JPS6282518A - 光テ−プ装置 - Google Patents

光テ−プ装置

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JPS6282518A
JPS6282518A JP22281485A JP22281485A JPS6282518A JP S6282518 A JPS6282518 A JP S6282518A JP 22281485 A JP22281485 A JP 22281485A JP 22281485 A JP22281485 A JP 22281485A JP S6282518 A JPS6282518 A JP S6282518A
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智 嶋田
Yoshio Sato
佐藤 美雄
Tetsuo Ito
伊藤 鉄男
Hiroaki Koyanagi
小柳 広明
Hiroshi Sasaki
宏 佐々木
Teigo Okada
岡田 定五
Nobuyoshi Tsuboi
坪井 信義
Hideki Nihei
秀樹 二瓶
Hajime Nagai
永井 一
Atsumi Watabe
渡部 篤美
Norifumi Miyamoto
詔文 宮本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、光テープ装置に係り、特に磁気テープ装置に
比して高密度の情報記録を行える光テープ装置に関する
〔発明の背景〕
大容量情報記録装置としての光ディスクは、単位面積当
りの情報記録量が磁気を利用した磁気テ□ 1      −プや磁気ディスクに比べて1〜2桁多
い事や、[アクセスタイムが短いといった大きな利点が
ある。
し       しかし、この光ディスクもガラスある
いはプラス□ チックの基板に記録媒体を蒸着等で形成する為。
前述した磁気テープを用いたものやマイクロフィッシュ
に比べてその容積はそれ程小さくならないといった問題
があり、大量の情報を保管するのには不便であった。
この為、高密度記録の可能な光信号を用いて情報を記録
させる光テープ装置の出現が望まれている。
この光テープとしては、例えば特開昭57−33447
5゜特開昭58−6645等にて知られたものがあるが
、高密度情報記録及びその読出しを実現する方法につい
てはなんら開示されていない、つまり、光記録方式とす
る事で、記録媒体及び光信号の性質としては記録密度を
磁気記録方式の百倍程度に向上できろ事は知られている
が、実際に1.6μm程度の間隔に情報を記録し、且つ
記録した情報を正しく読み出す為の技術については実現
性のあるものが開示されていない。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、光テープの送り及び光ビームの照射を
精密に制御することによって、光テープの有する高密度
の記録、再生、消去の可能性を十分生かした光テープ装
置を提供することにある。
【発明の概要〕 本発明は、テープ状光記録媒体に光を照射するヘッドを
2つ備え、テープを巻付けた透明ドラムの中でこれを高
速回転させることにより、テープ状光記録媒体に高密度
に情報を記録、再生、消去する構造とするとともに、テ
ープの巻付はドラム。
回転ヘッド軸をそれぞれ両端支持構造として回転時の相
対的な位置変動を押えるようにしたこと、絞り込みレン
ズ中心に光束を入射させるため、屈折仮により筒状回転
体を通過する光束を平行移動させてミラーの厚みによる
光束位置ずれをなくすようにしたこと、静止とだ光源で
あるレーザー出射部に可動コリメーションレンズを設け
て微小スポットサイズをフィールドバック制御により保
持するようにしたこと、及び静止部にガルバノミラ−を
設けて微小スポット光のトラッキングを行うようにした
ことを特徴とするものである。
〔発明の実施例〕
以下本発明を実施例によって詳細に説明する。
第2図(a)は本発明の装置の概略構成を示す図であっ
て、光テープ3は2ケのリール280にうず巻状に巻か
れ、ローラ32を介して回転ドラム2に密着するように
ふたつのテープガイド29で保持これる。回転ドラム2
内には回転光ヘッド1が設けられ、この光ヘッド1から
光テープ3上に光ビーケが照射される。第2図(b)は
、第2図(a)の矢印Aの方向に回転ドラム部を外側か
ら見た場合の局部概略図である。光テープ3は回転ドラ
ム2に対しであるテープ角度θを保持するように、テー
プガイド29でil[される。
更に、光テープ3 、にで焦点を結ぶ光ヘッド1からの
