JPH04347300A - トンネル断面管理装置 - Google Patents

トンネル断面管理装置

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JPH04347300A
JPH04347300A JP12138591A JP12138591A JPH04347300A JP H04347300 A JPH04347300 A JP H04347300A JP 12138591 A JP12138591 A JP 12138591A JP 12138591 A JP12138591 A JP 12138591A JP H04347300 A JPH04347300 A JP H04347300A
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Shiyouji Kitaori
北折 正二
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】トンネル断面測定器にて測定した
鉄道トンネル内の断面データを管理するトンネル断面管
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】トンネル壁面の修繕や改良,列車のスピ
ードアップに対応した軌道のカント改正等、トンネル内
にて各種工事を行なうためには、トンネル断面と建築限
界との関係を充分把握しておく必要がある。そこで従来
では、トンネル断面測定器により測定したトンネル断面
の数値データを基に、測点を手描きで方眼紙上にプロッ
トすることによりトンネル断面を描き上げ、その上に建
築限界を描くことにより、トンネル断面と建築限界との
位置関係を管理していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこうした従来の
手法では、各測定位置での図面を一枚ずつ管理しなけれ
ばならず、またトンネル断面を測定する度に作画を行な
う必要があるので、管理が非常に面倒であった。またカ
ント改正,トンネル壁面の修繕等のためにトンネル内の
工事を行なう際には、その図面を使って工事のシミュレ
ーションを行なう必要があるが、このシミュレーション
に当たってもいちいち図面を修正しなければならず、作
業効率が非常に悪いといった問題があった。
【0004】本発明はこうした問題に鑑みなされたもの
で、トンネル断面の管理及び工事のためのシミュレーシ
ョン等を行なうのに好適なトンネル断面管理装置を提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、上記目的を達成す
るためになされた本発明は、図1に例示する如く、トン
ネル断面測定器にて測定されたトンネル断面の測定デー
タを入力するための測定データ入力手段と、該測定デー
タ入力手段から入力された測定データを、各測定位置毎
に記憶装置に格納する測定データ格納手段と、所望の測
定位置でのトンネル断面の描画指令を入力するための描
画指令入力手段と、該描画指令入力手段から描画指令が
入力されると、該指令に対応した測定位置での測定デー
タを上記記憶装置から読み出し、該測定データに基づき
、所定の表示画面上に、トンネル断面及び該測定位置で
の建築限界を同時に描画する描画手段と、を備えたこと
を特徴とするトンネル断面管理装置を要旨としている。
【0006】
【作用及び発明の効果】このように構成された本発明の
トンネル断面管理装置においては、測定データ格納手段
が、測定データ入力手段から入力されたトンネル断面の
測定データを、各測定位置毎に記憶装置に格納する。そ
して描画指令入力手段から、所望の測定位置でのトンネ
ル断面の描画指令が入力されると、描画手段が、その指
令に対応した測定位置での測定データを記憶装置から読
み出し、その測定データに基づき、所定の表示画面上に
トンネル断面及び建築限界を同時に描画する。
【0007】このため本発明のトンネル断面管理装置に
よれば、トンネル断面及び建築限界を自動で描画できる
ため、従来のようにトンネル断面及び建築限界を手作業
で作画することなく、トンネル断面と建築限界との関係
を確認することができる。また本発明のトンネル断面管
理装置は、所望の測定位置でのトンネル断面の描画指令
を入力すれば、その測定位置に対応した測定データから
トンネル断面及び建築限界を自動で描画するため、例え
ば測定データとして、実際とは異なるシミュレーション
用のデータを入力すれば、そのデータに対応したトンネ
ル断面及び建築限界を描画させることができ、これによ
ってトンネル工事のためのシミュレーションを行なうこ
とも可能である。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面と共に説明する
。まず図2は本発明が適用された実施例のトンネル断面
