JPH04347214A - Pc杭定着用プレキヤストコンクリートベース及び杭基礎工法 - Google Patents

Pc杭定着用プレキヤストコンクリートベース及び杭基礎工法

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JPH04347214A
JPH04347214A JP11847191A JP11847191A JPH04347214A JP H04347214 A JPH04347214 A JP H04347214A JP 11847191 A JP11847191 A JP 11847191A JP 11847191 A JP11847191 A JP 11847191A JP H04347214 A JPH04347214 A JP H04347214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pile
hole
concrete
recess
precast concrete
Prior art date
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Pending
Application number
JP11847191A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasue Shimeno
注連野 泰栄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Corp filed Critical Taisei Corp
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Publication of JPH04347214A publication Critical patent/JPH04347214A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は底版スラブをPC杭で支
持する場合の杭基礎工法及び同工法に使用されるPC杭
定着用プレキヤストコンクリート杭に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、構造物の基礎部分の施工に際して
、底版コンクリートをPC杭で支持する基礎構造が一般
に採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように底版コンク
リートをPC杭で支持する基礎構造の場合、掘削土量が
多くなり、残土処理に無駄な手間を必要とし、掘削終了
地域に生コンクリート車が接近できず、運搬費が嵩む。 また杭頭定着部の型枠を組み払す作業に多くの時間と費
用が必要となり、掘削終了後、型枠解体まで建設重機が
手持ちとなり、掘削後、雨天による水替に多くの労力が
必要となる。
【0004】本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑
みて提案されたもので、その目的とする処は、雨天時の
水替えが不要となり、埋戻し、整地転圧まで連続作業に
よって行なわれる施工性、経済性の優れたPC杭による
杭基礎工法、及び同工法に使用されるPC杭定着用プレ
キヤストコンクリートベースを提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係るPC杭定着用プレキヤストコンクリー
トベースは、下面にPC杭の杭頭に嵌合する凹部を有し
、下端部が同凹部に開口する杭頭補強筋縦貫孔を有する
コンクリートブロツク本体に、下端筋が前記縦貫孔を貫
通し、上端筋が前記ブロツク本体上に突出する方形枠状
補強鉄筋を埋設して構成されている。
【0006】また本発明に係る杭基礎工法によれば、地
中に貫入されたPC杭の杭頭部における中空部内にキヤ
ツプを取付けておき、同杭頭部に前記PC杭定着用プレ
キヤストコンクリートベースの下面に設けた凹部を嵌合
し、次いで同ベースの杭頭補強筋縦貫孔及び前記PC杭
の杭頭部中空部内に亘って杭頭補強筋を挿入したのち、
底版スラブコンクリートを打設するものである。
【0007】
【作用】本発明によれば前記したように、地中に貫入さ
れたPC杭の杭頭部における中空部にキヤツプを取付け
、同杭頭部にPC杭定着用プレキヤストコンクリートベ
ースの下面に設けられた凹部を嵌合することによって、
同凹部に下端部が開口するように前記ベースに設けられ
た杭頭補強筋縦貫孔と前記PC杭の中空部とが連通する
こととなるので、前記縦貫孔及びPC杭の中空部に亘っ
て杭頭補強筋を挿入してこの状態で底版スラブコンクリ
ートを打設すると、同コンクリートは前記ベースの縦貫
孔におけるキヤツプ上部、及びPC杭の中空部に亘って
打設コンクリートが充填され、前記杭頭補強筋及び前記
縦貫孔を貫通する前記ベースの方形枠状補強鉄筋の下端
筋存在と相俟って、PC杭の前記ベースとが一体化され
る。
【0008】更に前記ベースのブロツク本体上に突出す
る同ベースの方形枠状補強鉄筋における上端筋を介して
前記ベース、ひいてはPC杭と底版スラブコンクリート
とが一体化される。
【0009】
【実施例】以下本発明を図示の実施例について説明する
。AはPC杭定着用プレキヤストコンクリートベースで
、コンクリートブロツク本体1の下面に後述のPC杭の
杭頭部に嵌合する截頭円錐形断面に形成された凹部2が
設けられ、PC杭頭との接触面は平滑面を保持するよう
に鋼製型枠によって成型されている。更に前記ブロツク
本体1には、下端部が前記凹部2に開口する截頭円錐形
断面の縦貫孔3が設けられるとともに、複数の方形枠状
補強鉄筋4が所定間隔毎に配筋され、同補強鉄筋4の下
端筋4aが前記縦貫孔3を貫通するとともに、上端筋4
bが前記ブロツク本体1上面に同面と平行に突出してい
る。図中4cは前記補強鉄筋4間に配設された横鉄筋で
ある。
【0010】而して所定位置毎に中空のPC杭Bを打設
して、底版コンクリート打設部の掘削を行ない、同掘削
面上に突出したPC杭Bの杭頭部に前記PC杭定着用プ
