JPH04347725A - 表示制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、ディスプレイを制御し
て文字列を表示させる表示制御装置に関するものである
。

【０００２】この種の装置では、文字列を構成する各文
字が先頭から順にディスプレイへ出力される。

【０００３】

【従来の技術】ディスプレイで表示される文字列のコー
ドが用意され、そのコード列の先頭から順に各文字のコ
ードが文字単位で取り出される。

【０００４】そして、取り出された各文字コードはディ
スプレイが表示できる文字へ逐次変換され、表示メモリ
へ順に書き込まれる。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】従来においては、文字
列を構成する各コードが文字単位で対応の文字に変換さ
れていたので、同一文字のコードが連続していた場合、
その文字コードの変換が単純に繰り返される。

【０００６】このため、広い画面領域をクリアしたり罫
線枠を作成するときにそれらの表示速度が低下する。

【０００７】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、同一文字が連続した文字列のコー
ドを効率良く表示用のものへ変換することが可能となる
表示制御装置を提供することにある。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にかかる装置は図１のように構成されている
。

【０００９】同図のディスプレイ１０で表示される文字
列は文字列記憶手段１２に書き込まれる。

【００１０】また、ディスプレイ１０で表示される文字
列のコードはコード列生成手段１４生成される。

【００１１】さらに、生成されたコード列は同一文字の
連続数と連続文字のコードにコード列分解手段１６で分
解される。

【００１２】そして、コード列分解手段１６で得られた
文字コードはディスプレイ１０が表示できる文字へコー
ド・文字変換手段１８により変換される。

【００１３】このコード・文字変換手段１８で変換され
た文字は該文字の連続数だけ文字列記憶手段１２へ文字
列書込手段２０によって書き込まれる。

【００１４】

【作用】本発明では、ディスプレイ１０で表示される文
字列コードのうち、同一文字のコードが連続する部分が
同文字のコードとコード連続数で表現されるので、この
コード列部分に関してはコード・文字変換が（先頭文字
の）１回のみ行なわれ、したがって、それ以外（２番目
以降）の文字コードに関してはコード・文字変換が省略
される。

【００１５】

【実施例】以下、本発明にかかる表示制御装置の好適な
実施例を図２，図３，図４により説明する。

【００１６】図２では実施例の構成が説明されており、
同図のディスプレイ１０において文字列が表示される。

【００１７】このディスプレイ１０で表示される文字列
のコードは表示制御装置３０（処理装置）の文字コード
列生成部３２（アプリケーションプログラム）において
生成されており、そのコード列は文字処理部３４（表示
制御プログラム）の文字コード変換部３６に与えられる
。

【００１８】文字コード変換部３６では同一文字の連続
数（１以上）とその文字が得られ、これらはバッファ３
８，４０へ各々書き込まれる。

【００１９】そして、バッファ３８，４０の内容は文字
コード表示部４２に与えられ、各文字がその連続数だけ
表示メモリ４４へ逐次書き込まれる。

【００２０】さらに表示メモリ４４の内容はディスプレ
イ１０に与えられ、文字コード生成部３２で得られたコ
ード列の文字列がディスプレイ１０において表示される
。

【００２１】図３においては文字コード変換部３６の作
用がフローチャートで説明されており、最初に同一文字
の連続数を示すカウンタ値がリセット（＝０）され、表
示要求の文字コード列から先頭のもの（１文字分のコー
ド）が取り出される（ステップ３００）。

【００２２】そして、次の文字コードが取り出されてカ
ウンタ値がインクリメントされ（ステップ３０２，３０
４）、同文字コードが先頭のものと同一か否かが判定さ
れる（ステップ３０６）。

【００２３】このときに両文字コードが同一であること
が確認された場合（ステップ３０６でＹＥＳ）には、さ
らに次の文字コードが取り出されてカウンタ値がインク
リメントされ、その文字コードが先頭のものと同一か否
かが再び判定される（ステップ３０２，３０４，３０６
）。

【００２４】この動作は、取り出された文字コードが先
頭のコードと異なることを確認するまで（ステップ３０
６でＮＯ）、繰り返され、その確認が行なわれると、同
コードを表示可能文字へ変換したものとカウンタ値（文
字コードの連続数を示している）がバッファ４０，３８
へ各々出力され、文字コード表示部４２が呼び出される
（ステップ３０８）。

【００２５】図４においては文字コード表示部４２の作
用がフローチャートで説明されており、最初に、バッフ
ァ４０に格納の文字が表示メモリ４４へ書き込まれる（
ステップ４００）。

【００２６】次に、バッファ３８に格納のカウント値（
同一文字の連続数）がデクリメントされる（ステップ４
０２）。

【００２７】そして、このカウント値が０となったか否
か（同一文字の連続数だけその文字を書き込んだか否か
）が判断され（ステップ４０４）、カウント値が０とな
らなかったことが確認されると（ステップ４０４でＮＯ
）、再びバッファ格納の文字が表示メモリ４４へ書き込
まれ（ステップ４００）、バッファ格納のカウント値が
デクリメントされる（ステップ４０２）。

【００２８】また、カウント値が０となったことが確認
された場合（ステップ４０４でＹＥＳ）には、上述と同
様な処理が文字コード変換部３６で開始される（■）。

【００２９】以上のように、ディスプレイ１０で表示さ
れる文字列コードのうち、同一文字のコードが連続する
部分が同文字のコード（ｃ１，ｃ２，ｃ３）とコード連
続数（ｌ１，ｌ２，ｌ３）で図１のように表現される。

【００３０】そして、このコード列部分に関してはコー
ド・文字変換が文字列先頭の文字（Ｃ１，Ｃ２，Ｃ３）
についてのみ行なわれ、それ以外（２番目以降）の文字
コードに関してはコード・文字変換が省略される。

【００３１】すなわち本実施例によれば、広い画面領域
をクリアしたり罫線枠を作成するときに、同一文字の連
続部分に関しコード変換の回数を大幅に削減でき、この
ため、その際の表示速度を著しく高めることが可能とな
る。

【００３２】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、同
一の文字が連続する場合においてその文字のコード変換
が１回のみとなるので、ディスプレイの文字列表示をよ
り高速に行なうことが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】発明の原理説明図である。

【図２】実施例の構成説明図である。

【図３】実施例における文字コード変換部の作用を説明
するフローチャートである。

【図４】実施例における文字コード表示部の作用を説明
するフローチャートである。

【符号の説明】

１０　ディスプレイ ３０　表示制御装置 ３２　文字コード列生成部 ３４　文字処理部 ３６　文字コード変換部 ３８　バッファ ４０　バッファ ４２　文字コード表示部 ４４　表示メモリ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　ディスプレイ（１０）で表示される文
   字列が書き込まれる文字列記憶手段（１２）と、ディス
   プレイ（１０）で表示される文字列のコードを生成する
   コード列生成手段（１４）と、生成されたコード列を同
   一文字の連続数と連続文字のコードに分解するコード列
   分解手段（１６）と、コード列分解手段（１６）で得ら
   れた文字コードをディスプレイ（１０）が表示できる文
   字に変換するコード・文字変換手段（１８）と、変換さ
   れた文字を該文字の連続数だけ文字列記憶手段（１２）
   へ書き込む文字列書込手段（２０）と、を有する、こと
   を特徴とした表示制御装置。