JPH0434335Y2 - - Google Patents

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JPH0434335Y2
JPH0434335Y2 JP1987084484U JP8448487U JPH0434335Y2 JP H0434335 Y2 JPH0434335 Y2 JP H0434335Y2 JP 1987084484 U JP1987084484 U JP 1987084484U JP 8448487 U JP8448487 U JP 8448487U JP H0434335 Y2 JPH0434335 Y2 JP H0434335Y2
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locking
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fixed
air conditioner
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、空気調和機の取付装置に関するもの
である。
(従来の技術) 一般に、建物の天井面に据え付けるタイプの空
気調和機においては、天井面に埋め込まれたアン
カーボルト等の固定具に固定された吊り掛け用の
ステーに対して空気調和機本体を吊り掛けること
により据え付けられるようになつている(例え
ば、実開昭61−63623号公報参照)。
(考案が解決しようとする問題点) 一方、建物天井面に予じめ埋め込まれるアンカ
ーボルト等の固定具の左右および前後の間隔は、
常に一定しているとは限らず、設置現場によつて
異なつているのが通例である。このように設置現
場によつて異なる間隔にあるアンカーボルトにス
テーを固定する場合、ステーの固定に極めて難渋
するところから、アンカーボルトの埋め込み位置
を再調節したり、ステーの吊り掛け部を伸縮自在
としたりという方法が試みられているが、未だ良
好な結果が得られていない。
本考案は、上記の点に鑑みてなされたもので、
建物天井面側の固定具の取付間隔の違いに容易に
対応して吊り掛け用のステーを取り付け得るよう
にし、以つて、空気調和機の吊り掛けを容易且つ
確実ならしめることを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案では、上記問題点を解決するための手段
として、図面に示すように、建物の天井面2等に
固着された固定具3,3……に固定される前後一
対のステー4,5に対して本体1の前後部を吊持
するようにした空気調和機の取付装置において、
前記両ステー4,5の上面4a,5aに、前記固
定具3,3……対して選択的に係止されるべく左
右方向に所定間隔をおいて取付穴9a,b,c、
10a,b,cおよび11a,b,c、12a,
b,cをそれぞれ形成するとともに、前記前部ス
テー4に、本体1の前方上端部を係止すべき一対
の係止具6,6を固着する一方、前記後部ステー
5に、一対の逆L字状の連結具7,7を前向きあ
るいは後向きに互換可能に取り付け且つ該各連結
具7には、前記本体1の後方下端部を係止すべき
係止アーム8を着脱自在且つ前後揺動可能に取り
付けている。
(作用) 本考案では、上記手段によつて次のような作用
が得られる。
即ち、本体1を吊持するためのステー4,5の
上面4a,5aに、天井面2に固着された固定具
3,3……に対して選択的に係止されるべく左右
方向に所定間隔をおいて取付穴9a,b,c、1
0a,b,cおよび11a,b,c、12a,
b,cを形成したことにより、天井面2側の固定
具3,3の左右間隔に差異がある場合にも、ステ
ーの取付穴9a,b,c、10a,b,cおよび
11a,b,c、12a,b,cを適当に選択す
ることにより、据え付け現場において容易に対応
させることができる。また、空気調和機据え付け
時においては、前部ステー4に固着された係止具
6,6により本体1の前方上端部を係止した後、
後部ステー5に固定された連結具7,7に対して
揺動可能に取り付けられた係止アーム8,8を後
方に退避させた状態で本体1の後部を持ち上げ、
その後係止アーム8,8を前方へ揺動せしめて本
体1の後方下端部に係止せしめるという極めて簡
便な手順により空気調和機の据え付けが行なえ
る。さらに、前記連結具7を後部ステー5に対し
て前向きあるいは後向きに互換可能に取り付けら
れるようにしたことにより、前記天井面2側の固
定具3,3の前後間隔に差異がある場合にも、連
結具7の取付向きを変えるという簡便に方法によ
り容易に対応させることができる。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して本考案の好適な実
施例を説明する。
本実施例においては、空気調和機の室外機本体
(以下、本体という)1をベランダ等の天井面2
に吊り掛ける場合を例として説明する。
本実施例にかかる空気調和機の取付装置は、第
1図および第2図図示の如く、天井面2に固着さ
れたアンカーボルト等の固定具3,3……に対し
