JPH04342511A - ゴキブリ誘引組成物 - Google Patents

ゴキブリ誘引組成物

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JPH04342511A
JPH04342511A JP3210544A JP21054491A JPH04342511A JP H04342511 A JPH04342511 A JP H04342511A JP 3210544 A JP3210544 A JP 3210544A JP 21054491 A JP21054491 A JP 21054491A JP H04342511 A JPH04342511 A JP H04342511A
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cockroach
acid
insect
attracting
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JP3210544A
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Isamu Nitta
勇 新田
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Earth Corp
Original Assignee
Earth Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゴキブリ類を誘引又は誘
引駆除する為の誘引組成物および誘引殺虫組成物に関す
る物である。
【0002】
【従来技術】従来から、ゴキブリ類のような害虫には、
その分泌物、ふんまたはその抽出物が同じ種類の仲間を
集合的に誘引することが知られている。そしてこのよう
な性質を利用してゴキブリ類を捕獲することが提案され
ている(例えば、特公昭40−18518号公報など)
【0003】一方、この他にも各種の誘引物質が提案さ
れている。たとえばミリスチン酸、パルミチン酸等の脂
肪酸のメチルまたはエチルエステル(特公昭44−20
号)、飽和または不飽和脂肪族アルコール(特公昭44
−11920号)、非還元性でんぷん加水分解物(特開
昭50−88235号)、シクロヘキシル基を有するカ
ルボン酸エステル(特開昭50−88234号)、芳香
を有する脂肪酸ケトン、脂肪酸アルコール、脂肪酸アル
デヒド、脂肪酸ラクトン、脂肪酸エステル(特開昭50
−49434号、同50−53540号)、アロエ植物
及びその抽出物(特開昭61−291505号)、ユー
カリ葉あるいはその抽出物、炭素数7個ないし9個のケ
トン(特開昭62−114904号)、バニリン、エチ
ルバニリン、イソバニリン、ピペロナール、ピペロナー
ルアセトン、2,6−ノナジエナール、2,6−ノナジ
エノール(特公昭54−11367号)、カキツバタ種
子油、アヤメ種子油、ノハナショウブ種子油、ダルマヒ
オウギ種子油(特開昭62−135403号)、松やに
類(特開昭50−125041号)、ゴマ油(特開昭5
3−91140号)、細菌菌体等きわめて多くの天然ま
たは合成の化合物がゴキブリ誘引物質として提案されて
いる。
【0004】また食物を利用するものとしては、ミルク
、チーズ、オキアミ粉、粉末昆虫飼料、フスマ、小麦粉
、木粉あるいはこれらの混合物(特開昭62−2789
30号)、ゼラチン、魚蛋白、カゼイン等の動物性蛋白
、動物肉、動物肉エキス等の動物質を酸、アルカリ、酵
素などで加水分解した抽出物とグルコース、フルクトー
スとの加熱反応生成物(特開昭57−95904号)、
