JPH0434599Y2 - - Google Patents

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JPH0434599Y2
JPH0434599Y2 JP1986099400U JP9940086U JPH0434599Y2 JP H0434599 Y2 JPH0434599 Y2 JP H0434599Y2 JP 1986099400 U JP1986099400 U JP 1986099400U JP 9940086 U JP9940086 U JP 9940086U JP H0434599 Y2 JPH0434599 Y2 JP H0434599Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は電子機器における不要輻射防止装置
に関し、特に例えば家庭用ビデオゲーム機やパー
ソナルコンピユータ(パソコン)やVTRのよう
な高周波信号を用いる機器において、不要輻射を
防止するものに関する。
(従来技術) 一般に、家庭用ビデオゲーム機やホームユース
パソコンのような高周波クロツク信号に同期して
データ処理又は画像処理する電子機器が知られて
いる。
第4A図および第4B図はその一例の家庭用ビ
デオゲーム機を示す図であり、特に第4A図は使
用状態を示す斜視図、第4B図は入出力端子を示
す概略図である。図において、ゲーム機本体1
は、ゲームプログラムを記憶したメモリを含む
ROMカートリツジ2が着脱自在とされ、コント
ローラ3が接続される。本体1には、出力端子の
一例のRF端子4a,ビデオ端子4bおよびオー
デイオ端子4cが設けられるとともに、入力端子
の一例のコネクタ5が設けられる。RF端子4a
は、本体1に内蔵されるマイクロプロセツサ(図
示せず)からの画像データに基づいて、家庭用テ
レビ6の表示のための信号に変換するRF変調器
(図示せず)からのRF信号を出力するものであ
る。RF端子4aには、同軸ケーブル7を介して
RFスイツチ8が接続される。RFスイツチ8は、
テレビアンテナからのテレビ信号とRF信号とを
切替えてテレビ6のアンテナ入力端子に与える。
ビデオ端子4bおよびオーデイオ端子4cは、テ
レビ6がビデオ入力端子およびオーデイオ信号入
力端子を含むとき、RF端子4aとアンテナ入力
端子との接続に替えて用いられるもので、RF変
調されていない信号が直接出力される。コネクタ
5は、本体1に対してデータを入出力するための
入出力機器(例えばキーボード、別売の操作器、
プリンタ等)を接続するために用いられる。
(考案が解決しようとする問題点) 従来のゲーム機1等は、複数の外部機器と接続
して使用することが出来るように、それら外部機
器に対応する複数の入出力端子4a〜4c,5を
備えている。使用者は、信号線によつて目的の外
部機器とゲーム機1等の入出力端子4a〜4c,
5の内のいづれか1つを接続することにより使用
する。ここで、複数ある入出力端子4a〜4c,
5のうち信号線が繋がれ、閉回路を形成して本来
的使用状態になるのはそのうちの1つだけである
ので、残りの入出力端子は開回路となり本来的使
用状態になく、また、信号線が繋がれていてもそ
の他方端が対応する外部機器に繋がれておらず、
結果的に開回路となり本来的使用状態にない場合
がある。
ところが、ゲーム機1等は、内蔵するマイクロ
コンピユータが画像表示のための信号を発生する
ために高周波クロツク信号に同期してデータ処理
しており、このクロツク信号は複雑に回路基板の
パターン上を流れエネルギとして蓄積され、前述
の本来的使用状態にない入出力端子から高周波ノ
イズとして外部に放出される可能性がある。特
に、本来的使用状態にない入出力端子に信号線が
繋がれていれば、その信号線がアンテナの役目を
し、高周波ノイズが多量に漏れやすい。また、信
号線以外の導電性の異物が入出力端子に繋がれて
いる場合も同様である。さらに、各出力端子には
通常並列的に高周波信号が供給されるが、本来的
使用状態になるように接続されていない端子から
高周波信号がもれるという問題点もある。
このような問題点は、ゲーム機に限らず、複数
の入出力端子を有するVTRやビデオデイスクの
ような映像機器でも同様に起こり得る。
それゆえに、この考案の目的は、複数の入出力
端子を備えた電子機器において、本来的使用状態
でない端子から不要輻射が生じるのを有効に防止
し得る、不要輻射防止装置を提供することであ
る。
