JPH04342136A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Publication number
JPH04342136A
JPH04342136A JP14249891A JP14249891A JPH04342136A JP H04342136 A JPH04342136 A JP H04342136A JP 14249891 A JP14249891 A JP 14249891A JP 14249891 A JP14249891 A JP 14249891A JP H04342136 A JPH04342136 A JP H04342136A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resist
film
semiconductor device
oxide film
silicon oxide
Prior art date
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Pending
Application number
JP14249891A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Takeuchi
雅彦 竹内
Kaoru Motonami
薫 本並
Yoshiki Okumura
奥村 喜紀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP14249891A priority Critical patent/JPH04342136A/ja
Publication of JPH04342136A publication Critical patent/JPH04342136A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Local Oxidation Of Silicon (AREA)
  • Element Separation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置の製造工
程のうち、フィールド酸化工程等の2重レジスト塗布を
必要とする半導体装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のCMOSトランジスタのフ
ィールド酸化工程を示す断面図である。図において、1
は例えば1.0 ×1015/cm3 の不純物濃度を
有するP導電型(以下、P型と称す)の単結晶よりなる
半導体基板(以下、基板と称す)、2はP型基板にN型
不純物イオンを例えば1.0 ×1016/cm3 の
濃度に注入して作った例えば4μmの深さを有するN型
ウエル領域(以下、Nウエルと称す)、3はP型基板表
面に例えば950℃,20分の酸化により形成された、
300±30オングスロームの膜厚を有する下敷SiO
2 膜(以下、SiO2 (I) と称す)、4はSi
O2 (I) 3を局所的に酸化して厚いSiO2 の
素子分離層を形成する時のマスクとなるSiN膜(以下
、SiNと称す)、5bは例えばノボラック系のフォト
レジスト(以下、レジスト(I) と称す)、6は例え
ばノボラック系のレジストであり、レジスト(I) 5
bの上部に塗布する2層目のレジスト(以下、レジスト
(II)と称す)、7は例えば50KeV のエネルギ
ーにより素子分離層下の、例えば3000オングストロ
ームの深さに1.0 ×1017/cm3 の濃度で形
成されたチャンネルストッパ層(以下、P+ アイソと
称す)、9は素子分離のためのフィールド分離SiO2
 膜で、例えば950℃,180分の酸化によりSiO
2 (I) 3を酸化させ、例えば5000±500オ
ングストロームの厚さに厚みを増したものである。なお
、この場合、P+ アイソ7には高濃度のボロンが添加
されている。
【0003】次に、図2に示す工程について説明する。 まず、Nウエル2を形成したP型基板1の表面を熱酸化
させ、薄い下敷酸化膜(SiO2 (I))3を形成し
、さらにCVDによりSiN膜4を適当な厚さ(〜10
00オングストローム)で堆積する(図2(a))。次
いで、SiN膜4上にレジスト(I) 5bを塗布し、
パターン転写を行った後、SiN膜4をドライエッチン
グする(図2(b))。
【0004】次いで、レジスト(II)6を塗布し、パ
ターン転写を行う。この時、Nウエルにのみ注入イオン
のマスクをするために、その部分だけにレジスト(II
)6を残しておく(図2(c))。次いで、高密度のB
+ イオンを注入し、P型基板1の分離領域だけにB+
 イオンを打ち込み、P+ アイソ7を形成する(図2
(d))。次いで、レジスト(I) 5b,レジスト(
II)6を両方とも除去し、フィールド酸化したのち、
最後に反応性イオンエッチング(RIE)によりSiN
膜4を除去してフィールド酸化工程が完了する(図2(
e))。
【0005】なお、図2のNウエル2は図3のように形
成する。即ち、Si基板1上にSiN膜11をデポし、
その上にレジスト12を塗布する(図3(a))。次に
現像を行ない、レジストの所要箇所を開口した後、Si
N膜の異方性エッチングを行なって図3(b) の状態
を得る。 次に、リン注入を行ない、レジストを除去して図3(c
) の状態を得、フィールド酸化を行ない、SiN膜を
除去して図3(d) の状態を得る。最後にSiO2 
膜13をエッチングし、リンドライブを行なって注入層
14(=Nウエル2)を形成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体装置の製