管理装置の構成を表すブロック図である。図に示す如く
本実施例のトンネル断面管理装置は、CRT,液晶ディ
スプレイ等からなる表示装置2と、キーボード,マウス
等からなる入力装置4と、入力装置4を介して入力され
たトンネル断面の測定データを記憶するハードディスク
等からなる外部記憶装置6と、CPU10a,ROM1
0b,RAM10c,入出力ポート10d,及びこれら
各部を結ぶバスライン10eからなるトンネル断面管理
用のコンピュータ10とから構成されている。
【0009】なお入力装置4は、周知のトンネル断面測
定器にて測定された測定データを入力すると共に、コン
ピュータ10に対してトンネル断面の描画指令等の各種
指令を入力するためのものであり、また表示装置2は、
この入力装置4から入力された測定データの表示やトン
ネル断面の描画、或いはコンピュータ10側より使用者
に送る作業手順のメッセージの表示等、各種表示を行な
うためのものである。
【0010】このように構成された本実施例のトンネル
断面管理装置は、コンピュータ10が、予め設定された
制御プログラムに沿って動作することにより、トンネル
断面を自動で管理する。以下この動作を、図3〜図11
に示すフローチャート及び図12〜図24に示す表示装
置2の表示画像図に沿って詳しく説明する。
【0011】まず図3は、コンピュータ10が実行する
制御プログラムのメインルーチンを表している。図に示
す如く、メインルーチンでは、まずステップ100にて
、表示装置2に、図12に示す如きメインメニューを表
示する。このメインメニューは、当該装置を、データ入
力モード,データ修正モード,データ検索モード,トン
ネル断面表示モード,及びデータ削除モードのいずれで
動作させるか使用者に選択させるためのもので、メイン
メニューを表示した後は、ステップ110にて、使用者
が入力装置4のキーを操作するのを待つ。
【0012】そして使用者によりキー入力がなされると
、ステップ120〜ステップ220にて、その入力キー
が、「1」〜「6」のいずれであるかを判断し、入力キ
ーが「1」であれば、ステップ120にてデータ入力モ
ードが選択されたものと判断して、ステップ130の測
定データ入力処理に移行する。同様に入力キーが「2」
である場合には、ステップ140にてデータ修正モード
が選択されたと判断して、ステップ150の測定データ
修正処理に、入力キーが「3」である場合には、ステッ
プ160にてデータ検索モードが選択されたと判断して
、ステップ170の測定データ検索処理に、入力キーが
「4」である場合には、ステップ180にてトンネル断
面表示モードが選択されたと判断して、ステップ190
のトンネル断面表示処理に、入力キーが「5」である場
合には、ステップ200にてデータ削除モードが選択さ
れたと判断して、ステップ210のデータ削除処理に、
夫々移行する。また入力キーが「6」のキー操作が行わ
れた場合には、ステップ220にて当該制御プログラム
の終了指令が入力されたものとして、このメインルーチ
ンを終了し、入力キーが上記「1」〜「6」のいずれで
もない場合には、再度ステップ100に移行する。
【0013】次に上記ステップ130の測定データ入力
処理は、当該装置に対してトンネル断面測定器により測
定したトンネル断面の測定データを入力させるための処
理で、図4に示す如く処理が開始されると、まずステッ
プ300にて、表示装置2に、測定地点の諸条件(測定
条件)を入力するための測定条件入力画面を表示する。
【0014】この測定条件入力画面は、図13に示す如
く、トンネルの所属する鉄道の線名,トンネル名,東京
等の起点からの距離等からなる測定地点を特定するため
のデータ、及びその測定地点の電化・非電化の種別,曲
線区間であればその曲率半径,カント・スラック等の軌
道情報等からなる測定地点の列車の走行条件を表すデー
タを入力するための入力シートと、各測定データ毎に付
与したレコード番号とからなり、入力装置4の操作によ
って使用者が画面上でカーソル移動及び測定条件の入力
を行なう度に、ステップ310にてその入力データを表
示シート上に表示すると共にその入力データをRAM1
0cに一時的に記憶する入力データ表示処理を実行する
。そして入力装置4の操作によって使用者が測定条件の
入力終了指令を入力すると、ステップ320にてその旨
を判断して、続くステップ330に移行する。
【0015】ステップ330では、表示装置2に、上記
入力された測定条件下でのトンネル壁面,ケーブル,吊
下線等の位置を表すトンネル断面測定器による測定結果
を入力させるために、その測定結果を入力するための入
力シートと、各測定データ毎に付与したレコード番号と
からなる図14に示す如き測定結果入力画面を表示する
。そして入力装置4の操作によって使用者が画面上でカ
ーソル移動及び測定結果の入力を行なう度に、ステップ