(実施例) 第1図はこの考案の一実施例の回路図である。
この実施例は第4A図および第4B図に示すゲー
ム機1において、さらに第1図に示すように、電
子回路部の一例の高周波信号源(例えばRF変調
器)11とRF端子4aとの間に、半導体素子の
一例のダイオード12を図示のように直列接続し
たものである。すなわち、高周波信号源11から
のRF信号がRF端子4aに与えられる極性に接続
される。
このダイオード12は、RF端子4aが同軸ケ
ーブル7およびRFスイツチ8を介してテレビ6
のアンテナ端子に接続されているような本来的使
用状態にあるとき、負荷側の回路とともに直流的
に閉回路の一部を構成するので、直流的にオンと
なり、高周波信号源11からのRF信号をRF端子
4aに伝える。逆に、同軸ケーブル7の先端がア
ンテナ端子に接続されていない場合、またはRF
端子4aにハイインピーダンスプローグや電線が
接続された場合のように、本来的使用状態のよう
に接続されていないとき、回路的に開放となつて
いるので、ダイオード12がオフとなり、RF端
子4aにはRF信号が供給されない。このため、
RF信号がRF端子4aに接続されている同軸ケー
ブル7または電線等から不要輻射となつて漏れる
ことはない。
第2図はこの考案の他の実施例を示す回路図で
ある。この実施例では、高周波信号源11′と出
力端子4b(または4c)との間に、オープンエ
ミツタとされたトランジスタ13が接続されたも
のである。ところで、一般のエミツタホロワとし
てトランジスタを用いた場合に出力側から見たイ
ンピーダンスがエミツタ抵抗に比例する。これに
対し、この回路では、トランジスタ13のエミツ
タが開放されているので出力側から見たインピー
ダンスが出力端子4bに本来的使用状態による接
続のとき閉回路を形成するので或る値を有し、本
来的使用状態以外のとき開放されているので無限
大となる。従つて、トランジスタ13は一種のイ
ンピーダンス変換機能を果たすことになる。
動作において、本来的使用状態になるように出
力端子4bに信号線と外部機器(例えばテレビ)
が接続されているとき、トランジスタ13が導通
して、閉回路が形成され、高周波信号源11′か
らの高周波信号(ビデオ信号)がトランジスタ1
3および出力端子4bを介して外部機器に与えら
れる。一方、本来的使用状態になるように接続さ
れていない場合は、閉回路が形成されていないの
で、高周波信号が出力端子4bに伝達されない。
従つて、たとえ出力端子4bに信号線のみが接続
されていたり、導電性の異物が接続されていたと
しても、高周波信号がノイズとなつて外部へもれ
ることもない。
第3図はこの考案のさらに他の実施例の回路図
である。この実施例は、入出力端子5に接続され
る外部機器14の信号線から高周波信号がもれる
のを防止するものである。すなわち、外部機器1
4がゲーム機1にデータ又は信号を入力するも
の、例えばキーボードの場合は、信号ラインが入
力端子5に接続されるとともに抵抗15を介して
電源ラインに接続(プルアツプ)される。入力端
子5とゲーム機1内の入力ポート16との間に
は、ダイオード17が図示極性で接続される。こ
のダイオード17は交流的信号を一方向に伝える
ようにするものである。入力ポート16の出力が
マイクロプロセツサ18に与えられる。マイクロ
プロセツサ18は水晶発振器からの高周波クロツ
ク信号に同期してデータ処理し、その処理結果に
出力ポート19を介して出力端子4a〜4cに与
える。
動作において、キーボード14がゲーム機1に
ハイレベルを伝える場合は信号ラインをハイレベ
ルにする。すると、電源ラインから電流が流れ込
まず、そのため電源ラインからの電流が抵抗15
およびダイオード17を介して入力ポート16に
流れ込み、ハイレベルが入力されることになる。
逆に、ローレベルを伝える場合は、信号ラインを
ローレベルにする。応じて、電源ラインからの電
流がキーボード14に流れ込む。このとき、ダイ
オード17がオフとなるので、ローレベルが入力
ポート16に入力されることになる。
一方、ゲーム機1のマイクロプロセツサ18か
らの高周波信号がもれても、ダイオード17が逆
流阻止するので、入力端子5に伝えられず、かつ
従つてノイズが信号ラインを伝つて外部へもれる
こともない。
(考案の効果) 以上のように、この考案によれば、電子回路部
と入出力端子のあいだに半導体素子を接続し、こ
の半導体素子が、入出力端子が本来的使用状態に
あるとき負荷側の回路とともに閉回路を形成して
