JPH04343048A - 欠品検査装置 - Google Patents

欠品検査装置

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JPH04343048A
JPH04343048A JP3142488A JP14248891A JPH04343048A JP H04343048 A JPH04343048 A JP H04343048A JP 3142488 A JP3142488 A JP 3142488A JP 14248891 A JP14248891 A JP 14248891A JP H04343048 A JPH04343048 A JP H04343048A
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JP
Japan
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missing
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target article
imaging
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JP3142488A
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English (en)
Inventor
Haruomi Miyazaki
宮 崎  晴 臣
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Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像装置によって対象
物品を撮像して得た対象物品の画像信号を処理すること
により対象物品の組立作業における部品の欠落を検査す
る欠品検査装置に関し、特に、対象物品の部品組付の前
後における画像信号を互いに演算した結果を判定して対
象物品の組立作業における部品の欠落を検査する欠品検
査装置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種の欠品検査装置としては、
撮像装置によって対象物品を部品組付ごとに撮像して得
た画像信号から組付部品の特徴を抽出し、その抽出され
た特徴を予め抽出して記憶せしめられた標準特徴と比較
するパターン認識に基づき、対象物品の組立作業におけ
る部品の欠落を検査してなるものが提案されていた。
【0004】
【解決すべき問題点】しかしながら、従来の欠品検査装
置では、パターン認識に基づいて検査作業が実行されて
いたので、標準特徴抽出工程、特徴抽出工程ならびに特
徴比較工程を実行しなければならず、(i) 検査工程
が煩雑となる欠点があり、また(ii)対象物品が変更
されるとき標準特徴抽出工程を反復して実行しなければ
ならない欠点があり、ひいては(iii) 検査時間な
らびに検査準備時間が遷延してしまう欠点があり、結果
的に(iv)検査コストを削減できない欠点があった。
【0005】そこで、本発明は、これらの欠点を除去す
べく、対象物品の部品組付の前後における画像信号を互
いに演算した結果を判定して対象物品の組立作業におけ
る部品の欠落を検査する欠品検査装置を提供せんとする
ものである。
【0006】
【発明の構成】
【0007】
【問題点の解決手段】本発明により提供される問題点の
解決手段は、「撮像装置によって対象物品を撮像して得
た画像信号を処理することにより対象物品の組立作業に
おける部品の欠落を検査する欠品検査装置において、(
a) 撮像装置に接続されており、撮像装置から与えら
れた対象物品の部品組付の前後における画像信号S1,
S2 をそれぞれ保持するための第1,第2の記憶装置
(12A1,12A2) と、(b) 第1,第2の記
憶装置(12A1,12A2) に接続されており、第
1,第2の記憶装置(12A1,12A2) から与え
られた対象物品の画像信号S1,S2 を互いに演算す
るための演算装置(12B) と、(c) 演算装置(
12B) に接続されており、演算装置(12B) に
よる画像信号S1,S2 の演算結果を判定して対象物
品の組立作業における部品の欠落を判断するための判定
装置(12C) とを備えてなることを特徴とする欠品
検査装置」である。
【0008】
【作用】本発明にかかる欠品検査装置は、上述の[問題
点の解決手段]の欄に明示したごとく、撮像装置によっ
て対象物品を撮像して得た画像信号を処理することによ
り対象物品の組立作業における部品の欠落を検査する欠
品検査装置であって、特に、(a) 撮像装置に接続さ
れており、撮像装置から与えられた対象物品の部品組付