大豆、とうもろこし、綿実、菜種、ゴマ等の穀類の脱脂
粕を酸分解後、濃縮、中和した組成物(特開昭53−1
5424号)、魚粉、小麦、大豆抽、粕米ぬか、飼料用
酵母ゴマ油粕の混合物(特開昭54−132237号)
、酒粕(特開昭53−113027号)等が提案されて
いる。
【0005】
【本発明が解決しようとする問題点】しかしこれらの物
質はその誘引効果が弱かったり、あるいは製造が困難で
かつ高価であったり、いずれも実用に適した物ではなか
った。そして、これらの物質の多くは変質しやすく、そ
の効果も一部のゴキブリ類だけに有効であるにすぎず、
十分に満足し得るものがなかった。
【0006】そこで本発明者は、前記従来の課題を解決
することを目的として鋭意研究をした結果、ゴキブリ飼
育容器中にあるゴキブリ昆虫試料、つまり卵鞘及び/又
は虫体の全体及び/又はその一部、虫体の死骸、脱皮ガ
ラ、排摂物および卵鞘ガラ等を配合することで、従来の
ゴキブリ誘引剤に比して、はるかに高い誘引効果を示す
事を発見して本発明を完成するに至った。
【0007】
【問題点を解決するための手段】本発明は、ゴキブリ昆
虫試料を含有することからなるゴキブリ誘引組成物およ
び誘引殺虫組成物に係る。
【0008】本発明におけるゴキブリ昆虫試料は、各種
ゴキブリを飼育していく途中に得られ、そのゴキブリ昆
虫試料を得るゴキブリの種類は限定されない。例えばワ
モンゴキブリ、クロゴキブリ、ヤマトゴキブリ、チャバ
ネゴキブリ、ヒメチャバネゴキブリ、コワモンゴキブリ
、トビイロゴキブリ、キョウトゴキブリ、イエゴキブリ
、オガサワラゴキブリ、ネウスヒラタゴキブリ、サツマ
ゴキブリ、ハイイロゴキブリ、及びチャオビゴキブリ等
が挙げられる。特にこれらのゴキブリのうち、容易に飼
育ができるチャバネゴキブリ、クロゴキブリ及びワモン
ゴキブリ等が好ましい。そして、ゴキブリ昆虫試料とし
てこれらのゴキブリより少なくとも一種を選択して、該
ゴキブリの卵鞘及び/又は虫体の全体及び/又はその一
部、虫体の死骸、脱皮ガラ、排摂物および卵鞘ガラ等を
粉砕・乾燥すれば良い。また、複数種のゴキブリから得
られる昆虫試料粉砕物、例えばクロゴキブリ又はチャバ
ネゴキブリの粉砕物を適宜混合する事で、より高い誘引
効果が見られる。前記ゴキブリ昆虫試料の粉粋において
は、各々別々に粉粋する事で、昆虫試料中の混合比が明
確となり、使用場所に合致した誘引剤を調製しやすく有
利であり、更に、ゴキブリ昆虫試料粉砕物の粒形を均一
にそろえ得るので、製剤化に有利である。又乾燥におい
ても、各々のゴキブリ類から得られる昆虫試料原料の水
分含量が異なる為、乾燥状態の均一化を図る上で有利で
ある。これらのゴキブリ昆虫試料を配合する事から、ゴ
キブリ誘引物質は調製できる。
【0009】本発明のゴキブリ誘引物質には、犬猫忌避
剤、鳥の忌避剤、蛇の忌避剤、効力増強剤、殺虫剤、昆
虫成長制御物質、殺菌剤、摂餌物質、誘引剤、防黴剤、
酸化防止剤、着香料、着色料、誤食防止剤等の少なくと
も1種を配合することができる。
【0010】効力増強剤としてはN−(2−エチルヘキ
シル)−ジシクロ−〔2,2,1〕−5−ヘプテン−2
,3−ジカルボキシイミド、6−(プロピルピペロニル
)−ブチルカルビチルエーテル等を、酸化防止剤として
はブチルヒドロキシアニソール、ジブチルヒドロキシ卜
ルエン、酢酸トコフェロール、γ−オリザノール等を、
殺虫剤としてはジクロルボス、フェニ卜ロチオン、トリ
クロルホン、ピリダフェンチオン、ダイアジノン、フェ
ンチオン、プロチオホス等の有機リン系殺虫剤;セビン
、プロポクサーなどのカルバメート系殺虫剤;レスメト
リン、d−T80−フタルスリン、シフェノトリン、シ
