JPH04343678A - エアツールの制御装置 - Google Patents

エアツールの制御装置

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JPH04343678A
JPH04343678A JP14377891A JP14377891A JPH04343678A JP H04343678 A JPH04343678 A JP H04343678A JP 14377891 A JP14377891 A JP 14377891A JP 14377891 A JP14377891 A JP 14377891A JP H04343678 A JPH04343678 A JP H04343678A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
valve
tool
control device
load
Prior art date
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Pending
Application number
JP14377891A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Kato
英夫 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
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Publication of JPH04343678A publication Critical patent/JPH04343678A/ja
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エアの供給によりエ
アモータを駆動して、締付部材に負荷をかけるエアツー
ルの制御装置に係り、詳しくは、自動的に締付部材に適
切な負荷をかけることができるエアツールの制御装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、ボルトの締付け作業を行なう生
産工程では、エアツールを用いてボルトの締付け作業を
行なっている。このエアツールはエアの供給によりエア
モータを駆動して、ボルト等の締付部材に負荷をかけて
いるため、作業が簡単であるが、エアツールを使用して
ボルトを締付ける場合、操作者が操作レバーを操作する
と、一挙にエアモータが高速高トルクで回転する。この
結果、締付部材が高速高トルクで締付けられることにな
り、相互にネジ溝とネジ山とが螺合することなく締付部
材が回転して挿入され、ネジ山が潰れる、いわゆる、カ
ジリが発生することがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような、エアツー
ルによるボルト等の締付部材を、締付ける際に生じるカ
ジリの発生を防止する方法として、例えば最初に低速低
トルクで一定時間締付け、その後高速高トルクに切り換
えて再度締付け、これを完了するものが知られている。 この方法を実現する手段として、種々のものが公開(例
えば、特開昭63−256375号)されているが、い
ずれのものも、この制御手段を駆動するのに特別な電気
的手段を要するものである。
【0004】ところで、一般的に、このようなエアツー
ルが用いられる工場では、エアの供給については十分考
えられているが、電気の配線設備等については不十分で
あることが多い。このため、エアのみで最初に低速低ト
ルクで一定時間締付け、その後高速高トルクに切り換え
て再度締付けることができれば、特別な電気設備が不要
でありエアツールの制御が簡単で、しかも安価になる。
【0005】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、電気的制御なしにエア制御のみで、エアツールの
出力を低速低トルクから高速高トルクに切換えることが
できるエアツール制御装置を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、この発明は、エアの供給によりエアモータを駆動し
て、締付部材に負荷をかけるエアツールの制御装置にお
いて、前記エアを供給してエアモータを駆動する駆動手
段と、前記締付部材の着座を負荷によるエア圧力から検
出する検出手段と、この検出信号から前記駆動手段を制
御して前記エアモータを低速低トルクから高速高トルク
に切換える制御手段とを備えることを特徴としている。
【0007】
【作用】この発明では、駆動手段によってエアの供給に
よりエアモータを駆動し、締付部材に低速低トルクで負
荷をかけて締付ける。そして、この締付部材が着座する
と、負荷によるエアの圧力から締付部材の着座を検出し
、この検出信号が入力されると制御手段で駆動手段を制
御し、これによりエアモータを低速低トルクから高速高
トルクに切換える。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て詳細に説明する。図1はこの発明を適用したエアツー
ルの制御装置の回路図、図2はこのエアツールの制御装
置の作動フローチャートである。
【0009】図1において、符号1はエアーツールで、
このエアツール1は主バルブ2の操作でエアモータ3に
エアを供給し、このエアモータ3の駆動によって締付部
材に負荷をかけるものである。エアモータ3の排気側は
開放され、供給側には主バルブ2が備えられ、この主バ
ルブ2は初期状態で閉じており、作業者が主バルブ2を
操作することで開き、エアがエアモータ3へ供給される
【0010】エアツール1の主バルブ2は分配器300
を介してシャットオフバルブ4、減圧バルブ5を介して
エア源6に接続され、シャットオフバルブ4は初期状態
で開いており、エアをエアツール1側へ供給している。 また、シャットオフバルブ4及び減圧バルブ5にはライ
ン取付部に設けられたワーク確認バルブ200や装置に
備えられる起動バルブ201及びリセットバルブ202