高周波信号を端子に供給し、本来的使用状態にな
いときは開回路を形成して高周波信号を端子に供
給しないため、本来的使用状態にない入出力端子
から高周波ノイズのような不要輻射が外部に漏れ
るのを有効に防止することができる。その結果、
近傍に存在する他の電子機器に対して悪影響を及
ぼすこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の回路図である。
第2図はこの考案の他の実施例の回路図である。
第3図はこの考案のさらに他の実施例の回路図で
ある。第4A図および第4B図は従来例でありか
つこの考案が適用される電子機器の一例の家庭用
ビデオゲーム機を示す図である。 図において、1はゲーム機、4a〜4c,5は
入出力端子、11,16,18および19はゲー
ム機内の電子回路部、12,17はダイオード、
13はトランジスタを示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 外部機器に接続して使用される電子機器本
    体、 前記電子機器本体に複数個設けられ、前記外
    部機器が選択的に接続される入力または出力端
    子、 前記電子機器本体に内蔵され、少なくともそ
    の動作によつて高周波信号を前記出力端子に供
    給するための電子回路部、および 前記電子回路部と前記各出力端子との間に接
    続され、対応する前記入力または出力端子に前
    記外部機器が接続されていないとき直流的に開
    放回路の一部を構成し、外部機器が接続されて
    いるとき直流的に閉回路の一部を構成する半導
    体素子を備え、 それによつて、前記電子回路部からの高周波
    信号を少なくとも前記出力端子に供給すべき本
    来的使用状態以外のとき、高周波信号を出力端
    子に与えないようにすることを特徴とする、電
    子機器における不要輻射防止装置。 (2) 前記出力端子は、RF端子を含み、 前記電子回路部と前記RF端子との間に接続
    される半導体素子は、RF端子に前記外部機器
    が接続されているとき直流的にオンして高周波
    信号をRF端子に与え、外部機器が接続されて
    いないときオフする、ダイオードである、実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の電子機器にお
    ける不要輻射防止装置。 (3) 前記出力端子は、ビデオ出力端子を含み、 前記電子回路部と前記ビデオ出力端子との間
    に接続される半導体素子は、インピーダンスを
    変換するオープンエミツタ接続されたトランジ
    スタである、実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の電子機器における不要輻射防止装置。
JP1986099400U 1986-06-27 1986-06-27 Expired JPH0434599Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986099400U JPH0434599Y2 (ja) 1986-06-27 1986-06-27

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JPS635737U JPS635737U (ja) 1988-01-14
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ID=30968243

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5260501A (en) * 1975-11-14 1977-05-19 Nec Corp Bias current supply circuit
JPS5880946A (ja) * 1981-11-06 1983-05-16 Nintendo Co Ltd 信号伝送システム
JPS5924201U (ja) * 1982-07-31 1984-02-15 松本 正一 旋盤装着型曲面旋削用補機

Patent Citations (3)

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JPS635737U (ja) 1988-01-14

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