照射光が図の点線に沿って移動するように、光ヘッド1
は、ローラ32によって送られる光テープ3の速度より
極めて高い速度で回転する。第3図(c)は、前記のよ
うな方式で記録した場合の光テープ面上の情報列102
を示す概略図である。
この情報列102の光テープ3に対する角度θは、テー
プガイド29の上下位置により変化し、また、この情報
列102のピッチPは光テープ3の送り速度と光ヘッド
1の回転速度によって変化する。
この光テープ3の記録密度は情報列のピッチPを小さく
することにより増大する。光テープでは、記録、再生に
レーザ光を用いるので理論的にはレーザ光の波長(例え
ば、半導体レーザでは830nm)の少なくとも2倍ま
でピッチPを下げることができ、極めて高い記録密度を
得ることができる6本発明では構造上からさらに2つの
ヘッドをもつため従来の2倍の記録密度が得られる。こ
のような高い記録密度を得るために、後述するトラッキ
ング制御、テープ角度θの制御、並びにテープ速度制御
が行われる。
第1図は本発明の装置の主要部分の一実施例であって、
第2図の光ヘッド1とその周辺の光テープ3の送り機構
及びそれらの制御系統を示す系統図である。また第3図
は光ヘッド1と光ビーム制御部250,300の部分の
構造を示す断面図である。これらの図によってまじ全体
の動作の概略を述べる。
第1図の信号発生回路36にて光テープ2に対する情報
の記録信号、再生信号、あるいは消去信号が上位システ
ムからの指令等によって生成され。
変調回路38にて変調されたのちレーザ駆動回路41に
入力される6レ一ザ駆動回路41は、光ビーム制御部2
00及び300内のレーザ発振器40を信号発生回路3
6の信号に応じて発振させ、光ビーム5oが生成される
。光ビーム50は、記録、再生、消去の各々の場合に最
適な強度及び時間に制御されている。この光ビーム50
はレンズ60により平行ビームに変形され、ガルバノミ
ラ−90で反射されに後回折格子30によってメインビ
ームと、2つのサブビームに分割されて偏向ビームスプ
リッタ80を透過し、ここで直線偏光となる。更にこの
直線偏光は1/4波長板130を経てビームLl、Lx
となって光へラド1へ入射される。光ヘッド1の構造は
後に詳述するが、入射されたビームL1はミラー13で
反射され、透明ドラムに巻付けられたテープ3上の所定
の位置に焦点を結ぶように制御されて光テープ3を照射
する。光テープ3上で反射された光ビームは再度1/4
波長板130を透過することにより、入射時に対して9
0度直線偏光の方向が変換される。
したがって光テープ3からの反射光は偏ビームスプリッ
タ80で全光量が屈折され、シリンドリカルレンズ14
0,120を透過して再生用及び制御用のビームとして
センサ160へ入射される。
センサ160からの読出し信号は復調回路42によって
復調され、再生回路44によって元の信号に再生される
(第1図ではこれらの回路42゜44は光ビ゛−ム制御
部300の方のみ図示しているが、同制御部200にも
同じ回路が接続されている。)。また、センサ160か
らはトラッキングエラー信号To、フォーカスエラー信
号Fa、速度エラー信号ΔV、テープ角度エラー信号Δ
θが各々出力される。これらの出力に応じてトラッキン
グ制御部24はガルバノミラ−90を回転させるアクチ
ュエータ7oを駆動してトラッキング制御を行い、テー
プ角度制御部22はテープガイド29を光テープの幅方
向に移動させるモータ26を駆動して光テープ3の角度
θを制御し、テープ速度制御部20並びにスキャン速度
制御部21は、リール280を回転させて光テープ3を
長さ方向に移動させるモータ28並びに、光ビームが光
テープ3の面上で回転移動するように光ヘッド1を回転
させるモータ700を速度制御する。また、フォーカス
制御部18は、フォーカスコイル110を介してコリメ
ーションレンズ60を移動させて焦点の制御を行う、な
お、第1図にて、各制御部18.20,21,22,2
4は光ビーム制御部200のみ図示しているが、これは
光ビーム制御部300にも同様に設置されるものである
次に各部の構造及び動作を詳細に説明する。第4図は光
ヘッド1の実施例を示すもので、筒状回転体12、この
中央部に固定した両面ミラ−13両端部に設けた屈折板
14(第4図では上部のものは図示を省略)、回転体1
2の一部に対称的に取付けた2個の筒状アーム11、こ
の先端部に取付けた絞り込みレンズ115とからなる。
この光学ヘッドは、第3図のように光テープ3が斜めに
巻き付けられた透明ドラム2と同心的に回転するように
ベアリング61.62で上下両端部で回転支持されてい