ペルメトリン、フェンバレレート、エトフェンプロック
ス、プラレスリン、フェンフルスリン、ベンフルスリン
、テフルスリンなどのピレスロイド系殺虫剤;オキサジ
アゾール系殺虫剤のメトキサジアゾン、アミジノヒドラ
ゾン系殺虫剤の具体例としては、たとえばテトラヒドロ
−5,5−ジメチル−2(IH)−ピリミジノイン{3
−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1−{2
−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エテニル}
−2−プロペニリデン}ヒドラゾン(以下、アムドロと
いう)、そしてホウ酸、ホウ酸塩などがあげられる。
【0011】前記昆虫成長制御物質としてはメトプレン
、ジフルベンズロン、ピリプロキシフェンを、前記殺菌
剤としてはサリチル酸、p−クロロ−m−キシレノール
、2−(4’−チアゾイル)ベンズイミダゾール等を、
前記防黴剤としてはα−ブロモシンナミックアルデヒド
、N−ジメチル−N−フェニル−N’−(フルオロジク
ロロメチル)チオスルファミド、ソルビン酸およびその
塩、デヒドロ酢酸およびその塩、プロピオン酸およびそ
の塩及びパラオキシ安息香酸エステル類などがあげられ
る。
【0012】前記摂餌物質としては、たとえばミルク、
チーズ、オキアミ粉、昆虫飼料、フスマ、小麦粉、木粉
、大豆、綿実、菜種、ゴマ、穀類の脱脂粕を酸分解後濃
縮中和した組成物、魚粉、大豆抽粕、米ぬか、飼料用酵
母、ゴマ油粕、酒粕、米糠、とうもろこし粉、粟、ヒエ
、ポテトスターチ、コーンスターチ、グラニュー糖、麦
芽糖、アラビノース、ガラクトース、ラクトース、ソル
ビトール、廃糖蜜、蜂蜜、グリセリン、ジャガイモ、タ
マネギ、オカラ、バナナ、馬肉、ビール、食パン及びゴ
マ油などがあげられる。
【0013】前記誘引剤としては、たとえば脂肪酸のメ
チルまたはエチルエステル、飽和または不飽和脂肪族ア
ルコール、非還元性でんぷん加水分解物、シクロヘキシ
ル基を有するカルボン酸エステル、芳香を有する脂肪酸
ケトン、アルコール、アルデヒド、ラクトン、エステル
、アロエ植物及びその抽出物、ユーカリ葉あるいはその
抽出物、炭素数7個ないし9個のケトン、バニリン、エ
チルバニリン、イソバニリン、ピペロナール、ピペロナ
ールアセトン、2,6−ノナジエナール、2,6−ノナ
ジエノール、カキツバタ種子油、アヤメ種子油、ノハナ
ショウブ種子油、ダルマヒオウギ種子油、松やに類、パ
ルミチン酸、ステアリン酸、ミリスチン酸、カブリル酸
、カプロン酸、カプリン酸、ラウリル酸、オレイン酸、
オクチルアルコール、ドデシルアルコール、オレインア
ルコール、オニオンフレーバー、ミルクフレーバー、バ
ターフレーバー、ストロベリーフレーバー及びコーヒー
フレーバーなどをがあげられる。そして、ゴキブリ誘引
剤組成物中の有効成分量は使用方法及び/又は適用場所
等に応じて適宜に決定すればよい。
【0014】前記酸化防止剤としては、たとえば2,6
−t−ブチル−4−メチルフェノール(以下、BHTと
いう)、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−t
−ブチル)フェノールなどを、前記誤食防止剤としては
、たとえばトウガラシ粉、トウガラシエッセンス、シュ
クロースアセテート、安息香酸デナトリウムなどを、そ
して、前記着色剤としては、たとえば赤色2号、赤色3
号、赤色102号、赤色201号、黄色4号、黄色5号
、青色1号、青色2号、カーボンブラックなどがあげら
れる。
【0015】かくして調製される各種形態を有する本発
