JPH04342131A - ウェハー洗浄装置 - Google Patents

ウェハー洗浄装置

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Publication number
JPH04342131A
JPH04342131A JP14127191A JP14127191A JPH04342131A JP H04342131 A JPH04342131 A JP H04342131A JP 14127191 A JP14127191 A JP 14127191A JP 14127191 A JP14127191 A JP 14127191A JP H04342131 A JPH04342131 A JP H04342131A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicon wafer
particles
electrode
processing
potential
Prior art date
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Pending
Application number
JP14127191A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Shimizu
裕司 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP14127191A priority Critical patent/JPH04342131A/ja
Publication of JPH04342131A publication Critical patent/JPH04342131A/ja
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  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシリコンウェハー洗浄装
置に関し、特に処理槽の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシリコンウェハー洗浄装置は、図
3に示すように処理液3自体に含まれるパーティクル及
びシリコンウェハーを処理する際にシリコンウェハーと
処理液3との反応によって発生するパーティクルを処理
液3中から取り除くため、処理槽1に循環ホース7を取
り付けてある。そしてポンプ10の吸引力により処理液
3がフィルタ8を通り、処理液3中のパーティクルを除
去する。更に処理液3の中のパーティクルを減少させる
方法として、処理槽をオーバーフローさせ、そのオーバ
フローした処理液をフィルターを通して循環させるよう
な構造のシリコンウェハー洗浄装置もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のシリコンウ
ェハー洗浄装置では、処理液中に含まれるパーティクル
の除去に関しては効果的であるが、シリコンウェハーを
処理している最中に、シリコンウェハーと処理液との反
応によって発生したパーティクルは図4に示すように処
理中のシリコンウェハーの電位が−10mV以上になる
と、シリコンウェハー表面に吸着するという問題点があ
った(参考文献:第21回固体素子、材料学会概要集S
−B−8「シリコンウェハー表面のパーティクル付着の
メカニズム」(株)日立製作所  斉藤,太田,渡辺,
岡  1989)。
【0004】また、シリコンウェハーを処理中に処理液
を循環させる場合は、処理液とともにパーティクルが流
動し、ウェハー表面に衝突する確率が上がり、循環させ
ない場合よりシリコンウェハー表面に吸着するパーティ
クル数が増加するという問題点があった。
【0005】本発明の目的は、前記課題を解決したウェ
ハー洗浄装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
、本発明に係るウェハー洗浄装置においては、電極と、
電位供給部とを有し、処理槽の処理液中にウェハーを浸
漬させて処理を行うウェハー洗浄装置であって、電極は
、処理槽の処理液中に設置され、所定の電圧が印加され
て処理液中のパーティクルを吸着するものであり、電位
供給部は、電極にパーティクルの吸着に必要な電圧を印
加するものである。
【0007】
【作用】本発明のウェハー洗浄装置は処理槽に電極を取
り付け、シリコンウェハー処理中にシリコンウェハー表
面の電位以上の電位を電極に与えることによって、処理
液を流動させることなくパーティクルを電極に吸着させ
シリコンウェハー表面上に吸着するパーティクルの数を
少なくしたものである。
【0008】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明する
【0009】(実施例1)図1は、本発明の実施例1を
示す構成図である。
【0010】図において、本実施例では、処理槽1の処
理液3中に電極2が取り付けられており、その電極2は
電位供給装置9、アース6にそれぞれ接続されている。 また処理液2をフィルタリングするために循環ホース7
,フィルタ8及びポンプ10が取り付けられている。
【0011】次に処理槽1でシリコンウェハーを処理す
る際、パーティクルがシリコンウェハー表面上に付着す
るのを防ぐメカニズムを、酸化膜が形成されたシリコン
ウェハーを希弗酸中に浸漬する場合について説明する。 酸化膜が形成されたシリコンウェハーを処理液3(希弗
酸)に浸漬すると、酸化膜は弗酸と反応し、SiF4を
生成する。この作用によって酸化膜はエッチングされ、
基板が露出する。ウェハー表面にシリコンが露出すると
、ウェハー表面上は−10mV以上の電位に帯電する。 表面電位が−10mV以上になると、元来液中に含まれ
るパーティクル及びエッチング作用によって発生したシ
リカ等のパーティクルとウェハー表面とで引力が働き、
パーティクルがウェハー表面に吸着してしまう。
【0012】そこで、処理槽1に電極2を取り付け、そ
の電極2にシリコンウェハーが帯びている電位より高い
電位、例えば10mVの電位を与える。電極材料として
は、ドーパント濃度を濃くし伝導率を高くしたシリコン
などが考えられる。パーティクルの吸着数は表面電位と
比例関係にあるため、シリコンウェハー表面の電位より
強い電位を帯びた電極2に大半のパーティクルは吸着し
