JPH04342199A - 着脱機構 - Google Patents

着脱機構

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Publication number
JPH04342199A
JPH04342199A JP3141183A JP14118391A JPH04342199A JP H04342199 A JPH04342199 A JP H04342199A JP 3141183 A JP3141183 A JP 3141183A JP 14118391 A JP14118391 A JP 14118391A JP H04342199 A JPH04342199 A JP H04342199A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
tapered surface
tool holder
ring
recess
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3141183A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Tanaka
悟 田中
Masashi Ichimura
市村 正志
Masaru Tada
優 多田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Tohoku Seiki Ind Ltd
Original Assignee
Sony Corp
Tohoku Seiki Ind Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Sony Corp, Tohoku Seiki Ind Ltd filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH04342199A publication Critical patent/JPH04342199A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電子部品装着機
において、部品を保持する被結合部材としてのツールを
結合部材としてのツールホルダに着脱する着脱機構に関
する。
【0002】
【従来の技術】電子部品装着機には図17に示すように
XYロボット50の可動部51にヘッド部52が取り付
けられている。ヘッド部52には図18に示すように円
筒状のツールホルダ53が設けられており、ツールホル
ダ53には電子部品54を吸着またはメカニカルに保持
するツール55が着脱可能に装着されている。ツール5
5は保持する電子部品の種類によってその形状、大きさ
が異なるため、それぞれに対応したものが必要となり、
電子部品に合わせてツール55を交換している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最近、電子部品装着機
により基板などに装着する電子部品の種類数は増大して
おり、多品種の電子部品に対応するためにはツール55
をツールホルダ53に容易に、確実に高精度で着脱する
必要がある。
【0004】しかしながら従来のこの種の着脱機構は、
構造が簡単なものでは結合時にガダがあったり、結合時
にガタのないものでは構造が複雑となるなどの問題があ
った。
【0005】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たもので、簡単な構造で位置決め精度よく容易に部材の
着脱を行なうことのできる着脱機構を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の着脱機構は、結
合部材と被結合部材とのいずれか一方の端部に形成され
た円柱状の凸部を、他方の端部に形成された円筒状の凹
部に対して嵌合、離脱することにより着脱を行なう着脱
機構において、凹部の内外周を貫通して保持された複数
個の球体と、凹部の外周に軸方向に摺動自在に装着され
、一端の内周に球体に当接し端面に向って拡径する第1
のテーパ面が形成された環状部材と、凸部の外周に形成
され第1のテーパ面と逆方向に傾斜して球体に当接する
第2のテーパ面と、環状部材を軸方向に押圧して球体を
第2のテーパ面に押圧付勢する付勢手段とを具備したこ
とを特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成の着脱機構においては、環状部材を軸
方向に移動することにより球体を第1のテーパ面の拡径
部に位置させることができ、凸部を凹部内に嵌合するこ
とができる。嵌合後は付勢手段により環状部材が原位置
に移動し、第1のテーパ面を介して球体を凸部外周の第
2のテーパ面に転動させながら当接する。この結果凸部
を凹部端面に密着当接させ位置決めすることができる。 また環状部材を軸方向に移動することにより、同様に凹
部から凸部を容易に離脱させることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の着脱機構の実施例を図面を参
照して説明する。
【0009】図1乃至図4に本発明の第1の実施例を示
す。図1は結合部材としてのツールホルダ1と被結合部
材としてのツール2とが分離された状態を示し、図2は
ツールホルダ1とツール2とが結合された状態を示す。 また図3は図2の縦断面図、図4は図3のA−A線断面
図である。
【0010】円柱状のツールホルダ1の下端は円筒状と
なっており、凹部1aが形成されている。凹部1aには
内外周を貫通して2つの直径上に4個の孔1bが形成さ
れており、孔1bにはそれぞれボール(球体)3が回転
自在に保持されている。また孔部1bの内周側の直径は
ボール3の直径よりわずかに小さくなっており、ボール
3の凹部1a内への脱落を防止している。
【0011】ツールホルダ1の外周には環状部材である
リング4が同心上に軸方向に摺動自在に装着されており
、リング4の上端とツールホルダ1の外周に固定された
係止リング5との間には付勢手段であるコイルスプリン
グ6が巻装されている。そしてリング4を矢印B方向に
押圧付勢している。またリング4の下端内周には下端に
向って拡径する第1のテーパ面4aが形成されており、
第1のテーパ面4aにボール3が当接している。第1の
テーパ面4aにはリング4の上昇端においてもボール3
が係止されて、ボール3の外側への脱落を防止している
【0012】ツール2は、外周がツールホルダ1の凹部
1aの内周とほぼ等しい円柱状の凸部7と、凸部7の下
端面に同心上に一体に形成された鍔部8と、鍔部8の中
心の下方に突出して設けられた吸着部9とからなってい
る。また凸部7の外周には直径上に下方に向って縮径す
る平面状の一対の第2のテーパ面7aが形成されている
。そしてツール2の凸部7をツールホルダ1の凹部1a
内に挿入したとき、ボール3が第2のテーパ面7aに当
接し、リング4の第1のテーパ面4aとの間に挟持され
るようになっている。なお、第1のテーパ面4aのテー
パ角度は第2のテーパ面7aのテーパ角度より小さくな
っている。
【0013】次に上記のように構成された第1の実施例
の作用を図5,6を参照して説明する。ツール2をツー
ルホルダ1に結合するときは、先ず図5(a)に示すよ
うに、コイルスプリング6の付勢力に抗してリング4を
矢印Cで示す方向に上昇させる。次に(b)に示すよう