340にてその入力データを表示シート上に表示すると
共にその入力データをRAM10cに一時的に記憶する
入力データ表示処理を実行し、入力装置4の操作によっ
て使用者が測定結果の入力終了指令を入力すると、ステ
ップ350にてその旨を判断して、続くステップ360
に移行する。
【0016】ステップ360では、ステップ310及び
ステップ340の入力データ表示処理実行時にRAM1
0c内に記憶した各種測定データを、レコード番号と共
に外部記憶装置6に保存する測定データ格納手段として
の処理を実行する。そして続くステップ370では、測
定データの入力が終了したか否かを判断し、測定データ
の入力が終了した場合には、当該処理を終了し、測定デ
ータの入力が終了していなければ、再度ステップ300
に移行する。なおこの判断は、入力装置4を介して入力
される使用者からの指令に基づき行われる。
【0017】次に上記ステップ150の測定データ修正
処理は、上記測定データ入力処理によって外部記憶装置
6内に保存された測定データの修正を行なうための処理
である。図5に示す如く、この測定データ修正処理では
、まずステップ400にて、使用者に対して修正すべき
測定データのレコード番号の入力を促すために、表示装
置2にレコード番号の入力待ち状態を表示する。そして
続くステップ410にて、レコード番号が入力されるの
を待ち、レコード番号が入力されると、続くステップ4
20にて、その入力されたレコード番号に対応する測定
データを外部記憶装置6から読み出し、その内の測定条
件データが入力された測定条件入力画面を表示する。
【0018】そして入力装置4の操作によって使用者が
画面上でカーソル移動及び測定条件の修正を行なう度に
、ステップ430にてその入力データを表示シート上に
修正表示すると共にその修正後の入力データをRAM1
0cに一時的に記憶する入力データ修正表示処理を実行
する。そして入力装置4の操作によって使用者が測定条
件の修正終了指令を入力すると、ステップ440にてそ
の旨を判断して、続くステップ450に移行する。
【0019】ステップ450では、上記ステップ420
で読み込んだ測定データの内の測定結果が入力された測
定結果入力画面を表示する。そして入力装置4の操作に
よって使用者が画面上でカーソル移動及び測定結果の入
力を行なう度に、ステップ460にてその入力データを
表示シート上に修正表示すると共にその修正後の入力デ
ータをRAM10cに一時的に記憶する入力データ修正
表示処理を実行する。そして入力装置4の操作によって
使用者が測定条件の修正終了指令を入力すると、ステッ
プ470にてその旨を判断して、続くステップ480に
移行する。
【0020】ステップ480では、上記ステップ430
及びステップ460の入力データ修正表示処理実行時に
RAM10c内に記憶した修正後の入力データにて、そ
のレコード番号に対応した外部記憶装置6内の測定デー
タを修正する。そして続くステップ490では、測定デ
ータの修正が終了したか否かを判断し、測定データの修
正が終了した場合には、当該処理を終了し、測定データ
の修正が終了していなければ、再度ステップ400に移
行する。なおこの判断は、入力装置4を介して入力され
る使用者からの指令に基づき行われる。
【0021】次に上記ステップ170のデータ検索処理
は、使用者が、外部記憶装置6に保存されている測定デ
ータを確認するための処理であり、図6に示す如く、こ
の処理が開始されると、まずステップ500にて、使用
者に対して、検索すべき測定データの種別を選択させる
ための検索種別メニューを表示装置2に表示する。検索
種別メニューは、図15に示す如く、測定データの検索
種別を、中央線,東海道線,高山線等、鉄道の線別に選
択できるようにされており、この検索種別メニューを表
示した後は、ステップ510にて、使用者が入力装置4
を操作して、検索種別を入力するのを待つ。
【0022】そして使用者により検索種別が入力される
と、続くステップ520にて、外部記憶装置6に保存さ
れている多数の測定データの中からその選択された検索
種別に属する測定データを抽出して、起点からの距離に
従い順序を並べ変えるデータ検索処理を実行する。また
続くステップ530では、起点からの距離に従い整列さ
れた測定データの内、表示装置2の1画面に表示可能な
測定データのみを取り出し、その測定データの内の主要
な情報を表示装置2に表示する。
【0023】次にステップ540では、全ての検索結果
の表示を行ったか否かを判断し、未表示の測定データが
ある場合には、測定データの表示の最終行に、使用者に
対して未表示の測定データの表示指令を入力させるため
のメッセージ「いずれかのキーを押してください」を表
示し、次ステップ550にて、使用者によりキー入力が
されるのを待つ。そしてキー入力があると、再度ステッ
