JPH0434731A - 光学ヘッド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、スイングアーム方式の光学ヘッドに関するも
のである。

（従来の技術） レーザ光を照射して光ディスク等の情報記憶媒体へ情報
を記録し、又は記録されている情報を再生するための光
学ヘッドが種々開発されている。

第２図は従来の光学ヘッドとその周辺装置を示し、第３
図は第２図の光学ヘッドを示したものである。

光学ヘッド１０１は軸１０３を中心に回動自在に設けら
れている。また光学ヘッド１０１は半導体レーザ１０５
と、光学部１０７と、ミラー１゜９と、プリズム１１１
と、対物レンズ１１３を有している。光学部１０７はコ
リメートレンズと、このコリメートレンズからの光を補
正するための補正用光学系などから構成されている。ま
た、対物レンズ１１３をフォーカシング方向、すなわち
光ディスク１１５のディスク面と垂直な方向へ移動させ
るための図示しないフォーカシングコイルと、対物レン
ズ１１３をトラッキング方向ＦＴ。

すなわち光ディスク１１５の半径方向へ移動させるため
の図示しないトラッキングコイルとが設けられている。

第４図は他の従来例を示したものであり、光学ヘッド１
１７が支持部１１９によってトラッキング方向Ｆ　Ｔ　
２に回動自在に支持されている。光学へラド１１７は前
述したと同様に半導体レーザ、光学部、ミラー、プリズ
ム及び対物レンズ１１３等を有している。

（発明が解決しようとする課題） 第５図に示すようにトラッキング方向ＦＴ。

に回動自在に構成される光学ヘッド１０１が位置ＦＡに
存在して対物レンズ１１３が光ディスク１１５の内周部
に位置している場合には、対物レンズ１１３から照射さ
れたレーザ光は光ディスク１１５のディスク面へ集光さ
れ、第６図（Ａ）又は（Ｂ）に示す如くトラック１２１
内に収まる楕円状の集光スポット１２３ａ・又は１２５
ａが形成される。

しかしながら、集光スポットの形状等を補正するための
補正用光学系が光学ヘッド１０１内に配置されているの
で、光学ヘッド１０１の回動に応じて補正用光学系も移
動する。このため光学ヘッド１０１が位置ＰＡから位置
ＰＢへ回動し、対物レンズ１１３が光ディスク１１５の
外周部に位置している場合には、第７図（Ａ）又は（Ｂ
）に示す如く、集光スポット１２３ｂ又は１２５ｂの形
状、すなわち楕円の向きか変化して集光スポットが隣の
トラックへ延びてしまう。

これを回避するためには集光スポットの形状を完全な円
形上に形成する必要があり、このためにはレーザ光の楕
円比と、補正用光学系による楕円補正比とを一致させな
ければならず、半導体レーザの特性によっては困難であ
った。

このように光ディスク１１５のディスク面に形成される
集光スポットの形状が光ディスク１１５の内周部と外周
部とで異なると、フォーカシングサーボ及びトラッキン
グサーボに係る制御が不安定となるばかりでなく、情報
の記録、消去、再生が安定して行なえないという問題点
を有していた。

このような問題点は、従来例第４図に示すような補正用
光学系を具備して一体に回動する光学ヘッドにおいても
同様である。

本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、情報の記録
、消去、再生を安定して行なうことのできる高信頼性の
光学ヘッドを提供することを目的とする。

［発明の構成］ （課題を解決するため手段） 上記目的を達成するための本発明が提供する手段は基台
と、この基台に設けられる発光源と、前記基台に回動自
在に支持される回動体と、この回動体に設けられ該回動
体と共に回動する対物レンズと、前記発光源から射出さ
れる光を前記回動体の回動中心から前記対物レンズへ送
光する送光手段ととを有して構成した。

（作用） 本発明に係る光学ヘッドは基台に固定される発光源から
射出される光を、基台に回動自在に支持される回動体の
先端の対物レンズを介して、例えば光ディスクへ向けて
集光するようにしている。

また、このとき基台に設けられる発光源からの光は前記
回動体の回動中心から前記対物レンズへ向けて送光手段
によって送光されるので、一定した光を対物レンズへ送
光することができる。

（実施例） 以下、図面を参照して本発明に係る一実施例を詳細に説
明する。

第１図（Ａ）は本発明に係る光学ヘッドの平面図、第２
図（Ｂ）は第１図（Ａ）に示す光学ヘッドの縦断面図で
ある。

光学ヘッド１はリベット２等を用いて図示しない装置本
体へ固定された固定体３と、この固定体３上にベアリン
グ５を介して回動自在に支持された回動体７とから構成
されている。

