JPH0434881A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

Info

Publication number
JPH0434881A
JPH0434881A JP2140217A JP14021790A JPH0434881A JP H0434881 A JPH0434881 A JP H0434881A JP 2140217 A JP2140217 A JP 2140217A JP 14021790 A JP14021790 A JP 14021790A JP H0434881 A JPH0434881 A JP H0434881A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flexible wiring
board
wiring board
housing
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2140217A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2892441B2 (ja
Inventor
Ei Katsumata
勝俣 影
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kel Corp
Original Assignee
Kel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kel Corp filed Critical Kel Corp
Priority to JP2140217A priority Critical patent/JP2892441B2/ja
Priority to US07/689,348 priority patent/US5156553A/en
Priority to FR919105239A priority patent/FR2662862B1/fr
Publication of JPH0434881A publication Critical patent/JPH0434881A/ja
Priority to US07/899,688 priority patent/US5316486A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2892441B2 publication Critical patent/JP2892441B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、互いに嵌合または衝合可能な第1のコネクタ
および第2のコネクタからなるツーピースコネクタ、あ
るいはこれ以外のワンピースコネクタに係り、特に導箔
と絶縁フィルムが接着された可撓性配線基板を使用し、
該導箔を接触子として構成したコネクタに関する。
(従来の技術) 従来のツーピースコネクタは、導電性金属材料で形成さ
れた接触子と、この接触子を固定する絶縁性ハウジング
から構成されている。接触子は、一般に機械加工たとえ
ばプレス加工により製作されている。ハウジングには、
可動する接触子相互間の接触を防止するためや、外力に
よる変形を防止するために、接触子間に絶縁性の壁を設
置し、さらに接触子を個々に固定する接触子穴を形成す
る必要がある。
このため、接触子の隣接ピッチが狭いと、高度の加工精
度が必要となる。また、ピッチの違う要求には外径寸法
が同じでもノ1ウジングに要求ピッチに合わせた接触子
固定穴や壁を形成しなければならず、要求の都度ハウジ
ングを成形する金型を新規に作る必要があった。このた
め、種類か多く、ハウジング成形時は、金型交換の頻度
か多く、生産性が悪い。
従来、この様な問題点を解決できる例として実開昭56
−59774号公報が公知であり、第13図および第1
4図はこれを示すものである。
これは、1ピースコネクタにおいて、接触子に導電性金
属材料で成形した弾性体を可撓性配線基板と弾性体を組
み合わせたものである。すなわち、2つのハウジング5
0.51内に硬質配線基板52と可撓性配線基板53を
それぞれ配置し、このいずれか一方の配線基板(ここで
は52)を移動自在に構成すると共に、前記可撓性配線
基板53に弾性をもった湾曲部分を形成し、前記2つの
ハウジング50.51を各ハウジングに設けた穴54.
55を互いに一致させて密着し、移動自在に構成された
一方の配線基板52を前記穴54を介して他方のハウジ
ング51内に差し込み、前記硬質配線基板52の先端平
面部と可撓性配線基板53の湾曲部分の周囲とを圧接し
て前記各配線基板52.53の銅箔同士同志を接触させ
るように構成したものである。
この様な構成のものにおいて、第13図に示す状態から
ハウジング50.51の側面同士を密着させ、操作レバ
ー56をA矢印方向にスライドさせると、硬質配線基板
52の先端部が穴54゜55を介して可撓性配線基板5