プ530に移行して、上記検索した測定データの内の未
表示の測定データを表示装置2の1画面分表示し、ステ
ップ540に移行する。
【0024】一方ステップ540にて、全ての検索結果
の表示を行ったと判断されると、ステップ560に移行
して、図16に示す如く、表示画面上での測定データの
表示の下に、測定データの全検索数を表示すると共に、
使用者に対して他の検索種別での測定データの検索を実
行するか、トンネル断面表示処理へ移行するか、或いは
当該処理を終了してメインメニュー表示に移行するかを
選択させるための終了確認用のメッセージを表示する。 そして続くステップ570では、使用者がキー入力する
のを待ち、キー入力があると、続くステップ580にて
、その入力キーが「2」であり、当該データ検索処理の
続行が選択されたか否かを判断する。そして当該データ
検索処理の続行が選択された場合には、再度ステップ5
00に移行し、そうでなければ、ステップ590に移行
して、入力キーが「1」であり、トンネル断面表示処理
への移行が選択されたか否かを判断する。そしてこのス
テップ590にて、トンネル断面表示処理への移行が選
択されたと判断されると、上記ステップ190のトンネ
ル断面表示処理に移行し、そうでなければ、当該処理を
終了して、上記ステップ100に移行する。
【0025】次に上記ステップ190のトンネル断面表
示処理は、使用者が指定した測定地点のトンネル断面を
、その測定データに基づき、表示装置2の表示画面上に
トンネル断面及び建築限界を描画するための処理であり
、図7に示す如く、この処理が開始されると、まずステ
ップ600にて、使用者に対して、描画対象となるトン
ネル断面の測定データをレコード番号により指定させる
ために、表示装置2にレコード番号の入力を促すメッセ
ージを表示し、続くステップ610にて、レコード番号
が入力されるのを待つ。そしてレコード番号が入力され
ると、続くステップ620に移行して、その入力された
レコード番号に対応する測定データを外部記憶装置6か
ら読み出し、その読み出した測定データに基づき当該測
定地点が電化区間であるか否かを判断し、測定地点が電
化区間であれば、ステップ630に移行する。
【0026】ステップ630では、使用者に対して架空
電車線までの高さHを5050mm又は4900mmの
いずれにするかを選択させるために、図17に示す如き
架空電車線高さの選択メッセージを表示する。なおこの
処理は、架空電車線の高さによって建築限界が異なるた
め、使用者に架空電車線の高さを入力させることにより
、描画する建築限界を選択するための処理である。そし
て続くステップ640では、この選択メッセージの表示
に伴い、架空電車線の高さが選択されたか否かを判断し
、架空電車線の高さが選択されると、ステップ650に
移行する。なお上記ステップ620にて、当該測定地点
が電化区間ではないと判断された場合には、架空電車線
を考慮する必要はなく、従って架空電車線のない建築限
界を描画すればよいので、そのままステップ650に移
行する。
【0027】ステップ650では、上記ステップ620
にて読み込んだ当該測定地点での測定データに基づき、
表示装置2にトンネル断面及び建築限界を表示するため
の画像データを作成し、続くステップ660にて、その
画像データに基づき、図18に示す如き建築限界を含む
断面画像を表示する描画手段としての処理を実行する。 なお図18に示す如く、本実施例の断面画像は、トンネ
ル断面及び建築限界を表す図と、その左方に配設された
トンネル名等の測定地点を特定する位置データや軌道の
曲率半径Rに対応した建築限界の拡大低減比率等の建築
限界データ等の各種データと、その右方に配設された当
該断面画像の印刷又はシミュレーション用のメニュー(
断面画像加工選択メニュー)とから構成されている。
【0028】このように断面画像の表示を行なうと、次
にステップ670に移行して、上記断面画像加工選択メ
ニューに従い、使用者が入力装置4のキーを操作するの
を待つ。そして使用者によりキー入力がなされると、ス
テップ680に移行して、その入力キーに対応した印刷
・シミュレーション処理を実行する。また続くステップ
690では、使用者による入力キーが「99」で、断面
表示の終了指令が入力されたか否かを判断し、断面表示
の終了指令が入力された場合には、当該処理を終了して
、再度上記ステップ100に移行する。
【0029】印刷・シミュレーション処理では、使用者
による入力キーが「1」〜「9」のいずれかである場合
に、その入力キーに対応して、「画面印刷処理」,「デ
ータ印刷処理」,「初期画面表示処理」,「表示画面拡
大処理」,「標準画面表示処理」,「表示画面縮小処理
」,「軌道中心移動処理」,「カント改正処理」,及び
「内巻表示処理」が夫々実行される。
【0030】ここで画面印刷処理は、入力キーが「1」
である場合に、当該装置に接続された図示しないプリン