る。筒状回転体12の上部に設けたベルト案内部71に
はベルト7を介してモータ700が接続され、これによ
って回転ヘッド1が透明ドラム2の中で回転する。透明
ドラム2も同じく両端部にてベアリング51.52で支
持され、回転ぶれが生じないようにしである。第1図に
おいて光ビーム制御部200及び300から出射される
ビームLL、Laは両面ミラー13で反射されて各絞り
込みレンズ115へ入射されるが、本実施例では2つの
絞り込みレンズ115の中心線は一致するように配置さ
れている。ところが両面ミラー13はアルミニウム等の
金属をコーティングして作られており、無視できない厚
みをもつ。このためビームLt、Lxの入口に夫々屈折
板14を:       設けてビームの中心位置を偏
位させ、各絞り込みレンズの中心へ各ビームが入射する
ようにしている。この場合の光ビーム偏位量は、ミラー
13の厚みtの5倍だけ必要となるが、これを得るには
次式で与えられる厚みhを有する板ガラス14を円筒状
回転体12の端面に角度iをもって固定すればよい。
但し であり、nは板ガラスの屈折率である。以上のようにし
て光ビーム制御部200,300がらの出射光束Lx、
L2を2個の絞り込みレンズ115に同芯的に入射させ
ることができる。
第5図は光ヘッド1の第2の実施例を示したもので、筒
状回転体12の中央部に設ける両面ミラー13の構造を
2枚のガラス131,132とその間に金属IP113
3を挟むものとした。このようなミラーは、第1図のも
のに比べ厚みが実質的に小さくなり、筒状回転体12の
中心と上下からの入射光束LL、Lxのずれを小さくす
ることができる。第6図は光ヘッド1の第3の実施例を
示したもので、筒状回転体12の中心に合致して光束L
l。
Lxを入射させる場合のヘッド構造である。この場合、
両者の位置ずれを補正するための屈折板14が不必要と
なる。一方、2つの筒状アーム111と112の先端に
設ける絞り込みレンズ115゜116は段差をつけて取
付ける。
第7図はセンサ160の実施例であり、本装置の各種の
制御はこのセンサ160の出力によって行われる。そこ
でまずこのセンサ160による各種の誤差信号の検出方
法について述べる。第8図は受光部169の拡大図であ
って、ここへ光テープ3からの反射光が照射される。前
述のように光テープ3への入射光は回折格子30(第1
図)&こより3分割されており、その中心ビームが光テ
ープ上の記録、再生等のスポットとして反射され、4分
割受光部161にスポットScのように入射する。4分
割受光部161の対向する部分の出力は加算器163,
164にし夫々加算され、各加算結果の差が減算器16
5で算出されてフォーカスエラー信号F8として出力さ
れる。また加算器163゜164の出力は加算器166
で加算されて4分割受光部161のすべての部分の出力
の和が算出され、読取り信号S、として出力される。第
1図のシリンドリカルレンズ140を設け、これを通過
したビームから第7図のようにして信号Feを生成すれ
ばフォーカスエラーが検出できることの理由は、日立評
論65巻10号P35〜38(昭和58年)等で公知で
あるので、ここでは説明を省略する。
一方、回折格子30分割された3つのビームのうち、中
心ビーム以外の2つのサブビームは、テープ3上に予め
設けられたガイド(図示しないが、光ディスクで公知の
構造である溝をテープ上に浅く形成しておけばよい、)
に照射され、その反射光が第8図受光部160の環状部
162にスポットSsのように照射される。この部分が
環状である理由は、光ヘッド1に設けられた両面ミラー
13が筒状回転体12に固定されて回転するから、回折
格子30で分割された3つのスポット光(線状に並んで
いる)はこの回転に伴って回転する。
従って光テープ3から反射されるサブビームスポットS
sも環状部162に沿って回転するからである。ところ
で、この環状部162は2つの部分162a、162b
に分割されていて、その各々の出力の差が第7図の減算
器121で算出され、トラッキングエラーTeとして出
力される。更にこのトラッキングエラーToはある期間
t1〜t2にわたって積分器122にて積分されて第1
のトラックエラー積分値Iexとなり、また別の期間t
2〜tsにわたって積分器123にて積分されて第2の
トラックエラー積分値Iezとなる。この第1゜第2の
トラックエラー積分値I+v+sとIezの差分を減算
器124で求めることによって角度エラーΔOが得られ
、また同様にIexと工θ2の和を加算器125で求め
ることによって速度エラーΔVが得られる。但しトラッ
