JPH02158929A - 光学ヘッド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、光デイスク装置や、光磁気ディスク装置等に
用いられる光学ヘッドに関する。

（従来の技術） 光デイスク装置や、光磁気ディスク装置等においては、
いわゆる光学ヘッドを用いて光ディスクや、光磁気ディ
スク等の情報記憶媒体に、各種情報を記憶したり、この
記憶された情報を再生したすするようにしている。

この従来の光学ヘッドは、レーザ光を発生するレーザ光
源である半導体レーザ、この半導体レーザから射出され
たレーザ光を平行光に変換づるコリメータレンズ、入射
するレーザ光を分光づるビームスプリッタ、光ディスク
の記録面に向けてレーザ光を集束する対物レンズ、ビー
ムスプリッタから入射するレーザ光をフォトディテクタ
に向けて集束する検出レンズ、受光したレーザ光を電気
信号に変換するフォトディテクタ等によって構成され、
さらに上記コリメータレンズとビームスプリッタとの間
には半導体レーザから射出されたレーザ光の楕円補正用
の光学手段が設けられる。

この楕円補正用の光学手段は、具体的には半導体レーザ
から射出されるレーザ光の断面形状を補正するために設
けられるものであり、通常半導体レーザから射出される
レーザ光の断面形状、すなわち当該レーザ光の光軸に直
交する平面上に投影されるレーザ光の照射形状が楕円を
呈しているために、この楕円光を円形に補正するための
−軸性光学部材、例えばシリンドリカルレンズあるいは
プリズムによって構成される。

（発明が解決しようとする課題） また、上述した光デイスク装置等の記録再生装置におい
ては、例えば第３図に示すように光学ヘッドをスイング
アームの先端に設け、このスイングアームの回動によっ
て粗トラッキングを行なうように構成されている。

そのため相変化記録方式における記録消去のように長楕
円光を必要とする場合、第４図（Ａ）に示す光ディスク
１の内周側トラックと第４図（Ｂ）に示す外周側トラッ
クとでは光ディスク１のトラックＴに対する楕円の向き
に差異を生じ、イのため記録消去が不十分になる虞れや
、他のトラックに対して影響を与える虞れがある等の課
題があった。

本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
としては、光ディスクの内周側トラックに対しても、外
周側トラックに対しても同様にトラック方向に適応した
楕円光を照射しうる光学へラドを提供づることにある。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 上記目的を達成づるため、本発明はレーザ光を射出°づ
るレーザ光源と、このレーザ光源から射出されるレーデ
光の断面形状の補正を行なう一軸性光学部材を有する光
学手段と、この光学手段を移動させるスイングアームと
を有して構成した。

（作用） 本発明における光学ヘッドにおいては、レーザ光源から
射出されたレーザ光は一軸性光学部材を有する光学手段
において断面形状の補正が行なわれ、所定の形状の楕円
または円に形成される。

また、このときスイングアームによって光学ヘッドを光
ディスクの半径方向に移動づると共に、光学手段を、例
えば光軸を中心に回転移動することにより、当該光学手
段で形成される楕円の長径の向きを任意の方向に変更す
ることができる。従って、光ディスクに集束されるレー
ザ光の楕円の向きを当該レーザ光によって照射されるト
ラック方向に最適な方向とすることができる。

〈実施例） 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の光学ヘッドに係る一実施例を示？ｌ概
略構成図である。

まず第１図において、光ディスク１は情報が記憶される
記憶層と、ガラスやポリカーボネート等の透明な部材で
なるディスク基板とを有している。

また光ディスク１の記憶層には、案内溝としてのトラッ
クが１．６μｍの間隔で形成され、このトラック上には
データ情報としての多数のピットが形成されている。

また、図示しないスピンドルモータ等の回転駆動源によ
って回転する光ディスク１の下面側に、第３図に示すよ
うに一側が軸支され、光学ヘッド３が配設される他側は
回動自在であるようにスイングアームＡが配設される。

また、このスイングアームＡの支軸近傍には当限スイン
グアームＡの回転角度を検出づる図示しない角度センサ
が配置され、萌記光学ヘッド３の光ディスク１に対する
位置、すなわち光学ヘッド３から射出されるレーザ光に
よって照射される当該光ディスク１のトラックに対する
光学ヘッド３の傾きが検出される。

以下、この光学ヘッド３の構成について説明づる。半導
体レーザ５は、記録、消去及び再生毎に予め設定される
所定の光出力のレーザ光を放）ｊ状に射出する。この射
出されるレーザ光の断面形状は短径長１に対して長径長
２．５程度の楕円形を呈している。

コリメータレンズ７は、半導体レーザ５から放射状に射
出されたレーザ光を平行光に変換（る。

第１の一軸性光学部材群９は、シリンドリカル凹レンズ
９ａとシリンドリカル凸レンズ９ｂによって構成され、
コリメータレンズ７を透過して平行光に変換された断面
形状楕円のレーザ光の断面形状を円形に補正１Ｊる。