てしまい、シリコンウェハー表面に吸着するパーティク
ル数を大幅に減少させることができる。更にシリコンウ
ェハーの処理が終了し、処理槽1から引き上げた後には
電極2の電位を処理中とは逆に−10mV以下にし、電
極2に吸着しているパーティクルを液中に分散させる。 そして処理液3(希弗酸)を循環しフィルタ8を通すこ
とによって液中に分散したパーティクルを除去する。こ
の一連の作業によって次のシリコンウェハーを処理する
際、電極2のパーティクル吸着能力を低下させず、シリ
コンウェハーへのパーティクル吸着防止効果を維持する
ことができる。
【0013】このようにして、デバイスの歩留りに直接
影響を及ぼすパーティクルを大幅に除去することによっ
て、歩留りを向上させることができる。
【0014】また今回の実施例では酸化膜を希弗酸でエ
ッチングする際のメカニズムを利用して本発明を説明し
たが、他の膜種,処理液の場合でも同様の効果が得られ
る。
【0015】(実施例2)図2は、本発明の実施例2を
示す構成図である。本実施例の構成は実施例1と同様で
あるが、電極2が処理槽1に固定されておらず、上下に
移動可能な構造となっている。
【0016】実施例1の構造では、シリコンウェハーと
処理液とが反応した際に発生したパーティクルとシリコ
ンウェハーとの距離は、パーティクルと電極2との距離
に比べてかなり短いので、電極2の電位を強めても、完
全にはパーティクルを吸着しきれず、発生パーティクル
数の10%程度はシリコンウェハー表面に吸着してしま
う。そこで、実施例2では、電極2がウェハー間に位置
するような構造となっている。
【0017】次に処理動作について説明する。シリコン
ウェハー5を収納したキャリア4を処理液3に浸漬する
直前の位置で停止させる。次に処理槽1の上方に待機さ
せていた電極2を降ろし、シリコンウェハー5の間に来
たときにキャリア4と電極2を同時に処理液3へ浸漬さ
せる。この際、電極2には0mV以上の電位をかけてお
く。そして、シリコンウェハー5の処理が終了し、キャ
リア4を処理液3から引き上げる際、電極2も同時に引
き上げる。
【0018】実施例2ではシリコンウェハー5と処理液
3とが反応した際に発生するパーティクルと電極2との
距離が実施例1に比べ、近くなっているため、シリコン
ウェハー5の表面に吸着するパーティクルを発生パーテ
ィクルの2%以下に抑えることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、図
5のデータに示すように、従来の洗浄装置でシリコンウ
ェハー表面上に500個程度パーティクルが吸着する条
件で本発明のシリコンウェハー洗浄装置を使用した場合
、実施例1では150個程度に、実施例2では10個程
度に抑えることができ、半導体装置の歩留りが大幅に向
上するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す構成図である。
【図2】本発明の実施例2を示す構成図である。
【図3】従来例を示す構成図である。
【図4】シリコンウェハー表面電位と吸着するパーティ
クル数の関係を示す図である。
【図5】本発明によるシリコンウェハー表面へのパーテ
ィクル吸着防止効果を示す図である。
【符号の説明】 1  処理槽 2  電極 3  処理液 4  キャリア 5  シリコンウェハー 6  アース 7  循環ホース 8  フィルタ 9  電位供給装置 10  ポンプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  電極と、電位供給部とを有し、処理槽
    の処理液中にウェハーを浸漬させて処理を行うウェハー
    洗浄装置であって、電極は、処理槽の処理液中に設置さ
    れ、所定の電圧が印加されて処理液中のパーティクルを
    吸着するものであり、電位供給部は、電極にパーティク
    ルの吸着に必要な電圧を印加するものであることを特徴
    とするウェハー洗浄装置。
JP14127191A 1991-05-17 1991-05-17 ウェハー洗浄装置 Pending JPH04342131A (ja)

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JP14127191A JPH04342131A (ja) 1991-05-17 1991-05-17 ウェハー洗浄装置

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JPH04342131A true JPH04342131A (ja) 1992-11-27

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ID=15288013

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JP14127191A Pending JPH04342131A (ja) 1991-05-17 1991-05-17 ウェハー洗浄装置

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JP (1) JPH04342131A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012256655A (ja) * 2011-06-07 2012-12-27 Fujitsu Semiconductor Ltd 基板処理方法、基板処理装置及び半導体装置の製造方法
WO2020230529A1 (ja) * 2019-05-15 2020-11-19 株式会社カネカ 素子の製造方法

Cited By (3)

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JP2012256655A (ja) * 2011-06-07 2012-12-27 Fujitsu Semiconductor Ltd 基板処理方法、基板処理装置及び半導体装置の製造方法
WO2020230529A1 (ja) * 2019-05-15 2020-11-19 株式会社カネカ 素子の製造方法
JPWO2020230529A1 (ja) * 2019-05-15 2021-12-23 株式会社カネカ 素子の製造方法

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