3.53の間に圧入される。このため、可撓性配線基板
53.53の湾曲部分57.57は、ハウジング51の
内面と硬質配線基板52との間で楕円形に変形し、弾性
体58の弾性により可撓性配線基板53の銅箔に硬質配
線基板52の銅箔が圧接される。このため、配線基板5
2.53にそれぞれ形成されている複数の銅箔を同時に
接続することができる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前述の従来例では、一方が硬質配線基板
52であるので、実装形態が垂直実装か、または水平実
装しかできない。
また、一方が硬質配線基板52であるので、このエツジ
部は荒れており、特にエポキシガラス基板にあっては、
ガラス繊維が露出することから、接触部表面を荒らす原
因となり、挿抜回数を多くすることができない。
さらに、可撓性配線基板53は寸法精度が良いものの、
これと接触する硬質配線基板52は板厚寸法精度が悪く
、このため弾性体58のたわみ量が一定でないことから
、互いに接触すべき銅箔同士が接触圧の大小のばらつき
が大きく、場合によっては接触不良の原因ともなりかね
ない。
このようなことから、本出願人は現在、実装形態が水平
、垂直のみならず、スタック実装も実現でき、第1およ
び第2のコネクタを嵌合する際に接触部の表面を荒らさ
ず、挿抜回数を増やすことができ、第1および第2のコ
ネクタの各接触部の接触圧の大小のばらつきが少く、接
触に対する信頼性の高いツーピースコネクタを開発しつ
つある。
このコネクタは、絶縁フィルムに導箔を接着した可撓性
配線基板の導箔を接触部材とする構成であるため、該コ
ネクタを開発するに当たって、種々ある課題の一つとし
て可撓性配線基板と、これを支持する基板補強配設部材
とをいかに構成すれば、接触部の特性の劣化がなく、接
触に対する信頼性が高く、生産性を高く維持できるかで
ある。
従来、可撓性配線基板を接触部材とするため、可撓性配
線基板を硬質基板に弾性板を介して接着剤により接着し
たものが、実開昭56−40686号公報で公知である
この公報のものでは、接着剤を使用していることから、
一般に接着剤は熱特性が悪いので、経年変化で可撓性配
線基板が剥がれたり、使用環境下で熱によってずれたり
する可能性がある。また、可撓性配線基板を弾性板に接
着する際に接着剤の厚さを均一にする必要があり、もし
該厚さを均一にしないと、可撓性配線基板に凹凸ができ
たりすることから、可撓性配線基板と接触される接触子
との接触に対する信頼性が低下し、コネクタを製造する
の生産性も悪い。
この様なことから、本発明は、可撓性配線基板の接触部
を特性の劣化が無く、精度が高く、生産性を高く維持で
きるコネクタを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は前記目的を達成するため、断面ほぼ丁字形、断
面ほぼL字形の基板補強配設部材のいずれか一つと、こ
の一つと組み合せ固定されるハウジングからなり、導箔
と絶縁フィルムが接着された可撓性配線基板を前記基板
補強配設部材の外表面に沿わせて配設すると共に、この
可撓性配線基板の一端部を前記基板補強配設部材の一端
部端面に折り返して埋設固定し、かつ該可撓性配線基板
の他端側は前記基板補強配役部材と前記可撓性配線基板
を少なくとも一個所凹凸係合、爪係合、融着のいずれか
により固定したことを特徴とするものである。
(作用) 本発明によれば、可撓性配線基板を基板補強配設部材に
固定する際に、接着剤や貼着剤を使用しなくてもすみ、
このため、経年劣化による剥がれや使用環境下の熱によ
るずれが無く、所定厚さ精度を保持でき、生産性が向上
する。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
が、始めに本発明が適用される共に、本出願人が先に出
願したツーピースコネクタ(以下先願と称す)にの構成
について、第7図〜第12図を参照して説明する。第7
図および第8図はそれぞれ先願の第1の実施例を示すも
ので、第7図は第1のコネクタの一例であるプラグ側コ
ネクタ(以下プラグと称する)10を示す斜視図であり
、第7図は第2のコネクタの一例であるレセプタクル側
コネクタ(以下レセプタクルと称する)20を示す斜視
図である。
プラグ10は第7図、第10図(a)および第11図に
示すように断面ほぼコ字形の絶縁材からなり、底面の中
央に長手方向に沿って矩形状の長穴11aが形成された
ハウジング11と、断面ほぼL字形であって可撓性配線
基板12.13をそれぞれ補強及び配設するための第1
及び第2の基板補強配設部材14.15と、断面丁字形
の底部部材16とからなっている。基板補強配設部材1
4は底部側にハウジング当接つば部14aを有し、先端
部側の壁に長穴14bを有し、さらに該壁の表面に基板
端部固定部14cを有している。
基板補強配設部材15も同様に底部側に71ウジング当
接つば部15aを有し、先端部側に長穴15bを有し、
さらに該壁の表面に基板端部固定部15cを有している