にツール2の凸部7をツールホルダ1の凹部1a内に挿
入する。このときボール3は凸部7の外周に押されて、
リング4の下端の拡径部に当接する。次に(c)に示す
ように、リング4をコイルスプリング6の付勢力により
矢印Dで示す方向に下降させる。
【0014】このときボール3はリング4の第1のテー
パ面4aに当接し、矢印Eで示す方向に回転してツール
2を矢印Cで示す方向に押し上げる。この結果ツール2
の鍔部8がツールホルダ1の下端面に当接し、ツール2
の凸部7の外周とツールホルダ1の凹部1a内周とが嵌
合当接することとともに、ツール2のツールホルダ1に
対する図2に示すX,Y,Z方向の位置決めがなされる
。また、ツール2の凸部7の外周の対向する位置に形成
された1対の第2のテーパ面7aが平面状であり、第2
のテーパ面7aにそれぞれ2個のボール3が当接してい
るため、図2に示すθ方向に対しても位置決めがなされ
る。
【0015】また、ツール2をツールホルダ1から分離
するときは、まず図6(a)に示す結合状態から(b)
に示すようにリング4を矢印Cで示す方向に上昇させる
。この結果ボール3はリング4の第1のテーパ面4aの
下端拡径部に対向するため、凹部1aの外周側に退避可
能となる。したがって(c)に示すように、ツール2を
ツールホルダ1の凹部1aから分離することができる。 本実施例によれば、簡単な構造で安価な着脱機構により
、ツール2をツールホルダ1に対して容易に着脱するこ
とができる。また、結合時のガタをなくして高精度の位
置決めが可能となる。しかも着脱時の両部材1,2の接
触がころがり接触であるので、耐久性が向上する。
【0016】上記実施例ではツール2の凸部7の外周に
、直径上に対向して1対の第2のテーパ面7aを平面状
に形成した場合について説明したが、図7乃至図10に
示すように第2のテーパ面7aを下方に向って縮径する
円錐状としてもよい。この場合はツール2がツールホル
ダ1に対してXYZ方向は位置決め固定されるが、θ方
向は固定されず回転自在となる。
【0017】図11乃至図14に本発明の第2の実施例
を示す。本実施例はツールホルダ11の下端にほぼ円柱
状の凸部11aを設け、ほぼ円柱状のツール12の上部
に同心上に円筒状の凹部12aを形成したものである。 ツールホルダ11の凸部11aの外周には直径上に対向
して軸方向に平行な平面状の切欠部11bが形成されて
おり、切欠部11bの下端は端面に向って拡径する第2
のテーパ面11cとなっている。
【0018】一方、ツール12の上部外周の縮径部12
bには、内外周を貫通して2つの直径上に4個の孔12
cが形成されており、孔12cにはそれぞれボール13
が回転自在に保持されている。そしてツール12の凹部
12a内にツールホルダ11の凸部11aを挿入嵌合し
たときに、ボール13がツールホルダ11の切欠部11
bに当接するようになっている。またツール12の縮径
部12bの外周にはリング14が同心上に軸方向に摺動
自在に装着されている。さらにリング14の下端面と縮
径部12bの下端の段差部12dとの間には、第1のコ
イルスプリング15が巻装されている。また、ツール1
2の上端面には鍔部12dが同心上に一体に形成されて
おり、リング14の上昇端の位置が規制されている。そ
してリング14の上端面には下方に向って縮径する第1
のテーパ面14aが形成されている。
【0019】ツール12の凹部12a内にはほぼ円筒状
の係止部材16が軸方向に摺動自在に装着されており、
係止部材16の下端面には外周側に突出する突起部16
aが設けられいる。また凹部12aの内周には段差部1
2eが形成されており、突起部16aが段差部12eに
係合することにより係止部材16の上昇端が規制される
。そして係止部材16の上昇端においてその外周がボー
ル13に当接するようになっている。また係止部材16
の内側上面とツール12の凹部12aの底面との間には
、第2のコイルスプリング17が装着されている。
【0020】次に上記のように構成された第2の実施例
の作用を図15,16を参照して説明する。ツールホル
ダ11とが分離された状態では、図(a)に示すように
、係止部材16はコイルスプリング17の付勢力で上昇
し、係止部材16の突起部16aがツール12の内周の
段差部12eに当接している。この状態ではボール13
は係止部材16の外周に当接している。
【0021】ツール12をツールホルダ11に結合する
ときは、(b)に示すようにリング14を固定した状態
でツールホルダ11の凸部11aをツール12の凹部1
2a内に挿入する。この結果係止部材16が押し下げら
れ、ボール13は第1のコイルスプリング15により上
方に付勢されたリング14の第1のテーパ面14aに沿
って内側に押し込まれる。そして(c)に示すようにボ
ール13はリング14の内周とツールホルダ11の下端
外周の第2のテーパ面11cとの間に挟持される。この
状態で第1,第2のコイルスプリング15,17の付勢
力により、ツール12はツールホルダ11に対して位置
決め結合される。
【0022】また、ツール12をツールホルダ11から
分離するときは、図6(a)に示す結合状態から(b)
に示すように、リング14を固定しツールホルダ11を
引き上げると、ボール13を介してツール12も一体に
引き上げられる。この結果ボール13はリング14の第
1のテーパ面14aに沿って外側に押し出され、ツール
ホルダ11の下端の第2のテーパ面11cから離脱する
。そして(c)に示すようにツールホルダ11とツール
12とが分離する。このときボール13は第1のコイル
スプリング15によって上方に押し上げられたリング1
4の第1テーパ面14aによって保持される。
【0023】本実施例によれば、ツールホルダ11を上
下に駆動させる機構を有していれば、リング14を固定
してツールホルダ11を上下させるだけでツール12と
ツールホルダ11との結合分離を容易に行なうことがで
きる。なお、図13に示すようにツール12はツールホ
ルダ11に対してX,Y,θ方向の位置は固定されるが
、Z方向には相対的に移動可能であるので、結合、分離
動作時に距離dの逃げの機能を持たせることができる。
【0024】なお、上記各実施例は電子部品装着機のツ
ールホルダとツールとの着脱機構について説明したが、
他の結合部材と被結合部材との着脱機構に応用しても同
様の効果が得られる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の着脱機構
によれば、結合部材と被結合部材とを球体を介してテー
パ面を有する環状部材で連結するようにしたので、簡単
で安価な着脱機構により、両部材の着脱を高い位置決め
精度で容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の着脱機構の第1の実施例の分離時の構
成を示す斜視図
【図2】図1の結合時の構成を示す斜視図
【図3】図2
の縦断面図
【図4】図3のA−A線断面図
【図5】図1に示す第1の実施例の連結動作を示す説明
【図6】図1に示す第1の実施例の分離動作を示す説明
【図7】図1に示す第1の実施例の変形例の分離時の構
成を示す斜視図
【図8】図7の結合時の構成を示す斜視図
【図9】図8
の縦断面図
【図10】図9のF−F線断面図
【図11】本発明の着脱機構の第2の実施例の分離時の
構成を示す縦断面図
【図12】図11のツールホルダの構成を示す斜視図

