JPH0434173A - 外装用化粧材およびその製造方法 - Google Patents

外装用化粧材およびその製造方法

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JPH0434173A
JPH0434173A JP14030890A JP14030890A JPH0434173A JP H0434173 A JPH0434173 A JP H0434173A JP 14030890 A JP14030890 A JP 14030890A JP 14030890 A JP14030890 A JP 14030890A JP H0434173 A JPH0434173 A JP H0434173A
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Masashi Toyoizumi
豊泉 正史
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】 本発明は、絵柄をもった外装用基材上に関し、その製造
方法をも包含する。 [従来の技術] 建物などの外装は、塗料の吹きつけによって行なうこと
が多いが、工期短縮の要請や環境への配慮から、乾式1
法が採用される傾向が強くなっている。 この目的のた
め、石膏スラグボードのような外装用の無機質基材に塗
料を塗布した化粧材が使用されるようになった。 しかしこの化粧材は、単色で−様な面をもつだけである
。 用途によってはこれでは不満足であり、美麗な意匠
を施した化粧材か要求されている。 [発明が解決しようとする課題1 本発明の目的は、上記の要求にこたえ、任意の絵柄のあ
る美麗な外観をもった外装用基材上と、その製造方法を
提供することにおる。 [課題を解決するための手段] 本発明の外装用基材上は、図面に示すように、板状基材
(11)の表面を防水性目止め材(12)で処理した外
装用基材(1)上に、合成樹脂の中間層(2)、プライ
マー層(3)、絵柄印刷層(4〉および耐候性合成樹脂
の表面保護層(5)を順に設けてなる。 板状基材の裏面にも防水性目止め材を施し、中間層と同
じ樹脂層(6)を設けると、製品の平面性が保てる上に
防水性が高くなり好ましい。 端面にも同様な処理をす
れば、防水性が十分に得られてざらに好ましい。 上記の外装用基材上を製造する本発明の方法は、板状基
材の表面を防水性目止め材で処理して外装用基材を用意
し、その上に、プライマーと同種または近縁の合成樹脂
の塗料を塗布、乾燥し、表面を研摩して中間層を形成し
、プライマー塗料を塗布し加熱して、流動性はないが完
全には乾燥してないプライマー層を形成し、そこへ転写
シートを当て加熱加圧した後に転写台紙を剥離して絵柄
印刷層を転写し、ついで耐候性にすぐれた合成樹脂の塗
料を塗布、乾燥して表面保護層を形成することからなる
。 中間層の形成に当って、塗料の塗布および研摩は、必要
により2回またはそれ以上性なう。 通常は2回行なう
ことか好ましく、かつそれて足りる。 本発明に使用する板状基材は、外装材の製造に使用され
ているものの中から任意にえらぶことかできる。 例を
あげると、石膏ボート、石膏スラグボードなどの石膏系
板材、カラス繊維強化コンクリート板、軽量発泡コンク
リート板、中空押し出しセメント板なとのセメント系板
材、ケイ酸カルシウム板、素焼きの陶磁器板である。 防水性目止め材は、湿気硬化型ウレタン樹脂、常湿硬化
ウレタン樹脂、アクリル−ウレタン樹脂か好ましく、そ
のほかにアクリル系エマルションやアクリル−酢酸ビニ
ル系エマルションなどの水性弾性塗料でもよい。 中間層およびプライマー層に用いる合成樹脂は、防水性
目止め材および絵柄印刷層のインキビヒクルを考慮して
えらぶ。 たとえば、防水性目止め材にウレタン樹脂系
のものを使用し、アクリル樹脂系のインキで印刷した絵
柄を転写しようとする場合は、アクリル樹脂とウレタン
樹脂との混合物を使用すればよい。 中間層とプライマ
ー層を同種の樹脂で形成する必要はないが、相互に強固
(こ接着する材料を使用すべきことはいうまでもない。 これらの層を形成するための塗布手段は、フローコート
、ナイフコート、ロールコートなど既知の手段でよい。  乾燥は、熱風を利用する方法、遠赤外線を利用する方
法など任意でおる。 研摩は、微細な砥粒を布に付着させたサンドクロスなど
を使用する。 絵柄印刷層を設けるための転写は、適宜の転写シート、
たとえば二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム
を代表とする転写台紙上に、必要ならば剥離層を形成し
、その上に所望の絵柄を印刷したものを用い、既知の技
術に従って行なえばよい。 表面保護層を形成する耐候性にすぐれた合成樹脂とは、
たとえばフッ素樹脂、アクリル樹脂、アグリルシリコー
ン樹脂のような二液硬化型の樹脂である。 紫外線吸収
剤を添加して耐候性を高めることは、推奨される態様で
ある。 紫外線吸収剤は市販品の中からえらべばよい。  表面保護層の形成も、前記と同様な手段によって行な
えばよい。 外装用基材の裏面や端面に合成樹脂層を設
ける場合の塗布、乾燥手段も前記と同様でおる。 この樹脂層は、プライマー層よりさきに形成しておくこ
とが、製造工程上都合がよい。 [作 用] 本発明の外装用基材上は、防水性目止め材で処理するこ
とにより、防水性を確保するとともに平滑な中間層を得
ることを容易にし、かつ平滑な面をもつ中間層を設けた
ことにより、その上に絵柄印刷層を設けることが可能に
なった。 中間層の存在は、ざらに防水性を向上させる
。 本発明の製造方法は、防水性目止め材の上に中間層を形
成することにより、面の平滑性を高めた。 とくに中間層を二度塗りする好ましい態様において、こ
の効果が高い。 −度目の塗膜形成と犬まかな表面研摩
により基材表面の大部分の凹凸かなくなるか、この上に
直接プライマーを塗布すると残った凹凸かあられれてし
まうので、ざらに第二の塗膜を形成して仕上げの研摩を
行なう。 これにより凹凸が、視認できない程度まで小
さくなる。 プライマー層を完全に乾燥させないうちに転写を行なう
のは、いうまでもなく絵柄印刷層との接着を強固なもの
にするためである。 本発明の工程を採用することにより、プライマー層、絵
柄印刷層および表面保護層の界面に凹凸がほとんどなく
、各層間が強固に接着し、防水性が高く美麗な外観をも
つ外装用基材上が得られる。 【実施例1 一辺が30.3cmの正方形(すなわち尺角)で厚さが
1.2ctnの繊維強化15青スラグボードの表面、裏
面および端面に、湿気硬化型ウレタン樹脂系の防水性目
止め材「Vセラン#100j  (大日本塗料製)を、
乾燥時の塗布量が107/尺角となるようにフローコー
ターで塗布し、熱風乾燥することによって防水処理した
外装用基材を用意した。 上記基材の両面に、アクリル樹脂とウレタン樹脂を含む
サーフエサ−r400G△」 (大日本塗料製)を、塗
布量かそれぞれ209/尺角となるようにフローコータ
ーで塗布し、熱風で乾燥した。 基材の一方の面の塗膜の表面を、ワイドベルトサンダー
#180および#240で順次研摩した。 その上に再び同様な塗膜を形成し、ワイドベルトサンダ
ー#240および#320で順次研摩することにより表
面仕上げして、中間層を設けた。 この中間層の上に、アクリル樹脂−ウレタン樹脂系プラ
イマー「コニタン220J  (大阪ワニス製)を、塗
布量が10g/尺角となるようにフローコートした。 
70’Cの熱風を5分間光てて、プライマー層をバーフ
キ1アの状態にした。 2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフイルム[ダイヤ
ホイルS#25j  (ダイヤホイル製)を転写台紙と
し、その上にアクリル樹脂と塩ビー酢ビ共重合体との混
合物をビヒクルとしたインキで抽像柄を印刷した転写シ
ートを用意し、上記ハーフキュアしたプライマー層に重
ね、温度145°C1圧力5 K!j/ crtrでロ
ール転写し、台紙を剥離して絵柄印刷層を設けた。 その上にヘンシトリアゾン系紫外線吸収剤「チヌビン9
00j(チバカイキー製)を含有するフッ素樹脂rL−
1070−ルJ (大阪ワニス製)を、塗布量か159
/尺角となるようにフローコーターて、本発明の外装用
基材上を得た。 [発明の効果1 本発明により、任意の絵柄をそなえた、外観美麗で高い
防水性をもつ外装用基材上が実現した。 この化粧材は軟式1法による建築に広く使用でき、建築
物の意匠を豊富にする。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の外装用基材上の好ましい態様を説明す
るための模式的な断面図でおる。 1・・・外装用基材 11・・・板状基材    12・・・防水性目止め材
2・・・中間層      3・・・プライマー層4・
・・絵柄印刷層    5−・・表面保護層6・・・樹
脂層 特許出願人   大日本印刷株式会社 代理人  弁理士  須 賀 総 夫