。可撓性配線基板12゜13は、いずれも可撓性絶縁フ
ィルム12a。
13aに導電性薄膜(導箔)からなる回路パターン12
b、13bが印刷されており、これは公知のFPC技術
、TAB (Tape  Automated  Bo
nding)技術等をを利用して作成するものである。
基板補強配設部材14.15と可撓性配線基板12.1
3はそれぞれ例えばインサート成形により一体にされ、
両者の背面同志を合わせて丁字形の接触本体を得る。こ
のようにして得られた接触本体は、ハウジング11の底
面に形成されている長溝11aに挿入し、ハウジング当
接つば部14a、15aを、ハウジング11の底面の長
溝11aの周囲に形成された凹部11bに当接させ、こ
の後、底部部材16を可撓性配線基板12゜13の底面
側に配設固定する。その後、プラグ10は、実装基体例
えば実装基板17に表面実装される。この場合、実装基
板17のプラグ10の実装面に描画(形成)されたプリ
ントパターンと、プラグ10の可撓性配線基板12.1
3の回路パターン12b、13bとが直接面接触せず、
可撓性配線基板12.13の可撓性絶縁フィルム12a
、13aが直接面接触するように構成されている。
レセプタクル20は、第8図、第9図、第10図(b)
、第11図に示すように絶縁材からなる有底筒状で底面
に長方形の長溝21aを有すると共に、外周および内周
側の下端部近くに段部21b、2ICをそれぞれ有する
ハウジング2]と、可撓性配線基板22.23をそれぞ
れ補強および配設する基板補強配設部材24.25と、
コイルバネ26と、断面丁字形の底部部材27とからな
っている。基板補強配設部材24は、絶縁材からなり断
面ほぼ丁字形であっての底部側にハウジング当接つば部
24aを有し、先端部側の壁に断面矩形状のバネ挿入溝
24bを有し、さらに該壁の表面に基板端部固定部24
cを有している。
基板補強配設部材25も同様に絶縁材からなり断面ほぼ
丁字形であって底部側にハウジング当接つば部25aを
有し、先端部側の壁に断面矩形状のバネ挿入溝25bを
有し、さらに該壁の表面に基板端部固定部25cを有し
ている。
可撓性配線基板22.23は、いずれも可撓性絶縁フィ
ルム22a、23aに導電性薄膜(導箔)の回路パター
ン22b、23bが形成されている。基板補強配設部材
24.25と可撓性配線基板22.23はそれぞれ例え
ばインサート成形により一体にされ、両者を合わせて断
面ほぼπ形の接触本体を得る。そして、基板補強配設部
材24.25のバネ挿入溝24b、25bに、それぞれ
第9図に示すコイルバネ26を挿入して接触本体を得る
。この様にして得られた接触本体は、ハウジング21の
内側に挿入し、先端部をハウジング21の底面に、また
ハウジング当接つば部24a、25aをハウジング21
の内側に形成されている段部21bに当接させ、この後
、底部部材26を可撓性配線基板22.23の底面側に
配設固定する。その後、レセプタクル20は、実装基板
28に表面実装される。この場合、この場合、実装基板
28のレセプタクル20の実装面に描画(形成)された
プリントパターンと、レセプタクル20の可撓性配線基
板22.23の回路パターン22b、23bとが直接面
接触せず、可撓性配線基板22.23の可撓性絶縁フィ
ルム22a。
23aが直接面接触するように構成されている。
なお、基板補強配設部材24には、第9図に示すように
一方の面(ハウジング当接つば部24aを有する側と反
対側)に凸部24dと凹部24eが複数個形成され、同
様に基板補強配設部材25にも図示しないが凸部と凹部
が複数個形成され、両者を向かい合わせたとき凸部と凹
部が嵌まるようになっており、これにより基板補強配設
部材24,25、可撓性配線基板22.23の相対位置
がずれないようになっている。
以上のようにして得られたレセプタクル20に、プラグ
10を嵌合させるには、実装基板28に実装されたレセ
プタクル20の上方にプラグ10に位置させてハウジン
グ11を21の先端部に挿入させた状態で、プラグ10
に対して下方に押し下げる押圧力を与え、この押圧力は
ハウジング11の下端部がハウジング21の外側に有す
る段部21cに当接するまで与える。このようにすると
、第10図のようになり、プラグ10側の可撓性配線基
板12.13の先端部近く、すなわち基板補強配設部材
14.15に有する長穴14b。
15bが形成されている部分に、レセプタクル20側の
可撓性配線基板22.23の先端部近く、すなわち基板
補強配設部材24.25に設けられているコイルバネ2
6により湾曲している部分が接触する。この場合、コイ
ルバネ26は、基板補強配設部材24.25のバネ挿入
溝24b。
25bとハウジング21によって規定された空間内に有
り、プラグ10側の接触本体を挿入することにより、コ
イルバネ26は円形から楕円形に変形することから、こ
の復元力によりプラグ10側の接触本体と、レセプタク
ル側の接触本体との間に所定の接触圧が与えられる。硬
質配線基板に比べて可撓性配線基板12.13.22.