の前後における画像信号S1,S2 をそれぞれ保持す
るための第1,第2の記憶装置と、(b) 第1,第2
の記憶装置に接続されており、第1,第2の記憶装置か
ら与えられた対象物品の画像信号S1,S2 を互いに
演算するための演算装置と、(c) 演算装置に接続さ
れており、演算装置による画像信号S1,S2 の演算
結果を判定して対象物品の組立作業における部品の欠落
を判断するための判定装置とを備えているので、 (i)  検査工程を簡素化する作用をなし、また(i
i)  対象物品が変更されても直ちに対処可能とする
作用をなし、ひいては (iii)  検査時間ならびに検査準備時間を短縮す
る作用をなし、結果的に (iv)  検査コストを大幅に削減する作用をなす。
【0009】
【実施例】次に、本発明にかかる欠品検査装置について
、その好ましい実施例を挙げ、添付図面を参照しつつ、
具体的に説明する。
【0010】しかしながら、以下に説明する実施例は、
本発明の理解を容易化ないし促進化するために記載され
るものであって、本発明を限定するために記載されるも
のではない。
【0011】換言すれば、以下に説明される実施例にお
いて開示される各要素は、本発明の精神ならびに技術的
範囲に属する全ての設計変更ならびに均等物置換を含む
ものである。
【0012】(添付図面の説明)
【0013】図1は、本発明にかかる欠品検査装置の一
実施例を示すための斜視図であって、物品組立装置に付
設された状態で示されている。
【0014】図2は、図1に示した実施例の内部構造を
詳細に示すための構成図である。
【0015】図3は、図1に示した実施例の作用を示す
ためのフローチャートであって、物品組立装置の作用と
ともに示されている。
【0016】図4は、本発明にかかる欠品検査装置の一
実施例によって検査される対象物品の一例を具体的に示
すための断面図であって、ダイアフラムアクチュエータ
の一部を示している。
【0017】図5Aないし図5Cは、本発明にかかる欠
品検査装置の一実施例によって図4に示した対象物品の
組立作業における部品の欠落を検査する要領の一部を説
明するための斜視図である。
【0018】(実施例の構成)
【0019】まず、図1および図2を参照しつつ、本発
明にかかる欠品検査装置の一実施例について、その構成
を詳細に説明する。ここでは、説明の都合上、本発明に
かかる欠品検査装置は、それが付設される物品組立装置
とともに説明する。
【0020】10は、本発明にかかる欠品検査装置であ
って、後述の物品組立装置20によって組立中の対象物
品を適宜の方向(ここでは斜上方)からその部品の組付
前後にそれぞれ撮像するための撮像装置11と、撮像装
置11の出力端に対して入力端が接続されており撮像装
置11によって部品組付の前後においてそれぞれ撮像さ
れた対象物品の画像信号S1,S2 を互いに演算せし
めその演算結果に基づいて対象物品の組立作業における
部品の欠落を検査し対象物品の組立作業において部品の
欠落があるときその旨を告知する不良品発生信号S3 
を発生しかつ対象物品の組立作業において部品の欠落が
発生していないとき不良品発生信号S3 の発生を阻止
するための演算処理装置12と、演算処理装置12の出
力端に対して入力端が接続されており演算処理装置12
から不良品発生信号S3 が与えられたとき対象物品に
部品の欠落がある旨を表示しかつ演算処理装置12から
不良品発生信号S3 が与えられないとき対象物品に部
品の欠落がない旨を表示するための表示装置13と、撮
像装置11および後述の物品組立装置20に出力端が接
続されかつ入力端が適宜の入力源と演算処理装置12の
出力端とに接続されており演算処理装置12から与えら
れた対象物品の組立作業における部品の欠落の検査結果
および適宜の入力源から与えられた組立制御指令に応じ
て撮像装置11および後述の物品組立装置20を制御す
るための制御装置14とを備えている。
【0021】演算処理装置12は、撮像装置11の出力
端に入力端がともに接続されており撮像装置11から与
えられた画像信号S1,S2 をそれぞれ保持するため
の2つの記憶装置12A1,12A2 と、記憶装置1
2A1,12A2 の出力端に第1,第2の入力端がそ
れぞれ接続されており記憶装置12A1から与えられた
画像信号S1 と記憶装置12A2から与えられた画像
信号S2 とに対して適宜の演算 (たとえば減算ある
いは排他的論理和など;“*”で示す) を施すための
演算装置12B と、演算装置12B の出力端に対し
て入力端が接続されており演算装置12B から与えら
れた演算結果S1*S2 を判定し対象物品の組立作業
における部品の欠落を検査し部品の欠落があるときその
旨を告知する不良品発生信号S3 を表示装置13およ
び制御装置14に与えかつ対象物品の組立作業における