タを駆動して、現在の表示画面をそのまま印刷するため
の処理であり、またデータ印刷処理は、入力キーが「2
」である場合に、当該装置に接続された図示しないプリ
ンタを駆動して、現在断面画像の表示を行っている測定
データを印刷するための処理である。
【0031】一方初期画面表示処理は、入力キーが「3
」である場合に、表示画面拡大処理等により変更された
断面画像を図18の初期状態に戻すための処理であり、
標準画面表示処理は、入力キーが「5」である場合に、
表示画面拡大処理或いは表示画面縮小処理により拡大/
縮小された断面画像を図18に示す如き標準の大きさに
戻すための処理であり、表示画面縮小処理は、入力キー
が「6」である場合に、トンネル断面及び建築限界の図
を表示画面上にて縮小するための処理である。
【0032】次に表示画面拡大処理は、入力キーが「4
」である場合に実行される処理であり、図8に示す如く
、処理が開始されると、まずステップ700にて、使用
者に対して拡大すべき領域を選択させるための図19に
示す如き画像メッセージを表示装置2に表示する。 そして続くステップ710では、このメッセージに対応
して使用者が拡大領域を選択したか否かを判断し、拡大
領域が選択されると、ステップ720にて、その領域を
拡大した画像データを作成し、ステップ730に移行し
て、その画像データに基づき、図20に示す如く、指定
された拡大領域の拡大画像を表示する。
【0033】なお図20に示す如く、この拡大画像には
、表示画面上で拡大部分の大きさを認識できるように、
スケールが重ねて表示される。また図20では、拡大画
像を解り易くするために断面画像加工選択メニューは記
載していないが、実際には、図18と同様に、画面の右
方に断面画像加工選択メニューが表示され、このメニュ
ーを選択することにより、拡大画像に対しても印刷等の
各種処理を行えるようにされている。
【0034】次に軌道中心移動処理は、入力キーが「7
」である場合に実行される処理であり、図9に示す如く
、処理が開始されると、まずステップ750にて、使用
者に対して軌道中心の縦方向及び横方向への移動量を入
力させるための図21に示す如きメッセージを表示装置
2に表示する。そして続くステップ760では、このメ
ッセージに対応して使用者が軌道中心の移動量が入力さ
れたか否かを判断し、軌道中心の移動量が入力されると
、ステップ770にて、その入力された移動量にて軌道
を移動した際の建築限界の位置を求め、現在表示中の画
像上にその建築限界を重ねた画像データを作成し、ステ
ップ780に移行して、その画像データに基づき、断面
画像を表示する。この処理により、今までの表示画像が
図20の如き拡大画像であれば、その表示画像上に、軌
道中心の移動に伴う新たな建築限界(一点鎖線で示す)
を加えた図22に示す如き断面画像が表示装置2に表示
される。なおこの場合にも、画面の右方には、断面画像
加工選択メニューが表示される。また図に一点鎖線で記
載した軌道中心移動後の建築限界は、色によってもとの
画像とは識別表示される。
【0035】また次にカント改正処理は、入力キーが「
8」である場合に実行される処理であり、図10に示す
如く、処理が開始されると、まずステップ800にて、
使用者に対してカント入力を促すためのメッセージを表
示装置2に表示する。そして続くステップ810では、
このメッセージに対応して使用者がカントを入力した否
かを判断し、カント入力が行われると、ステップ820
にて、その入力されたカントに対応した建築限界の位置
を求め、現在表示中の画像上にその建築限界を重ねた画
像データを作成し、ステップ830に移行して、その画
像データに基づき、断面画像を表示する。この処理によ
り、今までの表示画像が図18の如き標準画像であれば
、その表示画像上に、カント改正に伴う新たな建築限界
(二点鎖線で示す)を加えた図23に示す如き断面画像
が表示装置2に表示される。なおこの場合にも、画面の
右方には、断面画像加工選択メニューが表示される。ま
た図に二点鎖線で記載したカント改正後の建築限界は、
色によってもとの画像とは識別表示される。
【0036】また更に内巻表示処理は、入力キーが「9
」である場合に実行される処理であり、図11に示す如
く、処理が開始されると、まずステップ850にて、使
用者に対して内巻厚の入力を促すためのメッセージを表
示装置2に表示する。そして続くステップ860では、
このメッセージに対応して使用者が内巻厚を入力した否
かを判断し、内巻厚が入力されると、ステップ870に
て、その入力された内巻厚にてトンネル壁面を内巻した
トンネル断面を求め、現在表示中の画像上にそのトンネ
ル断面を重ねた画像データを作成し、ステップ830に
移行して、その画像データに基づき、断面画像を表示す
る。この処理により、今までの表示画像が図23のカン
