JPH04346652A - 真空蒸着装置 - Google Patents

真空蒸着装置

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Publication number
JPH04346652A
JPH04346652A JP14978291A JP14978291A JPH04346652A JP H04346652 A JPH04346652 A JP H04346652A JP 14978291 A JP14978291 A JP 14978291A JP 14978291 A JP14978291 A JP 14978291A JP H04346652 A JPH04346652 A JP H04346652A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
film
transfer roller
geometric pattern
mask
Prior art date
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Pending
Application number
JP14978291A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Yamamori
山守 哲也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ulvac Inc
Original Assignee
Ulvac Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はフィルムにオイルマス
クを形成して非蒸着部を作ってから、金属を真空蒸着す
る真空蒸着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の真空蒸着装置は図3およ
び図4に示されている。これらの図において、ガイドロ
ーラ11により案内されながら連続走行しているフィル
ム12は、温度制御されたオイルノズル13より噴射さ
れた油により、狭い帯状のオイルマスク14が形成され
てから、冷却ローラ15に案内されながら、蒸発源16
より蒸発した金属で真空蒸着される。このとき、オイル
マスク14上に真空蒸着される金属の凝縮潜熱により油
が蒸発し、フィルム12上に狭い帯状の非蒸着部が形成
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の真空蒸着装置は
、上記のようにオイルノズル13より噴射された油によ
り、フィルム12に狭い帯状のオイルマスク14を形成
しているが、帯状のオイルマスク14はフィルム12の
走行方向にしか形成されないため、幾何学的模様のオイ
ルマスクを形成出来ない問題があった。この発明の目的
は、フィルムに幾何学的模様のオイルマスクを形成する
ことの出来る真空蒸着装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、真空槽内を連続走行するフィルムにオ
イルマスクをオイルマスク形成手段により形成して、そ
こに非蒸着部を作ってから、フィルムに金属を真空蒸着
する真空蒸着装置において、上記オイルマスク形成手段
は、表面に凹状の幾何学的模様を持つ温度制御可能な転
写ローラと、この転写ローラの表面に油を均一に噴射す
るオイルノズルと、このオイルノズルより噴射された転
写ローラ表面上の油のうち、上記凹状の幾何学的模様内
に存在する油以外の油を転写ローラの表面より切り取る
ドクターと、連続走行するフィルムに上記転写ローラの
表面の凹状の幾何学的模様内に存在する油を転写できる
ように上記転写ローラ側に上記フィルムを押える押えロ
ーラとを備えたことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】この発明において、オイルノズルにより転写ロ
ーラの表面に均一に噴射された油は、ドクターによって
、転写ローラ表面の凹状の幾何学的模様内に入った油だ
けを残して除かれる。そして、押えローラで転写ローラ
を押えることによって、転写ローラ表面の凹状の幾何学
的模様内に入った油がフィルムに転写され、フィルム上
に幾何学的模様のオイルマスクが形成されるようになる
【0006】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。この発明の実施例は図1および図2
に示されており、これらの図において、真空槽(図示せ
ず)内を連続走行するフィルム1は真空蒸着される前に
、オイルマスク形成手段2によってオイルマスクが形成
されるようになっている。オイルマスク形成手段2の構
成は、表面に凹状の幾何学的模様3を持ち、かつ50℃
から100℃までの温度に調整することによって油の表
面張力を押さえることの可能な転写ローラ4と、この転
写ローラ4の表面に油をフィルム1の幅方向に均一に噴
射する120℃から180℃に加熱されたオイルノズル
5と、このオイルノズル5より噴射された転写ローラ4
表面上の油のうち凹状の幾何学的模様3内に入った油以
外を油を転写ローラ4の表面より切り取るドクター6と
、転写ローラ4側にフィルム1を押さえることによって
凹状の幾何学的模様3内に入った油をフィルム1に転写
する押えローラ7とで出来ている。そのため、押えロー
ラ7でフィルム1を転写ローラ4側に押えることにより
、転写ローラ4の凹状の幾何学的模様3内に入った油は
フィルム1に転写され、フィルム1に幾何学的模様のオ
イルマスク9が形成される。その後、幾何学的模様のオ
イルマスク9が形成されたフィルム1は冷却ローラ8で
案内されながら、蒸発源10より蒸発した金属によって
真空蒸着される。その際、オイルマスク9上に真空蒸着
される金属の凝縮潜熱により油が蒸発し、オイルマスク
9と同形状をした幾何学的模様の非蒸着部がフィルム1
上に形成される。
【0007】このような実施例においては、オイルノズ
ル5により転写ローラ4の表面に油が均一に照射される
ようになるが、その油は、ドクター6によって、転写ロ
ーラ4表面の凹状の幾何学的模様3内に入った油だけを
残して除かれる。そして、そ後、この凹状の幾何学的模
様3内に入った油がフィルム1に転写され、フィルム1
上に幾何学的模様のオイルマスク9が形成されるように
なる。
【0008】ところで、凹状の幾何学的模様3は幾何学
的なものであればいかなる形状等をしたものであっても
よい。また、転写ローラ4に対するフィルム1の通紙方
向、および抱き角は制限されるものではない。
【0009】
【発明の効果】この発明は、転写ローラ表面の凹状の幾
何学的模様内に入った油だけをフィルムに転写するよう
にしているので、フィルム上には幾何学的模様のオイル
マスクが形成されるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す説明図
【図2】この発
明の実施例を示す斜視図
【図3】従来の真空蒸着装置を
示す説明図
【図4】従来の真空蒸着装置を示す斜視図
【符号の説明】
1・・・・・・フィルム 2・・・・・・オイルマスク形成手段 3・・・・・・凹状の幾何学的模様 4・・・・・・転写ローラ 5・・・・・・オイルノズル 6・・・・・・ドクター 7・・・・・・押えローラ 9・・・・・・オイルマスク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空槽内を連続走行するフィルムにオイル
    マスクをオイルマスク形成手段により形成して、そこに
    非蒸着部を作ってから、フィルムに金属を真空蒸着する
    真空蒸着装置において、上記オイルマスク形成手段は、
    表面に凹状の幾何学的模様を持つ温度制御可能な転写ロ
    ーラと、この転写ローラの表面に油を均一に噴射するオ
    イルノズルと、このオイルノズルより噴射された転写ロ
    ーラ表面上の油のうち、上記凹状の幾何学的模様内に存
    在する油以外の油を転写ローラの表面より切り取るドク
    ターと、連続走行するフィルムに上記転写ローラの表面
    の凹状の幾何学的模様内に存在する油を転写できるよう
    に上記転写ローラ側に上記フィルムを押える押えローラ
    とを備えたことを特徴とする真空蒸着装置。
JP14978291A 1991-05-25 1991-05-25 真空蒸着装置 Pending JPH04346652A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5905628A (en) * 1996-08-09 1999-05-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Metallized film capacitor
EP0955391A2 (de) * 1998-05-02 1999-11-10 Balzers und Leybold Deutschland Holding Aktiengesellschaft Musterträger

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