レキヤストコンクリートベースAにおけるコンクリート
ブロツク本体1の凹部2を嵌合し、同本体1の縦貫孔3
よりPC杭Bの中空部にキヤツプ5を吊込み、同中空部
内壁に定着された支持金具上に着座せしめる。
【0011】次いで前記縦貫孔3を介して杭頭補強筋6
をPC杭Bの中空部に挿入する。同杭頭補強筋6は同一
円周上に沿って所定間隔毎に配設され、同各補強筋6に
リング状鉄筋7が捲装され、同リング状鉄筋7をPC杭
Bの杭頭上端面に固着されたリング状鉄板8に係止する
ことによって、杭頭補強筋6が所定位置に保持される。
【0012】次いで底版スラブコンクリート9を打設す
ると、同打設コンクリートの一部が、前記プレキヤスト
コンクリートベースAの縦貫孔3におけるキヤツプ5上
部及びPC杭Bの中空部に充填され、前記ベースAは杭
頭補強筋6及び前記縦貫孔3内に突出する前記補強鉄筋
4の下端筋4aを介してPC杭Bと一体化され、更に底
版スラブコンクリート9は前記補強鉄筋4の上端筋4b
を介して前記ベースAと一体化され、この結果、PC杭
Bの杭頭部が底版スラブコンクリート9に前記ベースA
を介して一体化される。
【0013】従って前記実施例によれば、掘削後、直ち
にPC杭Bの杭頭部に対して前記プレキヤストコンクリ
ートベースAを定着することができるので、雨天時の水
替えが不要となり、埋戻し,整地、転圧まで流れ作業に
なり、作業性が著しく向上され、工期が短縮され、工費
が節減されるとともに、所定のかぶりが自動的に確保さ
れ、コンクリートの打上がり状態、形状も均一で、品質
の優れた施工が可能となる。
【0014】
【発明の効果】本発明に係るPC杭定着用プレキヤスト
コンクリートベースはその主体を構成するコンクリート
ブロツク本体の下面にPC杭の杭頭に嵌合する凹部、及
び同凹部に下端部が開口する縦貫孔が設けられるととも
に、方形枠状補強鉄筋が内蔵され、且つ同補強鉄筋の下
端筋が前記縦貫孔を横断し、上端筋が前記ブロツク本体
上に突出されたことによって、底版スラブコンクリート
打設部の掘削後、前記ブロツク本体の下面に設けた凹部
をPC杭の杭頭に嵌合して、前記縦貫孔及びPC杭の中
空部に杭頭補強筋を挿入し、底版スラブコンクリートを
打設することによって、同スラブコンクリートに前記プ
レキヤストコンクリートベースを介して前記PC杭の杭
頭部が一体に定着されるものである。
【0015】請求項2の杭基礎工法によれば前記したよ
うに、底版スラブコンクリート打設部の掘削後直ちに前
記PC杭定着用プレキヤストコンクリートベースをPC
杭の杭頭にセツトできるので、雨天時の水替が不要とな
り、埋戻し、整地、転圧まで流れ作業となり、作業性が
向上し、工期が著しく短縮され、且つ所定のかぶりが自
動的に確保され、コンクリートの打上がり状態、形状も
均一で、品質の優れた施工が可能となる。
【0016】更にまた本発明によれば掘削部が長い間、
放置されることがないので通路の確保が容易で、作業の
安全性が保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る杭基礎工法の一実施例の実施状況
を示す縦断面図である。
【符号の説明】
A    PC杭定着用プレキヤストコンクリートベー
スB    PC杭 1    コンクリートブロツク本体 2    凹部 3    縦貫孔 4    補強鉄筋 4a  下端筋 4b  上端筋 5    キヤツプ 6    杭頭補強筋 7    リング状鉄筋 8    リング状鉄板 9    底版スラブコンクリート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  下面にPC杭の杭頭に嵌合する凹部を
    有し、下端部が同凹部に開口する杭頭補強筋縦貫孔を有
    するコンクリートブロツク本体に、下端筋が前記縦貫孔
    を貫通し、上端筋が前記ブロツク本体上に突出する方形
    枠状補強鉄筋を埋設してなることを特徴とするPC杭定
    着用プレキヤストコンクリートベース。
  2. 【請求項2】  地中に貫入されたPC杭の杭頭部にお
    ける中空部内にキヤツプを取付けておき、同杭頭部に前
    記PC杭定着用プレキヤストコンクリートベースの下面
    に設けた凹部を嵌合し、次いで同ベースの杭頭補強筋縦
    貫孔及び前記PC杭の杭頭部中空部内に亘って杭頭補強
    筋を挿入したのち、底版スラブコンクリートを打設する
    ことを特徴とする杭基礎工法。
JP11847191A 1991-05-23 1991-05-23 Pc杭定着用プレキヤストコンクリートベース及び杭基礎工法 Pending JPH04347214A (ja)

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JP11847191A JPH04347214A (ja) 1991-05-23 1991-05-23 Pc杭定着用プレキヤストコンクリートベース及び杭基礎工法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006291641A (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 Kajima Corp 杭基礎構造およびその施工方法
JP2015200094A (ja) * 2014-04-07 2015-11-12 株式会社竹中工務店 フーチング基礎構造
JP2016186154A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 大成建設株式会社 杭基礎構造の構築方法、杭基礎構造および基礎部材

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JP2015200094A (ja) * 2014-04-07 2015-11-12 株式会社竹中工務店 フーチング基礎構造
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