造方法は以上のような工程で行われるので、P型基板の
分離領域だけに選択的にイオン注入するためのマスクと
して、レジストを用いていたためにレジストの2重塗布
工程(図2(c))が不可避であった。このため、下部
レジストの最表面がSiN膜ドライエッチの時のプラズ
マにより硬化し、上部レジストとの濡れ性が悪くなり、
塗布むらが起きるという問題点があり、またマスク重ね
合わせずれ等のミスによるやり直しを行うためにはSi
N膜まで剥離しなければならず、工程が煩雑になるとい
う問題点もあった。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、半導体装置の製造工程の中の
レジスト2重塗り工程を回避することのできる半導体装
置の製造方法を得ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体装
置の製造方法は、2重レジスト構造の下部レジストに代
えて、注入イオンを遮蔽できる程度の適当な膜厚のSi
O2 膜を使用するようにしたものである。
【0009】
【作用】この発明における半導体装置の製造方法は、S
iO2 膜が注入イオンを充分に遮蔽するマスクとして
機能し、さらにSiN膜をドライエッチングする時のプ
ラズマ雰囲気中でも安定であるため、レジストとの密着
性も良い。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例による半導体装置の製
造方法を工程順に示す断面図であり、CMOSトランジ
スタのフィールド酸化工程を例にとってその製造方法を
示している。図において、1〜4および7,9は従来の
ものと同じものである。5aはNウエル2をマスクする
ためのレジスト、8はSiO2 膜である。
【0011】次に、図1に示す工程について説明する。 まず、従来例の説明と同じように、Nウエル2を形成し
たP型基板1の表面に下敷SiO2 膜3を形成し、S
iN膜4をその表面に堆積する。さらに、そのSiN膜
4の表面に注入イオンを充分に遮蔽できる程度の厚さ(
〜4000オングストローム)のSiO2 膜8を堆積
する(図1(a))。次いで、SiO2膜8上にレジス
トを塗布し、パターン転写を行った後、SiO2 膜8
,SiN膜4を順次エッチングし、さらにレジストを除
去する(図1(b))。
【0012】次いで、レジスト5aを塗布し、パターン
転写を行う。この時、Nウエル2にのみ注入イオンのマ
スクをするために、その部分だけにレジスト5aを残し
ておく(図1(c))。次いで、従来例と同じようにイ
オン注入によりP+ アイソ7を形成する(図1(d)
)。次いで、レジスト5aを除去し、SiO2 膜8を
エッチングした後、フィールド酸化を行い、最後にSi
N膜4を除去してフィールド酸化工程が完了する(図1
(e))。
【0013】このように、本実施例によれば、2重レジ
スト構造の下部レジストに代えて、注入イオンを遮蔽で
きる程度の適当な膜厚のSiO2 膜を使用するように
したので、SiO2 膜が注入イオンを充分に遮蔽する
マスクとして機能し、さらにこのSiO2 膜はSiN
膜ドライエッチング時のプラズマ雰囲気中でも安定であ
るため、レジストとの密着性も良いものとなる。
【0014】なお、上記実施例では、CMOSトランジ
スタのフィールド酸化工程を例にとって説明したが、他
の半導体装置の同様の工程であってもよく、上記実施例
と同様の効果を奏する。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る半導体装
置の製造方法によれば、レジストを2重に塗布する工程
を避け、下部レジストに代えてSiO2 膜を用いるよ
うにしたので、レジストの下地との密着性が向上し、ま
た、マスク重ね合わせずれ等によるレジスト塗布のやり
直し工程を簡略化できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による半導体装置の製造方
法を示す断面側面図である。
【図2】従来のCMOSトランジスタのフィールド酸化
工程を示す断面側面図である。
【図3】図2のNウエル領域の形成方法を示す断面側面
図である。
【符号の説明】
1    P型シリコン基板 2    Nウエル 3    下敷SiO2 膜 4    SiN膜 5a  レジスト 7    P+ 領域 8    SiO2 膜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  半導体基板上に部分的に不純物イオン
    を注入する、半導体装置の製造方法において、シリコン
    酸化膜をマスクとし、該シリコン酸化膜の堆積していな
    い部分にのみ、選択的に不純物イオンを注入することを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】  半導体基板上に部分的に不純物イオン
    を注入する工程がCMOSトランジスタのフィールド酸
    化工程であることを特徴とする請求項1記載の半導体装
    置の製造方法。
JP14249891A 1991-05-17 1991-05-17 半導体装置の製造方法 Pending JPH04342136A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5328859A (en) * 1993-01-04 1994-07-12 Xerox Corporation Method of making high voltage PNP bipolar transistor in CMOS

Cited By (1)

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