部品の欠落がないとき不良品発生信号S3 を表示装置
13および制御装置14に与えることを阻止するための
判定装置12C とを包有している。ちなみに、演算装
置12B における演算は、その演算結果から部品が組
付けられたことを容易に判定できるものであれば、所望
により周知のものから選択して採用してもよい。
【0022】20は、本発明にかかる欠品検査装置10
が付設された物品組立装置であって、組立に必要な部品
を保持するための部品パレット21と、制御装置14に
接続されており制御装置14から与えられた部品組立指
令S0 に基づき部品パレット21から部品を1つずつ
取り出し組立スタンド22に向けて運搬し組立スタンド
22上で組立てるための組立ロボット23と、制御装置
14に接続されており制御装置14から与えられた不良
品排除指令S4*に基づき組立スタンド22上から部品
の欠落した対象物品を排除しかつ良品移送指令S4 に
基づき組立スタンド22から部品の欠落が生じることな
く組立てられた対象物品を後続の装置(図示せず)に向
けて移送するための移送ロボット24とを備えている。
【0023】(実施例の作用)
【0024】更に、図1ないし図3を参照しつつ、本発
明にかかる欠品検査装置の一実施例について、その作用
を詳細に説明する。
【0025】制御装置14は、適宜の入力源から与えら
れた組立開始指令に基づき、部品組立指令S0 および
撮像指令S5 を発生し、それぞれ、組立ロボット23
および撮像装置11に与えることにより、物品組立装置
20の組立作業を開始せしめる。
【0026】撮像装置11は、物品組立装置20の組立
スタンド22上で組立中の対象物品(対象物品が存在し
ない場合には組立スタンド22)を撮像し、その撮像結
果すなわち画像信号S1 を演算処理装置12のを記憶
装置12A1に与えて保持せしめる (ステップ1) 
【0027】次いで、組立ロボット23は、制御装置1
4から与えらた部品組立指令S0 に応じ矢印X1,X
2 方向に移動して部品パレット21に接近し、部品パ
レット21から所定の部品を取り出す。そののち、組立
ロボット23は、矢印Y1 〜Y3 方向に移動して取
り出した部品を組立スタンド22まで搬送し、その部品
を組立中の対象物品に組み付ける(組立中の対象物品が
ない場合にはその部品を組立スタンド22に保持せしめ
る)。更に、組立ロボット23は、矢印X3 方向に移
動して当初の位置で待機する (ステップ2) 。
【0028】組立ロボット23による所定の部品の組付
ののち、撮像装置11は、制御装置14から与えられた
撮像指令S5 に基づき再び組立中の対象物品を撮像し
、その撮像結果すなわち画像信号S2 を演算処理装置
12の記憶装置12A2に与えて保持せしめる(ステッ
プ3) 。
【0029】撮像装置11によって撮像され記憶装置1
2A1,12A2 に保持された画像信号S1,S2 
は、記憶装置12A1, 12A2から演算処理装置1
2の演算装置12B に与えられ、適宜の演算*が施さ
れる (ステップ4) 。
【0030】演算結果S1 *S2 は、演算装置12
B から判定装置12C に与えられて判定され、所定
の部品が正しく組み付けられたか否か(すなわち部品の
欠落の有無)が判断される (ステップ5) 。すなわ
ち、判定装置12C は、(i) 演算結果S1 *S
2に所定の部品の組付に伴なう画像が存在するとき、部
品の欠落がないと判断し、また(ii)演算結果S1 
*S2 に所定の部品の組付に伴なう画像が存在しない
とき、部品の欠落があると判断する。
【0031】所定の部品が正しく組み付けられている場
合 (すなわち所定の部品の欠落がない場合;図3では
“無”で示す) 、演算処理装置12の判定装置12C
 は、不良品発生信号S3 を表示装置13および制御
装置14に与えることを阻止する。表示装置13は、判
定装置12C から不良品発生信号S3 が与えられな
いので、対象物品に部品の欠落がない旨を表示する。制
御装置14は、組立中の対象物品に対する組付部品点数
が所定値となったか否かを判断する。組付部品点数が所
定値となっていない場合、制御装置14は、物品組立装
置20の組立作業を最初の撮像工程に復帰せしめる(ス
テップ6) 。組付部品点数が所定値となっている場合
、制御装置14は、判定装置12C から不良品発生信
号S3 が与えられないので、良品移送指令S4 を発
生して移送ロボット24に与える。移送ロボット24は
、良品移送指令S4 に応じ組立スタンド22上から組
立済の対象物品を後続の装置に向けて移送する (ステ
ップ7) 。
【0032】所定の部品が正しく組み付けられていない
場合 (すなわち所定の部品の欠落がある場合;図3で
は“有”で示す) 、演算処理装置12の判定装置12
C は、不良品(すなわち部品の欠落)が発生したこと