明ゴキブリ誘引物質は、その使用に当り害虫防除効果を
要求される害虫の侵入区域例えば農作物栽培畑、果樹園
糖、一般家庭、穀物倉庫、食堂の暖房、家具、押入れ、
玄関、洗面所等に、載置、撤布等により適用でき、更に
前記従来技術に記載した各種の誘引物質を添加すること
もできる。
【0016】ゴキブリ誘引組成物及び誘引殺虫組成物の
ゴキブリ昆虫試料分量としては限定的ではないが、粉剤
等の固剤の形態とする場合0.001〜70.0重量%
好ましくは0.01〜50.0重量%含有させればよく
、その適用量としては、例えば載置使用の場合、全ゴキ
ブリ誘引剤組成物中のゴキブリ昆虫試料分量が0.01
〜10.0重量%となるのが適当である。
【0017】本発明はまた、上記のゴキブリ誘引物質を
保持されてなる有害生物用活性材をも提供するものであ
る。該有害生物用活性材は、その基材の特性を利用して
有害生物用活性を有するシート状基材や家具部材等とし
て用いられる。ここで基材としては、例えばポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリ塩化ビニル、ポリ
塩化ビニリデン、ポリエステル等の合成樹脂シート、動
植繊維又は無機質繊維体シート(紙、布、不織布、皮革
等)、之等合成樹脂と無機質繊維または粉体との混合シ
ートまたは混紡布、上記合成樹脂と動植物繊維との混紡
布または不織布、アルミニウム、ステンレス、亜鉛等の
金属の箔乃至フィルム及び上記各種シートの積層シー卜
を例示できる。更に上記基材としては、これを家具部材
とする天然木材例えばキリ、ペンシルシダ、クス等やプ
ラスチック例えば塩化ビニル樹脂、塩素化ポリエチレン
、ポリエチレン、ポリプロピレン等の成型物をも有効に
利用できる。
【0018】之等基材へのゴキブリ昆虫試料の保持手段
は、特に制限はなく、例えば混練等により保持させて、
該基材に保持された形態で目的とする箇所に載置したり
張り合せることにより利用することもできる。そして、
保持量も特に制限はなく、適宜に決定できるが、基材等
の飽和含浸量のほぼ1倍量までを保持させればよい。
【0019】本発明のゴキブリ誘引組成物は、各種のゴ
キブリに対して適用でき有効であるが、ゴキブリの具体
例としてはクロゴキブリ、チャバネゴキブリ、ワモンゴ
キブリ、ヤマトゴキブリ、トビイロゴキブリがあげられ
る。
【0020】
【作用】本発明のゴキブリ誘引組成物を、そのまま或い
は様々な害虫防除剤または害虫防除材に配合することに
より誘引性の高い優れた誘引剤を得ることができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の例を挙げて詳細に説明するが
、本発明はこれらにより限定される物ではない。また次
の通りに昆虫試料を調製する。
【0022】昆虫試料の調製:クロゴキブリ、ワモンゴ
キブリ、及びチャバネゴキブリを各々適飼育条件にて飼
育して、産出して来る廃棄物を、各々別々に乾燥し、ブ
レンダーミルを用いて粉砕する。そして各々の粉砕物を
クロゴキブリ、ワモンゴキブリ、チャバネゴキブリの混
合比を6:3:1に混合し、昆虫試料とした。
【0023】例1  (誘引殺虫剤) フェニトロチオン0.01重量部、無水ケイ酸8.5重
量部、ゴマ油5重量部、デヒドロ酢酸ナ卜リウム0.0
05重量部、昆虫試料20重量部、トウガラシエキス0
.5重量部、デキストリン65.985重量部を混合し
、200kg/cm2の圧力をかけて、直径20mm、
高さ6mmの錠剤を成形して誘引殺虫剤が得られる。
【0024】例2  (誘引殺虫剤) ホウ酸15重量部、白糖15重量部、デンプン50重量
部、ケイ酸アルミニウム4重量部、トウガラシエキス0