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)板状基材の表面を防水性目止め材で処理した外装
    用基材上に、合成樹脂の中間層、プライマー層、絵柄印
    刷層および耐候性合成樹脂の表面保護層を順に設けてな
    る外装用化粧材。
  2. (2)防水性目止め材として湿気硬化型ウレタン塗料を
    、プライマーとしてアクリル樹脂塗料を、耐候性合成樹
    脂としてフッ素樹脂、アクリル樹脂、またはアクリル−
    シリコン樹脂に紫外線吸収剤を加えたものをそれぞれ使
    用した請求項1の外装用化粧材。
  3. (3)外装用基材の裏面にも中間層と同じ合成樹脂の層
    を設けた請求項1の外装用化粧材。
  4. (4)板状基材の表面を防水性目止め材で処理して外装
    用基材を用意し、その上に、プライマーと同種または近
    縁の合成樹脂の塗料を塗布、乾燥し、表面を研摩して中
    間層を形成し、プライマー塗料を塗布し加熱して、流動
    性はないが完全には乾燥してないプライマー層を形成し
    、そこへ転写シートを当て加熱加圧した後に転写台紙を
    剥離して絵柄印刷層を転写し、ついで耐候性にすぐれた
    合成樹脂の塗料を塗布、乾燥して表面保護層を形成する
    ことからなる外装用化粧材の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007283986A (ja) * 2006-04-19 2007-11-01 Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd 油圧式車軸駆動装置
JP2010209585A (ja) * 2009-03-10 2010-09-24 Assist:Kk 壁材及び壁材を用いた施工方法
JP2018144359A (ja) * 2017-03-06 2018-09-20 アイカテック建材株式会社 化粧板

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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