支持体には、圧力
締着機、リニアボールブッシュを内部に配設し、移動ダ
イプレート支持体を調芯可能に移動ダイプレートに取付
けたので、タイバーのスキマをさらに小さくでき型締精
度を一層向上できるとともに、軽く慴動案内するため移
動ダイプレートの移動エネルギーを節約できる。また、
移動ダイプレート支持体を金型の横に装着したのでデッ
ドスペースを活用できるとともに、固定ダイプレート側
にできる限り延長したため、支点が長くなり偏荷重モー
メントに対する剛性を高め、固定ダイプレートに対する
移動ダイプレートの平行精度を向上でき、高精度の型合
わせができる。さらに、タイバーの型締反力の作用しな
い部分を中空としたため、タイバーを軽量化でき、コス
トを低減できる。
【0056】また、型締油圧シリンダのピストンとタイ
ロッド、支持プレートとタイロッド、および、移動ダイ
プレートと移動ダイプレート支持体の結合部のいずれか
に自動調芯機構を組み込み、型締め時に両金型のガイド
ピン等の位置合わせ機能によって両金型の調芯が決まる
ようにしたため両金型の調芯が無理なく行われるととも
に、移動ダイプレートの動作に際してタイバーとの間に
無理な力が作用せずに円滑な動作ができ、型合わせ精度
の向上ができる。移動ダイプレートに設置した転動体を
設けたから、可動体重量はバランスされ、タイバーの撓
みはほとんど無くなり、タイバーの剛性を低減でき、精
度の高い型合わせができる。移動ダイプレートの位置お
よび傾斜の過度のズレに対して移動ダイプレートの動作
を非常停止するようにしたため、偏荷重過負荷モーメン
トによる破壊等がなくなるなど上記の優れた効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】型締装置の全体構成図である。
【図2】図1に示す移動ダイプレート支持体の部分拡大
図である。
【図3】調芯機構の1実施例の部分断面図である。
【図4】自動調芯機構の1実施例の部分断面図である。
【図5】自動調芯装置の1実施例の部分断面図である。
【図6】転動体の部分拡大図である。
【図7】移動ダイプレートの傾斜、位置ズレおよび芯ズ
レ検出自動停止装置の検出機構の全体構成図である。
【図8】移動ダイプレートの傾斜、位置ズレおよび芯ズ
レ検出自動停止装置の検出機構の第2実施例の一部構成
図である。
【図9】従来の型締装置の全体構成図である。
【図10】従来の型締装置の全体構成図である。
【図11】従来の型締装置の全体構成図である。
【図12】従来の型締装置の全体構成図である。
【図13】従来の型締装置の全体構成図である。
【図14】従来の型締装置の全体構成図である。
【図15】従来の型締装置の全体構成図である。
【図16】従来の型締装置の全体構成図である。
【符号の説明】
1  ベッド 2  固定金型 3  固定ダイプレート 4  油圧シリンダ室 5  両ロッド形中空穴付ピストン 9  移動金型 10  型締シリンダ 20  タイバー 20b  タイバーの中空穴 30  調芯機構 32  皿バネ 33  係止ナット 40  移動ダイプレート組立体 50  移動ダイプレート 60  移動ダイプレート支持体 61  油圧締着機61 63、64  リニアボールベアリング70  調芯装
置 80  転動体 83  油圧シリンダ 90  型開閉油圧シリンダ 91、92、104  位置検出センサ95、295 
 支持プレート 96、  ボス穴 100  傾斜、位置ズレおよび芯ズレ検出自動停止装
置の検出機構 102、103、106  距離検出センサ130、2
30  自動調芯機構 140  アクチュエータ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  固定金型を保持する固定ダイプレート
    と、移動金型を保持する移動ダイプレートと、前記移動
    ダイプレートを固定ダイプレートに対し進退動作させる
    手段と、前記移動ダイプレートが固定ダイプレートに接
    近し固定金型と移動金型が型閉じした後、移動ダイプレ
    ートと固定ダイプレートを結合固定する係止手段を有し
    型締を行うタイバーとからなる型締装置において、前記
    固定ダイプレートに両ロッド形中空ピストンを内蔵した
    型締油圧シリンダを固設し、この中空ピストンとタイバ