23の寸法精度が良いことから、各接触部の接触圧の大
小のばらつきが少く、接触に対する信頼性が向上する。
また、コネクタの実装形態が垂直、水平、スタックのい
ずれても可能となる。従来例のように、一方か硬質配線
基板であると垂直実装と水平実装しかできないが、本実
施例ではプラグ10およびレセプタクルのいずれも可撓
性配線基板12゜13.22.23であるので、これら
の可撓性配線基板12.13.22.23の一部を曲げ
て使用することができるからである。
さらに、可撓性配線基板12.13,22゜23の表面
が滑らかであるので、プラグ10およびレセプタクル2
0を嵌合させる場合でも、接触部の表面を荒らすことが
なく、従来例に比べて挿抜目数を増やすことができる。
従来例のように、コネクタの一方が硬質配線基板である
と、硬質配線基板のエツジ部は荒れており、特にエポキ
シガラス基板はガラス繊維が露出しているので、接触部
表面荒らす原因となる。
次に、本発明の実施例について第1図〜第6図を参照し
て説明する。本発明の実施例は、前述したプラグの構成
が異なるので、ここではこの点のみを説明する。これは
、以下のような構成のハウジング111、基板補強配設
部材141、ハウジング固定部材150とからなってい
る。ハウジング111は、断面ほぼコ字形であって、底
面に後述するハウジング固定部材150.160を挿入
固定するための長穴112が形成されている。
基板補強配設部材141は、断面ほぼ丁字形であって、
一端部端面(レセプタクルに挿入される先端側)に可撓
性配線基板121,131の一端部を折り返し固定する
ための折り返し固定部142が形成され、他端部底面側
に可撓性配線基板121,131の他端部を固定すると
ともに、ハウジング111に固定するためのハウジング
固定部材150の挿入穴151が形成され、さらに軸方
向両端部底面に図示しない実装基板に固定するための突
部144が形成されている。
ハウジング固定部材150,160は、同一構成である
ため、ここではハウジング固定部材150のみについて
説明する。すなわち、第4図(a)、(b)、(c)に
断面略し形の胴部152に、この一端部に複数(ここで
は6個)のピン153が等間隔に一体に形成され、この
各ピン153が形成されている部分が、前記挿入穴15
1の両側から挿入固定できるように形成され、また胴部
152の他端部(ピン153を有する側と反対側)はハ
ウジング111の底面で当接固定できるようになってい
る。同様にハウジング固定部材160は、断面ほぼL形
の胴部162に複数のピン163を有している。
前記基板補強配設部材141と、2枚の可撓性配線基板
121,131の一端部がそれぞれ前記折り返し固定部
142にインサート成形により埋設固定され、可撓性配
線基板121,131の他端部はインサート成形時に同
等固定されていない。この部分には、前記ハウジング固
定部材150のピン153、ハウジング固定部材160
のピン163に挿入できるように複数の穴125゜13
5がそれぞれ形成されている。しかして、インサート成
形前に、可撓性配線基板121゜131の一端部近くに
複数の穴126,136を等間隔に形成し、これをイン
サート成形用金型に挿入し、可撓性配線基板121.1
31を所定の間隔を存して配設すると共に、可撓性配線
基板121.131の端部を合わせた状態にして、所望
の樹脂を該金型に注入する。この様にすれば、基板補強
配設部材141が成形されると同時に、可撓性配線基板
121.131に形成されている複数の穴126,13
6に樹脂が充填されることから、基板補強配設部材14
1に可撓性配線基板121.131の一端部が埋設固定
された状態のものが得られる。
この様にして一端部が埋設固定された可撓性配線基板1
21,131の端部に形成されている穴125.135
にハウジング固定部材150のピン153、ハウジング
固定部材160のピン163をそれぞれ挿入させた状態
で、基板補強配設部材141の挿入穴151に、この両
側からハウジング固定部材150,160をそれぞれ第
1図および第3図のように、挿入固定することにより、
可撓性配線基板121,131の他端部が固定される。
このように、可撓性配線基板121,131の一端部は
インサート成形時に基板補強配設部材141に埋設固定
し、可撓性配線基板121゜131の他端部はハウジン
グ固定部材150゜160を基板補強配役部材141の
挿入穴15]に挿入固定することにより、可撓性配線基
板121.131は基板補強配設部材141に固定され
るので、従来のように接着剤や貼着剤を使用しなくても
すみ、このため、経年劣化による剥がれや使用環境下の
熱によるずれが無く、かつ所定厚さ精度を保持でき、生
産性が向上する。さらに、第6図の先願の実施例のよう
に、可撓性配線基板121,131を基板補強配設部材
141に固定するため、可撓性配線基板121,131
の挿入端部近くに複数の基板端部固定部15を形成し、
これにより可撓性配線基板121,131を押圧してい
ないので、可撓性配線基板121,131は機械的特性