が接続されている。
【0011】主バルブ2とエアモータ3との間にはタイ
マ7を介して検知バルブ8が接続されている。タイマ7
は並列に接続された調節バルブ70と逆止弁71からな
り、このタイマ7は、無負荷から締付部材への負荷時の
エア圧力の変化で得られるエア信号で作動し、このタイ
マ7で設定された所定時間経過後に検知バルブ8を作動
させるようになっている。この所定時間はエアモータ3
が駆動し、エアツール1が締付部材に負荷をかける時間
であり、この時間は調節バルブ70を手動で操作して、
負荷がかけられる部材に応じて調整される。逆止弁71
は検知バルブ8が初期状態に復帰する際にエアを逃がし
、検知バルブ8が迅速に初期状態に復帰できるようにし
ている。
【0012】検知バルブ8にはエアシリンダ80及び可
変式バルブ81が備えられ、検知バルブ8は初期状態で
は閉じており、エアシリンダ80が作動することで検知
バルブ8が作動して開き、エアがパイロットバルブ9か
ら供給される。可変式バルブ81は検知バルブ8の作動
圧力を設定し、これによってエアツール1で負荷の締付
部材に与えるトルクが設定され、負荷の締付部材に応じ
て、可変バルブ81を操作することで、エアツール1の
適用範囲が向上する。
【0013】パイロットバルブ9にはエアシリンダ90
,91が備えられ、エアシリンダ90が検知バルブ8に
接続され、エアシリンダ91は復帰タイマ10、分配器
212を介してリセットバルブ202に接続されている
。復帰タイマ10は並列に接続された調節バルブ100
と逆止弁101からなっている。
【0014】ワーク確認バルブ200と起動バルブ20
1は分配器203を介して第1バルブ204が接続され
、この第1バルブ204は第2バルブ205のエアシリ
ンダ206及び第3バルブ207のエアシリンダ208
に接続されている。さらに、第1バルブ204のエアシ
リンダ209はタイマ210を介して制御バルブ310
のシリンダ311に接続されると共に、第3バルブ20
7に接続されている。第2バルブ205のエアシリンダ
211は分配器212を介してリセットバルブ202に
接続され、さらに第2バルブ205は第3バルブ207
のエアシリンダ213及び第1バルブ204のエアシリ
ンダ214に接続されている。
【0015】制御バルブ310はシャットオフバルブ4
のシリンダ40に接続され、また制御バルブ310のシ
リンダ312はタイマ320を介してエアツール1に接
続されている。タイマ320は並列に接続された調節バ
ルブ321と逆止弁322からなっている。
【0016】このエアツールの制御装置の作動を図2に
基づいて説明すると、締忘れのない正規作業時には、ワ
ーク確認バルブ200が作動し(1−1)、起動バルブ
201を起動させると、エアが分配器203を介して第
1バルブ204のポート5−2を通り(1−2)、第2
バルブ205のエアシリンダ206がONして(1−3
)、第2バルブ205のポート3−1を通る(1−4)
。さらに、第3バルブ207のポート4−2を通り(1
−5)、制御バルブ310のエアシリンダ311がON
する(1−6)。
【0017】また、タイマ210によって、第1バルブ
204のエアシリンダ209がONし(1−7)、制御
バルブ310のポート6−1を通り(1−8)、主バル
ブ2を開き作業を開始させ(1−9)、エアモータ3を
低速低トルクで回転させる(1−10)。このエアモー
タ3の低速低トルクの回転で締付部材が回転し、この締
付部材が着座してエアモータ3に負荷がかかると(1−
11)、この負荷によって検知エア圧力が上昇し、これ
で制御バルブ310のエアシリンダ312がONし(1
−12)、これでエアの流量が調節される。そして、制
御バルブ310のポート6−2を通り(1−13)、シ
ャットオフバルブ4がONし(1−14)、エアモータ
3を低速低トルクの回転から高速高トルクの回転へと切
換わる(1−15)。
【0018】このようにして、最初にエアツール1は低
速低トルクで一定時間締付け、高速高トルクに切り換え
て再度締付ける制御をエアのみで行なうことができ、特
別な電気設備が不要であり、エアツール1の制御が簡単
で、しかも安価になる。
【0019】そして、負荷によるエア圧力が上昇すると
(1−16)、タイマ7によるチャンバ作動で(1−1
7)、検知バルブ8のエアシリンダ80がONして(1
−18)、検知バルブ8のポート1−1を通り(1−1
9)、パイロットバルブ9のエアシリンダ90をONし
て作動させ(1−20)、分配器212を介して第2バ
ルブ205のエアシリンダ211をON作動させて切換
え、シャットオフバルブ4をOFFさせる(1−21)
【0020】これで、エアモータ3へのエア供給が遮断
されてエアモータ3が停止し(1−22)、これにより
エア圧力が低下するため、検知バルブ8のエアシリンダ
80がOFFして(1ー23)、主バルブ2を閉じて作
業を終了する(1−24)。この作業の終了によって、
パイロットバルブ9のポート2−2を通り(1−25)
、第2バルブ205のエアシリンダ211がONして(
1−26)、パイロットバルブ9のエアシリンダ91が
タイマ10を介してONして(1−27)、パイロット
バルブ9のポート2−1を通り(1−28)、第2バル
ブ205のポート3−2を通り(1−29)、第1バル
ブ204のエアシリンダ214及び第3バルブ207の
エアシリンダ213がONし(1−30)、このように
して自動復帰し繰返して同様な作動が行なわれる(1−
31)。
【0021】締付忘れ時には、ステップ(1−1)〜ス
テップ(1−8)までは同様な作動が行なわれるが、ス
テップ(1−9)以下が不作動となる。即ち、エアツー
ル1が作動していないため、第2バルブ205、第3バ
ルブ207及び第1バルブ204のエアシリンダ211
,213,214が原位置復帰していないため(2−1
)、ワーク確認バルブ200が作動すると(2−2)、
エアが第1バルブ204のポート5−1を通り(2−3
)、第3バルブ207のエアシリンダ208がONして
(2−4)、エアが流れなくなって異常検知が行なわれ