.5重量部、カーボンブラック0.2重量部、昆虫試料
15重量部を混合し、200kg/cm2の圧力をかけ
て、直径20mmの錠剤を成形して誘引殺虫剤が得られ
る。
【0025】例3  (誘引剤) 魚粉末30重量部、デンプン44重量部、昆虫試料2重
量部、グリセリン13重量部、ソルビン酸1.5重量部
を混合し、水を加えて練合した上、造粒機(菊水製作所
)にて粒剤を調製した。更に約110℃で1時間乾燥さ
せた後、不織布袋に約1gを詰め、ゴキブリ誘引剤(本
発明1)を調製した。また、同様に小麦50重量部、コ
ーンスターチ30重量部、昆虫試料8.5重量部、ソル
ビン酸カリウム1.5重量部を練合造粒乾燥し、不織布
袋に約1gを詰め、ゴキブリ誘引剤(本発明1)を調製
した。そして比較1は前記ゴキブリ誘引剤(本発明1)
の昆虫試料を昆虫飼料に換えて同様の調製法にて作成し
た。
【0026】(誘引試験) 直径1mlの円型プラスチック性のバット(1)に逃亡
防止用薬剤を処理した上、第1図に示される様にシェル
ター(2)を設置した。試験容器中に、供試虫(チャバ
ネゴキブリ又はクロゴキブリ)を10頭入れ、28℃で
一昼夜放置し慣化する。そして粘着式捕獲器(3)及び
(4)を設置し、一方に本発明1または2、他方に比較
1を設置し、24時間後の捕獲数を数えた。そして、こ
の試験は本発明品を(3)の位置に5回、(4)の位置
に5回設置し、その総数(全数、雄数、雌数)を比較品
に対する捕獲比で求め、表1に記載した。また、その他
のゴキブリ昆虫試料を同様に試験した結果、ほぼ同等の
誘引効果が得られる。
【0027】
【表1】
【0028】
【発明の効果】本発明のゴキブリ誘引剤は優れた誘引効
果を示すことから、毒餌剤、捕獲器等種々の用とに利用
することができる。
【0029】
【図面の簡単な説明】
【図1】例3のゴキブリ誘引効果を調べる試験において
用いた装置の平面図
【符号の説明】
1,バット 2,シェルター 3,4,粘着式捕獲器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】  ゴキブリ昆虫試料を含有することから
    なるゴキブリ誘引組成物 【請求項2】  請求項1記載のゴキブリ昆虫試料が、
    ゴキブリの卵鞘及び/又は虫体の全体及び/又はその一
    部、虫体の死骸、脱皮ガラ、排摂物および卵鞘ガラから
    選ばれる少なくとも1種を含有するゴキブリ誘引組成物
    【請求項3】  請求項2記載のゴキブリがワモンゴキ
    ブリ、クロゴキブリ、ヤマトゴキブリ、チャバネゴキブ
    リ及びコワモンゴキブリから選ばれる少なくとも1種を
    含有するゴキブリ誘引組成物。 【請求項4】  請求項1,2および3記載のゴキブリ
    誘引組成物がゴキブリ昆虫試料および摂餌物質、誘引剤
    、昆虫フェロモン、及び防黴剤から選ばれる少なくとも
    1種を含有するゴキブリ誘引組成物 【請求項5】  請求項4記載の摂餌物質がミルク、チ
    ーズ、オキアミ粉、昆虫飼料、フスマ、小麦粉、木粉、
    大豆、綿実、菜種、ゴマ、穀類の脱脂粕を酸分解後濃縮
    中和した組成物、魚粉、大豆抽粕、米ぬか、飼料用酵母
    、ゴマ油粕、酒粕、米糠、とうもろこし粉、粟、ヒエ、
    ポテトスターチ、コーンスターチ、グラニュー糖、麦芽
    糖、アラビノース、ガラクトース、ラクトース、ソルビ
    トール、廃糖蜜、蜂蜜、グリセリン、ジャガイモ、タマ
    ネギ、オカラ、バナナ、馬肉、ビール、食パン及びゴマ
    油から選ばれる少なくとも1種を含有するゴキブリ誘引
    組成物 【請求項6】  請求項4記載の誘引剤が脂肪酸のメチ