図13】図11の結合時の構成を示す縦断面図
【図14
】図13のG−G線断面図
【図15】図11に示す第2の実施例の連結動作を示す
説明図
【図16】図11に示す第2の実施例の分離動作を示す
説明図
【図17】電子部品装着機の着脱機構の従来の一例の構
成を示す概略斜視図
【図18】図17のヘッド部の構成を示す斜視図
【符号の説明】
1,11  ツールホルダ(結合部材)1a,12a 
 凹部 2,12  ツール(被結合部材) 3,13  ボール(球体) 4,14  リング(環状部材) 4a,14a  第1のテーパ面 6,15  コイルスプリング(付勢手段)7,11a
  凸部 7a,11c  第2のテーパ面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  結合部材と被結合部材とのいずれか一
    方の端部に形成された円柱状の凸部を、他方の端部に形
    成された円筒状の凹部に対して嵌合、離脱することによ
    り着脱を行なう着脱機構において、前記凹部の内外周を
    貫通して保持された複数個の球体と、前記凹部の外周に
    軸方向に摺動自在に装着され、一端の内周に前記球体に
    当接し端面に向って拡径する第1のテーパ面が形成され
    た環状部材と、前記凸部の外周に形成され前記第1のテ
    ーパ面と逆方向に傾斜して前記球体に当接する第2のテ
    ーパ面と、前記環状部材を軸方向に押圧して前記球体を
    前記第2のテーパ面に押圧付勢する付勢手段とを具備し
    たことを特徴とする着脱機構。
JP3141183A 1991-05-17 1991-05-17 着脱機構 Withdrawn JPH04342199A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3141183A JPH04342199A (ja) 1991-05-17 1991-05-17 着脱機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3141183A JPH04342199A (ja) 1991-05-17 1991-05-17 着脱機構

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Publication Number Publication Date
JPH04342199A true JPH04342199A (ja) 1992-11-27

Family

ID=15286086

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3141183A Withdrawn JPH04342199A (ja) 1991-05-17 1991-05-17 着脱機構

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JP (1) JPH04342199A (ja)

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980806