クエラーの積分期間を与える時刻tzt tz、taは
第9図に示すタイミングで発生する。すなわち光テープ
3上に記録された1つの情報列134の開始時点が11
.情報列134が光テープ3の中心を通過する時点がt
z。
情報列134の終了時点がt8である。このタイミング
の発生方法は、図示は省略しているが、光テープ3に情
報を記録する際に、情報列の始点と中心点と終点に一般
の情報と明らかに区別の得る制御用情報を始点、中心点
、終点信号として記録しておき、これを検出すればよい
。また、この情報列134は光テープ3の走行に伴って
順次新しいものへと移るから、新たな情報列を検知する
前に積分器122,123をリセットしその出力Iel
+ Iezを零にする必要がある。そこで、リセット回
路135を設けて、同期信号P3がリセット回路135
に入力される度に積分器122゜123をリセットする
ようにする。このための同期信号P3としては、例えば
前述の始点を示す信号を利用すればよい。
次に、この角度エラー信号Δθと、速度エラー信号ΔV
の算出原理を説明する。第10図は、角度エラー信号Δ
θの検出原理説明図である。光テープ3の回転ドラム2
に対する角度が大きくなり、同図(8)のようにビーム
光軌跡136の光テープ3走向方向に対する角度θbが
光テープ3上の情報列134の光テープ3走光方向に対
する角度0より大きくなった場合には、トラックエラー
積分値の第1の値Iez、及び第2の値Iezは同図(
a)に示すようになる。但しここでは、ビーム光が情報
列に対してテープ走行方向にずれた場合、トラックエラ
ー信号が負になると考える。このふたつのトラックエラ
ー積分値Ies、 Iezは、ビーム光軌跡136と記
録情報134の位置関係が光テープ3の上半面と下半面
で逆転するため、極性が逆となり、工etとIezの差
分で与えられる角度エラー信号Δθは1時刻tδにはI
elとIezの絶対値な和になり、これは角度エラーを
表すものとなる。一方、Iexと■。2の和で与えられ
る速度エラー信号ΔVは時刻t8には零になる。従って
時刻t8に角度エラー信号Δθをホールドすればテープ
角度のずれを表す値が得られる。また、速度エラーがあ
る場合は第11図に示されている。即ち、光テープ3の
速度が速すぎて、同図(a)のようにビーム光軌跡13
6が記録情報列134に対してテープ走向方向と逆方向
にずれた場合、同図(b)のようにトラックエラー積分
値はそれぞれ正の値となり。
Ielと工・2の差分で与えられる角度エラー信号Δ0
は時刻t8にて零、逆に加算で与えられる速度エラー信
号ΔVは時刻t8には正の値となり、速度エラー信号Δ
Vを時刻t8にてホールドすることにより、テープ速度
の変動に応じた値が得られる。
センサー160による各種のエラー信号F e p T
 e eΔV、Δθの検出が以上のようにとて行われる
と、第1図の制御部は夫々以下のように制御を行う。
まず、フォーカス制御部18は、絞り込みレンズ115
により光テープ3上に絞り込まれるスポットの径を、光
テープ移動時にも小さい値に保持するもので、このため
に本実施例に於いては、コリメーションレンズ60をビ
ーム方向に移動可能とし、これを移動させるコイル11
0をフォーカスエラー信号F@に応じて駆動する構造と
している。
本構造は、光ビーム制御ユニット200,300内に設
けられ静止している。従来の光デイスク装置などでは、
絞り込みレンズをボイスコイルで移動させるフォーカス
法が用いられているが、これらの系の固有振動数は数1
0Hz程度の低い値である。このため本発明の装置に上
記従来例を用いるには、高速回転する絞り込みレンズ周
辺に従来の上記制御系を組み込まねばならず、その機能
を十分に発揮できなかったが、前述の本実施例によれば
フォーカス制御系はすべて静止部分に設置されるので、
光ヘッド1が高速回転とていても十分にその機能を発揮
できる。
第12図及び第13図はテープ速度制御部20及びスキ
ャン速度制御部21の実施例を示すもので、これらはど
ちらもテープ速度を基準として夫々の制御を行っている
。まず第12図では、前述したように情報列134(第
9図)の始点から得られる検出同期信号ps(テープ速
度Vをそのくり返し周波数は示している)と同期信号発
生器201により生成された基準同期信号Parとを位
相比較器202にて位相比較し、その位相差に応じた出
力が増幅器203によって増幅されてモータ28に印加
され、ローラ32で回転駆動されて光テープ3を走行さ
せる構成である。また第13図では、前述のセンサ16
0で得られた速度エラー信号ΔVを積分器204へ入力
し、更に、増幅器205によって増幅したのちモータ7