    ルまたはエチルエステル、飽和または不飽和脂肪族アル
    コール、非還元性でんぷん加水分解物、シクロヘキシル
    基を有するカルボン酸エステル、芳香を有する脂肪酸ケ
    トン、アルコール、アルデヒド、ラクトン及びエステル
    、アロエ植物及びその抽出物、ユーカリ葉あるいはその
    抽出物、炭素数7個ないし9個のケトン、バニリン、エ
    チルバニリン、イソバニリン、ピペロナール、ピペロナ
    ールアセトン、2,6−ノナジエナール、2,6−ノナ
    ジエノール、カキツバタ種子油、アヤメ種子油、ノハナ
    ショウブ種子油、ダルマヒオウギ種子油、松やに類、パ
    ルミチン酸、ステアリン酸、ミリスチン酸、カブリル酸
    、カプロン酸、カプリン酸、ラウリル酸、オレイン酸、
    オクチルアルコール、ドデシルアルコール、オレインア
    ルコール、オニオンフレーバー、ミルクフレーバー、バ
    ターフレーバー、ストロベリーフレーバー及びコーヒー
    フレーバーから選ばれる少なくとも1種を含有するゴキ
    ブリ誘引組成物 【請求項7】  請求項4記載の昆虫フェロモンがピペ
    ラノンA、ピペラノンBおよびそれらの誘導体及び3,
    11−ジメチル−2−ノナカサモンから選ばれる少なく
    とも1種を含有するゴキブリ誘引組成物 【請求項8】  請求項4記載の防黴剤としてはα−ブ
    ロモシンナミックアルデヒド、N=ジメチル−N−フェ
    ニル−N’−(フルオロジクロロメチル)チオスルファ
    ミド、ソルビン酸およびその塩、デヒドロ酢酸およびそ
    の塩、プロピオン酸およびその塩及びパラオキシ安息香
    酸エステルから選ばれる少なくとも1種を含有するゴキ
    ブリ誘引組成物 【請求項9】  ゴキブリ昆虫試料及び、殺虫剤及び/
    又は昆虫成長制御物質を含有することからなる誘引殺虫
    組成物 【請求項10】  請求項9記載のゴキブリ昆虫試料が
    、ゴキブリの卵鞘及び/又は虫体の全体及び/又はその
    一部、虫体の死骸、脱皮ガラ、排摂物および卵鞘ガラか
    ら選ばれる少なくとも1種を含有する誘引殺虫組成物【
    請求項11】  請求項10記載のゴキブリがワモンゴ
    キプリ、クロゴキブリ、ヤマトゴキブリ、チャバネゴキ
    ブリ及びコワモンゴキブリから選ばれる少なくとも1種
    を含有する誘引殺虫組成物。 【請求項12】  請求項9,10および11記載の誘
    引殺虫組成物がピレスロイド系殺虫剤を有する場合に、
    効力増強剤を含有することからなる誘引殺虫組成物【請
    求項13】  請求項9,10,11および12記載の
    誘引殺虫組成物がゴキブリ昆虫試料および摂餌物質、誘
    引剤、昆虫フェロモン、及び防黴剤から選ばれる少なく
    とも1種を含有する誘引殺虫組成物 【請求項14】  請求項13記載の摂餌物質がミルク
    、チーズ、オキアミ粉、昆虫飼料、フスマ、小麦粉、木
    粉、大豆、綿実、菜種、ゴマ、穀類の脱脂粕を酸分解後
    濃縮中和した組成物、魚粉、大豆抽粕、米ぬか、飼料用
    酵母、ゴマ油粕、酒粕、米糠、とうもろこし粉、粟、ヒ
    エ、ポテトスターチ、コーンスターチ、グラニュー糖、
    麦芽糖、アラビノース、ガラクトース、ラクトース、ソ
    ルビトール、廃糖蜜、蜂蜜、グリセリン、ジャガイモ、
    タマネギ、オカラ、バナナ、馬肉、ビール、食パン及び
    ゴマ油から選ばれる少なくとも1種を含有する誘引殺虫
    組成物 【請求項15】  請求項13記載の誘引剤が脂肪酸の