を告知する旨の不良品発生信号S3 を表示装置13お
よび制御装置14に与える。表示装置13は、不良品発
生信号S3 に応じて不良品が発生した旨を表示する 
(ステップ8) 。制御装置14は、不良品発生信号S
3 に応じて組立スタンド22上から対象物品を排除す
る旨の不良品排除指令S4*を発生して移送ロボット2
4に与え、組立スタンド22上から対象物品を排除せし
める (ステップ9) 。
【0033】移送ロボット24による組立スタンド22
からの対象物品の移送ないし排除ののち、制御装置14
は、適宜の入力源から組立終了指令が与えられているか
否かを判断する。制御装置14は、(i) 組立終了指
令が与えられていない場合、物品組立装置20の組立作
業を当初の撮像工程に復帰せしめ、また(ii)組立終
了指令が与えられている場合、物品組立装置20の組立
作業を終了せしめる (ステップ10)。
【0034】(具体例)
【0035】加えて、図1ないし図5Cを参照しつつ、
本発明にかかる欠品検査装置の理解を促進する目的で、
本発明にかかる欠品検査装置がダイアフラムアクチュエ
ータの一部を組み立てる物品組立装置に付設された場合
を挙げ、一層具体的に説明する。
【0036】制御装置14は、適宜の入力源から与えら
れた組立開始指令に基づき、部品組立指令S0 および
撮像指令S5 を発生し、それぞれ、組立ロボット23
および撮像装置11に与えることにより、物品組立装置
20の組立作業を開始せしめる。
【0037】撮像装置11は、物品組立装置20の組立
スタンド22上のロッド31を撮像し、その撮像結果す
なわち画像信号S1を演算処理装置12のを記憶装置1
2A1に与えて保持せしめる (ステップ1;図5A参
照) 。
【0038】次いで、組立ロボット23は、制御装置1
4から与えらた部品組立指令S0 に応じ矢印X1,X
2 方向に移動して部品パレット21に接近し、部品パ
レット21からワッシャ32を取り出す。そののち、組
立ロボット23は、矢印Y1 〜Y3 方向に移動して
取り出したワッシャ32を組立スタンド22まで搬送し
、そのワッシャ32をロッド31の先端部に組み付ける
。更に、組立ロボット23は、矢印X3 方向に移動し
て当初の位置で待機する (ステップ2) 。
【0039】組立ロボット23によるワッシャ32の組
付ののち、撮像装置11は、制御装置14から与えられ
た撮像指令S5 に基づき再びロッド31およびワッシ
ャ32を撮像し、その撮像結果すなわち画像信号S2 
を演算処理装置12の記憶装置12A2に与えて保持せ
しめる (ステップ3;図5B参照) 。
【0040】撮像装置11によって撮像され記憶装置1
2A1,12A2 に保持された画像信号S1,S2 
は、記憶装置12A1, 12A2から演算処理装置1
2の演算装置12B に与えられ、適宜の演算(ここで
は減算)が施される (ステップ4;図5C参照) 。
【0041】演算結果S1 *S2 は、演算装置12
B から判定装置12C に与えられて判定され、ワッ
シャ32が正しく組み付けられているか否か(すなわち
ワッシャ32の欠落の有無)が判断される (ステップ
5) 。ここでは、図5Cに明らかなごとく演算結果S
1 *S2 にワッシャ32の組付に伴なう画像32*
 が存在するので、判定装置12C は、対象物品に部
品の欠落がないものと判断する。
【0042】ワッシャ32が正しく組み付けられている
 (すなわちワッシャ32の欠落がない;図3では“無
”で示す)ので、演算処理装置12の判定装置12C 
は、不良品発生信号S3 を表示装置13および制御装
置14に与えることを阻止する。表示装置13は、判定
装置12C から不良品発生信号S3 が与えられない
ので、対象物品に部品の欠落がない旨を表示する。制御
装置14は、組立中の対象物品に対する組付部品点数が
所定値となったか否かを判断する。ここでは、組付部品
点数が所定値となっていないので、制御装置14は、物
品組立装置20の組立作業を最初の撮像工程に復帰せし
める (ステップ6) 。
【0043】制御装置14は、部品組立指令S0 およ
び撮像指令S5 を発生し、それぞれ、組立ロボット2
3および撮像装置11に与えることにより、物品組立装
置20の組立作業を続行せしめる。
【0044】撮像装置11は、物品組立装置20の組立
スタンド22上のロッド31およびワッシャ32を撮像
し、その撮像結果すなわち画像信号S1 を演算処理装
置12のを記憶装置12A1に与えて保持せしめる (
ステップ1) 。
【0045】次いで、組立ロボット23は、制御装置1
4から与えらた部品組立指令S0 に応じ矢印X1,X
2 方向に移動して部品パレット21に接近し、部品パ
レット21からスプリングリテーナ33を取り出す。そ
ののち、組立ロボット23は、矢印Y1 〜Y3 方向