00に印加してヘッド1を回転させる構成である。この
ような構成により、同期信号発生器201の基準同期信
号Parに追従して光テープ3が精度よく一定速度で走
行し、速度エラーΔVは光ヘッドのスキャン速度を制御
することにより零になるように制御される。なおこの実
施例では、検出同期信号Ps、基準同期信号Psrをと
もにパルス列と考えたが、これらPs HPsrに比例
したアナログ量であってもよいことは明らかである。
一方、第14図及び第15図は、スキャン速度を基準と
してテープ速度制御、スキャン速度制御を行う構成の一
例であって、制御部20.21の内容が第12.13図
の場合の入れ代っているだけで、他は同じである。この
場合も検出同期信号Psとその基準信号Psrはアナロ
グ量であってよいことは同じである。
次に、第16図はテープ角度制御部22の一実施例であ
って、前述のセンサー160により得られたテープ角度
エラーΔθは、積分器221を介して増幅器222によ
りテープガイド29を移動させるアクチュエータ26を
駆動する。この結果。
テープ角度Δθが零となるまで光テープ3の角度を変化
させるようにテープガイド29は移動する。
従って、テープ角度は常に所定の大きさに制御される。
第17図はトラッキング制御部24の一実施例であって
、トラッキングニーIsが位相補償回路241を介して
増幅器242によりアクチュエータ70に印加され、ガ
ルバノミラ−90を回転させてトラッキング制御を行う
〔発明の効果〕
以上の実施例から明らかなように、本発明によれば、2
つの光学ヘッド回転部とこれから出射する光ビームを所
定の記録媒体位置に集光できるのでテープを有効に利用
してかつ高密度記録が達成され、記録容量の大きい光テ
ープ装置を提供することができるという効果があり、ま
た、静止部に設けたオートフォーカス装置の使用、光ヘ
ツド回転部及びテープ巻付はドラム部中心の固定による
面振れの減少、円環状受光部の使用によるトラッキング
制御等により、スポットのトラッキング、フォーカス制
御等を常に精度よく正確に行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光テープ装置の主要部の一実施例を示
す図、第2図(a)〜(c)は本発明の光テープ装置の
概略構成図、回転ドラムの光テープの位置関係図及び光
テープ上の記録方法の説明図、第3図は光ヘッドの構造
図、第4図〜第6図は各々光ヘッドの種々の実施例を示
す図、第7図〜第11図はセンサーの実施例とその動作
説明図、第12図及び第13図はテープ速度及びスキャ
ン速度の各制御部の一実施例を示す図、第14図及び第
15図はテープ速度及びスキャン速度の各制御部の他の
実施例を示す図、第16図はテープ角度制御部の実施例
を示す図、第17図はトラッキング制御部の実施例を示
す図である。 1・・・光ヘッド、2・・・透明ドラム、3・・・光テ
ープ、11・・・筒状アーム、12・・・筒状回転体、
13・・・反射ミラー、14・・・屈折板、18・・・
フォーカス制御部、20・・・テープ速度制御部、21
・・・スキャン速度制御部、22・・・テープ角制御部
、24・・・トラッキング制御部、28・・・回転モー
タ、30・・・回折格子、40・・・半導体レーザ、5
1,52,81゜62・・・ベアリング、60・・・コ
リメーションレンズ、70・・・アクチュエータ、90
・・・ガルバノミラ−1110・・・フォーカスシング
ルコイル、115・・・絞り込みレンズ、140・・・
シリンドリカルレンズ。 160・・・センサ、161・・・4分割受光部、16
2・・・環状受光部、128,163,164・・・加
算器、121.124,165・・・減算器、122,
123・・・積分器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光テープを巻取る駆動機構を備えた2個のリールと
    、該2個のリール間の光テープをその表面に一定の傾斜
    面をもつて巻付けられて光テープの移動とともに回動す
    るところの、その回転軸が動かないように両端をベアリ
    ング支持された透明ドラムと、該透明ドラムの回転軸と
    同一軸で該軸が動かないように、両端をベアリング支持
    されて回転駆動されかつその回転軸に沿つた2方向から
    の各入射光ビームをその内部に備えた両面ミラーで夫々
    反射させたのちそれぞれ対応する絞り込みレンズで収束
    して上記透明ドラム上に巻かれた光テープ上の各対応位
    置を走査するところの光ヘッドと、該光ヘツドへ入射す