第２の一軸性光学部材群１１は、シリンドリカル凸レン
ズ１１ａと、このシリンドリカル凸レンズ１１ａを光軸
を中心に回転移動するための磁石１１ｂとコイルＩＩＧ
によって構成される光学手段である。また、このコイル
１１ｃは、シリンドリカル凸レンズ１１ｃの外周に固設
され、さらに磁石１１ｂはこのコイル１１ｃの外周面と
間隙を設けて囲繞して設けられる。尚、この磁石１１ｂ
とコイル１１ｃは、図示しない制御手段と共に駆動手段
を構成し、この駆動手段の制御によってコイル１１ｃに
供給される電流量に対応した角度だけシリンドリカル凸
レンズ１１ａを回転移動するように構成される。すなわ
ち、前記角度センサからの検出信号を入力した制御手段
は、当該光学ヘッド３から射出されるレーザ光が照射す
る光ディスク１のトラックに対する傾きを演算し、さら
にこの傾きから当該トラックに照射されるレーザ光の楕
円形状の向きを適切にするようにシリンドリカル凸レン
ズ１１ａを回転するに必要な電流量を設定し出力する。

ビームスプリッタ１３は、半導体レーザ５方向から入射
するレーザ光を光デイスク１方向へ透過する一方、この
透過したレーザ光が光ディスク１の記憶層で反射され再
び当該ビームスプリッタ１３に入射するレーザ光を後述
するフォトディテクタ１９方向へ反射Ｊる。

対物レンズ１５は、ビームスプリッタ１３を透過したレ
ーザ光を光ディスク１の記憶層に向けて集束すると共に
、この記憶層で反射され放射状に入射するレーザ光を平
行光に変換する。

検出レンズ１７は、ビームスプリッタ１３で反射された
レーザ光をフォトディテクタ１９に向けて集束する。

次に本実施例の作用を第１図乃至第３図を参照して説明
覆る。

まず、第３図に示づように、スイングアームＡが移動し
て光学ヘッド３が光ディスク１の所定位置に配置される
。このときのスイングアームＡの回転角度は角度センサ
によって検出され、この検出信号は制御手段へ出力され
る。制御手段は、この検出信号から光学ヘッド３の光デ
ィスク１に対する位置、すなわち光学ヘッド３から射出
されるレーザ光が照射するトラックと当該光学ヘッド３
との傾きを演算し、この傾きに対応するシリンドリカル
凸レンズ１１ａの回転位置を求める。さらにこのシリン
ドリカル凸レンズ１１ａの現在の回転位置から、前記水
められた回転位置まで当該シリンドリカル凸レンズ１１
ａを回転するのに必要な電流値を求め、この求められた
電流値の電流をコイル１１ｃに通電する。シリンドリカ
ル凸レンズ１１ａは、第２図に示すようにこの電流値に
対応した回転位置まで回転して、−軸性光学部材群９か
ら射出される断面円形状のレーザ光■を断面楕円形状の
レーザ光■に変換すると共に、例えば第２図（ｂ）で示
される断面楕円形状のレーザ光■を第２図（、ａ）ある
いは第２図（ｂ）で示す向きに楕円の長軸方向の向きを
変更する。

従って、本実施例においては、本実施例の光学ヘッドを
相変化記録方式の光ディスクに用いた場合には、内周側
トラックから外周側トラックに至る全トラックに対して
、トラック方向と楕円の長径の向きを常に一致させるこ
とができ、そのため記録消去を隣接するトラックに影響
を与えることなく十分に行なうことができる。

また、レーザ光を隣接づるトラックに跨って、ずなわち
当該レーザ光の長径の向きをトラック方向に直交させて
、この２本のトラックに記憶された情報を同時に読み出
すマルチトラックリード方式の光ディスクに用いた場合
には隣接したトラックとの相関性に優れた情報を光デイ
スク全面に渡って再生することができる。

し発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、レーザ光源から
射出されるレーザ光の断面形状を変更づると共に、向き
を任意の向きに回転することができるので、光ディスク
の全面に渡って、トラット方向に対応したレーザ光を照
射づることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の光学ヘッドの一実施例を示ずブロック
図、第２図は本発明の詳細な説明覆るための図、第３図
、第４図はスイングアームと光ディスク及びレーザ光の
断面形状との関係を説明するだめの図である。 １・・・光ディスク ４・・・光学ヘッド ５・・・半導体レーザ ９・・・第１の一軸性光学部材群 １１・・・第２の一軸性光学部材群 １１ａ・・・シリンドリカルレンズ １１ｂ・・・磁石 １１Ｇ・・・コイル １５・・・対物レンズ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 レーザ光を射出するレーザ光源と、 このレーザ光源から射出されるレーザ光の断面形状の補
   正を行なう一軸性光学部材を有する光学手段と、 この光学手段を移動させるスイングアームとを有するこ
   とを特徴とする光学ヘッド。