に移動して取り出したスプリングリテーナ33を組立ス
タンド22まで搬送し、そのスプリングリテーナ33を
ロッド31の先端部に組み付ける。更に、組立ロボット
23は、矢印X3 方向に移動して当初の位置で待機す
る (ステップ2) 。
【0046】組立ロボット23によるスプリングリテー
ナ33の組付ののち、撮像装置11は、制御装置14か
ら与えられた撮像指令S5 に基づき再びロッド31,
ワッシャ32およびスプリングリテーナ33を撮像し、
その撮像結果すなわち画像信号S2 を演算処理装置1
2の記憶装置12A2に与えて保持せしめる (ステッ
プ3) 。
【0047】撮像装置11によって撮像され記憶装置1
2A1,12A2 に保持された画像信号S1,S2 
は、記憶装置12A1, 12A2から演算処理装置1
2の演算装置12B に与えられ、適宜の演算(ここで
は減算)が施される (ステップ4) 。
【0048】演算結果S1 *S2 は、演算装置12
B から判定装置12C に与えられて判定され、スプ
リングリテーナ33が正しく組み付けられているか否か
(すなわちスプリングリテーナ33の欠落の有無)が判
断される (ステップ5) 。ここでは、演算結果S1
 *S2 にスプリングリテーナ33の組付に伴なう画
像が存在するものとすると、判定装置12C は、対象
物品に部品の欠落がないものと判断する。
【0049】スプリングリテーナ33が正しく組み付け
られている (すなわちスプリングリテーナ33の欠落
がない;図3では“無”で示す)ので、演算処理装置1
2の判定装置12C は、不良品発生信号S3 を表示
装置13および制御装置14に与えることを阻止する。 表示装置13は、判定装置12C から不良品発生信号
S3 が与えられないので、対象物品に部品の欠落がな
い旨を表示する。制御装置14は、組立中の対象物品に
対する組付部品点数が所定値となったか否かを判断する
。ここでは、組付部品点数が所定値となっていないので
、制御装置14は、物品組立装置20の組立作業を最初
の撮像工程に復帰せしめる (ステップ6) 。
【0050】制御装置14は、部品組立指令S0 およ
び撮像指令S5 を発生し、それぞれ、組立ロボット2
3および撮像装置11に与えることにより、物品組立装
置20の組立作業を続行せしめる。
【0051】以下、上述の動作を反復することにより、
物品組立装置20は、更に、ダイアフラム34,ダイア
フラムリテーナ35およびワッシャ36をロッド31の
先端部に順次組み付ける。
【0052】ワッシャ36が正しく組み付けられている
 (すなわちワッシャ36の欠落がない;図3では“無
”で示す)ことが判断される (ステップ5) と、制
御装置14は、組立中の対象物品に対する組付部品点数
が所定値となったか否かを判断する (ステップ6) 
。ここでは、組付部品点数が所定値となっているので、
制御装置14は、良品移送指令S4 を発生して移送ロ
ボット24に与える。 移送ロボット24は、制御装置14から与えられた良品
移送指令S4 に応じ、組立スタンド22上から組立済
の対象物品を後続の装置に向けて移送する (ステップ
7) 。
【0053】移送ロボット24による組立スタンド22
上からの対象物品の移送ののち、制御装置14は、適宜
の入力源から組立終了指令が与えられているか否かを判
断する。制御装置14は、(i) 組立終了指令が与え
られていない場合、物品組立装置20の組立作業を当初
の撮像工程に復帰せしめ、また(ii)組立終了指令が
与えられている場合、物品組立装置20の組立作業を終
了せしめる (ステップ10) 。
【0054】上述の動作において、所定の部品 (たと
えばダイアフラム34) が正しく組み付けられていな
い場合 (すなわち所定の部品の欠落がある場合;図3
では“有”で示す) 、演算処理装置12の判定装置1
2C は、不良品(すなわち部品の欠落)が発生したこ
とを告知する旨の不良品発生信号S3 を表示装置13
および制御装置14に与える。表示装置13は、不良品
発生信号S3 に応じて不良品が発生した旨を表示する
 (ステップ8) 。制御装置14は、不良品発生信号
S3 に応じて組立スタンド22上から対象物品を排除
する旨の不良品排除指令S4*を発生して移送ロボット
24に与え、組立スタンド22上から組立中の対象物品
を排除せしめる (ステップ9)。
【0055】移送ロボット24による組立スタンド22
からの対象物品の排除ののち、制御装置14は、適宜の
入力源から組立終了指令が与えられているか否かを判断
する。 制御装置14は、(i) 組立終了指令が与えられてい
ない場合、物品組立装置20の組立作業を当初の撮像工
程に復帰せしめ、また(ii)組立終了指令が与えられ
ている場合、物品組立装置20の組立作業を終了せしめ
る (ステップ10) 。
【0056】(変形例)