    る光ビームに発生手段と、光テープからの反射光から上
    記一定の傾斜角の設定値からのずれを示す角度エラー、
    光テープ上のビーム照射位置のずれを示すトラッキング
    エラー、光テープ上のビームの焦点ずれを示すフォーカ
    スエラー、及び光テープの送り速度の設定値からのずれ
    を示す速度エラーを検出するエラー検出手段と、該エラ
    ー検出手段の出力に応じて上記各エラーをなくすように
    制御する制御手段とから成ることを特徴とする光テープ
    装置。 2、前記光ヘッドは、前記2個の絞り込みレンズを同一
    軸線上に配置するとともに、該2個の絞り込みレンズの
    各中心軸に沿つて厚みのある前記両面ミラーからの反射
    光を入射させるための屈折板を、前記2方向からの入射
    光ビームの入口に夫々設けた構造としたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の光テープ装置。 3、前記光ヘッドは、前記2方向からの入射光ビームの
    双方をともに前記光ヘッドの回転軸に沿つて入射すると
    ともに、該2つの入射光の厚みのある前記両面ミラーに
    よる反射光の相異なる軸線にその中心軸を有する絞り込
    みレンズを配した構造としたことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の光テープ装置。 4、前記光ヘットの両面ミラーは、その両面に金属を塗
    布した構造、もしくは2枚のガラス板の間に金属膜を挾
    みこんだ構造としたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項、第2項もしくは第3項記載の光テープ装置。 5、前記光ビーム発生手段を、レーザ光源と、その光源
    からの光を収束しかつ前記制御手段によりフォーカス制
    御のため光ビーム方向の位置を調整されるコリメーショ
    ンレンズと、該コリメーションレンズからの光ビームを
    反射しかつその反射方向が前記制御手段によりトラッキ
    ング制御のため調整されるガルバノミラーと、前記トラ
    ッキングエラー及び角度エラーを検出するために上記ガ
    ルバノミラーからの反射光を直線状に並んだ3個の光ビ
    ームに分割する回折格子とから構成したことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の光テープ装置。 6、前記エラー検出手段は、光テープからの反射光をと
    りこむシリンドリカルレンズと、前記回折格子により3
    分割された内の中心の光ビームを受光するところのその
    円状の受光面が4分割された4分割受光センサと、上記
    3分割された内の両側の光ビームを光するところのその
    環状の受光面が2分割された環状受光センサと、上記4
    分割受光センサの相対向する部分の出力の和を算出する
    2つの加算器と、該加算器の差により前記フォーカスエ
    ラーを検出する第1の減算器と、上記環状受光センサの
    2つの部分の出力の差を算出して前記トラッキングエラ
    ーを出力する第2の減算器と、光テープ上を光ヘッドか
    らのビームが1回走査するごとにその走査の始点から中
    点までの間上記第2の減算手段出力を積分する第1の積
    分器と、光テープ上を光ヘッドからのビームが1回走査
    するごとにその走査の中点から終点までの間上記第2の
    減算手段出力を積分する第2の積分器と、上記第1及び
    第2の積分器の和及び差を求めて前記速度エラー及び角
    度エラーを出力する加減算器とを有したことを特徴とす
    る特許請求の範囲第5項記載の光テープ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01311433A (ja) * 1988-06-10 1989-12-15 Hitachi Ltd 光テープ装置
JPH02246023A (ja) * 1989-03-17 1990-10-01 Sanyo Electric Co Ltd 光テープ装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01311433A (ja) * 1988-06-10 1989-12-15 Hitachi Ltd 光テープ装置
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