ト改正後の画像であれば、その表示画像上に、上記内巻
厚にて内巻を施したトンネル断面(点線で示す)を加え
た図24に示す如き断面画像が表示装置2に表示される
。なおこの場合にも、画面の右方には、断面画像加工選
択メニューが表示される。また図に点線で記載した内巻
後のトンネル断面は、色によってもとの画像とは識別表
示される。
【0037】以上説明したように、本実施例のトンネル
断面管理装置においては、表示装置2に表示されるメッ
セージに従い、入力装置4からトンネル断面測定器を用
いたトンネル断面の測定データを入力すれば、外部記憶
装置6に測定データを記憶させることができ、しかも表
示装置2に表示されるメッセージに従い断面表示指令を
入力すれば、表示装置2の表示画面に、所望の測定地点
でのトンネル断面を建築限界と共に表示させることがで
きる。このため従来のようにトンネル断面及び建築限界
を手作業で作画することなく、トンネル断面と建築限界
との関係を確認することができる。また本実施例のトン
ネル断面管理装置においては、断面画像の印刷,拡大・
縮小表示と共に、軌道中心の移動,カント改正,内巻と
いったトンネル工事後のトンネル断面と建築限界との関
係を表示装置2に表示させることができるので、工事の
シミュレーションを簡単に行なうことができ、工事のた
めの検討作業を効率よく行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の構成を例示するブロック図である
【図2】  実施例のトンネル断面管理装置の構成を表
すブロック図である。
【図3】  コンピュータ10にて実行される制御プロ
グラムのメインルーチンを表すフローチャートである。
【図4】  コンピュータ10にて実行される測定デー
タ入力処理を表すフローチャートである。
【図5】  コンピュータ10にて実行される測定デー
タ修正処理を表すフローチャートである。
【図6】  コンピュータ10にて実行されるデータ検
索処理を表すフローチャートである。
【図7】  コンピュータ10にて実行されるトンネル
断面表示処理を表すフローチャートである。
【図8】  コンピュータ10にて実行される表示画面
拡大処理を表すフローチャートである。
【図9】  コンピュータ10にて実行される軌道中心
移動処理を表すフローチャートである。
【図10】  コンピュータ10にて実行されるカント
改正処理を表すフローチャートである。
【図11】  コンピュータ10にて実行される内巻表
示処理を表すフローチャートである。
【図12】  表示装置2に表示されたメインメニュー
を表す説明図である。
【図13】  表示装置2に表示された測定条件入力画
面を表す説明図である。
【図14】  表示装置2に表示された測定結果入力画
面を表す説明図である。
【図15】  表示装置2に表示された検索種別メニュ
ーを表す説明図である。
【図16】  表示装置2に表示された測定データの検
索結果を表す説明図である。
【図17】  表示装置2に表示された架空電車線高さ
の選択メッセージを表す説明図である。
【図18】  表示装置2に表示された断面画像を表す
説明図である。
【図19】  表示装置2に表示された拡大領域選択メ
ッセージを表す説明図である。
【図20】  表示装置2に表示された拡大画像を表す
説明図である。
【図21】  表示装置2に表示された軌道中心の移動
量入力メッセージを表す説明図である。
【図22】  表示装置2に表示された軌道中心移動量
入力後の拡大画像を表す説明図である。
【図23】  表示装置2に表示されたカント改正後の
断面画像を表す説明図である。
【図24】  表示装置2に表示された内巻厚入力後の
断面画像を表す説明図である。
【符号の説明】
2…表示装置    4…入力装置    6…外部記
憶装置10…コンピュータ  10a…CPU  10
b…ROM  10c…RAM

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  トンネル断面測定器にて測定されたト
    ンネル断面の測定データを入力するための測定データ入
    力手段と、該測定データ入力手段から入力された測定デ
    ータを、各測定位置毎に記憶装置に格納する測定データ
    格納手段と、所望の測定位置でのトンネル断面の描画指
    令を入力するための描画指令入力手段と、該描画指令入
    力手段から描画指令が入力されると、該指令に対応した
    測定位置での測定データを上記記憶装置から読み出し、
    該測定データに基づき、所定の表示画面上に、トンネル
    断面及び該測定位置での建築限界を同時に描画する描画
    手段と、を備えたことを特徴とするトンネル断面管理装
    置。
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