て係止固定される前後一対のステー4,5と、該
前部ステー4に所定間隔で固着され、本体1の前
方上端部に係止される一対の断面コ字状の係止具
6,6と、前記後部ステー5に所定間隔で取り付
けられる一対の逆L字状の連結具7,7と、該各
連結具7に揺動可能に取り付けられ、前記本体1
の後方下端部に係止される係止アーム8とによつ
て構成されている。
前記前後部ステー4,5は、共に断面逆U字状
を呈しており、その上面4a,5aには、前記固
定具3,3……対して選択的に係止されるべく左
右方向に所定間隔をおいて長穴状の取付穴9a,
b,c、10a,b,cおよび11a,b,c、
12a,b,cがそれぞれ形成されている。これ
ら取付穴9a,b,c、10a,b,cおよび1
1a,b,c、12a,b,c間の間隔A,B,
Cは、固定具3,3の左右間隔として通常設定さ
れる規格寸法、例えば、400mm、500mm、600mmと
されている。従つて、据え付け現場によつて固定
具3,3間の寸法に差異があつたとしても、取付
穴9a,b,c、10a,b,cおよび11a,
b,c、12a,b,cのいづれかを選択するこ
とにより、ステー4,5の天井面2への固定は、
極めて容易に行うことができることとなつている
のである。
前記前部ステー4には、所定間隔をおいて断面
コ字状の係止具6,6が固着されるが、該係止具
6は、その上部水平片6aを前部ステー4前面に
形成された挿入穴13から挿入した後、ステー上
面4aに対してスポツト溶接することにより固着
されている。そして、係止具6の下部水平片6b
を、本体1の前方上端部に形成された係合用開口
14に係止することにより、本体1の前部がステ
ー4に吊り掛けされるようになつている(第2図
参照)。
一方、前記後部ステー5の前後両面には、挿入
穴15,16が形成されており、該挿入穴15,
16には、前記連結具7の水平片7aが前方側あ
るいは後方側から挿入されるようになつている。
そして、連結具7の水平片7aは、挿入穴15,
16に挿入された後、該水平片7a下面に固着さ
れたナツト17および該ナツト17に対応して水
平片7aに形成された貫通孔18を介して締着さ
れるビス19により固定されるようになつている
(第3図参照)。つまり、天井面2側の固定具3,
3の前後方向間隔が小さい場合(即ち、固定具
3,3間の寸法がDの時)、連結具7は、その水
平片7aを後部ステー5における後部挿入穴16
側から挿入して固定し、固定具3,3の前後方向
間隔が大きい場合(即ち、固定具3,3間の寸法
がEの時)、連結具7は、その水平片7aを後部
ステー5における前部挿入穴15側から挿入して
固定することにより対応せしめられるようになつ
ている。なお、水平片7aの挿入穴15,16へ
の挿入寸法を調節することにより、連結具7の取
付位置の微調整を行うことができるようになつて
いる。
また、前記連結具7の垂直片7bには、係止ア
ーム8の上端部を揺動可能に係止するための係合
穴20が形成されており、該係合穴20は、横長
矩形状の挿入穴部20aと、該挿入穴部20aの
下部に連続して形成され、挿入穴部20aより巾
狭で縦長矩形状の係合穴部20bとからなつてい
る。一方前記係止アーム8の上端部には、前記係
合穴20の挿入穴部20aに挿入可能で係合穴部
20bより巾広の係合片21が前記係合穴部20
bより巾狭な連結部22を介して一体に突設され
ている(第3図参照)。該連結部22は、連結具
7の板厚分だけ前向きに傾斜せしめられている。
しかして、係止アーム8上端の係合片21を係合
穴20の挿入穴部20aから挿入した後下方に引
き下げると、係合片21が係合穴20の係合穴部
20bの左右口縁に係合せしめられることとな
り、係止アーム8は、その上端を揺動中心として
前後方向に揺動可能に取り付けられるのである。
さらに、この係止アーム8の下端部には、前記本
体1の後方下端部に形成された係合凹部23に係
合せしめられる爪片24が一体に突設されてい
る。
ついで、図示の実施例にかかる室外機の据え付
け手順を説明する。
まず、据え付け現場における天井面2の固定具
3,3……の左右方向の間隔に合わせて、前後ス
テー4,5における取付穴9a,b,c、10
a,b,cおよび11a,b,c、12a,b,
cを選択してステー4,5を天井面2に固定した
後、前後ステー4,5間の間隔が小さい場合(即
ち、固定具3,3の前後間隔がDの時)には、第
2図実線図示の如く連結具7の水平片7aを後部
ステー5の後部挿入穴16側から挿入し、挿入寸
法を微調整した後ビス19により固定し、前後ス
テー4,5間の間隔が大きい場合(即ち、固定具
3,3の前後間隔がEの時)には、第2図鎖線図
示の如く連結具7の水平片7aを後部ステー5の
前部挿入穴15側から挿入し、挿入寸法を微調整
した後ビス19により固定する。しかる後、連結
具7の垂直片7bに形成された係合穴20に対し
て係止アーム8上端部の係合片21を挿入係合せ
しめて、該係止アーム8を連結具7に対して前後
方向に揺動可能に取り付ける。
そして、本体1を持ち上げて、その前方上端部
に形成された係止用開口14に前部ステー4側の
