JPH04345809A - タイヤ加硫方法 - Google Patents

タイヤ加硫方法

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JPH04345809A
JPH04345809A JP11863591A JP11863591A JPH04345809A JP H04345809 A JPH04345809 A JP H04345809A JP 11863591 A JP11863591 A JP 11863591A JP 11863591 A JP11863591 A JP 11863591A JP H04345809 A JPH04345809 A JP H04345809A
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JP
Japan
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vulcanization
tire
internal pressure
medium
heating medium
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JP11863591A
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Inventor
Kiyoo Kawashima
川島 清夫
Akio Fukuda
明夫 福田
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Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はタイヤ加硫方法に係わ
り、更に詳しくはスチーム等の加熱媒体と、窒素ガス等
の加圧媒体を使用してタイヤ加硫の生産性の向上を図る
タイヤを加硫する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、タイヤの加硫方法においては、図
4及び図5に示すようにタイヤの加硫室1内に挿入され
た媒体の供給口部2から、バルブ3を介して所定圧力の
スチームを供給した後、温水を供給して行う方法が行わ
れていたが、排出に時間がかかるため生産性の向上を図
る目的から、最近ではスチーム等の加熱媒体と、窒素ガ
ス等の加圧媒体とを併用して、同一の供給口部2からタ
イヤの加硫室1内に加熱媒体と、加圧媒体とを供給する
ようにしている。
【0003】然しながら、同一箇所からスチーム等の加
熱媒体と、窒素ガス等の加圧媒体とをタイヤの加硫室1
内に供給すると、比重の大きい加圧媒体は、加硫室1の
底部側に溜まり、また比重の小さい加熱媒体は加硫室1
上方に行くため、加硫室1内の温度差が大きくなると言
う問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】このため、加熱媒体
の供給経路と、加圧媒体の供給経路とを別の構成にし、
加熱媒体の供給経路は、加硫室1の下方に向かって開口
し、また加圧媒体の供給経路は、加硫室1の上方に向か
って開口するようにしたタイヤ加硫方法及び装置が提案
されている(特開平2−147207)。然しながら、
加熱媒体と加圧媒体との供給経路とを別にした独立形式
のものは、供給経路並びに供給口部の構造が極めて複雑
となり、またメンテナンスに多くの手間と時間を要する
と言う問題があった。
【0005】また加硫室1の圧力は、加熱媒体を注入し
、加硫に必要な熱量を与えた後に加圧媒体を注入するこ
とによって圧力を保持しているが、圧力媒体を短時間で
注入するため、加熱媒体と加圧媒体との攪拌が十分に行
うことが出来ず、加硫状態の均一化による品質向上が難
しいと言う問題があった。この発明は、かかる従来の課
題に着目して案出されたもので、スチーム等の加熱媒体
と、窒素ガス等の加圧媒体を使用してタイヤを加硫する
場合に、加熱媒体と加圧媒体との攪拌を長時間行うこと
により、加硫状態の均一化を図って品質向上を図ること
が出来ると共に、加硫時間の短縮化が容易であることか
らタイヤ加硫の生産性の向上を図ることが出来るタイヤ
を加硫する方法を提供することを目的とするものである
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、加硫室内に、所定圧力の加熱媒体を所定時
間供給した後、加圧媒体を、タイヤのサイズ及び加硫時
間に応じて徐々に内圧を高めるように流量を増加させ、
目的とする内圧に制御しながら加硫を行うことを要旨と
するものである。
【0007】
【発明の作用】この発明は上記のように構成され、タイ
ヤ加硫室内に、所定圧力の加熱媒体をタイマーにより所
定時間供給した後、加圧媒体を、タイヤのサイズ及び加
硫時間に応じてオリフィスをタイマーにより切替え制御
しながら徐々に内圧を高めるように流量を増加させ、目
的とする内圧に制御しながら加硫を行うか、またはタイ
ヤ加硫室の内圧を圧力検出装置により検出し、コンピュ
ータで演算制御しながら動力弁で流量を増加させ、目的
とする内圧に制御しながら加硫を行い、加熱媒体と加圧
媒体との攪拌を短時間に容易に行うことが出来、加硫状
態の均一化を図って品質向上を図ることが出来るもので
ある。
【0008】
【発明の実施例】以下、添付図面に基づき、この発明の
実施例を説明する。なお、従来例と同一構成要素は、同
一符号を付して説明は省略する。図1は、この発明の第
1実施例を示すスチーム等の加熱媒体Waと、温水また
は窒素ガス等の加圧媒体Wbとの供給経路の説明図を示
し、前記タイヤの加硫室1内に挿入された媒体の供給口
部2に接続する加熱媒体Waの供給路4aと、加圧媒体
Wbの供給路4bとには、図示しないタイマにより切替
え制御されるバルブ5及び6a,6bとが設けられ、加
圧媒体Wbの供給路4bには、加圧媒体Wbの流量を制
御するオリフィス7a,7bが介設されている。
【0009】そして、上記のような構成により、タイヤ
の加硫室1内の圧力制御をする場合には、図3に示すよ