    メチルまたはエチルエステル、飽和または不飽和脂肪族
    アルコール、非還元性でんぷん加水分解物、シクロヘキ
    シル基を有するカルボン酸エステル、芳香を有する脂肪
    酸ケトン、アルコール、アルデヒド、ラクトン及びエス
    テル、アロエ植物及びその抽出物、ユーカリ葉あるいは
    その抽出物、炭素数7個ないし9個のケトン、バニリン
    、エチルバニリン、イソバニリン、ピペロナール、ピペ
    ロナールアセトン、2,6−ノナジエナール、2,6−
    ノナジエノール、カキツバタ種子油、アヤメ種子油、ノ
    ハナショウブ種子油、ダルマヒオウギ種子油、松やに類
    、パルミチン酸、ステアリン酸、ミリスチン酸、カブリ
    ル酸、カプロン酸、カプリン酸、ラウリル酸、オレイン
    酸、オクチルアルコール、ドデシルアルコール、オレイ
    ンアルコール、オニオンフレーバー、ミルクフレーバー
    、バターフレーバー、ストロベリーフレーバー及びコー
    ヒーフレーバーから選ばれる少なくとも1種を含有する
    誘引殺虫組成物 【請求項16】  請求項13記載の昆虫フェロモンが
    ピペラノンA、ピぺラノンBおよびそれらの誘導体及び
    3,11−ジメチル−2−ノナカサモンから選ばれる少
    なくとも1種を含有する誘引殺虫組成物【請求項17】
      請求項13記載の防黴剤としてはα−ブロモシンナ
    ミックアルデヒド、N−ジメチル−N−フェニル−N’
    −(フルオロジクロロメチル)チオスルファミド、ソル
    ビン酸およびその塩、デヒドロ酢酸およびその塩、プロ
    ピオン酸およびその塩及びパラオキシ安息香酸エステル
    から選ばれる少なくとも1種を含有する誘引殺虫組成物 【請求項18】  請求項9記載の殺虫剤がジクロルボ
    ス、フェニトロチオン、トリクロルホン、ピリダフェン
    チオン、ダイアジノン、フェンチオン、プロチオホス、
    セビン、プロポクサー、アレスリン、レスメトリン、d
    −T80−フタルスリン、シフェノトリン、シペルメト
    リン、フェンバレレート、エトフェンプロックス、d,
    d,T80−プラレトリン、フェンフルスリン、テフル
    スリン、ベンフルスリン、メトキサジアゾン、テトラヒ
    ドロ−5,5−ジメチル−2(IH)−ピリミジノイン
    {3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1−
    {2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エテニ
    ル}−2−プロペニリデン}ヒドラゾン、ホウ酸、ホウ
    酸塩から選ばれる少なくとも1種を含有する誘引殺虫組
    成物 【請求項19】  請求項9記載の昆虫成長制御物質が
    メトプレン、ジフルベンズロン、ピリプロキシフェンか
    ら選ばれる少なくとも1種を含有する誘引殺虫組成物【
    請求項20】  請求項12記載の効力増強剤がN−(
    2−エチルヘキシル)−ビシクロー〔2,2,1〕−5
    −ヘプテン−2,3−ジカルボキシイミド、6−(プロ
    ピルピペロニル)−ブチルカルビチルエーテルから選ば
    れる少なくとも1種を含有する誘引殺虫組成物【請求項
    21】  請求項1,2,3,4,5,6,7及び8記
    載のゴキブリ誘引組成物を用いたゴキブリ捕獲器
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