係止具6における下部水平片6bを係合せしめ、
その後、係止アーム8を第2図鎖線図示の如く後
方に退避させた状態(符号8′で示す状態)で本
体1の後部を持ち上げ、符号8′の状態にある係
止アーム8を前方(即ち、矢印P方向)に揺動さ
せて、該係止アーム8下端の爪片24を本体1の
後方下端部に形成された係止凹部23に係合せし
めることにより、本体1の据え付けが完了する。
なお、この時、本体1が後ろ下がり状態で据え付
けられるように係合アーム8の長さ寸法が規定さ
れている。
上記した如く、本実施例によれば、本体1の前
方上端部を前部ステー4の係止具6,6に係止し
た状態で、本体1の後部を持ち上げ、係止アーム
8の揺動作用を利用して本体1の後方下端部を係
止アーム8に係止せしめるという極めて簡易な方
法により本体1の据え付けが行えることとなるの
である。しかも、前後ステー4,5の固定位置
も、天井面2側の固定具3,3……の位置に対応
させて据え付け現場において容易に選択できるこ
ととなつているのである。
上記実施例では、本体として室外機を例にとつ
て説明したが、本考案は、室内機あるいは一体型
の空気調和機にも適用可能なことは勿論である。
本考案は、上記実施例の構成に限定されるもの
ではなく、考案の要旨を逸脱しない範囲において
適宜設計変更可能なことも勿論である。
(考案の効果) 叙上の如く、本考案によれば、建物の天井面2
等に固着された固定具3,3……に固定される前
後一対のステー4,5に対して本体1の前後部を
吊持するようにした空気調和機の取付装置におい
て、前記両ステー4,5の上面4a,5aに、前
記固定具3,3……対して選択的に係止されるべ
く左右方向に所定間隔をおいて取付穴9a,b,
c、10a,b,cおよび11a,b,c、12
a,b,cをそれぞれ形成するようにしたので、
天井面2側の固定具3,3の左右間隔に差異があ
る場合にも、前後ステー4,5の取付穴9a,
b,c、10a,b,cおよび11a,b,c、
12a,b,cを適当に選択することにより、据
え付け現場において容易に対応させることができ
るという実用的な効果がある。
また、前記後部ステー5に、一対の逆L字状の
連結具7,7を前向きあるいは後向きに互換可能
に取り付け且つ該各連結具7に、前記本体1の後
方下端部を係止すべき係止アーム8を着脱自在且
つ前後揺動可能に取り付けるようにしたので、天
井面2側の固定具3,3の前後間隔に差異がある
場合にも、連結具7の取付向きを変えるという簡
便な方法により容易に対応させることができると
いう効果もある。
さらに、空気調和機据え付け時においては、前
部ステー4に固着された係止具6,6により本体
1の前方上端部を係止した後、後部ステー5に固
定された連結具7,7に対して揺動可能に取り付
けられた係止アーム8,8を後方に退避させた状
態で本体1の後部を持ち上げ、その後係止アーム
8,8を前方へ揺動せしめて本体1の後方下端部
に係止せしめるという極めて簡便な手順により空
気調和機の据え付けが行なえることとなり、据え
付け作業の簡便化および作業性向上を図り得ると
いう効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかる空気調和機の
取付装置を示す斜視図、第2図は第1図図示の取
付装置による空気調和機の取付状態を示す断面
図、第3図は第1図図示の空気調和機の取付装置
における後部ステーの要部を拡大して示す分解斜
視図である。 1……本体、2……天井面、3……固定具、4
……前部ステー、4a……上面、5……後部ステ
ー、5a……上面、6……係止具、7……連結
具、8……係止アーム、9a,b,c……取付
穴、10a,b,c……取付穴、11a,b,c
……取付穴、12a,b,c……取付穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建物の天井面2に固着された固定具3,3……
    に固定される前後一対のステー4,5に対して本
    体1の前後部を吊持する空気調和機の取付装置に
    おいて、前記両ステー4,5の上面4a,5aに
    は、前記固定具3,3……対して選択的に係止さ
    れるべく左右方向に所定間隔をおいて取付穴[9
    a,b,c、10a,b,cおよび11a,b,
    c、12a,b,c]をそれぞれ形成するととも
    に、前記前部ステー4には、本体1の前方上端部
    を係止すべき一対の係止具6,6を固着する一
    方、前記後部ステー5には、一対の逆L字状の連
    結具7,7を前向きあるいは後向きに互換可能に
    取り付け且つ該各連結具7には、前記本体1の後
    方下端部を係止すべき係止アーム8を着脱自在且
    つ前後揺動可能に取り付けたことを特徴とする空
    気調和機の取付装置。
JP1987084484U 1987-05-30 1987-05-30 Expired JPH0434335Y2 (ja)

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