の劣化が無く、接触信頼性が高い。
本発明は、以上述べた実施例に限定されること無く、例
えば次のようにすることもできる。前述した実施例は、
基板補強配設部材141と可撓性配線基板121,13
1を固定する方法として、インサート成形を用いたが、
基板補強配設部材141を複数個に分割した部材で、可
撓性配線基板の端部を挾みこんだ後、融着したり、°あ
るいは前記分割した部材を係合爪で固定するようにして
も良い。
また、可撓性配線基板に穴を穿ち、この穴に対応するよ
うに形成された基板補強配設部材のボスに、可撓性配線
基板を嵌合させ、この嵌合後に前記ボスを例えばプレス
機、超音波溶接機等で変形を加えるようにしてもよい。
また、基板補強配設部材と可撓性配線基板に、凸状部あ
るいは凹状部を形成し、これに対応するように凹状部あ
るいは凸状部を形成した他の部材で可撓性配線基板を挾
みこむようにしてもよい。
さらに、本発明は第12図のように構成したプラグ10
としても使用できる。前述の第7図のようにプラグ10
側に2枚の可撓性配線基板12゜13を、第12図のよ
うにプラグ10側を1枚の可撓性配線基板12としたも
のである。
また、前述のようにプラグ10とレセプタクル20とを
嵌合する構成とせず、第1のコネクタと第2のコネクタ
を互いに衝合させる構成、あるいはツーピースタイプに
限らずワンピースタイプのいずれでも良い。また、可撓
性配線基、板に接触圧を与えるためのバネをレセプタク
ル側のみならずプラグ側に設けたり、あるいは両方に設
けたりしてもよい。さらに、プラグのレセプタクルの挿
入先端部を絶縁性部材で覆ったり、あるいは導電性金属
箔で手前を除去し、可撓性配線基板で巻き込むようにし
てもよい。
さらにまた、先願の実施例のプラグ10のハウジング1
1は、断面コ字形とせず、左右の側壁を形成せず断面−
字形でもよい。
[発明の効果コ 以上述べた本発明によれば、可撓性配線基板を基板補強
配設部材に固定する際に、接着剤や貼着剤を使用しなく
てもすむので、経年劣化による剥がれや使用環境下の熱
によるずれが無く、所定厚さ精度を保持でき、生産性が
向上するコネクタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例のツーピースコネクタの
プラグ側コネクタの斜視図、第2図(a)、(b)、(
c)および(d)はそれぞれ第1図のコネクタの上面図
、正面図、下面図および側面図、第3図は第2図(b)
の■−■線に沿って切断し矢印方向に見た拡大断面図、
第4図(a)、(b)、(c)はそれぞれ第1図のノ\
ウジング固定部材を示す平面図、正面図および側面図、
第5図および第6図は第1図の基板補強配設部材と可撓
性配線基板の関係を説明するための図、第7図および第
8図はそれぞれ本発明の先願の第1の実施例のツーピー
スコネクタのプラグ側コネクタおよびレセプタクル側コ
ネクタの斜視図、第9図は第8図のレセプタクルハウジ
ングを説明するための図、第10図は第7図および第8
図のプラグとレセプタクルが嵌合されていない状態を示
す断面図、第11図は第7図および第8図のプラグとレ
セプタクルが嵌合された状態を示す断面図、第12図は
本発明の先願の第2の実施例のプラグとレセプタクルを
示す斜視図、第13図および第14図はそれぞれ従来例
を説明するための図である。 10.101・・・プラグ、11,111・・・ハウジ
ング、17・・・実装基板、20・・・レセプタクル、
12.13,22,23,121.131・・・可撓性
配線基板、12a、121a、131a・・・絶縁フィ
ルム、12b、13b、121b、131b・・・導箔
からなる回路パターン、21,111・・・ハウジング
、 6・・・コイルバネ、 28・・・実装基板、 1・・・基板補強配設部材、 50゜ 0…ハ ウジング固定部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 断面ほぼT字形、断面ほぼL字形の基板補強配設部材の
    いずれか一つと、この一つと組み合せ固定されるハウジ
    ングからなり、導箔と絶縁フィルムが接着された可撓性
    配線基板を前記基板補強配設部材の外表面に沿わせて配
    設すると共に、この可撓性配線基板の一端部を前記基板
    補強配設部材の一端部端面に折り返して埋設固定し、か
    つ該可撓性配線基板の他端側は前記基板補強配設部材と
    前記可撓性配線基板を少なくとも一個所凹凸係合、爪係
    合、融着のいずれかにより固定したことを特徴とするコ
    ネクタ。
JP2140217A 1990-05-29 1990-05-30 コネクタ Expired - Lifetime JP2892441B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2140217A JP2892441B2 (ja) 1990-05-30 1990-05-30 コネクタ