固定体３はレーザ光を出力する半導体レーザ９と、この
半導体レーザ９からの光を平行光に変換するコリメート
レンズ１１と、補正用光学部１３と、ミラー１５と、位
置センサ１７とを有している。

コリメートレンズ１１、ミラー１５及び後述するプリズ
ム２１は光源である半導体レーザ９からの光路を形成す
るための送光手段である。

補正用光学部１３は上記送光手段により形成された光路
上の光を補正するための補正手段であり、図示しない光
ディスクのディスク面に集光される集光スポットの形状
が適正な楕円形又は円形となるように補正する。

ミラー１５は、回動体７の回動中心に設けられ、補正用
光学部１３、コリメートレンズ１１を介して入射する半
導体レーザ９からのレーザ光を入射方向とは９０度異な
る方向、すなわち回動体７側へ直角に反射してプリズム
２１へ送出する。従って、このプリズム２１へ向うレー
ザ光の光軸は前記回動体７の回動中心と精密に一致する
。

位置センサ１７は発光部と受光部とから成り、回動体７
の回動による対物レンズ２３の位置を光学的に検出する
。

回動体７はプリズム２１と、対物レンズ２３と、コイル
２５．２７とを有している。この回動体７はミラー１５
によって形成された光路１９を中心に回動する。プリズ
ム２１は光路１９からの光を対物レンズ２３へ与える。

コイル２５．２７はアクセス及びトラッキング用のコイ
ルであり、このコイル２５．２７によって回動体７の回
動量が制御される。対物レンズ２３は光路１９からの光
を図示しない光デイスク面へ集光させる。

また、図示しないフォーカス検出部が設けられ、このフ
ォーカス検出部からの情報に応じて対物レンズ２３をフ
ォーカシング方向へ移動させる。

また、図示しないトラック検出部が設けられ、このトラ
ック検出部からの情報、すなわち誤差信号と、前述した
位置センサ１７からの情報に応じて対物レンズ２３をト
ラッキング方向へ移動させる。

次に作用を説明する。

半導体レーザ９から発射された光はコリメートレンズ１
１によって平行光に変換され、補正用光学部１３を介し
てミラー１５へ入射する。ミラー１５は入射した光を光
路１９を介してプリズム２１へ与える。プリズム２１は
光路１９を介して入射した光を対物レンズ２３へ与える
。

対物レンズ２３はフォーカス検出部からの情報に応じて
フォーカシング方向へ移動される。またトラック検出部
からの誤差信号と位置センサ１７からの情報に応じてコ
イル２５．２７を駆動することにより回動体７が回動し
、この回動体７に保持された対物レンズ２３がトラッキ
ング方向へ移動する。

このとき回動体７が回動して対物レンズ２３が移動する
場合であってもプリズム２１のミラー１５の反射面に対
向する反射面は、回動中心すなわち光軸を中心に回転す
るので、この補正用光学部によって光デイスク面へ集光
される集光スポットの形状を適正な楕円形又は円形に設
定する。

また、回動体７はミラー１５からの光路１９を中心にし
て回動するので、対物レンズ２３からの光が安定して光
ディスクのディスク面へ集光される。

［発明の効果コ 以上説明してきたように本発明によれば、補正手段を固
定体内に配置して構成したので、光ディスクのディスク
面へ集光される集光スポットの形状を適正に設定するこ
とができる。また、情報の記録、消去、再生を安定して
行なうことができ信頼性の改善を図ることができる。

また、簡単な構成により低コストの光学ヘッドを提供す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（Ａ）は本発明に係る光学ヘッドの平面図、第１
図（Ｂ）は第１図（Ａ）の縦断面図、第２図は従来例の
平面図、第３図（Ａ）は第２図に示した光学ヘッドの平
面図、第３図（Ｂ）は第３図（Ａ）の縦断面図、第４図
は他の従来例の平面図、第５図乃至第７図は従来例の作
用を示した説明図である。 ３・・・固定体 ７・・・回動体 ９・・・半導体レーザ １１・・・コリメートレンズ １３・・・補正用光学部 １５・・・ミラー ２１・・・プリズム ２３・・・対物レンズ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 基台と、 この基台に設けられる発光源と、 前記基台に回動自在に支持される回動体と、この回動体
   に設けられ該回動体と共に回動する対物レンズと、 前記発光源から射出される光を前記回動体の回動中心か
   ら前記対物レンズへ送光する送光手段と、を有すること
   を特徴とする光学ヘッド。