(2−5)、シャットオフバルブ4はOFFのままであ
り(2−6)、作業を行なうことができない(2−7)
。異常警告ブザーが鳴る(2−8)。
【0022】異常復帰するには(2−9)、リセットバ
ルブ202を作動してリセットし(2−10)、第2バ
ルブ207のエアシリンダ211を原位置へ復帰させ、
また起動バルブ201を作動して、第1バルブ204及
び第3バルブ207のエアシリンダ214,213を原
位置へ復帰させて運転準備し(2−11)、これで作業
開始が可能になる(2−12)。
【0023】図3はこの発明を適用したエアツールの制
御装置の他の実施例の回路図を示し、図4はこのエアツ
ールの制御装置の作動フローチャートである。
【0024】この実施例は複数本締付けのエアツールの
締付忘れを防止するもので、図1の回路図と同じ符号を
付した部材は同様に構成されており、図1の回路にエア
カウンタ400を備えている。このエアカウンタ400
はカウントポート401、入力ポート402、出力ポー
ト403及びリセットポート404を有しており、カウ
ントポート401はパイロットバルブ9に接続され、入
力ポート402はシャットオフバルブ4、検知バルブ8
及びパイロットバルブ9に接続され、出力ポート403
は分配器212を介して第2バルブ205のエアシリン
ダ211及びリセットバルブ202が接続され、リセッ
トポート404は第1バルブ204及び第3バル207
のエアシリンダ214,213に接続されると共に、第
2バルブ205に接続されている。
【0025】このエアツールの制御装置の作動を図4に
基づいて説明する。締忘れのない正規作業時には、図2
で説明した作動と同様に作動するが、ステップ(3−2
0)でパイロットバルブ9のエアシリンダ90のON信
号が出力されて、パイロットバルブ9のポート2−2を
通り(3−21)、エアカウンタ400のカウントポー
ト401に入力され、これをカウントする(3−22)
【0026】そして、ステップ3−27で、パイロット
バルブ9のエアシリンダ91をONすると、ステップ3
−9へ移行する。この作動を設定数完了まで繰返して、
締付回数をカウントして出力する(3−28,29)。
【0027】このように、設定された回数が完了すると
、ステッ−プ3−30〜ステップ3−33で前記図2と
同様に作動し、ステップ(3−34)でカウントリセッ
トして自動復帰する(3−35)。
【0028】締付忘れ時には、ステップ3−9〜ステッ
プ3−27までの工程で、ステップ4−1からステップ
4−12に示すように、図2で説明したのと同様な作動
を行なって異常検知して、作業を行なうことができない
ようにする。
【0029】
【発明の効果】前記のように、この発明によれば、エア
を供給してエアモータを駆動する駆動手段と、締付手段
の着座をエアの供給圧力から検出する検出手段と、この
検出信号から駆動手段を制御してエアモータを低速低ト
ルクから高速高トルクに切換える制御手段を備えており
、電気的制御なしにエアツールを駆動するエアの制御の
みで、エアツールの出力を低速低トルクから高速高トル
クに切換えることができる。
【0030】従って、エアツールによるボルト等の締付
部材を、締付ける際に生じるカジリの発生を防止する装
置が、エアツールが用いられる工場において、特別な電
気の配線設備等を設けることなく用いることができ、エ
アツールの制御が簡単で、しかも安価になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エアツールの制御装置の回路図である。
【図2】エアツールの制御装置の作動フローチャートで
ある。
【図3】エアツールの制御装置の他の実施例の回路図で
ある。
【図4】エアツールの制御装置の他の実施例の作動フロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1  エアツール 2  主バルブ 3  エアモータ 4  シャットオフバルブ 6  エア源 8  検知バルブ 9  パイロットバルブ 204  第1バルブ 205  第2バルブ 207  第3バルブ 310  制御バルブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  エアの供給によりエアモータを駆動し
    て、締付部材に負荷をかけるエアツールの制御装置にお
    いて、前記エアを供給してエアモータを駆動する駆動手
    段と、前記締付部材の着座を負荷によるエア圧力から検
    出する検出手段と、この検出信号から前記駆動手段を制
    御して前記エアモータを低速低トルクから高速高トルク
    に切換える制御手段とを備えることを特徴とするエアツ
    ールの制御装置。
JP14377891A 1991-05-20 1991-05-20 エアツールの制御装置 Pending JPH04343678A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14377891A JPH04343678A (ja) 1991-05-20 1991-05-20 エアツールの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14377891A JPH04343678A (ja) 1991-05-20 1991-05-20 エアツールの制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04343678A true JPH04343678A (ja) 1992-11-30

Family

ID=15346797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14377891A Pending JPH04343678A (ja) 1991-05-20 1991-05-20 エアツールの制御装置

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