US07/689,348 US5156553A (en) 1990-05-29 1991-04-22 Connector assembly for film circuitry
FR919105239A FR2662862B1 (fr) 1990-05-29 1991-04-29 Connecteur, notamment pour circuits en forme de pellicules.
US07/899,688 US5316486A (en) 1990-05-29 1992-06-16 Connector assembly for film circuitry

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2140217A JP2892441B2 (ja) 1990-05-30 1990-05-30 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0434881A true JPH0434881A (ja) 1992-02-05
JP2892441B2 JP2892441B2 (ja) 1999-05-17

Family

ID=15263640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2140217A Expired - Lifetime JP2892441B2 (ja) 1990-05-29 1990-05-30 コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2892441B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022249679A1 (ja) * 2021-05-28 2022-12-01 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタおよびコネクタ実装体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022249679A1 (ja) * 2021-05-28 2022-12-01 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタおよびコネクタ実装体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2892441B2 (ja) 1999-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6007387A (en) Connector producing method and a connector produced by insert molding
JP7253337B2 (ja) コネクタ
US11233346B2 (en) Board-to-board connector
JP3222722U (ja) 浮動式コネクタ
JP3753687B2 (ja) コネクタ
US11721921B2 (en) Connector
WO2019244549A1 (ja) 電気コネクタ
JPH10189181A (ja) プラグコネクタ
US20040242075A1 (en) Electrical connector and method of producing the same
US6702624B2 (en) Electronic component in which an insert member is tightly held by a resin portion and prevented from deformation thereof
JP5064040B2 (ja) 電気コネクタ
JP3321404B2 (ja) 電気コネクタ及びその製造方法
JPH0434881A (ja) コネクタ
JP3126899B2 (ja) 回路基板用電気コネクタ
JP2774393B2 (ja) フレキシブル配線板を用いたツーピースコネクタ
US20220069493A1 (en) Connector and method for manufacturing same
JPH0487172A (ja) 電気コネクタ
JP3379882B2 (ja) コネクタとその表面実装方法
JPH03112082A (ja) ツーピースコネクタ
JP3150112U (ja) 射出成形式電気コネクタ
JP2018022682A (ja) レセプタクルコネクタ及びレセプタクルコネクタの製造方法
JP2001135401A (ja) コネクタの端子位置決め構造
US20220102895A1 (en) Embedded Terminal Module and Connector and Manufacturing and Assembling Method Thereof
JPH11102749A (ja) 基板用コネクタ
JP2024001999A (ja) コネクタ、コネクタ対及びその製造方法