うに、例えば加硫室1の内圧が、約0.6Kg/cm2
 の状態で、スチームである加熱媒体Waを、供給圧約
15Kg/cm2 で約3分間供給し、その後加圧媒体
Wbを加硫室1の内圧が、目的とする約22Kg/cm
2 になるまで徐々に内圧を高めるように流量を前記オ
リフィス7a,7bで制御して約8分程度供給する。
【0010】これにより、加熱媒体Waと加圧媒体Wb
との攪拌時間が延長され、また加硫状態の均一化を図っ
て品質向上を図ることが出来るものである。なお、加熱
媒体Wa及び加圧媒体Wbの供給圧力及び供給時間は、
加硫するタイヤの仕様により任意に設定して行うもので
ある。また、図2はこの発明の第2実施例を示し、この
実施例は、タイヤの加硫室1内の圧力を、図示しない内
圧検出装置により常時検出しながら加熱媒体Wa及び加
圧媒体Wbの供給圧力及び流量を制御するようにしたも
ので、内圧検出装置により内圧を検出し、コンピュータ
8で演算しながら動力弁9で加圧媒体Wbの流量を制御
し、上述した図3のように目的とする内圧まで徐々に内
圧を高めるようにしたもので、その他の作用及び効果は
、上記第1実施例と同様である。
【0011】以上のように、この発明ではタイヤ加硫室
1内に、所定圧力の加熱媒体Waをタイマーにより所定
時間供給した後、加圧媒体Wbを、タイヤのサイズ及び
加硫時間に応じてオリフィスオリフィス7a,7bをタ
イマーにより切替え制御しながら徐々に内圧を高めるよ
うに流量を増加させ、目的とする内圧に制御しながら加
硫を行うか、またはタイヤ加硫室1の内圧を内圧検出装
置により検出し、コンピュータ8で演算制御しながら動
力弁9で流量を増加させ、目的とする内圧に制御しなが
ら加硫を行い、加熱媒体Waと加圧媒体Wbとの攪拌を
短時間に容易に行うことが出来、加硫状態の均一化を図
って品質向上を図ることが出来るものである。
【0012】また、図6はタイヤの上下の温度差を、こ
の発明と従来とを比較したグラフ説明図であって、従来
例及び第2実施例は、共に下型の温度は同程度であるが
、実施例では上型の温度を攪拌することにより、温度が
低下し、温度差が小さくなり加硫状態の均一化を図るこ
とが出来るものである。
【0013】
【発明の効果】この発明は、上記のように加硫室内に、
所定圧力の加熱媒体を所定時間供給した後、加圧媒体を
、タイヤのサイズ及び加硫時間に応じて徐々に内圧を高
めるように流量を増加させ、目的とする内圧に制御しな
がら加硫を行うので、スチーム等の加熱媒体と、窒素ガ
ス等の加圧媒体を使用してタイヤを加硫する場合に、加
熱媒体と加圧媒体との攪拌を長時間実施することにより
、加硫状態の均一化を図って品質向上を図ることが出来
ると共に、加硫時間の短縮化が容易であることからタイ
ヤ加硫の生産性の向上を図ることが出来る効果がある。
【0014】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す加熱媒体と、加圧
媒体との供給経路の概略説明図である。
【図2】この発明の第2実施例を示す加熱媒体と、加圧
媒体との供給経路の概略説明図である。
【図3】加硫時の内圧変化を、この発明と従来とを比較
したグラフ説明図である。
【図4】従来の加熱媒体と、加圧媒体との供給経路の概
略説明図である。
【図5】従来のタイヤ加硫装置の一部断面図である。
【図6】タイヤの上下の温度差を、この発明と従来とを
比較したグラフ説明図である。
【符号の説明】
1  タイヤの加硫室               
     2  供給口部4a  供給路      
                    4b  供
給路5,6a,6b  バルブ           
     7a,7b  オリフィス 8  コンピュータ                
      9  動力弁Wa  加熱媒体     
                   Wb  加圧
媒体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  タイヤの加硫室内に、加熱媒体と加圧
    媒体とを供給してタイヤの加硫を行うタイヤ加硫方法に
    おいて、前記加硫室内に、所定圧力の加熱媒体を所定時
    間供給した後、加圧媒体を、タイヤのサイズ及び加硫時
    間に応じて徐々に内圧を高めるように流量を増加させ、
    目的とする内圧に制御しながら加硫を行うことを特徴と
    するタイヤの加硫方法。
JP11863591A 1991-05-23 1991-05-23 タイヤ加硫方法 Expired - Lifetime JP3069971B2 (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0857869A (ja) * 1994-08-18 1996-03-05 Sumitomo Rubber Ind Ltd エラストマー物品加硫方法及びその加硫装置
JPH09300356A (ja) * 1996-05-15 1997-11-25 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤ加硫方法
KR100464639B1 (ko) * 2001-11-27 2005-01-05 한국타이어 주식회사 타이어 가류기 배관의 압력조절구조
JP2010535648A (ja) * 2007-08-09 2010-11-25 明偉 章 鋼樹脂複合管の製造設備およびその製造方法
JP2015189116A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 住友ゴム工業株式会社 タイヤ加硫方法

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JP2015189116A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 住友ゴム工業株式会社 タイヤ加硫方法

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