    ーとを調芯可能に調芯機構を介して結合したことを特徴
    とする調芯装置付の型締装置。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の型締装置において、タ
    イバーは移動ダイプレート支持体を挿通し、移動ダイプ
    レート支持体は移動ダイプレートに調芯可能に調芯装置
    を介して結合されることを特徴する調芯装置付の型締装
    置。
  3. 【請求項3】  請求項1あるいは請求項2記載の型締
    装置において、移動ダイプレート支持体には移動ダイプ
    レートとタイバーとを油圧力により係止する係止手段を
    有することを特徴する調芯装置付の型締装置。
  4. 【請求項4】  請求項1、2、あるいは請求項3記載
    の型締装置において、タイバーは型締油圧シリンダの中
    空ピストンに結合したタイバーの他端部を移動金型が最
    大に型開きした時でも移動ダイプレートより突出させ、
    ベット上に固設された支持プレートのボス穴に挿入され
    、かつ、支持プレートに支承されるとともに、軸方向に
    移動できることを特徴とする調芯装置付の型締装置。
  5. 【請求項5】  請求項1、2、あるいは請求項3記載
    の型締装置において、タイバーは型締油圧シリンダの中
    空ピストンに結合したタイバーの他端部を移動金型が最
    大に型開きした時でも移動ダイプレートより突出させ、
    かつ、ベッドに滑動可能に装着した支持プレートに軸芯
    方向に固設したことを特徴とする調芯装置付の型締装置
  6. 【請求項6】  請求項4記載あるいは請求項5記載の
    型締装置において、タイバーは支持プレートに調芯可能
    に調芯装置を介して結合されることを特徴する調芯装置
    付の型締装置。
  7. 【請求項7】  請求項1乃至請求項6のいずれかに記
    載の型締装置において、型締反力の作用しない支持プレ
    ート側の一部を中空とするタイバーを有することを特徴
    とする調芯装置付の型締装置。
  8. 【請求項8】  請求項1乃至請求項7のいずれかに記
    載の型締装置において、移動ダイプレートに挿着され、
    固定ダイプレート側に長い移動ダイプレート支持体を有
    することを特徴とする調芯装置付の型締装置。
  9. 【請求項9】  請求項1乃至請求項8のいずれかに記
    載の型締装置において、移動ダイプレートがタイバーに
    対して精度良く、軽く慴動するように移動ダイプレート
    支持体にリニアボールブッシュを有することを特徴とす
    る調芯装置付の型締装置。
  10. 【請求項10】  固定金型を保持する固定ダイプレー
    トと、移動金型を保持する移動ダイプレートと、前記移
    動ダイプレートを固定ダイプレートに対し進退動作させ
    る手段と、前記移動ダイプレートが固定ダイプレートに
    接近し固定金型と移動金型が型閉じした後、移動ダイプ
    レートと固定ダイプレートを結合固定する係止手段を有
    し型締を行うタイバーとからなる型締装置において、型
    締油圧シリンダのピストンとタイバー、支持プレートと
    タイバーおよび移動ダイプレートと移動ダイプレート支
    持体の結合部のうち、型締め時に両金型のガイドピン等
    の位置合わせ機能により両金型が調芯されるように少な
    くとも一箇所以上の接合部に調芯あるいは自動調芯機構
    を有することを特徴とする調芯装置付の型締装置。
  11. 【請求項11】  請求項1あるいは請求項10記載の
    型締装置において、移動ダイプレートに設置した、バネ
    あるいは油圧シリンダの推力により、転動案内面上を転
    動あるいは滑動する転動体を有することを特徴とする調
    芯装置付の型締装置。
  12. 【請求項12】  請求項1乃至請求項11のいずれか
    に記載の型締装置において、移動ダイプレートの位置お
    よび傾斜の過度のズレに対して移動ダイプレートの動作
    を非常停止する検出機構を有することを特徴とする調芯
    装置付の型締装置。
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