【0057】なお、上述では、演算処理装置12から不
良品発生信号S3 が与えられないとき対象物品に部品
の欠落がない旨を表示装置13によって表示するよう説
明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、
演算処理装置12から不良品発生信号S3 が与えられ
ないとき表示装置13によって一切の表示をなさない場
合も包摂している。
【0058】また、上述では、表示装置13が包有され
ている場合を説明したが、本発明は、これに限定される
ものではなく、表示装置13を除去する場合も包摂して
いる。
【0059】
【発明の効果】上述より明らかなように、本発明にかか
る欠品検査装置は、[問題点の解決手段]の欄に明示し
たごとく、撮像装置によって対象物品を撮像して得た画
像信号を処理することにより対象物品の組立作業におけ
る部品の欠落を検査する欠品検査装置であって、特に、
(a) 撮像装置に接続されており、撮像装置から与え
られた対象物品の部品組付の前後における画像信号S1
,S2 をそれぞれ保持するための第1,第2の記憶装
置と、(b) 第1,第2の記憶装置に接続されており
、第1,第2の記憶装置から与えられた対象物品の画像
信号S1,S2 を互いに演算するための演算装置と、
(c) 演算装置に接続されており、演算装置による画
像信号S1,S2 の演算結果を判定して対象物品の組
立作業における部品の欠落を判断するための判定装置と
を備えているので、(i)  検査工程を簡素化できる
効果をなし、また(ii)  対象物品が変更されても
直ちに対処できる効果をなし、ひいては (iii)  検査時間ならびに検査準備時間を短縮で
きる効果を有し、結果的に (iv)  検査コストを大幅に削減できる効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる欠品検査装置の内部構造を示す
ための斜視図である。
【図2】図1に示した実施例の内部構造を詳細に示すた
めの構成図である。
【図3】図1に示した実施例の作用を示すためのフロー
チャートである。
【図4】本発明にかかる欠品検査装置の一実施例によっ
て検査される対象物品の一例を具体的に示すための断面
図である。
【図5A】本発明にかかる欠品検査装置の一実施例によ
って図4に示した対象物品の組立作業における部品の欠
落を検査する要領を説明するための斜視図である。
【図5B】本発明にかかる欠品検査装置の一実施例によ
って図4に示した対象物品の組立作業における部品の欠
落を検査する要領を説明するための斜視図である。
【図5C】本発明にかかる欠品検査装置の一実施例によ
って図4に示した対象物品の組立作業における部品の欠
落を検査する要領を説明するための斜視図である。
【符号の説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像装置によって対象物品を撮像して得た
    画像信号を処理することにより対象物品の組立作業にお
    ける部品の欠落を検査する欠品検査装置において、(a
    ) 撮像装置に接続されており、撮像装置から与えられ
    た対象物品の部品組付の前後における画像信号S1,S
    2 をそれぞれ保持するための第1,第2の記憶装置(
    12A1,12A2) と、(b) 第1,第2の記憶
    装置(12A1,12A2) に接続されており、第1
    ,第2の記憶装置(12A1,12A2) から与えら
    れた対象物品の画像信号S1,S2 を互いに演算する
    ための演算装置(12B) と、(c) 演算装置(1
    2B) に接続されており、演算装置(12B) によ
    る画像信号S1,S2 の演算結果を判定して対象物品
    の組立作業における部品の欠落を判断するための判定装
    置(12C) とを備えてなることを特徴とする欠品検
    査装置。
JP3142488A 1991-05-17 1991-05-17 欠品検査装置 Pending JPH04343048A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008507699A (ja) * 2004-07-21 2008-03-13 サイバーオプティクス コーポレーション 検査を向上させたピックアンドプレース機械

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JP2008507699A (ja) * 2004-07-21 2008-03-13 サイバーオプティクス コーポレーション 検査を向上させたピックアンドプレース機械

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