JPH0434707Y2 - - Google Patents

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JPH0434707Y2
JPH0434707Y2 JP1987102900U JP10290087U JPH0434707Y2 JP H0434707 Y2 JPH0434707 Y2 JP H0434707Y2 JP 1987102900 U JP1987102900 U JP 1987102900U JP 10290087 U JP10290087 U JP 10290087U JP H0434707 Y2 JPH0434707 Y2 JP H0434707Y2
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JP
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sweet potato
apple
sweet
steam
juice
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JP1987102900U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はリンゴとスウイートポテトを主材とし
た生菓子に関する。
(従来の技術) 従来、例えばりんごの帯(へた)を除去するこ
とによつて中央に凹窩を形成したのち砂糖とシナ
モンを混ぜて上記の凹窩に填入し、更にバターを
少々のせて天火で焼くか若しくは蒸し器で蒸し、
その後リンゴが冷めてから生クリームと砂糖のホ
イツプクリームをこれにかけて構成した焼きリン
ゴは「主婦と生活 カラークツキング」(〈株〉主
婦と生活社、昭和44年6月25日発行)などによつ
て、またスウイートポテトの本体内部に空洞を設
けて空洞内にリンゴを入れたスウイートポテトは
特開昭54−80569号公報によつて夫々公知となつ
ている。
(考案が解決しようとする問題点) 然しながら、全体に亘つてリンゴの液汁とスウ
イートポテトの液汁が混和状態で充分に含滲され
た格別な風味を具えた食品を得ようとするときに
は後者は単にスウイートポテトの本体内部に空洞
を設けてその空洞内にリンゴを入れたに過ぎず、
全体を同時に焼いたり蒸したりすることがないの
で全体にリンゴの液汁やスウイートポテトの液汁
が混合状態で充分に含滲させることは不可能であ
り、また前者において焼リンゴにかけるポイツプ
クリームの代りにスウイートポテトを用いてもこ
のスウイートポテト掛けは焼リンゴが冷却したの
ちに行われるので、これまた、焼リンゴの内部に
スウイートポテトの液汁が充分に滲透しリンゴの
液汁と混和して特有の風味を醸成するなどのこと
は不可能であるなどの問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案はへたを除去することによつて中央に凹
窩を形成し且つ全体を蒸焼きしたリンゴと、この
有底凹窩内に詰入された裏漉スウイートポテト
と、同スウイートポテトの頂面に配したデコレー
シヨンスウイートポテトより構成され、これらを
一緒に蒸焼きすることによつて全体にリンゴの液
汁とスウイートポテトの液汁を混合状態で含滲さ
せたことを特徴とするリンゴとスウイートポテト
を主材とした生菓子を提供して前記の問題点を解
決しようとするものである。
(実施例) 本考案の実施例をその製造工程に準拠して説明
すると次の通りである。
1 生リンゴ「紅玉」の中心部に上方より刃物を
入れ、底に所要厚の残余部を形成するようにし
て帯(へた)を除去し同部に凹窩を形成する。
(第1工程) 2 次いで、この帯抜生リンゴをクエン酸を添加
したシロツプで20分程度煮込んだのち、急速凍
結する。(第2工程) 3 この凍結状態のまま煮込リンゴの帯抜穴にバ
ター、シナモン粉末などを入れ、更に裏漉した
スウイートポテトを詰込んだのち、同詰込スウ
イートポテトの頂面にクリームなどを加味した
デコレーシヨン用の裏漉スウイートポテトを以
てデコレーシヨンケーキにおけるような公知の
装飾を施す。(第3工程) 4 然るのち、これをオーブンで蒸焼きし、デコ
レーシヨン用のスウイートポテトの頂面に僅か
に焦げ目を付けて完成品とする。(最終工程) 尚、通常の流通においては、第2工程までは生
リンゴの生産地で行い、煮込リンゴは凍結状態の
まま冷凍車で二次加工の工場に輸送されてそのま
ま凍結状態で同所に保管され、必要に応じこれを
取出して第3工程を施したのちこれを再び凍結し
て同工場に保管し、その販売に当つては凍結状態
のままこれを各販売店に配送し、同販売店におい
て上記の最終工程を施して顧客に引渡すものであ
る。
(考案の作用及び効果) 本考案は叙上のようにへたを除去することによ
つて中央に凹窩を形成し且つ全体を蒸焼きしたリ
ンゴと、この有底凹窩内に詰入された裏漉スウイ
ートポテトと、同スウイートポテトの頂面に配し
たデコレーシヨンスウイートポテトより構成さ
れ、これらを一緒に蒸焼きすることによつて全体
にリンゴの液汁とスウイートポテトの液汁を混合
状態で含滲させたことを特徴とするリンゴとスウ
イートポテトを主材とした生菓子とするのでこれ
によつて他に類例をみない特有の味覚を醸成し得
るものであつて、本考案はこれによつて菓子の分
野に新規な一つのジヤンルを開拓することができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案リンゴとスウイートポテトを主材と
した生菓子の実施例を示すものであつて、第1図
は全体の斜視図、第2図は中央線に沿う縦断面図
である。 1……焼リンゴ、2……有底凹窩、3……スウ
イートポテト、4……シナモンの粉末、5……デ
コレーシヨンスウイートポテト、6……焦げ目。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. へたを除去することによつて中央に凹窩を形成
    し且つ全体を蒸焼きしたリンゴと、この有底凹窩
    内に詰入された裏漉スウイートポテトと、同スウ
    イートポテトの頂面に配したデコレーシヨンスウ
    イートポテトより構成され、これらを一緒に蒸焼
    きすることによつて全体にリンゴの液汁とスウイ
    ートポテトの液汁を混合状態で含滲させたことを
    特徴とするリンゴとスウイートポテトを主材とし
    た生菓子。
JP1987102900U 1987-07-03 1987-07-03 Expired JPH0434707Y2 (ja)

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JP1987102900U JPH0434707Y2 (ja) 1987-07-03 1987-07-03

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JPS646890U JPS646890U (ja) 1989-01-13
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JPS5480569U (ja) * 1977-11-19 1979-06-07

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